Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
塗布器具 - ロレアル
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 衣類 -> ロレアル

発明の名称 塗布器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−196067(P2007−196067A)
公開日 平成19年8月9日(2007.8.9)
出願番号 特願2007−127584(P2007−127584)
出願日 平成19年5月14日(2007.5.14)
代理人 【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男
発明者 ギューレ ジャン ルイ
要約 課題
化粧品を塗布する器具に関し、塗布の際の快適さの向上。

解決手段
製品、特に、化粧品を塗布する器具(1)に関し、この器具は、支持体と、支持体の一方の表面に固定的に取り付けられ、且つ、少なくとも一部が、上記表面から或る程度の距離を隔てたところに位置する周縁部を備えた圧縮可能な塗布部材(12)とを有し、上記塗布部材は、上記表面の周縁部から距離を隔てたところで延びる固定域に支持体に固定されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
物質、特に、化粧品を塗布する器具(1)であって、支持体と、支持体の面に固定的に取り付けられ、且つ、少なくとも一部が、前記面から距離を隔てたところに位置する周縁部を備えた、圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、前記アプリケータ部材は、前記面の周縁部から距離を隔てたところに延びる固定域を介して支持体に固定されていることを特徴とする器具。
【請求項2】
物質、特に、化粧品を塗布する器具(1)であって、支持体と、支持体の面に固定的に取り付けられ、且つ、少なくとも一部が、前記面から距離を隔てたところに位置する周縁部を備えた、圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、前記周縁部の少なくとも一部は、前記面から距離を隔てたところに位置し、前記面の断面の面積は、前記周縁部の内側の面積より大きいか、又は、等しいことを特徴とする器具。
【請求項3】
物質、特に化粧品を塗布する器具(1)であって、第1の面を備えた支持体と、前記第1の面に固定された第2の面を備える圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、前記第2の面は、第2の面の周縁部の一部が、第1の面から距離を隔てたところに位置するように、第1の面の輪郭とは異なる輪郭のものである、ことを特徴とする器具。
【請求項4】
物質、特に化粧品を塗布する器具(1)であって、支持体と、軸線(X)に対して横方向に全体として平らな形状の圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、前記アプリケータ部材は、支持体に固定された少なくとも第1の部分(12a)及び支持体から間隔を隔てて位置する少なくとも第2の部分(12b)を有し、前記第2の部分は、アプリケータ部材が圧縮されていない場合、支持体と協働して前記軸線(X)を含む平面内で少なくとも鋭角(i)を形成し、また、塗布中、支持体に向かって曲がることができるようにする外方に開放した空間(18)を形成することを特徴とする器具。
【請求項5】
第2の部分(12b)は、塗布中、少なくとも一部が支持体に支持されるのに適していることを特徴とする請求項1記載の器具。
【請求項6】
アプリケータ部材は、全体として円盤の形をしていることを特徴とする請求項4又は5記載の器具。
【請求項7】
第2の部分(12b)は、外方に凸状の支持体に向いた面を備えていることを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項8】
空間(18)は、形状が環状であることを特徴とする請求項4〜7のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項9】
第1の部分(12a)は、支持体に向いて位置するアプリケータ部材の面の実質的に中央に位置していることを特徴とする請求項4〜8のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項10】
アプリケータ部材は、支持体に取り外し不能な態様で固定されていることを特徴とする請求項4〜9のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項11】
アプリケータ部材は、取り外し可能な態様で支持体に固定されていることを特徴とする請求項4〜9のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項12】
アプリケータ部材は、ベルクロ(Velcro:登録商標)式の機械的引掛け手段(45,46)によって支持体に固定されていることを特徴とする請求項11記載の器具。
【請求項13】
アプリケータ部材は、全体として凸状の塗布面を備えていることを特徴とする請求項4〜12のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項14】
アプリケータ部材は、全体として凹状の塗布面(30)を備えていることを特徴とする請求項4〜12のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項15】
アプリケータ部材は、実質的に平らな塗布面を備えていることを特徴とする請求項4〜12のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項16】
アプリケータ部材は、塗布に用いられるフロック加工面(35)を備えていることを特徴とする請求項4〜15のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項17】
アプリケータ部材は、互いに組立てられる少なくとも2つのフォーム層(41)を有していることを特徴とする請求項4〜16のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項18】
アプリケータ部材は、少なくとも1つの空間キャビティ(42)を有していることを特徴とする請求項4〜17のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項19】
空間キャビティ(42)を形成するように、2つのフォーム層(40,41)が、互いに組立てられることを特徴とする請求項17又は18記載の器具。
【請求項20】
2つのフォーム層(40,41)は、ヒートシールにより、互いに組立てられることを特徴とする請求項17〜19のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項21】
2つのフォーム層のうち少なくとも一方は、外側がフロック加工されていることを特徴とする請求項17〜20のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項22】
支持体は、アプリケータ部材が固定された剛性部分を有していることを特徴とする請求項4〜21のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項23】
剛性部分は、焼結部品(53)であることを特徴とする請求項22記載の器具。
【請求項24】
支持体は、アプリケータ部材が固定された可撓性部分を有していることを特徴とする請求項4〜21のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項25】
可撓性部分は、圧縮可能な要素(50;54;60;61)を有することを特徴とする請求項24記載の器具。
【請求項26】
圧縮可能要素は、少なくとも1つのフォーム層(50)を有することを特徴とする請求項25記載の器具。
【請求項27】
圧縮可能要素(50;54)は、内部が中空であることを特徴とする請求項25又は26記載の器具。
【請求項28】
可撓性部分は、エラストマー壁(54)を含むことを特徴とする請求項24記載の器具。
【請求項29】
支持体(53)は、アプリケータ部材が固定された実質的に平らな面を備えていることを特徴とする請求項4〜28のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項30】
支持体は、アプリケータ部材が固定された全体として外方に凸状の面(17)を備えていることを特徴とする請求項4〜28のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項31】
支持体は、アプリケータ部材が固定された中空部品(51)を有することを特徴とする請求項4〜30のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項32】
アプリケータ部材は、前記軸線(X)に沿って測った最大厚さ(h)が、前記軸線(X)に対して垂直に測ったアプリケータ部材の最も大きな寸法(m)の1/3より小さいか、又は、等しいことを特徴とする請求項4〜31のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項33】
鋭角(i)は、60°より小さいか又は等しいことを特徴とする請求項4〜32のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項34】
第2の部分(12b)が片持ちされている前記軸線(X)に垂直に測った最大距離(d)は、前記軸線(X)に垂直に測ったアプリケータ部材の最大寸法(m)の1/7より大きいか、又は、等しいことを特徴とする請求項4〜33のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項35】
支持体(11;50;53;54;60,61)は、物質の入った受け器を閉鎖するクロージャ部材として役立つように形作られていることを特徴とする請求項4〜34のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項36】
支持体(71)は、少なくとも1つの物質供給オリフィスを有していることを特徴とする請求項4〜34のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項37】
物質、特に化粧品のアプリケータ付き包装器具であって、物質(P)を収容した受け器(20;70)と、請求項1〜36のうちいずれか一に記載の塗布器具(10)とから成ることを特徴とする器具。
【請求項38】
アプリケータ部材は、受け器を閉じると圧縮されることを特徴とする請求項37記載の器具。
【請求項39】
塗布器具は、受け器を実質的に漏止め状態で閉鎖するよう構成されていることを特徴する請求項37又は38記載の器具。
【請求項40】
アプリケータ部材は、受け器を閉鎖すると、篩(57)に接触することを特徴とする請求項37〜39のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項41】
塗布器具は、塗布中、受け器(70)に固定されることを特徴とする請求項37又は38記載の器具。
【請求項42】
互いに組立てられ、且つ、外側がフロック加工された少なくとも2つのフォーム層(40,41)を有していることを特徴とするアプリケータ部材。
【請求項43】
2つのフォーム層は、これらの周縁のところが互いに組立てられることを特徴とする請求項42記載のアプリケータ部材。
【請求項44】
周縁が互いに組立てられ、且つ、前記フォーム層相互間には空気入りキャビティ(42)が形成されている少なくとも2つのフォーム層を有するアプリケータ部材であって、ことを特徴とするアプリケータ部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物質、特に化粧品を塗布する器具に関し、特に、身体又は顔の広い領域に物質を塗布する器具に関するが、これには限定されない。
【背景技術】
【0002】
支持体及び支持体に固定されたアプリケータ部材を有する多くの塗布器具が、特に、フランス国特許第2,798,646号明細書、米国特許第1,172,293号明細書、米国特許第5,492,426号明細書及び米国特許第5,636,931号明細書で知られている。
【0003】
特に、取っ手部材として役立つと共に受け器のクロージャ部材としても役立つ支持体に固定されたアプリケータ部材を有する塗布器具が知られている。これら器具の中には、アプリケータ部材が平らな面を介して、同様に平らな支持体の壁に固定されているものがある。また、これら器具の中には、アプリケータ部材がエラストマー材料のブロックを覆うフォーム層を有するものもある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特に、塗布の際の快適さを向上させることが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、一特徴として、物質、特に、化粧品を塗布する器具(1)であって、支持体と、支持体の面に固定的に取り付けられ、且つ、少なくとも一部が、上記面から距離を隔てたところに位置する周縁部を備えた、圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、上記アプリケータ部材は、上記面の周縁部から距離を隔てたところに延びる固定域を介して支持体に固定されていることを特徴とする器具を提供する。
【0006】
本発明は、別の特徴として、物質、特に、化粧品を塗布する器具(1)であって、支持体と、支持体の面に固定的に取り付けられ、且つ、少なくとも一部が、上記面から距離を隔てたところに位置する周縁部を備えた、圧縮可能なアプリケータ部材(12)とを有し、上記面の断面の面積は、上記周縁部の内側の面積より大きいか、又は、等しいことを特徴とする器具を提供する。
【0007】
本発明は、第3の特徴として、物質、特に化粧品を塗布する器具であって、第1の面を備えた支持体と、上記第1の面に固定された第2の面を備える圧縮可能なアプリケータ部材とを有し、上記第2の面は、第2の面の周縁部の一部が、第1の面から距離を隔てたところに位置するように、第1の面の輪郭とは異なる輪郭のものである、ことを特徴とする器具を提供する。
【0008】
本発明は、第4の特徴として、物質、特に化粧品を塗布する器具であって、支持体と、軸線に対して横方向に全体として平らな形状の圧縮可能なアプリケータ部材とを有し、上記アプリケータ部材は、支持体に固定された少なくとも第1の部分及び支持体から間隔を隔てて位置する少なくとも第2の部分を有し、上記第2の部分は、アプリケータ部材が圧縮されていない場合、支持体と協働して上記軸線を含む平面内で少なくとも鋭角をなし、また、塗布中、支持体に向かって曲がることができるようにする外方に開放した空間を形成することを特徴とする器具を提供する。
【0009】
本発明の特徴によれば、上記角度は鋭角であり、第2の部分は、外部に開放すると共に、第2の部分が塗布中、支持体に向かって曲がることができるようにする空間を形成している。
【0010】
支持体から間隔を置いて位置したアプリケータ部材の第2の部分が塗布中、支持体に向かって曲がることができるので、アプリケータ部材は、塗布中、表面の凹凸の変化にその形状を穏やかに一致させることができる。
これにより、塗布の快適さが向上する。
【0011】
製品を塗り広げるやり方も又、可撓性の周縁リップを備えていない従来技術の塗布器具で得られるやり方とは異なっている。
【0012】
第2の部分は、塗布中、少なくとも一部が支持体に支持されるのに適しているのがよい。
一例を挙げると、アプリケータ部材は、全体として円盤の形をしているのがよく、円対称等である。
第2の部分は、支持体に向いていて、外方に凸状の表面を備えるのがよい。
上述の空間は、形状が環状であり、連続していても途切れていてもよい。
【0013】
第1の部分は、支持体に向いて位置するアプリケータ部材の面の実質的に中央に位置するのがよい。
【0014】
アプリケータ部材は、支持体に取外し不能な仕方で固定されるものであるのがよい。変形例として、アプリケータ部材は、支持体に取り外し自在な仕方で固定されてもよい。例えば、アプリケータ部材は、ベルクロ(Velcro:登録商標)式の機械的引掛け手段により支持体に固定されるのがよい。
アプリケータ部材は、例えば、全体として凸状、全体として凹状又は実質的に平らな塗布面を備えるのがよい。
【0015】
アプリケータ部材は、1回分の物質を受け入れるハウジングを有しておらず、特に、アプリケータ部材が、気泡材料から成る場合、アプリケータ部材は、気泡のサイズよりも大きなサイズのハウジングを備えない。
【0016】
第2の部分は、支持体よりも可撓性が高いものであるのがよい。
【0017】
アプリケータ部材は、塗布目的のフロック加工面を備えるのがよく、それにより、塗布部材に物質を装填するのが容易になると共に皮膚に対する塗布が易しくなる。
アプリケータ部材は、互いに組立てられる少なくとも2つのフォーム層を有するのがよい。
【0018】
アプリケータ部材は、空気の入った少なくとも1つの空間キャビティを有するのがよく、これによりアプリケータ部材には可撓性が与えられる。上述の2つのフォーム層を、これらの間に上記キャビティを形成するような仕方で互いに組立てるのがよい。2つのフォーム層を特にヒートシールにより互いに組立てるのがよい。
【0019】
2つのフォーム層のうち少なくとも一方の外側をフロック加工するのがよい。
フォーム層を互いに組立てることによりアプリケータ部材を形成することは、アプリケータ部材に丸い形をした周囲を与えるのに役立つ。最初は平らなフォーム層を用いることが可能である。
【0020】
アプリケータ部材を作るのに用いられるフォームを、切欠く前にこれらが平らである間にフロック加工して互いに組立て、それによりアプリケータ部材を形成するのがよく、かくして、高品質のフロック加工部を得ることが容易になる。
【0021】
支持体は、アプリケータ部材が固定される剛性部分を有するのがよい。この剛性部分は、例えば、焼結部品であるのがよい。
支持体は、アプリケータ部材が固定される可撓性部分を更に有するのがよい。一例を挙げると、可撓性部分は、圧縮可能な要素であるのがよく、この圧縮可能な要素は、少なくとも1つのフォーム層から成ると共に(或いは)例えば内部が中空であるのがよい。
【0022】
可撓性部分は、エラストマー壁から成っていてもよい。
支持体は、アプリケータ部材が固定される面を備えるのがよく、この面は、種々の形状をしていてもよい。
例えば、支持体は、アプリケータ部材が固定される実質的に平らな面を備えるのがよい。
支持体は又、アプリケータ部材が固定される全体として外方に凸状の面を備えてもよい。
支持体は、アプリケータ部材が固定される中実又は中空の部分を有してもよい。
【0023】
アプリケータ部材は、上記軸線に沿って測った最大厚さが、上記軸線垂直に測ったアプリケータ部材の最も大きな寸法の1/3より小さいか、又は、等しく、上記最大寸法は、例えば、もしアプリケータ部材が円対称であれば、その最大直径に一致する。
上述の鋭角は、例えば、60°より小さいか、又は、等しいのがよい。
【0024】
一例を挙げると、第2の部分が片持ちされている上記軸線に垂直に測った最大距離は、上記軸線に垂直に測ったアプリケータ部材の最大寸法の1/7又は1/4より大きいか、又は、等しいのがよい。
支持体は、物質を収容した受け器のクロージャ部材、例えば、実質的に漏止めのクロージャ部材として役立つよう構成されたものであるのがよい。
支持体は、少なくとも1つの物質供給オリフィスを有するのがよい。
【0025】
本発明は又、物質、特に化粧品を包装して塗布する器具を提供し、この器具は、上述したような塗布器具と共に物質を収容する受け器を有するものである。
アプリケータ部材は受け器を閉鎖したとき、圧縮されるのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
塗布器具は、受け器を実質的に漏止め状態に閉鎖するよう構成されたものであるのがよい。
アプリケータ部材は、受け器を閉鎖すると、篩と接触するのがよい。
塗布器具は、塗布が行なわれている間、受け器に固定されるのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
【0026】
本発明は、別の特徴として、互いに組立てられる少なくとも2つのフォーム層を有するアプリケータ部材を提供し、上記フォーム層のうち一方はフロック加工されるが、このようにするかどうかは任意である。両方の層の外側をフロック加工するのがよい。
2つの層を特にヒートシールによりこれらの周縁部のところで互いに組立てるのがよい。
【0027】
本発明は、別の特徴として、周縁が互いに組立てられた少なくとも2つのフォーム層を有するアプリケータ部材であって、上記フォーム層相互間には空気入りキャビティが形成されていることを特徴とするアプリケータ部材を提供する。
【0028】
本発明は別の特徴として、物質、特に化粧品を塗布する器具であって、支持体と、該支持体の中に引っ込むことなく支持体に固定され、且つ、軸線に対して横方向に全体として平らな形状の圧縮可能なアプリケータ部材とを有し、上記アプリケータ部材は、支持体に固定された少なくとも第1の部分及び支持体から間隔を隔てた状態で第1の部分の外部に設けられた第2の部分を更に有し、第2の部分が片持ちされている、上記軸線に垂直に測った最大距離が、上記軸線に垂直に測ったアプリケータ部材の最大寸法の1/7又は1/4より大きいか、又は、等しいことを特徴とする器具を提供する。
【0029】
本発明は又、別の特徴として、物質、特に化粧品を塗布する器具であって、支持体と、少なくとも一部にフロック加工した外面を有する、圧縮可能なアプリケータ部材とを有し、上記アプリケータ部材は、支持体に固定された少なくとも第1の部分及び支持体から間隔を隔てて位置し、且つ、アプリケータ部材が圧縮されていない場合、塗布中、支持体に向かって曲がることができるようにする外方に開放した空間を形成する少なくとも外側の第2の部分を有する、ことを特徴とする器具を提供する。
【0030】
本発明は、別の特徴として、物質、特に化粧品を塗布する器具であって、支持体と、圧縮可能なアプリケータ部材とを有し、圧縮可能なアプリケータ部材は、支持体に固定された少なくとも第1の部分と、支持体から間隔を隔てて位置する少なくとも外側の第2の部分と、空気入り空間キャビティとを有していることを特徴とする器具を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
本発明の内容は、添付の図面を参照して本発明の非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明を読むと一層よく理解できる。
【0032】
図1は、本発明の第1の実施形態を構成するアプリケータ付き包装器具を示している。
この器具1は、図2に単独で示された塗布器具10及び1回分の物質P、例えば、押し固めたパウダーを収容した本体21を有する受け器20を有している。
受け器20は、物質を使い切ると物質を上昇させることができる可動底部22を有している。
【0033】
本発明は、特定の物質には限定されず、本発明は、全ての化粧品やケア製品、例えば、パウダー、ペースト、クリーム、ジェル等に適応できる。「化粧品」という用語は、EEC指令76/766の第6次改定版である1993年6月14日付けEEC指令93/35により定められている製品を意味するよう用いられている。
【0034】
塗布器具10は、支持体11及び支持体11に固定された圧縮可能なアプリケータ部材12を有している。
アプリケータ部材12は、形状が全体として平らであり、図示の例では、軸線Xの周りに円盤の形をしている。
軸線Xに沿って測ったその厚さhは、その最大寸法mよりもかなり小さい。
【0035】
図示の例では、支持体11は、取っ手部材及び受け器20のクロージャ部材としても役立ち、この目的のため、支持体は、受け器の本体21のねじ山と対応関係をなして螺着するのに適したねじ山付きスカート14を有し、この支持体は、密封リップ15を更に有している。
【0036】
アプリケータ部材12は、支持体の壁16に固定され、この壁は、図示の例では、ねじ山付きスカート14及び密封リップ15と一体に作られている。
【0037】
図示の例では、壁16は、剛性であり、この壁16は、凸状の外面17を備えているが、アプリケータ部材が固定される支持体の部分は、非剛性であると共に(或いは)以下に示すように幾つかの他の形状のものであることは本発明の範囲から逸脱しない。
【0038】
アプリケータ部材12は、表面17の頂部に固定された第1の部分12a及び壁16から間隔を隔てた状態で第1の部分を包囲した第2の部分12bを備え、この第2の部分12bは、環状溝18を構成するよう支持体と協働し、この環状溝により第2の部分12bの少なくとも一部は、図3に示すように物質に塗布されている間、支持体に向かって曲がることができる。
【0039】
図1では、アプリケータ部材12に圧縮力が加えられていない場合、表面17と第2の部分12bとのなす角度iは鋭角であることが分かる。
壁16に向いた部分12bの表面部分19は、凸状である。
【0040】
凸状の形をした表面17は、使用中、部分12bの移動量を増大させるのに役立ち、部分12bは、図示の例では、図3で理解できるように少なくとも一部が壁に支持されるのに適している。
【0041】
壁16からの部分12bの片持ち距離dは、高い度合いの可撓性をアプリケータ部材の周縁領域に与えるよう図2で理解できるように比較的大きいものであるのがよい。
塗布器具10を受け器20上の定位置に配置すると、アプリケータ部材12は圧縮されてもよく、或いは圧縮されなくてもよい。図1で分かるように、アプリケータ部材は、支持体内には引っ込まない。
【0042】
図4〜図17を参照して、アプリケータ部材についての種々の構成について説明するが、本発明はこれらには限定されない。
【0043】
塗布に利用されるアプリケータ部材の表面は、凸状の形状以外の形状を備えてもよく、これは本発明の範囲から逸脱しない。
特に、この表面は、図4に示すように全体として凹状の形をしていてもよく、或いは、図5に示すように実質的に平らな形をしていてもよい。
【0044】
アプリケータ部材を機械加工するのがよく、このアプリケータ部材は、例えば、図5及び図6に示すように1又は2つの面取り部31を有する。
アプリケータ部材は、図7に示すようにその表面に織布又は不織布32を備えるのがよい。
【0045】
アプリケータ部材は、図8及び図9に示すようにその表面全体又は一部にわたって延びるフロック加工部35を有してもよい。
アプリケータ部材は、弾性変形可能なフォーム、例えば、連続又は半連続気泡を備えたフォーム、特に、とりわけポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリ塩化ビニルフォームから選択されたフォームを有するのがよい。
【0046】
図10で理解できるように、アプリケータ部材は、例えばヒートシールによりアプリケータ部材の周縁領域が互いに組立てられる縁部43を備えた2つのフォーム層40,41として作られたものであるのがよい。2つのフォーム層を用いることにより、アプリケータ部材の内部に空気入りキャビティ42を設けることが容易になり、それにより、増大した可撓性がアプリケータ部材に与えられる。アプリケータ部材を作るのに複数のフォーム層を用いる場合、用いられるフォームは、互いに異なると共に(或いは)種々のサイズの気泡を備えた材料で作られたものであるのがよく、特に、非常に細かい気泡を備えたフォームを用いることが可能である。キャビティは、用いられたフォーム層の気泡のサイズよりも非常に大きなサイズのものである。また、2つのフォーム層を用いることにより、良好な品質のフロック加工部を備えたアプリケータ部材を得ることが容易になる。
【0047】
切欠き前にフォームが平らである間に、2つのフォーム層のうち少なくとも一方をフロック加工するのがよく、それにより、その表面全体にわたり比較的一様なフロック加工部を得ることができる。フロック加工後、フォーム層を、フロック加工が施され、又はフロック加工が施されていない別のフォーム層と組み合わせるのがよく、フォームは、図11及び図12に示すように空間キャビティ42を形成するのがよいが、このようにするかどうかは任意である。フォーム層の切欠き及び相互組立て作業を、例えば単一のワークステーションで又は製造ライン中で互いに非常に密接して位置する2つのワークステーションで行なうことができる。
【0048】
アプリケータ部材を種々の方法で支持体に固定することができる。
アプリケータ部材を、例えば接着剤又はヒートシールで取り外し不能に固定するのがよい。
アプリケータ部材は又、例えば図13に示すようにベルクロ(Velcro:登録商標)式の固定手段により、取り外し可能な仕方で支持体に固定してもよく、この固定は、機械的引掛け手段により互いに協働するのに適した2つの部分45,46から成り、例えば、これら部分のうち一方は、ループから成り、他方の部分は、ループに引掛かるのに適したフックから成り、2つの部分45,46はそれぞれアプリケータ部材及び支持体にそれぞれ固定される。
【0049】
変形例として、これら部分のうち一方に代えてループを構成する織布又は不織布の覆いを用いてもよく、かかる部分は、アプリケータ部材の表面上に存在するのがよい。
【0050】
アプリケータ部材は又、アプリケータ部材をその支持体から引き裂くことなく、例えばユーザが一方のアプリケータ部材を別のもので置き換えることができるようにする目的で、単に十分な力を及ぼすことによりアプリケータ部材を外すことができるよう選択された接着剤により固定してもよい。
用いられる2つのフォーム層は、同一であってもよく、そうでなくてもよい。
【0051】
アプリケータ部材を支持体に固定する前においては、アプリケータ部材は、外方に凸状の、又は他の形状をした2つの互いに反対側に位置する面を備えた任意的に軸線X周りに円筒形の円盤の形をしているのがよい。
上述のアプリケータ部材のうち任意の1つを任意的に取り外し自在の仕方で固定できる支持体の種々の実施形態について図14〜図22を参照して説明する。
【0052】
支持体は、図14に示すように可撓性部分50を有するのがよく、この可撓性部分は、例えば、その中央領域51が中空であり、アプリケータ部材12から見て遠くに位置するその側部が蓋52に固定されるフォームのブロックにより構成される。
【0053】
可撓性部分50は、圧縮可能な材料、例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエーテル、ポリエチレンビニルアセテートコポリマー、ポリビニルアセテート、天然又は合成ゴムの連続気泡又は半連続気泡フォームから成るのがよいが、かかる材料には限定されない。
【0054】
支持体は又、可撓性又は剛性の焼結部品53から成っていてもよい。焼結部品は、特に、エラストマー、熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル及びポリエチレンビニルアセテートコポリマーから選択された可撓性材料を焼結することにより構成されたものであるのがよい。
また、アプリケータ部材12は、エラストマーで作られた壁54、例えば、蓋52に装着された壁に固定してもよい。この壁54は、形状が例えば上述の壁16と類似しているのがよい。
【0055】
支持体は、特に図1及び図14〜図16に示す実施形態の場合と同様、支持体を受け器に固定するようにする部分を有するのがよいが、支持体が例えば図17の器具の場合と同様、受け器を閉鎖する蓋とは無関係であることは本発明の範囲から逸脱しない。
この図で理解できるように、支持体は、取っ手として役立ち、受け器を閉鎖するのに用いられる蓋56とは無関係の要素55から成っている。
【0056】
一例を挙げると、受け器は、物質Pを収容していて、物質を消費するにつれて次第に下降するハウジング59と嵌合するのに適したリング58に固定されている篩57を有するのがよい。
【0057】
要素55には種々の形状、例えば、図18〜図20に示す形状を与えることができ、特に、この要素55は、その長手方向軸線Yには平行ではない軸線Xを有するのがよい。
要素55は、その長手方向軸線に垂直に測った寸法が、図18及び図19に示すように、アプリケータ部材の軸線Xに垂直に測った最大寸法よりも大きいのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
【0058】
アプリケータ部材12は、例えば、上述したように2つのフォーム層40,41を互いに組立てることにより構成されたものであるのがよく、アプリケータ部材を支持体に、固定するのがよく、かかる支持体は、アプリケータ部材に類似し又はこれと同種の少なくとも1つの変形可能な要素、例えば、一連の2つの要素60,61によって構成され又はこれらを含み、各要素は、2つの互いに組立てられたフォーム層から成り、かかる2つのフォーム層の間には、空気入りのキャビティ42が形成されている。
【0059】
図21の例では、要素60,61は、支持体を構成すると共に取っ手部材として役立ち、図21の例では、要素61は、受け器、例えば、上述の受け器20に固定する蓋52に固定されている。
【0060】
アプリケータ部材12を、軸方向に積み重ねられた互いに異なる種類のフォームのブロック、例えば、互いにくっ付けられたフォームブロック65,66に固定するのがよく、例えば、両方のフォームブロックは、同一高さのものであって、例えば約12ミリメートル(mm)に等しく、これら両方の直径は同一であり、例えば、約45mmに等しく、ブロック65は、アプリケータ12及びブロック66よりも圧縮性が高い。アプリケータ部材12を構成するフォームのブロックは、例えばポリエーテルで作られたものであるのがよく、他方、フォームのブロック65は、天然ブタジエンゴムで作られ、フォームのブロック66は、ポリウレタンで作られたものであるのがよい。
【0061】
上述の例では、アプリケータ部材は、少なくとも使用中、物質の入った受け器から分離可能である。
アプリケータ部材を使用中、物質の入った受け器に固定することは本発明の範囲から逸脱しない。
【0062】
一例を挙げると、図24は、例えば圧縮可能な壁を備え、頂端部に支持体構成部分71を備えた受け器70を有する器具を示しており、支持体構成部分71は、物質を塗布するのに用いられるアプリケータ部材の面から見て反対側のその面内へ開口した物質供給用オリフィスを備えている。
【0063】
アプリケータ部材12は、物質に対し多孔性の材料で作られたものであるのがよく、物質は、アプリケータ部材を通過することにより塗布面に到達する。
また、アプリケータ部材12を、図25に示すように物質の入った受け器に対して動くことのできる支持体80に固定してもよい。例えば回動させることによりアプリケータ部材を受け器に対して動かすことができるかかる一構造が、フランス国特許出願公開第2,814,444号明細書に記載されており、かかるフランス国特許出願明細書の記載内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
【0064】
アプリケータ部材は、例えば図25に示す場合に関して実施できるように、例えは1以上の物質出口オリフィスを包囲した着座部に圧接されることにより、物質を収容した受け器の漏止めクロージャを得るのに貢献可能である。
本発明は、上述の実施形態には限定されない。
特に、直ぐ前に述べた実施形態の特徴の全て又はこれらのうち幾つかを本発明の範囲から逸脱せずに互いに組み合わせることができる。
アプリケータ部材の縁部の輪郭は、上述した形状とは異なる形状を備えてもよい。
【0065】
本明細書全体を通じ、部材個数に関し、「〜を有する又は含む(comprises a )」という用語は、特段の指定がなければ、「〜を少なくとも一つ有する又は含む(comprises at least of )」という表現と同義であると解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の器具の実施形態の概略軸方向断面図である。
【図2】図1の塗布器具を単独で示す図である。
【図3】アプリケータ部材が使用中にどのように変形するかを示す図である。
【図4】とりわけアプリケータ部材の一構成を示す図である。
【図5】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図6】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図7】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図8】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図9】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図10】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図11】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図12】とりわけアプリケータ部材の別の構成を示す図である。
【図13】取り外し自在に固定されているアプリケータ部材を示す図である。
【図14】とりわけ支持体の一形態を示す図である。
【図15】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図16】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図17】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図18】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図19】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図20】とりわけ支持体の別の形態を示す図である。
【図21】重ね合わせ状態の可撓性円盤を有する塗布器具の略図である。
【図22】重ね合わせ状態の可撓性円盤を有する塗布器具の略図である。
【図23】種々の度合いの圧縮性を備える重ね合わせ状態の圧縮可能な要素から成る支持体の部分図である。
【図24】アプリケータ付き包装器具の一つの他の実施形態の略図である。
【図25】アプリケータ付き包装器具の別の他の実施形態の略図である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013