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発明の名称 車両用シート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−195769(P2007−195769A)
公開日 平成19年8月9日(2007.8.9)
出願番号 特願2006−18442(P2006−18442)
出願日 平成18年1月27日(2006.1.27)
代理人 【識別番号】100141221
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 和明
発明者 荒井 真 / 今 繁樹
要約 課題
液状接着剤を噴射状に、表皮部材の身頃部を接着するパッドの中央部に塗布し、その接着剤が塗布時に、パッドの土手部に付着し、パッドの土手部を被覆する表皮部材の額縁部を土手部に接着することがないようにした車両用シートにおいて、表皮部材の額縁部に、皺等の発生を防止することである。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
略平面状の表面に形成した中央部の左右に隆起状の土手部を一体に有する発泡体製のパッドと、このパッドの中央部表面を被覆する身頃部と、この身頃部に接ぎ合わせて前記土手部の表面を被覆する額縁部とを有する表皮部材とから構成し、前記パッドの中央部表面に液状の接着剤を噴射状に塗布して、前記表皮部材の身頃部を接着してなる車両用シートにおいて、
前記額縁部の身頃部側に、前記接着剤の塗布時に土手部側表面に付着した接着剤に接着される接着布を設けてなる車両用シート。
【請求項2】
前記接着布は額縁部と身頃部とを一体に接ぎ合わせる際に、同時に額縁部側に一体に縫着してなる請求項1記載の車両用シート。
















発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はモールド加工した発泡体製パッドに表皮部材を被せて接着剤で接着して形成
する車両用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の車両用シートには、略平面状の表面に形成した中央部の左右に隆起状の土手 部を一体に有する発泡体製のパッドと、このパッドの中央部表面を被覆する身頃部と、こ
の身頃部に接ぎ合わせて前記土手部の表面を被覆する額縁部とを有する表皮部材とから
構成し、前記パッドの中央部表面に液状の接着剤を噴射状に塗布して、前記表皮部材の
身頃部を接着してなるものがある。
【0003】
そして、表皮部材の身頃部をフィルム状の固形状接着剤でパッドの中央部に接着し 、表皮部材の額縁部をパッドの土手部表面に接着しないように被覆したものも開示されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開昭63−122493号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上の如く、パッドの中央部表面に液状の接着剤を噴射(噴霧)して塗布するものに お
いては、パッドに対する接着剤の塗布作業を自動的に噴射機等で塗布できるため、広く
利用されている。
【0006】
ところが、この塗布方法によればパッドの中央部表面の他に、このパッドの中央部側
の土手部表面にも接着剤が付着する。
【0007】
そのため、パッドの土手部表面を被覆する表皮部材の額縁部が土手部に接着される不
具合があった。
【0008】
斯かる不具合を解消するために表皮部材の額縁部内側に、土手部に付着した接着剤に
接着されない離型剤塗布済のマスキングフィルムを設けている。
【0009】
このマスキングフィルムを表皮部材の額縁部内側に設けると、マスキングフィルムが
パッド側に接着されていないため、車両用シートの長期使用により、マスキングフィル
ムが片寄り、皺となって表皮部材の額縁部表面に現れる。
【0010】
そこで、本発明は斯様に液状の接着剤をパッドの中央部表面に噴射状に塗布してパッ
ドの中央部に表皮部材の身頃部を接着し、接着剤が付着したパッドの土手部表面に、表
皮部材の額縁部が接着されることがないようにした車両用シートにおいて、前記マスキ
ングフィルムによる不具合を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
以上の目的を達成するための本発明は、前記額縁部の身頃部側に、前記接着剤の塗布時に土手部側表面に付着した接着剤に接着される接着布を設けてなる構成である。
【0012】
また、前記接着布は額縁部と身頃部とを一体に接ぎ合わせる際に、同時に額縁部側に一体に縫着するのが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、液状の接着剤をパッドの中央部に塗布した後、そのパッドの表面に表皮部材を被覆して成形型で加圧して表皮部材を接着することにより、パッドの土手部に付着した接着剤に接着布が接着されるが、表皮部材の額縁部はパッドの土手部に接着されない。
【0014】
従って、前記マスキングフィルムを使用した従来品の如き、表皮部材の額縁部に皺が発生しない。また、表皮部材を成形型でパッドに圧着して接着する際の表皮部材を成形型にセットする工数を削減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施例の一例を図面に基づいて説明する。
図示する車両用シートは、図4に示す自動車用シートのシートバックSB、シートクッションSCで、モールド加工した発泡体製パッド2は表皮部材10、11、12で被覆され、フレーム(不図示)に支持されている。
【0016】
そして、シートバックSB、シートクッションSCを構成するパッドは図5に示すように着座面側の中央部20表面が略平面状に、この中央部20の左右に有する土手部21、21が隆起状にモールド成形されている。
【0017】
そして、中央部20と土手部21との境界には、喰込溝2Aが設けてある。
このパッド2の中央部20表面に表皮部材の身頃部20を接着し、土手部21表面に表皮部材の額縁部11を接着せずに土手部21を被覆する。
【0018】
以上の額縁部11には、まち部11Aが一体に延設され、額縁部11と身頃部10は一体に接ぎ合わせてあり、この額縁部11、11と身頃部10とをミシンで接ぎ合わせる際、金巾などの布部材からなる接着布12を同時に縫着する。
【0019】
この接着布12は前記パッド2の中央部20表面に塗布した接着剤イに対して接着可能な部材で、額縁部11、11の内側で身頃部10側に配設する。
【0020】
以上のパッド2に付着する接着剤イは、ロボットなどで噴射して塗布する液状タイプのものを使用する。そのため、図1、図5に示すように、パッド2の中央部20のみに接着剤イを塗布しようとしても、土手部21、21の中央部20側に接着剤イが飛散して付着する。
【0021】
以上の接着剤イを付着したパッド2に表皮部材10、11,11を接着するには、図1に示すように成形型3に表皮部材10,11,11を裏返して載置して成形型3を上昇させるか、或いは、パッド2を加圧型で下降させて両者を圧着させて表皮部材の身頃部10をパッド2の中央部20に接着させる。
【0022】
その際、表皮部材の身頃部10と額縁部11との接ぎ合わせ個所1Aは、喰込溝2A内に成形型3の突片30によって喰い込まれて接着される。
また、図2、図3に示すように、土手部21に付着した接着剤イによって接着布12が土手部21に接着される。
【0023】
従って、表皮部材の額縁部11、11はパッド2の土手部21、21には接着されないため、表皮部材の額縁部11、11が硬くならず、感触が良好となる。
【0024】
また、接着布12がパッド2の土手部21に接着されていたるめ、シートを長期使用しても、接着布12が身頃部10方向にズレることはない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明を示し、表皮部材をパッドに接着する状態を示す部分断面図である。
【図2】表皮部材を接着した状態の部分断面図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】本発明に係る車両用シートの部分切欠斜視図である。
【図5】パッドに接着剤を塗布した状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
イ…接着剤、2…パッド、10…表皮部材の身頃部、11…表皮部材の額縁部、12…接着布、20…パッドの中央部、21…パッドの土手部。





 

 


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