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発明の名称 キッチン用キャビネット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−37752(P2007−37752A)
公開日 平成19年2月15日(2007.2.15)
出願番号 特願2005−224900(P2005−224900)
出願日 平成17年8月3日(2005.8.3)
代理人 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司
発明者 岸下 美恵子
要約 課題
キッチンカウンターの下方に引出し可能な水切りカゴを配置した場合でも、水切りカゴから滴り落ちる水分を簡単に集水して排水することができるキッチン用キャビネットを提供する。

解決手段
キッチン用キャビネット1は、キッチンカウンター11の下方に収納される収納位置と、この収納位置から前方に引出される引出し位置との間で移動可能な収納部2A,2Bを備えている。前記収納部2A,2Bは、トレイ21と、このトレイ21の上に載置される水切りカゴ22とを有し、前記トレイ21には、収納部2A,2Bが収納位置に移動したときに収納部2A,2Bの後方に設けられた配水管43に接続される排水口23が設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
キッチンカウンターの下方に収納される収納位置と、この収納位置から前方に引出される引出し位置との間で移動可能な収納部を備え、
前記収納部は、トレイと、このトレイの上に載置される水切りカゴとを有し、前記トレイには、収納部が収納位置に移動したときに収納部の後方に設けられた配水管に接続される排水口が設けられていることを特徴とするキッチン用キャビネット。
【請求項2】
前記排水口には、排水口が前記配水管に接続されていないときには排水口内の流路を閉じ、排水口が配水管に接続されることにより前記流路を開く開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキッチン用キャビネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水切りカゴを備えたキッチン用キャビネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、水切りカゴを備えたキッチン用キャビネットとしては、シンクの側方のキッチンカウンターの上に箱体を設け、この箱体に水切りカゴを引出し自在に支持させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このキッチン用キャビネットでは、水切りカゴは、箱体内に収容される収納位置と、この収納位置から引出されてシンクの上方に位置する引出し位置との間で移動可能になっており、引出し位置では水切りカゴから滴り落ちる水分がそのままシンク内に落下するようになっている。
【特許文献1】特開平8−38413号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、キッチン用キャビネットがキッチンエリアとダイニングエリアとの間にこれらのエリアを仕切るように配設されるいわゆる対面式のものにおいては、前記のように水切りカゴがシンクの上方に位置していたのでは見栄えが悪いという問題があった。
【0004】
そこで、対面式のキッチン用キャビネットでは、引出し可能な水切りカゴをキッチンカウンターの下方に配置することが望まれるが、このようにした場合には水切りカゴから滴り落ちる水分をどのように集水して排水するかが問題となる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、キッチンカウンターの下方に引出し可能な水切りカゴを配置した場合でも、水切りカゴから滴り落ちる水分を簡単に集水して排水することができるキッチン用キャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明に係るキッチン用キャビネットは、キッチンカウンターの下方に収納される収納位置と、この収納位置から前方に引出される引出し位置との間で移動可能な収納部を備え、前記収納部は、トレイと、このトレイの上に載置される水切りカゴとを有し、前記トレイには、収納部が収納位置に移動したときに収納部の後方に設けられた配水管に接続される排水口が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
前記排水口内の流路を自動的に開閉するために、前記排水口には、排水口が前記配水管に接続されていないときには排水口内の流路を閉じ、排水口が配水管に接続されることにより前記流路を開く開閉弁が設けられていることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水切りカゴをトレイの上に載置したから、収納部を引出し位置に移動した状態で、濡れたままの食器などを水切りカゴに収納すると、食器などに付着していた水分はトレイ上に溜まるようになる。そして、収納部を収納位置に移動すれば、トレイの排水口が配水管に接続されるため、トレイ上に溜まった水分を簡単に配水管に流すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態に係るキッチン用キャビネット1は、シンクユニット4や引出しユニット3などの左右方向に並ぶ複数のユニットと、これらのユニット上に載置されて固定されるキッチンカウンター11とを備えている。
【0011】
前記キッチンカウンター11は、平面視で略長方形状の形状をなしており、このキッチンカウンター11には、右側位置にシンク11aやカラン11bが設けられているとともに、左側位置に調理器(図示せず)が設けられている。なお、シンク11aは前記シンクユニット4と引出しユニット3とに跨る領域に設けられている。
【0012】
前記引出しユニット3は、上下に並ぶ3つの引出し31を有しており、各引出し31が前後方向に移動可能になっている。
【0013】
前記シンクユニット4は、2枚の側板42a,42cと、背板42dとを有しているとともに、前側上部には固定板42eが設けられており、前方および上方に開口する箱状をなしている。そして、上方の開口はキッチンカウンター11で塞がれている。
【0014】
また、シンクユニット4の内部には、左右方向の中央から左寄りの位置に、両側板42a,42cと略同形状の仕切り板42bが設けられており、この仕切り板42bと右側の側板42aとが上下に並ぶ2枚の水平板42f、42gで連結されている。
【0015】
前記固定板42eの前面には、平面視で略コ字状のタオル掛け45が設けられていて、タオルが掛けられるようになっており、前記左側の側板42cと仕切り板42bとの間には、上下一対の布巾・台拭き掛け46が設けられていて、布巾5Aや台拭き5Bが掛けられるようになっている。
【0016】
また、正面視で右側の側板42a、仕切り板42b、固定板42e、上側の水平板42fで囲まれる領域に、収納部2Aが設けられているとともに、右側の側板42a、仕切り板42b、上側および下側の水平板42f,42gで囲まれる領域に、収納部2Bが設けられている。
【0017】
前記収納部2Aと収納部2Bとは、高さ寸法が異なるだけであり、それ以外の点では同様の構造となっている。これらの収納部2A,2Bは、トレイ21と、このトレイ21に載置される水切りカゴ22とを有している。
【0018】
前記トレイ21は、平面視で略矩形の有底容器状をなしているとともに、その上端部には略矩形枠状の鍔部21aを有している。そして、この鍔部21aの左右両端部は、右側の側板42aの左側面と仕切り板42bの右側面のそれぞれに設けられた左右一対のガイド部材44に支持されている。
【0019】
具体的には、前記左右一対のガイド部材44は、互いに対向する方向に開口する溝部を有していて、断面略コ字状で前後方向に延在しており、この溝部に前記鍔部21aの左右両端部が嵌り込むことによってトレイ21がガイド部材44に前後方向に移動可能に支持されている。そして、これにより収納部2A,2Bは、キッチンカウンター11の下方に収納される収納位置と、この収納位置から前方に引出される引出し位置との間で移動可能となっている。
【0020】
なお、図示は省略するが、鍔部21aの左右両端部の前側下面には、下方に突出する突起が設けられており、収納部2A,2Bが収納位置に移動したときには、前記突起がガイド部材44の溝部に乗り上げて、トレイ21の底面21bが後方に向かって下り傾斜になるようになっており、後述する排水口23内の流路23cに水が流入し易くなっている。
【0021】
前記水切りカゴ22は、網目構造によって平面視で略矩形のカゴ状となっていて、その大きさは前記トレイ21内に嵌り込み可能な程度になっている。そして、底部22bの4角には、それぞれ脚部22aが設けられていて、脚部22aがトレイ21の底面21bに載置されるようになっている。これにより、水切りカゴ22の底部22bとトレイ21の底面21bとの間には所定のクリアランスが確保され、水切りカゴ22から滴り落ちた水分がトレイ21の底面21b上をスムーズに流れることができるようになっている。
【0022】
また、前記トレイ21の後端部には、排水口23が設けられている。この排水口23は、収納部2A,2Bが収納位置に移動したときに、収納部2A,2Bの後方に設けられた配水管43に接続されるようになっている。
【0023】
前記配水管43は、前記水平板42f,42gを貫通して上下方向に延びており、トレイ21の排水口23と前後方向で対応する位置にそれぞれ接続口43aを有している。そして、この接続口43a内に排水口23が差し込まれることにより、排水口23と接続管43とが接続されるようになっている。
【0024】
具体的には、図3(a)に示すように、排水口23は、前後方向に延在する矩形筒状の形状をなし、内部に流路23cを有している。そして、排水口23は、トレイ21の下面よりも下方に張り出すように設けられていて、流路23cの下面がトレイ21の底面21bよりも下方に位置しているとともに、流路23cは、トレイ21の底面21bと内周面のコーナー部に設けられた連通口21cによってトレイ21の内部空間と連通している。
【0025】
また、排水口23の内部には、流路23cを開閉する開閉弁23aが設けられている。この開閉弁23aは、ゴムなどの弾力性のある材料で構成された正面視で略矩形の板状体であり、上端部が流路23cの上面に連結されていて、図中に矢印aで示すように前後方向に弾性変形可能となっている。そして、流路23cの下面には、流路23cの両側面を連結するように延びる堰部23bが設けられていて、開閉弁23aが外力を受けていないときには、開閉弁23aの下端部が前方から堰部23bに当接することにより流路23cが閉じられ、開閉弁23aが前方に弾性変形したときには、開閉弁23aの下端部が堰部23bから離間することにより流路23cが開かれるようになっている。
【0026】
前記接続口43aは、排水口23の断面形状よりも僅かに大きな断面形状の矩形筒状の形状をなしており、排水口23が内嵌可能となっている。また、接続口43aの内面上部には、排水口23の開閉弁23aを押すための押し部材43bが設けられている。この押し部材43bは、当該内面上部から中心方向に延びるとともにそこから前方に屈曲した略L字状の形状をなしており、接続口43aに排水口23が嵌り込んだときには、図3(b)に示すように、開閉弁23aを押して開かせるようになっている。すなわち、排水口23が接続口43aに接続されていないときには開閉弁23aによって流路23cは閉じられているが、排水口23が接続口43aに接続されると、開閉弁23aが押し部材43bに押されて前方に弾性変形し、流路23cが自動的に開かれる。そして、収納部2A,2Bを引き出して、排水口23を接続口43aから抜き出せば、開閉弁23aが復元力によって元の位置に復帰して、再び流路23cが自動的に閉じられる。
【0027】
本実施形態のキッチン用キャビネット1では、水切りカゴ22をトレイ21の上に載置したから、収納部2A,2Bを引出し位置に移動した状態で、濡れたままの食器などを水切りカゴ22に収納すると、食器などに付着していた水分はトレイ21上に溜まるようになる。そして、収納部2A,2Bを収納位置に移動すれば、トレイ21の排水口23が配水管43に接続されるため、トレイ21上に溜まった水分を簡単に配水管43に流すことができる。
【0028】
また、排水口23には、排水口23が配水管43に接続されていないときには排水口23内の流路23cを閉じ、排水口23が配水管43に接続されることにより流路23cを開く開閉弁23aが設けられているので、排水口23が配水管43に接続されていないとき、すなわち収納部2A,2Bが収納位置にないときには、開閉弁23aによって流路23cが閉じられるため、トレイ21上に溜まった水分が排水口23から流出するのを防ぐことができる。さらに、開閉弁23aは、収納部2A,2Bの移動により自動的に流路23cを開閉するように構成されているので、開閉弁23aの開閉操作が不要である。
【0029】
なお、前記実施形態では、収納部2A,2Bがシンクユニット4内に設けられた形態を示したが、例えば複数の引出しユニット3がある場合に、それらの引出しユニット3を所定の間隔を隔てて配設し、それらの引出しユニット3の対向する外側面同士にガイド部材44を設けることにより、引出しユニット3同士の間に収納部2A,2Bを設けることも可能である。
【0030】
また、前記実施形態では、キッチンカウンター11が複数のユニット上に載置される形態を示したが、キッチンカウンター11が床面から立ち上がる複数の脚で支持されるフレーム型のキッチンに対しても本発明は適用可能である。
【0031】
さらには、前記実施形態ではトレイ21がガイド部材44に移動可能に支持されているが、水切りカゴ22に鍔部21aを設けることにより、水切りカゴ22をガイド部材44に移動可能に支持させることも可能である。この場合には、水切りカゴ22がトレイ21に載置された状態でそれらが連結されるように、トレイ21または水切りカゴ22に連結機構を設けることが好ましい。
【0032】
また、配水管43側に開閉弁を設けてもよく、このようにすることにより配水管43からの臭気を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施形態に係るキッチン用キャビネットの正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】トレイの排水口と配水管の接続口との取り合いを示す図であり、(a)は収納部を収納位置に移動する前の状態を示す、(b)は収納部を収納位置に移動した後の状態を示す。
【符号の説明】
【0034】
1 キッチン用キャビネット
11 キッチンカウンター
2A,2B 収納部
21 トレイ
21a 鍔部
22 水切りカゴ
23 排水口
23a 開閉弁
4 シンクユニット
43 配水管
43a 接続口
44 ガイド部材




 

 


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