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発明の名称 電気湯沸かし器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7014(P2007−7014A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−189417(P2005−189417)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 神庭 隆男 / 小笠原 史太佳
要約 課題
液体(熱湯)導出時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかった電気湯沸かし器を提供することを目的とするものである。

解決手段
操作部11の操作により制御手段10は、導出手段6の作動開始時における発光部9の光の照度を所定時間後に低下させるよう通電制御を行うようにしたものである。これによって、液体(熱湯)を注ぐ時の安全を確保しつつ、発光部9を発光させる電力低下をはかることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
器体内に装備し液体を収容する容器と、この容器内の液体を加熱する加熱体と、容器内の液体を導出口より器体外へと送り出す導出手段と、導出された液体の到達地点またはその近傍を照射する発光部と、導出手段の作動と発光部への通電制御をする制御手段と、この制御手段を器体外で操作する操作部とを備え、前記操作部の操作により制御手段は、導出手段の作動開始時における発光部の光の照度を所定時間後に低下させるよう通電制御を行う電気湯沸かし器。
【請求項2】
操作部は、導出手段を作動させる出湯スイッチと、出湯スイッチの操作を可能にするためのロック解除スイッチとを備え、ロック解除スイッチの操作時に発光部を発光させるとともに、出湯スイッチの操作による導出手段の作動所定時間経過後に発光部の光の照度を低下させるよう通電制御を行う請求項1に記載の電気湯沸かし器。
【請求項3】
発光部の光の照度低下は、階段状に低下させる請求項1または2に記載の電気湯沸かし器。
【請求項4】
発光部の光の照度低下は、2段階とした請求項3に記載の電気湯沸かし器。
【請求項5】
制御手段は、導出手段の作動停止後、発光部の光の照度を導出手段作動中の照度よりも増加させるよう通電制御を行う請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
【請求項6】
導出手段と発光部を作動させる商用電源以外の電源を備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
【請求項7】
発光部に電球を用いた請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
【請求項8】
室内の明るさを感知する光センサーを備え、発光部の発光を制御するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容液体を加熱・保温し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気湯沸かし器は、液体を収容する容器内の液体(熱湯)を導出される器体設置面上への到達地点の近傍を照射する発光部が備えられていた。これは、発光部の照射により、例えば、コーヒーカップの置く位置を知らせ、位置ずれにより導出される液体が飛散してしまうという不具合をなくしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−317861号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来の構成では、コーヒーカップの置く位置が定まり、位置ずれにより液体が飛散してしまうという不具合が解決されるものの、発光部を発光させる電力が必要となるといった課題を有していた。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、液体(熱湯)導出時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかった電気湯沸かし器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気湯沸かし器は、導出手段の作動開始時における発光部の光の照度を所定時間後に低下させるよう通電制御を行うようにしたものである。
【0006】
これによって、液体(熱湯)を注ぐ時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の電気湯沸かし器は、液体(熱湯)導出時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、器体内に装備し液体を収容する容器と、この容器内の液体を加熱する加熱体と、容器内の液体を導出口より器体外へと送り出す導出手段と、導出された液体の到達地点またはその近傍を照射する発光部と、導出手段の作動と発光部への通電制御をする制御手段と、この制御手段を器体外で操作する操作部とを備え、前記操作部の操作により制御手段は、導出手段の作動開始時における発光部の光の照度を所定時間後に低下させるよう通電制御を行う電気湯沸かし器とすることにより、液体(熱湯)を注ぐ時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかることができる。
【0009】
第2の発明は、特に、第1の発明において、操作部は、導出手段を作動させる出湯スイッチと、出湯スイッチの操作を可能にするためのロック解除スイッチとを備え、ロック解除スイッチの操作時に発光部を発光させるとともに、出湯スイッチの操作による導出手段の作動所定時間経過後に発光部の光の照度を低下させるよう通電制御を行うことにより、コーヒーカップのような比較的小さな器を器体設置面上に置く位置を予め知らしめることができ、器の置く位置のずれによる液体が飛散を防止することができる。
【0010】
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、発光部の光の照度低下は、階段状に低下させることにより、制御手段の構成を容易にできるようにしたものである。
【0011】
第4の発明は、特に、第3の発明において、発光部の光の照度低下は、2段階としたことにより、制御手段の構成をより容易にし、部品数を削減することで、安価で提供できるようにしたものである。
【0012】
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、制御手段は、導出手段の作動停止後、発光部の光の照度を導出手段作動中の照度よりも増加させるよう通電制御を行うことにより、導出手段作動中に発光部の照度を低下させることを、使用者にわからないようにし、違和感のないようにすることができる。また、導出手段作動完了後の器の位置を鮮明に示すことができる。
【0013】
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、導出手段と発光部を作動させる商用電源以外の電源を備えたことにより、例えば、電池を備えたものにおいては、電源の寿命を増加させることができる。
【0014】
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、発光部に電球を用いたことにより、発光部の構成が簡単となるとともに、電球の寿命を増加させることができる。
【0015】
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、室内の明るさを感知する光センサーを備え、発光部の発光を制御するようにしたことにより、室内が暗いときに、発光部の照度を低下させることで、使用者に違和感なく発光部を発光させ、電力低下をはかることができる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態)
図は、本発明の実施の形態における電気湯沸かし器を示している。
【0018】
本実施の形態における電気湯沸かし器は、図1に示すように、器体1内に装備し液体を収容する容器2と、この容器2内の液体を加熱する加熱体3と、容器2の開口部を覆う蓋体4と、容器2内の液体(熱湯)を、導水路5を介して実線矢印のように器体1外へと送り出す電動ポンプよりなる導出手段6と、導水路5の一端にあって片側が器体1外に臨む導出口7と、導出された液体の器体設置面8上への到達地点またはその近傍を破線矢印のように照射する発光部9と、導出手段6の作動と発光部9への通電制御をする制御手段10と、この制御手段10を器体1外で操作する操作部11とを備えている。なお、器体1には、室内の明るさを感知する光センサー20を設けている。また、導出口7の下方の器体設置面8には、導出された液体を収容するコーヒーカップのような器21が設置されており、発光部9の作動により設置位置が知らされ、導出された液体を受けるものである。
【0019】
前記操作部11は、図2に示すように、導出手段6を作動させる出湯スイッチ12と、その操作を可能にするためのロック解除スイッチ13と、その他のスイッチなどを備えている。そして、ロック解除スイッチ13を操作すると、発光部9を作動させるように回路的に構成されている。
【0020】
また、制御手段10は、導出手段6の作動開始時における発光部9の光の照度を所定時間後に低下させるよう通電制御を行うものであり、図3に示すように構成されている。商用電源15が外されているときに、電源を供給するコンデンサーなどの2次電源14は、商用電源15をDC変換回路18で変換後接続されている。商用電源15の接続の有無は、降圧回路16よりマイクロコンピューター(以下マイコン)17に認識され、導出手段6と発光部9に供給する電源を2次電源14と商用電源15に選択するように構成されている。発光部9はネオンランプなどのフィラメントを用いた電球を用いられており、マイコン17に異なった抵抗値の複数の抵抗と直列に接続されている。本実施の形態では、抵抗19aと抵抗19bの2本が接続されており、抵抗値を抵抗19a<抵抗19bになるように設定している。抵抗19aの抵抗値は、住宅の照度基準(JISZ9110−1979)で推奨されている500lxの照度条件下で発光部9の発光が使用者に識別できる照度になるように設定されている。また光センサー20もマイコン17に接続されており、室内の照度、すなわち器体1の設置場所の照度を入力している。
【0021】
以上のように構成された、電気湯沸かし器について、以下その動作、作用を図4に基づいて説明する。図4は本実施の形態の光センサー20が作動していない場合のタイムチャートを示したものである。
【0022】
容器2内の加熱体3により加熱された液体を器体1外へ導くために、ロック解除スイッチ13を操作すると、器体1外に臨む導出口7より導出される液体の器体設置面8上への到達地点の近傍を発光部9が抵抗19aで設定された照度で照射する((a)の位置)。次に、出湯スイッチ12を操作すると導出手段6が作動し((b)の位置)、容器2内の液体は導水路5を通過して、導出口7より導出され器21に収容される。液体を収容した器21内の液面上は、導出される液体により揺らぐことになる。このとき、当初、発光部9により照射されていた部分も揺らでいる液面上を照らすことになる。
【0023】
そして、出湯スイッチ12を操作後所定時間(本実施の形態では約3秒)が経過すると、マイコン17により、発光部9の回路が抵抗19aから抵抗19bに切り替わり((c)の位置)、照度を低下させて照射を続ける。このとき液体を収容した器21内の液面上は、導出される液体により揺らぎつづけているため、使用者に照度低下が気づかれることなく、つまり違和感なく電力の低下をさせることができる。
【0024】
導出操作を停止するために、出湯スイッチ12の操作を停止すると(手を離すと)、導出手段6の作動が止まり容器2内の液体の導出が停止する。このとき、同時に、マイコン17により、発光部9の回路が、再び抵抗19bから抵抗19aに切り替わり、発光部9の照度を導出操作前の状態にもどすように設定されている((d)の位置)。この動作により導出手段6の作動完了後における器21の位置を鮮明に示すことができる。
【0025】
導出操作を停止後所定時間(本実施の形態では約10秒)で発光部9への照射も停止するように設定されている((e)の位置)。なお、ロック解除スイッチ13を再度操作することで、使用者が意図的に発光部9への照射を停止ことも可能である。
【0026】
図5は、本実施の形態の光センサー20が作動している場合のタイムチャートを示したものである。光センサー20は、器体1の周囲の照度が、住宅の照度基準(JISZ9110−1979)で推奨されている500lxの照度より暗いと識別すると作動し、マイコン17に信号を送る。マイコン17は、発光部9の照度が、抵抗19aに設定されている照度が必要でないことを判断し、抵抗19bで設定されている照度で一連の動作を行うことになる。つまり、容器2内の加熱体3により加熱された液体を器体1外へ導くために、ロック解除スイッチ13を操作すると、器体1外に臨む導出口7より導出される液体の器体設置面8上への到達地点の近傍を発光部9が抵抗19bで設定された照度で照射する((f)の位置)。このとき、器体1の周囲が暗いため、抵抗19bで設定された照度で照射しても、使用者は、導出口7より導出される液体の器体設置面8上への到達地点を認知することができる。
【0027】
次に、出湯スイッチ12を操作すると導出手段6が作動し((g)の位置)、容器2内の液体は導水路5を通過して、導出口7より導出され器21に収容される。発光部9は抵抗19bで設定された照度で照射を続けることになる。導出操作を停止するために、出湯スイッチ12の操作を停止すると((h)の位置)、導出手段6の作動が止まり容器2内の液体の導出が停止する。導出操作を停止後所定時間(本実施の形態では約10秒)で発光部9への照射も停止するように設定されている((j)の位置)。
【0028】
なお、上記の説明では、発光部9に流れる発光させる電力の低下をさせることが明白であるが、発光部9に、ネオンランプなどのフィラメントを用いた電球を用いている本実施の形態の場合、発光部9の負荷を抑制でき寿命を増加させることができる。また、商用電源15を外して使用する場合、2次電源14の寿命を増加させるもできる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
以上のように、本発明にかかる電気湯沸かし器は、液体(熱湯)導出時の安全を確保しつつ、発光部を発光させる電力低下をはかることができるので、飲料自販機、給湯器などの機器をも含むものでこれらの用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態における電気湯沸かし器の概略断面図
【図2】同電気湯沸かし器の操作部を示す平面図
【図3】同電気湯沸かし器の制御手段を中心とした電気回路図
【図4】同電気湯沸かし器の光センサーが作動していない場合の発光部の動作タイムチャート
【図5】同電気湯沸かし器の光センサーが作動した場合の発光部の動作タイムチャート
【符号の説明】
【0031】
1 器体
2 容器
3 加熱体
5 導水路
6 導出手段
7 導出口
8 器体設置面
9 発光部
10 制御手段
11 操作部
12 出湯スイッチ
13 ロック解除スイッチ
14 2次電源
15 商用電源
20 光センサー




 

 


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