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発明の名称 棚板構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−68593(P2007−68593A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−255854(P2005−255854)
出願日 平成17年9月5日(2005.9.5)
代理人
発明者 古村 多計治
要約 課題
消臭剤を含有する消臭シートの交換が容易であり、かつ、消臭剤成分が十分に放散してその効果を発揮できる棚板構造を提供する。

解決手段
収納体において用いられる棚板の構造であって、該棚板1の手前側端部と奥側端部とには、その長手方向に沿って側断面L字形の係止片2、3が各々垂設され、上記二つの係止片2、3によって消臭シート9が上記棚板1の下面側に着脱自在に保持される棚板構造A。好ましくは、上記棚板1の裏面の幅方向に亘って複数個の磁性金属片41を固定するとともに、この磁性金属片41に磁着するマグネット42が対置され、上記消臭シート9が磁性金属片41とマグネット42によって挟まれ磁性保持される。
特許請求の範囲
【請求項1】
収納体において用いられる棚板の構造であって、該棚板の手前側端部と奥側端部とには、その長手方向に沿って側断面L字形の係止片が各々垂設され、上記二つの係止片によって消臭シートが上記棚板の下面側に着脱自在に保持される棚板構造。
【請求項2】
上記棚板の裏面の幅方向に亘って複数個の磁性金属片を固定するとともに、この磁性金属片に磁着するマグネットを対置し、上記消臭シートが磁性金属片とマグネットによって挟まれ磁性保持される請求項1に記載の棚板構造。
【請求項3】
収納体において用いられる棚板の構造であって、該棚板の手前側端部には、その長手方向に沿って前垂れ部が着脱自在に装着されるとともに、上記棚板の裏面の長さ方向に複数本の弾性線状支持体が張設され、消臭シートがこの弾性線状支持体によって上記棚板の下面側に着脱自在に保持される棚板構造。
【請求項4】
上記棚板の左右端部側裏面に消臭シートの左右端部を係止する断面略コ字形の受け桟が設けられるとともに、上記弾性線状支持体が上記受け桟間に張設され、消臭シートがこの弾性線状支持体によっても保持される請求項3に記載の棚板構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、棚板に関する。さらに詳しくは、収納体、例えば、下駄箱等において用いられる棚板の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、玄関収納、下駄箱、洗面収納、キッチンキャビネット、クローゼット等の収納体においては、その収納物によって湿気や臭気が内部にこもりがちとなる。そこで、収納体内の空気浄化のために、脱臭剤、消臭剤、有害物質除去剤等の空気浄化剤や湿気吸着剤、防虫剤、芳香剤等の各種薬剤が充填された箱物を収納体内部の隅に置いたり、薬剤が塗着されたシートを収納体内部の棚板裏面等に貼着することが行われている。しかしながら、薬剤が充填された箱物を収納体内部に置くことは、収納体の収納スペースを減少させるため好ましくなく、また、上記シートを貼着した場合は取り替えが困難という問題がある。
【0003】
上記問題を解決するため、下記特許文献1には、棚板の長手方向に延長する中空孔の少なくとも一端が棚板木口面において開口しており、該中空孔には薬剤充填物が該開口端より交換可能に充填されており、かつ、棚板の裏面には該中空孔と連通する裏面側通気口が設けられた棚板が提案されている。
【特許文献1】特開2003−116652号公報(第1〜4頁、第1図、第3図、第4図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の技術は、棚板内の中空孔や開口溝等に収容された消臭作用や湿気吸着作用を有する充填物から放散される薬剤成分が収納体内の全般に行き渡るので、その作用を有効に発揮させることができるものの、充填物が劣化したとき、交換作業が困難であり、とくに棚板の中央部付近での交換は手間が掛かるという問題がある。本発明はこのような問題を解決して、消臭剤を含有する消臭シートの交換が容易であり、かつ、消臭剤成分が十分に放散してその効果を発揮することのできる棚板を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の第一発明によれば、収納体において用いられる棚板の構造であって、該棚板の手前側端部と奥側端部とには、その長手方向に沿って側断面L字形の係止片が各々垂設され、上記二つの係止片によって消臭シートが上記棚板の下面側に着脱自在に保持される棚板構造が提供される。
【0006】
上記収納体としては、玄関収納、下駄箱、洗面収納、キッチンキャビネット、クローゼット等をあげることができるが、とくに下駄箱に好ましく適用される。また、消臭シートとしては、とくに限定されず、椰子殻活性炭、備長炭、竹炭、珪藻土等の悪臭成分を吸着する成分をプラスチック等、腰のある支持体に担持させたもの、あるいは、紙や不織布等、腰のない紙綿状の支持体と複合させたもの等を用いることができる。
【0007】
請求項2に記載の棚板構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記棚板の裏面の幅方向に亘って複数個の磁性金属片を固定するとともに、この磁性金属片に磁着するマグネットを対置し、上記消臭シートが磁性金属片とマグネットによって挟まれ磁性保持される。上記磁性金属片としては鉄板が好ましく用いられ、また、マグネットとしては、通常の磁石、プラスチック磁石等が用いられる。
【0008】
請求項3に記載の第二発明によれば、収納体において用いられる棚板の構造であって、該棚板の手前側端部には、その長手方向に沿って前垂れ部が着脱自在に装着されるとともに、上記棚板の裏面の長さ方向に複数本の弾性線状支持体が張設され、消臭シートがこの弾性線状支持体によって上記棚板の下面側に着脱自在に保持される棚板構造が提供される。上記弾性線状支持体としては、弾性を有する線状体、例えば、ピアノ線、ゴムひも等が好ましく用いられる。
【0009】
請求項4に記載の棚板構造は、請求項3に記載の発明に加えて、上記棚板の左右端部側裏面に消臭シートの左右端部を係止する断面略コ字形の受け桟が設けられるとともに、上記弾性線状支持体が上記受け桟間に張設され、消臭シートがこの弾性線状支持体によっても保持される。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の第一発明にかかる棚板構造は上記のとおりであり、該棚板の手前側端部と奥側端部とには、その長手方向に沿って側断面L字形の係止片が各々垂設され、上記二つの係止片によって消臭シートが上記棚板の下面側に着脱自在に保持されるため、消臭シートが劣化した場合等、消臭シートの交換を容易に行うことができる。また、手前側端部に垂設された係止片は前垂れ部としても機能し、消臭シートを目隠しして棚板正面の見栄えをよくすることができる。
【0011】
請求項2に記載の棚板構造は上記のとおりであり、請求項1の棚板構造の有する効果に加え、上記棚板の裏面の幅方向に亘って複数個の磁性金属片が固定されるとともに、マグネットが対置されているため、消臭シートが上記磁性金属片とマグネットに挟まれ、数カ所で押止されることにより、消臭シートが紙綿状で腰がない場合でも、着脱自在にしっかりと磁性保持することができる。
【0012】
請求項3に記載の第2発明にかかる棚板構造は上記のとおりであり、棚板の手前側端部には、その長手方向に沿って前垂れ部が着脱自在に装着されているため、消臭シートを目隠しして、棚板正面の見栄えをよくすることができる。また、上記前垂れ部は簡単に取り外せるため、消臭シートの交換時等には取り外して容易に取り替え作業を行うことができる。さらに、上記棚板の裏面の長さ方向に複数本の弾性線状支持体が張設され、消臭シートがこの弾性線状支持体によって上記棚板の下面側に着脱自在に保持されるため、消臭シートが紙綿状で腰がない場合でも、上記弾性線状支持体によってしっかりと保持される。
【0013】
請求項4に記載の棚板構造は上記のとおりであり、請求項3の棚板構造の有する効果に加え、上記棚板の左右端部側裏面に消臭シートの左右端部を係止する断面略コ字形の受け桟が設けられているため、消臭シートはその端部を断面略コ字形の受け桟で係止されるとともに、上記受け桟間に張設された弾性線状支持体によっても、着脱自在に、かつ、しっかりと保持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、収納体を下駄箱とした場合の本発明の実施形態について、図面を参照して、詳細に説明する。図1は、第一発明にかかる棚板構造Aを下面側から見た状態を示す分解斜視図である。棚板1は、その左右端部の下面にダボ凹み11を有し、2つのダボ凹み11は下駄箱の左右側板の内側に突設された図示しない2本のダボに受けられる。
【0015】
図1に示されるように、棚板1の手前側端部にはその長手方向に沿って側断面L字形の手前側係止片2が垂設され、同様に、奥側端部にはその長手方向に沿って側断面L字形の奥側係止片3が垂設されている。消臭シート9は、上記手前側係止片2と奥側係止片3とによって保持される。すなわち、図2に示すように、消臭シート9の幅方向の端部を矢印Xで示す方向に嵌入して手前側係止片2の水平支持片21上に載置し、ついで矢印Yで示す方向に押して消臭シート9の幅方向の他の端部を奥側係止片3の水平支持片31上に載置する。このようにすることによって、消臭シート9を棚板1の下面側に着脱自在に保持することができる。
【0016】
図3は、上記棚板構造Aの実施形態の改良例であり、棚板1の裏面には適当な間隔で複数の磁性金属片、例えば鉄板41が固定され、この鉄板41に磁着するマグネット42が対置される。消臭シート9が紙綿状で腰がなく、上記手前側係止片2と奥側係止片3とによって保持することが困難である場合、上記鉄板41とマグネット42の間に消臭シート9を挟んで数カ所で押止することにより、着脱自在に磁性保持することができる。
【0017】
図4は、本願第二発明にかかる棚板構造Bを下面側から見た状態を示す分解斜視図である。図4に示されているように、棚板5は、その手前側端部に前垂れ部6が着脱自在に装着され、棚板5の左右端部側裏面には消臭シート9の左右端部を係止する断面略コ字形の受け桟71、72が設けられている。また、左受け桟71と右受け桟72の間には複数本の弾性線状支持体8として、例えば、ピアノ線が用いられその端部81が固定された状態で張設される。
【0018】
図5は、棚板5の手前側端部に前垂れ部6を着脱自在に装着する方法を示す説明図である。図5に示されているように、前垂れ部6には係合凸部61が突設されるとともに、棚板5の手前側端部には上記係合凸部61に係合する係合凹部51が延設され、上記係合凸部61を係合凹部51に嵌合することにより、前垂れ部6を棚板5の手前側端部に着脱自在に装着することができる。
【0019】
図6は、上記棚板構造Bを用いて消臭シート9を保持した状態を示す側断面図である。図6に示されているように、消臭シート9が紙綿状で腰がない場合でも、左受け桟71と右受け桟72の間に張設された複数本の弾性線状支持体8が上記消臭シート9をしっかりと保持することが明らかである。
【0020】
図7は、上記棚板構造Bの変形例の構成を示す斜視図である。図7に示す形態においては、図4に示す棚板構造Bにおいて用いられた左受け桟71と右受け桟72とは省略され、弾性線状支持体8の端部81は棚板5の左右端部側裏面に直接固定されている。このようにすることによって、消臭シート9は複数本の弾性線状支持体8によって上記棚板の下面側に着脱自在に、かつ、しっかりと保持される。以上述べたように、本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、何れも本発明の技術的範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】第一発明にかかる棚板構造を下面側から見た状態を示す分解斜視図である。
【図2】第一発明にかかる棚板の下面側に消臭シートを着脱自在に保持する方法を示す説明図である。
【図3】第一発明にかかる棚板構造の改良例を示す分解斜視図である。
【図4】第二発明にかかる棚板構造を下面側から見た状態を示す分解斜視図である。
【図5】第二発明にかかる棚板の手前側端部に前垂れ部を着脱自在に装着する方法を示す説明図である。
【図6】第二発明にかかる棚板構造を用いて消臭シートを保持した状態を示す側断面図である。
【図7】第二発明にかかる棚板構造の変形例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0022】
A 第一発明にかかる棚板構造
1 棚板
11 ダボ凹み
2 手前側係止片
21 水平支持片
3 奥側係止片
31 水平支持片
41 鉄板
42 マグネット
B 第二発明にかかる棚板構造
5 棚板
51 係合凹部
6 前垂れ部
61 係合凸部
71 左受け桟
72 右受け桟
8 弾性線状支持体
81 端部
9 消臭シート




 

 


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