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発明の名称 棚板の仕切構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6943(P2007−6943A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−188018(P2005−188018)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 廣瀬 佳伸 / 菅原 正
要約 課題
棚板上面を左右に区画する前後方向の仕切板を薄くすることにより、棚板上面の商品陳列量を増やすことができるとともに、仕切板が左右にぐらつくのを簡単な構成で抑え、商品が滑らかに滑動できるようにする。

解決手段
棚板6の上面に設けた前後1対の挿入孔7に、仕切板9の下端前後部に下向き突設した前後1対の挿入突片13を嵌合することにより、仕切板9を棚板6上に起立状態で保持してなる棚板6の仕切構造において、挿入突片13と挿入孔7とのいずれか一方を、仕切板9が取り付けられた前後方向の向きに対して、水平方向に傾斜させて設け、挿入突片13の前後の端部が、挿入孔7の左右の互いに対向する側縁に、挿入突片13の弾性撓みを伴うねじり戻し力をもって圧接するようにする。
特許請求の範囲
【請求項1】
棚板の上面に設けた前後1対の挿入孔に、仕切板の下端前後部に下向き突設した前後1対の挿入突片を嵌合することにより、仕切板を棚板上に起立状態で保持してなる棚板の仕切構造において、
挿入突片と挿入孔とのいずれか一方を、仕切板が取り付けられた前後方向の向きに対して、水平方向に傾斜させて設け、挿入突片の前後の端部が挿入孔の左右の互いに対向する側縁に、挿入突片の弾性撓みを伴うねじり戻し力をもって圧接するようにしたことを特徴とする棚板の仕切構造。
【請求項2】
挿入突片を挿入孔へ嵌合する前における、仕切板が取り付けられる前後方向の向きに対する挿入突片または挿入孔の傾斜角度を、挿入突片を挿入孔へ嵌合した後のものより大としておくことにより、挿入孔に嵌合した挿入突片に、ねじり戻し力を付与するようにしたことを特徴とする請求項1記載の棚板の仕切構造。
【請求項3】
棚板の前後部に、複数の挿入孔が左右方向に等間隔をもって並ぶ前後2列の挿入孔列を、左右方向に2分の1ピッチずつずらせて、千鳥状としたことを特徴とする請求項1記載の棚板の仕切構造。
【請求項4】
挿入突片を、前後方向に延びる仕切板本体に対して、水平方向に所定角度ねじ曲げ加工して形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の棚板の仕切構造。
【請求項5】
挿入突片のねじ曲げの角度を、先端から基端側に近づくに従って大きくなるようにしたことを特徴とする請求項4記載の棚板の仕切構造。
【請求項6】
前後2列の挿入孔にそれぞれ挿入される前後の挿入突片を、同方向にねじ曲げ加工したことを特徴とする請求項5記載の棚板の仕切構造。
【請求項7】
前後2列の挿入孔にそれぞれ挿入される前後の挿入突片を、互いに逆方向にねじ曲げ加工したことを特徴とする請求項5記載の棚板の仕切構造。
【請求項8】
仕切板本体の左右の側面に、前後方向に延びるリブを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の棚板の仕切構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、棚板上面を、仕切板により左右方向に仕切る棚板の仕切構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、前方下向きに傾斜させた棚板上に、缶ビールやペットボトル等の商品を、横向き、あるいは縦向きに多数並べて載置し、最前位の商品を取り出したときに、後位に並ぶ商品群が、それぞれ前位に滑動するようにしたスライド式の商品陳列棚は、公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、前方下向きに傾斜させた棚板に載置される商品群の最前位の商品の前方に、左右方向の水平杆を架設するとともに、棚板上面を左右に区画する前後方向の仕切板を、その下端縁を、棚板の上面に多数形成した前後方向の溝条に嵌合させ、かつ、仕切板の前端部より起立させた係止片を水平杆に係着させたスライド棚が記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、棚板に相当する本体ベースに、商品の移動方向と直角に、商品を支持するためのローラを並列して回転自在に架設するとともに、左右に区画する仕切板を設けた商品陳列棚が記載されている。
【特許文献1】実公平7−1016号公報
【特許文献2】特許第3208733号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1および特許文献2に記載されるような、従来の棚板上面を左右に区画する前後方向の仕切板は、左右にぐらつかないようにするために、一定以上の板厚としたり、補助部材を設けたりする必要があった。この仕切構造では、仕切板の板厚が大きいと、棚板上面の商品陳列量が小さくなり、また仕切板と商品との接触面積が大きいと、商品が滑動せずに止まってしまうこともあるという問題がある。
【0006】
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、棚板上面を左右に区画する前後方向の仕切板を薄くすることにより、棚板上面の商品陳列量を増やすことができるとともに、仕切板が左右にぐらつくのを、簡単な構成により、商品が滑らかに滑動できるようにした商品陳列棚における棚板の仕切構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)棚板の上面に設けた前後1対の挿入孔に、仕切板の下端前後部に下向き突設した前後1対の挿入突片を嵌合することにより、仕切板を棚板上に起立状態で保持してなる棚板の仕切構造において、挿入突片と挿入孔とのいずれか一方を、仕切板が取り付けられた前後方向の向きに対して、水平方向に傾斜させて設け、挿入突片の前後の端部が挿入孔の左右の互いに対向する側縁に、挿入突片の弾性撓みを伴うねじり戻し力をもって圧接するようにする。
【0008】
(2)上記(1)項において、挿入突片を挿入孔へ嵌合する前における、仕切板が取り付けられる前後方向の向きに対する挿入突片または挿入孔の傾斜角度を、挿入突片を挿入孔へ嵌合した後のものより大としておくことにより、挿入孔に嵌合した挿入突片に、ねじり戻し力を付与するようにする。
【0009】
(3)上記(1)項において、棚板の前後部に、複数の挿入孔が左右方向に等間隔をもって並ぶ前後2列の挿入孔列を、左右方向に2分の1ピッチずつずらせて、千鳥状とする。
【0010】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、挿入突片を、前後方向に延びる仕切板本体に対して、水平方向に所定角度ねじ曲げ加工して形成する。
【0011】
(5)上記(4)項において、挿入突片のねじ曲げの角度を、先端から基端側に近づくに従って大きくなるようにする。
【0012】
(6)上記(5)項において、前後2列の挿入孔にそれぞれ挿入される前後の挿入突片を、同方向にねじ曲げ加工する。
【0013】
(7)上記(5)項において、前後2列の挿入孔にそれぞれ挿入される前後の挿入突片を、逆方向にねじ曲げ加工する。
【0014】
(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、仕切板本体の左右の側面に、前後方向に延びるリブを設ける。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によれば、仕切板の挿入突片を、棚板の挿入孔に、単に挿入するだけで、挿入突片が挿入孔内周面に弾性力をもって圧接され、この圧接により、仕切板は、棚板に対して左右にぐらつくことなく、安定して、簡単に取り付けられる。したがって、棚板に対する仕切板の取り付けが簡単になる。また、板厚を大きくしたり、補助部材を設けたりする必要もなく、小さな仕切板を使用して商品との接触面積を小さくすることができるので、商品の滑動を滑らかに行わせることができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、一方の挿入突片を、挿入孔へ、向きを揃えて挿入した後、仕切板を、上記挿入部分を中心として、本来の前後方向を向く位置まで回動させ、その状態で、他方の挿入突片を別の挿入孔へ嵌合することにより、一方の挿入突片が挿入孔の側縁に当接して、ねじ曲げられ、そのとき、挿入突片に、弾性撓みを伴う大きなねじり戻し力が得られる。このねじり戻し力により、上記挿入突片と挿入孔との間に大きな圧接力が得られ、仕切板をぐらつくことのないようにして強固に取り付けることができる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、挿入突片を嵌合する挿入孔の列を異ならせることにより、仕切板の左右方向の位置を微調節することができる。1列の挿入孔列で、同様の微調節ができるようにすると、挿入孔間の寸法が小となり、棚板の強度が低下するが、この発明によると、棚板の強度を低下させることなく、微調節することができる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、仕切板の挿入突片を棚板の挿入孔に単に挿入するだけで挿入突片が挿入孔内周面に弾性当接される構造を、挿入突片を、前後方向に延びる仕切板本体に対して、水平方向に所定角度ねじ曲げ加工するだけで簡単に実現できる。したがって、この棚板の仕切構造を低コストで実現することができる。
【0019】
請求項5記載の発明によれば、挿入突片のねじ曲げ角度は、先端側の方が小さいから、挿入孔に対して挿入突片の挿入がし易い。また、挿入突片が挿入孔に一度挿入された後は、基端側に近づくに従ってねじ曲げ角度が大きくなっているので、挿入すると徐々に大きな弾性当接力が得られ、より一層ぐらつかないように強固に取り付けることができる。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、仕切板の前後の挿入突片を、同方向にねじ曲げ加工するので、加工が簡単で、かつ、低コストで製作することができる。
【0021】
請求項7記載の発明によれば、仕切板の前後の挿入突片を、逆方向にねじ曲げ加工するので、加工が簡単で、かつ、低コストで製作することができる。
また、多数の仕切板を、前後方向にずらせることなく、左右方向に重ね合わせて収納することができ、運搬に便利である。
【0022】
請求項8記載の発明によれば、リブを設けたことにより、薄い仕切板でも、強度が大きくなるので、薄い仕切板を使用することができる。これにより、区画幅が増加し、陳列量を多くすることができる。また、商品との接触は、リブとの接触になるので、仕切板本体と商品との接触面積が少なくなり、商品の滑動が滑らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の棚板の仕切構造を備える商品陳列棚の一例を示す部分斜視図である。図2〜図7は、その各部の詳細を示す図である。
【0024】
商品陳列棚(100)は、図1に示すように、背面パネル(1)によって連結された左右1対の支柱(2)(2)の前面(2a)に列設された係止孔(3)に、左右1対のブラケット(5)(5)の後端に設けたフック(4)を係止し、この左右のブラケット(5)(5)により、棚板(6)の両側部を支持するようにして構成されている。
【0025】
棚板(6)は、平面視において左右方向に長い四辺形をなし、前後部には、図2に示すように、前後方向に細長く延びる多数の挿入孔(7)を、左右方向に列設してなる挿入孔列が、2列ずつ、すなわち挿入孔列(8a)(8b)と(8c)(8d)が設けられている。挿入孔列(8a)と(8c)、および、挿入孔列(8b)と(8d)は、それぞれ対をなしている。また、前後方向に離れている挿入孔列(8a)と(8c)との間の距離と、挿入孔列(8b)と(8d)との間の距離は、同じである。
【0026】
さらに、図2に示すように、挿入孔列(8a)における挿入孔(7)のピッチと、挿入孔列(8b)における挿入孔(7)のピッチは、互いに2分の1ピッチ分ずつ、左右方向に変位して設けられており、また挿入孔列(8c)における挿入孔(7)のピッチと、挿入孔列(8d)における挿入孔(7)のピッチも、互いに2分の1ピッチ分ずつ、左右方向に変位して設けられている。したがって、平面視において、挿入孔列(8a)と(8b)、および、挿入孔列(8c)と(8d)とは、各々左右方向に対して千鳥状の配置となっている。
【0027】
棚板(6)の上面には、挿入孔列(8a)(8b)(8c)(8d)を用いて複数枚の仕切板(9)が取り付けられ、この仕切板(9)により、棚板(6)の上面を、左右方向に所望の間隔で容易に仕切ることができるようになっている。棚板(6)の前端縁には、落下防止板(10)が設けられており、この落下防止板(10)により、棚板(6)上に載置した缶ビール等の商品群(11)の落下が防止されるようになっている。
【0028】
仕切板(9)は、弾性を有する金属性の薄板材により形成され、棚板(6)のほぼ前後端に亘って配置される長尺の仕切板本体(12)と、この仕切板本体(12)の下端前後部から下向き突設された前後1対の挿入突片(13)(13)とを、一体に有している。なお、各挿入突片(13)は、挿入孔(7)に挿入可能で、また前後の距離は、挿入孔列(8a)と(8c)との間の距離、および、挿入孔列(8b)と(8d)との間の距離とほぼ等しく設定してある。
【0029】
各挿入突片(13)は、図4に示すように、前後方向に向けた仕切板本体(12)に対して、水平方向に角度(α0)だけねじ曲げた状態に加工されている。
【0030】
挿入突片(13)を挿入孔(7)へ嵌合する前におけるこの挿入突片(13)のねじ曲げ角度(α0)は、挿入突片(13)を挿入孔(7)へ嵌合した、仕切板(9)の装着後の仕切板本体(12)に対する挿入突片(13)の傾斜角度(α1)(図7参照)より大としてあり、それによって、挿入突片(13)を、挿入孔(7)に正規に嵌合したとき、挿入突片(13)に大きなねじり戻し力が付与されるようにしてある。
【0031】
図4に示すように、挿入突片(13)(13)は、平面視において、仕切板本体(12)の左右両側から最大、寸法(S1)だけ突出された状態になっている。この寸法(S1)は、挿入孔(7)の図5に示す左右方向の幅(W)よりも大としてある。また、仕切板本体(12)の前後方向の長さ(S2)は、挿入孔(7)の図5に示す前後方向の長さ(L1)よりも小としてある。
【0032】
図2に示すように、仕切板本体(12)の前端から前方の挿入突片(13)までの距離(L2)は、仕切板本体(12)の後端から後方の挿入突片(13)までの距離(L3)より、前後の挿入孔列(8a)(8b)、(8c)(8d)の中心間の距離(L4)だけ大(L2=L3+L2)としてある。
【0033】
これによって、両挿入突片(13)(13)を、図2に召すように、後列の挿入孔列(8a)(8c)に嵌合した状態から、両挿入突片(13)(13)を、前列の挿入孔列(8b)(8d)に嵌合する際に、仕切板本体(12)の前後の向きを反転させることにより、装着後の仕切板(9)の前端(または後端)の位置を、図2図示の状態に揃えることができる。
【0034】
棚板(6)に仕切板(9)を取り付ける場合、仕切板(9)の後側(または前側)の挿入突片(13)の先端を、図6に示すように、後側の挿入孔(7)内に、向きを揃えて挿入する。挿入し終えたら、続いて仕切板(9)の全体を、後側の挿入突片(13)を回動中心として、前後方向を向くまで、水平方向に回動させた後、前側(または後側)の挿入突片(13)を前側の挿入孔(7)に押し込んで嵌合させる。
【0035】
仕切板(9)を水平方向に回動させる途中で、挿入突片(13)の前後の端部が、挿入孔(7)の左右の側縁に当接し、それ以後は、挿入突片(13)は、角度(α0)が小となるように弾性変形させられ、最終的に、仕切板本体(12)に対する傾斜角度が、(α1)となる(図7参照)。
【0036】
このときの挿入突片(13)の弾性撓みを伴うねじり戻し力により、後側の挿入突片(13)は、前後の端部が挿入孔(7)の左右の互いに対向する側縁にそれぞれ弾性当接され、仕切板(9)は、左右にぐらつくことなく、棚板(6)上に起立状態で保持される。
【0037】
前側の挿入突片(13)は、仕切板本体(12)が前後方向を向いた状態で、前側の挿入孔(7)に押し込まれることにより、ねじ曲げ角度(α0)が角度(α1)になるまで弾性変形させられ、そのときのねじり戻し力により、前後の端部が挿入孔(7)の左右の互いに対向する側縁にそれぞれ弾性当接され、仕切板(9)のぐらつきを阻止する。
【0038】
棚板(6)に取り付けた仕切板(9)を取り外す場合は、前後いずれかの挿入突片(13)を挿入孔(7)から上方に引き抜いた後、仕切板(9)を上述と逆う方向に水平回動させると、残りの挿入突片(13)を挿入孔(7)から軽力で引き抜くことができる。さらに、取り外した仕切板(9)は、挿入突片(13)を、挿入する挿入孔(7)を、前のものと異ならせて、また必要に応じて前後の列も異ならせて、前の手順と同様にして装着することにより、左右方向の取付位置を変更して、取り付けることができる。このようにして、挿入突片(13)を挿入する挿入孔(7)を変更して取り付けることにより、仕切板(9)によって区画される、1区画における左右方向の幅を、2分の1ピッチずつ、簡単に微調節することができる。
【0039】
したがって、この実施形態の構造によれば、次のような効果が期待できる。
(A)仕切板(9)の挿入突片(13)を、棚板(6)の挿入孔(7)に、単に挿入するだけで、仕切板(9)を棚板(6)上に、左右にぐらつくのを抑えて簡単に取り付けることができる。
【0040】
(B)板厚を大きくしたり、補助部材を設けたりする必要がないので、区画数を増加し、陳列量を多くすることができる。
【0041】
(C)仕切板(9)を小さくして、商品との接触面積を小さくすることができるので、商品の滑動を滑らかに行わせることができる。
【0042】
(D)挿入突片(13)が挿入孔(7)の左右の縁に弾性当接される構造を、挿入突片(13)を、前後方向に延びる仕切板本体(12)に対して、水平方向に所定角度ねじ曲げるだけで簡単に実現できるので、低コストで製作することができる。
【0043】
(E)棚板(6)の前後の部分に、挿入孔列(8a)(8b)の挿入孔(7)同士、および、挿入孔(8c)(8d)の挿入孔(7)同士を、それぞれ左右方向に2分の1ピッチずつずらせて千鳥状にして設けてあるので、棚板(6)の強度を低下させることなく、仕切板(9)の左右方向の取付位置を微調節することができる。すなわち、1列の挿入孔列で同様の微調節を行なえるようにすると、挿入孔間の寸法が小となり、棚板(6)の強度が低下するが、上記のようにすると、各列の挿入孔の間隔を大として、棚板(6)の強度を確保することができる。
【0044】
以上、本発明の一実施例について説明したが、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、上記各実施形態に、例えば次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
【0045】
(i)挿入突片(13)を、仕切板本体(12)に対して水平方向に所定角度ねじ曲げてなる構造を開示したが、挿入突片(13)に代えて、挿入孔(7)側、またはその両方を水平方向に所定の角度ねじ曲げて設けてもよい。
【0046】
(ii)前後の挿入突片(13)(13)をそれぞれ水平方向に所定の角度ねじ曲げてなる構造を開示したが、前側または後側の挿入突片(13)だけをねじ曲げ、後側または前側の挿入突片(13)は、ねじ曲げ加工していない構成にしてもよい。
【0047】
(iii)前後における挿入片(13)(13)のねじ曲げ方向も、前後の挿入片(13)(13)で同じ方向にねじ曲げ加工したり、あるいは逆方向にねじ曲げ加工したりしてもよい。
【0048】
(iv)前後の挿入突片(13)のねじ曲げ角度(α0)を異ならせておき、その角度が大きい方を、先に挿入孔(7)に向きを揃えて嵌合し、その後、仕切板(9)を、前後方向を向くように水平回動させた後、角度の小さい挿入突片(13)を、挿入孔(7)に嵌合するようにしてもよい。
【0049】
(V)挿入突片(13)のねじ曲げ角度を、先端から基端側に近づくに従って大きくなるようにする。このようすると、挿入突片(13)は、先端側の方のねじ曲げ角度が小さいから、挿入孔(7)には入れ易い。また、挿入突片(13)が挿入孔(7)に一度挿入された後は、深く挿入されて行くに従い、徐々に大きな弾性当接力が得られ、より一層強固に取り付けることができる。
【0050】
(vi)図8および図9に示すように、仕切板本体(12)の左右両側面に、前後方向に延びるリブ(14)を設けてもよい。このように、前後方向に延びるリブ(14)を左右両側面に設けた構造にすると、より薄い仕切板(9)でも、剛性が大きくなる。さらに、仕切板本体(12)と商品との接触は、リブ(14)だけが接触することになるので、接触面積が少なくなって商品の滑動を滑らかにすることができる。なお、図8および図9において、図1〜図7と同一符号を付して示しているものは、図1〜図7と同じ働きをする部材である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の一実施形態を備える商品陳列棚の部分斜視図である。
【図2】図1に示す商品陳列棚の棚板に仕切板を取着した状態を示す拡大平面図である。
【図3】図2の右方より見た側面図である。
【図4】仕切板の後部の拡大平面図である。
【図5】棚板の挿入孔の部分の拡大平面図である。
【図6】棚板に仕切板を取り付ける途中の状態を示す平面図である。
【図7】棚板に仕切板を取り付け終えた状態を示す平面図である。
【図8】仕切板の変形例を示す側面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
【0052】
(100)商品陳列棚
(1)背面パネル
(2)支柱
(3)係止孔
(4)フック
(5)ブラレット
(6)棚板
(7)挿入孔
(8a)〜(8d)挿入孔列
(9)仕切板
(10)落下防止板
(11)商品群
(12)仕切板本体
(13)挿入突片
(14)リブ




 

 


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