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発明の名称 便器アームレストの取付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−489(P2007−489A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186038(P2005−186038)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 嵐 謙次郎
要約 課題
便器本体の仕上がり寸法の高低差や取付け位置等のばらつきが生じた場合でも、アームレストの位置、高さの調整を容易とし、便器本体の側面にアームレストを所定の位置で確実に固定する。

解決手段
便器本体2に装着される取付板3にアームレスト1を取付け固定する構造において、取付板3には結合用長孔3Cが設けられており、該結合用長孔3Cにねじ6が挿入され、便器本体2に対しての位置が調整されて取付板3がねじ止め固定される。
特許請求の範囲
【請求項1】
便器本体に装着される取付板にアームレストを取付け固定する構造において、取付板には結合用長孔が設けられており、該結合用長孔にねじが挿入され、便器本体に対しての位置が調整されて取付板がねじ止め固定されていることを特徴とする便器アームレストの取付け構造。
【請求項2】
便器本体には透孔が設けられており、該透孔にウエルナットが挿通されて取付板がねじ止め固定されていることを特徴とする請求項1の便器アームレストの取付け構造。
【請求項3】
請求項1または2の構造において、アームレストはその台座において固定板を介して取付板に取付け固定されており、取付板にねじ止め固定される固定板とこれに当接するアームレスト台座の対向面の各々には中心部から放射状の凹凸条が設けられており、アームレストの手摺り部が水平になるように相互の凹凸の重ねが調整されてアームレスト台座が取付け固定されていることを特徴とする便器アームレストの取付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は便器アームレストの取付け構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、たとえば図4に示したように、高齢者等への配慮を目的とした肘掛け、あるいは手摺りとしてのアームレスト1を便器本体2に対して取付板3を介してねじ止め固定し、かつ、アームレスト1の手摺部1Aの水平位置:Aと、はね上げ位置:Bとの間で回動自在としたアームレスト1装着の便器が知られている。
【0003】
そして従来より、このアームレスト1の便器本体2への取付けについては、安定性、回動操作性、取付け施工性等の観点から様々な工夫、改良が行われてきている。たとえば、使用中での振動による取付けねじの緩みや、取付け施工時の確実なねじ止め等を実現するために、図5に示したように、便器本体に装着した取付板3に対し、固定板4、アームレスト1の台座5を重ね合わせてねじ6によって取付け固定する構造において、スペーサー7や皿バネを固定板4と台座5との間に介在させること(特許文献1)等が提案されている。
【0004】
そして、この構造では、たとえば従来と同様に、台座5に設けたピン8が、スペーサー7の透孔9を通じて固定板4の円弧状孔10を移動可能とすることでアームレスト1の回動を可能としている。
【0005】
また、たとえば、ねじ6による固定は、ねじ6を台座5の孔5A,5B、スペーサー7の孔7A,7Bを挿通させて固定板4のねじ孔4A,4Bをもって、取付板3のねじ孔3A,3Bにねじ止めするようにしている。アームレストは、ボルト5C・ナット4Cによって、固定板4に取付け固定してもいる。
【0006】
しかしながら、これまで各種の工夫、改善策が提案されてきているものの、実際には、便器本体の仕上がり寸法の高低差や取付板3の取付け位置、ねじ穴位置等のばらつきが生じた場合、アームレストの位置や高さの微調整は必ずしも容易ではないという問題があった。この問題の解消のため、従来では、上記のスペーサーをはじめ、調整用のスペーサーを挾むことで取付け位置や高さを調整したり、取付け組み立ての際に位置決め治具を使用するなどしてきているが、その作業は面倒で、負担を大きくしてしまうという問題を解消できなかった。
【特許文献1】特開2003−159200号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明は、以上のとおりの背景から、従来の問題点を解消して、便器本体の仕上がり寸法の高低差や取付け位置等のばらつきが生じた場合でも、アームレストの位置、高さの調整を容易とし、便器本体の側面にアームレストを所定の位置で確実に固定することのできる、便器アームレストの取付け構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のアームレスト取付け構造は以下のことを特徴としている。
【0009】
第1:便器本体に装着される取付板にアームレストを取付け固定する構造において、取付板には結合用長孔が設けられており、該結合用長孔にねじが挿入され、便器本体に対しての位置が調整されて取付板がねじ止め固定される。
【0010】
第2:便器本体には透孔が設けられており、該透孔にウエルナットが挿通されて取付板がねじ止め固定される。
【0011】
第3:以上の構造において、アームレストはその台座において固定板を介して取付板に取付け固定されており、取付板にねじ止め固定される固定板とこれに当接するアームレスト台座の対向面の各々には中心部から放射状の凹凸条が設けられており、アームレストの手摺り部が水平になるように相互の凹凸の重ねが調整されてアームレスト台座が取付け固定される。
【発明の効果】
【0012】
上記のとおりの第1の発明によれば、便器本体に装着される取付板は結合用の長孔を有していることから、挿入したねじによるねじ止め位置が長孔内で可変であって、取付板を便器本体に対しての高さや横方向の位置を調整して取付けることが可能になる。このため、便器本体の仕上がり寸法の高低差や取付け位置等のばらつきが生じた場合でも、所要位置での便器本体側面へのアームレスト取付けは容易となる。
【0013】
第2のウエルナットを使用する発明によれば、上記の効果に加えて、便器本体のねじ孔部でのクラック等の損傷を未然に防止して、確実に安定した取付板の固定が可能になる。
【0014】
また、第3の発明によれば、以上の効果に加えて、固定板とアームレスト台座の凹凸条の重ねを台座の回動等によって調整でき、これにより、アームレストの手摺り部が水平になるように容易に調整することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
【0016】
なお、本発明の以下の説明においては、前記図5の場合として説明したような、従来のねじ止めの各種の形態が採用されてよく、必要な場合以外はねじ止めについての説明は簡略なものとしている。
【0017】
そこで、まず、図1は、上記第1の発明の実施の概要を示したものであるが、たとえばこの図1に例示したように、便器本体2に装着される取付板3においては、板金加工等によって結合用の長孔3Cが設けられている。この長孔3Cは、便器本体2に対して、取付板3の取付け高さ位置:Vや横方向位置:Hが変更調整できるに、たとえば図1のように、ねじ止め固定ピッチ:Wを維持できるように、斜め方向に長い孔とすることが考慮される。
【0018】
取付板3は、ねじ6の長孔3C内への挿入と便器本体2のねじ孔2A,2Bへのねじ止めによって便器本体2に固定されるが、その固定に際して、取付板3を動かして取付け高さ位置:V、横方向位置:Hを所要のものに調整する。ねじ6に対し、長孔3Cには遊び寸法があることからこのことが可能になる。もちろん、長孔3Cの長さや傾き、あるいは取付板3における配置位置等は、便器本体の寸法や様式、アームレストの種類、そして取付板3そのものの大きさや形状等を考慮して適宜に定めることができる。
【0019】
そして、この図1の位置調整可能な取付板3の便器本体2への取付け固定に際しては、上記第2の発明のように、ウエルナット11を用いることが有効でもある。
【0020】
このウエルナット11の使用によって、たとえば図2に例示したように、便器本体2の側壁の孔周囲をウエルナット11の外周樹脂部11Aがしっかりと挾持し、その弾性等によってクラックの発生等の不具合を未然に防止する。このため、取付板3は、安定して確実に便器本体2の側面に、たとえばドライバー12による締め込みでねじ6によって固定されることになる。
【0021】
もちろん、ねじ6による固定は、図2の場合に限られることはなく、従来の図5の場合のように、後述の固定板とともに、さらにはアームレスト台座も含めて固定されるようにしてもよい。
【0022】
図3は、上記第3の発明の実施の概要を示した例である。この例においては、アームレスト1は、その台座5において固定板4を介して取付板3に固定されるが、固定板4と、これに当接するアームレスト1の台座5の対向面の各々には、図3にa−a,b−b断面も示したが、中心部から放射状の凹凸条4D,5Dが設けられている。この放射状の凹凸条4D,5Dについては、たとえばアームレスト1の台座5Dを方向Cのように回動させることで、相互の凹凸条4D,5Dの重なりは方向Dのように変化することになる。このことによって、アームレスト1の前記の手摺部1Aが水平になるように調整することができる。
【0023】
凹凸条の配設数やその高さ(深さ)は、アームレスト1の手摺部1Aの形状や、想定される手摺部1Aの水平度の調整度合、便器本体2の仕上がり寸法、さらには台座5と固定板4の大きさや形状、そして板金加工性等を考慮して定めることができる。
【0024】
固定板4は、ねじ孔4A,4Bにおいて前記のねじ6の挿入によって、取付板3の長孔3Cを挿通して便器本体2の前記ねじ孔2A,2Bにねじ止め固定することが可能になる。その際には、図5の従来例のように、台座5の孔5A,5Bを通してのねじ止めであってもよいし、あるいは、台座5も同時にねじ止め固定するようにしてもよい。また台座5は、図5の例のように、ボルト5Cとナット4Cとによって、固定板4にねじ止め固定するようにしてもよい。
【0025】
もちろん、本発明の取付け構造については、以上の例に限られることなしに、その細部において様々な形態が考慮されてよい。
【0026】
また、凹凸条4D,5Dを持つ構造については、上記の説明では長孔3Cを有する取付板3を用いる場合としているが、長孔3Cを持たないねじ孔の取付板3においてもこのアームレストの手摺部1Aを水平とするための調整可能な構造として実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】第1および第2の発明の一実施形態の概要を示した分解斜視図である。
【図2】第2の発明のウエルナットによる固定について例示した概要断面図である。
【図3】第3の発明の一実施形態の概要を示した分解斜視図と部分断面図である。
【図4】便器へのアームレスト装着の概要を例示した斜視図である。
【図5】従来の取付け構造例を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
【0028】
A 水平位置
B はね上げ位置
1 アームレスト
1A 手摺部
2 便器本体
2A,2B ねじ孔
3 取付板
3A,3B ねじ孔
3C 長孔
4 固定板
4A,4B ねじ孔
4C ナット
4D 凹凸条
5 台座
5A,5B 孔
5C ボルト
5D 凹凸条
6 ねじ
7 スペーサー
7A,7B 孔
8 ピン
9 透孔
10 円弧状孔
11 ウエルナット
11A 外周樹脂部
12 ドライバー




 

 


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