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発明の名称 キャビネット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14447(P2007−14447A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−197200(P2005−197200)
出願日 平成17年7月6日(2005.7.6)
代理人
発明者 真壁 基
要約 課題
梱包がコンパクトに納まり組み立て施工も簡単で、部材増加とならずコスト高が抑えられ、正面視略矩形状となる設置状態が安定して確実に保持されるキャビネットを提供する。

解決手段
天板1と底板2と両側板3とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体4が正面視略平行四辺形状へと変形し得るように、キャビネット本体4の各コーナー部分で両側板3と天板1、底板2とを各々枢支連結具5を介し回動自在に結合してなるキャビネットにおいて、キャビネット本体4の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体4を支持する脚部材6を配設し、脚部材6には側板3と底板2との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体4を正面視略矩形状に保持する規制止め部7を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
天板と底板と両側板とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体が正面視略平行四辺形状へと変形し得るように、キャビネット本体の各コーナー部分で両側板と天板、底板とを各々枢支連結具を介し回動自在に結合してなるキャビネットであって、キャビネット本体の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体を支持する脚部材を配設し、脚部材には側板と底板との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体を正面視略矩形状に保持する規制止め部を設けてなるキャビネット。
【請求項2】
側板の内面下端縁と底板の上面側端縁とが近接するキャビネット本体の内隅付近に枢支連結具の回動中心軸を位置させ、側板の下端面に受け穴を穿設し、この受け穴に挿入嵌合される支持ピンを脚部材から上方に突設すると共に、底板の側端付近の下面に当接される支持片を同脚部材から略水平に突設して、この支持ピンと支持片とで規制止め部を形成したことを特徴とする請求項1記載のキャビネット。
【請求項3】
底板の側端付近の下面に支持片をネジ止めすることにより、脚部材がキャビネット本体に取り付け固定されるようになしたことを特徴とする請求項2記載のキャビネット。
【請求項4】
正面視略矩形状となったキャビネット本体上に設置される洗面ボウルを有した洗面カウンターを備え、同洗面ボウルの下部を納める開口部をキャビネット本体の天板に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のキャビネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、天板と底板と両側板とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体が正面視略平行四辺形状へと変形し得るようになっており、例えば、洗面台として組み立て設置されるキャビネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、図4に示す如く、天板1と底板2と両側板3とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体4が正面視略平行四辺形状へと変形し得るように、キャビネット本体4の各コーナー部分で両側板3と天板1、底板2とを各々枢支連結具5を介し回動自在に結合してなる所謂ノックダウン構造のキャビネットは知られている(特許文献1:特許第2706571号公報)。この場合、両側板3と天板1、底板2とを工場で予め連結しておくことができて、施工現場では簡単に組み立て設置することができ、運搬時の梱包もコンパクトに納まるという利点がある。
【特許文献1】特許第2706571号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来例となるキャビネットにおいて、キャビネット本体4をその施工使用時に正面視略矩形状に保持規制するのは、各枢支連結具5に配設される固定ピンとされており、正面視略矩形状に保持規制する部材として別途新たに同固定ピンを要している。このことは、部材増加でコスト高につながり、組み立て施工も複雑化するものである。又、上記特許文献1にはキャビネット本体4を支持する脚部材が示されておらず、キャビネット本体4はその底板2が床に直接載置されて支持されるものであって、正面視略矩形状に安定しては保持され難いものであった。
【0004】
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、梱包がコンパクトに納まり組み立て施工も簡単で、部材増加とならずコスト高が抑えられ、正面視略矩形状となる設置状態が安定して確実に保持されるキャビネットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本願発明のキャビネットにあっては、天板と底板と両側板とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体が正面視略平行四辺形状へと変形し得るように、キャビネット本体の各コーナー部分で両側板と天板、底板とを各々枢支連結具を介し回動自在に結合してなるキャビネットにおいて、キャビネット本体の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体を支持する脚部材を配設し、脚部材には側板と底板との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体を正面視略矩形状に保持する規制止め部を設けている。
【発明の効果】
【0006】
本願発明のキャビネットにおいては、キャビネット本体が正面視略平行四辺形状へと変形し得るようになっているため、梱包がコンパクトに納まり組み立て施工も簡単で、キャビネット本体の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体を支持する脚部材が配設されるため、同脚部材によってキャビネット本体は安定状態で保持される。しかも、脚部材には側板と底板との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体を正面視略矩形状に保持する規制止め部が設けられているため、脚部材を取り付けることでキャビネット本体は正面視略矩形状に安定して確実に保持されるようになり、同脚部材を兼用することになって部材増加とならずコスト高も抑えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1〜3は、本願の請求項1〜4全てに対応した一実施形態であるキャビネットを示している。この実施形態のキャビネットは、天板1と底板2と両側板3とで構成される正面視略矩形状のキャビネット本体4が正面視略平行四辺形状へと変形し得るように、キャビネット本体4の各コーナー部分で両側板3と天板1、底板2とを各々枢支連結具5を介し回動自在に結合してなるものである。そして、この場合に、キャビネット本体4の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体4を支持する脚部材6を配設し、脚部材6には側板3と底板2との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体4を正面視略矩形状に保持する規制止め部7を設けている。
【0008】
又、この実施形態のキャビネットでは、側板3の内面下端縁と底板2の上面側端縁とが近接するキャビネット本体4の内隅付近に枢支連結具5の回動中心軸5aを位置させ、側板3の下端面に受け穴8を穿設し、この受け穴8に挿入嵌合される支持ピン7aを脚部材6から上方に突設すると共に、底板2の側端付近の下面に当接される支持片7bを同脚部材6から略水平に突設して、この支持ピン7aと支持片7bとで規制止め部7を形成している。この場合、底板2の側端付近の下面に支持片7bをネジ止めすることにより、脚部材6がキャビネット本体4に取り付け固定されるようになしてもいる。しかも、正面視略矩形状となったキャビネット本体4上に設置される洗面ボウル9を有した洗面カウンター10を備え、同洗面ボウル9の下部を納める開口部11をキャビネット本体4の天板1に形成している。
【0009】
以下、この実施形態のキャビネットを、より具体的詳細に説明する。この実施形態のキャビネットは洗面台となるもので、洗面所の床上に組み立て設置される。キャビネット本体4を構成する天板1、底板2、側板3は、木質板や合成樹脂パネルでなり、耐水性に富んだ材質で形成されることが好ましいものである。天板1と底板2とが対応し、両側板3が対応するように、各々相対応して同じ外形寸法の矩形に形成されている。そして、両側板3と天板1、底板2とが各々枢支連結具5を介し回動自在に結合されることにより、図1(a)に示す如く、正面視略矩形状のキャビネット本体4となる。
【0010】
キャビネット本体4は、図1(b)に示す如く、正面視略平行四辺形状へと変形し得るものであり、この変形の最終には、底板2と一方の側板3が略一面状となり、天板1と他方の側板3が略一面状となり、略一面状となった両者が互いに略平行となるよう相対向して、キャビネット本体4全体が扁平状に折り畳まれる。このように、キャビネット本体4は扁平状に折り畳まれた状態でコンパクトに梱包され得るものであり、その際、他部材である脚部材6、洗面カウンター10、扉板13等も同梱することができる。
【0011】
前記枢支連結具5は丁番であり、図2に示す如く、キャビネット本体4の各コーナー部分で前後に配設されている。又、両側板3の後端付近内面にはL型金具12が付設されており、このL型金具12によってキャビネット本体4は洗面所の壁面に取り付け固定される。この場合、キャビネット本体4は前後に開口した箱体であり、後側の開口が壁面で閉塞されることになるが、この後側の開口に背板(図示せず)を取り付け固定することにより閉塞してもよい。なお、L型金具12や後述する扉板13を取り付けるための丁番受け15等は、工場にて予めキャビネット本体4に付設しておくことができる。
【0012】
又、キャビネット本体4の前側の開口は、対の扉板13が両開き式に取り付けられて開閉自在とされるものである。この場合、各扉板13には各々上下対のスライド丁番14が予め配置付設されており、キャビネット本体4の両側板3の前端付近内面には上下対の丁番受け15が配置付設されていて、スライド丁番14を丁番受け15に各々取り付け係止させることで、両扉板13はキャビネット本体4の前側の開口に付設される。なお、キャビネット本体4は脚部材6が取り付けられることで正面視略矩形状に安定して確実に保持されるものであり、洗面カウンター10や扉板13等を取り付ける際には同脚部材6を取り付けていることが好ましい。
【0013】
キャビネット本体4の天板1には、横長略楕円形状の開口部11が形成されている。図1(a)に示す如く、正面視略矩形状となったキャビネット本体4上に洗面ボウル9を有した洗面カウンター10が設置されるものであり、その際、同洗面ボウル9の下部が前記天板1の開口部11に納められる。この場合、洗面カウンター10の両側端縁に垂下突出した凸段部10aがキャビネット本体4の両側板3の上端面上に形成される凹段部3aに係合され、洗面カウンター10全体がキャビネット本体4の天板1上に被嵌されることにより、洗面カウンター10はキャビネット本体4上に体裁良く確実に設置される。又、前記凸段部10aの下面には両面テープ16が付設されており、設置される洗面カウンター10は同両面テープ16によって簡単に固定される。
【0014】
洗面カウンター10はその上面に凹設された洗面ボウル9を有し、合成樹脂、陶器等で一体に形成される。洗面カウンター10の後端縁にはバックガード部17が一体に立設されており、洗面ボウル9の後側には吐水カラン(図示せず)が付設される。洗面ボウル9の下部は洗面カウンター10より下方へ突出しており、キャビネット本体4上に洗面カウンター10が設置されると、同洗面ボウル9の下部は前記天板1の開口部11に納められる。そして、洗面ボウル9の排水口18に接続される排水管等の配管が、キャビネット本体4の内部スペースに収容配管される。
【0015】
又、図3に示す如く、側板3の内面下端縁と底板2の上面側端縁とが近接するキャビネット本体4の内隅付近に丁番である枢支連結具5の回動中心軸5aは位置しており、側板3の下端面に受け穴8が穿設されている。脚部材6はキャビネット本体4の底部四隅に配設されるものであり、部材本体19の下端に接床部20が突設されてなる。脚部材6は硬質の合成樹脂、金属等で一体に形成されてもよいが、前記接床部20は滑り難くより安定した設置状態とするために軟質の合成樹脂、ゴム等で形成されることが好ましい。
【0016】
そして、脚部材6の部材本体19には、その上方に支持ピン7aが一体に突設されている。又、脚部材6の部材本体19の側部には金属製のL型部材21の一辺がネジ22にて固着一体化されており、このL型部材21の他辺が支持片7bとして同脚部材6から略水平に突設されている。支持ピン7a及び支持片7bは規制止め部7となるもので、支持ピン7aは前記側板3の下端面の受け穴8に挿入嵌合され、支持片7bは底板2の側端付近の下面に当接されるもので、これにより、両側板3と底板2との結合状態が略直角に支持されてキャビネット本体4は正面視略矩形状に保持される。
【0017】
しかも、この場合、底板2の側端付近の下面に支持片7bがビス24にてネジ止めされることにより、脚部材6はキャビネット本体4に取り付け固定されるもので、その際、支持片7bに穿設された透孔23にビス24が挿通される。又、脚部材6の部材本体19の上部がキャビネット本体4の側板3の下端面下に形成される凹段部3bに収容されて係合され、これにより、脚部材6はキャビネット本体4の下側の両側コーナー部分前後で体裁良く確実に配設固定される。
【0018】
したがって、この実施形態のキャビネットにおいては、キャビネット本体4が正面視略平行四辺形状へと変形し得るようになっているため、輸送、運搬時等に、図1(b)に示す如く、同キャビネット本体4を扁平状に折り畳んだ状態にしてコンパクトに梱包することができ、設置施工時には、逆に正面視略矩形状となるように変形させて簡単に組み立てることができる。又、図1(a)に示す如く、キャビネット本体4の下側のコーナー部分にこのキャビネット本体4を支持する脚部材6が配設されるため、同脚部材6によってキャビネット本体4は洗面所の床上に安定状態で保持される。
【0019】
しかも、脚部材6には側板3と底板2との結合状態を略直角に支持してキャビネット本体4を正面視略矩形状に保持する規制止め部7が設けられているため、脚部材6を取り付けることにより同時にキャビネット本体4は正面視略矩形状に安定して確実に保持されるようになる。この場合、キャビネット本体4を支持するための脚部材6が同キャビネット本体4を正面視略矩形状に保持する規制部材としても兼用されることになって、部材増加とならずコスト高も抑えられる。
【0020】
又、この実施形態のキャビネットにおいては、図3に示す如く、側板3の内面下端縁と底板2の上面側端縁とが近接するキャビネット本体4の内隅付近に枢支連結具5の回動中心軸5aを位置させているので、底板2に対して側板3は左右どちら側にでも支障なく折り畳まれ、脚部材6を納める凹段部3bが側板3の下端面下に形成されることになる。この場合、側板3の下端面に受け穴8を穿設し、この受け穴8に挿入嵌合される支持ピン7aを脚部材6から上方に突設すると共に、底板4の側端付近の下面に当接される支持片7bを同脚部材6から略水平に突設して、この支持ピン7aと支持片7bとで規制止め部7を形成することができる。
【0021】
しかも、この場合に、底板2の側端付近の下面に支持片7bをビス24でネジ止めすることにより、脚部材6がキャビネット本体4に取り付け固定されるようにしてやると、脚部材6がキャビネット本体4に確実に取り付け固定されると共に、同キャビネット本体4も確実に正面視略矩形状で保持規制されるようになって、規制止め部7は最適に具現化されることになる。
【0022】
又、この実施形態のキャビネットにおいては、正面視略矩形状となったキャビネット本体4上に設置される洗面ボウル9を有した洗面カウンター10を備えているので、洗面台としてキャビネットを組み立て設置することができる。そして、この場合に、洗面ボウル9の下部を納める開口部11をキャビネット本体4の天板11に形成しているので、洗面ボウル9を大きく形成しても天板11下に支障なく納められ、天板11上には洗面カウンター10が納まり良く確実に設置される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本願発明の一実施形態であるキャビネットを示す(a)は分解正面図、(b)は梱包時におけるキャビネット本体の正面図。
【図2】同キャビネットのキャビネット本体と扉板とを示す分解斜視図。
【図3】同キャビネットの要部を拡大して示す分解正面図。
【図4】従来例であるキャビネットのキャビネット本体を示す断面図。
【符号の説明】
【0024】
1 天板
2 底板
3 側板
4 キャビネット本体
5 枢支連結具
5a 回動中心軸
6 脚部材
7 規制止め部
7a 支持ピン
7b 支持片
8 受け穴
9 洗面ボウル
10 洗面カウンター
11 開口部




 

 


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