米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 家具 -> 松下電工株式会社

発明の名称 対面式厨房装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−29306(P2007−29306A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−215084(P2005−215084)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 佐藤 靖史 / 鈴木 眞人 / 中村 隆宏 / 西崎 喜弘 / 安達 研治
要約 課題
リビング・ダイニングルームにいながら手洗い、花瓶の水の入れ替え等を行うことができ、キッチンや洗面ボウルでの諸作業に必要とされる光の補給を可能にする対面式厨房装置を提供すること。

解決手段
キッチンとリビング・ダイニングルームとの境界に設置される対面式厨房装置において、シンク1をキッチン側に、洗面ボウル2をリビング・ダイニングルーム側に備え、シンクの背後からリビング・ダイニングルーム側に向かってカウンター3が設けられ、カウンターの下方に洗面ボウルが配置され、洗面ボウル上方のカウンターの天板6が回動自在とされるとともに、回動自在な天板に照明装置が組み込まれている。
特許請求の範囲
【請求項1】
キッチンとリビング・ダイニングルームとの境界に設置される対面式厨房装置において、シンクをキッチン側に、洗面ボウルをリビング・ダイニングルーム側に備え、シンクの背後からリビング・ダイニングルーム側に向かってカウンターが設けられ、カウンターの下方に洗面ボウルが配置され、洗面ボウル上方のカウンターの天板が回動自在とされるとともに、回動自在な天板に照明装置が組み込まれていることを特徴とする対面式厨房装置。
【請求項2】
回動自在な天板の回動軸部分に照明装置が組み込まれている請求項1記載の対面式厨房装置。
【請求項3】
照明装置は、天板の閉時にキッチン側を照射し、開時に洗面ボウル側を照射する請求項2記載の対面式厨房装置。
【請求項4】
回動自在な天板の回動軸部分に照明装置が組み込まれ、照明装置は、光を遮断する開閉自在な遮光カバーを備えている請求項1記載の対面式厨房装置。
【請求項5】
照明装置は、天板の開閉に連動して点灯および消灯する請求項1記載の対面式厨房装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、対面式厨房装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
住宅の間取りでは、キッチンとリビング・ダイニングルームを隣接させ、続き間とするのが主流となっている。この場合、キッチンに配設される厨房装置は、キッチンとリビング・ダイニングルームの境界に設置される対面式となっている。
【0003】
対面式厨房装置は、調理、後片付け等のキッチンでの作業を開放感のある空間で行い、会話を交えた和やかな雰囲気で行うのを可能にしている。キッチンでの作業はリビング・ダイニングルームに向かって行うことができ、このため、開放感を味わえ、食器の配膳や後片付けは、対面式厨房装置に備えたカウンターを経由して行うことができる。
【0004】
一方、厨房装置として、シンクと洗面ボウルを横に並設したものを本出願人は提案している(特許文献1)。特許文献1に記載された厨房装置は、間取りに余裕を持たせることができ、配管工事を簡単にすることができるという利点を有している。
【特許文献1】実願昭57−139455号(実開昭59−44349号)のマイクロフィルム
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
厨房装置への洗面ボウルの組み込みは、対面式厨房装置にも要望され始めている。食事前の手洗い、食卓を飾る花の水の入れ替え等をわざわざ洗面所にまで行かなくとも、リビング・ダイニングルームにいながら簡単に済ませることができれば便利である。
【0006】
しかしながら、先に提案した厨房装置は対面式厨房装置でなく、洗面ボウルがシンクの横に並設されているため、手洗い、花瓶の水の入れ替え等をするには、キッチンまで回り込む必要があり、使い勝手が良好でない。
【0007】
また、キッチンや洗面ボウル側で諸作業を円滑に行うためには、シーリングライトからの光だけでは不十分であり、別の明かりが必要とされる。しかしながら、特許文献1に記載された厨房装置では、光の補給について考慮されていない。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、リビング・ダイニングルームにいながら手洗い、花瓶の水の入れ替え等を行うことができ、キッチンや洗面ボウルでの諸作業に必要とされる光の補給を可能にする対面式厨房装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、キッチンとリビング・ダイニングルームとの境界に設置される対面式厨房装置において、シンクをキッチン側に、洗面ボウルをリビング・ダイニングルーム側に備え、シンクの背後からリビング・ダイニングルーム側に向かってカウンターが設けられ、カウンターの下方に洗面ボウルが配置され、洗面ボウル上方のカウンターの天板が回動自在とされるとともに、回動自在な天板に照明装置が組み込まれていることを特徴としている。
【0010】
本願発明は、第2には、回動自在な天板の回動軸部分に照明装置が組み込まれていることを特徴としている。
【0011】
本願発明は、第3には、照明装置は、天板の閉時にキッチン側を照射し、開時に洗面ボウル側を照射することを特徴としている。
【0012】
本願発明は、第4には、回動自在な天板の回動軸部分に照明装置が組み込まれ、照明装置は、光を遮断する開閉自在な遮光カバーを備えていることを特徴としている。
【0013】
本願発明は、第5には、照明装置は、天板の開閉に連動して点灯および消灯することを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本願の第1の発明によれば、洗面ボウルは、対面式厨房装置のリビング・ダイニングルーム側に配置されているため、食事前の手洗い、花瓶の水の入れ替え等をリビング・ダイニングルームで行うことができ、使い勝手に優れる。また、洗面ボウルの上方に配設された回動自在な天板に照明装置が組み込まれているため、キッチンや洗面ボウル側で行う諸作業に必要とされる光を補給することができる。
【0015】
本願の第2の発明によれば、照明装置をコンパクトに組み込むことができ、照明装置の納まりが良好となる。
【0016】
本願の第3の発明によれば、回動自在な天板の開閉にともない光を照射する領域を切り替えることができ、キッチン、洗面ボウルのいずれかの側に光を補給することができる。
【0017】
本願の第4の発明によれば、遮光カバーの操作により光を照射する領域を変えることができる。
【0018】
本願の第5の発明によれば、照明装置を点灯および消灯させる操作が容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、本願発明の対面式厨房装置の一実施形態を示した断面図である。
【0020】
シンク1はキッチン側に、洗面ボウル2はリビング・ダイニングルーム側に設けられている。シンク1の背後からリビング・ダイニングルーム側に向かって一段高くなったカウンター3が設けられている。洗面ボウル2は、カウンター3の下方に配置されている。シンク1、洗面ボウル2のそれぞれにカラン4、5が設けられている。
【0021】
図1に示した対面式厨房装置では、洗面ボウル2が、リビング・ダイニングルーム側に配置されているため、食事前の手洗い、花瓶の水の入れ替え等をリビング・ダイニングルームで行うことができ、使い勝手に優れている。
【0022】
洗面ボウル2の上方に位置するカウンター3の天板6は、シンク1側の端部を回動の中心として上下に90°の回動が自在となっている。回動機構は、たとえば、図2に示したものを採用することができる。
【0023】
図2に示した回動機構では、天板6のシンク1側の端部の裏面側に切欠7が設けられ、切欠7に回動軸8が嵌め込まれるとともに、切欠7と平行に設けられた別の切欠9に、先端にクリック球10を有するコイルバネ11がクリック球10とともに嵌め込まれる。クリック球10は、コイルバネ11の伸縮にともなって横方向に移動することができるようになっている。12は、押え板であり、回動軸8およびコイルバネ11の脱落を防止するために、天板6のシンク1側の端部に装着される。押え板12はL字型の部材であり、側面には、回動軸8の先端部およびクリック球10が外側に突出するように開口13が形成されている。
【0024】
また、図2に示した回動機構では、図1に示したカウンター3側に角度調整板14が設けられる。角度調整板14は、中心角が略90°の扇形の形状を有し、角度調整板14には、回動軸8が差し込まれる中心穴15が形成され、その周りにクリック球10の係合が可能な複数の係合穴16が形成されている。係合穴16は円弧状に配列されている。
【0025】
したがって、図2に示した回動機構では、クリック球10が複数の係合穴16に順に係合、解除しながら、天板6は、上下に90°回動する。このため、天板6の回動操作は、クリック感があり、良好である。また、クリック球10を一つの係合穴16に係合させると、天板6は一定角度に保持される。
【0026】
このような回動機構等により回動自在とされた天板6には、図1に示したように、リビング・ダイニングルーム側の先端部に照明装置が組み込まれている。天板6が上方に90°回動して開くと、照明装置は、洗面ボウル2に対置している人に向けて光を照射することができる。光の照射によって、洗面ボウル2側が明るくなり、諸作業に必要な光が補給される。たとえば、天板6の裏面には鏡17を設けることができ、照明装置より人に光が照射されるため、鏡に映し出される像は鮮明で見やすくなり、化粧等に有効となる。
【0027】
照明装置の点灯および消灯は、天板6の開閉に連動させたり、洗面ボウル2やカウンター3、さらに天板6等にスイッチを設け、手動で行ったりすることができる。天板6の開閉に連動させる場合には、天板6の位置を検知することでON/OFFを切り替えることができる。検知手段としては、接点スイッチ、非接触スイッチ、ロータリースイッチ等が適用される。照明装置の点灯および消灯を天板6の開閉に連動させると、照明装置の操作が容易となる。
【0028】
図3<a><b>は、それぞれ、照明装置の一形態と光の照射状態を示した要部断面図である。図4は、図3<a><b>に示した照明装置を組み込んだ天板の周辺をキッチン側から見た要部正面図である。
【0029】
照明装置18は、回動自在な天板6の回動軸19の部分に組み込まれている。光源20および光源20の周りに設けられた反射板21が天板6に内蔵されている。また、透光カバー22が天板6の端面の一部を形成するように配設されている。天板6の回動軸19側の端面は断面略1/2円状に形成され、天板6の閉時(図3<a>)に下側に配置される断面略1/4円状の部分が透光カバー22で形成されている。そして、天板6の回動軸19側の端面に対向するカウンター3には、山型の傾斜面23が形成されている。
【0030】
図3<a>に示したように、天板6が水平に配置された状態、すなわち、天板6の閉時に、照明装置18をONにすると、光源20から発せられる光は透光カバー22を透過し、キッチン側を照らすことができる。図3<b>に示したように、天板6を上方に90°回動させた開時に照明装置18をONにすると、洗面ボウル2側を照射することができる。
【0031】
このように、照明装置18を天板6の回動軸19の部分に組み込むことにより、照明装置18をコンパクトに組み込むことができ、照明装置18の納まりが良好となる。また、洗面ボウル2側だけでなく、キッチン側にも光を補給することができる。キッチンで行う諸作業に十分な光量を確保することができる。光を照射する領域を天板6の開閉にともない切り替えることができ、キッチン、洗面ボウル2のいずれかの側に光を補給することができる。照明装置18のON/OFFを行う図4に示したスイッチ24は、天板6において、キッチン側、洗面ボウル2側のどちらからも操作が可能な位置に設けることができる。
【0032】
図5<a><b><c><d>は、それぞれ、照明装置の一形態と光の照射状態を示した要部断面図である。図6は、図5<a><b><c><d>に示した照明装置を組み込んだ天板の周辺をキッチン側から見た要部正面図である。
【0033】
図5<a><b><c><d>に示した照明装置25も、図3<a><b>に示した照明装置18と同様に、回動自在な天板6の回動軸19の部分に組み込まれている。一方、照明装置25では、天板6の回動軸19側の端面に光源20が配設されるとともに、断面略1/2円状の透光カバー22が配設されている。また、照明装置25は、光を遮断する遮光カバー26を備えている。遮光カバー26は、断面略1/4円状の形状を有する部材であり、透光カバー22に沿って移動することができるようになっている。透光カバー22が遮光カバー26によって覆われると、光は遮光カバー26で遮断される。そして、カウンター3には、天板6の回動軸19側の端面に対向する部分に山型の傾斜面23が形成されている。
【0034】
図5<a>に示したように、天板6の閉時に遮光カバー26を透光カバー22の上半分を覆うように配置する。この状態において、照明装置25をONにすると、光源20から発せられる光はキッチン側に向かい、キッチン側に光が補給される。キッチン側が明るくなる。遮光カバー26を動かさずに、天板6を上方に90°回動させて開けると、図5<b>に示したように、キッチン側に向かう光が遮光カバー26により遮断され、光は、洗面ボウル2側に向かい、洗面ボウル2側に光が補給される。洗面ボウル2側が明るくなる。
【0035】
図5<b>に示したように、天板6を開状態としたままで、遮光カバー26を洗面ボウル2側に90°移動させる。この場合には、図5<c>に示したように、洗面ボウル2側に向かう光が遮られ、光は、キッチン側に向かう。キッチン側に光が補給される。また、図5<b>に示したように、天板6を開状態としたままで、図5<b>と図5<c>に示した位置の中間に遮光カバー26を配置させると、図5<d>に示したように、光は、キッチン側、洗面ボウル2側の両方に向かい、キチン側および洗面ボウル2側をともに照射する。たとえば、リビング・ダイニングルーム側からキッチン側を隠したい場合、天板6を開け、立てた状態にすることができるが、この場合にも、図5<a><b><c><d>および図6に示した照明装置25では、キッチン側に光を補給することができる。また、キッチン側と洗面ボウル2側とで同時に作業を行う場合、それぞれの側に光を補給することもできる。このように、照明装置25では、遮光カバー26の操作により光を照射する領域を変えることができる。
【0036】
遮光カバー26の開閉は、たとえば、図6に示したように、レバー27によって行うことができ、レバー27は、天板6において、キッチン側、洗面ボウル2側のどちらからも操作することができる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本願発明の対面式厨房装置の一実施形態を示した断面図である。
【図2】天板の回動機構を例示した要部分解斜視図である。
【図3】<a><b>は、それぞれ、照明装置の一形態と光の照射状態を示した要部断面図である。
【図4】図3<a><b>に示した照明装置を組み込んだ天板の周辺をキッチン側から見た要部正面図である。
【図5】<a><b><c><d>は、それぞれ、照明装置の一形態と光の照射状態を示した要部断面図である。
【図6】図5<a><b><c><d>に示した照明装置を組み込んだ天板の周辺をキッチン側から見た要部正面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 シンク
2 洗面ボウル
3 カウンター
4、5 カラン
6 天板
7 切欠
8 回動軸
9 切欠
10 クリック球
11 コイルバネ
12 押え板
13 開口
14 角度調整板
15 中心穴
16 係合穴
17 鏡
18 照明装置
19 回動軸
20 光源
21 反射板
22 透光カバー
23 傾斜面
24 スイッチ
25 照明装置
26 遮光カバー
27 レバー




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013