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発明の名称 フレーム型厨房装置とその組立方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−117245(P2007−117245A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−310813(P2005−310813)
出願日 平成17年10月26日(2005.10.26)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 山田 秀昭
要約 課題
組立性を改善し、アイランド状の配置を可能とするフレーム型厨房装置とその組立方法を提供すること。

解決手段
縦フレーム3と横フレーム4とから組み上げられたフレーム脚部の上端にキッチンカウンター1が取り付けられて形成されるフレーム型厨房装置において、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレーム5が縦方向に配設され、キッチンカウンターの裏面側に中間フレームと係合する取付部材6が設けられる。
特許請求の範囲
【請求項1】
縦フレームと横フレームとから組み上げられたフレーム脚部の上端にキッチンカウンターが取り付けられて形成されるフレーム型厨房装置において、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレームが縦方向に配設され、キッチンカウンターの裏面側に中間フレームと係合する取付部材が設けられていることを特徴とするフレーム型厨房装置。
【請求項2】
取付部材は、側面が略コ字型の形状を有し、長片と短片を備え、長片と短片のそれぞれの下端部が内側に斜めに傾斜するテーパー形状となっている請求項1記載のフレーム型厨房装置。
【請求項3】
短片の下端部が長片側に折曲している請求項2記載のフレーム型厨房装置。
【請求項4】
キッチンカウンターの裏面側に取付部材を固着しておき、縦フレームと横フレームから組み上げられ、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレームが縦方向に配設されたフレーム脚部の上端にキッチンカウンターを上乗せし、中間フレームの内部に取付部材を挿入して係合させた後、固着具によって中間フレームを取付部材に固定することを特徴とするフレーム型厨房装置の組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、縦フレームと横フレームとから組み上げられたフレーム脚部の上端にキッチンカウンターが取り付けられて形成されるフレーム型厨房装置とその組立方法に関する。
【背景技術】
【0002】
厨房装置の一つとして、躯体部がアルミ製等の中空なフレームから形成されたフレーム脚部からなるフレーム型厨房装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
フレーム脚部は、高さ方向に配置される縦フレームと奥行方向および横幅方向に配置される横フレームが連結されて組み上げられるものであり、このフレーム脚部の上端にキッチンカウンターが固定されてフレーム型厨房装置が形成される。
【特許文献1】特開2004−223006号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フレーム型厨房装置の組立に際しては、キッチンカウンターを、天面を下に裏返して配置し、キッチンカウンターの裏面の所要箇所に、前後2本の縦フレームの下部を横フレームで連結して形成したフレームユニットを取り付け、各フレームユニットにキッチンカウンターの横幅方向にのびる補強フレームを取り付ける。そして、このようにして組み立てたフレーム型厨房装置を反転させて起こしている。
【0005】
しかしながら、組立後のフレーム型厨房装置は横長であり、重量物であるため、最後の反転作業は、フレーム型厨房装置を組み立てる作業者にかなり負担の大きなものとなっている。
【0006】
また、フレーム型厨房装置は躯体部がフレーム脚部からなるため、剛性が必ずしも十分でなく、自立性に欠ける面がある。そこで、一般には、壁に固定し、強度を確保するようにしている。一方、最近、フレーム型厨房装置についてもダイニング・キッチンの境界部にアイランド状に配置したいというニーズが高まっている。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、組立性を改善し、アイランド状の配置を可能とするフレーム型厨房装置とその組立方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1に、縦フレームと横フレームとから組み上げられたフレーム脚部の上端にキッチンカウンターが取り付けられて形成されるフレーム型厨房装置において、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレームが縦方向に配設され、キッチンカウンターの裏面側に中間フレームと係合する取付部材が設けられていることを特徴としている。
【0009】
本願発明は、第2に、取付部材は、側面が略コ字型の形状を有し、長片と短片を備え、長片と短片のそれぞれの下端部が内側に斜めに傾斜するテーパー形状となっていることを特徴としている。
【0010】
本願発明は、第3に、短片の下端部が長片側に折曲していることを特徴としている。
【0011】
本願発明は、第4に、キッチンカウンターの裏面側に取付部材を固着しておき、縦フレームと横フレームから組み上げられ、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレームが縦方向に配設されたフレーム脚部の上端にキッチンカウンターを上乗せし、中間フレームの内部に取付部材を挿入して係合させた後、固着具によって中間フレームを取付部材に固定することを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本願の第1の発明によれば、フレーム脚部において、キッチンカウンターの裏面側の四隅に取り付けられる縦フレームの前後方向の中間に中間フレームが縦方向に配設されるので、フレーム型厨房装置の強度を高めるのに有効となる。中間フレームの配設自体によってフレーム脚部の剛性が高まるばかりでなく、フレーム脚部の左右両端に配置される中間フレーム間にパネルを架設することができ、このパネルの架設によってフレーム型厨房装置の強度が高まる。さらに、中間フレームと縦フレームとの間にもパネルを配設することができ、フレーム型厨房装置の強度は一層高まる。自立性の高いアイランド状の配置が可能なフレーム型厨房装置が実現される。このような中間フレームは、キッチンカウンターの裏面側に配設された取付部材に係合させてキッチンカウンターに取り付けることができ、取付けが容易である。中間フレームは、また、キッチンカウンターの下方に形成されるスペースに引出しを設ける際の足がかりともなる。
【0013】
本願の第2の発明によれば、中間フレームを取付部材に係合させる際に、長片がガイドとなって取付部材を中間フレームの内部に挿入することができ、挿入の目標位置が明確となる。中間フレームを取付部材に容易に係合させることができる。また、長片および短片の下端部が内側に傾斜するテーパー形状となっているため、キッチンカウンターをフレーム脚部に上乗せする際の水平度に許容範囲を取ることができ、キッチンカウンターの上乗せによるフレーム脚部への取付けが容易となる。
【0014】
本願の第3の発明によれば、短片の下端部が長片側に折曲しているので、取付部材の中間フレームの内部への挿入がさらに容易となる。
【0015】
本願の第4の発明によれば、キッチンカウンターをフレーム脚部に上乗せ式で取り付けることができ、従来最終作業となっていたフレーム型厨房装置の反転作業が解消され、作業者の負担が軽減される。フレーム型厨房装置の組立性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は、本願発明のフレーム型厨房装置の一実施形態を示した側面図である。
【0017】
キッチンカウンター1の左右両端部に取り付けられるエンドフレームユニット2は、所要間隔で前後に配置された2本の縦フレーム3を下部においてキッチンカウンター1の奥行方向にのびる横フレーム4で連結して形成されている。エンドフレームユニット2には、縦フレーム3の前後方向の中間に配置され、縦方向にのびる中間フレーム5が配設されている。中間フレーム5は中空の部材であり、下端部において横フレーム4に連結されている。
【0018】
キッチンカウンター1には、裏面側の所要位置に、中間フレーム5を取り付けるための取付部材6が固着されている。図2(a)(b)は、それぞれ、取付部材の詳細を示した正面図、側面図である。
【0019】
図1および図2(b)に示したように、取付部材6は、中空の中間フレーム5の内部に挿入、係合可能で側面が略コ字型の形状を有する部材であり、長片7と短片8を備えている。長片7、短片8はともに、図2(a)に示したように、下端両側部に内側に傾斜するテーパー部9を有している。短片8は、さらに、図2(b)に示したように、下端部に長片7側に折曲する折曲部10を有している。このような取付部材6が、図1に示した中間フレーム5の内部に挿入され、中間フレーム5の上端部において係合し、ねじ止めされて中間フレーム5がキッチンカウンター1に取り付けられる。長片7および短片8には、図2(a)(b)に示したように、タップの切られたねじ穴11が形成されている。
【0020】
また、取付部材6では、長片7と短片8を連結する連結片12にねじ挿入穴13が前後左右に4箇所設けられている。ねじ挿入穴13を通じてねじを連結片12の裏側からキッチンカウンター1の裏面に向けてねじ込むことにより、取付部材6がキッチンカウンター1の裏面側に固着される。取付部材6の配設はねじにより行われるばかりでなく、キッチンカウンター1の裏面側に溶接したり、キッチンカウンター1の成形時に一体に設けたりすることもできる。いずれの場合も、取付部材6は、フレーム型厨房装置を組み立てる前にあらかじめキッチンカウンター1の裏面側の所要位置に配設しておく。
【0021】
以上の取付部材6は、中間フレーム5の横フレーム4への連結にも用いることができる。取付部材6を横フレーム4の上面の所要位置にねじを用いて固着するなどして設けておき、中間フレーム5と係合させ、固定する。
【0022】
フレーム型厨房装置を組み立てる際には、まず、キッチンカウンター1を、天面を下にして裏返し、所要箇所に取付部材6をねじにより固着する。
【0023】
フレーム脚部については、図3に示したように、図1に示した中間フレーム5が配設されたエンドフレームユニット2を左右両端に配置し、各エンドフレームユニット2の横フレーム4間に補強フレーム14を架設する。次いで、図4に示したように、所要間隔で前後に配置された2本の縦フレーム3を下部において横フレーム4で連結して形成されたパーティションフレームユニット15をエンドフレームユニット2の間に所要数平行に配置し、横フレーム4において補強フレーム14に連結し、フレーム脚部16を形成する。
【0024】
なお、フレーム脚部16において、エンドフレームユニット2に配設された中間フレーム5とパーティションフレームユニット15の後側に配置された縦フレーム3とは、フレーム脚部16の横方向に一直線上に配置されるように設計されている。
【0025】
このようにして形成したフレーム脚部16の上端に図1に示したキッチンカウンター1を取り付ける。その際には、図5に示したように、フレーム脚部16の上端に、取付部材6が裏面側に固着されたキッチンカウンター1を表に返して上乗せする。この時、取付部材6は、図6に示したように、中間フレーム5の内部に挿入される。
【0026】
取付部材6は長片7を備えているので、長片7が中間フレーム5の内側面に接触し、中間フレーム5の内部への挿入をガイドする。中間フレーム5の内部への挿入の目標位置が明確となり、取付部材6と中間フレーム5を容易に係合させることができる。キッチンカウンター1をフレーム脚部16に上乗せする際には水平に降ろす必要があるが、取付部材6の長片7および短片8は下端部にテーパー部9を有しているため、水平度に許容範囲を取ることができ、キッチンカウンター1のフレーム脚部16への上乗せが容易となっている。したがって、エンドフレームユニット2に配設された中間フレーム5のキッチンカウンター1への取付けが簡便となっている。取付部材6と中間フレーム5が係合した後は、中間フレーム5の側方から横向きにねじ17をねじ込み、固定する。
【0027】
また、取付部材6は、短片8の下端部に長片7側に折曲する折曲部10を有しているので、取付部材6の中間フレーム5の内部への挿入がさらに容易となっている。
【0028】
このように、フレーム型厨房装置を組み立てる際に、キッチンカウンター1をフレーム脚部16に上乗せ式で取り付けることができ、従来最終作業となっていたフレーム型厨房装置の反転作業が解消され、作業者の負担が軽減される。フレーム型厨房装置の組立性が向上する。特にキッチンカウンター1の前後幅が広いフレーム型厨房装置に有効である。
【0029】
エンドフレームユニット2に中間フレーム5を配設することにより、フレーム脚部16自体の剛性が高まるが、中間フレーム5を基にしてさらにフレーム型厨房装置の強度を高め、自立性のあるものとすることができる。
【0030】
図7に示したように、左右両端に配置されたエンドフレームユニット2の中間フレーム5間にパネル18を架設する。図4に示したように、中間フレーム5は、パーティションフレームユニット15の後側の縦フレーム3と一直線上に並んでいるため、図8に示したように、パネル18はパーティションフレームユニット15の後側の縦フレーム3に背面側で固定することができる。このようにしてエンドフレームユニット2の中間フレーム5間に架設されるパネル18によって、フレーム型厨房装置の強度は高まる。同時に、パネル18は、図7に示したように、調理側とその対面側との仕切りとなり、目隠しとして機能をすることができる。フレーム型厨房装置に取り付けられるシンクや引出しなどは対面側から見えない。フレーム型厨房装置をアイランド状に配置する時の見栄えを向上させることができる。
【0031】
また、図9に示したように、左右両端のエンドフレームユニット2においては、縦フレーム3と中間フレーム5との間にパネル19を嵌め込み等によって配設することができる。パネル19の配設によりフレーム型厨房装置の強度は高まるとともに、側方の目隠しとなり、見栄えがさらに向上する。パネル19の配設は、一般に、図7に示したパネル18の配設後に行われる。
【0032】
そして、中間フレーム5の配設は、キッチンカウンター1の下方に引出しを設ける際の足がかりともなる。図10に示したように、レール20をフレーム型厨房装置の奥行方向に配設することができ、キッチンカウンター1の下方に形成されるスペースに引出し21を出し入れ自在に設けることができる。引出し21の施工は、フレーム型厨房装置の組立の最終工程で行われる。
【0033】
こうして、図11に示したように、引出し21を備え、自立性のあるアイランド状の配置が可能なフレーム型厨房装置が実現される。なお、引出し21は必要に応じて適宜設けられるものであり、設置の有無、設置する箇所などは任意に選択可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明のフレーム型厨房装置の一実施形態を示した側面図である。
【図2】(a)(b)は、それぞれ、取付部材の詳細を示した正面図、側面図である。
【図3】フレーム型厨房装置の組立の一工程を示した斜視図である。
【図4】フレーム型厨房装置の組立の一工程を示した斜視図である。
【図5】フレーム型厨房装置の組立の一工程を示した斜視図である。
【図6】図5に示した組立工程の詳細を示した要部斜視図である。
【図7】フレーム型厨房装置の組立の一工程を示した斜視図である。
【図8】図8に示した組立工程の詳細を示した要部斜視図である。
【図9】フレーム型厨房装置の組立の一工程を示した斜視図である。
【図10】引出しの施工について示した要部斜視図である。
【図11】一連の工程により組み立てられたフレーム型厨房装置の一形態を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0035】
1 キッチンカウンター
2 エンドフレームユニット
3 縦フレーム
4 横フレーム
5 中間フレーム
6 取付部材
7 長片
8 短片
9 テーパー部
10 折曲部
11 ねじ穴
12 連結片
13 ねじ挿入穴
14 補強フレーム
15 パーティションフレームユニット
16 フレーム脚部
17 ねじ
18 パネル
19 パネル
20 レール
21 引出し




 

 


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