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発明の名称 指の先に固定可能な接着アプリケータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−175524(P2007−175524A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2007−53663(P2007−53663)
出願日 平成19年3月5日(2007.3.5)
代理人 【識別番号】100059959
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔
発明者 ジャン−ルイ ギューレ
要約 課題
快適さ及び塗布の正確さを向上させる化粧品のアプリケータの提供。

解決手段
本発明は、化粧品を塗布する器具(1)において、物質(P)の入った受け器(2)と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータ(3)とを有し、前記アプリケータは、最初の使用前には、アプリケータを皮膚に固定するのに適した接着面を備え、アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円(C)の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さ(emax)よりも大きいことを特徴とする器具。
特許請求の範囲
【請求項1】
化粧品を塗布する器具(1)において、物質(P)の入った受け器(2)と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータ(3)とを有し、前記アプリケータは、最初の使用前には、アプリケータを皮膚に固定するのに適した接着面を備え、アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円(C)の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さ(emax)よりも大きいことを特徴とする器具。
【請求項2】
軸線Xの円は、最大厚さ(emax)の2/3以上の半径を備えていることを特徴とする請求項1記載の器具。
【請求項3】
アプリケータの最大厚さ(emax)は、外接円(C)の半径の半分以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
【請求項4】
アプリケータは、アプリケータが指の先に固定されたとき、手の平まで延びないほど小さな寸法のものであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項5】
アプリケータは、その接着面が、人差し指の第1指節骨の指腹まで完全には接着することができないような仕方で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項6】
アプリケータは、最初の使用以前においては、塗布されるべき物質では含浸されていないことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項7】
物質は、練り歯磨きではないことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項8】
アプリケータは、フロック加工部、織布又は不織布、特に、複数の突出フック(17)又はループを支持した織布から成る塗布面(8)を有していることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項9】
アプリケータは、発泡材から成ることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項10】
発泡材は、その上に綿毛状表面を形成するように研摩処理が施されていることを特徴とする請求項9記載の器具。
【請求項11】
アプリケータは、エラストマーから成ることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項12】
アプリケータは、皮膚に固定される接着剤の層(9)と、塗布面を構成する層(28;30)と、少なくとも1つの中間層(29;31)とを有する多層構造のものであることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項13】
アプリケータは、少なくとも1つの殺菌性配合物で含浸処理された多孔質材料から成ることを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項14】
アプリケータは、磁性粒子、特に、発泡材中に分散した磁性粒子を有していることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項15】
アプリケータは、互いに異なる表面状態の少なくとも2つの領域(8a,8b)を有する塗布面を備えていることを特徴とする請求項1〜14のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項16】
接着剤は、低アレルギー誘発性であることを特徴とする請求項1〜15のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項17】
接着剤層(9)は、物質を塗布するために用いられるその表面から見て反対側のアプリケータの面全体を覆って延びていることを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項18】
接着剤層は、物質を塗布するために用いられるその表面から見て反対側のアプリケータの面の一部を覆っていることを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項19】
接着面は、接着剤のストリップ(25)又はスポット(24)を有していることを特徴とする請求項18記載の器具。
【請求項20】
接着剤層(9)は、物質を塗布するために用いられるその面から見て反対側のアプリケータの面の中央領域(26)上にのみ延びていることを特徴とする請求項18又は19記載の器具。
【請求項21】
アプリケータは、接着面を覆う網(27)を有していることを特徴とする請求項1〜20のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項22】
アプリケータは、厚さ方向の断面が、塗布目的に用いられる面に実質的に平行な接着面を備えた平らな形状を有していることを特徴とする請求項1〜21のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項23】
アプリケータは、厚さ方向の断面が、接着目的のために用いられる面の少なくとも一方の側が凸状になっていることを特徴とする請求項1〜21のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項24】
アプリケータは、その周囲がヒートシールされていること特徴とする請求項1〜23のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項25】
アプリケータは、正面図で見て、円形ではない形状になっていることを特徴とする請求項1〜24のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項26】
アプリケータは、正面図で見て、全体として、三角形、西洋梨形、レンズ形、水滴形、アーモンド形、心臓形又は中空リング形をしていることを特徴とする請求項25記載の器具。
【請求項27】
アプリケータは、正面図で見て、凹部(23)、特に、アプリケータの中央領域に位置した凹部を有していることを特徴とする請求項1〜26のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項28】
アプリケータは、洗浄可能、特に、水洗可能な材料で作られていることを特徴とする請求項1〜27のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項29】
接着面は、最初の使用に先立って、取り外し可能な保護フィルム(12)で覆われていることを特徴とする請求項1〜28のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項30】
受け器は、使用されていない間、少なくとも1つのアプリケータを受け入れる少なくとも1つのハウジング(43;45;46;48)を有していることを特徴とする請求項1〜29のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項31】
受け器は、底部(4)及び底部に対して動くことができる蓋(5)を有するケースの形態をしていることを特徴とする請求項1〜30のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項32】
底部は、物質(P)を収容した少なくとも1つのハウジングを有していることを特徴とする請求項31記載の器具。
【請求項33】
蓋(5)は、鏡(6)を備えていることを特徴とする請求項30記載の器具。
【請求項34】
受け器は、物質を少なくとも1つの出口オリフィスを通って押し出すことができるピストン(60)を有していることを特徴とする請求項1〜29のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項35】
受け器は、変形可能な壁(50)を有していることを特徴とする請求項1〜34のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項36】
受け器は、使用されていない間、アプリケータ(3)を保護する保護キャップ(54)を有していることを特徴とする請求項1〜35のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項37】
アプリケータは、使用に先立って、複数のアプリケータの支持体として働くストリップ(66)上に位置していることを特徴とする請求項1〜36のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項38】
使用されていない間、アプリケータを受け取る受け器の表面は、アプリケータの付着力を減少させる起伏部(34)、例えば、アレイ上に配置されたストライプ又は突起を備え、又は、付着防止材料で被覆され、又は、付着防止処理が施されていることを特徴とする請求項1〜37のうちいずれか一に記載の器具。
【請求項39】
物質、特に、化粧品を、皮膚、髪の毛、唇又は爪、特に、顔面の皮膚に塗布する方法であって、接着剤(9)の付いたアプリケータ(3)を少なくとも1つの指の先に固定する段階を有し、アプリケータは、物質を塗布する部分(7)を有し、前記部分は、少なくとも一部が指の第1指節骨の指腹上に延び、前記アプリケータは、手の平までは延びておらず、前記方法は、塗布部分を関連の領域に接触させることにより物質を、皮膚、髪の毛、唇又は爪に塗布する段階を更に有していることを特徴とする方法。
【請求項40】
アプリケータは、頬骨、瞼又は唇をメーキャップするのに用いられることを特徴とする請求項39記載の方法。
【請求項41】
アプリケータは、種々の軸線回りに第1指節骨の指腹に対して動くことができる状態で第1指節骨の指腹上に配置されていることを特徴とする請求項39又は40記載の方法。
【請求項42】
アプリケータ(9)の接着面は、取り外し可能な保護フィルム(12)で覆われており、ユーザは、接着面を指に接触させる前に、前記保護フィルムを取り外すことを特徴とする請求項39〜41のうちいずれか一に記載の方法。
【請求項43】
アプリケータは、使用後、受け器のアプリケータ受取り表面、特に、鏡(6)、蓋(5)又はアプリケータを受け取るために設けられたハウジング(43;45,46)の底部に付着されることを特徴とする請求項39〜42のうちいずれか一に記載の方法。
【請求項44】
アプリケータは、複数回の機会で用いられ、接着剤は、その接着性を機会ごとに維持するような仕方で選択されていることを特徴とする請求項39〜43のうちいずれか一に記載の方法。
【請求項45】
化粧品を塗布する器具において、化粧品を収容した受け器と、多層構造から成るアプリケータとを有し、アプリケータは、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるよう構成され、前記アプリケータは、最初の使用に先立って、接着面を備えていることを特徴とする器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物質、特に、化粧品を塗布する器具に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば硬質プラスチック材料で作られた取っ手及び取っ手に着脱不能な形態で固定された可撓性塗布部分を有する多くのアプリケータが提案された。
また、フランス国特許出願公開第2,432,287号明細書は、指の先に付着するメーキャップ指サック又は「コット(cot )」を開示している。指サックを含む医用アプリケータが、米国特許第5,045,073号明細書に記載されている。
【0003】
米国特許第5,636,406号明細書は、ローションを身体に塗布するために手の内側表面に付着するアプリケータシートを開示している。
米国特許第2,763,885号明細書は、指に固定されるよう設計された練り歯磨きで含浸した研摩性発泡材を記載している。米国特許第5,794,774号明細書、同第5,911,319号明細書及び同第5,678,273号明細書は、これと同様なアプリケータを記載している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
快適さ及び塗布の正確さを向上させることができる新規なアプリケータが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、その特徴のうちの1つとして、化粧品を塗布する器具において、物質の入った受け器と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータとを有し、上記アプリケータは、最初の使用前には、アプリケータを皮膚に固定するのに適した接着面を備え、アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいことを特徴とする器具を提供する。
接着表面は、アプリケータを皮膚に固定するのに適したものであるのがよい。
【0006】
かかるアプリケータは塗布中ユーザに従来型アプリケータでは得ることができない感触を与えることができる。というのは、アプリケータを、神経終末部が非常に多い指の指腹に当てて配置できるからである。
本発明により、物質をなにも付けていないむき出しの指で皮膚に塗布した場合に見られる正確さに近い塗布上の正確さを得ることができる。これとは対照的に、アプリケータは、むき出し状態の指よりも多くの物質を塗布することができ、塗布の快適さが向上する。
【0007】
一例を挙げると、軸線Xを中心とした円の半径は、アプリケータの最大厚さの2/3以上、或いは、この最大厚さ以上であるのがよい。
一例を挙げると、アプリケータの最大厚さは、外接円の半径の半分以下、或いは上記半径の1/4以下であるのがよい。厚さを小さくすると、アプリケータが使用されている間、手応えの伝達具合が向上する。
本発明の特徴では、アプリケータは、アプリケータが指の先に固定されたとき、手の平まで延びないほど小さな寸法のものである。
アプリケータは、その接着面が、人差し指の第1指節骨の指腹まで完全には接着することができないような仕方で構成されているものであるのがよく、かくして、使用中におけるアプリケータと第1指節骨の指節髄との間の相対運動が可能になって物質を塗布することができる。アプリケータの剛性は、接着面全体が指の指腹にくっつかないように選択されるのがよい。
【0008】
指の先端のところでのアプリケータの相対運動におけるかかる自由度により、例えば、アプリケータは、物質が塗布されている表面と接触した状態で動いているときにかかる表面の形状に一致することができる。
アプリケータの圧縮性は、例えば比較的重要な場合がある。アプリケータの平均厚さは、例えば10キログラム(kg)の重さをアプリケータ全体に加える場合、半分であるのがよい。
本発明によれば、最初の使用以前においては、アプリケータに物質を含浸していない。
【0009】
本発明の別の特徴では、物質は、練り歯磨き以外の物質である。
アプリケータは、フロック加工部、織布又は不織布を有する塗布表面を有するのがよい。
アプリケータは、被膜を有するのがよく、この被膜は、その表面から突き出た複数のフック又はループを備えた織布の形態をしているのがよい。
フックは、任意形式のものであってよく、特に、フックは、ループと協働するのに適したものであるのがよく、フックは、例えば、釣り針、マッシュルーム又は開放ループの形態をしたものであるのがよい。
【0010】
被膜は、特に、ベルクロ(Velcro;登録商標)タイプのファスナで互いに接合される要素のうち一方又は他方によって構成されるものであるのがよい。
アプリケータは、発泡材、特に、連続気泡、半連続気泡又は独立気泡を備えた発泡材から成るのがよい。特に、発泡材は、その上に綿毛状表面を形成するように研摩処理が施されているものであるのがよい。
本発明は、エラストマー、特に、エラストマーフォーム(発泡材)から成るのがよい。
【0011】
アプリケータは、例えば、例えば、アプリケータに多少の剛性又は可撓性を与えると共に(或いは)物質を吸収するアプリケータの能力を向上させるために皮膚に固定される接着剤の層と、塗布面を構成する層と、必要に応じて1又は2以上の中間層とを有する多層構造のものであるのがよい。アプリケータの剛性は、接着面全体が、指の指腹にくっつくのを阻止するようなものであるのがよく、それにより、アプリケータは上述したように指の先でその向きを変えることができる。
アプリケータは、少なくとも1つの殺菌性配合物、例えば、抗真菌薬剤、抗菌剤又はイオン元素で含浸処理された多孔質材料から成るのがよい。一例を挙げると、アプリケータは、少なくとも1つの水吸収剤を含むのがよい。
【0012】
アプリケータは、磁性粒子、例えば、発泡材中に分散した磁性粒子を有するのがよい。かくして、アプリケータは、塗布中、磁界をかけることができ、それにより、血液の微小循環を促進する。
アプリケータは、広い面積のシートとして平らに製造されたものであるのがよく、アプリケータは、かかるシートから切り抜きされる。
アプリケータは、少なくとも2つの互いに異なる表面状態、例えば、互いに異なる材料を用いた場合と関連し、又はアプリケータが互いに異なる表面処理を受けたことに起因した表面状態を備える塗布面を有するのがよい。
【0013】
アプリケータは、低アレルギー誘発性接着剤を有するのがよい。
アプリケータは、接着力が温度と共に増大する接着剤を有するのがよい。例えば、20℃以下では接着性が弱く、30℃では接着性がより強い接着剤を用いることが可能である。
かくして、アプリケータは、受け器の受取り表面から容易に分離でき、それにもかかわらず、指に十分くっつき、それにより、アプリケータを良好な条件下において用いることができる。
【0014】
接着剤は、物質を塗布するのに用いられるその面から見て反対側のアプリケータの面を完全に覆うのがよい。変形例として、接着剤は、この面を例えば一部のみ覆ってもよく、接着剤は、ストリップ又はスポットの形態で設けられる。接着剤は、物質を塗布するのに用いられるその面から見て反対側のアプリケータの面の中央領域だけを占めてもよい。アプリケータは、その接着力を減少させる網によって覆われた接着面を有してもよい。
【0015】
厚さ方向における断面では、アプリケータは、平らな形状をしているのがよく、その塗布面及び接着面は、実質的に互いに平行である。
厚さ方向における断面において、アプリケータは、一方の側部又は2つの互いに反対側の側部が膨らんだ形状のものであってもよい。
塗布目的に用いられる面は、形状が外方に凸であるのがよい。同じことが、指に固定されるのに用いられる面についても当てはまる。凸形状は、アプリケータを例えばその周囲にぐるりとヒートシールしたことによって得られる。
【0016】
正面図で見て、アプリケータは、形状が円形であるのがよいが、このようにするかどうかは任意である。アプリケータは、任意的に軸対称をもたらす形状を有するのがよい。一例を挙げると、アプリケータは、全体として、三角形、西洋梨形、レンズ形、水滴形、アーモンド形、心臓形又は中空リング形をしているのがよい。アプリケータは、正面図で見て、凹部、特に、アプリケータの中央領域に位置した凹部を有するのがよい。
【0017】
アプリケータを洗浄可能、特に、水洗可能な材料で作るのがよく、接着剤は、水に耐えることができるものである。
アプリケータは、種々の色、特に、茶色ではない色の塗布面を有するのがよい。
アプリケータは、最初の使用に先立って、取り外し可能な保護フィルム、例えば、1枚のシリコーンペーパー又はポリエチレンのフィルムでその接着面が覆われたものであるのがよい。
受け器は、使用されていないとき、少なくとも1つのアプリケータを受け入れる少なくとも1つのハウジングを有するのがよい。
【0018】
一例を挙げると、受け器は、底部及び例えばヒンジ止めにより底部に対して動くことができる蓋を有するケースの形態をしているのがよい。
底部は、物質、例えば、分散性の物質を収容する少なくとも1つのハウジング及び少なくとも1つのアプリケータを受け入れるのに適した少なくとも1つのハウジングを有するのがよい。
ケースは、鏡を備えるのがよい。
物質は、粉末、クリーム、ゲル又は液体であってよい。物質が粘稠である場合、物質は例えば、物質を少なくとも1つの出口オリフィスを通って押し出すことができるピストンを備えた受け器内に入れられるのがよく、出口オリフィスは、例えば、ハウジングの底部に設けられる。
【0019】
受け器は、物質を収容する可変容積の空間を有するのがよく、かかる空間は、ユーザが握って絞ると、物質が少なくとも1つの出口オリフィスを通って出るようにするのに役立つ変形可能な壁により少なくとも一部が構成される。
受け器は、使用されていないときにアプリケータを保護するカバーを有するのがよい。
使用に先立って、アプリケータは、ストリップ上に位置するのがよい。かかるストリップは、比較的長く、使用に先立って複数のアプリケータを支持するのに役立つのがよく、かかるストリップは、例えば、ディスペンサ内に巻き取られている。
【0020】
本発明は、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、化粧品を塗布する器具において、化粧品を収容した受け器と、多層構造から成るアプリケータとを有し、アプリケータは、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるよう構成され、上記アプリケータは、最初の使用に先立って、接着面を備えていることを特徴とする器具を提供する。
アプリケータに外接する(アプリケータを包囲する)軸線Xを中心とした円は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きな直径を備えるのがよい。
多層構造は、硬度が互いに異なる少なくとも2つの層、例えば、塗布面に隣接して位置した可撓性の層及び接着面に隣接して位置した剛性の層を有するのがよい。
【0021】
剛性の層は、例えば接着面全体が使用時に指にくっつかないようにするためにアプリケータの取り扱いを容易にすることができる。
多層構造は、例えば、少なくとも2つの発泡材の層、特に、硬度が互いに異なる2つの発泡材の層を有するのがよい。
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、化粧品を塗布する器具において、物質を収容した受け器と、受け器に着脱自在に固定されたアプリケータとを有し、アプリケータが、受け器内に入っている物質と接触していないことを特徴とする器具を提供する。
このアプリケータは、物質のハウジングとは異なる受け器の部分、例えば、蓋又は物質を収容したハウジングの近くに固定できる接着面を有する。
【0022】
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きな直径を備えるのがよい。
好ましい実施形態では、接着面は、受け器から取り外された後ユーザの指にくっつくことができ、必要ならば、使用後、受け器に再びくっつくことができる。
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、少なくとも2種類の互いに異なる化粧品のうち少なくとも1つを塗布する器具において、少なくとも2種類の物質の入った受け器と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータとを有し、アプリケータは、最初の使用前に接着面を備えていることを特徴とする器具を提供する。
【0023】
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいのがよい。
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、化粧品を塗布する器具において、物質の入った受け器と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適した少なくとも2つのアプリケータとを有し、アプリケータは、最初の使用前に接着面を備えていることを特徴とする器具を提供する。
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいのがよい。
【0024】
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、化粧品を塗布する器具において、物質のケークの入った受け器と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータとを有し、アプリケータは、最初の使用前に接着面を備えていることを特徴とする器具を提供する。
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいのがよい。
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、化粧品を塗布する器具において、物質の入った受け器と、受け器内に受け入れられ又は受け器に固定されるのに適したアプリケータとを有し、アプリケータは、円形ではない形状のものであり、アプリケータは、最初の使用前に接着面を備えていることを特徴とする器具を提供する。
【0025】
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいのがよい。
本発明は又、別の特徴として、単独で又は上記との組合せとして、最初の使用前においては練り歯磨きを含浸させていない少なくとも1つのアプリケータを小出しするディスペンサであって、アプリケータが、最初の使用前に接着面を備えていることを特徴とするディスペンサを提供する。
アプリケータに外接する、軸線Xを中心とした円の直径は、軸線Xに平行に測定したアプリケータの最大厚さよりも大きいのがよい。
【0026】
本発明は又、物質、特に、化粧品を、皮膚、髪の毛、唇又は爪、特に、顔面の皮膚に塗布する方法であって、接着剤の付いたアプリケータを少なくとも1つの指の先に固定する段階を有し、アプリケータは、物質を塗布する部分を有し、上記部分は、少なくとも一部が指の第1指節骨の指腹上に延び、上記アプリケータは、手の平までは延びておらず、上記方法は、塗布部分を関連の領域に接触させることにより物質を、皮膚、髪の毛、唇又は爪に塗布する段階を更に有していることを特徴とする方法を提供する。
単一のアプリケータを、1つの指、特に、人差し指の先に固定するのがよい。
【0027】
変形例として、2つのアプリケータを1つの指の先に固定してもよく、この2つのアプリケータは、例えば互いに異なる形状及び(又は)表面状態を備える。
別の変形例では、単一のアプリケータを互いに並んで保持された2つの指、例えば、人差し指と中指の先に固定してもよい。
一例を挙げると、アプリケータは、頬骨、瞼又は唇をメーキャップするのに利用できる。
アプリケータは、指の凸面と接触した状態で「くるくる動かす」により種々の軸線回りに第1指節骨の指腹に対して動くことができる状態で第1指節骨の指腹上に配置されたものであるのがよい。
【0028】
アプリケータは、最初の使用に先立ってアプリケータ上に設けられた接着剤により第1指節骨の指腹の後ろに固定することができる。アプリケータの接着面を、接着面を指に接触させる前に、ユーザが取り外す取り外し可能な保護フィルムによって覆うのがよい。
使用後、アプリケータを受け器の表面、例えば、鏡、蓋又はアプリケータを受け入れるのに設けられたハウジングの底部にくっつけることができる。一例を挙げると、ハウジングは、ケースの底部に位置するのがよい。
【0029】
アプリケータは、1回使用のものであってもよく、或いは、アプリケータは、数回再使用できるものであってもよく、接着剤は、使用毎のその接着性を維持するように選択される。
使用されていないときにアプリケータを受け取る受け器の表面は、アプリケータの接着力を減少させる起伏部、例えば、アレイ状に配置されたストライプ又は突起を備えてもよく、或いは、かかる表面を付着防止剤で被覆してもよく、或いは、付着防止処理を施してもよい。これにより、例えばアプリケータを放すのが容易になる。
本発明の内容は、添付の図面を参照して非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明を読むと一層よく理解できよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
図1は、ケースの形をした受け器に及び物質P、例えば、分散性の物質、例えば、ファンデーションメーキャップ又はアイシャドウを塗布するアプリケータ3を有する器具1を示している。
ケースは、底部4及び底部にヒンジ止めされていて、キャッチを備えた蓋5を有している。
底部4は、その中央領域に、物質Pを収容したハウジングを有している。
蓋5は、その内面に鏡6を備え、アプリケータ3をこの鏡6に付着させることができる。
【0031】
図2を参照すると、アプリケータ3は、物質を塗布する際に用いられる部分7を有し、この部分7は、一方の側部に塗布面8を備え、その反対側の側部は接着剤の層9で被覆されている。接着剤は、作用が長持ちし、耐水性であり且つ低アレルギー誘発性のものであるのがよく、これは、皮膚又はアプリケータが使用されていないときに取り付けられる受け器の表面に対するよりも、塗布部分7の方がより強固に付着することができる。
接着剤9は、皮膚に付着することができ、アクリル樹脂系、ビニル樹脂系又はセルロース樹脂系の食品等級の接着剤であるのがよい。
接着剤9は、ホットメルトタイプのものであってよく、高温状態で被着し又は溶剤と混ぜ合わせて被着してもよく、次に、溶剤を加熱により除去する。
【0032】
図示の例では、塗布面8は、フロック加工部10を有している。
フロック加工部10は例えば、サイズが例えば4デニール、長さが例えば1mmのナイロン(Nylon :登録商標)製のブリッスルから成るのがよく、かかるフロック加工部10を、例えば水性接着剤又はエポキシ樹脂接着剤で固定するのがよい。
図1では、アプリケータ3は、鏡6に固定された状態で示されている。
最初の使用に先立って、接着剤層9を取り外し可能な保護フィルム11で覆うのがよく、この保護フィルムは、フィルムを取り外しやすいようにするために塗布部分7を越えて突出した舌部12を備えるのがよい。一例を挙げると、保護フィルム11は、シリコーンペーパー又はポリエチレン、或いはポリエステルフィルムから成るのがよい。
器具1を、アプリケータ3が受け器に既に固定された状態で、又は、保護フィルム11で被覆された状態で市販するのがよい。
【0033】
アプリケータ3は、使用のためには、鏡3には付着されず、又は、アプリケータが鏡6に固定されず、保護フィルム11を有している場合、フィルムを取り外す。
次に、アプリケータ3を、例えば人差し指の先端指節骨の指腹に固定すると、ユーザは、図4に示すように物質Pを取ることができる。
図示の例では、接着面9は、指の皮膚とその中央領域でのみ接触することが観察できる。かくして、環状隙間13が、指腹と接着剤層9との間に生じたままになり、かくして、アプリケータ3は物質を皮膚に塗布しながら図5に示すように指に対して多数の軸線回りに回動することができる。このように回動できることは又、図4に示すように、凸状である表面を備えたケークから物質を取っている場合に役立つ。
【0034】
塗布後、アプリケータ3を指から引き離し、そして受け器2のアプリケータ受取り表面、例えば、鏡6に付着させて戻すのがよい。
アプリケータ3は、正面図では、形状が円形であり、実質的に一定の厚さeのものであるのがよく、この厚さeは、例えばアプリケータの半径の半分未満であり、かくして、アプリケータには平らな形状が与えられる。
ケースを閉じると、アプリケータ3は任意的に、物質Pに接触することができる。
当然のことながら、アプリケータ3は、これと異なる形状のものであってよく、これは本発明の範囲から逸脱しない。
【0035】
一例を挙げると、アプリケータ3は、図6に示すように、膨らんだ、例えば、外方に凸になった塗布面8を備えるのがよい。この膨らんだ形状は、例えば、アプリケータの厚さがその周囲のところで、例えばヒートシールを行ないながら塗布部分7の変形、例えば、熱変形により減少した結果として得られる。
例えばアプリケータの対称軸線上に位置する最大厚さemaxは、アプリケータに外接する(アプリケータを包囲する)円の直径よりも小さいのがよく、例えば、この最大厚さは、外接円の半径の半分未満であるのがよい。
アプリケータは又、図7に示すように、軸方向断面がレンズ形をしているのがよく、厚さは、中心軸線から遠ざかるにつれて減少している。
アプリケータ3は又、図8に示すように中央凹部15を備えるのがよい。かかる凹部は、例えば、アプリケータを撓みやすくするのに役立つ場合がある。
【0036】
上述の例では、塗布部分7は、例えば、連続又は独立気泡フォーム(発泡材)、フェルト又は任意他の気泡構造又は繊維構造、或いはその重ね合わせであるのがよく、又、塗布部分7は、多かれ少なかれ多孔質であるのがよい。
図9に示すように、ベルクロ(Velcro:登録商標)ファスナを備えたタイプの覆い15が、塗布部分7を覆い又はこれを構成するのがよい。この図では、覆い15は、織布の層16及び層16の表面から突き出たフック17を有している。フック17は、閉鎖ループと協働できる任意の形式のものであってよく、例えば、釣り針形、マッシュルーム形をしているのがよく、或いは、これらフックは、開放ループであってもよい。
【0037】
塗布部分7は又、図10に示すようにフィルムから成っていてもよく、或いはこれによって構成されていてもよく、フィルムは場合によっては、比較的厚さの小さなものである。塗布面として役立つフィルムの面をフロック加工部10で覆うのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
アプリケータ3は、正面図で見ると、例えば円形以外の形をしていてもよく、その目的は、物質を顔面の所与の部分、例えば、瞼又は唇上により容易に又はより正確に塗布できるようにすることにある。
【0038】
図11〜図15は、とりわけ考えられる形状の種々の例の正面図である。
アプリケータ3は、図11に示すように少なくとも1つの突起20を有するのがよい。アプリケータに外接する円3は、例えば円の中心を通り、図11の平面に垂直に延びる軸線に平行に測定して、アプリケータの最大厚さの2倍に等しい半径rを有している。
図12に示すように、アプリケータ3は、盾の形をしていて、全体的に三角形であるのがよく、塗布面8を例えば織布21で覆うのがよい。
図13は、全体として西洋梨形をしていて、全体として三角形の突起22を備えたアプリケータを示している。
【0039】
図14に示すように、アプリケータ3の塗布面は、互いに異なる表面状態を備えた少なくとも2つの領域8a,8bを有するのがよく、これら表面状態は、例えば、塗布に用いられる面に施された互いに異なる処理の結果であるのがよく、或いは、これら表面状態は、塗布部分を作る互いに異なる材料又は覆いを用いたことによるものであってもよい。
一例を挙げると、領域8a,8bは、とりわけ以下の点において、即ち、気孔率、粗さ、表面上に存在する物質、湿潤性、磁性、色において互いに異なるのがよい。
図15は、アプリケータ3が貫通開口部23を有するのがよいことを示している。
【0040】
接着剤層9は、例えばフィルムの形態をしてアプリケータ上に存在するのがよく、このフィルムは、塗布面8から見て反対側の塗布部分7の面全体を覆うのがよい。アプリケータを皮膚に固定するのに用いられる面上では、図16に示すようにアレイ上に配置されたスポット24の形態で、又、図17に示すように例えば付着しないように選択的な方向を持つ一連のストリップ25の形態で存在してもよく、或いは、接着剤は、図18に示すように上記面の中央領域26のみ占めてもよい。
接着剤9は又、図19に示すように同心リング70の形態で存在してもよく、これらリングは、図示の例ではこれら周囲のところの厚さにばらつきがある。これにより、アプリケータに付着しないための選択的な方向が与えられる。
接着剤を印刷により被着させてもよい。
また、図20に示すように接着剤層9を例えば網27で覆ってもよく、それにより、その接着力を減少させることができる。
【0041】
塗布部分は、多層構造のものであってもよい。多層構造の種々の例について図21〜図24を参照して説明する。
図21では、塗布部分7は、塗布面を構成するようになったその一方の側部がフロック加工部10で被覆され、反対側の側部が例えばプラスチックフィルム、例えば、ポリウレタン又はポリエステルフィルムで構成された第2の層29で被覆された第1の層28、例えば、ポリウレタンの発泡材を有し、接着剤層9が、これに被着されている。
図22に示す変形例では、第2の層29の2つの面をそれぞれ2つの接着剤層9で覆ってもよい。第2の層29はこの場合、第1の層28に付着される。
【0042】
別の例では、図23に示すように、塗布部分7は、互いに異なる構造の2つの発泡材層30,31、例えば、連続気泡の発泡材層及び例えば独立気泡又は薄い気泡を有する一層密度の高い層を有していてもよい。これら2つの層は、互いに異なる可撓性を呈するのがよい。
図24に示すように、塗布部分7は、フロック加工部を有する必要はなく、例えば、表面が綿毛状表面32を形成するよう研磨処理が施された連続気泡フォーム(発泡材)から成っていてもよい。
受け器のアプリケータ受取り表面、即ち、アプリケータが使用されていないときに取り付けられる表面は、本発明の範囲から逸脱することなく凹凸を備えてもよく、例えば、この表面は、受け器へのアプリケータの付着力を減少させると共にユーザがアプリケータを容易に引き離してこれを指の先に固定することができるよう図25に示すように突起34を備えてもよい。
【0043】
図26は、受け器が、図1の実施形態の場合と同様、底部4及び鏡6を備えたヒンジ止め蓋5を有するケースの形態をした変形実施形態を示している。この例では、底部4は、互いに異なる物質を受け入れる複数のハウジング40,41,42を有している。アプリケータ3を受け入れるハウジング43が、ハウジング40〜42の傍で底部4内に設けられている。
図27に示す変形例では、底部4は、ハウジング40,41を有するに過ぎない。図26の例のハウジング43に代えて、図27では、複数のアプリケータ3、例えば図示のような3つのアプリケータを受け入れるのに適した大形のハウジング45が用いられている。
当然のことながら、本発明によれば、更に別の形状のケースを構成することができる。
【0044】
図28は、ハウジング46が、図示のように非常に変化に富んだ形状及びテキスチャを備える場合のある複数のアプリケータ3を受け入れるために底部4に形成されたケースの一例を示している。ユーザは、例えば形成されるべき領域の関数として特定のアプリケータを選択することができる。
図29は、アプリケータ3が蓋5に付着させるためのものである場合、これに対応したハウジング48を底部4に形成するのがよい。受け器に入れられる物質Pは、液体であってもよい。
【0045】
例えば、図30は、液体Pの入った容器50の形態をした受け器を示している。容器のネックは、例えば、液体を送り出す少なくとも1つのオリフィス52を含むエンドピース51を備え、この液体の送り出しは、もし圧縮可能ならば容器50の壁を握り締めることにより、或いは、容器を逆さまにすることにより行なうことができる。
一例を挙げると、アプリケータ3を使用していないときは、受け器のクロージャカプセル52に固定するのがよく、場合によっては、着脱自在なキャップ54によって外部から保護され、このキャップは、透明であるのがよい。
【0046】
物質Pは、粘稠であるのがよく、ピストン60が図31に示すように刻み付きホイル62により駆動されるねじ61と協働することにより押し出し可能である。
一例を挙げると、使用していない間、アプリケータ3を例えば、ホイル62にヒンジ止めされた蓋64の内面により構成された受け器のアプリケータ受取り表面に固定することができる。
本発明の別の特徴では、図32に示すように、アプリケータ3は、最初の使用に先立って、支持ストリップ66上に設けられている。ストリップをディスペンサ67の内部に巻き取るのがよい。
【0047】
本発明の範囲から逸脱することなく、単一のアプリケータ3を図33に示すように、2つの隣り合う指の先に取り付けることができ、或いは、互いに異なる表面状態及び(又は)互いに異なる形状の2つのアプリケータを図34に示すように単一の指の先に付着させてもよく、或いは、互いに異なる形状及び(又は)互いに異なる表面状態の2つのアプリケータを図35に示すように、2つの指、例えば、2つの連続した指に付着させてもよい。
当然のことながら、本発明は、上述の例には限定されず、その種々の特徴を互いに組み合わせることが可能である。
【0048】
本明細書全体を通じ、部材個数に関し、「〜を有する又は含む(comprises a)」という用語は、特段の指定がなければ、「〜を少なくとも一つ有する又は含む(comprises at least of )」という表現と同義であると解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明に従って構成された器具の概略斜視図である。
【図2】図1の器具のアプリケータを単独で示す図である。
【図3】接着面が取り外し自在な保護フィルムで覆われた図2のアプリケータを示す図である。
【図4】物質をピックアップしながら指の端に付着されたアプリケータを示す図である。
【図5】メーキャップを施すために用いられている状態のアプリケータを示す図である。
【図6】アプリケータについて考えられる他の形状を示す概略軸方向断面図である。
【図7】アプリケータについて考えられる他の形状を示す概略軸方向断面図である。
【図8】アプリケータについて考えられる他の形状を示す概略軸方向断面図である。
【図9】複数のフックを有する覆いを備えたアプリケータの一例を示す概略軸方向断面図である。
【図10】フロック加工が施されたアプリケータの一例を示す概略軸方向断面図である。
【図11】とりわけアプリケータについて考えられる形状の一つを示す正面図である。
【図12】とりわけアプリケータについて考えられる別の形状を示す正面図である。
【図13】とりわけアプリケータについて考えられる別の形状を示す正面図である。
【図14】とりわけアプリケータについて考えられる別の形状を示す正面図である。
【図15】とりわけアプリケータについて考えられる別の形状を示す正面図である。
【図16】塗布面から見て反対側のフェース上にどのように接着剤を分布させることができるかについての例を示す図である。
【図17】塗布面から見て反対側のフェース上にどのように接着剤を分布させることができるかについての例を示す図である。
【図18】塗布面から見て反対側のフェース上にどのように接着剤を分布させることができるかについての例を示す図である。
【図19】塗布面から見て反対側のフェース上にどのように接着剤を分布させることができるかについての例を示す図である。
【図20】接着面上に網が設けられている状態を示す図である。
【図21】アプリケータについて一多層構造を示す概略軸方向断面図である。
【図22】アプリケータについて別の多層構造を示す概略軸方向断面図である。
【図23】アプリケータについて別の多層構造を示す概略軸方向断面図である。
【図24】アプリケータについて別の多層構造を示す概略軸方向断面図である。
【図25】アプリケータの物質受取り表面上に形成された起伏部を示す概略断面図である。
【図26】受け器がケースの形態をした器具の一例を示す図である。
【図27】ケースの一形態を示す図である。
【図28】ケースの別形態を示す図である。
【図29】ケースの別形態を示す図である。
【図30】物質が液体であり、容器内に入れられた実施形態を示す図である。
【図31】物質がゲルである別の実施形態を示す図である。
【図32】支持ストリップ上に設けられたアプリケータを小出しするアプリケータディスペンサを示す略図である。
【図33】2つの接触状態にある指先上に位置した1つのアプリケータを示す図である。
【図34】同じ指に固定された2つのアプリケータを示す図である。
【図35】同じ手の2つの指にそれぞれ固定された2つのアプリケータを示す図である。
【符号の説明】
【0050】
1 化粧品塗布器具
2 受け器
3 アプリケータ
5 蓋
6 鏡
7 塗布部分
8 塗布面
9 接着剤層
11 保護フィルム
13 環状隙間
P 物質




 

 


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