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収容適用デバイス - ロレアル
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発明の名称 収容適用デバイス
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−216025(P2007−216025A)
公開日 平成19年8月30日(2007.8.30)
出願番号 特願2007−33809(P2007−33809)
出願日 平成19年2月14日(2007.2.14)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 ジャン−ルイ・ゲレ
要約 課題
皮膚または髪に対して組成物を適用するための収容適用デバイスを改良すること。

解決手段
収容適用デバイス(1)であって、−組成物(P)を収容しているリザーバ(2)と;−リザーバに対して固定される支持体(10)と;−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、ディスペンサオリフィス(15)を備え、さらに、フロック部分(13)によって外面が被覆されている、非多孔性メンブラン(12)と;を具備し、メンブランが、変形し得るものとされている、あるいは、支持体および/またはリザーバに対して変位し得るものとされている。
特許請求の範囲
【請求項1】
収容適用デバイスであって、
−適用のための少なくとも1つの組成物(P)を収容しているリザーバ(2)と;
−前記組成物の適用時および前記デバイスの閉塞状態の一方または双方においては、前記リザーバに対して固定される支持体(10)と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、前記組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィス(15)を備え、さらに、フロック部分(13)によって外面の少なくとも一部が被覆されているような、非多孔性メンブラン(12)と;
を具備し、
前記メンブランが、前記支持体および前記リザーバの一方または双方と協働することによって、前記組成物を収容するための内部空間(29)を形成し、
前記メンブランが、変形し得るという性能、および、前記支持体および/または前記リザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、フレキシブルなものとされている構成、および、前記支持体および/または前記リザーバに対して取り付けられているという構成の一方または双方の構成とされ、
前記メンブランの前記変形および/または前記変位に基づいて、前記内部空間の容積が、少なくとも0.1mLだけ低減されることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項2】
収容適用デバイス(1)であって、
−適用のための組成物(P)を収容しているリザーバ(2)と;
−前記組成物の適用時および前記デバイスの閉塞状態の一方または双方においては、前記リザーバに対して固定される支持体(10)と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、前記組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィス(15)を備え、さらに、フロック部分(13)によって外面の少なくとも一部が周縁部分(31)までにわたって被覆されているような、非多孔性メンブラン(12)と;
を具備し、
前記メンブランが、前記周縁部分が変形し得るという性能、および、前記周縁部分が前記支持体および/または前記リザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、前記支持体および/または前記リザーバに対して取り付けられていることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項3】
収容適用デバイスであって、
−適用のための少なくとも1つの組成物(P)を収容しているリザーバ(2)と;
−前記組成物の適用時および前記デバイスの閉塞状態の一方または双方においては、前記リザーバに対して固定される支持体(10)と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、前記組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィス(15)を備え、さらに、フロック部分(13)によって外面の少なくとも一部が被覆されているような、非多孔性メンブラン(12)と;
を具備し、
前記メンブランが、前記支持体および前記リザーバの一方または双方と協働することによって、前記組成物を収容するための内部空間(29)を形成し、
前記メンブランが、変形し得るという性能、および、前記支持体および/または前記リザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、フレキシブルなものとされている構成、および、前記支持体および/または前記リザーバに対して取り付けられているという構成の一方または双方の構成とされ、
前記メンブランの前記変形および/または前記変位に基づいて、前記内部空間の容積を低減させることができ、
前記メンブランの前記フロック部分(13)が、15mm以上という距離(k)にわたって、前記デバイスの長手方向軸線(X)に対する横方向に延在していることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記メンブランが、前記ディスペンサオリフィス(15)と連通する少なくとも1つのダクト(18)と一緒に成型によって形成され、
前記ダクト(18)が、前記デバイスの筒状部材(19)の内部に沿ってまたは外部に沿ってスライドすることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記組成物が、特定の色を有している場合に、前記メンブラン(12)が、その色と実質的に同じ色のものとして形成されていることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記メンブランが、ベローズ(37)という形状とされた弾性変形可能部分を有して形成された周縁スカート(26)と一緒に成型によって形成されていることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記メンブランが、前記リザーバ(2)と前記支持体(10)との間にクランプされて固定されるリム(70)を備えていることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記デバイスが、閉塞キャップを具備し、
この閉塞キャップが、前記ディスペンサオリフィスを囲むラインに沿って前記メンブランに対して係止されるリップ(85)を備えていることを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記デバイスが、閉塞キャップを具備し、
この閉塞キャップが、前記支持体または前記リザーバと協働することによって、前記閉塞キャップと、前記支持体または前記リザーバと、の間において、前記ディスペンサオリフィスを囲むラインに沿って前記メンブランを押圧することを特徴とする収容適用デバイス。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載の収容適用デバイスにおいて、
前記デバイスが、閉塞キャップを具備し、
この閉塞キャップが、前記デバイスの前記閉塞状態において、前記メンブランの前記少なくとも1つのフロック部分を外部空気に対して連通させ得る1つまたは複数の穴(90)を備えていることを特徴とする収容適用デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば身体や顔や髪のためのメークアップ製品またはケア製品といったような少なくとも1つの化粧品または皮膚製品を適用するための収容適用デバイスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば発泡体といったような多孔性アプリケータ部材を備えた多数のアプリケータが、公知である。そのようなアプリケータは、特に特許文献1〜3によって公知である。
【0003】
それらアプリケータ部材は、全体的には使い勝手の良いものではあるけれども、それらアプリケータ部材は、それでもなお、いくつかの欠点を有している。
【0004】
まず最初に、それらアプリケータ部材においては、潜在的に、組成物のいくらかが、発泡体の孔の中に残ってしまって、適用することができない。そのため、組成物の損失となる。これは、特に、デバイスの使用期間内に発泡体が数回にわたって洗浄される場合に、顕著である、
【0005】
加えて、アプリケータ部材に関しては、発泡体から形成した場合には、使い勝手の良いように非常に圧縮性の大きなものとする特性と、デバイスに対して十分に頑丈に取り付け得る特性と、を両立させることが困難であることが判明している。
【0006】
最後に、使用時には、発泡体は、望ましくない摩擦感覚を引き起こす可能性がある。
【0007】
加えて、収容適用デバイスに関しては、適用表面を、貫通した1つまたは複数のオリフィスを有した非多孔性メンブランによって形成することが、公知である。そのようなデバイスは、通常は、脱臭組成物またはマッサージ組成物を適用するに際して使用される。このような組成物の適用においては、適用状態の重要性は、メークアップの場合よりも、重大ではない。なぜなら、メークアップにおいては、多くの場合、視認し得る適用欠陥を一切引き起こすことなく比較的一様な塗布が要求されるからである。
【0008】
特許文献4〜6は、そのようなタイプのデバイスを開示している。
【0009】
上記特許文献4,6においては、フレキシブルなものとされたメンブランが、剛直部分上に載置されているとともに、組成物の圧力によって開くようなバルブを形成することができる。
【0010】
上記特許文献5においては、メンブランが、発泡体ブロック上に載置されている。変形例において、アプリケータ部材を、付加的にフロック加工された発泡体から形成し得る点に、言及されている。
【0011】
最後に、口紅を適用するに際して特に好適であることを意図したアプリケータが、公知である。そのようなアプリケータデバイスは、特に、特許文献7〜9に開示されている。特許文献9においては、アプリケータ表面は、フロック加工グリッドによって形成されている。このグリッドは、フレキシブルな材料から形成することができ、これにより、グリッドを支持部分上へとより容易に配置することができる。そのようなグリッドは、適用時に支持部分に対して変位し得るようには、構成されていない。
【0012】
最後に、シミ抜き剤を適用するためのアプリケータが公知であり、このアプリケータは、例えば特許文献10に開示されているように、剛直な支持体上に載置されたループ付き織物を備えている。
【0013】
特に皮膚または髪に対してといったようなものに対して組成物を適用するための収容適用デバイスを改良する必要性が、存在している。
【特許文献1】米国特許第6,773,187号明細書
【特許文献2】米国特許第6,715,951号明細書
【特許文献3】米国特許出願第2003/0129016号明細書
【特許文献4】米国特許第5,727,892号明細書
【特許文献5】米国特許第5,199,808号明細書
【特許文献6】米国特許第3,618,825号明細書
【特許文献7】米国特許第3,807,881号明細書
【特許文献8】米国特許第5,131,773号明細書
【特許文献9】米国特許第6,745,781号明細書
【特許文献10】日本国特開平5−第28226号(1993年)
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の例示としての実施形態においては、収容適用デバイスが提供され、このデバイスは、
−適用のための少なくとも1つの組成物を収容しているリザーバと;
−組成物の適用時およびデバイスの閉塞状態の一方または双方においては、リザーバに対して固定される支持体と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィスを備え、さらに、フロック部分によって外面の少なくとも一部が被覆されているような、非多孔性メンブランと;
を具備し、
メンブランが、支持体およびリザーバの一方または双方と協働することによって、導出される組成物を収容するための内部空間を形成している。
【0015】
メンブランは、変形し得るという性能(あるいは、支持体および/またはリザーバに対して変形し得るという性能)、および、支持体および/またはリザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、フレキシブルなものとされている構成、および、支持体および/またはリザーバに対して取り付けられているという構成の一方または双方の構成とすることができ、メンブランの変形および/または変位に基づいて、内部空間の容積は、少なくとも0.1ミリリットル(mL)だけ低減されることができる。
【0016】
内部空間の容積に関するそのような変化は、圧力を少しだけ増大させることができる。これにより、組成物をより容易に導出することができる。
【0017】
これにより、ディスペンサオリフィスを、比較的小さなものとすることができる。これにより、デバイスの上下をひっくり返した際に突発的に組成物が流出することを回避し得るとともに、十分な量の組成物を、使用待受状態とされた適用表面に対して到達させることができる。
【0018】
容積の低減化は、少なくとも0.5mLとすることができ、好ましくは、少なくとも1mLとすることができ、さらに好ましくは、少なくとも1.5mLとすることができ、また、少なくとも2mLや、少なくとも3mL、とすることができる。
【0019】
容積の低減化は、フレキシブルなものとし得るメンブランの変形の結果とすることができる、あるいは、メンブランが剛直であるときには、メンブランの変位の結果とすることができる。
【0020】
例示としての実施形態においては、メンブランは、剛直なものとすることができ、並進移動によって変位することができる。例示としての様々な実施形態においては、メンブランは、フレキシブルなものとすることができ、付加的に、並進移動によって変位可能とすることができる。
【0021】
メンブランは、開放セルを有した発泡体とは異なる材料から形成することができる。よって、メンブランは、あらゆる方向に相互連結されたポアを備えていない。
【0022】
デバイスは、使用時にメンブランの変形を制限する少なくとも1つの部材を備えることができる。この部材は、リザーバ上に固定することができる、あるいは、リザーバに対して一体的に成型することができる。
【0023】
その部材は、フレキシブルなものとすることができ、組成物の適用時には曲がることができる。
【0024】
その部材は、例えば、メンブランの内面に対して当接したフィンという態様のものとすることができる。
【0025】
本発明の例示としての実施形態においては、収容適用デバイスが提供され、このデバイスは、
−適用のための少なくとも1つの組成物を収容しているリザーバと;
−組成物の適用時およびデバイスの閉塞状態の一方または双方においては、リザーバに対して固定される支持体と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィスを備え、さらに、フロック部分によって外面の少なくとも一部が被覆されているような、非多孔性メンブランと;
を具備し、
メンブランが、フレキシブルなものとされ、メンブランが、メンブランの少なくとも一部にわたって、変形し得るという性能(あるいは、支持体および/またはリザーバに対して変形し得るという性能)、および、支持体および/またはリザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、支持体および/またはリザーバに対して取り付けられており、これにより、メンブランは、例えば少なくとも1.5ミリメートル(mm)という距離にわたるような好ましくは少なくとも3mmという距離にわたるような、適用を引き起こす領域を備えることができる。
【0026】
支持体は、リザーバの一部を形成することができ、例えばリザーバのネックによって規定することができる、および/または、支持体は、リザーバ上にメンブランを固定し得るように機能することができる。支持体は、メンブランと一緒に成型することができ、支持体およびメンブランは、例えば、互いに異なる熱可塑性材料から形成される。
【0027】
支持体は、リザーバ上に取り付けられる部分とすることができる、あるいは、支持体は、リザーバに対する一体部材として成型することができる。
【0028】
本発明によるデバイスは、発泡体アプリケータ部材に関する上記様々な欠点の全部または一部を克服することができる。本発明によるデバイスは、使用時に、例えば皮膚に対して接触している際にメンブランが変形し得ることのためにおよび/またはメンブランが変位し得ることのために、快適に使用し得ることが判明している。
【0029】
本発明の一実施形態においては、メンブランは、ディスペンサオリフィスと連通する少なくとも1つのダクトと一緒に成型によって形成される。そのようなダクトは、リザーバからディスペンサオリフィスへと組成物を流すことができ、ディスペンサオリフィスから離れたところにおいてメンブランの下方に組成物が溜まってしまうことを回避することができる。これにより、組成物の損失を低減することができ、および/または、組成物が適用表面に到達するのに必要な時間を短縮することができる。これにより、また、メンブランの下方において圧力が増大した際に、ディスペンサオリフィスを通して組成物をより容易に流すことができる。
【0030】
さらに、そのようなダクトの存在により、必要であれば、リザーバとディスペンサオリフィスとの間に圧力損失を生成することができる。これにより、組成物の導出速度を、組成物の性質に応じて、および/または、被処理領域の特徴点に応じて、調節することができる。
【0031】
最後に、上記ダクトの存在により、メンブランの下方に、弾性復帰部材を設けることができる。弾性復帰部材は、例えば金属スプリングからあるいは発泡体から形成されあるいはエア空気のクッションからさえ形成され、組成物に対する接触から保護されている。メンブランは、また、弾性変形可能なものとすることができ、初期形状へと弾性的に復帰することができる。
【0032】
本発明の一実施形態においては、上記ダクトは、デバイスの筒状部材の内部に沿ってまたは外部に沿ってスライドすることができる。筒状部材は、例えば、上記支持体と一緒に形成することができる。そのようなスライドにより、メンブランを比較的容易に押圧し得るとともに、筒状部材とダクトとの間を実質的に密封的に維持することができる。
【0033】
組成物が特定の色を有している場合には、メンブランは、有利には、その色と実質的に同じ色のものとして形成することができる。この場合、例えば、フロック部分は、白色とすることができる。フロック部分が組成物によって湿潤された際に、フロック部分付きの白色のメンブランが色付きの組成物によって汚されたように見えてしまうことがないことにより、メンブランの外観性を改良することができる。組成物によって含浸された際には、フロック部分においては、メンブランの色が現れる。メンブランは、また、透明なものや、あるいは、半透明なもの、とすることができる。フロック部分を色付きのものとして、メンブランを白色のものとすることができる。
【0034】
本発明の一実施形態においては、メンブランは、周縁スカートと一緒に成型によって形成することができる。周縁スカートの高さは、可能であれば、例えば10mm以上とすることができる。
【0035】
例示するならば、そのような周縁スカートは、メンブランをデバイス上に固定し得るように機能することができる。特に、周縁スカートは、メンブランを支持体上に固定することができる。
【0036】
メンブランが支持体に対して変位可能なものである場合には、周縁スカートは、さらに、支持体に対して変位し得るようにメンブランを案内することができる。
【0037】
周縁スカートは、メンブランの全体を支持体に対して押圧し得るようなものとして、形成することができる。例えば、周縁スカートは、例えばベローズという形状とされたものといったような弾性変形可能な部分と一緒に、形成することができる。あるいは、周縁スカートは、弾性的なタブを備えることができる。
【0038】
周縁スカートは、付加的には、支持体および/またはリザーバのうちの、メンブランを受領している方のハウジングの底部に載置することができる。
【0039】
メンブランは、支持体に対して様々な手法で固定することができる。例えば、メンブランは、支持体上へとスナップ固定したり、あるいは、支持体に対して嵌合したり、あるいは、支持体の折曲エッジによって保持したり、あるいは、追加的な固定部材によって保持したり、することができ、さらには、接着剤や熱シールによって固定することさえ可能であり、さらには、支持体の加熱時やスタンピング時にメンブランまたは支持体を変形させることによって固定することさえ可能である。
【0040】
リザーバは、フレキシブルな壁または剛直な壁を有することができる。
【0041】
リザーバには、ポンプを設けることができる。あるいは、リザーバには、ピストンと、このピストンを駆動するための駆動機構と、を設けることができる。
【0042】
リザーバには、さらに、バルブを設けることができる。そして、導出される組成物は、例えば、加圧空間内に収容することができる。加圧空間の加圧は、例えば、圧縮された推進ガスまたは液化された推進ガスによって、行うことができる。
【0043】
メンブランは、凹状または凸状とされた外表面を有することができる。少なくとも1つのディスペンサオリフィスを、メンブランの凹所内に、あるいは、メンブランのボスの頂部のところに、配置することができる。
【0044】
メンブランは、例えばフロック部分のところに、全体的に円形対称形を有し得る形状を備えることができる。
【0045】
例示するならば、適用時におけるメンブランの上記変形および/または上記変位の距離は、例えば5mm以上とすることができ、また、5mm〜15mmという範囲とすることもできる。
【0046】
メンブランは、例えばエラストマーといったような圧縮可能な材料から形成することができる。メンブランは、また、例えばメンブランが支持体に対しておよび/またはリザーバに対して変位可能な構成とされる場合には、比較的剛直な材料から形成することができる。
【0047】
リザーバ内に収容された組成物は、適切であれば、リザーバとメンブランとの間に何らの流通減速機構を設けることなく、ディスペンサオリフィスに対して恒久的に連通することができる。変形例においては、リザーバとディスペンサオリフィスとの間の連通を遮断するための少なくとも1つの遮断機構を、設けることができる。これにより、例えばデバイスの持ち運び時といったようなデバイスの非使用時に、組成物が偶発的に漏れ出ることを回避することができる。
【0048】
組成物は、例えばデバイスの上下を逆にした後といったような場合に、毛細管現象によってフロック部分へと供給され得るような十分に小さな粘度を有することができる。
【0049】
本発明の一実施形態においては、ディスペンサオリフィスが占有する比率は、メンブランのうちのフロック部分によって被覆された領域の、75%未満とすることができ、好ましくは、30%未満とすることができる。
【0050】
ディスペンサオリフィスの占有比率は、組成物の粘度に応じて選択することができる。
【0051】
例示するならば、横断面においては、ディスペンサオリフィスは、2mm以下という最大寸法を有することができ、例えば、0.4mm〜1.8mmという範囲の最大寸法を有することができ、好ましくは、0.8mm〜1.5mmという範囲の最大寸法を有することができる。
【0052】
ディスペンサオリフィスの形状は、付加的には、円形とすることができる。これにより、ディスペンサオリフィス内において毛細管現象によって保持される組成物の量を増大させることができる。
【0053】
1つまたは複数のディスペンサオリフィスは、恒久的に開口したものとすることができる、あるいは、休止時には閉塞しておりなおかつ組成物の圧力によって開口するものとすることができる。そのような組成物の圧力は、使用者がリザーバの壁を押圧することに起因するものとされる、あるいは、ピストンの存在に起因するものとされる、あるいは、例えば圧縮されたガスや液化されたガスといったような組成物を加圧し得る他の何らかの手段に起因するものとされる。
【0054】
支持体は、リザーバを閉塞し得るように構成することができる。
【0055】
フロック部分によって被覆された表面は、175平方ミリメートル(mm )以上という表面積を有することができる。これにより、身体または顔に対する適用に好適なものとすることができる。
【0056】
特に、フロック部分によって被覆された領域においては、メンブランの厚さは、0.2mm〜5mmという範囲とすることができる。
【0057】
例示するならば、フロック部分を構成する荒毛(あるいは、ブリストル)の長さは、0.2mm〜2.5mmという範囲とされ、例えば約1.3mmとされる。荒毛の直径は、例えば、1デニール〜35デニールという範囲とすることができる。フロック部分は、組成物の性質に応じて組成物の望ましい流通が得られるようなものとして、形成することができる。
【0058】
よって、メンブランは、様々な種類のおよび/または様々な厚さのおよび/または様々な長さの荒毛から構成されたフロック部分を有することができる。これにより、適用表面上において、組成物に関しての、毛細管現象や、円滑さや、流速や、あるいは、導出、に影響を及ぼすことができる。適切であれば、いくつかの荒毛は、例えばより剛直なものとされることによって、摩耗特性を示すことができる。
【0059】
メンブラン、および/または、フロック部分の荒毛は、磁気的なものとすることができる、および/または、抗菌剤による処理済みのものとことができる。
【0060】
メンブランおよび/またはフロック部分は、導電性を有したものとして、形成することができる。
【0061】
適切であれば、メンブランは、髪をマッサージし得るようあるいは髪を取り扱い得るようあるいは髪を処理し得るよう、少なくとも1つの凹凸部分を備えることができる。
【0062】
1つまたは複数のディスペンサオリフィスは、付加的には、メンブランの中央に配置することができる。ディスペンサオリフィスは、付加的には、デバイスの軸線上に配置することができる。
【0063】
本発明の一実施形態においては、支持体は、リザーバ上に取り付けることができ、メンブランは、リザーバと支持体との間にクランプされて固定されるリムを備えることができる。リムは、支持体のまたはリザーバの対応リップまたは対応グルーブと協働するような、グルーブまたは環状リップを備えることができる。これにより、シール性をさらに向上させることができる。
【0064】
例示としての実施形態においては、メンブランは、少なくとも部分的に、係合部上に取り付けることができる。係合部は、上記の支持体とし得るとともに、メンブランをなす材料よりも剛直な材料から形成することができる。
【0065】
係合部は、少なくとも1つのフィンを備えることができる。フィンは、メンブランの内面形状に対して、実質的に適合する。
【0066】
係合部は、複数のフィンを備えることができる。これらフィンの先端部は、フリーなものとすることができる、あるいは、環状部分によって互いに連結することができる。環状部分は、組成物のための通路を形成することができる。
【0067】
デバイスは、閉塞キャップを具備することができ、この閉塞キャップは、デバイスの閉塞状態において、メンブランをカバーすることができる。その閉塞キャップは、1つまたは複数のディスペンサオリフィスを囲むラインに沿ってメンブランに対して係止されるリップを備えることができる。
【0068】
キャップは、支持体またはリザーバと協働することによって、閉塞キャップと、支持体またはリザーバと、の間において、ディスペンサオリフィスを囲むラインに沿ってメンブランを押圧することができる。
【0069】
キャップは、内表面を備えることができ、この内表面は、メンブランの外面形状に実質的に適合したものとすることができる。これにより、シール性能を改良することができる、および/または、デバイスの非使用時にフロック部分上に組成物が集積するというリスクを低減することができる。キャップは、デバイスの閉塞状態において、メンブランの少なくとも1つのフロック部分を外部空気に対して連通させ得る1つまたは複数の穴を備えてることができる。フロック部分を乾燥させることができる。キャップは、これに代えて、完全に密封的な態様でもって、支持体上におよび/またはリザーバ上に固定することができる。
【0070】
デバイスには、振動源(あるいは、振動発生器)を設けることができる。振動源は、着脱可能なものとも、また、恒久的なものとも、することができる。振動源は、使用者によって操作することができる。
【0071】
例示するならば、振動が付加的に存在することにより、使用者は、所望に応じて、角質材料上に適用される組成物の量を変更することができる。これにより、例えば、ファンデーションの色を変えることができる。適切であれば、振動源の周波数を、可変とすることができる。周波数は、所望の適用条件に応じて、使用者によって調節される。
【0072】
本発明は、さらに、角質材料を処理する方法を提供するものであり、特に、メークアップを施す方法を提供するものである。本発明による方法においては、組成物を、上述したようなデバイスを使用して適用する。
【0073】
組成物は、実質的に一定の厚さを有した層という態様でもって、適用することができる。
【0074】
適用表面は、皮膚上にわたって容易にスライドし得るとともに、適用表面に起因する不純物をほとんど放出することがない。
【0075】
メンブランが非多孔性であることにより、ほこりが集積するというリスクを低減することができる。
【0076】
本発明の例示としての実施形態においては、収容適用デバイスが提供され、このデバイスは、
−適用のための少なくとも1つの組成物を収容しているリザーバと;
−組成物の適用時およびデバイスの閉塞状態の一方または双方においては、リザーバに対して固定される支持体と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィスを備え、さらに、フロック部分によって外面の少なくとも一部が被覆されているような、非多孔性メンブランと;
を具備し、
メンブランが、支持体およびリザーバの一方または双方と協働することによって、組成物を収容するための内部空間を形成し、メンブランが、変形し得るという性能(あるいは、支持体および/またはリザーバに対して変形し得るという性能)、および、支持体および/またはリザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、フレキシブルなものとされている構成、および、支持体および/またはリザーバに対して取り付けられているという構成の一方または双方の構成とされ、メンブランの変形および/または変位に基づいて、内部空間の容積を低減させることができ、メンブランのフロック部分が、15mm以上という距離にわたって、デバイスの長手方向軸線に対する横方向に延在している。そのようなフロック部分付きメンブランは、身体や顔に関する広い領域を取り扱うに際して特に好適なものとすることができる。
【0077】
本発明の例示としての実施形態においては、収容適用デバイスが提供され、このデバイスは、
−適用のための少なくとも1つの組成物を収容しているリザーバと;
−組成物の適用時およびデバイスの閉塞状態の一方または双方においては、リザーバに対して固定される支持体と;
−この支持体に付設されている非多孔性メンブランであるとともに、組成物を通過させて導出するための少なくとも1つのディスペンサオリフィスを備え、さらに、フロック部分によって外面の少なくとも一部が周縁部分までにわたって被覆されているような、非多孔性メンブランと;
を具備し、
メンブランが、周縁部分が変形し得るという性能(あるいは、周縁部分が支持体および/またはリザーバに対して変形し得るという性能)、および、周縁部分が支持体および/またはリザーバに対して変位し得るという性能、の一方または双方を達成し得るようにして、支持体および/またはリザーバに対して取り付けられている。
【0078】
例示するならば、周縁部分は、チューブ状スカートによって形成することができる。例えば、フロック部分からなる周縁部分の輪郭は、円形とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0079】
本発明は、添付図面を参照しつつ、本発明を何ら限定するものではなく単なる例示としての以下の詳細な説明を読むことにより、より明瞭に理解することができる。
【0080】
図1および図2に示すデバイス1は、リザーバ2を備えている。リザーバ2は、例えば化粧品といったような、特に皮膚または髪のためのメークアップ製品またはケア製品といったような、少なくとも1つの組成物Pを収容している。デバイス1は、さらに、角質材料に対して組成物Pを適用するための適用表面3を形成するディスペンサヘッドを備えている。
【0081】
例示するならば、組成物Pは、頬紅や、ファンデーションや、口紅や、日焼け止めや、ケア製品や、ヘアトリートメントや、痩身剤や、セルフタンニング剤、とされる。
【0082】
リザーバ2は、ボディ7と、このボディ7に連接されたネック8と、を備えている。ネック8上には、支持体10が取り付けられている。支持体10は、メンブラン12を保持するように、機能する。メンブラン12の外面は、少なくとも部分的には、適用表面3を形成するフロック部分13によって被覆されている。
【0083】
デバイス1は、さらに、閉塞キャップ4を備えている。閉塞キャップ4は、この実施形態においては、支持体10のネジ山5に対して螺着され得るものとされている。
【0084】
メンブラン12は、非多孔性材料から形成されており、例えば、特に熱可塑性エラストマーといったようなエラストマーや;ニトリルベースのエラストマー、または、シリコーンベースのエラストマーや;ポリウレタンや;エチレンプロピレン三元ポリマーゴム(EPDM);から形成されている。
【0085】
熱可塑性エラストマーの中からは、以下のエラストマーに言及することができる。すなわち、ポリエチレン(PE);ポリスチレン(PS);ポリエチレンテレフタレート(PET);ポリウレタン(PU);ポリ塩化ビニル(PVC);エチルビニルアセテート(EVA)。適切なエラストマーは、特に、HYTREL(登録商標)や、PEBAX(登録商標)(ポリエーテルブロックアミド)や、SANTOPRENE(登録商標)、といったような商標名で公知である。
【0086】
考慮している実施形態においては、メンブラン12のフレキシブルさにより、メンブラン12は、適用時に被処理表面に対して接触した際に、変形することができる。
【0087】
メンブラン12は、有利には、洗浄可能なものとされる。加えて、メンブラン12は、着脱可能なものとされる。これにより、使用者は、メンブラン12をリザーバから取り外して洗浄し得るとともに、その後、メンブラン12を元通りに取り付けることができる。
【0088】
複数のオリフィス15が、メンブラン12を貫通して形成されている。これにより、組成物Pは、適用表面3へと到達することができる。
【0089】
例示するならば、複数のオリフィス15は、メンブラン12の成型と一緒に、成型によって形成される。しかしながら、複数のオリフィス15は、また、メンブランの製造後に、穿孔によって形成することもできる。
【0090】
オリフィス15の下端は、メンブラン12のダクト18内へと開口している。ダクト18は、長手方向軸線X方向において、支持体10の筒状部材19に対して係合している。
【0091】
例示するならば、ダクト18は、メンブラン12の残部と一緒に成型することにより、形成されされる。
【0092】
ダクト18は、好ましくは円形といったような、横断面形状を有している。
【0093】
筒状部材19の基部は、支持体10の横方向壁21に対して連結されている。横方向壁21には、周縁部分22が連接されている。周縁部分22は、例えばスナップ留めといったような手法によって、支持体10のネック8に対して固定され得るように機能する。
【0094】
ダクト18の存在は、デバイスの内部においてダクト18の外部および筒状部材19の外部に形成された環状チャンバ30内へと進入する組成物の量を低減させ得るという点において、あるいは、そのような環状チャンバ30内への組成物の進入を回避し得るという点において、有利である。
【0095】
メンブラン12の変形度合いは、メンブランに対して印加される力に依存する。考慮している実施形態においては、メンブラン12は、例えば使用者がその指でメンブラン12を押圧した場合には、図3に示すように、少なくともその中心領域においては、レセプタクル(あるいは、リザーバ)2の底部に向けて、少なくとも1.5mmという距離dの分だけ、て変形するすることができる。
【0096】
変形時には、ダクト18は、何らのクリアランスをも引き起こすことなく、なおかつ好ましくは密封的な態様で、筒状部材19上にわたってスライドすることができる。
【0097】
メンブラン12は、さらに、フロック加工領域からなる周縁領域においては、横方向にも変形するすることができる。メンブラン12は、身体または顔の大きな面積を処理するに際して、特に好適である。メンブラン12を上方から観測したときには、フロック加工領域は、軸線Xに対して直交する方向において、15mm以上という距離kにわたって、延在している。
【0098】
メンブラン12の厚さeは、例えば、0.2mm〜5mmという範囲とされ、好ましくは、0.2mm〜2mmという範囲とされる。
【0099】
メンブラン12は、支持体10上において、様々な手法で保持することができる。
【0100】
考慮している実施形態においては、メンブラン12は、その周縁部分に、取付スカート26を備えている。取付スカート26は、凹凸部分27を有している。この凹凸部分27は、支持体10の周縁部分22に形成された対応する部分に対してスナップ留めされるのに適したものとされている。
【0101】
例示するならば、凹凸部分27は、図2に示すように、環状フランジとされる。この環状フランジは、支持体10の対応グルーブ28内へとスナップ留めされ得るように、構成されている。
【0102】
デバイス1を使用するに際しては、使用者は、デバイスの上下をひっくり返して、ディスペンサを、倒立状態とすることができる。これにより、重力によって組成物Pを筒状部材19を通して流れさせることができて、組成物Pをディスペンサオリフィス15へと到達させることができる。
【0103】
その粘性に応じて、組成物Pは、オリフィス15を通過した後に、フロック加工部分3内へと毛細管現象によって拡散することができる。
【0104】
メンブランの変形性により、組成物を収容しているとともにメンブラン12によって規定されている内部空間29の容積を変更することができる。これにより、圧力を少しだけ増大させることができて、毛細管現象によってオリフィス15内に保持されている組成物を、あるいは、毛細管現象によってオリフィス15の近傍内に保持されている組成物を、適用表面に向けて押し出すことができる。
【0105】
内部容積29の変化は、有利には、少なくとも0.1mLとされ、好ましくは、少なくとも0.5mLとされ、また、少なくとも1mLとすることさえできる。
【0106】
加えて、メンブラン12の変形性が、使用時には初期形状を維持する必要のないものであることのために、なおかつ、被処理領域の形状に適合し得るものであることのために、デバイスの使い勝手が非常に快適なものとされている。
【0107】
図4に示す変形例においては、メンブラン12は、取付スカート26の下部に位置した複数のフレキシブルタブ35を有して形成されている。考慮している実施形態においては、図5に示すように、これらタブ35は、下向きの傾斜を有しているとともに、わずかに内向きに傾斜している。タブ35は、撓むことができる。これにより、使用時には、取付スカート26を、レセプタクル(あるいは、リザーバ)の底部に向けて変位させることができる。タブ35は、当接することとなる支持体10の横方向壁21へと向かうにつれて減少するような横断面を有することができる。変形例(図示せず)においては、タブは、それに代えて、様々な態様で変化する横断面形状を有することができる。あるいは、タブは、実質的に一定の横断面形状を有した部分を有することさえ可能である。
【0108】
図4の実施形態においては、メンブランのフロック部分は、適用時には、追加的に変形することができる。よって、フレキシブルタブ35とメンブランのフロック部分との双方が変形可能であることは、有利なものとすることができる。
【0109】
図6の実施形態においては、取付スカート26は、ベローズという態様とされた変形可能部分37を有して形成されている。変形例(図示せず)においては、取付スカート26は、ベローズ37とフレキシブルタブ35との双方を有して形成される。
【0110】
図7の実施形態においては、メンブラン12の全体が、レセプタクル(リザーバ)の底部に向けて変位することができる。例えば、メンブランの全体は、距離wの分だけ、下向きにスライドことができる。そのような変形例においては、メンブラン12は、フレキシブルではないものとすることができる。
【0111】
取付スカート26は、例えば環状フランジといったような凹凸部分39を有して形成することができる。支持体10は、環状フランジ39の高さより大きい高さを有しているグルーブ38を備えることができる。これにより、メンブラン12を軸線方向に変位させることができる。
【0112】
弾性復帰部材を、チャンバ30内に配置することができる。弾性復帰部材は、図7の実施形態の場合のように、スプリング42の形態とすることができる。あるいは、弾性復帰部材は、図8に示すように、発泡体ブロック50の形態とすることができる。
【0113】
メンブラン12は、また、プラスチック材料の成型により、弾性変形可能な復帰部材51と一緒に単一部材として、形成することができる。復帰部材は、例えば、レセプタクル(リザーバ)の壁に対して係止され得るように、構成される。あるいは、復帰部材は、図9に示すように、取付部分52によって支持体10に対して取り付けられ得るように、構成される。
【0114】
変形例(図示せず)においては、メンブランは、例えば2つの材料のデュアル注入によってといったような手法によって、支持体および/またはリザーバと一緒に、単一部材として形成される。メンブランは、よって、フレキシブルな材料から成型によって形成することができる。
【0115】
図9の実施形態においては、メンブラン12は、上記実施形態におけるダクト18を備えておらず、さらに、取付スカート26は、例えば、支持体10のネック53内において実質的に密封的な態様でスライド可能なものとして、構成されている。
【0116】
メンブラン12は、例えば、組成物の性質に応じて、また、被処理領域に応じて、様々な初期形状のものとして、形成することができる。
【0117】
例えば、フロック部分13によって被覆された領域においては、メンブラン12は、図10に示すように、全体的に凹形状のものとすることができる。この場合、オリフィス15は、例えば、凹領域の底部において、ダクト18の内部に向けて放射状に、配置されている。
【0118】
全体的に凹形状であることにより、毛細管現象によって、フロック部分の荒毛に、容易に組成物を溜めることができ、毛細管現象によって皮膚または髪を容易に乾燥させることができる。
【0119】
図11の変形例においては、メンブラン12の凹形状領域は、メンブラン12のうちの、ダクト18の内部へと向かった領域に制限されている。
【0120】
図12の実施形態においては、メンブラン12は、フロック部分13によって被覆されている部分にわたって全体的に凸形状を有している。図13の実施形態においては、メンブラン12の凸形状領域は、メンブラン12のうちの、ダクト18の内部へと向かった領域に制限されている。
【0121】
図14の実施形態においては、メンブラン12は、段部付きの形状を有している。この場合、部分60が、周縁部分61よりも隆起している。ディスペンサオリフィス15は、実質的に、部分60,61の接合部分に配置されている。
【0122】
ディスペンサオリフィス15は、適用表面上へと、様々な手法によって、供給を行うことができる。
【0123】
例示するならば、ディスペンサオリフィス15は、図15に示すように、中央部分に集めることができる、あるいは、図16に示すように、複数の同心円内に配置することができる、あるいは、図17に示すように、複数のクラスターへとグループ分けすることができる。
【0124】
ディスペンサオリフィスは、また、スロットという態様のものとすることができる。例えば、図18に示すように、一端において互いに連結された複数のスロットとすることができる、あるいは、図19に示すように、例えば互いに直交する等の態様でもって、互いに交差した2つのスロットとすることができる、あるいは、単一のスロットとすることができる。スロットは、矩形形状を有することができる、あるいは、図20に示すように、部分63を有した鍵穴形状とすることができる。部分63は、組成物の圧力によって持ち上げられることができる。部分63は、休止時には、材料ブリッジ64によって、メンブランに対して取り付けられている。ディスペンサオリフィスは、また、グリッドを穿孔することによっても、形成することができる。
【0125】
1つまたは複数のディスペンサオリフィス15は、休止時(すなわち、不使用時)には閉塞しているものとすることができる。1つまたは複数のディスペンサオリフィス15は、組成物の圧力によって開口することができる。
【0126】
ディスペンサオリフィスは、また、図21〜図23に示すように、恒常的に開口したものとすることができる。ディスペンサオリフィスは、図21に示すように、円形という横断面形状を有することができる、あるいは、例えば図22に示すような正方形といったような、多角形という横断面形状を有することができる、あるいは、図23に示すように、菱形形状という横断面形状を有することができる。多角形という横断面形状は、毛細管現象による組成物の保持能力を増大させることができる。
【0127】
メンブラン12を上方から観測した際には、メンブランは、様々な形状を有することができる。例えば、図24に示すように、円形形状を有することができる。メンブラン12は、また、図25に示すように、長円形状を有することができ、また、図26に示すように、特に三角形状といったような多角形状を有することができ、また、図27に示すように、正方形形状を有することができ、また、図28に示すように、実質的に長方形形状を有することができる。
【0128】
メンブラン12は、また、上方から観測した際には、図29に示すように、実質的に腎臓のような形状のものとすることができる。
【0129】
メンブラン12は、図30に示すように、全体的にドーム形状のものとすることができる。その場合、オリフィス15は、実質的にドームの頂部に配置される。
【0130】
ドーム形状は、図30の実施形態の場合のように、軸線Xに関して対称であるような円形のものとすることができる。ドーム形状は、また、図31に示すように、ピラミッド形状のものとすることもできる。
【0131】
メンブランの形状にかかわらず、1つまたは複数のディスペンサオリフィス15は、メンブランの頂部に配置することができる、あるいは、図32に示すように、メンブラン12の側面上においてのみ開口するものとすることができる。
【0132】
この図においては、ディスペンサオリフィス15が、メンブラン12の頂部から所定距離rだけ離間したところに位置していることがわかる。この距離rは、例えば、数ミリメートルとされる。
【0133】
メンブラン12は、周縁部分にリム66を有したものとして形成することができる。そして、キャップ4は、図33に示すように、このキャップ4をリザーバ2上に所定に配置したときにキャップ4がリム66に対して係合し得るものとして、形成することができる。これにより、密封的な態様でデバイスを閉塞することができる。
【0134】
この図においては、さらに、取付スカート26が、支持体10の外面をカバーし得ることがわかる。その外面は、例えば、リザーバ2の頂部によって形成されている。
【0135】
図示のように、ダクト18は、筒状部材19内に挿入することができる。
【0136】
図34の変形例においては、メンブラン12は、リム70を有して形成されている。リム70は、リザーバ2のネック8と、リザーバ2に対して取り付けられた支持体10と、の間に挟まれる。
【0137】
例示するならば、ネック8は、環状リブ71を有して形成される。そして、支持体10は、対応する環状リブ72を有して形成される。これにより、リム70を効果的に挟むことができる。
【0138】
キャップ4は、図示のように、キャップ4がリザーバ2上の所定位置に配置されたときには、支持体10に対して係止されるシールスカート73を備えることができる。この図においては、メンブラン12が、ダクト18無しで形成されていることがわかる。
【0139】
図35の変形例においては、メンブラン12は、複数の凹凸部分80を有して形成されている。これら凹凸部分80は、フロック部分13によってカバーされている。これら凹凸部分80は、例えば、髪を取り扱うことを意図したものとされる。メンブラン12は、筒状部材19の頂部端部82に対して係合することができる。これにより、メンブラン12のうちの、取付スカート26とダクト18との間において径方向に位置した部分だけが、使用時に変形することができる。
【0140】
キャップ4は、リップ85を有したものとして形成することができる。リップ85は、キャップ4が所定に配置されたときには、筒状部材19とは反対側に位置した面上においてメンブラン12に対して係止されることができる。これにより、メンブラン12を、筒状部材19とリップ85との間にクランプする(あるいは、固定する)ことができる。よって、メンブランのフロック表面のうちの、リップ85よりも径方向外側に位置した部分上へと、組成物が溢れ出すというリスクを低減することができる。これにより、適切であれば、図36に示すように、キャップ4にエアベント90を形成することができる。これにより、リップ85よりも径方向外側に位置したフロック部分13を、より容易に乾燥させることができる。
【0141】
変形例(図示せず)においては、キャップは、メンブランに対して係止し得るよう構成された部分を備えている。この部分は、ディスペンサオリフィスの領域においてメンブランを押圧することができ、これにより、ディスペンサオリフィスを通して組成物が漏れ出ることを防止することができる。
【0142】
1つまたは複数のディスペンサオリフィス15は、組成物を収容しているリザーバの内部空間に対して、恒久的に連通することができる。この構成は、必須ではない。デバイスは、1つまたは複数のディスペンサオリフィス15とリザーバの内部空間との間の流体連通を遮断し得る機構を備えることができる。
【0143】
図37の実施形態においては、支持体10は、第1位置と第2位置との間にわたって、リザーバ2に対して移動することができる。ここで、第1位置とは、筒状部材19によって規定されたなおかつリザーバ2に対して取り付けられたノズル96によって規定された環状通路92を通して、組成物を収容しているリザーバの内部空間から、ディスペンサオリフィス15にまで、組成物が流れ得るような位置であり、第2位置とは、支持体10が通路92を閉塞している位置である。
【0144】
支持体10は、リザーバ2のネック8上において移動可能である。支持体10は、第1に、ネック8の頂部端部に形成されたカラー97によって、第2に、例えば支持体上に形成された歯または環状フランジといったような1つまたは複数の凹凸部分によって、ネック8上に保持されている。
【0145】
図37の実施形態においては、筒状部材19を円錐台形状のものとして形成し得ることを、観測することができる。これにより、ノズル96が筒状部材19を押圧した際に、デバイスをより容易に閉塞することができる。
【0146】
開放位置から閉塞位置への移行、および、閉塞位置から開放位置への移行は、例えば並進移動可能とされた支持体10によって実施することができる、あるいは、変形例においては、回転移動可能とされた支持体10によって実施することができる。後者の場合、支持体とリザーバ2との少なくとも一方は、そのような回転移動を、ノズル96に対しての筒状部材19の軸線方向並進移動へと、変換し得るような傾斜部を備えている。
【0147】
図38に示すように、1つまたは複数のディスペンサオリフィス15とリザーバ内部との間の連通を遮断するための遮断機構は、また、ディスク100によって構成することができる。ディスク100は、開放位置と閉塞位置との間にわたって支持体10を移行させ得るものである。ディスク100は、支持体10に対してスナップ固定し得るものであるとともに、ディスペンサオリフィス15をリザーバ2の内部に対して連通させ得るオリフィス103を閉塞し得るよう構成された部分101を備えることができる。
【0148】
この実施形態においては、ダクト18は、ディスクの筒状部材105に対して係止される。筒状部材105は、例えば、支持体10の筒状部材19によって回転が案内される。メンブラン12は、ディスク100と一緒に回転することができる。
【0149】
図38に示すように、キャップ4は、リップ110を有したものとして形成することができる。リップ110は、メンブラン12に対して係止されるものである。これにより、リップ110よりも径方向外側に位置したフロック部分13上へと、組成物が溢れ出すというリスクを低減することができる。
【0150】
図39は、支持体10が横方向壁を備えているという他の実施形態を示している。横方向壁を貫通して、オリフィス115が形成されている。これらオリフィス115は、互いに同軸とされた2つのスカート118,119の間において開口している。
【0151】
ディスク120は、支持体10に対して設けられるものであって、2つのスカート123,124を備えている。これらスカート123,124は、横方向壁138から延出されているとともに、それぞれスカート119,118に対して係止されている。スカート123とスカート119との係止によって、恒久的なシールが得られている。
【0152】
支持体10に対してのディスク120の角度位置を所定のものとし得るよう、通路130が設けられている。通路130は、メンブラン12の下方のスペース131に対する供給を可能としている。メンブランは、ディスクの折曲エッジ136によって、ディスク120上に固定することができる。その折曲エッジは、横方向壁138に対してメンブラン12の周縁部分をクランプ(固定)する。
【0153】
上述したすべての実施形態においては、組成物の粘性に基づいて組成物を導出する際には、使用者は、デバイスの上下をひっくり返すことができる。これにより、組成物は、重力によって流れ出る。使用者は、また、リザーバ2をシェイクする(振る)ことができる。
【0154】
使用者は、組成物がディスペンサオリフィスを通過することを促進させ得るようにして、メンブランを変形させたり、および/または、メンブランを変位させたり、することができる。
【0155】
適切であれば、リザーバは、フレキシブルな壁を有したものとして形成することができる。これにより、使用者は、リザーバ容積を低減させるようにフレキシブル壁を押圧することによって、ディスペンサオリフィスを通して組成物を流れ出させることができる。例示するならば、リザーバ2は、フレキシブルチューブという態様のものとすることができる。
【0156】
図41に示すように、リザーバ2は、また、ピストン140を有したものとして形成することができる。ピストン140は、ネジ141とノブ142とによって駆動され得るものである。ノブ142を回すことによって、使用者は、組成物を、ディスペンサオリフィス15に向けて、リザーバのネック8内を通して流れさせることができる。
【0157】
メンブランは、図42に示すように、リザーバ2の長手方向軸線Zに対して角度αを形成している軸線Yに関して対称であるような形状を有することができる。
【0158】
デバイスは、振動源を有したものとして形成することができる。振動源は、例示するならば、図43に示すように、リザーバ2の隔室161内に配置された電気モータ160を備えている。隔室161は、組成物を収容している隔室からは絶縁されている。電気モータ160は、オフセンター錘162を駆動することによって、振動を引き起こすことができる。
【0159】
電気モータ160は、特にボタン型電池163といったような、1つまたは複数のバッテリによって電力供給されることができる。
【0160】
モータ160を起動させ得るよう、スイッチ164を設けることができる。
【0161】
リザーバ2は、着脱可能な底部166を備えることができる。これにより、バッテリ163を交換することができる。
【0162】
振動は、要望に応じて、適用される層の厚さを変更したり、および/または、組成物の流動速度を変更したり、および/または、被処理領域を刺激したり、することができる。
【0163】
変形例においては、振動源は、また、着脱可能なものとすることができる。これに代えてあるいはこれに加えて、振動源は、使用者によって振動周波数が変更され得るものとすることができる。
【0164】
図44に示すように、デバイスは、また、電極170を有したものとして形成することができる。電極170は、スイッチ172を介して、例えば1.5ボルト(V)〜9Vのバッテリといったような電源165に対して接続し得るものとすることができる。メンブランは、例えば電極の配置状況に応じて、電気伝導性材料からまたは電気絶縁性材料から形成することができる。
【0165】
メンブラン12は、適用時には、リザーバ2に対して固定されていないものとすることができる。しかしながら、メンブラン12は、図45に示すように、閉塞状態においては、リザーバに対して固定される。この図においては、リザーバの閉塞キャップを、メンブラン12に対する支持体として機能する筒状部材180を有したものとして形成し得ることが、わかる。支持体10は、内部にメンブラン12が受領されるようなハウジング190を形成することができる。ハウジングの底部においては、複数のオリフィス195が開口しており、これにより、組成物がメンブラン12に向けて流れるのを可能としている。
【0166】
デバイスが閉塞された状態で上下をひっくり返されたときには、組成物Pは、オリフィス195を通してさらにメンブラン12のオリフィス15を通して、流れることとなる。これにより、組成物Pは、筒状部材180の内部に形成されたチャンバ196の中に溜まることとなる。このようにして溜められた組成物は、蓄えを構成する。これにより、アプリケータの使用可能時間を長くすることができる。
【0167】
加えて、メンブラン12の変形時には、ポンピング効果を引き起こすことができる。
【0168】
組成物は、メンブラン12の弛緩時に吸収させることができる。そのような弛緩は、チャンバ196の容量増加を引き起こす。
【0169】
メンブランの変形により、また、圧力を増大させることができる。これにより、チャンバ196の容積を低減させることによって、チャンバ196内に存在している組成物を、ディスペンサオリフィス15を通して導出することができる。
【0170】
図46は、図45のデバイスの変形例を示している。この変形例においては、メンブラン12は、キャップ4に対して可動とされた保持部材200上に取り付けられている。
【0171】
保持部材200は、横方向壁201を備えている。横方向壁201は、スプリング202の一端を係止している。スプリング202の他端は、キャップ4に係止されている。
【0172】
図47に示すデバイスは、周縁部分に環状リム213を有したメンブラン12を備えている。環状リム213は、リザーバ2のネックと、支持体10の対応部分と、の間に係合されている。
【0173】
メンブランのリム213は、環状グルーブ210を備えている。そして、支持体10は、グルーブ210内において係合している環状リップ211を備えている。これにより、これは、メンブランがリザーバ2上に取り付けられている場所におけるシールと、メンブランが支持体10上に取り付けられている場所におけるシールと、を改良することができる。
【0174】
この図は、さらに、メンブラン12の内面上に、補剛フィン220を付設し得る可能性を示している。それらフィンは、図48に示すように、軸線X回りにおいて環状に配置されている。
【0175】
フィン220の存在により、適用時に、メンブラン12の強度を増大させることができる。
【0176】
図53は、変形例を示している。この変形例においては、デバイスは、係合部280を備えている。
【0177】
係合部280は、例えば、非エラストマープラスチック材料から形成されているとともに、上述した様々な実施形態における支持体10と同じ役割を果たすことができる。
【0178】
係合部をなす材料は、メンブランをなす材料よりも、剛直なものとすることができる。
【0179】
図示の実施形態においては、係合部280は、リザーバに対して取り付けられているとともに、環状部分270を備えている。環状部分270には、環状ビーズ273が設けられている。環状ビーズ273は、メンブラン12の対応グルーブ272内に係合している。
【0180】
係合部280は、例えばネジ山といったような凹凸部分282を備えることができる。凹凸部分282は、キャップ4の取付を可能としている。
【0181】
図示の実施形態においては、係合部280は、レセプタクル(リザーバ)2のネック8に取り付けられており、メンブラン12は、係合部280に取り付けられている。しかしながら、係合部280は、ネック8に対して取り付けられることができ、メンブラン12は、少なくとも1つの付加的部材を使用することによって、係合部280に対して取り付けられることができる。
【0182】
係合部280は、メンブランの変形を制限する部材を備えている。このような部材は、例えば、メンブラン12の内面に当接するフレキシブルフィン275とすることができる。
【0183】
フィン275は、例えば、図54および図55に示すように、軸線X回りにおいて環状配置することができる。フィンの数は、6個とすることができる。
【0184】
図54は、フィン275が、環状部分270に対して連結されている基端部276と、フリーな先端部277と、を備えている実施形態を示している。
【0185】
フィン275は、一定の幅のものとすることも、あるいは、そうではないものとすることも、できる。例えば、フィンの基端部を、先端部よりも広いものとすることができる。
【0186】
図55は、フィン275の先端部277が環状部分279によって互いに連結されているような変形例を示している。
【0187】
環状部分279は、複数の開口を有することができる。これら開口は、オリフィス15と一致させることができる。
【0188】
図示していない変形例においては、フィン275は、レセプタクル(リザーバ)のネック8上に形成することができる。
【0189】
フィン275の存在により、適用時の、メンブラン12の形状維持能力を改良することができる。それは、メンブランの変形を制限し得るからである。
【0190】
キャップ4は、メンブラン12のフロック加工領域の形状に実質的に適合した内表面225を有することができる。これにより、デバイスの閉塞状態においてメンブラン12とキャップ4との間に形成される空間の容積を低減させることができる。キャップ4は、環状シールリップ226を有したものとして形成することができる。環状シールリップ226は、図47および図53に示すように、支持体10の環状突起229を係止し得るものである。
【0191】
図49および図50において概略的に示すように、本発明に基づいて形成された複数のデバイスを、セット230または240内において、互いに関連させることができる。
【0192】
セット230は、2つのリザーバ2a,2bと、それぞれに対応する2つのフロック部分付きメンブランと、を備えている。リザーバは、連結部材231によって互いに連結され得るものとされる。連結部材231は、また、各リザーバに対する閉塞キャップとしても機能する。
【0193】
例示するならば、連結部材231は、リザーバ2a,2bのそれぞれに対して螺着されるためのネジ山232,233を備えている。
【0194】
例示するならば、リザーバ2a,2bは、日除け特性が互いに異なるようなあるいは日焼け防止指数が互いに異なるような2つの組成物を収容している。例えばベースコートおよびトップコートとしてといったようにして、2つの組成物を順次的に適用することができる。
【0195】
セット240においては、フロック部分付きメンブランは、デバイスの両サイドに配置されている。これらメンブランは、それぞれのキャップ4a,4bによってカバーすることができる。
【0196】
リザーバ2は、双方のフロック部分付きメンブランに関して共通のものとされている。例示するならば、リザーバ2は、それぞれのメンブランによって適用されることとなる互いに異なる組成物を収容している2つの隔室を備えている。各メンブランは、それぞれ対応するキャップ4a,4bと関連する。
【0197】
変形例(図示せず)においては、リザーバ2は、単一の組成物を備えている。そして、フロック部分付きメンブランが、互いに異なる形状を有している。例えば、一方のメンブランは、顔以外の身体を取り扱うのに適したものとされ、他方のメンブランは、顔を取り扱うのに適したものとされる。
【0198】
図51の変形例においては、リザーバ2は、コンパクトという態様とされている。リザーバ2は、蓋260によって閉塞することができる。考慮している実施形態においては、蓋260は、リザーバ2に対してヒンジ結合されている。これに代えて、蓋260は、リザーバ2に対して、他の様々な手法によって取り付けることができる。例えば、リザーバに対してネジ止めしたり、スナップ固定したり、することができる。組成物は、例えばメンブランを指で押すことによってといった手法によって、メンブラン12から採取される。メンブランを変形させることによって、メンブランの下方の内容積を低減させることができ、その結果としての圧力増加によって、メンブランの外表面に向けて、オリフィス15内に毛細管現象によって、保持することができる。例示するならば、組成物は、リザーバをシェイクした後に採取することができる。
【0199】
本発明は、例示された様々な実施形態に限定されるものではない。
【0200】
上述したいろいろな実施形態における様々な特徴点は、例示していない実施形態において、互いに組み合わせることができる。
【0201】
例えば、上述した任意のデバイスに対して、振動源を付設することができる。
【0202】
図示した任意のリザーバに対して、図示した任意のメンブランを付設することができる。
【0203】
ディスペンサオリフィスは、図15〜図20における任意の態様でもって配置することができる。
【0204】
ディスペンサオリフィス15の断面形状は、図21〜図23に図示したようなものとすることができる。そして、同じことは、フロック部分付きメンブランの平面視における形状についても、あてはまる。
【0205】
振動源は、支持体に付設することもできる。
【0206】
すべての実施形態において、組成物が色付きのものである場合には、メンブランは、有利には、組成物と実質的に同じ色のものとして形成することができる。フロック部分は、白色とすることができる。フロック部分が組成物によって湿潤された際には、メンブランの色が現れることができる。これにより、メンブラン上における組成物を視認することがより困難なものとなり、これにより、デバイスの外観性を改良することができる。
【0207】
メンブランは、メンブランを受領しているハウジングの軸線方向に沿ってだけではなく、そのような軸線方向に対する直交方向においても、変形し得るようにして、形成することができる。
【0208】
『を備えている』という表現は、特に指定しない限りにおいては、『少なくとも1つのものを備えている』と同義であるものとして、理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0209】
【図1】本発明の一実施形態をなす収容適用デバイスの一例を示す正面図である。
【図2】図1のデバイスの一部を示す軸線方向断面図である。
【図3】図2の一部を拡大して示す図であって、メンブランの変形可能性を示している。
【図4】図2と同様の図であって、一変形例を示している。
【図5】図4における領域Vを拡大して示す図である。
【図6】本発明の一変形例におけるメンブランを個別的に示す図である。
【図7】図2と同様の図であって、本発明の他の変形例を示している。
【図8】図2と同様の図であって、本発明のさらに他の変形例を示している。
【図9】図2と同様の図であって、本発明のなおも他の変形例を示している。
【図10】メンブランの様々な実施形態を個別的に示す軸線方向断面図である。
【図11】メンブランの様々な実施形態を個別的に示す軸線方向断面図である。
【図12】メンブランの様々な実施形態を個別的に示す軸線方向断面図である。
【図13】メンブランの様々な実施形態を個別的に示す軸線方向断面図である。
【図14】メンブランの様々な実施形態を個別的に示す軸線方向断面図である。
【図15】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図16】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図17】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図18】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図19】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図20】ディスペンサオリフィスに関する様々な配置や様々な形状についてのいろいろな例を示す概略的な平面図である。
【図21】ディスペンサオリフィスに関する様々な例を示す横断面図である。
【図22】ディスペンサオリフィスに関する様々な例を示す横断面図である。
【図23】ディスペンサオリフィスに関する様々な例を示す横断面図である。
【図24】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図25】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図26】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図27】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図28】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図29】メンブランに関する様々な例を示す平面図である。
【図30】本発明の一実施形態をなすデバイスを示す正面図である。
【図31】メンブランの他の実施形態を個別的に示す斜視図である。
【図32】他のデバイスにおける一部を示す正面図である。
【図33】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図34】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図35】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図36】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図37】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図38】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図39】ディスペンサヘッドに関する様々な変形例を概略的にかつ部分的に示す長手方向断面図である。
【図40】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図41】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図42】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図43】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図44】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図45】他の変形例を一部断面でもって示す正面図である。
【図46】図45のデバイスの一変形例を詳細に示す図である。
【図47】一変形例をなすデバイスを示す長手方向断面図である。
【図48】図47においてXLVIII方向から見た図であって、メンブランだけを示している。
【図49】様々な変形例を一部断面でもって概略的に示す図である。
【図50】様々な変形例を一部断面でもって概略的に示す図である。
【図51】本発明の一実施形態をなすデバイスの他の例を示す概略的な斜視図である。
【図52】図51におけるLII−LII線に沿った矢視断面図である。
【図53】一変形例をなすデバイスを示す長手方向断面図である。
【図54】図53において L方向から見た一部を示す概略的な図であって、メンブランだけを示している。
【図55】図53において L方向から見た一部を示す概略的な図であって、メンブランだけを示している。
【符号の説明】
【0210】
1 収容適用デバイス
2 リザーバ
10 支持体
12 非多孔性メンブラン
13 フロック部分
15 ディスペンサオリフィス
18 ダクト
19 筒状部材
26 周縁スカート
29 内部空間
31 周縁部分
37 ベローズ
70 リム
85 リップ
90 エアベント(穴)
P 組成物




 

 


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