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発明の名称 特にマニキュア液用の製品保留部を備える塗布具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−160114(P2007−160114A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2006−337671(P2006−337671)
出願日 平成18年12月15日(2006.12.15)
代理人 【識別番号】100109726
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 吉隆
発明者 ジャン−ルイ アッシュ. ゲレ
要約 課題
製造が単純で、且つ自律的操作の余地が比較的大きい塗布具を提供すること。

解決手段
本発明により、爪、皮膚又は唇に塗布される組成物(P)と、塗布要素(6)、及び少なくとも2つの分枝(30)を一部分に有するロッド(5)であって、分枝の間に、ロッドの外表面上に開き、ロッドに沿って一定でない断面を有する少なくとも1つの空洞(24)が形成されるロッドを備える塗布具(3)とを備えた収容及び塗布装置を提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】
−爪、皮膚又は唇に塗布される組成物、及び
−塗布要素(6)と、少なくとも2つの分枝(30)を一部分に有するロッド(5)であって、分枝の間に、ロッドの外表面上に開き、ロッドに沿って一定でない断面を有する少なくとも1つの空洞(24)が形成されるロッド(5)とを備える塗布具
を備えた収容及び塗布装置(1)。
【請求項2】
前記ロッドの一部分が、装置の閉じた位置において容器(2、72)内に配置されることにより、装置が閉じた位置から、塗布要素が容器から引き出される開いた位置へと移行する間に空気の流れがこの部分の周りに維持されるように、この部分及び容器が構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記一部分の最大断面が、閉じた位置から開いた位置へ移行する間に前記一部分が通過する容器の内部断面の、最小断面の範囲内である、請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
一又は複数の空洞(24)が貫通空洞である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
ロッド(5)の前記一部分(22)の断面は、中間平面(M)において全体に引き伸ばされた楕円形状である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
一又は複数の空洞(24)が少なくとも1つのスロット(36)を備える、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。
【請求項7】
一又は複数の空洞の長さが、10mmより大きく、特にロッドの長さの半分より大きい、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
一又は複数の空洞が、ロッドの遠位部から一定の距離だけ離れた位置にまでに亘ることができ、例えばこの遠位部から10mmより大きい距離だけ離れた位置までに亘る、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
ロッド(5)が、一又は複数の空洞(24)と塗布要素(6)との間に少なくとも1つの縦方向の溝(39)を備える、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
一又は複数の空洞(24)の底部が、外部且つ下方に向かって伸びる少なくとも1つの傾斜面(38)により画定される、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
一又は複数の空洞の底部が、中間平面(M)について対称な2つの傾斜面(38)により画定される、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
前記一部分(22)の断面が、ロッドの遠位端(40)に向かって次第に縮小する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】
間に一又は複数の空洞を形成する3つの分枝(30)を備える、請求項1に記載の装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、爪、並びにまぶた又は唇の皮膚を含む皮膚への塗布を目的とする組成物を含む収容及び塗布装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1により、マニキュア液を収容する容器と、一端に毛の房で構成される塗布要素を収容するハウジングが設けられたロッドを含む塗布具とを備える装置が知られている。ロッドは、各々が組成物の流れを塗布要素の中間領域に導く複数の対向する縦方向の溝を備える。
特許文献2には、2つの柔軟な分枝で形成される柔軟な部分を有するロッドを含む塗布具が開示されている。このような塗布具では自律的操作はあまりできない。
特許文献3には、毛細管保留部を形成して塗布具の自律的操作の余地を増大させる、ロッド周囲に伸びるシースを備えた塗布具が記載されている。このようなシースの存在により、塗布具の製造コストが増大する。
【特許文献1】欧州特許第1407685号明細書
【特許文献2】米国特許第6033143号明細書
【特許文献3】米国特許第4841996号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
製造が単純で、且つ自律的操作の余地が比較的大きい塗布具が必要とされている。
本発明はこの必要性を満足する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、その態様の1つによって、
−爪、皮膚又は唇に塗布される組成物、及び
−塗布要素と、少なくとも2つの分枝を一部分に有するロッドであって、分枝により、ロッドの外表面上に開き、ロッドに沿って一定でない断面を有する少なくとも1つの空洞が形成されるロッドとを備える塗布具
を備えた収容及び塗布装置を提供することである。
前記ロッドの一部分は、例えば、装置の閉じた位置において容器内に配置することができ、この部分及び容器を、装置が閉じた位置から、塗布要素が容器から引き出される開いた位置へと移行する間に空気の流れがこの部分の周りに維持されるように、構成することができる。
【0005】
前記一部分は、組成物を塗布する間に実質的に変形不可とすることができる。
前記一部分は、装置が閉じた位置から開いた位置へ移行する間、実質的に変形不可とすることができる。
有利には、前記一部分の最大断面は、閉じた位置から開いた位置へ移行する間に前記一部分が通過する容器の内部断面の、最小断面の範囲内とすることができる。これにより、一又は複数の空洞を充填した製品が吸引効果により引き上げられることなく容器内に保持される。
【0006】
空洞の断面は特に、狭い箇所を有することができる。
一又は複数の空洞により、組成物の保留分を毛細管作用により保持し、塗布要素に外部から組成物を供給することが可能となる。
【0007】
従って、塗布具の自律的操作が増大し、一又は複数の空洞は、例えば、塗布具を再充填する必要なく5個、場合によっては10個の爪のメイクアップを可能にする量の組成物を収容するように作成され、それにより爪の処理が容易になり、妥当な場合は蒸発による溶媒の損失を減らすことができる。
塗布具は厚い単層の組成物を分配することができ、よって、例えば爪の輝き、深み、色調及び/又は定着度を向上させることができる。
【0008】
一又は複数の空洞は好ましくは貫通空洞であり、これにより毛細管作用により保持される組成物の量を増やすことができ、可能であれば一又は複数の空洞の中の組成物の高さを見ることができる。
ロッドの一端には、塗布要素が取り付けられるハウジングが設けられる。
【0009】
塗布要素はまた、少なくとも部分的にロッドと一緒に成型することができる。
ロッドの前記一部分の断面は、例えば中間平面において全体に引き伸ばされた楕円形の形状とすることができる。
【0010】
一又は複数の空洞の長さは、例えば10mmより大きく、特にロッドの長さの半分より大きくてよい。
一又は複数の空洞は、ロッドの遠位部から一定の距離だけ離れた位置までに亘ってよく、例えばこの遠位部から10mm以上離れた位置までに亘ってよい。
【0011】
一又は複数の空洞は少なくとも1つのスロットを含むことができ、スロットの長さは、例えば10mmより大きく、特にロッドの長さの半分より大きい。
一又は複数のスロットは、先端部でスロットより幅広の少なくとも1つの穴に開くことができ、この穴は、例えば、ロッドを正面からみた場合にほぼ円形である。
【0012】
塗布具は、末端で接続する2つのスロットを、特に側方に有することができる。
ロッドは、一又は複数の空洞と塗布要素との間に、少なくとも1つの縦方向の溝を備えることができる。この溝は、更に塗布要素を収容するハウジングを画定するロッドの遠位部に設けることができる。一のスロット又は複数のスロットの1つは、複数の縦方向の溝内に開くことができる。
一又は複数のスロットは、縦方向の溝を有さず、例えば外側が平坦な形状のロッドの遠位部の外表面上に開くこともできる。
【0013】
空洞は1つだけでもよい。
一又は複数の空洞は、ロッドの単一の側において、長さ方向の少なくとも一部分に亘ることができる。例えば、一又は複数のスロットは、ロッドの1つの側にだけ開くことができる。
【0014】
塗布具が備える分枝の数を2つのみとすることができる。
分枝は、完全に平らではない互いに対向し合う表面を有することができる。
【0015】
向かい合う表面の間の隙間は、ロッドを対称に分ける中間平面を通る最小幅とすることができる。
スロットに沿った向かい合う表面間の距離は、例えば2mm以下、好ましくは1.5mm以下、例えば0.5mm〜1.5mm、例えば1mmのオーダーである。
【0016】
ロッドの前記一部分は、5mm以上、好ましくは6mm以上、更に好ましくは7mm以上の大きな幅を有することができる。これにより、比較的大きい寸法を有する空洞を作成することができ、例えば組成物を収容する容器にロッドを浸漬したとき、ロッド上に分配される製品の量を増やすことができる。
一又は複数の空洞の底部は、外部且つ下方に向かって伸びる少なくとも1つの傾斜面により、又は中間平面について対称な2つの傾斜面により、画定することができる。一又は複数の傾斜面は、組成物をロッドの表面に向かって導くことにより、一又は複数の空洞に含まれる組成物を塗布要素へ向かって流れ易くすることができる。
【0017】
ロッドの前記部分の断面は、ロッドの遠位末端に向かって次第に縮小させることができる。
ロッドは熱可塑性材料を成型することにより単一片に作成することができる。
【0018】
ロッドは、間に一又は複数の空洞を形成する3つの分枝を備えることができる。
塗布要素は、毛の束、フロック、フェルト、発泡材、焼結材料又は繊維を含むことができる。
【0019】
塗布要素はロッドのハウジング内以外に固定することができ、例えば外側からロッドを部分的に覆うことができる。
塗布要素はまた、少なくとも部分的にロッドと一体成型することができる。
【0020】
このような塗布要素は、フロック加工するか、或いは繊維又は発泡材で覆うことができる。
塗布要素は種々の形状を有することができ、例えばロッドの長軸とゼロでない角度を形成する長軸を有することができる。塗布要素は、ロッドと一直線上に配置されなくてもよく、特に湾曲している及び/又はロッドの長軸と角度を形成することができる。
【0021】
塗布具はヒンジを備えることができ、このヒンジにより、特にフィルムヒンジを使用する場合、塗布の柔軟性を向上させることができる。
塗布要素を収容するハウジングは、一又は複数の空洞と連絡していなくともよく、この場合、塗布要素の供給はロッドの外側から行われる。
塗布具はロッドを取り巻くシースを備えることができ、これにより、例えばロッドに充填される製品の量を増大させることができる。
【0022】
毛の束の断面は、概ね平坦、長方形、正方形、楕円形、円形、波形、又は湾曲形状とすることができる。
毛の束は毛及び/又はウェーブのかかった毛の混合物を含むことができる。
毛の束は、特に直毛及びウェーブのかかった毛及び/又は異なるウェーブの大きさを有するウェーブのかかった毛を含むことができる。
【0023】
組成物は容器に収容することができる。塗布具はこの容器上に取り外し可能に固定することができ、特に容器をシールするように閉じるような構成とすることができる。容器は拭取り部材を備えても備えなくともよい。
第2の容器も、塗布の間、塗布具に固定することができる。この場合、第2容器は、例えばポンプ又はバルブなどの分配装置を備えることができる。第2容器は少なくとも1つの柔軟な壁も有することができ、この壁を押すことによって組成物が分配される。この場合、容器は、閉じた位置において、塗布具の塗布要素の周りに固定することができるカバーを形成する。
組成物は、例えば爪への塗布を意図したものとすることができる。
【0024】
本発明は、本発明の非限定的な例示的実施形態に関する詳細な説明と、添付図面を参照することにより、更に明確に理解することができる。
【実施例】
【0025】
図1は、容器2及び使用時に容器2から分離することができる塗布具3を備える収容及び塗布装置を示す。
容器2は、例えばマニキュア液等の爪への塗布を目的とする製品である、組成物Pを収容する。
【0026】
本発明は、1つの特定の化粧品組成物に限定されず、組成物Pは、例えば皮膚や唇等の他のケラチン性材料への塗布を目的とする製品とすることができる。
容器2は、塗布前に組成物Pを均質化することができる1つ以上のボール4を含むことができる。
【0027】
塗布具3は、図2に単独で示す、軸Xを有するロッド5を備え、ロッド5の一端は塗布要素6を有し、他端は把持部材9に接続している。考慮される実施例による把持部材は、容器2の閉鎖部材も構成している。
塗布具3は種々の方法で容器2に固定することができ、図示される実施例では、容器2は外側にねじが切られた首部10を備えており、把持部材9は首部10上にねじ込まれる内側にねじが切られた装着スカート11を備えている。
【0028】
容器2の閉鎖によるシールは、例えばロッド5により行われるが、変形例では異なる方法で実施することができ、例えば把持部材9を容器2に取り付けることによりシールが達成される。
ロッド5は、種々の方法により、例えば圧力嵌め及び/又はスナップ装着により、把持部材9に固定することができる。
【0029】
図38に示す一変形例では、把持部材9とロッド5は、プラスチック材料を成型することにより一体形成されている。
図示しない変形例では、塗布具3は、ロッド5と把持部材9との間にサブカプセルも備えることができる。
【0030】
ロッド5は、図5及び6に示すような、内部にハウジング14を備える遠位部13と、把持部材に固定するために用いる管状スカート18を備える近位部16とを備える。
スカート18の基底部はプラットフォーム20に接続し、プラットフォーム20の下面は、塗布具3が容器2の上に配置されたとき、容器2の首部10の上方部100に接することができる。首部10の上端には、下面21上に適合する先細りのリップを設けることができ、それによってシールを改善することができる。
ロッド5の近位部16と遠位部13との間には中間部22があり、中間部は、間にX軸に沿った細長い空洞24を画定する2つの分枝30を備える。
【0031】
図1A〜Cに示すように、中間部22の断面は全て、容器2の最小断面以内であり、この場合、上方部100の首部10の断面の範囲内である。これらの断面は、塗布具が容器2に装着されているとき、中間部22の縦方向の主軸に垂直に画定される。
考慮される実施例において、空洞24の上部には、ロッド5の中間平面Mに垂直な軸を有する穴34があり、この穴34は、例えばロッド5の長さの半分を超える長さを有するスロット36により底部まで続いている。
【0032】
スロット36の底部は、特に図5に示すような2つの傾斜面38により画定されており、これらの傾斜面は、例えば中間平面Mについて互いに対称である。
特に図3に示すように、傾斜面38の各々は、底部で縦方向の溝39に連続しており、この縦方向溝は遠位部13の片側でロッド5の遠位端40までに亘っている。
【0033】
図46に示すように、遠位端40は縦方向の溝39の連続部に形成された、例えばV字型の切欠き41を備えることができる。別の構成では、この切欠き41は必ずしも空洞24又は縦方向溝39に連続していなくともよい。切欠き41により、空洞24から塗布要素6へと製品の流れを導くことが可能となる。
図7に示すように、分枝30の向かい合う表面44は、中間平面M内の最小値である、例えば1mmのオーダーの距離dだけ離れており、表面44は、互いから離れるように中間平面Mから外側に向かう。
【0034】
スロット36の長さは、例えば10mm以上である。
塗布要素6は、例えば半分に折り返されてハウジングの底部に半分の長さでクランプ留めされた毛の束である。
中間部22の頂部におけるロッド5の最大幅Dは、例えば5mm以上であり、例えば考慮される実施例の場合7mmのオーダーである。最大幅Dは、確実に首部の最小内径未満とする。
【0035】
図4に示すように、ロッド5の、中間平面Mに垂直な平面の幅は、遠位端40に向かうにつれて縮小させることができる。
中間部22は比較的剛性であり、塗布具3の使用中は殆ど変形しない。
【0036】
図1に示すように、塗布具3が容器2上の定位置にあるとき、ロッド5は組成物P中に浸漬していてもしていなくともよい。
組成物の高さが空洞24に届くには不十分である場合、使用前に装置を振ることができる。
【0037】
組成物は少なくとも一時的に毛細管作用により空洞24中に保持され、処理される領域、例えば爪の上で塗布要素6を移動させるとき、塗布要素6に達することができる。中間部22は、容器2から引き抜かれるとき、特に首部10を通過するとき殆ど変形しない。従って、空洞24中に保持することができる製品の量は、塗布具を容器から引き出すことにより減少しない。
空洞24を出て行く組成物は、傾斜面38の効用により、容易に溝39へと流れ、塗布要素6に外部から到達することができる。
【0038】
空洞24内の組成物の高さは、塗布を行うにつれて低下し、適切であれば、ユーザは、ロッド5を観察することにより、容器2中に戻して再充填すべきかどうかを知ることができる。
特に空洞24は、ロッド5の軸方向に沿う長さの半分を超える長さに亘る貫通空洞であり、ロッド外表面の2つの向かい合う外面に開いている。
考慮される実施形態では、空洞24により、塗布具3は、複数の爪、例えば片手の爪全て、場合によっては両手の爪全てを処理するのに十分な量の組成物を、塗布具3を容器2中に再浸漬する必要なく取り上げることができる。
【0039】
塗布要素6は、その断面が全体に平坦となるような形状にすることができ、このとき溝39により組成物を塗布要素の中間領域中に導入することができ、よって組成物を塗布要素6全体に良好に分配することが可能になり、良質のメイクアップが得やすくなる。
本発明の範囲を逸脱することなく、塗布具3に種々の変更を加えることができる。
例えば、図5に示す2つの傾斜面38の代わりに、図8に示すような単一の傾斜面38を用いることができる。
【0040】
ロッド5は、3つ以上の分枝、例えば図9に示すような3つの分枝30を備えることができ、この場合空洞24は、図10に示すように塗布具の中央領域のこれら分枝30の間に形成される。
塗布要素6は、例えば、異なる性質及び/又は大きさを有する毛の混合物を含むことができる。
【0041】
塗布要素6は、毛の束を含む場合、図11に示すような特にウェーブのかかった毛を含むことができる。
束は、直毛及びウェーブのかかった毛、特にウェーブの大きさが異なるウェーブのかかった毛の混合物を含むことができる。
これにより、毛の束への組成物の保持を改善することができる及び/又は塗布される組成物の流量の調整を更に容易に行うことができる。
【0042】
塗布要素6の自由端の形状は、図3に示すようにほぼ平坦で軸Xに垂直とすることができるか、或いは、図12に示すように丸められているか、図13に示すように片側だけが角取りされているか、又は図14に示すように両側が角取りされている形状とすることができる。
塗布要素6を収容するハウジング14の形状は、特に塗布要素6が毛の束を含む場合、ロッド5から突出する毛を特定の方向に配向させるような形状を有することができる。
【0043】
図15ないし21は、ハウジング14の種々の実施例を示す。ハウジング14は、例えば、図15及び20に示すような、断面が円形でも円形でなくともよい円筒形、図16及び17に示すような円錐形又は先端を切り取った錐形、又は図18及び19に示すような段差を有する形状とすることができる。ロッド5のハウジングの周りの壁は、図21に示すように一定でなくともよく、これにより例えばスタンピングによりロッドの変形を促進することができる。
塗布要素6は、クランプ留めによりハウジング14内に固定するか、又は別の方法により、例えば特にその性質に応じて、接着、溶接、オーバーモールド、圧力嵌め、又はスナップ留めすることにより、固定することができる。
【0044】
図47に示すように、塗布要素6は少なくとも2つの毛の束6a及び6bを備えることができ、これらの毛の束は例えば互いに分かれている。これら2つの毛の束は、2つの毛の束をハウジング14中に挿入することにより得ることができるか、又はハウジング14の特定の内部構成により得ることができる。
塗布要素6は、毛の束以外とすることができ、図22に示されるようなフロック、図23に示されるような発泡体、図24に示されるような焼結材料52、又は図25に示されるようなフェルトペンを含むことができる。
【0045】
図26に示すように、塗布要素6は、軸Xとゼロでない角度βをなす縦軸Zを有することができる。
ロッド5の遠位部13は特に、末端まで一定の角度で曲げることができる。
図27に示すように、塗布要素6が湾曲していてもよい。
【0046】
図28に示すように、ロッド5の遠位部13はスタンピングにより押しつぶすことができ、よって、ハウジング14に特定の形状、例えば成型では得ることが困難な形状又はクランプ留めが困難な形状を与えることができる。
これにより、図28Aに示すような非常に平坦な部分、図28Bに示すような波形の部分、又は図28Cに示すような湾曲部分を有する毛の束を得ることができる。
【0047】
図29に例示するように、塗布要素6はロッド5と共に成型することにより単一片として作成することもできる。
この図はまた、塗布要素を穿孔できること及びロッドがスロット36を複数備えることができること、例えば末端で接続できる2つのスロット36を備えることができることを示している。
【0048】
空洞24は、また別の形状、例えば毛細管作用により組成物を保持できるように構成された、図30に例示されるようなほぼ水滴の形状をとることができる。
適切であれば、図42に示すように、空洞24は非貫通型の空洞であるか又は、上方だけ、例えば穴34の領域内だけを貫通する空洞とすることができ、このとき複数の分枝30は、スロット36に沿って又はロッド5の片側で、例えば材料のウェブ110によって接合される。
【0049】
図31に示すように、ロッド5はシース60で取り巻くことができ、このシースは、例えば空気取り入れ開口61を備える。
シース60の上端は、例えばプラットフォーム20に隣接するロッド5の管状領域62に固定される。
塗布要素6には、組成物を収容する容器中に浸漬することにより、組成物を充填することができる。
【0050】
図32ないし37に示すように、一変形例では、空洞24には、塗布具3に固定された、例えば塗布の際に把持部材として機能する第2容器2から製品を供給することができる。
この場合、ロッド5は、容器2により分配される組成物を空洞24に到達させることができる内部流路70を備えることができ、この内部流路70は、例えば穴34に開く。
図32ないし37に示すこの変形例によれば、容器は、塗布具上の余分な組成物を回収し、組成物が塗布具上で乾燥するのを回避できるカバー72を形成する。図1、32、37及び39に示す本発明の実施例による容器の特徴を有するのはこのカバー72である。
【0051】
図31の実施例ではロッド5をシース60が取り巻いているが、図34及び37に示すようにこのシースは取り除くことができる。
塗布要素6に製品を充填するためには、例えば容器2の少なくとも1つの変形可能な壁を押すことができる。
【0052】
図34の実施例において、ロッド5の頂部はスリーブ80に接続しており、スリーブの中で容器2はスライド可能である。容器2は、ポンプ又はバルブのような分配装置81を備え、装置81の上端はスリーブ80を越えて突出するので、容器2の上端83を押すことにより、内部流路70に開く中空ロッド84を介して一定量の組成物を分配することができる。
ロッド5は塗布具の把持部材により部分的に覆うことができる。
図35の実施例では、ロッド5は、上記スリーブ80の下方延長部により部分的に覆われている。
【0053】
図39に示すように、組成物Pを収容する容器は、適切であれば拭取り部材90を備えることができ、これによってロッド及び/又は塗布要素6の表面上の余分な製品を除去することができる。この拭取り部材は、中間部22がこの部材90を通過するとき、特に閉じた位置から開いた位置へと変化するとき、空気の流れが中間部22の周りに維持されるように構成されている。
ロッド5にはヒンジ20を設けることができ、このヒンジは、例えば図40に示すように中間平面Mにほぼ平行な、又は図41に示すように中間平面Mにほぼ垂直な、関節軸Rを画定する。軸Rは軸Xにほぼ垂直であることができる。
スロット36は、図43に示すように複数の溝39の中に、又は図44に示すように平滑な表面上に、開くことができる。
【0054】
本発明は、上述の実施例に限定されない。
特に、上述の異なる例示的実施例の特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0055】
本発明は、メイクアップ製品及び/又はケア製品の爪への塗布に限定されず、組成物は皮膚又は唇への塗布を目的とするものでもよい。
例示される種々の実施例の特定の実施特性は、互いに組み合わせることができる。
例えば、一部の実施例に示された単一のスロットの代わりに、複数のスロットを用いることができる。
【0056】
「〜を備える」、「〜を含む」、及びこれらと同義の表現は、特に断らない限り「少なくとも1つの〜を備える」、「少なくとも1つの〜を含む」と同義であると理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の例示的一実施形態による収容及び塗布装置の概略的な部分縦断面図である。
【図1A】図1の線A−Aでの断面図である。
【図1B】図1の線B−Bでの断面図である。
【図1C】図1の線C−Cでの断面図である。
【図2】図1の装置のロッドを単独で示す斜視図である。
【図3】ロッド及び塗布要素の立面図である。
【図4】ロッドの側面図である。
【図5】図3の線VI−VIでの縦断面図である。
【図6】図4の線VIでのロッド末端の部分縦断面図である。
【図7】図3の線VII−VIIでの縦断面図である。
【図8】変形実施例の図5と同様の図である。
【図9】本発明の別の実施形態によるロッド及び塗布要素を単独で示す斜視図である。
【図10】図9の線X−Xでの断面図である。
【図11】塗布要素の別の実施例を示す図3と同様の図である。
【図12】塗布要素のまた別の実施例を示す図3と同様の図である。
【図13】塗布要素のまた別の実施例を示す図3と同様の図である。
【図14】塗布要素のまた別の実施例を示す図3と同様の図である。
【図15】塗布要素を収容するロッドのハウジングの別の実施例の、図6と同様の図である。
【図16】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図17】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図18】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図19】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図20】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図21】塗布要素を収容するロッドのハウジングのまた別の実施例の、図6と同様の図である。
【図22】塗布要素の別の実施例の、図3と同様の図である。
【図23】塗布要素のまた別の実施例の、図3と同様の図である。
【図24】塗布要素のまた別の実施例の、図3と同様の図である。
【図25】塗布要素のまた別の実施例の、図3と同様の図である。
【図26】ロッド及び塗布要素の別の実施例の、図4と同様の図である。
【図27】ロッド及び塗布要素のまた別の実施例の、図4と同様の図である。
【図28】ロッド及び塗布要素のまた別の実施例の、図4と同様の図である。
【図28A】毛の束の別の実施例の、図28の線XXVIII−XXVIIIでの断面図である。
【図28B】毛の束のまた別の実施例の、図28の線XXVIII−XXVIIIでの断面図である。
【図28C】毛の束のまた別の実施例の、図28の線XXVIII−XXVIIIでの断面図である。
【図29】ロッドの縦断面図である。
【図30】ロッドのまた別の実施例の、図3と同様の図である。
【図31】塗布具の別の実施例の縦断面図である。
【図32】収容及び塗布装置の別の実施例の部分縦断面図である。
【図33】図32の装置の実施例の詳細な部分縦断面図である。
【図34】装置の別の実施例の概略的な部分縦断面図である。
【図35】図34の装置の別の実施例の立面図である。
【図36】装置のまた別の実施例の立面図である。
【図37】図36の装置の変形例を示す。
【図38】塗布具の変形例の部分縦断面図である。
【図39】容器の変形例の縦断面図である。
【図40】ロッドの別の実施例の、図3と同様の部分図である。
【図41】ロッドの別の実施例の、図4と同様の部分図である。
【図42】ロッドの別の実施例の、図5と同様の図である。
【図43】塗布具の下端の別の実施例を示す。
【図44】塗布具の下端のまた別の実施例を示す。
【図45】塗布具の下端のまた別の実施例を示す。
【図46】ロッドの遠位端の別の実施例を示す。
【図47】塗布具の下端のまた別の実施例を示す。
【符号の説明】
【0058】
1 収容及び塗布装置
2,72 容器
3 塗布具
5 ロッド
6 塗布要素
22 ロッドの分枝を備える部分
24 空洞
30 分枝
36 スロット
38 傾斜面
40 ロッドの遠位端
M 中間平面




 

 


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