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炊飯器 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 炊飯器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−469(P2007−469A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185855(P2005−185855)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 山下 幸一郎 / 佐野 正人
要約 課題
放熱板ユニットと蓋との間の隙間から逃げる熱量を低減させ、少ない消費電力量で保温温度を維持することができると共に、放熱板ユニットのお手入れ性を維持する。

解決手段
上面が開口した本体と、前記本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、前記収納部を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋に設けられた蒸気通路と、前記蓋の下面に着脱自在に配設された放熱板ユニットと、前収蓋と前記放熱板との間に設けられ、前記蒸気通路部分を開口した断熱部材を有し、前記断熱部材を前記蓋下面に着脱自在とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
上面が開口した本体と、前記本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、前記収納部を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋に設けられた蒸気通路と、前記蓋の下面に着脱自在に配設された放熱板ユニットと、前収蓋と前記放熱板との間に設けられ、前記蒸気通路部分を開口した断熱部材を有し、前記断熱部材を前記蓋下面に着脱自在としたことを特徴とする炊飯器。
【請求項2】
前記蓋下面より凸形状を出し、前記断熱部材の穴形状に対し嵌合することにより着脱自在とした請求項1に記載の炊飯器。
【請求項3】
前記蓋下面の凸形状構成部材をゴムなどの弾性体により形成してなる請求2に記載の炊飯器。
【請求項4】
前記断熱部材の着脱構成を、前記蓋を開放した姿勢にて前記断熱部材重心の上方位置に構成してなる請求項1に記載の炊飯器。
【請求項5】
前記断熱部材が前記蓋下面に常時密着する取付け構成としてなる請求項1に記載の炊飯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は炊飯器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の炊飯器では、お手入れ性を向上させるため、蓋の放熱板ユニットを着脱可能として、炊飯器を使い終わると汚れた放熱板ユニットを蓋から外して洗うことができる構成の物が多くなっている。この場合、放熱板ユニットを着脱自在としているため放熱板ユニットと蓋との間に隙間が生じ、この隙間から熱が炊飯器外部に逃げるため、特に保温時において、保温温度を維持するために余分な加熱が必要であった。
【0003】
この課題を解決する手段として、放熱板ユニットを中空構造とする方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
これは、蓋の中に設けたコイルにより放熱板ユニットを誘導加熱するタイプの炊飯器において、放熱板ユニットを2枚の金属板を貼り合わせることにより中空構造としたり、樹脂板等をかしめ合わせることにより、放熱板ユニット自体に断熱性を具備させ、それにより放熱板ユニットと蓋との間の隙間から逃げる熱量を低減させ、少ない消費電力量で保温温度を維持することができものである。
【特許文献1】特開2000−342411号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の構成では、2つ以上の部品により放熱板ユニットに断熱構造を構成するため、重量が増加するとともに、材料の合わせ部分やカシメ部分が複雑な形状となってしまう。通常、放熱板ユニットは炊飯時に米飯より発生するおねばにより汚れるため、炊飯を行うたびに洗浄する必要があるのだが、前記の理由による重量の増加や、複雑な形状による洗浄性の低下により、お手入れ性を悪くしてしまっていた。本発明の炊飯器は、前記従来の課題を解決するもので、放熱板ユニットと断熱部材を一体化せず、断熱部材を蓋下面に着脱自在とすることにより、従来と同等のお手入れ性を維持しつつ、少ない消費電力量での保温ができる炊飯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の炊飯器は、本体と、前記本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、前記収納部を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋に設けられた蒸気通路と、前記蓋の下面に着脱自在に配設された放熱板ユニットと、前収蓋と前記放熱板との間に設けられ、前記蒸気通路部分を開口した断熱部材を有し、前記断熱部材を前記蓋下面に着脱自在としたことを特徴としたものである。
【0007】
本発明の炊飯器は、断熱部材を蓋下面に着脱自在としているので、放熱板ユニットと蓋との間の隙間から逃げる熱量を低減させ、少ない消費電力量で保温温度を維持することができると共に、炊飯時に米飯より発生するおねばにより断熱部材が汚れないために炊飯のたびに洗浄する必要がないために、従来と重量の変わらない、断熱構造を構成する部材の合わせ部分もない放熱板ユニットのみを洗浄すれば良く、お手入れ性を維持できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の炊飯器は、放熱板ユニットと蓋との間の隙間から逃げる熱量を低減させ、少ない消費電力量で保温温度を維持することができると共に、お手入れ性を維持できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、本体と、前記本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、前記収納部を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋に設けられた蒸気通路と、前記蓋の下面に着脱自在に配設された放熱板ユニットと、前収蓋と前記放熱板との間に設けられ、前記蒸気通路部分を開口した断熱部材を有し、前記断熱部材を前記蓋下面に着脱自在としたことを特徴とする炊飯器で、放熱板ユニットの断熱性能を向上させ少ない消費電力量で保温温度を維持することができると共に、放熱板ユニットお手入れ性を維持できる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、前記蓋下面より凸形状を出し、前記断熱部材の穴形状に対し嵌合することにより断熱部材を着脱自在としたもので、使用者が本体の正面に立ち、蓋を開放した状態で断熱部材を取付ける時、断熱部材の嵌合位置が穴により確認しやすいために、着脱が行いやすいという優れた操作性能を実現できる上に、蓋下面に穴形状がないため、お手入れ時に汚れが残りにくく、優れたお手入れ性能を実現できる。
【0011】
第3の発明は、第2の発明において、凸形状構成部材をゴムなどの弾性体により形成したもので、断熱部材側に弾性体を用いずとも安定した着脱性能が実現できるため、断熱部材を取り外してお手入れする時に断熱部材に取付けた弾性体を紛失することを未然に防ぐことができ、優れたお手入れ性能を実現できる。
【0012】
第4の発明は、第1の発明において、前記断熱材の着脱構成を、前記蓋を開放した姿勢にて前記断熱部材の重心の上方位置に構成したもので、断熱部材を取付けた時に、断熱部材の姿勢が左右や回転方向にずれることを未然に防ぎ、放熱板ユニットの着脱時に断熱部材のずれを修正するという煩雑な作業を未然に防止でき、安定した操作性能が実現できる。
【0013】
第5の発明は、第1の発明において、前記断熱部材が前記蓋下面に常時密着する取付け構成としたもので、蓋が直立姿勢まで開放されない状態で断熱部材を取付けた時に、断熱材下部が蓋下面より離れ、ぶら下がっている不安定な状態となったままになることを防止でき、放熱板ユニットの取付け時に放熱板ユニットが断熱部材に当接し、断熱部材の姿勢が左右や回転方向にずれないよう注意しつつ取付けなければならないという煩雑な作業を未然に防止でき、さらに安定した操作性能が実現できる。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0015】
(実施の形態1)
図1および図2を用いて、本発明の実施の形態1の炊飯器を説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態1の炊飯器の断面図である。図面を簡潔にするために、電気的接続のためのリード線等は省略してある。図1において、10は炊飯器のボディ(本体)である。ボディ10には、その上面を覆う蓋20が開閉自在に設置されている。ボディ10の収納部30は、上方の上枠40と下方のコイルベース50とから構成される。60は、ステンレス、鉄などの磁性体によって形成される鍋である。鍋60は、上端開口部に外側にせり出したフランジ70を有し、フランジ70を上枠40の上端から浮き上がった状態で載置することにより、収納部30に着脱自在に収納される。鍋60は収納時に、収納部30との間に隙間を有する。コイルベース50の鍋60底部に対向する部分に、鍋60を誘導加熱する誘導加熱コイル80が配設される。誘導加熱コイル80は、コイルベース50の底面外側に配設された外コイルと、底面内側に配設された内コイルとからなる。それぞれの誘導加熱コイルは、鍋60の底部の中心の略真下に中心を有する巻線である。
【0017】
85は鍋温度検知手段である底センサーで、収納部30内に鍋60を収納した時に当接するように構成されている。90および100は、回路基板である。回路基板90にはマイクロコンピュータ(図示しない)が搭載されている。マイクロコンピュータはソフトウエアにより底センサー85の検知情報に従いつつ、誘導加熱コイル80に交番磁界を発生させるための電流を制御する。実施の形態1の炊飯器は、鍋60を誘導加熱し、鍋60内の調理物110を加熱調理する。調理物110は、炊飯前の米と水又は炊き上がったご飯等である。
【0018】
蓋20はヒンジ軸120およびヒンジバネ130によって開閉自在に軸支され、蒸気通路140が連成されている。蓋20下面は蓋カバー150により構成されている。160は蓋カバー150に着脱自在に設けられた放熱板ユニットであり、蒸気通路140部分には穴161(図2に明示)を設け、鍋60と蒸気通路140の空間を繋いでいる。
【0019】
放熱板ユニット160を蓋カバー150に取付けた時、ゴムなどの弾性部材からなる蒸気板パッキン163に当接することにより、放熱板ユニット160上面と蒸気通路140の間のシール性を確保している。また、ゴムなどの弾性部材からなる鍋パッキン165を、蓋20を閉じた時にフランジ70の上面に当接する部位に設け、放熱板ユニット160下面と鍋60とのシール性を確保している。これにより、鍋60内の空間と、蒸気通路140内の空間以外に炊飯時の蒸気や、おねばが流出することを防いでいる。
【0020】
放熱板ユニット160はステンレスなどの誘導加熱が可能な部材で構成され、蓋カバー140の上面に位置する蓋誘導加熱コイル170により誘導加熱される。180は樹脂などの誘導加熱されない材料で構成され、蒸気通路140部分を開口してなる断熱部材で、ゴム等の弾性体により形成された嵌合部材190と凸形状200により蓋カバー140に対し着脱自在に設けられている。断熱部材180は樹脂などの誘導加熱されない材料としているため、蓋誘導加熱コイル170通電時により放熱板ユニット160のみを自在に加熱することができる。
【0021】
図2は、本発明の実施の形態1の炊飯器の蓋20を開放した状態の斜視図である。使用者は蓋20を開放した状態で、断熱部材180の凸形状200を、蓋カバー150にある嵌合部材190に対し押し付けることで取付けることができる。
【0022】
断熱部材180を取付けた後、放熱板ユニット160を取付ける。こうして蓋カバー150と放熱板ユニット160の間に断熱部材180を構成されることになる。
【0023】
上記構成の炊飯器により炊飯を行った時の動きを説明する。鍋60内に調理物110(米と水)を入れ、炊飯を開始すると、マイクロコンピュータ内のプログラムに従い、誘導加熱コイル80により鍋60が誘導加熱される。鍋60からの熱伝導により調理物110は温度が上がり、やがて水が沸騰する。この時発生した蒸気は放熱板ユニット160の穴161および蒸気通路160を通って炊飯器外に放出される。また、炊飯時には米から水内に流出したデンプンによりおねばと呼ばれる粘性のある液体が発生し、泡などを形成しつつ、蒸気と同様に穴161および蒸気通路160を通って炊飯器外に溢れ出ようとするが、底センサー85の検知情報をもとにプログラムに従い加熱を制御することによりおねばが炊飯器外へ溢れ出ることは未然に防がれている。この時、蒸気板パッキン163および鍋パッキン165により鍋60および蒸気通路160以外の空間におねばが流出することも防がれている。
【0024】
適当な加熱により米が水を吸収・膨張し、鍋内の過剰な水がほぼ無くなった状態となったことを底センサー85の検知情報により判断し、その後むらしなどを行って炊飯を終了するのだが、この時、放熱板ユニット160の温度が低いと水分が結露するため、蓋誘導加熱コイル170に通電し放熱板ユニット160を誘導加熱することにより温度を上げ水分の結露を防いでいる。
【0025】
炊飯が終了したとき、おねばなどにより放熱板ユニット160下面、および穴161周辺部分に汚れが付着している。このために炊飯毎に放熱板ユニット160を取外し洗浄しなければならないのだが、断熱部材180は全く汚れておらず洗浄する必要はないため、断熱部材180があっても従来とお手入れ性は変わらない。
【0026】
次に、上記構成の炊飯器により保温を行う時の動きを説明する。保温時は底センサー85の検知情報に従い、鍋60を適宜加熱することにより保温温度を維持している。この時、放熱板ユニット160の温度が低いと水分が結露するため、蓋誘導加熱コイル170に適宜通電し放熱板ユニット160を誘導加熱することにより温度を上げ水分の結露を防いでいる。このため、放熱板ユニット160からの熱損失が多いほど、消費電力量が増えることとなるのだが、断熱部材180により放熱板ユニット160からの熱損失が従来よりも低減されている。
【0027】
以上のように、実施の形態1の炊飯器よれば、蓋カバー150と放熱板ユニット160間に、断熱部材180を蓋カバー150に着脱自在に構成しているので、蓋カバー150と放熱板ユニット160との間の隙間から逃げる熱量を低減させ、少ない消費電力量で保温温度を維持することができると共に、炊飯時に米飯より発生するおねばにより断熱部材180が汚れないために、断熱部材180を炊飯のたびに着脱・洗浄する必要がなく、従来と重量の変わらず、断熱構造を構成する部材の合わせ部分もない放熱板ユニット160のみを洗浄すれば良く、お手入れ性を維持できる。
【0028】
(実施の形態2)
図3を用いて、本発明の実施の形態2の炊飯器を説明する。図3は、実施の形態2の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図である。図示する部分以外の構成は実施の形態1の炊飯器(図1)と同じであるので説明を省略する。
【0029】
図3において、嵌合用の凸形状210は蓋カバー220より構成され、穴形状を持つ嵌合部材230は断熱部材240に保持される構成となっている。
【0030】
実施の形態1の炊飯器において使用者が炊飯器本体1の正面に立ち、蓋20を開放し直立させた図2のような状態で断熱部材180を蓋カバー150に取付けようとした時に、断熱部材180が透明でない場合、嵌合部材190が使用者から見えず、取付けが行いにくい。本発明の炊飯器は、穴形状を持つ嵌合部材230が断熱部材240に保持されているため、断熱部材240を蓋カバー220に取付けようとした時に穴により嵌合部位が明確に分かるため、着脱が行いやすい上、蓋カバー220に穴形状がないため、お手入れ時に汚れが残りにくく、優れたお手入れ性能を実現できる。
【0031】
(実施の形態3)
図4を用いて、本発明の実施の形態3の炊飯器を説明する。図4は、実施の形態3の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図である。図示する部分以外の構成は実施の形態1の炊飯器(図1)と同じであるので説明を省略する。
【0032】
図4において、嵌合用の凸形状250はゴムなどの弾性体からなる嵌合部材260より構成され、断熱部材270に設けた穴により蓋カバー280の下面に断熱部材270が保持される構成となっている。
【0033】
本発明の炊飯器は、弾性体である嵌合部材260から凸形状250を構成したため、断熱部材270に嵌合用の弾性体を構成する必要がなく、断熱部材270を取り外してお手入れする時に断熱部材270に取付けた弾性体を紛失することを未然に防ぐことができ、優れたお手入れ性能を実現できる。
【0034】
(実施の形態4)
図5(a)〜(c)を用いて、本発明の実施の形態4の炊飯器を説明する。図5(a)は、実施の形態4の炊飯器の蓋を開放し、断熱部材のみを取付けた状態を正面より見た部分図である。図5(b)、(c)は、実施の形態とは異なる構成の炊飯器の蓋を開放し、断熱部材のみを取付けた状態を正面より見た部分図である。図示する部分以外の構成は実施の形態1の炊飯器(図1)と同じであるので説明を省略する。
【0035】
図5(a)において、410は断熱部材、290は断熱部材410重心の上方位置に構成された嵌合部材である。図5(b)において、嵌合部材300は断熱部材310の重心に配置されており、断熱部材310には矢印に示すような回転方向のずれが起きている。図5(c)において、320は断熱部材、330は断熱部材320の重心を通る鉛直線で、重心を通る鉛直線330から左にずれた位置に340嵌合部材がもうけられ、断熱部材320には自重により右下がりのずれが起きている。
【0036】
図5(a)の場合、嵌合部材290が、蓋20を開放した姿勢にて断熱部材410重心の上方位置に構成しているため、嵌合構成を一ヶ所のみとした場合、断熱部材410を回転方向・左右方向に設計位置から多少ずらして付けてしまっても、自重により設計通りの取付け姿勢に戻り、安定する。図5(b)の場合は、断熱部材310の回転方向のずれが自重により戻ることはなく、放熱板ユニット160の取付け時に方向ずれを修正しなければならず、不便である。また、図5(c)の場合は、断熱部材320の左右方向の傾きが自重により戻ることはなく、方向ずれを修正しつつ放熱板ユニット160を取付けを行わねばならず、不便である。本発明の炊飯器である図5(a)の構成は、断熱部材410が設計位置に安定しやすく、放熱板ユニット160の取付け時に断熱部材410のずれを修正する必要がなく、安定した操作性能が実現できる。
【0037】
(実施の形態5)
図6、および図7を用いて、本発明の実施の形態5の炊飯器を説明する。図6は、実施の形態5の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図である。図示する部分以外の構成は実施の形態1の炊飯器(図1)と同じであるので説明を省略する。
【0038】
図6において、弾性体からなる嵌合部材350より構成された嵌合用の凸形状360は、蓋20を開放した姿勢にて蓋カバー370との隙間が上方が広く、下方が狭くなるように傾斜しており、断熱部材380を取付けた時は凸形状下部390は変形し、常に断熱部材380が蓋カバー370に密着するようになっている。
【0039】
図7(a)は、実施の形態1の炊飯器の蓋2が直立姿勢まで開かない状態にて断熱部材180を取付けた側面図である。断熱部材180は鉛直方向に嵌合部材190にぶら下がり、蓋カバー150との間に隙間400が存在している。
【0040】
図7(b)は、実施の形態5の炊飯器の蓋20が直立姿勢まで開かない状態にて断熱部材380を取付けた側面図である。
【0041】
図7(a)のように、蓋20が直立姿勢まで開かない状態で、蓋カバー150と断熱部材180の間に隙間400が存在し、断熱部材180がぶら下がったような姿勢の安定しない状態になると、放熱板ユニット160を取付ける時当接してしまうために、断熱部材180が位置ずれしないよう注意しながら放熱板ユニット160を取付けねばならず、煩雑である。一方、本発明の炊飯器は、嵌合部材350の凸形状360により、図7(b)のように、断熱部材380が常に蓋カバー370に密着するようになっているため、蓋20が直立姿勢まで開かない状態でも断熱部材380と蓋カバー370の間に隙間ができず、断熱部材380の姿勢が安定しているため、断熱部材180の状態を気にせず放熱板ユニット160を取付けられるため、優れた操作性能を実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明に係る炊飯器は、優れた保温性能・お手入れ性能を発揮できるので、家庭用又は業務用の炊飯器として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施の形態1の炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施の形態1の炊飯器の蓋を開放した状態の斜視図
【図3】本発明の実施の形態2の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図
【図4】本発明の実施の形態3の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図
【図5】(a)本発明の実施の形態4の炊飯器の蓋を開放し、断熱部材のみを取付けた状態を正面より見た部分図(b)実施の形態4とは異なる構成の炊飯器の蓋を開放し、断熱部材のみを取付けた状態を正面より見た部分図(c)実施の形態4とは異なる構成の炊飯器の蓋を開放し、断熱部材のみを取付けた状態を正面より見た部分図
【図6】本発明の実施の形態5の炊飯器の断熱部材取付け構成部分の要部断面図
【図7】(a)本発明の実施の形態1の炊飯器の蓋が直立姿勢まで開かない状態にて断熱部材を取付けた側面図(b)本発明の実施の形態5の炊飯器の蓋が直立姿勢まで開かない状態にて断熱部材を取付けた側面図
【符号の説明】
【0044】
10 ボディ(本体)
20 蓋
30 収納部
40 上枠
50 コイルベース
60 鍋
70 鍋フランジ
80 誘導加熱コイル
85 底センサー
90、100 回路基板
110 調理物
120 ヒンジ軸
130 ヒンジバネ
140 蒸気通路
150、220、280、320、370 蓋カバー
160 放熱板ユニット
161 穴
163 蒸気板パッキン
165 鍋パッキン
170 蓋誘導加熱コイル
180、240、270、410、310、320、380 断熱部材
190、230、260、290、300、340、350 嵌合部材
200、210、250、290、360 凸形状
330 断熱部材34の重心を通る鉛直線
390 凸形状36の下部
400 隙間




 

 


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