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発明の名称 キャスター付ワゴン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−376(P2007−376A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184127(P2005−184127)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 坂本 雅哉
要約 課題
キッチンキャビネットの下部全体に一定の奥行を有する蹴込み部を形成することのできるキャスター付ワゴンを提供すること。

解決手段
キッチンキャビネット5への収納時には、キッチンキャビネットの蹴込み部6側に位置することになるキャスター4が、定位置からキッチンキャビネットの内部方向に移動して蹴込み部から突出せずに収納され、キッチンキャビネットから引き出す時、収納されていたキャスターが定位置に復帰する。
特許請求の範囲
【請求項1】
キッチンキャビネットの内部に収納されるキャスター付ワゴンであって、キッチンキャビネットへの収納時には、キッチンキャビネットの蹴込み部側に位置することになるキャスターが、定位置からキッチンキャビネットの内部方向に移動して蹴込み部から突出せずに収納され、キッチンキャビネットから引き出す時、収納されていたキャスターが定位置に復帰することを特徴とするキャスター付ワゴン。
【請求項2】
定位置からの移動と定位置への復帰が可能とされたキャスターは、キャスター付ワゴンの引き出しおよび収納方向と平行に移動する可動治具に支持され、可動治具および可動治具の平行移動をガイドするガイドがキャスター付ワゴンの底面に配設され、可動治具には平行移動を支援する歯車が設けられ、キッチンキャビネットの内部に歯車と噛み合う凹凸が設けられている請求項1記載のキャスター付ワゴン。
【請求項3】
定位置からの移動と定位置への復帰が可能とされたキャスターは、バネにより付勢されるとともに、キャスター付ワゴンの底面に軸支された可動治具に支持され、可動治具は、キッチンキャビネットに向かって三角形状に横に張り出す凸部を有している請求項1記載のキャスター付ワゴン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、キッチンキャビネットに設けられるキャスター付ワゴンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
キッチンキャビネットの内部に収納されるキャスター付ワゴンが知られている。キャスター付ワゴンでは、転倒しないように、キャスター間の距離を一定以上確保する必要がある。このため、配管等が配設されているなどにより奥行の浅いキッチンキャビネットの内部にキャスター付ワゴンを収納する場合、キャスターが蹴込み部に突出するという問題があった。
【0003】
キャスター付ワゴンには、正面の前板と、前板の下部に前板より奥側に位置させた蹴込み板とを備えたものが知られている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2001−61573号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された前板および蹴込み板を備えたキャスター付ワゴンの場合、奥行の浅いキッチンキャビネットの内部に収納した際、前板がキッチンキャビネットの蹴込み部から突出することとなり、キッチンキャビネットの下部全体に一定の奥行を有する蹴込み部を形成することができない。蹴込み部は、立ち作業の際に足のつま先がキッチンキャビネットに当たるのを防止し、キッチンキャビネットに接近した状態で諸作業を円滑に行わせる重要な部位である。したがって、キャスター付ワゴンを備えたキッチンキャビネットにも蹴込み部が全体にわたって一定に形成されることが要望される。
【0005】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、キッチンキャビネットの下部全体に一定の奥行を有する蹴込み部を形成することのできるキャスター付ワゴンを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、キッチンキャビネットの内部に収納されるキャスター付ワゴンであって、キッチンキャビネットへの収納時には、キッチンキャビネットの蹴込み部側に位置することになるキャスターが、定位置からキッチンキャビネットの内部方向に移動して蹴込み部から突出せずに収納され、キッチンキャビネットから引き出す時、収納されていたキャスターが定位置に復帰することを特徴としている。
【0007】
本願発明は、第2には、定位置からの移動と定位置への復帰が可能とされたキャスターは、キャスター付ワゴンの引き出しおよび収納方向と平行に移動する可動治具に支持され、可動治具および可動治具の平行移動をガイドするガイドがキャスター付ワゴンの底面に配設され、可動治具には平行移動を支援する歯車が設けられ、キッチンキャビネットの内部に歯車と噛み合う凹凸が設けられていることを特徴としている。
【0008】
本願発明は、第3には、定位置からの移動と定位置への復帰が可能とされたキャスターは、バネにより付勢されるとともに、キャスター付ワゴンの底面に軸支された可動治具に支持され、可動治具は、キッチンキャビネットに向かって三角形状に横に張り出す凸部を有していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本願の第1の発明によれば、キッチンキャビネットへの収納時には、蹴込み部側に位置することになるキャスターが定位置よりキッチンキャビネットの内部方向に移動し、収納されるため、キッチンキャビネットの蹴込み部にキャスターが突出することはなく、配管等の配設などにより奥行が浅くなっている箇所でもキャスターは蹴込み部に突出しない。足のつま先が当たるのが防止され、キッチンキャビネットに接近した立ち位置で諸作業を円滑に行うことができる。キャスター付ワゴンを引き出して使う際には、収納されたキャスターは定位置に復帰するため、キャスター付ワゴンは安定した状態にあり、転倒することはない。
【0010】
本願の第2の発明によれば、キャスター付ワゴンの収納時には、キッチンキャビネットの内部に設けられた凹凸と歯車の噛み合いにより歯車が回転し、歯車の回転にともなってキャスターを支持する可動治具がガイドに沿ってキッチンキャビネット内部方向に移動する。したがって、キャスター付ワゴンをキッチンキャビネットの内部に収納するにつれて可動治具に支持されたキャスターがキッチンキャビネットの内部方向に自動的に移動し、収納される。キャスター付ワゴンを引き出すと、歯車が逆回転するため、可動治具の移動により収納されていたキャスターが定位置に自動的に復帰する。蹴込み部側に位置することになるキャスターの定位置からの移動および定位置への復帰を容易に行わせることができる。
【0011】
本願の第3の発明によれば、キャスター付ワゴンの収納時には、可動治具に設けられた凸部がキッチンキャビネットの側板または仕切り板の内側面に接触することにより内側に向けて押圧され、この押圧により可動治具が内側に回動し、可動治具に支持されたキャスターがキッチンキャビネットの内部方向に自動的に移動して収納される。キャスター付ワゴンを引き出すと、凸部がキッチンキャビネットの側板または仕切り板の内側面から離れる時に、バネに蓄積されていた弾性力によって可動治具とともにキャスターが外側へ移動し、収納されたキャスターが定位置に復帰する。蹴込み部側に位置することになるキャスターの定位置からの移動および定位置への復帰を容易に行わせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は、本願発明のキャスター付ワゴンの概要を示した要部断面図である。
【0013】
本願発明のキャスター付ワゴン1は、前後左右の4箇所にキャスターを備え、キャスターは、ワゴン本体2の底面の所定位置に配設されている。前後のキャスター3、4は、ワゴン本体2の転倒を防止することのできる所定間隔aだけ離れており、この位置を定位置としている。ワゴン本体2は、キッチンで使用される各種備品を収納することができ、また、腰掛として使用することも可能としている。
【0014】
本願発明のキャスター付ワゴン1は、キッチンキャビネット5の内部に収納されるものである。使用時にはキッチンキャビネット5から引き出すことができ、用が済んだ後にキッチンキャビネット5の内部に収納することができる。
【0015】
そして、本願発明のキャスター付ワゴン1では、キッチンキャビネット5への収納時に、キッチンキャビネット5の蹴込み部6側に位置することになるキャスター4が、定位置からキッチンキャビネット5の内部方向に移動する。キャスター4の移動距離はbであり、この時、前後のキャスター3、4の間隔はa−bとなる。したがって、本願発明のキャスター付ワゴン1は、キッチンキャビネット5に収納された状態では、蹴込み部6側に位置するキャスター4は蹴込み部6に突出せず、キッチンキャビネット5の内部に収納される。このため、配管等の配設などにより奥行が浅くなっている箇所でもキャスター4は蹴込み部6に突出しない。足のつま先が当たるのが防止され、キッチンキャビネット5に接近した立ち位置で諸作業を円滑に行うことができる。
【0016】
また、本願発明のキャスター付ワゴン1では、使用時に、キッチンキャビネット5から引き出すと、収納された蹴込み部6側のキャスター4が定位置に復帰し、すなわち、距離bだけキャスター3から離れるように移動し、前後のキャスター3、4の間隔がaとなる。この状態は、転倒のおそれのない安定した状態であり、キャスター付ワゴン1を諸作業に用いることができる。
【0017】
このように、本願発明のキャスター付ワゴン1は、ワゴンとしての使い勝手をそのまま良好に保持し、不使用時にキッチンキャビネット5に収納した際に、キッチンキャビネット5に一定の奥行を有する蹴込み部6を形成することができる。足のつま先が当たらず、キッチンキャビネット5から適当な立ち位置での諸作業を可能とする。
【0018】
蹴込み部6側に位置することになるキャスター4を、キャスター付ワゴン1のキッチンキャビネット5への収納時に移動させる機構としては以下のものが例示される。
【実施例1】
【0019】
図2に示した例では、キャスター4が、キャスター付ワゴン1の引き出しおよび収納方向と平行に移動する可動治具7に配設されている。可動治具7の平行移動はガイド8によりガイドされるようになっている。可動治具7およびガイド8はともにキャスター付ワゴン1の底面9に配設されている。また、可動治具7には、平行移動を支援する歯車10が設けられている。そして、キッチンキャビネット5の側板または仕切り板11の内側面に歯車10と噛み合う凹凸12が設けられている。
【0020】
キャスター付ワゴン1をキッチンキャビネット5に収納する際、キッチンキャビネット5の内部にキャスター付ワゴン1を押し入れると、歯車10が凹凸12に噛み合い、歯車10が回転する。この時の歯車10の回転にともなって、可動治具7がガイド8に沿ってキッチンキャビネット5の内部方向に平行に移動する。その結果、可動治具7に設けられているキャスター4は、定位置からキッチンキャビネット5の内部方向に自動的に移動する。キャスター付ワゴン1が完全にキッチンキャビネット5の内部に収納されると、キャスター4は、キッチンキャビネット5の蹴込み部より内側に収納され、蹴込み部に突出しない。立ち作業に際して足のつま先がキャスター4に当たることはない。
【0021】
キャスター付ワゴン1を収納状態から引き出すと、歯車10は逆回転し、可動治具7の移動にともなってキャスター4が自動的に定位置に戻る。キャスター付ワゴン1は4つのキャスター3、4により安定に支持され、転倒が防止される。
【0022】
このように、蹴込み部側に位置することになるキャスター4の定位置からの移動および定位置への復帰を容易に行わせることができる。
【0023】
なお、本実施例では、歯車10と噛み合う凹凸12はキッチンキャビネット5の側板または仕切り板11に設けたが、キッチンキャビネット5の底板に設けても、上記と同じようなキャスター4の移動が得られる。
【実施例2】
【0024】
図3に示した例では、キャスター4が、バネ13によって外側に付勢されている。また、キャスター4は、キャスター付ワゴン1の底面に回動軸14によって軸支された可動治具15に配設されている。可動治具15は、キッチンキャビネット5に向かって三角形状に横に張り出す凸部16を有している。
【0025】
キャスター付ワゴン1をキッチンキャビネット5に収納する際、キッチンキャビネット5の内部にキャスター付ワゴン1を押し入れると、凸部16がキッチンキャビネット5の側板または仕切り板11の内側面に接触し、内側に押圧される。この押圧により可動治具15が回動軸14を回動の中心として内側に向かって回動する。バネ13の弾性力はこの時の回動力より小さく設定されているため、キャスター4は可動治具15の回動ととともに移動し、キャスター付ワゴン1の内側に向かう。バネ13は押し縮められ、弾性力が蓄積される。したがって、キャスター付ワゴン1が完全にキッチンキャビネット5の内部に収納された時には、キャスター4はキッチンキャビネット5の蹴込み部より内側に位置し、蹴込み部に突出しない。立ち作業に際して足のつま先がキャスター4に当たることはない。
【0026】
キャスター付ワゴン1を収納状態から引き出すと、凸部16がキッチンキャビネット5の側板または仕切り板11から離れた時点で、バネ13に蓄積された弾性力が開放され、キャスター4はキャスター付ワゴン1の外側に向かって押圧される。この押圧により、可動治具15が回動軸14を中心として外側に向かって回動し、キャスター4は定位置に復帰する。キャスター付ワゴン1は4つのキャスター3、4により安定に支持され、転倒が防止される。
【0027】
このように、蹴込み部側に位置することになるキャスター4の定位置からの移動および定位置への復帰を容易に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本願発明のキャスター付ワゴンの概要を示した要部断面図である。
【図2】本願発明のキャスター付ワゴンに採用可能なキャスターの移動機構を概略的に示した底面図である。
【図3】本願発明のキャスター付ワゴンに採用可能なキャスターの移動機構を概略的に示した底面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 キャスター付ワゴン
2 ワゴン本体
3、4 キャスター
5 キッチンキャビネット
6 蹴込み部
7 可動治具
8 ガイド
9 底面
10 歯車
11 側板または仕切り板
12 凹凸
13 バネ
14 回動軸
15 可動治具
16 凸部




 

 


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