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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6919(P2007−6919A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−187671(P2005−187671)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 山本 雅史
要約 課題
安価で使用性に優れた電気掃除機を提供すること。

解決手段
塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、前記ファンモーターの動作を制御するための本体スイッチ5を内蔵した本体1と、本体1を持ち運ぶために本体1略上方に設けられ、上部ハンドル部7及び下部ハンドル部8の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された上部ハンドル部7または下部ハンドル部8により本体スイッチ5を動作可能にする電気掃除機とした。これにより部品点数を削減できると共に、操作部も拡大でき、安価で使用性の優れた電気掃除機を提供できるようになる。
特許請求の範囲
【請求項1】
塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、前記ファンモーターの動作を制御するための本体スイッチを内蔵した本体と、前記本体を持ち運ぶために前記本体略上方に設けられ、上部ハンドル部及び下部ハンドル部の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された前記上部ハンドル部または下部ハンドル部により前記本体スイッチを動作可能に構成した電気掃除機。
【請求項2】
塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、電源コードを巻取り収納するためのコードリールを内蔵した本体と、前記本体を持ち運ぶために前記本体略上方に設けられ、上部ハンドル部及び下部ハンドル部の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された前記上部ハンドル部または下部ハンドル部により前記コードリールの動作を制御可能に構成した電気掃除機。
【請求項3】
上部ハンドル部または下部ハンドル部の略中央部は、動作を抑制させた請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項4】
下部ハンドル部または上部ハンドル部を上下方向に摺動可能とし、前記下部ハンドル部または上部ハンドル部の一部を他方のハンドル部に近接可能な構成とした請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項5】
集塵室を覆う集塵室蓋を備え、前記集塵室蓋を開けたときに上部ハンドル部または下部ハンドル部の動作を抑制させる蓋突起部を前記集塵室蓋に設けた請求項1〜4のいずれか1項記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は一般家庭で使用される電気掃除機に関するもので、特に安全性および使用性に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の電気掃除機を、図21を用いて説明する。
【0003】
図21に示す電気掃除機は、塵埃を吸引するためのファンモーター(図示せず)と、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室(図示せず)と、前記ファンモーターの動作を制御するための本体スイッチを動作させるためのスイッチペダル16と、電源コードを巻取り収納するためのコードリール(図示せず)と、前記コードリールの動作を制御するための可動式のコードペダル18を内蔵した本体19から構成されており、前記本体19を持ち運ぶためのハンドル部20を前記本体19略上部に設けている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9−98914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記従来の電気掃除機の構成では、前記ハンドル部20、前記スイッチペダル16および前記コードペダル18はそれぞれ独立した部品であるため、部品点数が増加し原価状況を悪化させていた。また、前記スイッチペダル16および前記コードペダル18の形状は小さいものが多く、海外のように足で操作するには難しかった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、低コストでかつ、安全性および使用性に優れた電気掃除機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明は、塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、前記ファンモーターの動作を制御するための本体スイッチを内蔵した本体と、前記本体を持ち運ぶために前記本体略上方に設けられ、上部ハンドル部及び下部ハンドル部の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された前記上部ハンドル部または下部ハンドル部により前記本体スイッチを動作可能に構成したことにより、部品点数を削減できると共に、操作部も拡大でき、安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、低コストで使用性に優れた電気掃除機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、前記ファンモーターの動作を制御するための本体スイッチを内蔵した本体と、前記本体を持ち運ぶために前記本体略上方に設けられ、上部ハンドル部及び下部ハンドル部の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された前記上部ハンドル部または下部ハンドル部により前記本体スイッチを動作可能に構成したことにより、部品点数を削減できるとともに、操作部も拡大でき、安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【0009】
第2の発明は、塵埃を吸引するためのファンモーターと、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室と、電源コードを巻取り収納するためのコードリールを内蔵した本体と、前記本体を持ち運ぶために前記本体略上方に設けられ、上部ハンドル部及び下部ハンドル部の上下2部品からなる、可動可能に形成されたハンドル部とを備え、可動可能に形成された前記上部ハンドル部または下部ハンドル部により前記コードリールの動作を制御可能に構成したことにより、部品点数を削減できるとともに、操作部も拡大されるので安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【0010】
第3の発明は、上部ハンドル部または下部ハンドル部の略中央部は動作を抑制させることにより、本体を持ち運ぶ際に前記上部ハンドルまたは下部ハンドル略中央部を押しても動作しないため、前記本体スイッチや前記コードリールを誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0011】
第4の発明は、下部ハンドル部または上部ハンドル部を上下方向に摺動可能とし、前記下部ハンドル部または上部ハンドル部の一部を他方のハンドル部に近接可能な構成としたので、ハンドル部の動作を抑制でき、前記本体スイッチや前記コードリールを誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0012】
第5の発明は、集塵室を覆う集塵室蓋を備え、前記集塵室蓋を開けたときに上部ハンドル部または下部ハンドル部の動作を抑制させる蓋突起部を前記集塵室蓋に設けたことにより、集塵袋交換等で前記集塵室蓋を開けたときに前記ハンドル部を動作させて前記本体スイッチや前記コードリールを誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0014】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1〜図14を用いて説明する。
【0015】
図1〜図14において、本体1は塵埃を吸引するためのファンモーター2と、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室3と、前記集塵室3を覆う集塵室蓋4と、前記ファンモーター2の動作を制御するための本体スイッチ5と電源コードを巻取り収納するためのコードリール6を内蔵し、前記本体1を持ち運ぶための上下2部品からなる上部ハンドル部7と下部ハンドル部8を前記本体1略上部に備えている。
【0016】
前記上部ハンドル部7は略上下方向に可動可能に形成し、前記上部ハンドル部7により前記本体スイッチ5および前記コードリール6を動作可能にさせている。
【0017】
9は前記下部ハンドル部8の略中央部に位置し、前記上部ハンドル部7に近接する高さを有するリブである。
【0018】
図7、8に示す10は前記下部ハンドル部8上に設けられた、回動自在のストッパーであり、自身を回動させることにより、図8に示すように前記上部ハンドル部7に近接させることができる。
【0019】
図11、12に示す11は前記下部ハンドル部8上に設けられた突起部であり、前記下部ハンドル部8を上方へ移動させた際は、図12に示すように前記上部ハンドル部7の前記本体スイッチ5および前記コードリール6近傍に近接する構成となっている。
【0020】
図13、14に示す12は前記集塵室蓋4上に設けられた蓋突起部であり、前記集塵室蓋4を開いた際は、図14に示すように前記上部ハンドル部7の前記本体スイッチ5および前記コードリール6近傍に近接する構成となっている。
【0021】
以上のように構成された電気掃除機について図1〜図14を用いてその動作、作用を説明する。
【0022】
図1〜図4に示すように前記上部ハンドル部7は可動可能に形成されており、前記上部ハンドル部7により前記本体スイッチ5および前記コードリール6の近傍を押すことにより、前記本体スイッチ5および前記コードリール6を制御することができる。従来最低3部品必要な部分を1部品のみで形成できるため、部品コストを削減できるとともに、操作部も拡大されるので安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【0023】
また、図5、6に示すように、前記下部ハンドル部8の略中央部にリブ9を設けることにより、前記本体1を持ち運ぶ際に前記上部ハンドル7略中央部を押しても前記リブ9によって前記上記ハンドル部7は動作できないため、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0024】
また、図7、8に示すように、前記下部ハンドル部8上に設けられた、回動自在のストッパー10を回動させることにより、図8に示すように前記上部ハンドル部7に近接させることができるため、子供が誤って前記本体スイッチ5を動作させるといった危険性を防止できる。
【0025】
また、前記上部ハンドル部7の表面に滑り止めの加工を施したことにより、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を足などで操作する際に滑ることを防止でき確実に操作することができる。
【0026】
また、図9〜図12に示すように、前記下部ハンドル部8を上下方向にしゅう動可能な構成とし、前記下部ハンドル部8の一部が前記上部ハンドル部7に近接可能であることにより、前記下部ハンドル部8を持って前記本体1を持ち運ぶ際は、前記下部ハンドル部8が上方に移動し、前記上部ハンドル部7に近接するため前記上部ハンドル部7の動作を抑制でき、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0027】
また、図11、12に示すように、前記下部ハンドル部8上に前記突起部11を設け、前記下部ハンドル部8を上方へ移動させた際は、図12に示すように前記上部ハンドル部7の前記本体スイッチ5および前記コードリール6近傍に近接させることにより、前記本体1を持ち運ぶ際に前記上部ハンドル部7のどこを押しても前記上記ハンドル部7は動作しないため、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を誤って動作させるといった危険性を確実に防止できる。
【0028】
また、前記下部ハンドル部8を軟質材で形成したことにより、手にやさしい使い勝手のよい電気掃除機を提供できる。
【0029】
また、図13、14に示すように、前記集塵室蓋4を開けた時に前記上部ハンドル部7の動作を抑制させる前記蓋突起部12を前記集塵室蓋4に設けたことにより、集塵袋交換等で前記集塵室蓋4を開けたときに前記上部ハンドル部7を動作させて、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0030】
以上のように本実施の形態においては、部品点数を削減できるとともに、操作部も拡大されるので安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【0031】
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について図15〜図20を用いて説明する。
【0032】
図15〜図20において、本体1は塵埃を吸引するためのファンモーター2と、塵埃を吸引する吸込み具に連通し、塵埃を捕集するための集塵室3と、前記集塵室3を覆う集塵室蓋4と、前記ファンモーター2の動作を制御するための本体スイッチ5と電源コードを巻取り収納するためのコードリール6を内蔵し、前記本体1を持ち運ぶためのハンドル部13を前記本体1略上部に備えている。
【0033】
前記ハンドル部13は略上下方向に可動可能に形成し、図16に示すように前記ハンドル部13により前記本体スイッチ5および前記コードリール6を動作可能にさせている。
【0034】
図17、18に示す10は前記本体1上に設けられた、しゅう動自在のストッパー10であり、自身を左右にしゅう動させることにより、図18に示すように前記ハンドル部13の下部に近接させて、前記ハンドル部13の動作を抑制させることができる。
【0035】
図19、20に示す12は前記集塵室蓋4上に設けられた蓋突起部であり、前記集塵室蓋4を開いた際は、図20に示すように前記ハンドル部13の前記本体スイッチ5および前記コードリール6近傍に近接する構成となっている。
【0036】
以上のように構成された電気掃除機について図15〜図20を用いてその動作、作用を説明する。
【0037】
図15、16に示すように前記ハンドル部13は略上下方向に可動可能に形成されており、前記ハンドル部13により前記本体スイッチ5および前記コードリール6の近傍を押すことにより、前記本体スイッチ5および前記コードリール6を制御することができる。従来最低3部品必要な部分を1部品のみで形成できるため、部品コストを削減できるとともに、操作部も拡大されるので安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【0038】
また、図17、18に示すように、前記本体1上に設けられた、しゅう動自在のストッパー10をしゅう動させることにより、図8に示すように前記ハンドル部13に近接させることができるため、子供が誤って前記本体スイッチ5を動作させるといった危険性を防止できる。
【0039】
また、図19、20に示すように、前記集塵室蓋4を開けた時に前記ハンドル部13の動作を抑制させる前記蓋突起部12を前記集塵室蓋4に設けたことにより、集塵袋交換等で前記集塵室蓋4を開けたときに前記ハンドル部13を動作させて、前記本体スイッチ5や前記コードリール6を誤って動作させるといった危険性を防止できる。
【0040】
以上のように本実施の形態においては、部品点数を削減できるとともに、操作部も拡大されるので安価で使用性の優れた電気掃除機を提供することができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、使用性、信頼性に優れ、さらにコスト低減も図ることのできる極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の平面図
【図2】同電気掃除機の要部断面図
【図3】同電気掃除機の要部断面図
【図4】同電気掃除機の要部断面図
【図5】同電気掃除機の要部断面図
【図6】同電気掃除機の要部断面図
【図7】同電気掃除機の要部断面図
【図8】同電気掃除機の要部断面図
【図9】同電気掃除機の要部断面図
【図10】同電気掃除機の要部断面図
【図11】同電気掃除機の要部断面図
【図12】同電気掃除機の要部断面図
【図13】同電気掃除機の要部断面図
【図14】同電気掃除機の要部断面図
【図15】本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の要部断面図
【図16】同電気掃除機の要部断面図
【図17】同電気掃除機の要部断面図
【図18】同電気掃除機の要部断面図
【図19】同電気掃除機の要部断面図
【図20】同電気掃除機の要部断面図
【図21】従来の電気掃除機の平面図
【符号の説明】
【0043】
1 本体
2 ファンモーター
3 集塵室
5 本体スイッチ
7 上部ハンドル部
8 下部ハンドル部




 

 


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