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製品の冷却装置及びその製品の収容及び分配用アセンブリ - ロレアル
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発明の名称 製品の冷却装置及びその製品の収容及び分配用アセンブリ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−152124(P2007−152124A)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
出願番号 特願2006−330238(P2006−330238)
出願日 平成18年12月7日(2006.12.7)
代理人 【識別番号】100109726
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 吉隆
発明者 ジャック アバジュー
要約 課題
小型で且つ安価な製品の収容及び分配用アセンブリの製造に適合するように、比較的小型の構成において、回転型の塗布具を用いて塗布される製品の冷却を簡単に行うことができる、製品冷却装置を提供すること。

解決手段
長軸(X−X’)を有し、冷媒製品分配エレメント(14)が設けられた、液化冷媒製品を保持するための加圧容器(6’)と、前記冷媒製品分配エレメントに接続する少なくとも1つの冷媒製品蒸発導管を備えた冷却手段とを具備する製品の冷却装置を提供する。本装置は製品塗布具(8)のコーティング表面(24)をさらに具備しており、前記蒸発導管は、前記コーティング表面との熱交換が簡単に行われるように、コーティング表面に対して設けられている。本発明は、化粧製品を冷却するという用途を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
製品、特に化粧製品の冷却装置であって、
− 長軸(X−X’)を有し、冷媒製品分配エレメント(14)が装着された、液化冷媒製品を保持する加圧容器(6’)、及び
− 冷媒製品分配エレメントに接続する少なくとも1つの冷媒製品蒸発導管(65)を含む冷却手段
を備えており、
製品塗布具(8)のコーティング表面(24)を更に備え、蒸発導管がコーティング表面に対してコーティング表面との熱交換が促進されるように配置されていることを特徴とする装置。
【請求項2】
コーティング表面(24)が概ね凹形状であり、冷媒製品分配エレメントに水平に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
コーティング表面が2枚のプレート(58、59)を連結させることによって形成されており、これらのプレートのうちの少なくとも一方は導管を形成するような形状を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
製品、特に化粧製品の収容及び分配用アセンブリであって、
− 第1の容器である製品保存容器(6)であって、塗布具(8)及び第1の容器から供給を受ける塗布具コーティング表面(24)を備えた容器、及び
− 製品冷却装置であって、
長軸(X−X’)を有し、冷媒製品分配エレメント(14)を備えた、第2の容器である液化冷媒製品を保持する加圧容器(6’)と
冷媒製品分配エレメントに接続する少なくとも1つの冷媒製品蒸発導管(65)を含む冷却手段と
を含む製品冷却装置
を備え、
蒸発導管(65)がコーティング表面に対してコーティング表面との熱交換が促進されるように配置されていることを特徴とすることを特徴とするアセンブリ。
【請求項5】
塗布具が、コーティング表面に対して回転可能に取り付けられたドラム(20)であること、及びコーティング表面(24)の形状が、ドラムの形状に対応する概ね凹形であることを特徴とする、請求項4に記載のアセンブリ。
【請求項6】
ドラムが変形可能な材料からなり、外側に少なくとも1つのボス(B)の構成を有することを特徴とする、請求項5に記載のアセンブリ。
【請求項7】
ドラムが、回転式の円筒形の支持体(31)と、この回転可能な円筒の周りに装着された変形可能な塗布表面(23)とを有していることを特徴とする、請求項5又は6に記載のアセンブリ。
【請求項8】
塗布表面が、円筒形の支持体よりも大きな直径を有する中央ゾーンを含むことにより、円筒形の支持体が回転する時、塗布表面(23)の一方の側が支持体(31)に接触し、反対側がコーティング表面(24)に接触することを特徴とする、請求項7に記載のアセンブリ。
【請求項9】
ドラム(20)が動力化されることを特徴とする、請求項4ないし8のいずれか1項に記載のアセンブリ。
【請求項10】
モータの動作を制御するスイッチ(69)を備え、前記スイッチが冷媒製品分配エレメントの動作を同時に制御することにより、塗布具が回転すると冷却装置が機能することを特徴とする、請求項9に記載のアセンブリ。
【請求項11】
ケーシングが、前記アセンブリの電源手段を受容するリセス(67)を備えていることを特徴とする、請求項10に記載のアセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品、特に化粧製品の冷却装置に関し、また、塗布の際に爽快感をもたらすような製品の収容及び分配用アセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
実際に、塗布の際に効果を増大させるか又はフレッシュで爽快な感覚を与えるために化粧製品を冷却することが望ましい場合がある。
このために、予め冷却した化粧製品を肌に塗布しようと思うとき、製品を冷蔵庫に保存することがある。しかし、製品を屋外で塗布しなければならない場合、予め冷却された製品は、特に周囲温度が高い場合に急速に温まり、意図したリフレッシュ効果をもはやもたらさない。
【0003】
従来技術には、冷却された製品の塗布に使用できる様々な種類の収容及び分配用アセンブリが存在する。
これに関連し、リフレッシュ効果をもたらす製品の塗布に使用される専用の冷却装置を備えた化粧製品ディスペンサを記載した特許文献1を参照することができる。
【0004】
このディスペンサは、塗布される製品を保持する第1の容器と、冷媒ガスを保持する第2の容器とを含む。分配される製品は、コイル状の管を介して分配アパーチャへと流れる。冷媒ガスは、製品分配管の周りに配置された環状の導管を通って流れ、よって製品の分配時に管及び管内の製品が冷却される。
管内を循環する製品の容積は、冷媒ガスより大きく、したがってガスが製品を冷却する時間が確保されるように管を長くする必要がある。
したがって、特許文献1に記載のディスペンサは比較的複雑で、特に携帯用ディスペンサとして理想的でない。
【0005】
リップスティック及びスティックを冷却するための装置を備えたアセンブリを記載した特許文献2も参照することができる。
このスティックはホルダに対して可動に取り付けられており、よってスティックがホルダ内に位置する収容位置から、スティックがホルダを越えて突出する使用位置へと、スティックを移動させることができる。
【0006】
このアセンブリは、スティックが収容位置にあるときにホルダに取り付けることができる閉鎖キャップを有しており、この閉鎖キャップには冷却装置が組み込まれている。
閉鎖キャップは、基部と、冷媒ガスを保持するバルブ付き加圧容器とを有している。加圧容器は基部内で可動であり、よって加圧容器を基部に対して動かすと加圧容器用バルブを作動できる。冷媒ガスは、リップスティックの方向に向かって所定量で分配される。容器が基部に対して可動となるように、大部分の冷媒ガスは加圧容器と基部との間に残された間隙を通ってリークする。
このアセンブリには、コーティングされるべき表面に塗布を実施できる使用位置にスティックがある時には冷却効果が得られないという問題がある。
【0007】
特許文献3にも、製品の所定量を供給するための携帯型冷却キットの形態の既知の装置が記載されている。しかしながら、このようなキットの操作は、使用時に手動による多数の組立てステップを伴う。
さらに、製品収容装置の冷却装置が記載されている、本出願人による未公開の特許文献4にも言及する。
【0008】
この冷却装置は、冷媒製品を保持する加圧容器と、冷却される収容装置を受容するホルダとを有し、ホルダは、加圧容器が装備されたバルブに取付けられており、これにより、分配される冷媒製品が収容装置の外側表面に接触する。
しかしながら、この冷却装置は、基本的に、塗布される製品で充填されたリザーバを形成するカップの形態に構成された製品収容装置にのみ適用可能である。この装置は、特にボール又は回転ドラムのような塗布具により塗布を行う製品の冷却には適さない。
【特許文献1】国際公開第2004/100704号パンフレット
【特許文献2】米国特許第4584847号明細書
【特許文献3】欧州特許第0459508号明細書
【特許文献4】仏国特許出願第0552654号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明の課題は、従来の装置の使用に関連する上記欠点を克服することである。
特に、本発明の目的は、小型で且つ安価な製品の収容及び分配用アセンブリの製造に適合するように、比較的小型の構成において、回転型の塗布具を用いて塗布される製品の冷却を簡単に行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
よって、本発明の目的は、第1の態様において、製品、特に化粧製品の冷却装置を提供することであり、本装置は、
− 長軸を有し、冷媒製品分配エレメントが設けられた、液化冷媒製品を保持する加圧容器、及び
− 冷媒製品分配エレメントに接続された少なくとも1つの冷媒製品蒸発導管を含む冷却手段
を備える。
本発明の全体的な特徴によれば、本装置は、製品塗布具のコーティング表面をさらに有しており、蒸発導管は、コーティング表面との熱交換が促進されるような方式でコーティング表面に対して配置されている。
【0011】
よって、本冷却装置は、特に、回転式ドラム又はボール型の塗布具による冷却された製品の塗布を可能にし、この場合、塗布具が回転する際に、冷却された製品がコーティング表面から取り込まれ、続いて製品が使用者の肌に塗布される。
本発明の別の特徴によれば、蒸発導管は、容器の軸を横切る方向に延びている。
【0012】
一実施形態では、コーティング表面は概ね凹形であり、冷媒製品分配エレメントに水平に取り付けられる。
例えば、コーティング表面は2枚のプレートの連結によって形成されており、少なくとも一方のプレートは前記導管を形成するような形状を有する。
この導管は、前記少なくとも一方のプレート又は各プレートを型打ち成形又は機械加工することによって作成することができる。
【0013】
本発明の別の目的は、第2の態様において、製品、特に化粧製品の収容及び分配用アセンブリを提供することであって、本アセンブリは、
− 第1の容器である製品保存容器であって、塗布具と、第1の容器からの供給を受ける塗布具のコーティング表面とを備える容器、及び
− 製品冷却装置であって、
長軸を有し、冷媒製品分配エレメントが設けられた、液化冷媒製品を保持する第2の容器である加圧容器と、
冷媒製品分配エレメントに接続された少なくとも1つの冷媒製品蒸発導管を含む冷却手段と
を備えた冷却装置
を備える。
【0014】
さらに、このアセンブリでは、蒸発導管は上記コーティング表面に対し、このコーティング表面との熱交換が促進されるように配置されている。
このアセンブリの一実施形態では、塗布具はコーティング表面に対して回転可能に取り付けられたドラムであり、コーティング表面は、このドラムの形状に対応するほぼ凹形の形状を有する。
【0015】
例えば、ドラムは変形可能な材料から形成されて、外側に少なくとも1つの隆起部を含む構成を有している。
一変形例として、ドラムは、回転式の円筒形の支持体と、回転式円筒の周りに取り付けられた変形可能な塗布表面を有している。
【0016】
この場合、円筒形の支持体には、製品を塗布する際に塗布表面に局所的な変形を生じさせることができる少なくとも1つの隆起部からなる構造が設けられる。
さらに、有利には、塗布表面は、円筒形の支持体よりも大きな直径を有する中間ゾーンを含み、これにより、円筒形の支持体が回転すると、塗布表面の一方の側は支持体に接触し、反対側はコーティング表面に接触する。
【0017】
好ましくは、ドラムは動力化される。つまり、アセンブリはドラム用の駆動モータを備えている。
例えば、アセンブリは、歯車機構を使用してモータにより回転駆動されるドラム駆動シリンダを備えている。
【0018】
一実施形態では、駆動シリンダは、歯車システムを介してモータによって回転駆動される。
一変形例では、駆動シリンダは、オーバードライブシステムを介してモータによって回転駆動される。
【0019】
有利な一実施形態では、収容及び分配用アセンブリは、モータの動作を制御するスイッチを有し、前記スイッチが冷媒製品分配エレメントの動作を同時に制御することにより、塗布具が回転する際に冷却装置が機能する。
本発明のさらなる特徴によれば、分配される製品の第1の保存容器は変形可能な材料から形成される。
【0020】
この場合、第1の製品保存容器の周りを囲む、手動により変形可能なゾーンが設けられたケーシング内に、アセンブリを配置することができる。
このケーシングは、前記アセンブリの電源手段を受容するリセスをさらに有することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明の他の目的、特徴及び利点を、添付図面に示す、非限定的な実施例としてのみ提示する後述の説明により更に明らかにする。
【0022】
図1及び2は、本発明による製品収容及び分配用アセンブリの第1の実施形態を示す。このアセンブリは、全図面を通して参照番号1で示す。
本出願では、アセンブリ1は、冷却された化粧製品を肌に塗布することにより、使用者に爽快感を与えるか又は塗布される製品の肌への浸透を増大させることによって、塗布される製品の効果を増大させることを目的とする。
【0023】
本明細書における「化粧製品」という表現は、1993年6月13日付けEC理事会指令書93/35/CEEにおいて定義されたような製品を意味する。
しかしながら、本発明が、塗布の際に冷却することが望まれる他のあらゆる種類の製品の収容又は分配にも適用できることに注目されたい。
【0024】
図1及び2に示すように、アセンブリ1は長軸X−X’を有する。アセンブリの近位端部2は使用者の把持ゾーンを画定しており、その反対側に位置する遠位端部3は、以下に詳細に記載するように冷却された製品を塗布する機能を有する。
アセンブリ1は、基本的に、例えば熱可塑性樹脂からなるケーシング4を有し、このケーシング4は、分配される製品を保持する第1の容器6及び冷媒製品を保持する第2の容器6’を内部に収容する第1のリセス5と、製品塗布具8を収容する第2のリセス7とを画定している。
【0025】
第2の容器6’に保存されている冷媒製品は、第1の容器6によって供給される製品の温度を低下させる。この冷媒製品は、例えば、圧力下で液体状態であり、気体状態に膨張させると温度が低下するという特性を有する。よってこの冷媒製品は、第2の容器6’内で加圧下で保存される。冷媒製品としては、例えば、ブタン−3,2−ジメチルエーテルのような炭化水素、又はHFC−134Aのようなフレオンが使用される。
加圧容器6’は円筒形の本体9を有し、その第1の端部10は閉じられており、反対側の端部11には、本体9の丸められた縁部13にクリンプ留めされたカップ12が装着されている。分配バルブ14は、カップ12へのクリンプ留めによって保持されている。
【0026】
バルブ14は好ましくは定量型で、このバルブを作動させると定量の冷媒製品を分配することができ、また一回の作動で容器が空になることが防止される。
図2に示すように、バルブ14には中空の作動ロッド14’が設けられている。自明であるように、冷媒製品の分配は、作動ロッド14’を押し下げた時に行われる。変形例として、傾斜させることにより作動する作動ロッド14’、又は押し下げると同時に傾斜させることにより作動する作動ロッドを使用することもできる。
【0027】
塗布される製品の収容に使用される第1の製品保存容器6は、変形可能な壁を備えたボトル又はポケット15を有している。これは適切な熱可塑性樹脂又は溶接された単層若しくは多層フィルムから作成することができる。
また、第1の製品保存容器6は、閉鎖された第1の端部16、及びその反対側の、ネックを形成する開放された端部17も有している。
【0028】
図2に示すように、加圧容器のバルブ14及び第1の容器のネック17は、ケーシング4の軸X−X’を横切るように取り付けられた製品ディフューザ18に接続されている。製品ディフューザは、一方で塗布具8に製品を分配して前記塗布具をコーティングし、他方で冷媒ガスの膨張の効果によって製品を冷却する機能を有する。
図3にも示すように、考慮可能な例示的実施形態において、塗布具8は塗布ドラム20を有しており、この実施例では、本発明によるアセンブリは「ロールオン」型の製品ディスペンサを構成する。しかしながら、ボール塗布具を使用して「スティック」型のディスペンサを形成することも本発明の範囲に含まれることに注意されたい。
【0029】
同様に、ここに考慮する実施例ではドラムが駆動されるが、ドラムが駆動されない場合も本発明の範囲に含まれる。
図3に示す例示的実施形態では、塗布具20はほぼ楕円形で、両端の2つの端部ゾーン21及び22は先端を切り取った形状を有している。つまり、塗布具は全体に凸状の外側塗布表面23を画定している。
【0030】
ドラム20は、アセンブリ1の長軸X−X’を横切るように、ケーシング4のリセス7内に取り付けられる。
このために、ケーシング4の遠位端部3は穴を空けた架台24を備え、この架台24がドラム20を受容する。架台24はディフューザと連通するか又はディフューザ自体によって形成されている。架台24は、ケーシング4の遠位端部3の大部分を横切って延びている。ケーシング4の、架台24の両側部分には、2つの通路25及び26が設けられており、これらの通路のうち一方はドラム20の駆動モータ27を受容し、他方は架台24内にドラム20をロックするエンドシールド28を受容する。架台24は、ドラム20に対応する長さを有している。さらに、架台の形状もドラム20に対応しており、つまり先端を切り落とした半楕円形状である。
【0031】
ドラム20をケーシング4へ挿入すると、リセス7によって形成された開口部が閉じる。
以下に詳細に述べるように、ドラムは、弾性的に変形可能な材料、例えばエラストマーからなる。静止時には、ドラムの外側表面はケーシング4の遠位端部と同一面内にあるが、ドーム形状の中央部分はケーシング4の遠位端部からわずかに突出している。
【0032】
ドラムの内側表面は架台24の底部と接触している。
使用時、つまりドラムを使用者の肌に当てた時、ドラムの外側表面はボスBに接触する。つまり、ドラムの外側表面は半径方向に変形して、塗布具の塗布表面がボスの形状を取り、これにより塗布時にマッサージ作用をもたらすという効果が得られる。一方、ドラム20の架台24の方向を向く内側表面は元のドーム形状に戻り、架台24と接触する。
【0033】
塗布具に、ボスが外側表面に直接的に形成されたシリンダを設けることも可能である。しかしながら、変形可能な外側表面を有することにより塗布時に一次的にボスの形状を取るドラムを使用するこの実施形態は、架台による塗布具のコーティング機能を向上させる点で有利である。
図1に示す実施形態では、ドラムは単一の環状ビードBの上に載る。
【0034】
図4に示すように、このような複数の環状ビードBを、ドラム20の内側表面に等間隔で設けることにより、マッサージ効果を増大させることができる。
アセンブリ1の塗布具の詳細な構造について、図5ないし11を参照して後述する。
【0035】
ドラム20及びドラム20の外周面を構成する塗布表面23を図7及び8に示す。
ドラム20に加えて、塗布具には駆動シリンダ30が設けられており、この駆動シリンダ30は、モータ27及び駆動シリンダの周りに取り付けられた円筒形の支持体31と協働し、ドラム20はこの円筒形の支持体及び駆動シリンダの周りに配置される。
【0036】
駆動シリンダ30は、円形の底面を有する円筒形の外周面を有している。駆動シリンダの一方の端部32の近傍には環状溝33が設けられており、この環状溝33は円筒形の支持体31(図9)の内表面に形成された対向ビード34と係合し、これにより駆動シリンダ30上に支持体31が取り付けられる。また、円筒形の支持体31の2つの端部ゾーン37及び38の近傍にはそれぞれ環状溝35及び36が設けられており、ドラム20の両端部の内側に設けられた対向環状ビード39及び40を受容する。
アセンブリの組み立ては、支持体31を駆動シリンダ30の周りに取り付け、支持体の内ビード34をシリンダ30の周囲の溝33に挿入し、続いてドラム20を支持体31の周りに取り付け、内ビード39及び40を支持体31の対向溝35及び36内に挿入することによって行われる。
【0037】
さらに、図6及び10に示すように、駆動シリンダ30の内側には歯車機構42が設けられる。これらの図に示すように、駆動シリンダ30の内側の、実質的な中央部分には内側歯付きリング43が設けられており、この内側歯付きリング43は、モータ27の駆動シャフト上の太陽小歯車45と、遊星歯車46を介して係合する。この歯車機構42は、歯車モータを構成する。しかしながら、本発明の範囲を逸脱することなく、使用するモータの種類に応じて、モータと塗布具との間にオーバードライブシステムを介在させることもできる。
歯付きリング43は、シリンダ30の内表面にモータ27を収容するリセスLを画定する肩部44に搭載される。
【0038】
実際には、本発明によるアセンブリの2つの効果的な実施形態に対応する図1及び4に示すように、アセンブリを組立てる際、架台24にドラム20を取り付けた後、モータ27を、ケーシング4の遠位端部に形成された開口部25を通して駆動シリンダ30の中に、モータの太陽歯車45が遊星歯車46と噛み合うまで挿入させる。
図3に示すように、モータ27はエンドシールド50によって支持される。このエンドシールドは、クォーターターンロックシステムにより、ケーシング4にロックすることができる。さらに、モータ支持体には、ケーシングの開口部25に局所的に形成された対向溝に係合するスタッド51又はねじ山が設けられている。
【0039】
反対側、つまり、参照番号26で示されている開口部では、エンドシールド28によりドラム20が架台24に保持されている。このエンドシールド28には円筒形の延長部52が設けられており、この円筒形の延長部52は、アセンブリを組み立てる際に駆動シリンダ内に挿入されて、エンドシールドの位置合わせを確実に行う。
このエンドシールド28には、クォーターターンロック機構を設けることもできる。その場合、延長部52にはねじ山又はスタッド53が設けられており、このねじ山又はスタッド53は、ケーシング4の開口部26の外側表面に形成された対向溝と係合する。
【0040】
上述し、図12にも示すように、ドラム20は弾性的に変形可能な材料、例えばエラストマーから形成されている。静止時には、ドラム20はケーシング4の遠位端部の表面と実質的に同一平面内に位置する。しかしながら、ドラムのドーム形状の中央ゾーン近傍は、実質的にその端面を越えて外側へ突出している。
同様に、ドラム20の内側表面、つまり架台24の方向を向く面は、ドーム形状であって、架台24に接している。
図12に示すように、使用時、つまりドラムが使用者の肌に当てられる時、ドラムは変形してドーム形状の支持体に押し付けられる。次いでドラムはボスの形状を取り、これによって塗布時のマッサージ効果がもたらされる。しかしながら、ドラム20は、架台24の方を向くと、元のドーム形状に戻る。上述のように、架台24には穴が空けられており、この架台24はドラム20の塗布表面23のコーティング表面を構成している。このために、架台24は、ディフューザと連通するか又はディフューザと一体となって上部表面を形成する。
【0041】
ディフューザ18の概略的な構造について、図13ないし23を参照して後述する。
製品ディフューザ18は、分配される製品で満たされた第1の容器6及び冷媒製品で満たされた第2の容器6’と連通している。
【0042】
このために、図13に示すように、ディフューザ18には、ネック17内に取り付けられる、第1の容器6との接続部56と、第2の容器6’のバルブ13の作動ロッド14’に取り付けられたホースの嵌合用取付け具57とが設けられている。
ディフューザ18は、図14ないし16の側面図、上面図及び中央断面図に示すような、分配される製品をディフューザに導入するための第1の部分58と、第1の部分58によってディフューザに導入された製品を冷却する第2の部分59とを有している。
【0043】
第1の部分58はほぼT字型であり、プレートを形成する遠位面を有している。第1の部分は、例えば熱可塑性材料又は金属材料からなる一体型の部品に形成されている。第1の部分58には接続部56が取り付けられており、分配される製品をディフューザに運ぶ軸方向の通路60が設けられている。
冷却部分59はほぼプレート状である。図17〜19に示す第2の部分59のそれぞれ側面図、上面図及び中央断面図にあるように、この冷却部分には第1の部分58の接続部56を受容する軸方向通路61が設けられている。第2の部分59はまた、ねじ山を有する開口部62を有しており、この開口部62内に、ディフューザ18へ冷却製品を運ぶホースの嵌合用接続部57がねじ込まれている。
【0044】
第1の部分58は、接続部56を開口部61内に挿入することによって、第2の部分、即ち冷却部分59の主面64の一方に嵌め込まれる。図18及び19に示すように、第1の部分58を受容する冷却部分59の主面64には溝65が設けられており、この溝65は、流入開口部62から流出開口部66まで曲がりくねった通路を形成している。この溝の断面の形状は、半円形でも方形でもよい。第1の部分58を第2の部分59に取り付けると、溝は冷却導管を形成し、その中で第2の容器6’から液体状態で引き出された冷媒製品が循環することによりコーティング面が冷却される。
具体的には、冷却導管は、第1の容器と架台との間で、軸X−X’を横切るように、塗布される製品の通路上に延びている。
【0045】
ディフューザ18は架台24の下に取り付けることができる。変形例として、ディフューザ18は架台を形成するような形状を有してもよい。その場合、部分58及び59は、リセス7の形状に対応する凹んだ形状を有する。
いずれにせよ、架台24には複数のアパーチャが設けられており、このアパーチャから製品が分配される。使用時に、第1の容器6から供給されて第1の部分58を通過する製品は、架台24の表面に全体に分配される。さらに、ディフューザ18が、コイル状に導入される冷媒製品の膨張によって冷却される。その結果、架台24を通って循環する製品は、ドラム20に取り込まれる前に冷却される。
【0046】
図20及び21に示すように、流入開口62と流出開口66との間でディフューザ55を通る曲がりくねった導管65は、第1の部分58が配置される面64を形成することによって作成される。面64の作成は、機械的に又は型打ち成形によって行うことができる。しかしながら、型打ち成形は、その中で液体が膨張するチャネルを金属プレートの切断と同時に形成することができるという点で有利である。さらなる変形例として、図22及び23に示すように、第1の部分58及び第2の部分59の方向を向く2つの主面の両方に、型打ち成形又は機械加工によって冷却チャネルを同時に形成することができる。
ディフューザ18を構成する2つの部分58及び59は、有利には良好な熱伝導特性が得られるように金属材料、例えば真鍮又はアルミニウムで形成する。しかしながら、これらの2つの部分は熱可塑性樹脂から形成することもできるし、一方の部分を熱可塑性樹脂から、他方の部分を金属から形成することもできる。加えて、ディフューザは第1の容器15に直接的にオーバーモールドすることができる。
【0047】
再び図1を参照すると、リセス5及び7に加えて、ケーシング4は、モータ27の1つ以上の電源バッテリを収容する第3のリセス67を有している。
好ましくは、リセス67は、一方では1つ又は複数のバッテリの交換を、他方では第1の容器6及び第2の容器6’の交換又充填を容易にする着脱可能なカバー68の下に形成されている。
【0048】
ケーシング4には、モータを始動及び停止させるためのスイッチ69が設けられる。しかしながら、好ましくは、これに加えて第2の容器6’のバルブ14にスイッチ69によって制御される追加的な電気アクチュエータを装備することにより、同時にドラム20を回転させ、ディフューザ18に冷媒製品を分配する。
更には、第1の容器の周りに広がる本体4のゾーンZに弾性的に変形可能な壁を設け、この壁に圧力をかけることにより、ディフューザ18を介した製品の分配を容易に行なうことができることに留意されたい。
【0049】
上述の構成によって、特に使用し易い「ローラ」又は「ボール」型の塗布具を備えた小型の構成で、冷却された化粧製品を分配することが可能となる。
さらに、定量の製品を塗布するためには、スイッチ69を操作して本体4を押すだけでよい。これにより、製品は第1の容器6から第1の部分58を通ってディフューザ18に運ばれ、ディフューザの作用表面に沿って分散される。
【0050】
同時に、製品は、ディフューザ内における冷媒製品の膨張の作用によって冷却される。
続いて、冷却された製品は架台に形成されたアパーチャを通過し、回転ドラムに取り込まれる。
ドラムを肌に当てると、冷却された製品が分配される。さらに、塗布時には、ドラムは変形してボスの形状を取り、よって塗布時に肌へのマッサージ作用をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明による化粧製品の収容及び分配用アセンブリの第1の実施形態の縦断面図である。
【図2】図1に示すアセンブリの別の縦断面図であり、塗布される製品の第1の保存容器と冷媒製品の第2の保存容器を示す。
【図3】本発明によるアセンブリの端部ゾーンの分解斜視図であり、アセンブリの組み立て方を概略的に示している。
【図4】本発明によるアセンブリの第2の実施形態の縦断面図である。
【図5】図4に示すアセンブリの塗布具の軸に沿った断面図である。
【図6】図5に示す塗布具の駆動円筒部を示す。
【図7】図5に示す塗布具の塗布表面を示す。
【図8】図5に示す塗布具の塗布表面を示す。
【図9】図5に示す塗布具の円筒形の支持体を示す。
【図10】駆動円筒部を駆動させる歯車機構を示す。
【図11】図5に示す塗布具を保持するロックプラグの概略斜視図である。
【図12】作動中の塗布具の軸に沿った断面図である。
【図13】本発明による製品収容及び分配用アセンブリの構成部材の側面図であり、塗布具のコーティング表面を示している。
【図14】図13に示す部材の構成を示す。
【図15】図13に示す部材の構成を示す。
【図16】図13に示す部材の構成を示す。
【図17】図13に示す部材の構成を示す。
【図18】図13に示す部材の構成を示す。
【図19】図13に示す部材の構成を示す。
【図20】本発明によるコーティング表面の第1の実施形態の斜視図である。
【図21】本発明によるコーティング表面の第1の実施形態の側面図である。
【図22】本発明によるコーティング表面の別の実施形態の前面図である。
【図23】本発明によるコーティング表面の別の実施形態の側面図である。
【符号の説明】
【0052】
1 アセンブリ
2 近位端部
3 遠位端部
4 ケーシング、本体
5 第1のリセス
6 保存容器、第1の容器
6’ 加圧容器、第2の容器
7 第2のリセス
8 製品塗布具
9 加圧容器6’の本体
10 加圧容器6’の第1の端部
11 第1の端部10の反対側の端部
12 カップ
13 加圧容器6’の縁部
14 冷媒製品分配エレメント、バルブ
14’ 作動ロッド
15 ボトル、ポケット、第1の容器
16 保存容器6の第1の端部
17 ネック
18 ディフューザ
20 ドラム
21、22 ドラム20の端部ゾーン
23 塗布表面
24 コーティング表面、架台
25、26 通路、開口部
27 モータ
28 エンドシールド
30 駆動シリンダ
31 支持体
32 駆動シリンダ30の一方の端部
33 駆動シリンダ30の環状溝
34 支持体31のビード
35、36 支持体31の環状溝
37、38 支持体31の端部ゾーン
39、40 ドラム20のビード
42 歯車機構
43 歯付きリング
44 肩部
45 太陽小歯車
46 遊星歯車
50 エンドシールド
51 スタッド
52 エンドシールド28の延長部
53 スタッド
56 接続部
57 嵌合用取付け具
58 プレート、ディフューザ18の第1の部分
59 プレート、ディフューザ18の第2の部分
60 軸方向通路
61 軸方向通路、開口部
62 流入開口
64 主面
65 冷媒製品蒸発導管、溝
66 流出開口
67 第3のリセス
68 カバー
69 スイッチ
B ボス
L リセス
X−X’ 長軸




 

 


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