米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 家具 -> 株式会社岡村製作所

発明の名称 ボードスタンド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20655(P2007−20655A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−203681(P2005−203681)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 長光 諭司
要約 課題
ボードの下端部が消しかすで汚れることがなく、ボードの装着構造も簡単で、ボード装着の作業性が良好なボードスタンドを提供する。

解決手段
前面を筆記可能面としたボード2を、着脱自在に装着しうるようにしたボード装着枠3の下端を、支持脚4、5により支持し、ボード装着枠3の下部前面に、左右方向を向く粉受け部材11を設けたボードスタンドにおいて、粉受け部材11の上面の粉受け面18の後部に、この粉受け面18より上方に突出し、ボード2の下端面が当接されるボード受け部材19を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
前面を筆記可能面としたボードを、着脱自在に装着しうるようにしたボード装着枠の下端を、支持脚により支持し、前記ボード装着枠の下部前面に、左右方向を向く粉受け部材を設けたボードスタンドにおいて、
前記粉受け部材の上面の粉受け面の後部に、この粉受け面より上方に突出し、前記ボードの下端面が当接されるボード受け部材を設けたことを特徴とするボードスタンド。
【請求項2】
ボード受け部材の上面を、ボードの下端面と補形をなすようにし、かつ、ボード受け部材の前後寸法を、ボードの下端部の厚さとほぼ等しくしたことを特徴とする請求項1記載のボードスタンド。
【請求項3】
粉受け部材を、ボード装着枠に取り付けられて前方に突出する板金製の粉受け本体と、この粉受け本体の上面と前端部とを覆うように粉受け本体に取り付けられた合成樹脂製の粉受けカバーとにより構成し、前記粉受けカバーに、ボード受け部材を一体に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のボードスタンド。
【請求項4】
ボード装着枠の上部前面に、ボードの上端面を弾圧保持する上下方向に弾性変形可能な保持部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボードスタンド。
【請求項5】
ボード装着枠とボードとの対向面のいずれか一方に磁石を、かつ他方に前記磁石に吸着される磁性板を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のボードスタンド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記可能のボードを着脱自在に支持するようにしたボードスタンドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ホワイトボード等の筆記用のボードを、支持脚を備えたスタンドに着脱自在に支持するようにした筆記ボード家具は種々提案されている。この種の筆記ボード家具において、筆記可能面の下方に、筆記面上の文字等を消した際に発生する消しかすを受ける粉受け部材(トレーを含む)を設けたものがある。この粉受け部材は、ボードの下端にボードと一体に構成したもの(例えば、特許文献1参照)、あるいは、ボードとは別体にしたもの(例えば、特許文献2参照)がある。
【特許文献1】実公平3−47909号公報
【特許文献2】特開2003−89296号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載されているように、粉受け部材がボードと一体に構成されているものは、全体としてコスト高になるばかりでなく、荷扱いもよくないため、特許文献2に記載されているように、粉受け部材をボードとは別体にすることが多い。
【0004】
しかし、粉受け部材をボードとは別体にした構造のものは、粉受け部材に溜まった消しかすが、ボードの下端部に付着しやすく、これによりボード下部が汚れるという問題がある。
【0005】
また、従来は、粉受け部材とは別に、ボードスタンドへのボードの装着手段を設ける必要があるため、構成が複雑になりコスト高になるとともに、ボード装着の作業性もよくないという問題もある。
【0006】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ボードの下端部が消しかすで汚れることがなく、ボードの装着構造も簡単で、ボード装着の作業性が良好なボードスタンドを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)前面を筆記可能面としたボードを、着脱自在に装着しうるようにしたボード装着枠の下端を、支持脚により支持し、前記ボード装着枠の下部前面に、左右方向を向く粉受け部材を設けたボードスタンドにおいて、前記粉受け部材の上面の粉受け面の後部に、この粉受け面より上方に突出し、前記ボードの下端面が当接されるボード受け部材を設ける。
【0008】
(2)上記(1)項において、ボード受け部材の上面を、ボードの下端面と補形をなすようにし、かつ、ボード受け部材の前後寸法を、ボードの下端部の厚さとほぼ等しくする。
【0009】
(3)上記(1)または(2)項において、粉受け部材を、ボード装着枠に取り付けられて前方に突出する板金製の粉受け本体と、この粉受け本体の上面と前端部とを覆うように粉受け本体に取り付けられた合成樹脂製の粉受けカバーとにより構成し、前記粉受けカバーに、ボード受け部材を一体に設ける。
【0010】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、ボード装着枠の上部前面に、ボードの上端面を弾圧保持する上下方向に弾性変形可能な保持部材を設ける。
【0011】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、ボード装着枠とボードとの対向面のいずれか一方に磁石を、かつ他方に前記磁石に吸着される磁性板を設ける。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明によると、粉受け面より上方に突出するボード受け部材の上端面が、ボードの下端面に当接するので、粉受け面に溜まった消しかすに、ボード下端部が接触することがなくなり、ボード下端部が消しかすで汚れることを防止できるとともに、ボード受け部材がボード支持機能を兼ねているため、ボード装着枠へのボードの装着構造が簡略化され、ボード装着の作業性も良好である。
【0013】
請求項2記載の発明によると、ボード受け部材の上面にボードの下端面が密接するので、ボードの下端面とボード受け部材の上面との間に消しかすが進入するおそれをなくすことができ、またボードとボード受け部材の前面が同一平面となるので、ボードの収まり具合がよくなる。
【0014】
請求項3記載の発明によると、板金製の粉受け本体を覆う合成樹脂製の粉受けカバーにボード受け部材を一体に設けてあるので、ボード受け部材を、粉受けカバーとともに、合成樹脂材料により簡単に形成することができるとともに、板金製の粉受け本体の尖った先端部が、合成樹脂製の粉受けカバーで保護されるので、安全性が向上する。
【0015】
請求項4記載の発明によると、ボードの上端面を、保持部材により弾圧保持することにより、下部のボード受け部材と協働して、ボードを上下から把持することができ、ボードの脱落を確実に防止することができる。
【0016】
請求項5記載の発明によると、ボードを、ボード装着枠に磁気吸着させることにより、より確実にボードをボード装着枠に保持させることができ、それによって、ボードの筆記面を安定させ、筆記し易くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のボードスタンドに、想像線で示すボードを装着した状態を示す正面図、図2は、同じく、側面図、図3は、図1のIII−III線拡大縦断側面図、図4は、図3のIV−IV線矢視図である。
【0018】
図1および図2において、(1)はボードスタンド、(2)は、それに装着した、ホワイトボード等の筆記用のボードである。このボード(2)は、前面が筆記可能面となっている。
ボードスタンド(1)は、ボード(2)を前面に着脱自在に装着するようにしたボード装着枠(3)と、このボード装着枠(3)の下端に、前下方を向く左右1対の前脚(4)(4)と、この両前脚(4)(4)より内方の部分に固着されて、後下方に向かって延出するとともに、平面視において後方に向かって互いに内向きに傾斜する左右1対の後脚(5)(5)とを備えている。
【0019】
管材を、正面視下向きコ字状に折曲することにより、後傾する左右1対の縦杆(6)(6)と、その上端部同士を連結する左右方向を向く横杆(7)とを形成し、左右の縦杆(6)(6)の中間部同士を、下部連結部材(8)(図3および図4参照)によりそれぞれ連結することによって、左右の縦杆(6)(6)における下部連結部材(8)より上方の部分により、ボード装着枠(3)が形成され、また左右の縦杆(6)(6)における下部連結部材(8)より下方の部分により、上記した左右1対の前脚(4)(4)が形成されている。
【0020】
横杆(7)と下部連結部材(8)との間における左右の縦杆(6)(6)の中間部には、外向き屈曲部(6a)が、平面視において斜め後方に向かって拡開するように形成され、その中央部に、グリップ(6b)が設けられている。
【0021】
図3および図4に示すように、後脚(5)(5)の上端にはエンドキャップ(9)が嵌合固着され、このエンドキャップ(9)上に側面視ほぼU字状の支持片(10)が固着されている。
下部連結杆(8)は、角管状のもので、その両側下部には、上記支持片(10)が下方より嵌合され、かつ上方より、後述する粉受け部材(11)の取付部(16)が嵌合された状態で、それらを上下方向に貫通する止めねじ(12)の下端部を、エンドキャップ(9)に設けた上下方向を向くねじ孔(9a)に螺合して締め付けることにより、後脚(5)(5)と、下部連結杆(8)と、粉受け部材(11)とが、互いに固着されている。
【0022】
横杆(7)よりわずかに下方の左右の縦杆(6)(6)間には、左右方向を向く鉄板等の磁性体からなる上部連結部材(13)が架設されており、この上部連結部材(13)と、磁性体からなる粉受け部材(11)における取付部(16)の前片(16a)に、筆記ボード(2)の後面における上下部の両側部に設けられた磁石(14)が吸着することにより、ボード装着枠(3)の前面に、筆記ボード(2)が強力に保持されるようになっている。
【0023】
なお、上部連結部材(13)および取付部(16)の前片(16a)に磁石を取り付け、それにより、磁石または磁性体としたボード(2)の後面を吸着する構成としてもよい。
【0024】
前脚(4)および後脚(5)の下端には、キャスタ(15)がそれぞれ装着されている。したがって、縦杆(6)のグリップ(6b)を持って、ボードスタンド(1)を、筆記ボード(2)を装着したままの状態で、軽力で自由に移動させることができる。
【0025】
ボード装着枠(3)の下部前面に、左右方向を向く粉受け部材(11)が取り付けられている。この粉受け部材(11)は、前方に突出する板金製の粉受け本体(11a)と、この粉受け本体(11a)を覆う合成樹脂製の粉受けカバー(11b)とにより構成されている。
【0026】
粉受け本体(11a)は、後部に下向きコ字状の取付部(16)と、この取付部(16)の前片(16a)の下端から前方に突出する突出部(17)とからなっている。取付部(16)を下部連結杆(8)と支持片(10)に上から嵌合させ、上記のように止めねじ(12)をエンドキャップ(9)にねじ込むことにより、粉受け本体(11a)はボード装着枠(3)の下部前面に取り付けられている。粉受けカバー(11b)は、粉受け本体(11a)の前端部から上面にかけて覆うもので、粉受けカバー(11b)の上面を粉受け面(18)としている。
【0027】
この粉受け面(18)の後部には、粉受け面(18)より上方に突出する左右方向を向くボード受け部材(19)が、一体的に設けられている。粉受け本体(11a)と粉受けカバー(11b)とは、止めねじ(20)をもって固定されている。ボード受け部材(19)の上面には、ボード装着枠(3)に装着されたボード(2)の下端面が当接されるようになっている。
ボード受け部材(19)の上面は、側面視下向き凸形円弧状としたボード(2)の下端面と補形をなすように凹んだ弧状面(19a)をなし、かつ、ボード受け部材(19)の前後寸法は、ボードの下端部の厚さとほぼ等しくしている。
【0028】
したがって、粉受け面(18)より上方に突出するボード受け部材(19)の上端面が、ボード(2)の下端面に当接するので、粉受け面(18)に溜まった消しかすが、ボード(2)の下端部に接触することがなくなり、ボード(2)の下端部が消しかすで汚れることを防止できるとともに、ボード受け部材(19)がボード支持機能を兼ねているため、ボード装着枠(3)へのボード(2)の装着構造が簡略化され、またボード(2)の装着作業性もよくなる。
【0029】
図3に示すように、ボード装着枠(3)における上部連結部材(13)には、ボードの上端面を弾圧保持する、上下方向に弾性変形可能な保持部材(21)が設けられている。この保持部材(21)の前端部には、下向きの係止突片(21a)が形成されており、保持部材(21)の後端部は、上部連結部材(13)に止めねじ(22)をもって固着されている。
【0030】
ボード(2)を装着する際は、ボード(2)の上端面を、係止突片(21a)の内側に挿入し、ボード(2)により保持部材(21)を上方に押し上げて、弾性変形させた状態で、ボード(2)の下端面を、ボード受け部材(19)の上面に載せる。
【0031】
または、ボード(2)の下端面をボード受け部材(19)の弧状面(19a)に載せた状態で、保持部材(21)を、手で上方に弾性変形させつつ、ボード(2)の上端部を、保持部材(21)の下方において、後方に押し込む。
その後、保持部材(21)から手を離すと、ボード(2)は、保持部材(21)の下面と、ボード受け部材(19)の弧状面(19a)とにより、上下から弾圧把持されるとともに、ボード(2)の後面の磁石(14)が、磁性体である上部連結部材(13)および取付部(16)に吸着することにより、ボード(2)は、ボード装着枠(3)の前面に確実に保持される。
【0032】
上記実施形態では、粉受けカバー(11b)により、粉受け本体(11a)を覆う構造としたが、粉受けカバー(11b)を省略することもできる。この場合は、単体のボード受け部材(19)を、粉受け本体(11a)の後端部上面に取り付ければよい。
また、磁石(14)による吸着手段は用いず、ボード受け部材(19)と保持部材(21)だけで、ボード(2)を保持するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施形態であるボードスタンドに、想像線で示すボードを装着した状態を示す正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大縦断側面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【符号の説明】
【0034】
(1)ボードスタンド
(2)ボード
(3)ボード装着枠
(4)前脚
(5)後脚
(6)縦杆
(6a)外向き屈曲部
(6b)グリップ
(7)横杆
(8)下部連結部材
(9)エンドキャップ
(9a)ねじ孔
(10)支持片
(11)粉受け部材
(11a)粉受け本体
(11b)粉受けカバー
(12)止めねじ
(13)上部連結部材
(14)磁石
(15)キャスタ
(16)取付部
(16a)前片
(17)突出部
(18)粉受け面
(19)ボード受け部材
(19a)弧状面
(20)止めねじ
(21)保持部材
(21a)係止突片
(22)止めねじ




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013