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フードプロセッサー - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 フードプロセッサー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14521(P2007−14521A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−198423(P2005−198423)
出願日 平成17年7月7日(2005.7.7)
代理人 【識別番号】100080827
【弁理士】
【氏名又は名称】石原 勝
発明者 阿賀 悦史 / 白川 美帆
要約 課題
回転刃などの回転部材が端部に露出して配設されたハンディタイプのフードプロセッサーにおいて、使用者の不注意で回転部材が回転する恐れがなくて安全性が高くかつ使い勝手の良いものを提供する。

解決手段
モータ17にて回転駆動される回転部材が端部に露出して配設されたハンディタイプのフードプロセッサーにおいて、モータ17の回転をオンオフ操作するメインスイッチ16と、メインスイッチ16に直列に接続された電子スイッチ26と、電子スイッチ26をオンオフ制御するオンオフ制御回路29を有する制御部28と、オンオフ制御回路29に電源を供給する電源スイッチ14とを備え、オンオフ制御回路29は電源が供給された後電子スイッチ26をオンし、電子スイッチ26をオン後メインスイッチ16のオフ状態が一定時間継続すると電子スイッチ26をオフするようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】
モータにて回転駆動される回転部材が端部に露出して配設されたハンディタイプのフードプロセッサーであって、モータ回転をオンオフ操作するメインスイッチと、メインスイッチに直列に接続された電子スイッチと、電子スイッチをオンオフ制御するオンオフ制御回路を有する制御部と、オンオフ制御回路に電源を供給する電源スイッチとを備え、オンオフ制御回路は電源が供給された後電子スイッチをオンし、電子スイッチをオン後メインスイッチオフ状態が一定時間継続すると電子スイッチをオフすることを特徴とするフードプロセッサー。
【請求項2】
使用モードを選択するモード選択スイッチを設け、オンオフ制御回路はモード選択スイッチによるモード選択信号が入力された後、電子スイッチをオンすることを特徴とする請求項1記載のフードプロセッサー。
【請求項3】
電源スイッチのオンオフ状態とメインスイッチの操作可能状態を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のフードプロセッサー。
【請求項4】
制御部に、電子スイッチの短絡破壊を検知する手段と、電子スイッチの短絡破壊を検知したときに報知する手段とを設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のフードプロセッサー。
【請求項5】
制御部にメインスイッチの短絡状態を検知する手段と、メインスイッチの短絡状態を検知したときに電子スイッチをオフ状態に保持する手段と、メインスイッチの短絡状態を検知したときに報知する手段とを設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のフードプロセッサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フードプロセッサーに関し、特にモータにて回転駆動される回転部材が端部に露出して配設されたハンディタイプのフードプロセッサーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のハンディタイプのフードプロセッサーは、AC電源方式のものが主流であり、使用時にフードプロセッサーからコードを引き出し、先端のプラグをコンセントに差し込んで電源を供給した後、フードプロセッサーに設けられているメインスイッチをオンオフ操作することで、回転刃や攪拌翼などの回転部材を回転及び回転停止させるように構成されている。そのため、使用者は、プラグをコンセントに差し込む行動によって、メインスイッチに無意識に触れた場合には回転刃などが回転して怪我をする危険があることを予測できるものとされている。
【0003】
一方、電池電源を内蔵しているDC電源方式のものは、常に電源が接続された状態であるため、メインスイッチのほかにこのメインスイッチをロックするサブスイッチやストッパーを設け、メインスイッチとサブスイッチやストッパーの両方を同時に操作しなければメインスイッチがオンしないようにすることで、使用者が意図しないとき容易にスイッチが入ることを防ぐようにしたものが知られている。
【0004】
例えば、下端にモータにて回転されるカッターを備え、電源電池とモータをスイッチを介して接続し、スイッチにてモータの回転を制御するように構成した「ハンドグレーダー」のスイッチとして、メインボタンをリリースボタンにてロック状態とし、リリースボタンを押してロック状態を解除した状態でメインボタンを押すことでスイッチがオンされ、さらにロック状態を解除した後はメインボタンを完全に復帰させるまでは解除状態が維持されてメインボタンの押し下げ量の切替でオンオフできるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平10−162677号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記AC電源方式のフードプロセッサーにおいては、使用者の不注意によって回転刃が不測に回転して怪我をする恐れがあるにも関わらず、 有効な対策が講じられていないため安全性に問題がある。
【0006】
また、DC電源方式のフードプロセッサーにおいては、上記のようなロック機構付きのスイッチを備えたものにおいても、メインボタンとロック用のリリースボタンを同時に押さなければならず、またロック解除後メインボタンのみで断続的にオンオフするには、メインボタンを完全に復帰させないようにする必要があるので、使い勝手が悪いという問題があり、またメインボタンとリリースボタンが同時に押すことができるように隣接して配置されているので、使用者が誤って同時に押してしまう恐れもあって、必ずしも安全性が高いとはいえないという問題がある。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、使用者の不注意で回転部材が回転する恐れがなくて安全性が高くかつ使い勝手の良いフードプロセッサーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のフードプロセッサーは、モータにて回転駆動される回転部材が端部に露出して配設されたハンディタイプのフードプロセッサーであって、モータ回転をオンオフ操作するメインスイッチと、メインスイッチに直列に接続された電子スイッチと、電子スイッチをオンオフ制御するオンオフ制御回路を有する制御部と、オンオフ制御回路に電源を供給する電源スイッチとを備え、オンオフ制御回路は電源が供給された後電子スイッチをオンし、電子スイッチをオン後メインスイッチオフ状態が一定時間継続すると電子スイッチをオフすることを特徴とするものである。
【0009】
この構成によると、メインスイッチとは別に設けた電源スイッチを先にオンしないと電子スイッチがオフしたままで、メインスイッチをオンしてもモータは回転せず、使用時には、先に電源スイッチをオンして電子スイッチをオンさせた後、メインスイッチをオン操作することでモータにて回転部材が回転し、使用者が作業終了後一定時間経過すると自動的に電子スイッチがオフするので、使用者が意図せずに回転部材が回転する恐れがなく、高い安全性が確保され、かつ電源スイッチとメインスイッチを各別にオンすることで回転部材を回転させることができるので使い勝手も良く、安全性の高さと使い勝手の良さの両方を兼ね備えたフードプロセッサーを提供できる。なお、電源スイッチは1回押しでオンオフ制御回路に電源を供給するものでも良いが、例えば1秒以上の長押しによってオンオフ制御回路に電源を供給するように構成すると、うっかり誤って電源スイッチをオンしたときの安全性の低下を防止することができて好適である。
【0010】
また、使用モードを選択するモード選択スイッチを設け、オンオフ制御回路はモード選択スイッチによるモード選択信号を入力した後、電子スイッチをオンするようにすると、使用モードの選択によって使用モードに適した回転速度等の選択をすることができるとともに、モード選択後でないと電子スイッチがオンしないので、さらに使用者が意図せずに回転部材が回転する恐れがなくなるため、一層高い安全性が確保される。
【0011】
また、電源スイッチのオン・オフ状態とメインスイッチの操作可能状態を報知する報知手段を設けると、電源スイッチのオン・オフ状態やメインスイッチの操作可能状態が音声や表示にて報知されるので、使用者が意図せずに回転部材が回転する恐れが一層なくなり、高い安全性が確保される。
【0012】
また、制御部に、電子スイッチの短絡破壊を検知する手段と、電子スイッチの短絡破壊を検知したときに報知する手段とを設けると、電子スイッチが短絡破壊したときに直ちに報知されるので、それを知らずに無意識にメインスイッチをオンして不測に回転部材が回転するような恐れを無くすことができる。
【0013】
また、制御部にメインスイッチの短絡状態を検知する手段と、メインスイッチの短絡状態を検知したときに電子スイッチをオフ状態に保持する手段と、メインスイッチの短絡状態を検知したときに報知する手段とを設けると、メインスイッチが短絡破壊したときや使用者によってうっかり押されたときに直ちに報知されるので、その状態であることを知ることができるとともに、うっかりして電源スイッチをオンしても、電子スイッチがオフ状態を保持しているため不測に回転部材が回転するような恐れが無く、高い安全性が確保される。
【発明の効果】
【0014】
本発明のフードプロセッサーによれば、メインスイッチとは別に設けた電源スイッチを先にオンしないとメインスイッチをオンしてもモータは回転せず、使用時には、先に電源スイッチをオンして電子スイッチをオンさせた後、メインスイッチをオン操作することでモータにて回転部材が回転し、使用者が作業終了後一定時間経過すると自動的に電子スイッチがオフするので、使用者が意図せずに回転部材が回転する恐れがなく、高い安全性が確保され、かつ電源スイッチとメインスイッチを各別にオンすることで回転部材を回転させることができるので使い勝手も良く、安全性の高さと使い勝手の良さの両方を兼ね備えたフードプロセッサーを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明のフードプロセッサーの一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
【0016】
図1〜図3において、1はハンディタイプのフードプロセッサーであり、本体部2と、この本体部2の先端に設けられた装着部3に螺合によって着脱自在に装着される作業器具4にて構成されている。作業器具4は、先細円筒状の筒体部5aの先端にドーム状の安全カバー部5bが形成された器具ケース5と、器具ケース5の軸芯部に回転自在に配設された回転軸6と、回転軸6の先端に装着固定された回転刃7から成り、回転刃7の周囲が安全カバー部5bにて囲まれている。作業器具4を装着部3に装着した状態で、回転軸6の基端6aが装着部3の軸芯部に設けられた回転結合部3aに嵌入係合し、回転軸6に回転力が伝達される。
【0017】
装着部3の外周と器具ケース5の基端部内周とに、互いに係合するねじ条8a、8bが形成され、かつ器具ケース5の基端内周に回転止め用の係合凹部9が直径方向の2箇所に形成されている。本体部2の前面部2aは、略ストレートな半円筒状の曲面にて構成され、この前面部2aにおける装着部3の直上位置に、図2(a)に示すように、係合凹部9に嵌入係合する係止片10が弾性片10aにて上方に弾性的に退入可能に支持されて配置され、かつこの係止片10を押し上げ操作する解除ボタン11が一体的に設けられている。12は、解除ボタン11を外面に突出させた状態で係止片10の配置部を覆う係止部カバーである。
【0018】
かくして、本体部2に作業器具4を装着するときは、装着部3に器具ケース5の基端部を嵌合させつつねじ込むことによって装着することができ、その装着状態で係止片10と係合凹部9の係合にてロックされた状態となり、作業器具4を取り外すときは、解除ボタン11を押し上げた状態で器具ケース5をねじ方向と逆方向に回転することで、簡単に取り外すことができる。
【0019】
本体部2の後面側は、下部に上方に向けて若干後方に膨出する下部テーパ部2bが、その上の中間部に凹んだ握り凹部2cが、上部に後方に大きく膨出する上部膨出部2dが形成されている。本体部2の上面は、蓋体13にて開閉可能に閉蓋されている。蓋体13は、平面視長円形ないし小判形で、その中央部に前後に間隔をあけて電源スイッチ14とモード選択スイッチ15が配設され、各々の前部にそれぞれの動作状態を表示する動作表示部としての表示LED14aと15a、15b、15cが配設されている。
【0020】
本体部2内の握り凹部2cに対応する部分には、回転刃7の回転をオンオフ操作するメインスイッチ16が、その操作部16aを前面部2aに臨ませて配設されている。16bは、操作部16aの位置が指の感覚で分かるようにその下部に突出された指位置指示突部である。
【0021】
本体部2内の下部には、モータ17がそのモータ軸17aを下方に向けて配設されている。モータ軸17aは、装着部3の軸芯部に配設され、その下部に回転結合部3aが固定されている。装着部3の外周面の後部には、後述の電池パックからなる電源に対して充電を行うための充電端子18が設けられている。本体部2内のモータ17の上部には、後述の電子スイッチやモータ17のドライバ回路などの駆動電流の制御素子を搭載した基板19が配設されている。
【0022】
本体部2内の上部には、後方に大きく膨出する上部膨出部2dにわたって、電池パックからなる電源20が収容配置されている。また、電源20の前部には音声報知手段としてのスピーカ21が配設され、前面部2aにはこのスピーカ21に対向する位置に音声を外部に伝播する開口22が形成されている。電源20上には、制御部を構成する制御基板23が蓋体13に取付けられて配設されている。24は、電源20の下部に配設した、電源20及び制御基板23と本体部2内の電気回路とを接続するコネクタである。
【0023】
次に、以上の構成のフードプロセッサー1における制御構成について、図4を参照して説明する。電源20には、メインスイッチ16と、モータ17を駆動制御するモータドライバ25と、電子スイッチ26が直列に接続されている。また、電源20には制御用電源27が並列に接続され、この制御用電源27から制御部28に制御電圧が供給されている。なお、図4では、モータドライバ25にてモータ17を駆動制御し、モータ17を多彩なモードで駆動制御できるようにした例を示したが、モードによってモータ17の回転速度を切り替えるだけの場合には、電子スイッチ26を高速で動作させることで速度切替が可能であるため、モータドライバ25を設けずに、電子スイッチ26で回転速度制御を行うようにしても良い。
【0024】
制御部28には、電子スイッチ26をオンオフ制御するオンオフ制御回路29が設けられ、このオンオフ制御回路29に対しては電源スイッチ14がオンされることで制御用電源27から電源が供給される。なお、電源スイッチ14は1回押しでオンオフ制御回路29に電源を供給するものでも良いが、例えば1秒以上の長押しによってオンオフ制御回路29に電源を供給するように構成するのが好適である。オンオフ制御回路29は、電源スイッチ14をオンすることにより電源が供給され、さらにモード選択スイッチ15によるモード選択信号が入力された後に、電子スイッチ26をオンし、その後メインスイッチ16のオフ状態が、例えば5〜10秒程度に設定された所定時間継続すると、電子スイッチ26をオフするように構成されている。
【0025】
次に、制御部28のその他の構成と制御動作を、図4と図5を参照して説明する。電源スイッチ14が1回押し又は長押しによってオンされると、表示LED14aを点灯してその状態を表示するとともに、電源スイッチ14がオンされたことをスピーカ21から音声で報知し、次にモード選択スイッチ15を操作してモード選択するように音声で報知する。モード選択は、処理作業の種類に応じて回転刃7の回転速度等を選択するもので、モード選択スイッチ15を押すごとに順番に切り替わって行くように構成されており、選択されたモードを表示LED15a〜15cにて表示するとともに、スピーカ21から選択されたモードを音声にて報知する。モード選択が為されると、オンオフ制御回路29にモード選択信号を入力するとともに、メインスイッチ16のオン操作によって回転刃7を回転させることができる状態になったことをスピーカ21から音声にて報知する。
【0026】
その後、メインスイッチ16がオンされると、制御部28は選択されたモードに応じた駆動制御信号をモータドライバ25に出力し、モータ17にて回転刃7が所望のモードで回転駆動される。また、電源スイッチ14がオンされた後、任意の時点で電源スイッチ14がオフされた場合、またはメインスイッチ16のオフ状態が上記の所定時間継続すると、オンオフ制御回路29が電子スイッチ26をオフし、電源オフ状態とする。
【0027】
また、制御部28はメインスイッチ16と電子スイッチ26がオフされた状態でそれらの間に制御電圧を印加するように構成されており、かつ制御部28にメインスイッチ16の接地側端子の電圧aと、電子スイッチ26の電源側端子の電圧bと、接地電圧cが入力されている。そして、電源スイッチ14がオフ状態の時に、電圧aと電圧cをモニターし、電圧aが電源20の電圧となった場合には、メインスイッチ16が短絡状態となっていることを意味するので、その旨を表示LED14aや15a〜15cの点滅点灯等にて表示するとともに、スピーカ21にて音声で報知し、さらに電子スイッチ26をオフ状態に保持する信号をオンオフ制御回路29に入力する。なお、メインスイッチ16がオフ状態になれば、報知を停止して元に復帰する。また、電源スイッチ14がオフ状態の時に、電圧bと電圧cをモニターし、電圧bが接地電圧cと同じになった場合には、電子スイッチ26が短絡破壊していることを意味するので、その旨を表示LED14aや15a〜15cの点滅点灯等にて表示するとともに、スピーカ21にて音声で報知する。
【0028】
以上の本実施形態によれば、フードプロセッサー1の本体部2を、その握り凹部2cを手で握って持つことにより、握り凹部2cの前面部2aに配設されたメインスイッチ16を指で容易にオンオフして作業することができ、使い勝手が良い。特に、握り凹部2cの上下に重量のある電源20とモータ17が配設され、かつより重量の大きい電源20が上部で、下方には作業器具4が長く延びているので、重量バランスが良くて作業時の取り扱い性が極めて良好である。また、本体部2前面部2aが略ストレートな半円筒面で、その下端から筒状の作業器具4が下方に延びているので、前面の視界が良好で、作業状態を容易に目視することができ、作業がし易い。
【0029】
また、作業開始に当たって、先に電源スイッチ14をオンし、モード選択スイッチ15を操作して使用モードを選択することで、その後はメインスイッチ16のオンオフ操作によって回転刃7を回転させることができ、電源スイッチ14やモード選択スイッチ15とメインスイッチ16を別個にオン操作すればよいので、使い勝手が良い。また、モード選択スイッチ15にて使用モードを選択することができるので、作業の種類に応じて最適の回転速度や回転モードで回転刃7を回転させることができ、作業がし易くかつ良好な作業仕上がりを確保することができる。
【0030】
また、蓋体13の上面に設けた電源スイッチ14を先にオンし、さらに使用モードを選択するモード選択スイッチ15を操作して使用モードを選択しないと、電子スイッチ26がオフしたままであり、その状態ではメインスイッチ16をオンしてもモータ17が回転しないので、不注意などによってメインスイッチ16を押してしまった時でも回転刃7が不測に回転する恐れがなく、高い安全性が確保される。また、電源スイッチ14をオフした場合のほか、使用者が作業を終了した後そのまま放置しても、数秒程度の一定時間が経過すると、自動的に電子スイッチ26がオフするので、その後は使用者が不注意でメインスイッチ16を押したりしても回転刃7が回転する恐れはなく、高い安全性が確保される。かくして、安全性の高さと使い勝手の良さの両方を兼ね備えたフードプロセッサー1を提供できる。
【0031】
また、電源スイッチ14のオンオフ状態やメインスイッチ16が操作可能な状態であることを音声や表示にて報知するようにしているので、使用者が意図せずに回転刃7が回転する恐れが一層なくなり、さらに高い安全性が確保される。
【0032】
また、制御部28にて電子スイッチ26の短絡破壊を検知するようにするとともに、電子スイッチ26の短絡破壊を検知したときにスピーカ21や表示LED14a、15a〜15cで報知するようにしているので、電子スイッチ26が短絡破壊したときに直ちに報知される。これにより、電子スイッチ26の短絡破壊を知らずに無意識にメインスイッチ16をオンして不測に回転刃7が回転するような恐れを無くすことができる。
【0033】
また、制御部28にてメインスイッチ16が短絡していることを検知するようにするとともに、メインスイッチ16の短絡状態を検知したときに電子スイッチ26をオフ状態に保持し、かつスピーカ21や表示LED14a、15a〜15cで報知するようにしているので、うっかりして電源スイッチ14をオンしても電子スイッチ26がオフ状態を保持しているため不測に回転刃7が回転するような恐れが無く、またメインスイッチ16が短絡状態になっていることを直ちに知ることができ、高い安全性が確保される。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明のフードプロセッサーは、電源スイッチを先にオンしないとメインスイッチをオンしてもモータは回転せず、作業終了後一定時間経過すると自動的に電源オフとなるので、使用者が意図せずに回転部材が回転する恐れがなく、高い安全性が確保され、かつ電源スイッチとメインスイッチを各別にオンすることで回転部材を回転させることができるので使い勝手も良く、安全性の高さと使い勝手の良さの両方を兼ね備えているので、回転部材が端部に露出したハンディタイプのフードプロセッサーに好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態のフードプロセッサーを本体部と作業器具を分離して示した全体外観斜視図。
【図2】同実施形態のフードプロセッサーの本体部を示し、(a)は正面図、(b)は後方斜め下方から見た斜視図。
【図3】同実施形態のフードプロセッサーの縦断側面図。
【図4】同実施形態のフードプロセッサーの制御構成を示すブロック図。
【図5】同実施形態のフードプロセッサーにおける状態遷移説明図。
【符号の説明】
【0036】
1 フードプロセッサー
7 回転刃(回転部材)
14 電源スイッチ
14a 表示LED(動作表示部)
15 モード選択スイッチ
15a〜15c 表示LED(動作表示部)
16 メインスイッチ
17 モータ
21 スピーカ(音声報知部)
26 電子スイッチ
28 制御部
29 オンオフ制御回路




 

 


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