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発明の名称 コンパクト容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−175315(P2007−175315A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2005−377775(P2005−377775)
出願日 平成17年12月28日(2005.12.28)
代理人 【識別番号】110000224
【氏名又は名称】特許業務法人田治米国際特許事務所
発明者 野口 徳司 / 田島 久美子 / 麻生 雅晴
要約 課題
三面鏡付のコンパクト容器において、三面鏡の開閉が容易に行われるようにする。

解決手段
コンパクト容器1Aが、化粧料Aを収容する容器本体5、容器本体5と蝶着している蓋体30、及び三面鏡10を備え、三面鏡10が、該三面鏡10が閉じた状態で順次重なる中央鏡11、第1袖鏡14a及び第2袖鏡14bからなり、これらの鏡はそれぞれ中央鏡用枠体12、第1袖鏡用枠体15a、第2袖鏡用枠体15bに取り付けられ、第1、第2の袖鏡用枠体15a、15bはそれぞれ中央鏡用枠体12の両端部に第1、第2の蝶番13a、13bで取り付けられている。第2袖鏡用枠体15bは弾性樹脂材料から形成されている。第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bと反対側の端部15bxが、閉じた状態の第1袖鏡用枠体15aへ押しつけられると、第2袖鏡用枠体15bの端部15bxが第1袖鏡用枠体15aから浮き上がった状態で第2袖鏡14bが閉じる。
特許請求の範囲
【請求項1】
化粧料を収容する容器本体、容器本体と蝶着している蓋体、及び三面鏡を備えたコンパクト容器であって、
三面鏡が、該三面鏡が閉じた状態で順次重なる中央鏡、第1袖鏡及び第2袖鏡からなり、
中央鏡、第1袖鏡及び第2袖鏡が、それぞれ枠体に取り付けられ、
蓋体の内側に中央鏡用枠体を有し、
中央鏡用枠体の両端部に第1袖鏡用枠体と第2袖鏡用枠体がそれぞれ蝶番部材によって取り付けられ、
第2袖鏡用枠体が弾性樹脂材料から形成され、
第1袖鏡が閉じた状態で、第2袖鏡用枠体の蝶番部材と反対側の端部を第1袖鏡用枠体へ押圧後その押圧を解除すると、該端部が第1袖鏡用枠体から浮き上がった状態で第2袖鏡が閉じるコンパクト容器。
【請求項2】
第2袖鏡用枠体の蝶番部材が、スプリングピン又は波形スプリングピンにより接合されている請求項1記載のコンパクト容器。
【請求項3】
第2袖鏡用枠体の第2袖鏡側面の蝶番部材近傍に突起が設けられている請求項1記載のコンパクト容器。
【請求項4】
第2袖鏡を開くときに第1袖鏡用枠体の縁部に接触することにより第1袖鏡を浮き上がらせる接触構造が、第2袖鏡用枠体の蝶番部材に設けられている請求項1〜3のいずれかに記載のコンパクト容器。
【請求項5】
前記接触構造が、第2袖鏡用枠体の蝶番部材の回転筒に形成された切り欠き部からなる
請求項4記載のコンパクト容器。
【請求項6】
前記接触構造が、第2袖鏡用枠体の蝶番部材の回転筒に形成されたリブからなる請求項
4記載のコンパクト容器。
【請求項7】
前記接触構造が、第2袖鏡用枠体の蝶番部材の回転筒の外周面に設けられた滑り止め部
材からなる請求項4記載のコンパクト容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料を収容するコンパクトな鏡付容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料を収容するコンパクト容器として、化粧料を収容する容器本体と、容器本体に開閉自在に蝶着された蓋体からなり、蓋体の内側に平面鏡を貼着したものが普及している。また、このようなコンパクト容器であって、蓋体の内側に三面鏡を取り付けたものが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−175738号公報
【特許文献2】登録実用新案第3020899号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンパクト容器に取り付けられる三面鏡では、狭い容器スペース内で、できる限り広い鏡面を確保するため、三面鏡が閉じた状態で、中央鏡とその上に順次重なる第1袖鏡と第2袖鏡とが、隙間無く折りたたまれるようにすることが望ましい。
【0005】
しかしながら、三面鏡が隙間無く折りたたまれ、三つの鏡がちょうど重なるようにすると、閉じている三面鏡を開くことが難しくなる。
【0006】
これに対して、本発明は、三面鏡付のコンパクト容器において、三面鏡の開閉が容易に行われるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、三面鏡が閉じた状態で中央鏡とその上に順次重なる第1袖鏡と第2袖鏡とからなり、第1袖鏡用枠体と第2袖鏡用枠体が中央鏡用枠体の両側に蝶番で取り付けられている場合に、三面鏡を通常の操作でたたんだときに、第2袖鏡用枠体の蝶番部材と反対側の端部が第1袖鏡用枠体から浮き上がるように第2袖鏡用枠体を構成すると、三面鏡をたたんで蓋体を閉じた状態から蓋体を開けたときに、第2袖鏡用枠体の蝶番部材と反対側の端部が第1袖鏡用枠体から浮き上がり、その端部に指をかけることにより容易に第2袖鏡を開くことができること、さらに、第2袖鏡が開くときに第2袖鏡用枠体の蝶番部材に第1袖鏡用枠体の縁部が接触し、第2袖鏡用枠体の蝶番部材の回転に伴って第1袖鏡用枠体の端部が第1袖鏡の開く方向に浮き上がるようにすると、その浮き上がった第1袖鏡用枠体に指をかけることができるので、第1袖鏡も容易に開けられることに想到した。
【0008】
即ち、本発明は、化粧料を収容する容器本体、容器本体と蝶着している蓋体、及び三面鏡を備えたコンパクト容器であって、
三面鏡が、該三面鏡が閉じた状態で順次重なる中央鏡、第1袖鏡及び第2袖鏡からなり、
中央鏡、第1袖鏡及び第2袖鏡が、それぞれ枠体に取り付けられ、
蓋体の内側に中央鏡用枠体を有し、
中央鏡用枠体の両端部に第1袖鏡用枠体と第2袖鏡用枠体がそれぞれ蝶番部材によって取り付けられ、
第2袖鏡用枠体が弾性樹脂材料から形成され、
第1袖鏡が閉じた状態で、第2袖鏡用枠体の蝶番部材と反対側の端部を第1袖鏡用枠体へ押圧後その押圧を解除すると、該端部が第1袖鏡用枠体から浮き上がった状態で第2袖鏡が閉じるコンパクト容器を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明のコンパクト容器によれば、三面鏡を閉じた状態で中央鏡と一対の袖鏡がちょうど重なり合うように折りたたまれ、かつ、三面鏡をたたんで蓋体を閉じた状態から蓋体を開けると、第2袖鏡用枠体の蝶番部材と反対側の端部が第1袖鏡用枠体から浮き上がっているので、その浮き上がった端部に指をかけることにより容易に第2袖鏡を開くことができる。
【0010】
さらに、本発明のコンパクト容器において、第2袖鏡が開くときに第1袖鏡用枠体の縁部に接触することにより第1袖鏡を浮き上がらせる接触構造を第2袖鏡用枠体の蝶番部材に設けた態様によれば、第2袖鏡を開くことで、第1袖鏡用枠体が浮き上がるので、浮き上がった第1袖鏡用枠体に指をかけることにより、第1袖鏡も容易に開くことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又
は同等の構成要素を表している。
【0012】
図1は、本発明の一実施例のコンパクト容器1Aであって、三面鏡10を開いた状態の
斜視図である。
【0013】
このコンパクト容器1Aは、ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料Aを収容する容器本体5、三面鏡10、及び容器本体5の開口面を開閉自在に覆う蓋体30からなり、三面鏡10は中央鏡11と左右一対の第1袖鏡14a、第2袖鏡14bからなる。
【0014】
容器本体5には、化粧料Aの他、必要に応じてスポンジ6、はけ、ブラシ(図示せず)等の化粧用具が収容されるスペースが設けられる。
【0015】
蓋体30は、蓋外側部材31に中央鏡用枠体12を接合したものからなり、この中央鏡用枠体12に中央鏡11が接着剤、粘着剤等により貼着されている。蓋体30は、中央鏡11の下端側で容器本体5と蝶番を介してつながっている。
【0016】
一対の袖鏡14a、14bは、袖鏡用枠体15a、15bに接着剤、粘着剤等により貼着され、袖鏡用枠体15a、15bが、中央鏡用枠体12の両端部の第1蝶番13a、第2蝶番13bにより、具体的には中央鏡用枠体12の蝶番部材18a、18bに、第1袖鏡用枠体15aの蝶番部材19a、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bをピン16a、16bで掛合することにより、蝶着されている。
【0017】
図2は、三面鏡10をたたみ、さらに蓋体30を閉じた状態のX−X方向の断面図である。このように、このコンパクト容器1Aでは、三面鏡10の中央鏡11と第1袖鏡14aと第2袖鏡14bとがちょうど重なり合うように、それらの枠体12、15a、15bが蝶着されている。したがって、コンパクト容器内において、三面鏡の鏡面の面積をできる限り広く確保することが可能となる。
【0018】
図3Aは、図1のコンパクト容器1Aの第1袖鏡14aをたたみ、さらに第2袖鏡14bをたたむときに、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bと反対側(即ち、第2蝶番13bと反対側)に位置する端部15bxを矢印のように第1袖鏡用枠体15aへ押圧している状態を示す断面図であり、図3Bは、押圧により第2袖鏡用枠体15bが破線で示すように撓んでその端部15bxが第1袖鏡用枠体15aの背面に当接した後、押圧を解除した状態を実線で示す断面図である。
【0019】
図3A、図3Bに示すように、このコンパクト容器1Aでは、三面鏡10をたたむ通常の操作にしたがって第2袖鏡用枠体15bの背面の端部15xbを第1袖鏡用枠体へ押圧すると、第2袖鏡用枠体15bが若干撓み、第2袖鏡14bの全面が第1袖鏡用枠体15aの背面と完全には面接触しない状態で第2袖鏡14bが閉じ、押圧を解除すると第2袖鏡用枠体15bの端部15bxが第1袖鏡用枠体15aから浮き上がった状態となるように第2袖鏡用枠体15bが構成されている。より具体的には、第2袖鏡用枠体15bの第2蝶番13bが、それを閉じようとする押圧に対して適度に大きな抗力を与えるように構成されており、かつ、押圧の有無により、撓んだり、撓みが解消したりするように第2袖鏡用枠体15bが弾性樹脂材料から形成されている。
【0020】
第2蝶番13bが、それを閉じようとする押圧に対して適度に大きな抗力を与えるようにするには、例えば、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bと中央鏡用枠体12の蝶番部材18bとの回転における摩擦力を高める。そのための具体的手法としては、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bと中央鏡用枠体12の蝶番部材18bとを接合するピン16bとして、図4Aに示すような波形スプリングピン16xや、図4Bに示すようなスプリングピン16yを使用して、その開き力を調整すればよい。なお、ピン16bと蝶番部材18b、19bとの回転における摩擦力の大きさは、三面鏡10をたたむ通常の操作にしたがって第2袖鏡用枠体15bの端部15xbを第1袖鏡用枠体15aへ押圧することによりその端部15bxを第1袖鏡用枠体15aの背面に当接させたとき、第2袖鏡用枠体15bにおいて回転を阻止する摩擦力と端部15xbへの押圧による回転力により両端で力が逆向きに加わる結果、撓みが生じ(図3Bの破線の状態)、その後押圧を解除したときにはその撓みがなくなる(図3Bの実線の状態)ことにより第2袖鏡用枠体15bの端部bxが浮き上がるように設定する。例えば、第2袖鏡用枠体15bの端部15xbを第1袖鏡用枠体15aへ押圧することにより第2袖鏡用枠体15bの端部15bxを第1袖鏡用枠体15aの背面に当接させ、その後押圧を解除したときの第2袖鏡用枠体15bの端部15bxでの第1袖鏡用枠体15aの背面からの鏡枠浮き量が1〜5mm程度とすることが好ましい。また、第2袖鏡用枠体15bを蝶番部材19b近傍で押圧することにより、第2袖鏡用枠体15bがほとんど撓む余地無く、押圧力が直接的に蝶番部材19bにかかるようにした場合には、第2袖鏡用枠体15bの端部15bxが浮き上がらず、第2袖鏡14bが第1袖鏡用枠体15aの背面にほぼ面接触する程度とすることが好ましい。
【0021】
この他、第2袖鏡用枠体15bが、それを閉じようとする力に対して抗力を受けるようにする手法としては、図5に示すように、第2袖鏡用枠体15bの第2袖鏡14b側の面の蝶番部材19b近傍に、第2袖鏡14bが第1袖鏡用枠体15aの背面と面接触することを阻害する突起17を設けてもよい。この場合、突起17の第2袖鏡14bの鏡面からの高さは、0.07〜0.36mmが好ましい。
【0022】
第2袖鏡用枠体15bを形成する弾性樹脂材料としては、従来より使用されている樹脂の中で弾性に優れているもの、例えば、厚さ0.8〜2.5mmのABS樹脂、AS樹脂、PCTA樹脂(ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート/イソフタル酸共重合体)、PP樹脂等とすることが好ましい。
【0023】
このコンパクト容器1Aは、図2の蓋体30が閉じた状態から蓋体30を開けると、三面鏡10は、図3Bに示したように、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bと反対側の端部15bxが第1袖鏡用枠体15aから浮き上がった状態となる。したがって、この浮き上がった端部15xbに指をかけることにより、容易に第2袖鏡14bを開く事が可能となる。
【0024】
本発明においては、三面鏡10が閉じていた状態から第2袖鏡14bを容易に開けるようにすることに加えて、第1袖鏡14aも容易に開けるようにすることが好ましい。このため、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bには、第2袖鏡14bを開くときに第1袖鏡用枠体15aの縁部に接触することにより第1袖鏡14aを浮き上がらせる接触構造を設けられることが好ましい。
【0025】
この接触構造として、図1のコンパクト容器1Aには、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bの回転筒に切り欠き部20を設け、切り欠きの残部である縁部20aを突出させている。また、第1袖鏡用枠体15aと第2袖鏡用枠体15bの縁部には、それぞれ先端に向かって厚みを薄くした突出部21a、21bを設けている。したがって、このコンパクト容器1Aの使用時に閉じた三面鏡10を開く際には、図6(a)に示すように、まず第2袖鏡用枠体15bの浮き上がった端部15bxにある突出部21bに指をかけて第2袖鏡14bを開く。これにより、容易に第2袖鏡14bを開くことができる。同図(b)に示すように第2袖鏡14bの開きが大きくなると、第2袖鏡用蝶番部材19bの回転筒に設けられている切り欠き部20の縁部20aが第1袖鏡用枠体15aの縁部の突出部21aを押し上げ、同図(c)に示すように第2袖鏡14bが完全に開いた状態では、第1袖鏡用枠体15aの縁部の突出部21aは、容易に指をかけられる程度に、第1袖鏡14aの開く方向に浮き上がっている。よって、この突出部21aに指をかけることにより、第1袖鏡14aも容易に開くことができる。
【0026】
さらに、このコンパクト容器1Aの第2袖鏡用枠体15bには、第2袖鏡14bと蝶番部材19bの回転筒との間に、第2袖鏡14bの鏡面よりも凹んだ凹部22が形成されている。したがって、開いていた三面鏡10を閉じる際に、まず第1袖鏡14aを閉じ、次いで第2袖鏡14bを閉じるとき、従前の三面鏡では、第1袖鏡14aが完全に閉じていない状態で第2袖鏡14bを閉じようとすると、第1袖鏡14aが引っかかって第2袖鏡14bが閉め難くなっていたが、このコンパクト容器によれば、図7(a)に示すように、第2袖鏡14bに当接している第1袖鏡用枠体15aの縁部の突出部21aが、第2袖鏡用枠体15bの凹部22に滑るように入るので、同図(b)に示すように、引っかかり無く滑らかに第2袖鏡14bを閉じることが可能となる。
【0027】
本発明は、この他種々の態様をとることができる。例えば、図8のコンパクト容器1Bは、第1袖鏡用枠体15aの縁部に接触する接触構造として、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bの回転筒にリブ23を設けたものである。図9(a)は、図8のコンパクト容器1Bのx−x断面の拡大図である。このコンパクト容器1Bによれば、閉じていた三面鏡10を開く際に、まず第2袖鏡14bを開いていくと、図9(b)に示すように、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bのリブ23が第1袖鏡用枠体15aの縁部の突出部21aを押し上げ、同図(c)に示すように、第2袖鏡14bが完全に開いた状態では、第1袖鏡用枠体15aの縁部の突出部21aは、容易に指をかけられる程度に、第1袖鏡14aの開く方向に浮き上がってくる。よって、この突出部21aに指をかけることにより、容易に第1袖鏡14aを開くことができる。
【0028】
本発明において、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bを第1袖鏡用枠体15aの縁部と接触させるための構造を特に設けることなく、第1袖鏡用枠体15aと蝶番部材19bの位置及び寸法を調整し接触させてもよい。その際、図10(a)に示すように、その蝶番部材19bの回転筒の外周面にゴム材等の滑り止め部材24を設けることが好ましい。この場合、袖鏡14a、14bの開閉時に、第2袖鏡用枠体15bの蝶番部材19bに設けた滑り止め部材24と接触することとなる第1袖鏡用枠体15aの縁部にも滑り止め部材25を設け、双方の接触時の摩擦力を高めることが好ましい。これにより、閉じていた三面鏡10の第2袖鏡14bを開いていくと、図10(b)に示すように、滑り止め部材24、25同士の摩擦力により第1袖鏡用枠体15aが擦り上げられ、同図(c)に示すように、第2袖鏡14bが完全に開いた状態では、第1袖鏡用枠体15aの縁部は、容易に指をかけられる程度に浮き上がる。よって、ここに指をかけることにより、容易に第1袖鏡14aを開ことができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明のコンパクト容器は、ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料を収
容する容器として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例のコンパクト容器において、三面鏡を開いた状態の斜視図である。
【図2】図1のコンパクト容器が閉じた状態の断面図である。
【図3A】図1のコンパクト容器において、第2袖鏡用枠体を押圧している状態の蓋体の断面図である。
【図3B】図1のコンパクト容器において、第2袖鏡用枠体の端部の押圧を解除した状態の蓋体の断面図である。
【図4A】波形スプリングピンの斜視図である。
【図4B】スプリングピンの斜視図である。
【図5】第2袖鏡用枠体の第2袖鏡側面の蝶番部材近傍に突起を有する蓋体の斜視図である。
【図6】図1のコンパクト容器において、三面鏡を開くときの袖鏡の作用の説明図である。
【図7】図1のコンパクト容器において、三面鏡を閉じるときの袖鏡の作用の説明図である。
【図8】本発明の異なる態様のコンパクト容器において、三面鏡を開いた状態の斜視図である。
【図9】図8のコンパクト容器において、三面鏡を開くときの袖鏡の作用の説明図である。
【図10】更に異なる本発明のコンパクト容器において、三面鏡を開くときの袖鏡の作用の説明図である。
【符号の説明】
【0031】
1A、1B コンパクト容器
5 容器本体
6 スポンジ
10 三面鏡
11 中央鏡
12 中央鏡用枠体
13a 第1蝶番
13b 第2蝶番
14a 第1袖鏡
14b 第2袖鏡
15a 第1袖鏡用枠体
15b 第2袖鏡用枠体
15bx 第2袖鏡用枠体の端部
16a、16b ピン
16x 波形スプリングピン
16y スプリングピン
17 突起
18a、18b 中央鏡用枠体の蝶番部材
19a、19b 袖鏡用枠体の蝶番部材
20 切り欠き部
20a 切り欠き部の縁部
21a 突出部
21b 突出部
22 凹部
23 リブ
24 滑り止め部材
25 滑り止め部材
30 蓋体
31 蓋外側部材
A 化粧料




 

 


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