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発明の名称 ヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75476(P2007−75476A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−269456(P2005−269456)
出願日 平成17年9月16日(2005.9.16)
代理人 【識別番号】100141221
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 和明
発明者 田畑 毅
要約 課題
袋状の表皮内に発泡体製パッド成形用の発泡液を注入してパッドを表皮と一体に発泡成形するヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法において、表皮に発泡液が外部に漏出するのを防止する漏出防止手段を不要とする。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
袋状に縫製した表皮内に、フレームと一体のヘッドレスト支持用ブラケットを収容し、
該ブラケットに対応する部分の表皮にヘッドレストのステー挿通孔を開孔し、該ステー挿通孔にノズルを差し込んで前記表皮内に発泡体製パッド成形用の発泡液を注入して前記フレーム、表皮と一体にパッドを成形するヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法。
【請求項2】
前記ノズルは前記ブラケットに挿着するホルダーと略同一の外形に形成してなる請求項
1記載のヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法。
【請求項3】
前記ノズルは表皮のステー挿通孔からブラケットのホルダー挿通孔に挿通してなる請求
項1及び請求項2記載のヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法。
【請求項4】
左右一対のヘッドレストのステーを挿通する左右一対のステー挿通孔及びブラケットを
有するヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法であって、前記一方の挿通孔及びブラケットにおいては、前記ノズルを挿着し他方のステー挿通孔又は他方のステー挿通孔及びブラケットに、着脱自在ナ閉鎖栓体を装着した後、表皮内に前記発泡液を注入してなる請求項1−3のヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法。
【請求項5】
前記ヘッドレスト付表皮一体発泡品は、シートバック又はアームレスト兼用のシートバックである請求項1−4記載のヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法。







発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用シートのシートバックなどのヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車用シートのシートバック或いはアームレストには、袋状に縫製した表皮内に、フレームと一体のヘッドレスト支持用ブラケットを収容し、該ブラケットに対応する部分の表皮にヘッドレストのステ挿通孔を開孔し、前記表皮内に発泡体製パッド成形用の発泡液を注入して前記フレーム、表皮と一体にパッドを成形したものがある。
【0003】
以上の発泡液は、袋状に縫製した表皮に開孔した注入孔に発泡液注入用のノズルを差し込み、表皮内に発泡液を注入している(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−238568号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上の如く、表皮の注入孔より発泡液を注入すると、注入孔より発泡液が表皮の外部に漏出し、シートバック等の外観品質を損なう。斯かる不具合を解消するために、注入孔に種々の発泡液漏出防止手段を施している。
【0006】
そのため、この漏出防止手段によって、表皮の注入孔周囲の構造が複雑になり、低原価でシートバック等が成形できない不具合があった。
【0007】
そこで、本発明は斯様な従来の成形方法の不具合を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の目的を達成するための本発明に係るヘッドレスト付表皮一体発泡品の成形方法は、前記発泡体製パッド成形用の発泡液を前記表皮のステー挿通孔に差し込んだノズルより表皮内に注入してなることを特徴とする構成である。
【0009】
また、前記ノズルは前記ブラケットに挿着するホルダーと略同一の外形に形成するのが好ましい。
【0010】
更に、前記ノズルは表皮のステー挿通孔からブラケットのホルダー挿通孔に挿通するようにする。
【0011】
加えて、左右一対のヘッドレストのステーを挿通する左右一対のステー挿通孔及び ブラケットを有するヘッドレスト付表皮一体発泡品の場合は、前記一方の挿通孔及びブラケットにおいては、前記ノズルを挿着し他方のステー挿通孔又は他方のステー挿通孔及びブラケットに、着脱自在な閉鎖栓体を装着した後、表皮内に前記発泡液を注入するようにする。
【発明の効果】
【0012】
本請求項の1の発明によれば、表皮に専用の発泡体製パッド成形用の発泡液注入用注入 孔を設ける必要がない。また、表皮のステー挿通孔より表皮の外部に漏出した発泡液はヘッドレストのステーを挿通するホルダーの鍔部により被覆されるため、シートバック、アームレスト兼用のシートバックの外観品質を損なうこともない。
【0013】
本請求項2の発明によれば、発泡液がシートバック等の外部に漏出することが少ない。
【0014】
本請求項3の発明によれば、発泡液注入用のノズルが固定されるため、表皮内への発泡液の注入を確実に行うことができる。
【0015】
本請求項4の発明によれば、ヘッドレストの底部左右にステーを有するものにおいて、表皮自体に発泡液漏出手段を設ける必要がないので、低原価で発泡成形できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図示する実施例は図4に示すよう にリャシートのセンターシートバック兼用アームレストAR(以下アームレストARと略す)をヘッドレスト付表皮一体発泡品としたものである。
【0017】
従って、ヘッドレストHRをアームレストARより取り外して前方に倒すと図4のセンターシートバックとしての使用状態からアームレストとしての使用状態になる。
【0018】
図4において、SCは左右のシートクッション、SBはアームレストARの左右に配設したシートバックを各々示し、アームレストARに有するヘッドレストHRはその底部左右に配設したステー15、15がアームレストARに挿し込まれて固定されている。
【0019】
以上のアームレストARは図1に示す方法で、表皮Aと一体に発泡成形される。表皮Aは複数の表皮片10…を袋状に縫製し、内部にフレーム12及びこのフレーム12に溶接したブラケット13、回転軸18を開口(不図示)より収容する。
【0020】
以上のフレーム12、ブラケット13、回転軸18は、この種の従来品と同一のもので、ブラケット13は上下に取付片13A、13Bを有する略コ字形に形成され、図3に示すようにホルダー14を挿通するホルダー挿通孔13A´、13B´が各々の取付片13A、13Bに開孔されている。
【0021】
そして、前記ホルダー14を挿通するためのステー挿通孔16,17がホルダー挿通孔13A´に対応する表皮Aに開孔されている。
【0022】
以上のアームレストARはヘッドレストHRの底部左右に配設した左右一対のステー15、15を支持する構造であるから、前述の如く、ステー挿通孔16,17の二個の通孔が表皮Aに開孔されている。
【0023】
そのため、表皮A内に発泡体製パッド成形用の発泡液を注入してパッドをフレーム12、表皮Aと一体に発泡成形する際、ステー挿通孔17を閉鎖栓体2で塞ぐ。
【0024】
この閉鎖栓体2は図示するように頭部にステー挿通孔17に対して拡大状のプレートからなる頭部と、ブラケット13のホルダー挿通孔13A´、13B´に挿通する脚部とから構成され、前記パッド成形後、ホルダー挿通孔13A´、13B´、ステー挿通孔17から抜き取り、代わりにホルダー14を挿着する。
【0025】
一方のステー挿通孔16からホルダー挿通孔13A´、13B´には漏斗又はノズル1を挿し込み、このノズル1を介して表皮A内に前記発泡液を注入する。
【0026】
ノズル1は外径が、ステー挿通孔16の内径と同一又はやや大径に形成され、ステー挿通孔16から表皮A内に注入した発泡液が発泡時に外部に漏出することがないようにしている。
【0027】
また、ノズル1はその先端部がホルダー挿通孔13A´、13B´内に密着でき、発泡液がホルダー挿通孔13A´、13B´を塞ぐことがないように、ホルダー14の先部外径と略同一に形成されている。
【0028】
図2はノズル1を表皮A内に挿し込んだ状態を示し、この状態で、表皮A内にパッド成形用の発泡液を注入して、パッドを表皮A、フレーム12と一体に発泡成形する。
【0029】
この発泡成形後は、前記閉鎖栓体2とノズル1を抜き取り、代わりにホルダー14を表皮Aのステー挿通孔16からブラケット13に設けた取付片13A、13Bのホルダー挿通孔13A´、13B´に挿着して固定する。
【0030】
ホルダー14は従来周知のもので、拡大状の頭部を有し、この頭部が図3に示すように、表皮Aの外部に突出し、表皮Aのステー挿通孔16、17の孔縁周囲を被覆する。
【0031】
この左右のホルダー14,14にヘッドレストHRのステー15、15を挿着することにより、ヘッドレストHRはセンターシートバックとして使用するアームレストARに取付けることができる。
【0032】
なお、図3において、図中11は前記ノズル1より表皮A内に注入した発泡液によって表皮Aと一体に発泡成形されたパッドを示す。
【0033】
以上の表皮A内に注入した発泡液がステー挿通孔16,17から外部に漏出した場合にはホルダー14の拡大状頭部によって被覆されるので、アームレストARの外観品質が損なわれることがない。
【0034】
また、ノズル1は表皮A内のブラケット13のホルダー挿通孔13A´、13B´に挿入されることにより固定されるので、発泡液の注入を正確に行うことができる。
【0035】
更に、ホルダー挿通孔13A´、13B´がノズル1の挿通により塞がれることがないため、ブラケット13全体に従来の如く、発泡液が侵入しないようにする閉鎖手段を設ける必要もない。
【0036】
なお、図示するものはセンターシートバック兼用アームレストを発泡品とした場合を示すが、ヘッドレストを有する表皮一体発泡品のシートバックにも当然利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の要部を示す部分切欠斜視図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】本発明に係る方法で成形した表皮一体発泡品の断面図である。
【図4】本発明に係る方法で成形するセンターシートバック兼用アームレストを 有するリャシートの正面図である。
【符号の説明】
【0038】
A…表皮、1…ノズル、12…フレーム、13…ブラケット、16…表皮に設けたステー挿通孔





 

 


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