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発明の名称 毛髪保持具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75231(P2007−75231A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−264639(P2005−264639)
出願日 平成17年9月13日(2005.9.13)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 小林 英男 / 東城 武彦
要約 課題
筒状体における毛髪取り込み口近傍の把持性及び毛髪取り込み口への毛髪束の挿入性を向上できると共に、毛髪束の巻き上げ開始位置のずれ及び巻き上げ中における毛髪束に対する筒状体の位置ずれを防止できる毛髪保持具を提供すること。

解決手段
一端の開口部21から他端の開口部22に向けて毛髪束を挿通可能に構成された扁平形状の筒状体2からなる毛髪保持具であって、筒状体2における一方の面及び他方の面は、それぞれ一面シート23A及び他面シート23Bから形成されており、一面シート23A及び他面シート23Bにおける一端の開口部21近傍に、指を掛け得る指掛け部4,4が設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
一端の開口部から他端の開口部に向けて毛髪束を挿通可能に構成された扁平形状の筒状体からなる毛髪保持具であって、
前記筒状体における一方の面及び他方の面は、それぞれ一面シート及び他面シートから形成されており、
前記一面シート及び前記他面シートにおける前記一端の開口部近傍に、指を掛け得る指掛け部が設けられている毛髪保持具。
【請求項2】
前記指掛け部は、テーバーこわさが0.4mN・m以上、1.0mN・m以下の材料から形成されている請求項1記載の毛髪保持具。
【請求項3】
前記一対の指掛け部は、それぞれ、前記一面シート及び前記他面シートの外面に直接的に又は間接的に面状に接合されている請求項1又は2に記載の毛髪保持具。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪束を所定の形状に巻回するときに用いられる毛髪保持具に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、筒状体からなり、毛髪取り込み口及びその近傍を高剛性に形成した毛髪保持具が記載されている。この毛髪保持具によれば、毛髪取り込み口への毛髪束の挿入性が高くなっている。
【0003】
【特許文献1】特開2003−33216号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1記載の前記毛髪保持具においては、毛髪束の挿入性は向上しているが、挿入性が向上するまで毛髪取り込み口を硬く形成すると、毛髪取り込み口が変形しにくくなり、毛髪取り込み口で毛髪束を抑えることができなくなる。そのため、毛髪束の巻き上げ開始位置がずれ易く、また毛髪束の挿入後に毛髪束と筒状体とを固定し難いため、巻き上げ中に毛髪束に対する筒状体の位置がずれ易いという課題があった。また、毛髪取り込み口への毛髪束の挿入性の更なる向上が望まれている。
【0005】
従って、本発明の目的は、筒状体における毛髪取り込み口近傍の把持性及び毛髪取り込み口への毛髪束の挿入性を向上できると共に、毛髪束の巻き上げ開始位置のずれ及び巻き上げ中における毛髪束に対する筒状体の位置ずれを防止できる毛髪保持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、一端の開口部から他端の開口部に向けて毛髪束を挿通可能に構成された扁平形状の筒状体からなる毛髪保持具であって、前記筒状体における一方の面及び他方の面は、それぞれ一面シート及び他面シートから形成されており、前記一面シート及び前記他面シートにおける前記一端の開口部近傍に、指を掛け得る指掛け部が設けられている毛髪保持具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の毛髪保持具によれば、指掛け部に挿入した指が高剛性部材の代わりとなって筒状体における毛髪取り込み口近傍の把持性及び毛髪取り込み口への毛髪束の挿入性を向上できる。また、また毛髪取り込み口が容易に変形可能なため毛髪束の巻き上げ開始位置のずれ及び巻き上げ中における毛髪束に対する筒状体の位置ずれを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の毛髪保持具を、その好ましい一実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施形態の毛髪保持具1は、図1に示すように、一端の開口部21から他端の開口部22に向けて毛髪束H〔図3(c)参照〕を挿通可能に構成された扁平形状の筒状体2からなる毛髪保持具である。筒状体2における一方の面及び他方の面は、それぞれ一面シート23A及び他面シート23Bから形成されており、一面シート23A及び他面シート23Bにおける一端の開口部21近傍それぞれに、指を掛け得る一対の指掛け部4,4が設けられている。指掛け部4は、一個のみでも良いが、毛髪挿入操作の容易性を考慮すると、一対設けた方が好ましい。
【0009】
本実施形態の毛髪保持具1について更に詳述する。本実施形態の毛髪保持具1における筒状体2は、図1に示すように、一方の面を形成する一面シート23A及び他方の面を形成する他面シート23Bからなる。一面シート23A及び他面シート23Bは、帯状シートであり、その両側端部24,24同士が接合されて、一端の開口部21及び他端の開口部22を有する扁平形状の筒状体2が形成されている。一端の開口部21は、毛髪取り込み口となる開口部である。
筒状体2の大きさは、毛髪の長さやくせ付けしたい場所、挿入する毛髪束の量に応じて適宜設定されるが、好ましくは、長さが50〜350mm、幅が20〜100mmである。
【0010】
一面シート23A及び他面シート23Bを形成する材料としては、各種可撓性材料が用いられる。その可撓性材料としては、不織布、織物、編み物、多孔性若しくは非多孔性の樹脂フィルム、紙、樹脂ネット又はこれらの複合体等が挙げられ、具体的用途に応じて適切な材料が選択される。例えば、筒状体2内に挿入されている毛髪に対して筒状体2の外部から毛髪処理剤を施したいときには、該毛髪処理剤に対して透過性を有する材料を用いればよい。筒状体2内に挿入されている毛髪のみに毛髪処理剤を施したいときには、該毛髪処理剤に対して非透過性を有する材料を用いればよい。本実施形態においては、筒状体2の外部から毛髪処理剤を施すことを考慮して、毛髪処理剤に対して透過性を有する不織布が用いられている。
【0011】
一面シート23A及び他面シート23Bの厚みは、特に限定されないが、好ましくは5〜500μmである。一面シート23A及び他面シート23Bの厚み及びテーバーこわさは、シート全体で均一の方が好ましい。
一面シート23Aと他面シート23Bとの接合には、ヒートシール、インパルスシール、超音波シール、接着剤、粘着テープ、縫製等が用いられ、本実施形態においては、ヒートシールが用いられている。
【0012】
図1に示すように、一面シート23A及び他面シート23Bの外面における一端の開口部21近傍それぞれには、取り込み口補強シート51,51が接合されており、そのため、筒状体2における一端の開口部21近傍のテーバーこわさ(剛性)が向上し、一端の開口部21への毛髪束の挿入性が向上している。本実施形態における取り込み口補強シート51,51は、一面シート23A及び他面シート23Bと同じ幅の帯状シートから形成されており、それぞれ一面シート23A及び他面シート23Bに全面的に接合されている。
一面シート23A又は他面シート23Bと取り込み口補強シート51との積層体のテーバーこわさは、好ましくは0.4mN・m以上、1.0mN・m以下である。
尚、前記「テーバーこわさ」は、JIS P8125に規定される「こわさ試験方法」により測定されるテーパーこわさである。
【0013】
図1に示すように、一面シート23A及び他面シート23Bにおける一端の開口部21近傍それぞれには、指を掛け得る一対の指掛け部4,4が設けられている。本実施形態における一対の指掛け部4,4は、帯状シートが矩形輪状にされて形成されており、それぞれ一面シート23A側の取り込み口補強シート51及び他面シート23B側の取り込み口補強シート51を介して間接的に、一面シート23A及び他面シート23Bの外面に面状に接合されている。
指掛け部4を形成する材料としては、各種可撓性材料が用いられる。その可撓性材料としては、樹脂フィルム、紙、金属板又はこれらの複合体等が挙げられる。
【0014】
指掛け部4の内周長は、それに指を掛けた際の安定感等の観点から、好ましくは4cm以上、10cm以下である。
指掛け部4の幅は、筒状体2の幅にもよるが、指掛け部4に指を掛けた際の安定感や触感等の観点から、好ましくは5mm以上、60mm以下であり、更に好ましくは10mm以上、40mm以下である。
【0015】
指掛け部4の接合面積(一面シート23A又は他面シート23Bに直接的に又は間接的に接合される面積)は、指掛け部4に指を掛けて一端の開口部21を開口させる際の開口し易さ等の観点から、好ましくは5mm2以上、50mm2以下である。
【0016】
指掛け部4は、指を掛けた際の安定性や指の挿入性等の観点から、テーバーこわさが0.4mN・m以上、1.0mN・m以下の材料から形成されていることが好ましい。
【0017】
図1に示すように、筒状体2を構成する一面シート23A及び他面シート23Bには、それぞれ、筒状体2の巻き上げ用の巻き上げ用糸7を挿通案内する複数個の挿通孔部6A,6Bが設けられている。巻き上げ用糸7は、その一端71が筒状体2の他端の開口部22近傍に固定されており、挿通孔部6A,6Bに順次挿通案内されて筒状体2の外周面にスパイラル状に巻き付けられている。
巻き上げ用糸7は、筒状体2内に挿入されている毛髪束を、筒状体2ごと巻き上げる手段として用いられる。本発明において巻き上げとは、毛髪に所定のくせ付けをすること全般を意味し、本来の巻き上げ(スパイラル状の巻き上げ)に加えて例えば湾曲や屈曲も包含される。
【0018】
巻き上げ用糸7は、これを引っ張って毛髪の巻き上げ操作を行うときに、引きちぎれない程度の強度及び巻き上げ操作を円滑に行い得る柔軟性を有していることが好ましい。この点から、巻き上げ用糸7は各種樹脂等の合成物、木綿や麻等の天然物、レーヨン等の半天然物、各種金属、又はこれらの複合体等から構成されていることが好ましい。また、巻き上げ用糸7は、糸状のものに限られず、例えば細長い帯状のものでもよい。
【0019】
巻き上げ用糸7は、一面シート23A及び他面シート23Bにおける両側部に互い違いに形成された挿通孔部6A,6Bに、ジグザグの軌跡を描くように挿通されて、筒状体2に取り付けられている。
詳細には、筒状体2は、その両側部に第1の挿通孔部6Aからなる第1の挿通孔部列と、第2の挿通孔部6Bからなる第2の挿通孔部列とを有している。第1の挿通孔部列における隣接する挿通孔部6A,6Aの間隔は一定になっている。第2の挿通孔部列においても同様であり、その間隔は第1の挿通孔部列と同じになっている。そして、各挿通孔部列における挿通孔部6A,6Bは、互いに半ピッチずれるように互い違いに配置されている。
【0020】
巻き上げ用糸7は、最も下部に位置する第1の挿通孔部6Aに、他面シート23Bから一面シート23Aに向けて挿通され、その位置から斜め左上方に位置する第2の挿通孔部6Bに向けて、一面シート23Aの外面に沿って配されている。そして、第2の挿通孔部6Bにおいて、一面シート23Aから他面シート23Bに向けて挿通されている。第2の挿通孔部6Bに挿通された巻き上げ用糸7は、その位置から斜め右上方に位置する第1の挿通孔部6Aに向けて、他面シート23Bの外面に沿って配されている。以後この挿通が繰り返される。その結果、巻き上げ用糸7はジグザグの軌跡を描くことになる。
【0021】
巻き上げ用糸7の一端71には、結び目が形成されており、前記最も下部に位置する挿通孔部6Aに引っ掛かり、引き抜かれないようになされて固定されている。筒状体2における最も上部に位置する挿通孔部6Bにおいては、巻き上げ用糸7は自由状態になっている。最も上部に位置する挿通孔部6Bに隣接して、挿通孔部6Cが設けられており、この挿通孔部6Cに、巻き上げ用糸7の他端72が挿通されている。巻き上げ用糸7の他端72には、結び目が形成されており、挿通孔部6Cに引っ掛かり、引き抜かれないようになされて固定されている。
従って、巻き上げ用糸7の他端72側を引っ張ると、筒状体2は、スパイラル状に変形する。
【0022】
図1に示すように、巻き上げ用糸7の他端72側における、最も上部に位置する挿通孔部6Bと挿通孔部6Cとの間には、糸留め8が取り付けられている。糸留め8は、巻き上げ用糸7に沿って移動自在になっていると共に、所定位置で固定できるようになっている。そのため、筒状体2を巻き上げた後において、糸留め8を最も上部に位置する挿通孔部6B近傍に移動し、その位置で固定することにより、筒状体2の巻き上げ状態を容易に維持できるようになっている。
【0023】
このように構成された本実施形態の毛髪保持具1の一使用方法について、パーマネント処理を例にとり図2〜図4を参照しながら説明する。尚、図3においては、筒状体2における巻き上げ用糸7の図示を省略している。
ここでは、筒状体2における一端の開口部21への毛髪束Hの挿入に、毛髪挿入具3を用いる。毛髪挿入具3は、図3に示すように、細長板状で、一端側が先細状に形成された板状部材31からなる。板状部材31は、硬質の合成樹脂シート等から形成されている。板状部材31の他端側には、長手方向に延びる波状スリット形状の係止部32が設けられており、更に係止部32と連続する略矩形状の切り抜き部33が形成されている。
【0024】
まず、図2に示すように、筒状体2の一端の開口部21近傍に設けられた一対の指掛け部4,4に、それぞれ指F,Fを掛け、指F,Fを離間させる。その結果、一対の指掛け部4,4も離間し、筒状体2の一端の開口部21がスムーズに開口する。
次に、図3(a)に示すように、毛髪束Hを毛髪挿入具3の係止部32に挿通して係止させる。毛髪束Hは、毛髪挿入具3における係止部32の形状に従って、毛髪挿入具3の長手方向と直交する方向に延びた状態で係止部32に係止される。
【0025】
次いで、毛髪挿入具3をその一端側から、開口させた筒状体2の一端の開口部21に挿入する。図3(b)に示すように、毛髪挿入具3を筒状体2内に更に挿通させると、毛髪挿入具3の係止部32に係止された毛髪束Hが、一対の指掛け部4,4それぞれに掛けられた指F,Fに当接する。毛髪挿入具3を筒状体2内に更に挿通させると、毛髪束Hは、指F,Fに当接してくの字に屈曲する。
【0026】
このように、毛髪束Hは筒状体2に挿入される直前で指F,Fに当接して屈曲するため、毛髪挿入具3は筒状体2内にスムーズに挿入される。
そして、図3(c)に示すように、毛髪挿入具3を筒状体2の他端の開口部22から引き抜く。その結果、毛髪挿入具3の係止部32に係止されていた毛髪束Hは、係止部32から外れ、筒状体2の他端の開口部22からはみ出るまで挿通される。尚、毛髪束Hは、筒状体2の他端の開口部22からはみ出させなくてもよい。
【0027】
次に、筒状体2における一端の開口部21近傍を指(図示せず)で軽く押さえる。この状態下に、図4(a)に示すように、筒状体2の外周面に巻き付けられている巻き上げ用糸7の他端72近傍又は糸留め8を引っ張る。すると図4(b)及び(c)に示すように、毛髪束Hは、筒状体2と共にスパイラル状に巻き上げられて、小さくまとめられる。
この状態を保持するために、図4(c)に示すように、糸留め8を筒状体2における最も上部に位置する挿通孔部6B近傍に移動し、巻き上げ用糸7に係止して、筒状体2の巻き上げ状態を維持する。
【0028】
筒状体2が巻き上げられた状態下に、筒状体2に向けて第1のパーマネント処理剤(還元剤)を付与する(図示せず)。筒状体2はパーマネント処理剤に対して透過性の材料から構成されているので、パーマネント処理剤は筒状体2を透過して毛髪束Hに施される。
所定時間放置後、筒状体2に向けて第2のパーマネント処理剤(酸化剤)を付与し、再び所定時間放置する。これによって、筒状体2内に挿入されている毛髪束Hに対して、そ
の巻き上げ形態のパーマネントウエーブが掛けられる。その後、糸留め8を巻き上げ用糸7の他端72側に移動し、毛髪束Hの巻き上げ状態を解除する。引き続き毛髪束Hを筒状体2から取り出し、すすぎ洗いをし、更にシャンプー及びブローをする。
【0029】
以上の説明の通り、本実施形態の毛髪保持具1によれば、一面シート23A及び他面シート23Bにおける一端の開口部21近傍それぞれに、指Fを掛け得る一対の指掛け部4,4が設けられている。そのため、筒状体2の毛髪取り込み口である一端の開口部21近傍の把持性が高い。また、指F,Fを一対の指掛け部4,4に掛けて離間させると、筒状体2の一端の開口部21を容易に開口させることができると共に、一端の開口部21近傍の剛性が、指掛け部4に掛けられた指Fの存在により実質的に高くなるため、一端の開口部21への毛髪束Hの挿入性も高い。
【0030】
また、一対の指掛け部4,4に掛けた指F,Fを接近させ、筒状体2における一端の開口部21近傍の毛髪束Hを容易に挟持することができるため、毛髪束Hの巻き上げ開始位置のずれ及び巻き上げ中における毛髪束Hに対する筒状体2の位置ずれを防止することができる。
【0031】
毛髪挿入具3を用いて毛髪束Hを筒状体2に挿入する際に、毛髪挿入具3に係止された毛髪束Hが指掛け部4に掛けられた指Fに当接し、屈曲されるため、毛髪挿入具3に係止された毛髪束Hを予め屈曲させておかなくても、毛髪束Hを筒状体2における一端の開口部21にスムーズに挿入することができる。
一対の指掛け部4,4がそれぞれ一面シート23A及び他面シート23Bの外面に面状に接合されているため、筒状体2の一端の開口部21をスムーズに開口させることができる。
【0032】
以上、本発明の毛髪保持具の好ましい実施形態について説明したが、本発明の毛髪保持具は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
指掛け部4の輪形状は、矩形輪状に制限されず、例えば楕円輪状でもよい。また、指掛け部4の幅は、一定でなくてもよく、例えば図5に示すように、平面視で筒状体2の一面シート23A又は他面シート23Bから離間するにつれて狭くなっていてもよい(台形状)。
指掛け部4は、指を掛けることができれば、輪状でなくてもよく、例えば鉤状(ホック状)でもよい。また、指掛け部4は、指が挿入できる形状に限られず、例えば図6に示すように、指で挟持できる形状でも良い。尚、図6においては、筒状体2における巻き上げ用糸7の図示を省略している。
【0033】
筒状体2の一端の開口部21近傍の取り込み口補強シート51は、設けられている方が好ましいが、省略することもできる。取り込み口補強シート51が省略されている形態では、指掛け部4が筒状体2における一面シート23A及び他面シート23Bに直接的に接合されることになる。
指掛け部4は、一面シート23A又は他面シート23Bに直接的に又は間接的に面状に接合されていることが好ましいが、線状に接合することもできる。
【0034】
筒状体2を形成する一面シート23A及び他面シート23Bは、1枚のシートから形成することができる。その場合、該1枚のシートをその幅方向中央部で長手方向に折り返して筒状体2を形成すればよい。
巻き上げ用糸7の挿通形態は、筒状体2を巻き上げることができれば、前述の実施形態における挿通形態に制限されない。巻き上げ用糸7は設けられていなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】図1は、本発明の毛髪保持具の一実施形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は部分右側面図ある。
【図2】図2は、図1に示す毛髪保持具における一端の開口部を開口した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す毛髪保持具の一使用態様を示す図で、(a)、(b)及び(c)は、それぞれ毛髪保持具への毛髪挿入具の挿通手順を順次示す正面図である。
【図4】図4は、図1に示す毛髪保持具の一使用態様を示す図で、(a)、(b)及び(c)は、それぞれ毛髪束の巻回手順を順次示す斜視図である。
【図5】図5は、指掛け部の形態が異なる別の実施形態の毛髪保持具を示す平面図である。
【図6】図6は、指掛け部の形態が異なる別の実施形態の毛髪保持具を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0036】
1 毛髪保持具
2 筒状体
21 一端の開口部
22 他端の開口部
23A 一面シート
23B 他面シート
3 毛髪挿入具
4 指掛け部
51 取り込み口補強シート
6A、6B、6C 挿通孔部
7 巻き上げ用糸
71 一端
72 他端
8 糸留め
F 指
H 毛髪束





 

 


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