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発明の名称 プラスティックボート用・釣り竿保持具の本体下部のクランプ装置。
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−68520(P2007−68520A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−291644(P2005−291644)
出願日 平成17年9月2日(2005.9.2)
代理人
発明者 増成 道彦
要約 課題
現在プラスティックボート専用の釣り竿保持具はなく、プラスティックボートの船縁に穴をあけてビスで棧をとりつけ、そこに木製釣り船用の竿保持具をつけているが、棧やビスが腐食してボートがいたむため、貸しボート業者の多くはとりつけなくなり、ボート釣りのファンは不自由をしている。

解決手段
竿保持具下部のクランプ装置を、プラスティックボートの船べりの形状にあわせたP字型で強剛性を有する弾性材の一枚板とし、それをボート船べりの薄いカエシの部分に引っかけ、固定ネジで締めつけることによって、竿保持具本体を船べりに固定するプラスティックボート用竿保持具にした。
特許請求の範囲
【請求項1】
プラスティックボートの船べりにとりつける竿保持具において、竿保持具下部のクランプ装置を、船べりの形状にあわせたP字型の一枚板とし、それをボート船べりの薄いカエシの部分に引っかけ、引っかけた部分を固定ネジでカエシ部分に締めつけて、本体を船べりに固定することを特徴とするプラスティックボート用竿保持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラスティックボートの船べりにとりつける釣り竿保持具の、本体下部のクランプ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来型釣り船用竿保持具は木製の釣り船にとりつけることを目的としたものであり、プラスティックボートに直接とりつけられる竿保持具はまだない。
【0003】
以下、図14、15により、従来型釣り船用竿保持具のクランプ装置について説明する。図において、本体上部の竿掛け部分に関しては様々な構造の製品が市販されているが、下部台座のクランプ装置はコの字型で船べりを鷲掴みにするものが周知であり、17のごとく船べり上面に置いて締めつけるもの(例えば特許文献1、特許文献2)、18のごとく手前から船べりに押しつけて上下から締めつけるもの(例えば特許文献3、特許文献4)などがあるが、プラスティックボートの場合、その材質、形状からして、直接とりつけることは困難である。
【0004】
次に、図2、図3、図4、図5によって、プラスティックボートの船べりの形状、材質を説明する。形状は、従来型竿保持具をとりつけるのには不向きであり、プラスティックの弾力も固定を不可能にしている。図2はプラスティックボートを胴切りにした断面図である。図3が現在最も多く出まわっているメーカーのボートの船べりの実物大であり、1がボート本体、2が船べり上面、3が船べりのカエシ部分。図4が古い型のボートの船べりであるが、本発明は融通性があるのでどちらの型にも通用する。図5はさらに古く、船べりのカエシが外(海側)に向いており、ボート同士、あるいは桟橋などにぶつかった時の衝撃に弱いとのことで、今は極めて稀にしか見かけない。本発明はこの図5の型は対象としない。尚、手漕ぎボートに限ら大型のプラスティックボートにも、船べりの幅、カエシの長さに合わせることによっ本発明は応用できる。
【0005】
現在、従来型釣り船用竿保持具をプラスティックボートにとりつけるため、図16のごとく、プラスティックボートの船べり上面2に細い木製の棧19をビス20でとめ、その棧をクランプ装置が鷲掴みにして使用されている。
【特許文献1】 特開2000−23608
【特許文献2】 実開平5−91330
【特許文献3】 特開2000−270744
【特許文献4】 特開2000−270745
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上に述べたごとく、現在プラスティックボートに直接つけられる竿保持具はない。また、図16のごとく木製の棧をとりつけた場合、費用がかかる上、棧もビスも腐食しやすく、ボート自体がいたむので、最近多くの貸しボート業者は取り付けなくなり、釣り人は不自由している。
【0007】
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、プラスティックボートの船べりに直接とりつけることが可能な釣り竿保持具を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、プラスティックボートの船べりの形状にあわせたP字型で強剛性を有する弾性材の一枚板(図9の7a、7b、7c、7d)とし、それをボート船べりの薄いカエシの部分(図10の3)に引っかけ、固定ネジで締めつける(図11の9)ことによって、竿保持具本体を船べりに固定するのを特徴とするプラスティックボート用竿保持具とした。
【発明の効果】
【0009】
上述したように、本発明はプラスティックボートの船べりに直接簡単にとりつけることができる上、カエシ部分にひっかけるから竿先の重量、魚の引きによって海側へ落ちることはない。したがってクランプ装置は手前に落ちぬ程度の軽い締めつけで充分であり、従来型のように船べりを強く掴む堅牢な素材、強力な締めつけ装置は必要なく、釣り人の携行に便利な小型軽量のものとなるし、図8のごとく折り畳むこともできる。また、棧を必要としないのでボートがいたむことはなく、貸しボート業者にも釣りファンにも喜んでもらえる竿保持具を提供できる。
【0010】
さらに、本発明の他の実施形態について、図17、図18によって説明する。狭いボート内での釣りには、道具持ち物等の整理が必要であり、本発明のクランプ装置による餌箱(21)は大変便利である。また本発明クランプ装置によるドリンクホルダー(22)も釣りを一層楽しいものにするし、釣りとは関係なく公園の池などの貸しボート業者も喜んで取りつけるものと思われる。現在自動車用に窓枠に引っかけるだけのドリンクホルダーはあるが、本発明のごとく落下を止める締めつけはない。釣り場では手元の動きが激しいので、締めつけがなければ落下の危険性は大である。本発明のクランプ装置による餌箱、ドリンクホルダーはボート釣りやボート遊びをする人たちに、便利さと楽しさを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13に基づいて説明する。
【0011】
図1はプラスティックボートの船べり部分に本発明をとりつけた斜視図で、左が海側、右が船内側である。1はプラスティックボート本体。2は同船べりの上面、3はカエシの部分である。4は竿、5は竿掛けで、竿受け部と竿保持部が一体となっており、ステンレス製が適当である。以下、6、7、8、9、10、11、12、16の素材は軽くて強靱なものが望ましく、アルミや強化プラスティックとしたい。6は厚さ10ミリ程度の板で、本発明の土台であり、10の雄ネジはこの板に固着(図6の6−D参照)されている。7a、7b、7c、7dが本発明の台座主要部で、厚さ0.3ミリ程度のP字型一枚板であるが、7aの部分のみ両脇が下向きのコの字型で6にかぶさり(本発明を海側から見た図7参照)、7aは6の上を前後にスライドできる作り(図8参照)である。7dを3の裏側に引っかけて7c、7b、7aを船べりに押しつけ、9の締めつけネジで固定するというもの(図9、図10、図11参照)であるが、7の部品はことに高剛性を必要とするため、アルミなら8000系合金、強化プラスティックならCFRPが理想である。8は7b、7cに接着されたもので、9が7cを3に押しつけるための雌ネジの穴15を備えている。10は前述の通り6に固着された雄ネジ。11はその雌ネジで、12のリングを押圧して5と7aを6に締めつけて竿保持具の上部を安定させる。11をゆるめることによって、5を動かして竿先の上下が調節できるし、竿先の方向を左右任意の角度で固定することもできる。ただ、左右に開く角度には保持具そのものの強度に限界があるので、5の動きは16のストッパーで止める。
図6は本発明のクランプ装置の分解図である。6−Aにおいて、9は説明のため切り離して書いたが、実際は7b、8と一体で、雄ネジの部分は15の雌ネジの穴を貫いて7bの裏側に達していて、9をねじ込むことによって、9の先端と14は3を押しつけて本発明が手前へ落ちるのを防ぐ力となる。14はボートをいためぬためのゴム等クッション材である。6−Dの上に6−Aがかぶさり、10は13の溝から突き出る。6−Cの12を10に通して落し、6−Bの11が10との螺合で5と7aを押圧して6に固定する。図7は本発明を海側から見た側面図である。7aは厚さ0.3ミリほどなので他の図ではわかりづらく、説明のため誇張して厚く書いた。10は6に埋め込んで固着されているので、貫いて2をいためるようなことはない。竿先を左右に開く竿掛けは16のストッパーまでで止まり、それ以上の角度に開くことはない。
図8は6の上にかぶせた7a、7b、7c、7dを最大限船側へスライドさせた図であり、7b、7c、7dは釣り人の携行の便をはかるため、折り畳める作りとしてもよい。
図9、図10、図11はプラスティックボートの船べりに本発明をとりつける順序を示したもので、図9はとりつける前の本発明と船べり、図10は7dを3の裏側へ押し込み、7aが2にすべりこむ。図11は本発明を船べりの大きさに合わせながら前方へ押しつけ、9と8の螺合でねじ込むことにより、本発明を3に固定する。さらに順序として説明を加えるなら、以上の作業の後に、10と11の締めつけによって5と7aを6に固定するというものである。
図12は竿掛け部分で、竿受け部と竿かけ部は一体のステンレス針金である。
図13は、本発明を上から見た平面図である。5は4をこれ以上の角度にひらかぬよう、16のストッパーで止まる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の全容を示す斜視図。
【図2】プラスティックボートを胴切りにした断面図。
【図3】本発明が主たる対象とするプラスティックボートの船べりの実物大断面図。
【図4】古い型のプラスティックボートの断面図で、本発明は適応できる。
【図5】さらに古い型のプラスティックボートの断面図で、本発明の対象ではない。
【図6】本発明の分解図。
【図7】同・海側から見た側面図。
【図8】同・7aを最大限手前にスライドさせた場合の斜視図。
【図9】同・ボートの船べりにとりつける前の図。
【図10】同・ボートの船べりにはめ込む図。
【図11】同・ボートの船べりに締めつけている図。
【図12】同・竿受けと竿掛け部。
【図13】本発明の平面図。
【図14】従来型の竿保持具。
【図15】同じく従来型の竿保持具。
【図16】プラスティックボートに従来型の竿保持具をとりつけるため、桟をつけた図。
【図17】本発明を応用した餌箱。
【図18】同・ドリンクホルダー
【符号の説明】
【0013】
1 プラスティックボート本体。
2 同・船べり上面。
3 同・船べりのカエシの部分。
4 竿。
5 竿掛け部分。
6 本発明の台座の台。
7a 6の上にかぶさった台座クランプ装置。
7b 同
7c 同
7d 同
8 7bと7cに接着された雌ネジ部材。
9 8に螺合し、7bと7cを3に押圧する雄ネジ。
10 5、7a、12を6に押圧する雄ネジ。
11 10に螺合する雌ネジで、5、7a、12を6に押圧する。
12 11の締めつけで5を抑える筒状器具。
13 6と7aとをスライドできるよう、7aにあけられた溝。
14 ボートをいためぬため、9の先端につけたクッション材。
15 9をはめ込む雌ネジの穴。
16 5の角度をとめるストッパー。
17 従来型竿保持具の台座クランプ。
18 同じく従来型竿保持具の台座クランプ。
19 プラスティックボートにつけられた桟。
20 桟をプラスティックボートの船べりにとりつけたビス。
21 餌箱。
22 ドリンクホルダー。




 

 


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