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発明の名称 昇降式収納装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−117779(P2007−117779A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2007−35940(P2007−35940)
出願日 平成19年2月16日(2007.2.16)
代理人 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司
発明者 中村 明弘 / 新山 哲二 / 奥村 勝之 / 橋本 昌幸 / 井上 高策
要約 課題
オープン型の対面キッチンに好適で、収納物を出し入れしやすい昇降式収納装置を提供する。

解決手段
キッチン用フロアキャビネット1のカウンターの一部に形成した昇降用開口5内に配置される水切り棚2と、この水切り棚2をカウンター下の収納空間14に下降させるとともに、カウンター上に上昇させる昇降機構6とを備え、前記フロアキャビネット1は、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチン用フロアキャビネットであり、前記水切り棚2は、シンク3の前方位置に配置されていて、前記収納空間14のダイニング側の面は点検用扉14Eで開閉可能に閉じられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
キッチン用フロアキャビネットのカウンターの一部に形成した昇降用開口内に配置される水切り棚と、この水切り棚をカウンター下の収納空間に下降させるとともに、カウンター上に上昇させる昇降機構とを備え、前記フロアキャビネットは、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチン用フロアキャビネットであり、前記水切り棚は、シンクの前方位置に配置されていて、前記収納空間のダイニング側の面は点検用扉で開閉可能に閉じられているたことを特徴とする昇降式収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチン用フロアキャビネットに設けられる昇降式収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、キッチン用フロアキャビネットは、カウンター下に収納部を設けているから、収納物(皿、鍋、調味料等)を出し入れするには、調理作業等を一旦中断して屈んだ状態で収納部から収納物を出し入れする必要があった。
【0003】
このため、フロアキャビネット上方の天袋に収納部を設けて、収納物を出し入れする際に、収納部を引き下ろせるようにしたものがある(特許文献1、2参照)。
【特許文献1】特開2000−316643号公報
【特許文献2】特開2001−149297号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2のような昇降式収納装置は、収納部を引き下ろした時でも、収納部の上段に収納物を出し入れしにくいという問題があった。
【0005】
また、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチンにおいては、設置すべき壁面が無いので、昇降式収納装置を設置しづらいという問題があった。
【0006】
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、オープン型の対面キッチンに好適で、収納物を出し入れしやすい昇降式収納装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明は、キッチン用フロアキャビネットのカウンターの一部に形成した昇降用開口内に配置される水切り棚と、この水切り棚をカウンター下の収納空間に下降させるとともに、カウンター上に上昇させる昇降機構とを備え、前記フロアキャビネットは、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチン用フロアキャビネットであり、前記水切り棚は、シンクの前方位置に配置されていて、前記収納空間のダイニング側の面は点検用扉で開閉可能に閉じられているたことを特徴とする昇降式収納装置。ことを特徴とする昇降式収納装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、キッチン用フロアキャビネットのカウンターの一部に形成した昇降用開口内に配置した水切り棚を、不使用時にはカウンター下の収納空間に下降させるとともに、使用時にはカウンター上に上昇させるようにしたから、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチンに好適であって、水切り棚をカウンター上に上昇させれば、屈まずに水切り棚から収納物を出し入れできるようになる。
【0009】
また、水切り棚は、カウンター上に上昇させるだけであるから、水切り棚のいずれの段にある収納物でも出し入れしやすくなるとともに、水切り棚をカウンター下の収納空間に下降させれば、カウンター上面を広く使えるようになるとともに、カウンター上での別の作業の邪魔にならなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1はキッチン用フロアキャビネット1であって、(a)は水切り棚(収納棚)2が下降位置(不使用時)Dの斜視図、(b)は水切り棚2が上昇位置(使用時)Uの斜視図である。図1のフロアキャビネット1は、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチンを想定しているが、オープン型の対面キッチンでなくても可能である。
【0012】
前記フロアキャビネット1のカウンターの右側位置にシンク3が設けられ、このシンク3の前方位置に水切り棚2が配置されている。なお、シンク3の側方位置に水切り棚2を配置することもできる。前記フロアキャビネット1のカウンターの左側位置にコンロ4が設けられている。ここで、左右や前後の方向の表現は、キッチン側でシンク3の前に立ってダイニング側を向いた者が見た状態としている。
【0013】
図2(a)に示すように、前記フロアキャビネット1がL型である場合には、前記水切り棚2をコーナースペースに設けることができる。この場合には、デッドスペースとなるコーナースペースを有効に利用できるようになる。特に水切り棚2のキッチン側の左右両面を開口しておけば、食器等の収納物を出し入れしやすくなって、使い勝手が良くなる。また、具体的な図示は省略するが、前記フロアキャビネット1がU型である場合には、前記水切り棚2を左右のコーナースペースの少なくとも一方に設けることができる。この場合でも、前記L型のフロアキャビネット1と同様の効果を奏することができる。
【0014】
前記水切り棚2は、フロアキャビネット1のカウンターに形成された昇降用開口5内に配置されて、この水切り棚2は、後述する昇降機構6によって、カウンター下の収納空間14(図3参照)に下降させる下降位置Dと、カウンター上に上昇させる上昇位置Uとに昇降されるようになる。
【0015】
前記水切り棚2には、上下2段で食器類の水切り部2a,2bが設けられ、上段の水切り部2aの上方には、ふきん掛け部2cとまな板収納部2dとが設けられ、水切り部2a,2bの左方には、上下2段で調味料やラップ等の小物収納部2eが設けられている。
【0016】
前記水切り棚2の天板2fは、図1(a)のように、下降位置Dでは、昇降用開口5を覆ってフロアキャビネット1のカウンター面と僅かの隙間を隔てて対向し、カウンターの一部を構成することになるから、この天板2fの上をカウンタースペース(作業スペース)として利用することができる。
【0017】
この天板2fの右側前面位置には、水切り棚2を昇降操作するためのスイッチパネル7が取付けられ、このスイッチパネル7には、図2(b)に詳細に示すように、上昇スイッチ7a、停止スイッチ7b、下降スイッチ7cが設けられるとともに、点滅ランプやスピーカー等でなるトラップ給水報知・警報部7d、異物挟み込み報知・警報部7e、過積載報知・警報部7fが設けられている。
【0018】
図6(a)は天板2fを省略した水切り棚2の斜視図、図7は水切り棚2の分解斜視図である。
【0019】
前記水切り棚2は、横長長方形状の上部フレーム2Aと下部フレーム2Bと、縦長長方形状の左側部フレーム2Cと右側部フレーム2Dとで横長四角枠状に組み立てられて、左側部フレーム2Cと右側部フレーム2Dとの間には、左側部フレーム2C寄りに、仕切り板2gを有する仕切りフレーム2Eが取付けられている。
【0020】
前記仕切りフレーム2Eと右側部フレーム2Dとの間には、前記ふきん掛け部2cとまな板収納部2dとを支持したシャフト2jの両端部と、上段の水切り部2aの両端部とが支持されているとともに、下段の水切り部2bは、下部フレーム2Bの上部で支持されている。また、下部フレーム2Bの下部に水受けトレー10を取付けている。
【0021】
前記仕切りフレーム2Eと左側部フレーム2Cとの間には、上下2段の小物収納部2eを区画する上段の仕切り板2hの両端部が支持されているとともに、下段の仕切り板2iは、下部フレーム2Bの下部で支持されている。
【0022】
前記上段の水切り部2aと仕切り板2hとは、取り外して高さ位置を調整できるようになっていることが好ましい。
【0023】
前記上部フレーム2Aと下部フレーム2Bと左側部フレーム2Cと右側部フレーム2Dとの裏面(ダイニング側)には化粧板11が取付けられて覆われるとともに、左側部フレーム2Cと右側部フレーム2D、および上部フレーム2Aには、化粧板12a〜12cがそれぞれ取付けられている。なお、化粧板11が透光性であると、ダイニング側の光で水切り棚2内を明るくすることができる。
【0024】
図3〜図5に示すように、前記昇降用開口5に対応するフロアキャビネット1の内部には、下降位置Dの水切り棚2を収納する収納空間14が設けられ、この収納空間14は、左右の側板14A,14Bと底板14Cとで上面が開口した略U字状に形成されている。そして、左右の側板14A,14Bと底板14Cとのシンク3側の面は背板14Dで閉じられているととに、ダイニング側の面は点検用扉14Eで開閉可能に閉じられている。
【0025】
前記収納空間14に換気ファンを設ければ、下降位置Dの水切り棚2に収納した食器等の収納物の乾きが早くなるので有利である。また、水切り棚2自体を食器乾燥機として構成することも可能である。
【0026】
前記収納空間14内には、水切り棚2の昇降機構6等が収納されている。すなわち、前記収納空間14の左右の側板14A,14Bの内面には、上下方向に延在して、奥行き方向に一対のガイドレール15がそれぞれ固定され、この一対のガイドレール15の間に位置する左右の側板14A,14Bの内面には、ガイドレール15の上端部と下端部とに対応して、上プーリ16Aと下プーリ16Bとがそれぞれ固定されている。
【0027】
前記水切り棚2の左側部フレーム2Cと右側部フレーム2Dとの下部には、図6(b)に示すように、H字状のブラケット17がそれぞれ固定され、各ブラケット17には、前記対応するガイドレール15に上下摺動可能に嵌り込む合成樹脂製のシュー18がそれぞれ取付けられている。
【0028】
そして、前記ブラケット17のシュー18がガイドレール15で上下摺動するようにガイドされることにより、水切り棚2がカウンター下の下降位置Dと、カウンター上の上昇位置Uとに昇降動されるようになる。
【0029】
前記収納空間14の底板14Cの左右方向のほぼ中央位置には、電動モータ20と、この電動モータ20でチェーン21aを介して駆動される2個のドラム21A,21Bとが設置されて、一方のドラム21Aには、左側のベルト22Aが下方から巻き付けられて内端部が係止されるとともに、他方のドラム21Bには、右側のベルト22Bが上方から巻き付けられて内端部が係止されている。
【0030】
前記左側のベルト22Aは、左の側板14Aの下プーリ16Bと上プーリ16Aとに順に掛け回されて、その外端部が前記水切り棚2の左側部フレーム2Cのブラケット17に係止されるとともに、前記右側のベルト22Bは、右の側板14Bの下プーリ16Bと上プーリ16Aとに順に掛け回されて、その外端部が前記水切り棚2の右側部フレーム2Dのブラケット17に係止されるようになる。
【0031】
したがって、前記スイッチパネル7の上昇スイッチ7aをプッシュ操作することで、電動モータ20が正転すると、各ドラム21A,21Bが図4(a)において矢印a回りに駆動されて、左右のベルト22A,22Bが各ドラム21A,21Bに巻き取られることで、水切り棚2の左右のブラケット17が左右のベルト22A,22Bで引っ張り上げられながらガイドレール15でガイドされて上昇することにより、水切り棚2がカウンター上の上昇位置Uに上昇されるようになる。前記水切り棚2が上昇位置Uまで上昇されると、電動モータ20が停止して、逆転しないようにブレーキが掛けられるとともに、上昇スイッチ7aをさらにプッシュ操作しても電動モータ20が正転されないように制御される。
【0032】
前記スイッチパネル7の下降スイッチ7cをプッシュ操作することで、電動モータ20のブレーキが解除されて、水切り棚2の左右のブラケット17がガイドレール15でガイドされて、水切り棚2が自重で下降することにより、水切り棚2がカウンター下の下降位置Dに下降されるようになる。なお、図4(a)において、17´は、下降位置Dのブラケットを示している。
【0033】
この場合、電動モータ20を逆転させながら左右のベルト22A,22Bを各ドラム21A,21Bに巻き戻すようになるが、この電動モータ20の逆転は、水切り棚2が自重で急激に下降しないようにブレーキを掛けるように設定されている。なお、下降スイッチ7cをプッシュ操作すると、水切り棚2がカウンター下の下降位置Dに自動下降されるが、下降位置Dの手前(例えば50mm程度)までは、自動下降するが、それ以上の下降は、下降スイッチ7cをプッシュ操作し続けなければ下降しないようにすれば(いわゆる2段押し)、安全性を高めることができる。
【0034】
また、前記スイッチパネル7の停止スイッチ7bをプッシュ操作すると、電動モータ20が停止して、水切り棚2を上昇途中位置または下降途中位置でストップさせることができる。
【0035】
前記収納空間14の底板14Cの上には、制御ボックス40(図3参照)が取付けられ、この制御ボックス40の制御回路に、前記電動モータ20,各スイッチ7a〜7c、各報知・警報部7d〜7f、後述する水位検出手段29等が接続されている。
【0036】
一方、前記水切り棚2の水受けトレー10の底部は、中央部が下向きに窪むように形成されて、この底部の中央部には排水口10aが設けられている。この排水口10aにフレキシブルな排水パイプ25の一端25aが連結されるとともに、この排水パイプ25の他端25bは、前記収納空間14の背板14Dの内壁面に取付けた水受けマス26の上部位置に連結されている。
【0037】
前記水受けマス26は、上部が開口した四角箱状であり、この水受けマス26の下部にはU字状の排水トラップ27の入口端が連結されるとともに、この排水トラップ27の出口端には排水管28が連結されている。この排水管28は、前記収納空間14の底板14Cの開口14aから下水配管等(図示せず。)に連結されている。
【0038】
前記排水パイプ25の内径D1は、排水管28の内径D2より小さく設定している。
【0039】
また、前記排水トラップ27内には、図4(b)に示すように、排水トラップ27内の水位Lを検出する水位検出手段29が設けられている。
【0040】
さらに、前記収納空間14の背板14Dの内壁面に取付けた水受けマス26とほぼ同じ高さ位置に、傾斜させた水受け樋30が背板14Dの内壁面に水密状態で取付けられて、この水受け樋30の傾斜下側は、水受けマス26の上部位置に連結されている。この水受け樋30は、前記昇降用開口5のほぼ真下に位置させている。
【0041】
上記のようなフロアキャビネット1であれば、フロアキャビネット1のカウンターに形成した昇降用開口5内に設置した水切り棚2を、不使用時にはカウンター下の収納空間14に下降させるとともに、使用時にはカウンター上に上昇させるようにしたから、キッチンとダイニングとの間に壁面が無いオープン型の対面キッチンに好適であって、水切り棚2をカウンター上に上昇させれば、屈まずに水切り棚2から収納物を出し入れできるようになる。
【0042】
また、水切り棚2は、カウンター上に上昇させるだけであるから、水切り棚2のいずれの段にある食器等の収納物でも出し入れしやすくなるとともに、水切り棚2をカウンター下の収納空間14に下降させれば、カウンター上面を広く使えるようになるとともに、カウンター上での別の作業の邪魔にならなくなる。
【0043】
さらに、オープン型の対面キッチンでは、水切り棚2をカウンター下に下降させれば、キッチン側とダイニング側の間の視界を遮らなくなるとともに、不意の来客がダイニングに続くリビングに入るような場合、水切り棚2をカウンター上に上昇させれば、シンク3内の汚れ物をリビング側から見えないように目隠しすることができる。
【0044】
さらにまた、水切り棚2をフロアキャビネット1に設けたシンク3の前方位置(または側方位置)に設けたから、シンク3で洗った後の食器等の収納物の収納作業が容易に行えるようになる。
【0045】
前記実施形態は、フロアキャビネット1の昇降式収納装置として、収納棚の1つである水切り棚2を例にとったが、これに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施形態を示すキッチン用フロアキャビネットであり、(a)は水切り棚が下降位置の斜視図、(b)は水切り棚が上昇位置の斜視図である。
【図2】(a)はL型のフロアキャビネットの斜視図、(b)はスイッチパネルの正面図である。
【図3】昇降式収納装置をダイニング側から見た斜視図である。
【図4】(a)は昇降式収納装置をダイニング側から見た正面図、(b)は排水トラップの側面図である。
【図5】(a)は水切り棚を省略した昇降式収納装置の平面図、(b)は昇降式収納装置の要部断面側面図である。
【図6】(a)は天板を省略した水切り棚の斜視図、(b)はガイドレールとブラケットの斜視図である。
【図7】天板を省略した水切り棚の分解斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
1 キッチン用フロアキャビネット
2 水切り棚(収納棚)
3 シンク
5 昇降用開口
6 昇降機構
14 収納空間
14E 点検用扉




 

 


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