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発明の名称 布団殺菌装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75149(P2007−75149A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−262939(P2005−262939)
出願日 平成17年9月9日(2005.9.9)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 田中 健一郎
要約 課題
手軽に布団の殺菌を行うことができる上に、常時布団の下に引いておける布団乾燥装置を提供することにある。

解決手段
導光材からなる可撓性のシート体1は長手方向の一端部に、側断面が略字状の凹部2を短手方向の全長に亘って形成しており、その凹部2の内にシート体1の短手方向に所定間隔で紫外光発光ダイオード3を複数個配置し、また凹部2を設けたシート体1の端部に位置する両側シート面に反射板4を取り付けてある。またシート体1は内部に導光した紫外光を両側のシート面から出射できるように内部中央に拡散反射シートをシート面に並行するように設けたり、各シート面にエッジライト効果を得るための溝など形成してある。紫外光発光ダイオード3からの紫外光は凹部2の内面からシート体1内に入射してシート体1に導光されて両側シート面から出射し、シート面に接している布団F1,F2の全面を紫外光で殺菌する。
特許請求の範囲
【請求項1】
布団にシート面を当接させるシート体と、該シート体に具備され、前記布団に当接するシート面から紫外光を出射させる紫外光発光ダイオードとからなることを特徴とする布団殺菌装置。
【請求項2】
前記シート体を導光材で形成し、該シート体の端面から該シート体内に入射させてシート体内を導光させた前記紫外光発光ダイオードの紫外光を前記シート面から出射させることを特徴とする請求項1記載の布団殺菌装置。
【請求項3】
前記シート体のシート面に前記紫外光発光ダイオードを多数個点在させていることを特徴とする請求項1記載の布団殺菌装置。
【請求項4】
前記シート体が、温風布団乾燥機の通風用袋の袋材を構成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の布団殺菌装置。









発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、布団殺菌装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
布団を清潔に保つために、温風を利用した布団乾燥機が従来から提供されている。この温風を利用した布団乾燥機は、敷き布団と掛け布団との間に温風を送り込んで、布団を乾燥させるとともに、温風の熱でダニを殺虫するものであった。しかし温風だけでは、殺菌、滅菌等は行えなかった。そのための布団殺菌装置が希求されている。
【0003】
ところで、一般的な殺菌装置には、紫外線ランプを利用し装置が提供されているが、このような殺菌装置のような紫外線ランプを利用して殺菌装置を使用した場合、布団の中に入れるのはランプの過熱や、ランプの破損などの防止などを考慮しなければならない上に嵩高となるため実用できではならなかった。
【0004】
また紫外光を発光する発光ダイオードを利用して殺菌などを行う装置として光触媒装置が提供されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平9−940号公報(段落番号0026)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に開示されている光触媒装置は、紫外光発光ダイオードが発光する紫外光を殺菌に直接利用するのではなく、光触媒に紫外光を照射して活性化して、光触媒の酸化触媒作用により殺菌を行うものである。そのため紫外光発光ダイオードからの紫外光を光触媒面に広く照射して活性化を図るためには、発光ダイオードの発光面と、光触媒の面とを離す必要があり、そのため光触媒を担持する基体と紫外光発光ダイオードとの空間保持の必要性から装置組込みが主体となり、それ自体で独立した殺菌装置を構成するものはなかった。また直接紫外光発光ダイオードの紫外光を直接殺菌に使用するものではないので、効率的な課題もある。
【0006】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、手軽に布団の殺菌を行うことができる上に、常時布団の下に引いておける布団殺菌装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するために請求項1の発明では、布団にシート面を当接させるシート体と、該シート体に具備され、前記布団に当接するシート面から紫外光を出射させる紫外光発光ダイオードとからなることを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明によれば、布団にシート体のシート面を当接させるだけで紫外光による布団の殺菌が手軽に行えるもので、布団の下にシート体を常時引いておき、必要に応じて紫外光発光ダイオードを点灯させて殺菌を行うだけで、布団を常に清潔に保つことが可能になる。
【0009】
請求項2の発明では、前記シート体を導光材で形成し、該シート体の端面から該シート体内に入射させてシート体内を導光させた前記紫外光発光ダイオードの紫外光を前記シート面から出射させることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明によれば、数少ない発光ダイオードでシート体のシート面全体から紫外光を出射させることができる。
【0011】
請求項3の発明では、請求項1の発明において。前記シート体のシート面に紫外光発光ダイオードを多数個点在させていることを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明によれば、紫外光発光ダイオードが発光する紫外光を減衰することなく布団に対して照射させることができ、そのため殺菌の効率が高くなる。
【0013】
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において前記シート体が、温風布団乾燥機の通風用袋の袋材を構成することを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明によれば、布団の温風乾燥と殺菌とを同時に行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、布団にシート体のシート面を当接させるだけで紫外光による布団の殺菌が手軽に行えるもので、布団の下にシート体を常時引いておき、必要に応じて紫外光発光ダイオードを点灯させて殺菌を行うだけで、布団を常に清潔に保つことが可能になるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下本発明を実施形態により説明する。
【0017】
(実施形態1)
本実施形態の布団殺菌装置は、図1(a)に示すように例えば、シングルサイズの布団に対応するように長さ2m×1mの導光材からなる可撓性を有するシート体1と、紫外光発光ダイオード3を主要な構成要素とするものである。そして、シート体1は長手方向の一端部に側断面が略字状の凹部2を短手方向の全長に亘って形成し、その凹部2の内部にシート体1の短手方向に所定間隔で紫外光発光ダイオード3を複数個配置してある。また凹部2を設けたシート体1の端部に位置する両側シート面に反射板4を取り付けてある。更にまたシート体1は内部に導光した紫外光を両側のシート面から出射できるように内部中央に拡散反射シートをシート面に並行するように設けたり、各シート面にエッジライト効果を得るための溝など形成してある。
【0018】
紫外光発光ダイオード3は、殺菌効果が高い260nm付近(例えば260nm〜280nm)の波長を含む紫外光を発光するもので、シート体1の端部に取り付けられる基板5に実装され、基板5より外部に突出された端子6a,6bに直流電源7が接続されることで点灯(発光)するようになっている。
【0019】
而して本実施形態の布団殺菌装置を使用する場合には、図1(b)に示すように敷き布団F1と掛け布団F2との間或いは、敷き布団F2の下側(ベットの場合にはベットの上に相当)にシート体1を重ねてシート面を布団表面に当接させた上で、紫外光発光ダイオード3に直流電源7から電源供給を行って点灯させると、紫外光発光ダイオード3から出射した紫外光は、シート体1の一端部に設けた凹部2の内周面からシート体1内に入射する。そして入射した光の入射角度が臨界角以上の場合にはシート体1の境界面で全反射してシート体1内を導光させて進行することになるが、端部において臨界角以下で入射した紫外光はシート体1の境界面を透過して外部へ出射しようとするが、反射板4で反射されてシート体1内に再び入射してシート体1内を導光により進行してシート体1のシート面から出射する。また臨界角以上で入射した紫外光は、全反射を繰り返してシート体1内を導光により進行することになるが、上述の拡散反射部や、シート体1のシート面でのエッジライト効果により、両側のシート面から出射することになる。この出射した紫外光が敷き布団F1や掛け布団F2の全面を照射して殺菌することになる。
【0020】
尚シート体1の大きさは殺菌対象となる布団のサイズに合わせれば良く、上述の大きさに限定されるものではない。またシート体1に導光した紫外光を外部に出射させるための方法としては、白色のドットパターン等を設けても良い。光源位置から離れていても紫外光の出射量が均一となるように、エッジ効果のための溝の間隔や、ドットパターンの大きさを光源位置からの距離で変えるようにしても良い。
(実施形態2)
実施形態1は導光材からなるシート体1を用いて一端部より紫外光発光ダイオード3の紫外光をシート体1に入射させる構造となっていたが、本実施形態は、図2に示すように可撓性を有するシート体1の両側シート面に多数個の紫外光発光ダイオード3を点在させ、各紫外光発光ダイオード3への電源路をシート体1内又は表面に形成して直流電源を供給する構成としたもので、シート面に点在させた紫外光発光ダイオード3からの紫外光を直接シート面を重ねる布団に照射して殺菌を行うことで、紫外光の減衰もなく効率の良い殺菌が行える。
(実施形態3)
上述の実施形態1,2は共に殺菌だけの単機能であったが、本実施形態は、図3に温風布団乾燥装置10の通風袋11の袋材として実施形態1のように紫外光発光ダイオード3の紫外光を入射する導光材からなるシート体或いは紫外光発光ダイオード3をシート面に点在させたシート体を用いて温風布団乾燥装置10による布団乾燥と同時に殺菌が行える殺菌装置を構成したものである。
【0021】
而して本実施形態では、図1(b)と同様に敷き布団F1、掛け布団F2の間に通風袋11を入れて温風布団乾燥装置10から通風チューブ12を介して温風を通風袋11に送り、通風袋11の温風排出孔から温風を噴出させることで布団乾燥を行うとともに、紫外光発光ダイオード3を発光させ、その紫外光による殺菌を行うのである。この場合紫外光の出射面は通風袋11の表面だけで良いため、袋材として使用するシート体の紫外光を出射面は表面側のみとする。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】(a)は実施形態1の一部省略せる破断せる斜視図、(b)は実施形態1の使用状態図である。
【図2】実施形態2の一部省略せる斜視図である。
【図3】実施形態3の概略構成図である。
【符号の説明】
【0023】
1 シート体
2 凹部
3 紫外光発光ダイオード
4 反射板
5 基板
6a、6b 端子
7 直流電源
F1 敷き布団
F2 掛け布団




 

 


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