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発明の名称 連結キャビネット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−105073(P2007−105073A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−295922(P2005−295922)
出願日 平成17年10月11日(2005.10.11)
代理人
発明者 池内 淳一
要約 課題
使用する材料を減らし、かつ必要な強度を有する連結キャビネットを提供する。

解決手段
手前側に開口したキャビネット100がその側板21を介して結合されてなる連結キャビネット1において、連結される一方のキャビネット101の側板を欠如させて側面を開口させ、この側面開口部分の上下縁間手前側に縦桟3を立設し、連結される他方のキャビネット102の側板21に同縦桟3を結合させている。この場合、縦桟3と側板21との結合部分25には、扉4が取り付けられている。又、縦桟3と側板21とは、連結ボルト33を用いて結合されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
手前側に開口したキャビネットがその側板を介して結合されてなる連結キャビネットにおいて、連結される一方のキャビネットの側板を欠如させて側面を開口させ、この側面開口部分の上下縁間手前側に縦桟を立設し、連結される他方のキャビネットの側板に同縦桟を結合させたことを特徴とする連結キャビネット。
【請求項2】
縦桟と側板との結合部分には、扉が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の連結キャビネット。
【請求項3】
縦桟と側板とは、連結ボルトを用いて結合されていることを特徴とする請求項1または2記載の連結キャビネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、キャビネットが結合されてなる連結キャビネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、特開平10−286136号公報に示される如く、キャビネットが結合されてなる連結キャビネットは知られている。この連結キャビネットでは、キャビネットの側板同士を結合させてなるものであり、図4に示す如く、連結キャビネット1は図面向かって左右対称の形状であり、左右のキャビネット100が側板21で結合して構成されている。図面向かって下側をキャビネット100の手前側、図面向かって上側をキャビネット100の後ろ側とするとき、キャビネット100は手前側に開口して開き戸である扉4が取り付けられている。またキャビネット100の左右には側板21が設けられており、後ろ側には後面板22が設けられている。
【0003】
連結キャビネット1全体としての収納空間10の中央には、結合部分25が形成されることになる。結合部分25は連結キャビネット1の収納空間10を中央で仕切っており、2枚の側板21にて構成されている。すなわち、結合部分25は、左側に結合されているキャビネット100における右側の側板21と、右側に結合されているキャビネット100における左側の側板21とから構成されている。このように複数個のキャビネット100を連結してなる連結キャビネット1は通常用いられるものであり、特に、キッチンにおいてこのような連結キャビネット1が良く用いられる。
【0004】
しかしながら、この場合には、キャビネット100の結合部分25が2枚の側板21から構成されている。仕切り機能は1枚の側板21にて実現可能なものであるにもかかわらず、2枚の側板21から構成された仕切りは、1枚の側板21の仕切りと比較して、材料を無駄に使用しており、かつ連結キャビネット1の収納空間10が狭くなっているという問題がある。
【0005】
この対策として、連結キャビネット1を、一方のキャビネット100から側板21を除去して開口させてこの部分を他方のキャビネット100の側板21部分に結合させた構造となすことが考えられる。このようにすれば、仕切りとなる結合部分25が1枚の側板21から構成されるため好ましい様に思われる。
【0006】
ところが、この場合においては、キャビネット100を構成する天井板と、底面板との間に設けられていた側板21を除去することにより、側板21を取り除いたキャビネット100が荷重に対して弱くなるという問題がある。この問題は、軽量化のために薄い板材を用いたキャビネットにおいて顕著である。特に、キッチンに設置して用いられるキャビネットは、軽量化のために薄い板材を用いてキャビネットを製造する場合があり問題となる。
【特許文献1】特開平10−286136号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、使用する材料を減らし、かつ必要な強度を有する連結キャビネットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本願発明は、手前側に開口したキャビネットがその側板を介して結合されてなる連結キャビネットにおいて、連結される一方のキャビネットの側板を欠如させて側面を開口させ、この側面開口部分の上下縁間手前側に縦桟を立設し、連結される他方のキャビネットの側板に同縦桟を結合させたものである。
【0009】
又、縦桟と側板との結合部分には、扉が取り付けられているものである。又、縦桟と側板とは、連結ボルトを用いて結合されているものである。
【発明の効果】
【0010】
本願発明の連結キャビネットにおいては、一方のキャビネットの側板を欠如させてその代わりに縦桟を立設させたので、キャビネットの製造に必要な材料が減少した。また、立設された縦桟は、キャビネットの側面開口部分の上下縁間において上下方向の荷重を支持し、また縦桟を側面開口部分の手前側に立設しているため、キャビネットは必要な強度を有するものとなる。
【0011】
又、縦桟と側板との結合部分には扉が取り付けられているため、開き戸や折り戸などの扉を有する連結キャビネットを提供することが可能であり、この場合に、扉の支持強度を確保することができる。又、縦桟と側板とは、連結ボルトを用いて結合されていることにより、連結が容易となっている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1〜3は、本願の請求項1〜3全てに対応した一実施形態である連結キャビネット1を示している。この実施形態の連結キャビネット1は、図1、2に示す如く、手前側に開口したキャビネット100(101、102)がその側板21を介して結合されてなる連結キャビネット1において、連結される一方のキャビネット101の側板を欠如させて側面を開口させ、この側面開口部分の上下縁間手前側に縦桟3を立設し、連結される他方のキャビネット102の側板21に同縦桟3を結合させている。この場合、縦桟3と側板21との結合部分25には、扉4が取り付けられている。又、縦桟3と側板21とは、連結ボルト33を用いて結合されている。
【0013】
以下、この実施形態の連結キャビネット1を、より具体的詳細に説明する。本実施形態の連結キャビネット1は、キッチンで上吊棚として用いられる。図1にその様子を示す。水道やシンク、ガスコンロ等を備えたキッチンカウンターの上部には、連結キャビネット1が上吊棚として備えられており、また連結キャビネット1に隣接してレンジフードが設けられている。連結キャビネット1は、一方のキャビネット100(101)と、他方のキャビネット100(102)との2つのキャビネット100が隣り合って結合されてなる。
【0014】
連結キャビネット1は前面開口部を有し、この前面開口部から収納物を出し入れする。前面開口部を覆うように扉4が3枚取り付けられている。扉4は開き戸であり、一方のキャビネット101に1枚取り付けられ、また他方のキャビネット102に観音開きで2枚取り付けられている。扉4の前面には引手が設けられている。連結キャビネット1は薄い板材を用いて製造されている。キッチン用として、このように薄い板材を材料として製造されるキャビネット100がよく用いられる。
【0015】
本実施形態の連結キャビネット1の構造を図2、3に示す。この連結キャビネット1は、一方のキャビネット101と、他方のキャビネット102とが側面で連結されている。また他方のキャビネット102の連結される側の側板21の外側面には、縦桟3が結合される。
【0016】
一方のキャビネット101は、上部の天井板23、下部の底面板24と側板21、後面板22とで構成されており、他方のキャビネット102と連結される側の側板は欠如させて側面開口部分を有する。
【0017】
他方のキャビネット102は、上部の天井板23と、下部の底面板24、及び両側面の側板21と後部の後面板22から構成される。両方の側板21の内側には、扉4を取り付けるための台座32が設けられている。一方のキャビネット101と連結される側の側板21には、孔部31が設けられている。また、縦桟3にも、扉4を取り付ける台座32と孔部31が設けられている。
【0018】
連結キャビネット1全体としての収納空間10は、結合部分25によって仕切られることになる。結合部分25は前記側板21と縦桟3とによって構成され、その構造は図3に示すように、縦桟3がネジ35と連結ボルト33によって側板21に取り付けられている。連結ボルト33の頭部とナットは、結合部分25の表面から突出している。
【0019】
天井板23および底面板24は、いずれも結合部分25の側板21の側面にダボ結合されている。縦桟3は天井板23にも底面板24にも取り付けられていないが、縦桟3の上端面は天井板23と接しており、また縦桟3の下端面は底面板24と接しているため、縦桟3は一方のキャビネット101の側面開口部分の上下縁間手前において上下方向の荷重を支持する。
【0020】
連結キャビネット1の本体2には、扉4が取り付けられている。扉4は3枚の開き戸であり、内2枚は他方のキャビネット102の側板21に設けられた台座32に取り付けられ、残りの1枚は縦桟3に設けられた台座32に取り付けられている。
【0021】
結合部分25には両面に2枚の扉4が取り付けられている。連結キャビネット1が薄い板材を用いて製造されていることから、側板21の両面に2枚の扉を取り付けたとすると、強度が不足する。本実施形態では、結合部分25において、側板21と縦桟3とを結合させて、2枚の扉4をそれぞれ側板21と縦桟3とに取り付けていることから、扉4の取り付けに必要な強度を確保している。
【0022】
縦桟3は結合部分25の側板21に、ネジ35と連結ボルト33とを用いて取り付けられている。連結ボルト33は側板21と縦桟3とに設けられた孔部31を貫通している。連結ボルト33を用いたことにより、縦桟3を結合部分25の側板21に固定することが容易となった。また、ネジ35で固定しただけの場合と比較して、結合の強度を増加させた。
【0023】
この場合、連結ボルト33の頭部やナットなどが結合部分25内に収まらず、連結キャビネット1内の収納空間10内に突出している。これは、孔部31を、連結ボルト33の頭部が通らない程度の孔を設けただけの単純な構造にすることで、孔部31を設ける工程を簡略化し、製造コストを低減させようとした結果である。この突出部分によって、連結キャビネット1の美感を損ねたり、収納物を出し入れする際に邪魔になったりすることが懸念されるが、本実施形態においては、この突出部分は開き戸である扉4の取り付け部分近くであり、扉4の蝶番近傍であることから、連結キャビネット1外部から突出部分が見えにくくなり、また収納物は扉4やその蝶番を避けて出し入れされることにより、上記のような懸念は解消される。
【0024】
なお、本願発明は上記実施形態に限定されない。例えば、縦桟3と天井板23、底面板24とを結合させて、結合部分25近傍の強度を向上させても良い。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本願発明の一実施形態である連結キャビネットを示す斜視図。
【図2】同連結キャビネットを示す(a)は扉を除いた分解斜視図、(b)は扉を除いた斜視図、(c)は平面断面図。
【図3】同連結キャビネットにおける(a)は縦桟と側板との結合部分を示す正面断面図、(b)は同結合部分における縦桟を示す側面図。
【図4】従来例である連結キャビネットを示す平面断面図。
【符号の説明】
【0026】
1 連結キャビネット
100 キャビネット
101 一方のキャビネット
102 他方のキャビネット
21 側板
25 結合部分
3 縦桟
33 連結ボルト
4 扉




 

 


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