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計測機能を備えたブラジャー及び該ブラジャーを用いての計測方法 - 株式会社エル・ローズ
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発明の名称 計測機能を備えたブラジャー及び該ブラジャーを用いての計測方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−56423(P2007−56423A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−246024(P2005−246024)
出願日 平成17年8月26日(2005.8.26)
代理人 【識別番号】100087169
【弁理士】
【氏名又は名称】平崎 彦治
発明者 若月 正臣 / 岡本 満喜
要約 課題
ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認することが出来る計測機能を備えたブラジャーであって、複数の部位の組合せで構成し、あらゆる体形の計測を可能とし、実際と同じ着用感を得ることが出来る計測機能を備えたブラジャーの提供。

解決手段
ブラジャーはカップ受部4の両側にカップ部5a,5bを有すフロント部1と該フロント部1の両側にはファスナー等の連結手段を介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部2a,2b、そして一方のバック部2aの先端にはフックを設けると共に他方のバック部先端にはアイ21を設け、カップ部4a,4bの上端とバック部2a,2bとを伸縮可能な肩ストラップ3a,3bにて連結し、更に上記ファスナー等の連結手段をバック部2a、2bに一定間隔をおいて縫着した複数枚の連結片10,11,12・・を介して設けている。
特許請求の範囲
【請求項1】
ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認することが出来る計測機能を備えたブラジャーにおいて、該ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナー等の連結手段を介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはフック部を設けると共に他方のバック部先端にはアイ部を設け、カップ部の上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結し、更に上記ファスナー等の連結手段をバック部に一定間隔をおいて縫製した複数の連結片を介して設けたことを特徴とする計測機能を備えたブラジャー。
【請求項2】
ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認することが出来る計測機能を備えたブラジャーにおいて、該ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナー等の連結手段を介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはフック部を設けると共に他方のバック部先端にはアイ部を設け、カップ部の上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結し、更に上記ファスナー等の連結手段をフロント部に一定間隔をおいて縫製した複数の連結片を介して設けたことを特徴とする計測機能を備えたブラジャー。
【請求項3】
ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認する体形の計測方法において、
計測用ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナー等の連結手段を介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはフック部を設けると共に他方のバック部先端にはアイ部を設け、カップ部の上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結し、更に上記ファスナー等の連結手段をバック部に一定間隔をおいて縫製した複数の連結片を介して設けたもので、
上記フロント部、両バック部を選択して組合わせ、又バック部に縫着した複数の連結片の縁に設けたファスナー等の連結手段を選択することでブラジャーの着用感を確認可能としたことを特徴とする体形の計測方法。
【請求項4】
ブラジャーをオーダーメイドする為に着用した際の着用感を確認する体形の計測方法において、
計測用ブラジャーはカップ受部の両側にカップ部を有すフロント部と該フロント部の両側にはファスナー等の連結手段を介して連結すると共に伸縮可能な生地から成るバック部、そして一方のバック部の先端にはフック部を設けると共に他方のバック部先端にはアイ部を設け、カップ部の上端とバック部とを伸縮可能な肩ストラップにて連結し、更に上記ファスナー等の連結手段をフロント部に一定間隔をおいて縫製した複数の連結片を介して設けたもので、
上記フロント部、両バック部を選択して組合わせ、又バック部に縫着した複数の連結片の縁に設けたファスナー等の連結手段を選択することでブラジャーの着用感を確認可能としたことを特徴とする体形の計測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は身体に完全フィットする着用感が得られるブラジャーをオーダーメイドする為の計測方法、及び計測に際して用いるブラジャーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ブラジャーはバストを理想的な形状に整え、垂下がりを防止する為に着用され、今日では多種多様化したブラジャーが市販されている。女性はこれらのブラジャーの中から自分の身体にフィットするものを選択して購入しているが、完全にフィットするブラジャーを見つけ出すことは容易でない。バストの大きさ、形、胸囲のサイズなど、個々の人にとって夫々異なっている為に、何れかを基準に合わせることで、他の箇所が合わないことになる。
【0003】
身体にフィットしないブラジャーを着用するならば、ブラジャーとしての目的を達成することが出来ず、適度なフィット感が得られずして不快感が残ってしまう。特に、サイズの小さなブラジャーを着用するならば、圧迫による苦痛を感じ、血流が悪くなり、身体にも悪影響を及ぼす。
【0004】
ブラジャーにおけるカップ部のフィット感は、バスト下縁の半円状の輪郭線(バージスライン)の曲率(バージスサイズ)とカップ高さによって異なるもので、このバージスサイズとカップ高さとの組合せは各個人により様々である。従って、両者の組合せを種々に変えたブラジャーが用意されていない為に、市販されているブラジャーにて完全なフィット感は得られないのが実状である。
【0005】
又、バック部の寸法は、トップバスト及びアンダーバストのフィット性に左右される為に、体の個々の寸法にフィットするブラジャーを前以て準備することは不可能であり、夫々の人に合わせてオーダーメイドすることが必要となる。特開2002−212823号に係る「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」は、従来技術の1つである。
【0006】
この「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」とは、バージスサイズを変えた複数のカップ受部と、1つのバージスサイズにおいてカップ高さを変えた複数のカップ部とを有し、カップ受部に対してカップ部を着脱可能に設けてオーダーメイド用計測サンプルとする。さらに1つのカップ受部において寸法の異なる複数のバック部を付加し、カップ受部に対してカップ部及びバック部を着脱可能に設けたオーダーメイド用計測サンプルとし、このオーダーメイド用計測サンプルを用いて顧客のカスタムサイズを計測することによりカップ部を有す衣類を製造することが出来る。
【0007】
ところで、オーダーメイド計測サンプルでは、カップ受部に対してカップ部を着脱可能に設けた構造と成っているが、この接続部分に僅かなズレが発生してもカップの容量が変化してしまう。ブラジャーにおいてカップ部が最も重要であり、このカップ部の位置及びカップサイズを定めることが必要である。上記オーダーメイド計測サンプルでは、接続部分に面ファスナー(粘着テープ)が使用されているが、該面ファスナーでは取付けたカップ部の位置ズレ及び伸びが発生してカップ容量が変化してしまう。
【0008】
又、バック部の寸法調節にも問題がある。すなわち、カップ受部の連結部と連結する為にカギホックのフックが設けられ、そして左右のバック部の先端部には互いに係止して連結することが出来るようにカギホックのフック及び複数列のアイが縫着されている。バック部には少なくとも長手方向へ伸縮性を有す織布が用いられている。
【0009】
そして、1つのカップ受部において寸法の異なる複数のバック部を付加した組合せ形態と成っている。従って、カップ受部、カップ部、及び2つのバック部との組合せで構成しているが、これらを体型に合わせて選択することは面倒であり、計測作業に時間を要する。
【特許文献1】特開2002−212823号に係る「カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このように、従来の計測サンプルには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、より少ない組み合わせピースにて体形に完全フィットすることが出来て、実際の着用感を得ることが出来る計測機能を備えたブラジャーを提供する。又、該ブラジャーを用いての体形の計測方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る計測機能を備えたブラジャーは、ブラジャーフロント部と左右のバック部、及びストラップで構成し、これらの各ピースは互いに連結してブラジャーとして組合わすことが出来るように構成している。フロント部はカップ部とカップ受部とが一体化した形態とし、両側にはファスナーなどの連結手段が設けられてバック部が連結される。
【0012】
一方側バック部の先端にはフックが設けられ、他方側バック部の先端部にはアイが複数列を成して設けられている。上記フロント部の両側に連結手段を介して連結したバック部は先端のフックとアイとが互いに係止することで連結される。ところで、本発明ではバック部を交換することなく、該バック部には複数の連結片を一定間隔をおいて縫着すると共に該連結片の縁にファスナーなどの連結手段を取付けた構造としている。
【0013】
そこで、適当な連結片を選択することで先端の連結手段を介してフロント部に連結される。そして、ストラップはその長さを調整可能とし、カップ上部とバック部に連結されるが、バック部の上縁には複数の係止部が所定の間隔をおいて設けられ、該係止部にストラップ先端に取付けたカギが係止することが出来る。同じく、カップ上部にも係止部が設けられ、ストラップのカギが係止して連結される。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る計測機能を備えたブラジャーは、ブラジャーフロント部と左右のバック部、及びストラップの組合せで構成している為に、体形に合って実際の着用感と同じブラジャーを作り上げることが出来る。そしてブラジャーフロント部はカップ部とカップ受部とが一体化されている為に、カップ受部に対するカップ部の位置ズレはなく、適度なサイズのフロント部を選択することでバストを包み込む着用感は実際のブラジャーと同じになる。
【0015】
また、バック部には複数の連結片が所定の間隔をおいて配列して取付けられ、該連結片の縁に取付けた連結手段を介してフロント部に連結される。従って、対を成す1組のバック部を使用するが、連結片を適度に選択してフロント部と連結することで、体型に合ったバック部を計測することが可能と成る。そして、複数枚の連結片を小さなピッチで縫付けることで、バック部に直接連結手段を設ける場合に比較して僅かな調整が可能と成る。
【実施例】
【0016】
図1、図2は本発明に係る計測機能を備えたブラジャーを着用した場合であり、図1は正面からの状態図、図2は背面からの状態図を各々示している。ブラジャーとしての基本的な形態は従来のものと同じであり、フロント部1の両側にはバック部2,2が延びて先端は互いに連結し、フロント部1とバック部2,2とは肩ストラップ3,3にて連結している。
【0017】
本発明は該ブラジャーを着用するに当って、体にフィットするようにフロント部1と両バック部2,2を適当に組合わせて着用感を確かめることが出来るメジャーである。勿論、圧迫感や痛みがないように、そしてバストが美しく見えるように組合され、これを基にしてその人の体型に合う専用ブラジャーをオーダーメイドすることが出来る。
【0018】
図3は本発明の計測機能を備えたブラジャーを分離して、フロント部1、バック部2a,2b、肩ストラップ3a,3bを示している。上記フロント部1はカップ受部4に両カップ部5a、5bが設けられ、カップ部5a,5bとカップ受部4の境界であるバージスライン6a,6bにはワイヤー(図示なし)が取付けられている。ワイヤーをバージスライン6a,6bに設けることで、カップ部5a,5bの形状及び大きさが定まる。
【0019】
ところで、フロント部1はバージスサイズを変えたカップ受部4と、特定のバージスサイズにおいてカップ高さを変えたカップ部5a,5bとの組合わせで構成され、数多くのサイズで構成されるフロント部1を準備している。そしてフロント部1の両側には連結部7a,7bが設けられ、該連結部7a,7bの内側には連結手段となる複数のフック8a,8a・・、及び8b,8b・・が等間隔で取付けられている。
【0020】
一方のバック部2a,2bには連結手段と成る複数のアイ9a,9a・・及び9b,9b・・が等間隔で設けられている。これらアイ9a,9a・・がフロント部1の連結部7aに取付けているフック8a,8a・・に係止することでバック部2aが連結される。同じく、アイ9b,9b・・がフロント部1の連結部7bに取付けているフック8b,8b・・に係止することでバック部2bが連結される。
【0021】
図4はバック部2aの詳細図であり、フロント部1との連結側には複数枚の連結片10a,11a,12a,13a,14aが所定の間隔(ピッチP)で縫い付けられている。バック部2aは伸縮可能な生地から成っているが、上記連結片10a,11a,12a,13a,14aは伸縮しない丈夫な生地が使用され、これら連結片10a,11a,12a,13a,14aにはフックが係止するアイ9a,9a,9a・・が等間隔で取付けられている。
【0022】
そして、各連結片10a,11a,12a,13a,14aの上部にはナンバー生地15a,16a,17a,18a、19aが縫い付けられ、該ナンバー生地15a,16a,17a,18a,19aには所定のナンバー1,2,3,4,5が記入されている。勿論、1,2,3・・のような番号でなく、順番が分かる記号であればよい。
【0023】
本発明では、一定間隔で取付けたアイ9a,9a・・を、所定のピッチP,P・・にて直接バック部2aに複数列配列することなく、複数枚の連結片10a,11a,12a,13a,14aにアイ9a,9a,9a・・を取付けた構造と成っている。バック部2aに一連のアイ9a,9a・・を小さなピッチP,P・・にて複数列配列することは出来ないが、複数枚の連結片10a,11a,12a,13a,14aを使用することで互いに重なり合うことが出来、小さなピッチP,P・・にて配列可能と成る。
【0024】
そこで、本発明では適当な連結片を選んでアイ9a,9a,9a・・をフロント部1の連結部7aに取付けているフック8a,8a,8a・・に係止することが出来る。同じように、他方のバック部2bにも複数枚の連結片10b,11b,12b,13b,14bが一定ピッチP,P・・にて縫い付けられており、これら各連結片10b,11b,12b,13b,14bにはアイ9b,9b,9b・・が取付けられている。
【0025】
そこで、適当な連結片を選んでアイ9b、9b・・をフロント部1の連結部7bに取付けているフック8b,8b,8b・・に係止することが出来る。このように、フロント部1の両側には適当な長さをしたバック部2a,2bが連結される。
【0026】
両バック部2a,2bをフロント部1に適当な連結片10,11,12、・・を介して連結することで、その時の着用感を確かめることが出来る。バック部2a,2bに設けている5枚の連結片10a,11a,12a・・、10b,11b,12b・・の内、圧迫感が強い場合には最先端の連結片19a,19bに設けているアイ9a,9a・・、9b,9b・・をフロント部1のフック8a,8a・・、8b、8b・・に係止して連結する。逆に圧迫感が弱過ぎる場合には、内側の連結片10a,10bに設けているアイ9a,9a・・、9b,9b・・をフロント部1のフック8a,8a・・8b、8b・・に係止して連結する。
【0027】
そして、バック部2aの先端に設けている連結部20aには複数のフック(図示なし)が等間隔で取付けられ、他方のバック部2bの先端に設けている連結部20bには複数のアイ21,21・・が複数列をなして取付けられている。アイ21,21・・はフックに係止することで両バック部2a,2bの先端は背中で連結される。この場合、フックが係止するアイ21,21・・の位置は、ブラジャーを着用する際に選ぶことが出来る。
【0028】
一方、肩ストラップ3a,3bはカップ部5a,5bから上方へ延びて設けている連結部25a,25bの先端に一方端のカギ24が係止し、他方端はバック部2a,2bの上縁に設けている係止部22a又は23aに先端のカギ24を係止して連結する。肩ストラップ3a,3bの長さは調整することが出来、着用感が損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係るブラジャーを着用した正面図。
【図2】本発明に係るブラジャーを着用した背面図。
【図3】本発明に係る計測ブラジャーの分解図。
【図4】バック部の詳細図。
【符号の説明】
【0030】
1 フロント部
2 バック部
3 肩ストラップ
4 カップ受部
5 カップ部
6 バージスライン
7 連結部
8 フック
9 アイ
10 連結片
11 連結片
12 連結片
13 連結片
14 連結片
15 ナンバー生地
16 ナンバー生地
17 ナンバー生地
18 ナンバー生地
19 ナンバー生地
20 連結部
21 アイ
22 係止部
23 係止部
24 カギ
25 連結部






 

 


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