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発明の名称 キッチン用キャビネット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20982(P2007−20982A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−209559(P2005−209559)
出願日 平成17年7月20日(2005.7.20)
代理人 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司
発明者 石田尾 利斉
要約 課題
設置後でもユーザーが使用状況に合わせて引出しのレイアウトを自由に変更することができるキッチン用キャビネットを提供する。

解決手段
キッチン用キャビネット1Aは、それぞれの高さが基準高さHの略整数倍に設定された複数の引出し41,42と、前方に開口し、内部に前記各引出しを上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体43とでなるユニット4を備えている。前記ユニット本体43の両内側面には、前記引出し41,42を前後方向に移動可能に保持する複数のレール部材44aが、前記基準高さHと略同一のピッチで設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれの高さが基準高さの略整数倍に設定された複数の引出しと、前方に開口し、内部に前記各引出しを上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体とでなるユニットを備え、
前記ユニット本体の両内側面には、前記引出しを前後方向に移動可能に保持する複数のレール部材が、前記基準高さと略同一のピッチで設けられていることを特徴とするキッチン用キャビネット。
【請求項2】
前記ユニットは、左右方向に複数並んで設けられており、これらのユニットの少なくとも2つは、幅寸法が略同一に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のキッチン用キャビネット。
【請求項3】
前記幅寸法が略同一に設定された各ユニットは、高さが前記基準高さの略1倍に設定された2つの第1引出しと、高さが前記基準高さの略2倍に設定された1つの第2引出しとを有し、これらのユニットのユニット本体の両内側面には4段でレール部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキッチン用キャビネット。
【請求項4】
前記各ユニットのユニット本体の上に載置されるキッチンカウンターをさらに備え、このキッチンカウンターには、前記ユニットのうちの1つに対応する位置にシンクが設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のキッチン用キャビネット。
【請求項5】
前記シンクに対応する位置のユニットの各引出しには、後側の端部に排水トラップとの干渉を回避するための切欠き部が設けられており、前記排水トラップと対応する高さ位置にある引出し以外の引出しの少なくとも1つには、前記切欠き部に当該切欠き部に嵌り込み可能な収納部材が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載のキッチン用キャビネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、箱型のユニットを備えたキッチン用キャビネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の箱型のユニットを横並び(並列)に配置することにより構成されたキッチン用キャビネットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このキッチン用キャビネットでは、各ユニットの上にキッチンカウンターが載置され、このキッチンカウンターにシンクやコンロが設けられている。
【0003】
このような従来のキッチン用キャビネットには、キャビネットを構成するユニットの1つとして、皿や鍋、調味料の容器などを収納するための引出しを上下に複数段備えた引出しユニットが設けられている。これらの引出しは、前方に開口するユニット本体の両内側面に設けたレール部材により、前後方向に移動可能に保持されている。
【特許文献1】特開平11−230号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のキッチン用キャビネットにおける引出しユニットでは、ユーザーの要望に応じて引出しの大きさ及び配置位置が予め決定され、それに合わせてレール部材が取り付けられていたため、キッチン用キャビネットの設置後にユーザーが引出しのレイアウトを変更するのは困難であった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、設置後でもユーザーが使用状況に合わせて引出しのレイアウトを自由に変更することができるキッチン用キャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明に係るキッチン用キャビネットは、それぞれの高さが基準高さの略整数倍に設定された複数の引出しと、前方に開口し、内部に前記各引出しを上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体とでなるユニットを備え、前記ユニット本体の両内側面には、前記引出しを前後方向に移動可能に保持する複数のレール部材が、前記基準高さと略同一のピッチで設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
ここで、基準高さとは、ユニットにおける引出しの占有高さを、最小の高さの引出しのみで構成したときに決定される段数で割ったときの高さのことである。
【0008】
ユニット同士の間で引出しを自由に入れ替えることを可能とするために、前記ユニットは、左右方向に複数並んで設けられており、これらのユニットの少なくとも2つは、幅寸法が略同一に設定されていることが好ましい。
【0009】
一方のユニットの2つの第1引出しと、他方のユニットの第2引出しとを入れ替えることができるようにするために、前記幅寸法が略同一に設定された各ユニットは、高さが前記基準高さの略1倍に設定された2つの第1引出しと、高さが前記基準高さの略2倍に設定された1つの第2引出しとを有し、これらのユニットのユニット本体の両内側面には4段でレール部材が設けられていることが好ましい。
【0010】
前記各ユニットのユニット本体の上に載置されるキッチンカウンターをさらに備え、このキッチンカウンターには、前記ユニットのうちの1つに対応する位置にシンクが設けられていることが好ましい。
【0011】
前記シンクに対応する位置のユニットでの引出しの自由な入れ替えを可能とするために、当該ユニットの各引出しには、後側の端部に排水トラップとの干渉を回避するための切欠き部が設けられており、前記排水トラップと対応する高さ位置にある引出し以外の引出しの少なくとも1つには、前記切欠き部に当該切欠き部に嵌り込み可能な収納部材が着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ユーザーが引出しを上下に入れ替えても、いずれの引出しもレール部材に保持させることができるので、その時々の使い勝手に合わせた引出しの配置変更が可能であり、また引出しの配置変更によってキッチン用キャビネットの外観やデザインを変更することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るキッチン用キャビネット1Aは、キッチン用フロアキャビネットとして構成されたものであり、左右方向に並んで配置される複数の箱型のユニット2〜6と、これらのユニット2〜6の上に載置されるキッチンカウンター11とを備えている。
【0015】
前記キッチンカウンター11には、右側位置にシンク12が設けられ、左側位置にコンロ13が設けられている。
【0016】
前記ユニット2〜6は、シンク12に対応する位置に配置されるシンクユニット2と、コンロ13に対応する位置に配置されるコンロユニット3と、これらのユニット2,3の間に配置される2つの引出しユニット4,5と、コンロユニット3の左側に配置される幅狭の引出しユニット6とからなっている。
【0017】
前記コンロユニット3の前面の上部には、コンロ13のグリル扉や操作部などが設けられた前面を前方に露出させるための開口3aが設けられており、この開口3aにコンロ13の前端部が嵌り込んでコンロ13の前面が各ユニット2〜6の前面と略面一になっている。
【0018】
前記各引出しユニット4〜6は、互いに幅寸法が異なるだけであって、それらの構造は全て同じであるので、代表として引出しユニット4について説明する。
【0019】
引出しユニット4は、高さが基準高さHの略1倍に設定された2つの第1引出し41(引出しユニット5では51、引出しユニット6では61)と、高さが基準高さHの略2倍に設定された1つの第2引出し42(引出しユニット5では52、引出しユニット6では62)とを有しているとともに、前方に開口し、内部に前記各引出し41,42を上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体43(引出しユニット5では53、引出しユニット6では63)を有している。
【0020】
ここで、基準高さHとは、引出しユニット4における引出しの占有高さH’を、最小の高さの引出しのみで構成したときに決定される段数(本実施形態では4段)で割ったときの高さのことである。なお、本実施形態では、基準高さHは、キッチンカウンター11の下面からコンロ13の下面までの高さと一致している。
【0021】
前記ユニット本体43は、図2(a)(b)及び図3(a)に示すように、略縦長長方形状の2枚の側板43aと、これらの側板43aの後端部同士を下端部を僅かに残した状態で連結する背板43bと、側板43aの下部同士を連結する底板43cと、背板43bと対向する向きで側板43aの前側上端部同士を連結する目隠し板43dとを有している。すなわち、両側板43aの内側面、底板43cの上面、及び目隠し板43dの下端面で前方に開口する開口が形成され、両側板43aの内側面、背板43bの前面、及び目隠し板43dの後面で上方に開口する開口が形成されている。
【0022】
また、底板43cの下側には、底板43cの前端部から少し後側に控えた位置に側板43a同士の間を塞ぐ塞ぎ板43eが設けられており、両側板43aの前側下端部は、底板43cの下面及び塞ぎ板43eの前面に沿って切り取られている。
【0023】
前記両側板43aの内側面には、前記第1引出し41及び第2引出し42を前後方向に移動可能に保持する4段のレール部材44aが、前記基準高さHと略同一のピッチPで設けられている。
【0024】
前記第1引出し41は、2枚の側板41b、背板41c、底板41d、及び化粧板41aからなっており、化粧板41aの高さ寸法が前記基準高さHの略1倍になっている。そして、両側板41bの外側面に前記レール部材44aに係合する係合部材44bが取り付けられている。
【0025】
前記レール部材44aは、図3(b)に示すように、内側に開口する断面略C字状で前後方向に延在しており、前記係合部材44bは、レール部材44aに嵌り込み可能な断面形状で前後方向に延在している。このため、係合部材44bがレール部材44aに嵌り込んで係合すると、第1引出し41がレール部材44aに前後方向に移動可能に保持されるようになる。なお、詳細な構造についての説明は省略するが、第1引出し41を引き出した状態で持ち上げれば、係合部材44bとレール部材44aとの係合状態を解除できるようになっており、第1引出し41はユニット本体43に対して前方から着脱可能となっている。
【0026】
前記第2引出し42は、図示は省略するが、第1引出しと同様の構造となっており、高さ方向の寸法が異なるだけである。すなわち、第2引出し42は、高さ寸法が基準高さHの略2倍の化粧板42aを有しており、両側板の外側面には係合部材44bが取り付けられている。ただし、第2引出し42における化粧板42aの下端部から係合部材44bまでの高さ寸法は、第1引出し41における化粧板41aの下端部から係合部材44bまでの高さ寸法と略同一に設定されている。また、第2引出し42も、第1引出し41と同様に、ユニット本体43に対して前方から着脱可能となっている。
【0027】
このように、本実施形態では、引出し41,42の数よりも多くのレール部材44aが基準高さHと略同一のピッチPで設けられているとともに、第2引出し42における化粧板42aの下端部から係合部材44bまでの高さ寸法が、第1引出し41における化粧板41aの下端部から係合部材44bまでの高さ寸法と略同一に設定されているので、第1引出し41と第2引出し42とを上下に入れ替えても、いずれの引出し41,42もどこかのレール部材44aに保持されることになる。例えば、図2(a)(b)に示すように、第2引出し42を最下段に配置する場合には、3段目のレール部材44aは使用されず、第2引出し42は4段目のレール部材44aに保持され、2つの第1引出し41は1段目及び2段目のレール部材44aに保持される。そして、図4(a)(b)に示すように、第2引出し42を最上段に配置する場合には、1段目のレール部材44aは使用されず、第2引出し42は2段目のレール部材44aに保持され、第1引出し41は3段目及び4段目のレール部材44aに保持される。さらに、図5(a)(b)に示すように、第2引出し42を中段に配置する場合には、2段目のレール部材44aは使用されず、第2引出し42は3段目のレール部材44aに保持され、第1引き出し41は1段目及び4段目のレール部材44aに保持される。
【0028】
前記シンクユニット2は、高さが基準高さHの略1倍に設定された1つの第1引出し21と、高さが基準高さHの略2倍に設定された1つの第2引出し22と、前方に開口し、内部に前記各引出し21,22を上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体23とを有している。
【0029】
前記第1引出し21、第2引出し22、及びユニット本体23の構造は、基本的には前記引出しユニット4の第1引出し41、第2引出し42、及びユニット本体43の構造と同様であるが、図6(a)〜(c)に示すように、ユニット本体23の前面の上部には、基準高さHと略同一の高さの固定板25が取り付けられていて、シンク12が存する高さ位置には引出しが配置できないようになっている。また、ユニット本体23の両内側面には、3つのレール部材44aが基準高さHと略同一のピッチPで設けられている。
【0030】
前記第1引出し21及び第2引出し22の後側の端部には、排水トラップ12aとの干渉を回避するための切欠き部26が設けられている。この切欠き部26は、底板21dの後端部が所定幅で切欠かれるとともに、背板21cの中央部が所定幅で切断され、底板21dが切欠かれた部分が平面視で略コ字状の補強壁26aで縁取られることにより形成されている。
【0031】
そして、前記切欠き部26には、図7(a)に示すような容器状の収納部材27Aや、あるいは図7(b)に示すようなカゴ状の収納部材27Bが嵌め込まれるようになっている。
【0032】
前記収納部材27A,27Bは、内部にものを収納可能な上方に開口する形状の収納部27aと、この収納部27aの左右方向の上端部から外側に張り出す係合部27bとを有しており、係合部27bが前記補強壁26aの上端部に載置されることにより、収納部材27A,27Bが切欠き部26に着脱可能に取り付けられるようになっている。図6の状態では、第1引出し21が排水トラップ12aと対応する高さ位置にあるので、第2引出し22にのみ前記収納部材27A(または27B)が取り付けられている。
【0033】
このように、第1引出し21及び第2引出し22に排水トラップ12aとの干渉を回避する切欠き部26を設けたから、引出し21,22の自由な入れ替えが可能になる。しかも、切欠き部26には収納部材27A,27Bが着脱可能に取り付けられるようになっているので、切欠き部26を合理的に利用して引出し22(または21)の収納面積の減少を回避することができる。
【0034】
前記コンロユニット3は、高さが基準高さHの略1倍に設定された1つの第1引出し31と、高さが基準高さHの略2倍に設定された1つの第2引出し32と、前方に開口し、内部に前記各引出し31,32を上下に並んだ状態で収納可能なユニット本体33とを有している。
【0035】
前記第1引出し31、第2引出し32、及びユニット本体33の構造は、基本的には前記引出しユニット4の第1引出し41、第2引出し42、及びユニット本体43の構造と同様であるが、前述したように1つの第1引出し41に代えてコンロ13が配置されている。また、ユニット本体33の両内側面には、図示は省略するが、3つのレール部材44aが基準高さHと略同一のピッチPで設けられている。
【0036】
このような構成のキッチン用キャビネット1Aであれば、キッチン用キャビネット1Aを設置した当初は、図1に示すような引出しのレイアウトであっても、各ユニット2〜6の第1引出し21〜61及び第2引出し22〜62を上下に入れ替えることにより、ユーザーがキッチン用キャビネットの外観やデザインを変更することができる。例えば、図8(a)に示すように、各ユニット2〜6の第2引出し22〜62を中段に配置すれば、これらの第2引出し22〜62で構成される太いラインをキッチン用キャビネット1Aの真中に持ってくることができる。あるいは、図8(b)(c)に示すように、ユーザーがその時々の使い勝手に合わせて引出しの配置を変更することも可能である。
【0037】
また、各ユニット2〜6の第1引出し21〜61のうちの1つの化粧板(引出しユニット4では化粧板41a)を他の引出しの化粧板と異なる色にすることによって、例えば設置当初には1本のラインを呈するようにしておいて、その後に引出しの配置を変更することにより、キッチン用キャビネット1Aの模様パターンを変更することもできる。
【0038】
さらには、各引出しユニット4〜6は幅寸法が異なるだけであり、レール部材44aの取り付け位置も同一であるので、各引出しユニット4〜6のユニット本体を構成する両側板(引出しユニット4では側板43a)は、全てのユニット4〜6で共通化することができ、製造コストを低減することができる。
【0039】
なお、各ユニット2〜6の引出しは、全てが第1引出し21〜61となっていてもよい。このようにしても、引出し21〜61を上下で入れ替えることは可能である。
【0040】
(第2実施形態)
次に、図9(a)を参照して、本発明の第2実施形態に係るキッチン用キャビネット1Bを説明する。このキッチン用キャビネット1Bは、前記第1実施形態に係るキッチン用キャビネット1Aと比べて、引出しユニット5の幅寸法のみが異なるだけであって、他の部分は同じである。すなわち、引出しユニット5の幅寸法は、引出しユニット4の幅寸法と略同一に設定されている。
【0041】
このようにすれば、前記第1実施形態の効果に加え、引出しユニット4,5同士の間で、第1引出し41,51同士または第2引出し42,52同士を自由に入れ替えることが可能である。また、図9(b)に示すように、引出しユニット4の2つの第1引出し41と、引出しユニット5の第2引出し52とを入れ替えることも可能である。
【0042】
なお、引出しユニット4,5の引出しは、当初から図9(b)のようになっていてもよい。すなわち、引出しユニット4は、2つの第2引出し42を有し、引出しユニット5は、4つの第1引出し51を有していてもよい。
【0043】
(第3実施形態)
次に、図10(a)を参照して、本発明の第3実施形態に係るキッチン用キャビネット1Cを説明する。このキッチン用キャビネット1Cは、前記第2実施形態に係るキッチン用キャビネット1Bと比べて、引出しユニット4の構成のみが異なるだけであって、他の部分は同じである。すなわち、引出しユニット4は、1つの第1引出し41と、高さが基準高さHの略3倍に設定された1つの第3引出し45とを有している。そして、引出しユニット4のユニット本体43の両内側面には、4段のレール部材44aが基準高さHと略同一のピッチPで設けられている。
【0044】
このようにしても、第1引出し41と第3引出し45とを上下に入れ替えることも可能である。さらには、引出しユニット4には、レール部材44aが4段で設けられているので、図10(b)に示すように、引出しユニット5の1つの第1引出し51及び第2引出し52と、引出しユニット4の第3引出し45とを入れ替えることが可能である。すなわち、各引出しの高さは基準高さHの略整数倍に設定されていれば、本発明を適用することは可能である。
【0045】
(第4実施形態)
次に、図11を参照して、本発明の第4実施形態に係るキッチン用キャビネット1Dを説明する。このキッチン用キャビネット1Dは、カップボードとして構成されたものであり、2つの引出しユニット8と、それらの上に載置される棚ユニット7とを備えている。
【0046】
前記各引出しユニット8は、2つの第1引出し81と、1つの第2引出し82とを有しており、このようにカップボードとして構成されたキッチン用キャビネット1Dに対しても本発明を適用することは可能である。
【0047】
さらに、このキッチン用キャビネット1Dと、前記各実施形態に係るキッチン用キャビネット1A〜1Cのいずれかを組み合わせ、キッチン用キャビネット1Dの引出しユニット8の幅寸法を、キッチン用キャビネット1A(または1B,1C)の引出しユニット4の幅寸法と略同一に設定しておけば、キャビネット同士の間で引出しを入れ替えることも可能である。
【0048】
なお、前記各実施形態においては、キッチン用キャビネット1A〜1Dを構成するユニット2〜6,8の数及び幅は適宜選定可能であり、引出しユニットの幅が同じであれば、ユニット間で自在に引出しユニットを交換することができる。また、全てのユニットの幅が同じであれば、全ての引出しを交換することができる。さらに、従来のように、開き戸を取り付けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の第1実施形態に係るキッチン用キャビネットの正面図である。
【図2】(a)は引出しユニットの正面図、(b)はその側面図である。
【図3】(a)は図2(a)のI−I線断面図、(b)は(a)のII−II線断面図である。
【図4】(a)は第2引出しを最上段に配置したときの引出しユニットの正面図、(b)はその側面図である。
【図5】(a)は第2引出しを中段に配置したときの引出しユニットの正面図、(b)はその側面図である。
【図6】(a)はシンクユニットの平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。
【図7】(a)は収納部材の斜視図、(b)は変形例の収納部材の斜視図である。
【図8】(a)〜(c)は各ユニットの引出しの配置を変更したときのキッチン用キャビネットの正面図である。
【図9】(a)は本発明の第2実施形態に係るキッチン用キャビネットの正面図、(b)は各ユニットの引出しの配置を変更したときのキッチン用キャビネットの正面図である。
【図10】(a)は本発明の第3実施形態に係るキッチン用キャビネットの正面図、(b)は各ユニットの引出しの配置を変更したときのキッチン用キャビネットの正面図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係るキッチン用キャビネットの正面図である。
【符号の説明】
【0050】
1A〜1D キッチン用キャビネット
11 キッチンカウンター
12 シンク
2 シンクユニット
21,31,41,51,61 第1引出し
22,32,42,52,62 第2引出し
26 切欠き部
27A,27B 収納部材
3 コンロユニット
4〜6 引出しユニット
43 ユニット本体
44a レール部材
44b 係合部材




 

 


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