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床置き畳台 - 松下電工株式会社
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発明の名称 床置き畳台
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−82856(P2007−82856A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−276865(P2005−276865)
出願日 平成17年9月22日(2005.9.22)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 井尻 丈太
要約 課題
簡単な構成で引出し用箱体を平面視で矩形に保形できると共に、蓋体を開けた場合に矩形に保形するための中枠板に誤って人が乗ったり座ったりすることができず、中枠板の外周端縁部が溝からはずれない。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
後板と左右の側板と、後板及び側板よりも上下長さが短い前板とを枠組みすると共に、前板と後板と左右の側板の各内面上部に設けた溝に中枠板の外周端縁部を接着剤を介して嵌め込み固着して上下が開口し且つ前板下方が前開口となった引出し用箱体を構成し、中枠板を外周部のみを残して中央部に開口部を設け、引出し用箱体の前開口から引き出し用箱体内にキャスター付きの引出しを出し入れ自在に収納し、引出し用箱体の上に蓋体を着脱自在に取付けて成ることを特徴とする床置き畳台。


発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、床置き畳台、詳しくは上面部に蓋体を着脱自在に取付け、前開口から引出しを出し入れ自在とした床置き畳台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から内部が収納用の空所となった床置き畳台が特許文献1により知られている。
【0003】
この特許文献1に示された床置き畳台は箱体上に上面部に畳部を有する蓋体を載設して構成してある。箱体としてはハッチ用箱体と、引出し用箱体との2種類がある。
【0004】
ハッチ用箱体は上面が上開口となった箱体で、ハッチ用箱体の上開口を開閉自在とする蓋体を開けて内部に収納物を出し入れするようになっており、また、蓋体を閉じることで、上面部に畳部を有する蓋体上に人が座ったり、寝転んだりすることができるようになっている。
【0005】
引出し用箱体上には上面部が畳部となった蓋体を載設してあって、上面部が畳部となった蓋体上に人が座ったり、寝転んだりすることができるようになっていると共に、前面に前開口が設けてあって、この前開口から引出しを出し入れできるようになっている。
【0006】
上記引出し用箱体は、後板と左右の側板と、後板及び側板よりも上下長さが短い前板とを枠組みし、上下長さの短い前板の下方がキャスター付きの引出しを出し入れするための前開口となっている。しかしながら、この従来例にあっては、キャスター付きの引出しを出し入れするために底板がなく、また、蓋体は引出し用箱体の上に着脱自在に載置してあるだけのため、前板、後板、左右の側板の枠組みだけでは平面視で矩形状に保形できずに平行四辺形状に変形するおそれがある。
【0007】
そこで、本発明者は本発明に至る過程で、前板、後板、左右の側板の各内面上部の引出しの出し入れに邪魔にならない位置に溝を設け、この前板、後板、左右の側板の各内面上部に設けた溝に中板の外周端縁部を接着剤を介して嵌め込み固着することで、前板、後板、左右の側板の枠組みを行い、これより引出し用箱体を中板により平面視で矩形に保形できて平行四辺形状に変形するのを防止することを考えた。
【0008】
しかしながら、蓋体を取外した場合、引出し用箱体の上開口を閉じるように中板が設けてあるため、誤って人がこの中板に座ったり、載ったりする可能性がある。しかしながら、中板はコストの面でそれほど厚い板材は使用できず、人が乗ったり座ったりすると中板外周端縁部が溝から外れてしまうおそれがあることが判明した。中板はいったん外れると、引出し用箱体を分解しない限り素人では元通り溝に嵌め込むことはできない。
【0009】
なお、引出し用箱体において上面が畳部となった蓋体を着脱自在としているのは、蓋体の上面部の畳部が損傷した場合に交換するためや、あるいは、引出し用箱体とハッチ用箱体とを、引出し用箱体が手前に位置すると共にハッチ用箱体が後側に位置するように並設した場合、前後に隣接する蓋体のうち、手前に位置する引出し用箱体の蓋体を前に移動したり、取外したりして後側に位置するハッチ用箱体の蓋体の前端面を露出させ、その後、ハッチ用箱体の蓋体の前端面に指を掛けて該蓋体を開くことができるようにするためである。
【特許文献1】特開2004−324111号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で引出し用箱体を平面視で矩形に保形できると共に、蓋体を開けた場合に矩形に保形するための中枠板に誤って人が乗ったり座ったりすることができないようにして中枠板の外周端縁部が溝からはずれないようにできる床置き畳台を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために本発明に係る床置き畳台は、後板5bと左右の側板5c、5dと、後板5b及び側板5c、5dよりも上下長さが短い前板5aとを枠組みすると共に、前板5aと後板5bと左右の側板5c、5dの各内面上部に設けた溝14に中枠板10の外周端縁部を接着剤を介して嵌め込み固着して上下が開口し且つ前板5a下方が前開口1となった引出し用箱体3aを構成し、中枠板10を外周部のみを残して中央部に開口部15を設け、引出し用箱体3aの前開口1から引き出し用箱体3a内にキャスター4a付きの引出し4を出し入れ自在に収納し、引出し用箱体3aの上に蓋体2を着脱自在に取付けて成ることを特徴とするものである。
【0012】
このような構成とすることで、キャスター付きの引出し4をスムーズに出し入れすることができるように底板を設けない構造であるにもかかわらず中枠板10で前板5aと後板5bと左右の側板5c、5dとを枠組みして構成した引出し用箱体3aを平面視で矩形状に保形できて平行四辺形状に変形するのが防止でき、床置き畳台としての構造的な強度を確保して蓋体2上に人が座ったり、寝転んだりしても問題がない。しかも、蓋板2を取外すと引出し用箱体3aの上開口16のすぐ下位置に中枠板10が露出するが、中枠板10を外周部のみを残して中央部に開口部15を設けてあるので、人が誤って中枠体10に乗ったり、座ったりできず、また、中枠板10の外周部に人が手を当てて下方に押したとしても、押された部分の中枠板10の内端部側が下方にやや撓むことで手が滑って開口部15内に落ち込み、したがって、中枠板10に人が乗ったり、手を掛けても中枠板10の外周端部が溝14から外れない。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、中枠板により引出し用箱体の平面視における矩形形状を保持できると共に、蓋体を取外した状態で中枠板が露出しても、誤って人が中枠板に乗ったり座ったりすることができず、中枠板の外周端縁部が溝から外れ落ちることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。畳台を構成するための箱体3としては、引出し用箱体3aと、ハッチ用箱体3bとの2種類がある。
【0015】
引出し用箱体3aは図1乃至図4に示すように、前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dと、中枠板10とを組み立てることで構成してある。
【0016】
後板5b、左右の側板5c、5dの上下長さは同じで、前の前板5aの上下長さは後板5b、左右の側板5c、5dの上下長さより短くなっている。
【0017】
引出し用箱体3aの組み立てに当たっては、まず、図3(a)に示すように、後板5bを前面(内面)が上を向くようにして横にして設置する。この後板5bの前面の左右両端部にはダボ穴12が設けてある。次に左右の側板5c、5dを前端が上となるようにして起立させて後端面に突設したダボ13を接着剤を塗布した状態で、後板5bの両端部に設けたダボ穴12にそれぞれ嵌め込む。次に、図3(b)のように、左右の側板5c、5dの内面、後板5bの側面の前面の上端よりもやや下位置に設けた溝14に接着剤を塗布した状態で中枠板10の後、左右の3辺の端縁部を嵌め込み、更に、左右の側板5c、5dの前端面の上部に設けたダボ13に上下長さの短い前板5aの後面の両端部に設けたダボ穴12を接着剤を塗布した状態で嵌め込むと共に中枠板10の前端縁部を前板5aの後面に設けた溝14に接着剤を塗布した状態で嵌め込んで、後板5bの前面の左右両端部に左右の側板5c、5dの後端面を突き合わせると共に、左右の側板5c、5dの前端面に前板5aの後面の左右両端部を突き合わせた状態で箱形状に仮組みし、この仮組み状態で、後板5bの後面の両端部からねじ具6を挿入して左右の側板5c、5dの後端部にねじ込んで固着すると共に、前板5aの後面の両端部からねじ具6を挿入して左右の側板5c、5dの前端部にねじ込んで固着することで、図3(c)に示すように上部に中枠板10を取付け且つ前面に前開口1を有する引出し用箱体3aを組み立てる。
【0018】
中枠板10は外周部を除いて開口しており、この中枠板10の開口部15は引出し用箱体3aの上開口16よりも少し小さい開口となっていて上下に対向している。
【0019】
このように前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dを枠組みして引出し用箱体3aを形成する際、前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dの内面の上端よりもやや下方位置に形成した溝14に中枠板10の外周端縁部を接着剤を介して嵌め込み固着することで、キャスター4a付きの引出し4を出し入れするために底板を設けないにもかかわらず、中枠板10により平面視で引出し用箱体3aを矩形状に保形し、外力が作用しても平行四辺形に変形しないようになっている。
【0020】
引出し用箱体3aの内部の後板5bと左右の側板5c、5dとのなすコーナ部分に引出しストッパ7を配置して該引出しストッパ7をねじ8により左右の側板5c、5dに固着している。ねじ8は左右の側板5c、5dに対して直交する方向に打入してある。
【0021】
組み立てた引出し用箱体3aの出隅部には図4に示すように縦溝17が設けてある。添付図面に示す実施形態においては、前板5a、後板5bの外面側の端部付近に上下方向にわたって縦溝17を設け、更に、該前板5a、後板5bの内面の端部と端面とのなす角部にL状段落部を上下方向にわたって設け、このL状段落部と隣接する左右の側板5c、5dの端面とにより縦溝17を形成してある。
【0022】
引出し用箱体3aの出隅部分を覆うコーナカバー部材18は合成樹脂により形成してあり、弾性を有するものであり、図13に示すように断面略L字状をした両側片19の内面側の先端部にそれぞれ係合突部20が設けてあり、このコーナカバー部材18は取付け前の状態では両側片19の先端部同士のなす角度は90°未満である。そして、コーナカバー部材18を弾性的に90°の開き角度となるように広げた状態で両係合突部20を上記両縦溝17に上方から差し込むことで引出し用箱体3aの出隅部分にコーナカバー部材18を外方に突出するように取付けると共にコーナカバー部材18により前板5aの側端面、後板5bの側端面及びねじ具6を覆って外観が良くなるようにしている。これにより従来のように化粧側板を別途必要としない。
【0023】
組み立てた引出し用箱体3aの上開口16を開閉自在とする蓋体2は図1(b)に示すようなもので、裏面の四隅よりもやや内側にずれた位置にずれ防止脚部21が下方に向けて突設してあり、組み立てた引出し用箱体3aの上開口1に蓋体2を被せて蓋体2の裏面の周囲を引出し用箱体3aの上面に載置した状態で裏面の四隅よりもやや内側にずれた位置に設けたずれ防止脚部21が中枠板10の上面の四隅部分に載置されて蓋体2の横ずれを防止するようになっている。このように蓋体2の裏面の四隅よりもやや内側にずれた位置に設けたずれ防止脚部21が中枠板10の上面の四隅部分に載置して蓋体2を位置決めして閉じた状態で、平面視で蓋体2の外端が前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dの外面よりも外側に位置し且つ4隅部のコーナカバー部材18の突出先端を結ぶ線と同じ又はコーナカバー部材18の突出先端を結ぶ線よりも内側に位置するような大きさに蓋体2が設定してある。
【0024】
したがって、蓋体2を手前に移動したり、外したりする場合は蓋体2の端部の前板5aの外面よりも外側に突出した部分に指を掛けて蓋体2の端部を少し上に持ち上げた状態で引くことで、蓋体2を外したり、あるいは、蓋体2の後端を後板5bの上端よりも前方にずらしたりすることができる。
【0025】
引出し用箱体3a内には図1、図2に示すような上方に開口する引出し4が前開口1から出し入れ自在に収納される。引出し4は下面にキャスター4aが取付けてある。引出し4を勢い良く引出し用箱体3a内に押し込んだ場合、引出し4の後端部の左右が引出しストッパ7に当たるようなっている。このように、引出し4の後面部の両端部が引出しストッパ7に当たって止まることで、引出し4が後板5bに衝突するのが防止される。しかも、引出しストッパ7はねじ8により左右の側板5c、5dに固着してあるので、引出し4が引出しストッパ7に衝突しても後板5bには左右の側板5c、5dから外れるような力が作用しない。したがって、引出し4の衝突で、後板5bと左右の側板5c、5dとを固着しているねじ具6が緩んだり、後板5bが左右の側板5c、5dから外れないようになっている。
【0026】
次に、ハッチ用箱体3bにつき説明する。ハッチ用箱体3bは図5乃至図8に示すように、前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dと、底板30とを組み立てることで構成してある。すなわち、図6(a)に示すように、前板5aを後面(内面)が上を向くようにして横にして設置する。この前板5aの後面の左右両端部にはダボ穴12が設けてある。次に左右の側板5c、5dを後端が上となるようにして起立させて前端面に突設したダボ13を接着剤を塗布した状態で、前板5aの両端部に設けたダボ穴12にそれぞれ嵌め込む。次に、図6(b)に示すように、左右の側板5c、5dの内面、前板5aの側面の前面の下端部に設けた溝31に接着剤を塗布した状態で底板30の前、左右の3辺の端縁部を嵌め込み、更に、左右の側板5c、5dの後端面に設けたダボ13に後板5bの前面の両端部に設けたダボ穴12を接着剤を塗布した状態で嵌め込むと共に底板30の後端縁部を後板5bの後面下端部に設けた溝31に接着剤を塗布した状態で嵌め込んで、前板5aの後面の左右両端部に左右の側板5c、5dの前端面を突き合わせると共に、左右の側板5c、5dの後端面に後板5bの前面の左右両端部を突き合わせた状態で箱形状に仮組みし、この仮組み状態で、前板5aの前面の両端部からねじ具6を挿入して左右の側板5c、5dの前端部にねじ込んで固着すると共に、後板5bの後面の両端部からねじ具6を挿入して左右の側板5c、5dの後端部にねじ込んで固着することで、図6(c)に示すように下部に底板30を取付け且つ上方に開口する上開口16を有するハッチ用箱体3bを組み立てる。
【0027】
このようにして組み立てた底板30を有し且つ上開口16を有するハッチ用箱体3bの左右の側板5c、5dの内側の側面の後部の上端に図7に示すようにリンク装置29を取付ける。リンク装置29は、左右の側板5c、5dに固定する側板固定部33の前端部の上部に第1リンク板34の下端部が軸35により回動自在に軸支してあり、側板固定部33の後端部の下部に第2リンク板36の下端部が軸37により回動自在に軸支してあり、また、蓋体2の下面の後端部の両側部に固定するL状をした蓋側固定部38の蓋体2から突出する片の上部に第1リンク板34の上端部を軸39により回動自在に軸支してあり、更に、蓋側固定部38の蓋体2から突出する片の下部に第2リンク板36の上端部を軸40により回動自在に軸支してあり、更に、第2リンク板36の軸37による枢支位置よりも上方位置に設けたばね取付け部25と側板固定部33の軸35よりも下方位置に設けたばね取付け部26とにコイルスプリング27の両端部を取付けて第2リンク板36を引っ張って回動させようとするばね力を付与している。
【0028】
そして、図5(a)のように蓋体2を開いた状態で、第2リンク板36にコイルスプリング27により引張ばね力が作用することで図5(a)の蓋体2の開き状態が維持されるようになっている。この図5(a)の蓋体2の開き状態で蓋体2の後端面は左右の側板5c、5dの上面より少し浮き且つ後板5bよりも前方にずれた位置で起立するように構成してある。
【0029】
上記図5(a)の蓋体2の開き状態で蓋体2の前端部を手で持って閉じる方向に回動すると、軸39を中心に軸40がコイルスプリング27のばね力に抗して回動することで、蓋体2を閉じることができ、この場合、第1リンク板34が図5(a)において軸35を中心に時計方向に回動し且つ第1リンク板34の上端の軸39を中心に第2リンク板36の上端の軸40が回動するので、第2リンク板36が図5(a)において軸37を中心に時計方向に回動し、図5(b)のように蓋体2によりハッチ用箱体3bの上開口を閉じるようになっている。
【0030】
上記リンク装置29は左右の側板5c、5dにリンクカバー28を取付けて覆うようになっている。
【0031】
ハッチ用箱体3bの出隅部には縦溝17が設けてある。添付図面に示す実施形態においては、前板5a、後板5bには外面側の端部付近に上下方向にわたって縦溝17を設け、更に、該前板5a、後板5bの内面の端部と端面とのなす角部にL状段落部を上下方向にわたって設け、このL状段落部と隣接する左右の側板5c、5dの端面とにより縦溝17を形成してある。
【0032】
ハッチ用箱体3bの出隅部分を覆うコーナカバー部材18は前述の引出し用箱体3aの出隅部分を覆うコーナカバー部材18と同様のもので、該コーナカバー部材18を弾性的に90°の開き角度となるように広げた状態で両係合突部20をハッチ用箱体3bの出隅に設けた上記両縦溝17に上方から差し込むことでハッチ用箱体3bの出隅部分にコーナカバー部材18を外方に突出するように取付けると共にコーナカバー部材18により前板5a、後板5bの側端面及びねじ具6を覆って外観が良くなるようにしている。これにより従来のように化粧側板を別途必要としない。
【0033】
蓋体2は上面部が畳部分となっており、畳部分は下部の荷重を支持する蓋体本体に固着してある。この蓋体2は前述のように閉じることでハッチ用箱体3bの上開口を閉じるように構成してあるのであるが、蓋体2ハッチ用箱体3bの上端面に載置されて荷重を支持するようになっている。
【0034】
そして、ハッチ用箱体3bの上開口16を開閉自在とする蓋体2の大きさは、蓋体2を閉じた状態で、平面視で蓋体2の側端が前板5a、後板5b、左右の側板5c、5dの外面よりも外側に位置し且つ4隅部のコーナカバー部材18の突出先端を結ぶ線と同じ又はコーナカバー部材18の突出先端を結ぶ線よりも内側に位置するような大きさに設定してある。
【0035】
上記の構成の引出し用箱体3aは単独で又はハッチ用箱体3bと並設してリビングなどのカーペット敷きやフローリングのなどの床上に設置するもので、蓋体2の上面部が畳部分となっているため、蓋体2上に座ったり、寝転んだりするものとして使用し、また、箱体3の内部には収納物を収納する。もちろん、ハッチ用箱体3bを単独で床上に設置して使用することも可能である。
【0036】
引出し用箱体3aは単独で又はハッチ用箱体3bと並設して使用する場合は、隣接する箱体3のコーナカバー部材18同士を当接し、隣接する箱体3の側板5c、5dの上端部に跨るように、あるいは隣接する箱体3の後板5bと、前板5aの上端部に跨るように、図14に示すような断面コ字状の連結部材9を図10乃至図12に示すように被嵌して両側板5c、5d同士を連結したり、前板5aと後板5bとを連結すると共に連結部材9の上横片9aで両側板5c、5d間の隙間11や、前板5a、後板5b間の隙間11を隠す。この場合、隣接する蓋体2の対向端面同士は当接又は僅かな隙間を介して対向し、この隣接する蓋体2の側端面の対向部分が上記連結部材9の上横片9aの上に位置するものであり、隣接する蓋体2の側端面の対向部分間からごみが入っても上横片9aで受けられ、蓋体2を開くことで簡単に上横片9aにたまったごみを除去できる。
【0037】
ここで、箱体3を複数床上に並設して上記のように連結部材9で連結して使用する場合、ハッチ用箱体3bは何処に配置してもよいが、引出し用箱体3aは前開口1が壁や別の箱体3で遮蔽されない位置、つまり引出し4が引出せる位置である手前に配置する必要がある。このように手前に配置することで、引出し用箱体3aから引出し4を引出して引出し4内に収納物を収納し、再び、前開口1から引出し用箱体3a内に収納することができる。この場合、既に述べたように引出し4を勢い良く押し込んでも、引出し4の後面部の両端部が引出しストッパ7に当たって止まり、引出し4が後板5bに衝突するのが防止される。
【0038】
また、箱体3を複数並設したものにおいて、ハッチ用箱体3bの上開口16を開として内部に収納物を出し入れするには、次のようにして行う。
【0039】
すなわち、図10のように、手前に位置する引出し用箱体3aの蓋体2の端部の前板5aの外面よりも外側に突出した部分に指を掛けて蓋体2の端部を少し上に持ち上げた状態で手前に引くことで、蓋体2の後端を後板5bの上端よりも前方にずらしたり、あるいは取外したりする。これにより、後側のハッチ用箱体3bの蓋体2の前端面が露出するので、後側のハッチ用箱体3bの蓋体2の前端面に指を掛けて回動することで後側のハッチ用箱体3bの蓋体2を開き、後側のハッチ用箱体3bの上開口1から内部に収納物の出し入れをすることができる。
【0040】
上記のように引出し用箱体3aの蓋体2を手前に引いて移動したり、取外したりして後側に位置するハッチ用箱体3bの蓋体2の前端面を露出してこの露出部分に手を掛けてハッチ用箱体3bの蓋体2を開いたりする場合や、あるいは引出し用箱体3aの蓋体2の上面部の畳部が損傷した際に交換のために該蓋体2を外した場合、引出し用箱体3aの上開口16が露出し、この上開口16部分に中枠板10が露出するが、中枠板10は外周部のみを残して中央部に開口部15を設けてあるので、人が誤って中枠板10上に乗ったり、座ったりできないようになっており、このため、人が誤って中枠板10上に乗ったり、座ったりして中枠板10の外周端縁部が溝14から外れない。また、中枠板10の外周部に人が手を当てて下方に押したとしても、押された部分の中枠板10の内端部側が下方にやや撓むことで手が滑って開口部15内に落ち込み、中枠板10の外周端部が溝14から外れない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】(a)は本発明に用いる引出し用箱体、蓋体、引出しの分解斜視図であり、(b)は蓋体を上下逆にした斜視図である。
【図2】(a)は本発明に用いる引出し用箱体に対して引出しを引出した状態の平面図であり、(b)は断面図である。
【図3】(a)(b)(c)は同上の引出し用箱体の組み立て順序を示す斜視図である。
【図4】(a)は同上のコーナカバー部材の取付けを示す斜視図であり、(b)は要部拡大斜視図である。
【図5】(a)は同上のハッチ用箱体の蓋体を開いた状態の断面図であり、(b)は蓋体を閉じた状態の断面図である。
【図6】(a)(b)(c)は同上のハッチ用箱体の組み立て順序を示す説明図である。
【図7】同上のリンク装置を示す斜視図である。
【図8】同上のコーナカバー部材の取付けを示す斜視図である。
【図9】同上の引出し用箱体手前に配置すると共にハッチ用箱体を後側に配置することで箱体を複数並設した例を示す斜視図である。
【図10】同上の後側に配置したハッチ用箱体の蓋体を開くために手前に配置した引出し用箱体の蓋体を前方に移動した状態を示す斜視図である。
【図11】同上の引出し用箱体とハッチ用箱体とを連結部材で連結する例を示す斜視図である。
【図12】同上の連結部材で連結した部分を示す断面図である。
【図13】同上に用いるコーナカバー部材の断面図である。
【図14】同上に用いる連結部材の断面図である。
【符号の説明】
【0042】
1 前開口
2 蓋体
3a 引出し用箱体
4 引出し
4a キャスター
5a 前板
5b 後板
5c 側板
5d 側板
10 中枠板
14 溝
15 開口部




 

 


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