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発明の名称 釣り針安全保護具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−28953(P2007−28953A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214719(P2005−214719)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100095430
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 勲
発明者 堀井 敬修 / 村井 智
要約 課題
釣り針への着脱が容易で、夜間でも安全に装着できる釣り針安全保護具を提供する。

解決手段
釣り針12の突出方向に対応して延出した収納溝18が設けられた収納部14を有する。収納部14の収納溝18を覆って係止されるとともに、釣り針12の軸周りに回動可能に形成され、釣り針12が通過可能な貫通溝28が設けられた蓋部16を備える。収納溝18は、釣り針12の軸に対して放射状に複数形成されている。貫通溝28は、蓋部16の外周近傍の間隔より、中心近傍の間隔が僅かに狭くなっている。収納部14に設けられた収納溝18の底面には、貫通孔20を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
釣り針の突出方向に対応して延出した収納溝が設けられた収納部と、前記収納部の収納溝を覆って係止されるとともに前記釣り針の軸周りに回動可能に形成され、前記釣り針が通過可能な貫通溝が設けられた蓋部とを備えたことを特徴とする釣り針安全保護具。
【請求項2】
前記収納溝は、前記釣り針の軸に対して放射状に複数形成されたことを特徴とする請求項1記載の釣り針安全保護具。
【請求項3】
前記蓋部の貫通溝は、前記蓋部の外周近傍の間隔より、中心近傍の間隔が僅かに狭くなるように形成されたことを特徴とする請求項2記載の釣り針安全保護具。
【請求項4】
前記収納部に設けられた前記収納溝の底面に貫通孔を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の釣り針安全保護具。


発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、釣り針に装着されるカバーなどの安全保護具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ルアー等に用いる複数本の針から形成された釣り針の取り扱いにあたっては、鞄や袋、衣服、その他各種の釣り具類等との引っかかりや、取扱者の怪我等を防止するために、カバーが用いられている。この釣り針に装着するカバーは、可撓性樹脂などで形成され、針の突出方向に対応してソケット部を放射状に形成し、そのソケット部の上側と内側には、開口した細幅の収納部が形成され、この収納部の両壁面内に釣り針係止用の突起が突設されている。そして、釣り針の収納時には、針が各々突起に係止され、収納されるものである。
【0003】
また、特許文献1には、釣り針の針数に対応して形成された放射状に突出する複数個のソケット部の先方下部に開口部が形成され、ソケット部の両壁面内に突起がそれぞれ突設されたカバーが開示されている。そして、装着時に各針が係止されて、釣り針を収納する釣り針カバーが開示されている。
【0004】
そのほか、特許文献2に開示されているように、釣り針全体を覆うように収納する樽型等に形成されたケースも、一般に知られている。
【特許文献1】実用新案登録第3037345号公報
【特許文献2】特開2000−300138号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の技術では、釣り針に装着する際、ソケット部の開口部分と釣り針の各針とを、真っ直ぐに合わせて釣り針を押し込み突起に係止させる必要があり、手間の掛かるものであった。さらに、釣り針からカバーを外す際に、突起から係合を外すために強く釣り針を引かなければならず、釣り針の軸方向に沿ってカバーを真っ直ぐ引っ張らないと、ソケット部材に針先が引っ掛かったり、勢い余って自分の衣服や手等に針を刺してしまう問題があった。また、このときに針先を傷めたりする問題もあった。特に、夜釣りや船釣り或いは風雨下での釣りなど、手元が暗かったり、揺れたりする場合は、カバーの着脱がし難く、引っかかりや怪我等を誘発させる問題があった。
【0006】
特許文献2の構造の場合、釣り針を突起に係合させるものではなく、釣り針の着脱に大きな力は不要であるが、ケース体積が大型化し嵩張りやすく、釣り針の鉤部を収納するケース内に水分が排出されず残留し、釣り針に腐食が発生する問題が残るものであった。
【0007】
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、釣り針への着脱が容易で、夜間でも安全に装着できる釣り針安全保護具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、釣り針の突出方向に対応して延出した収納溝が設けられた収納部と、前記収納部の収納溝を覆って係止されるとともに前記釣り針の軸周りに回動可能に形成され、前記釣り針が通過可能な貫通溝が設けられた蓋部とを備えた釣り針安全保護具である。
【0009】
前記収納溝は、前記釣り針の軸に対して放射状に複数形成されたものである。また、前記貫通溝は、前記蓋部の外周近傍の間隔より、中心近傍の間隔が僅かに狭く成るように形成されている。さらに、前記収納部に設けられた前記収納溝の底面に貫通孔を備えたものである。
【発明の効果】
【0010】
この発明の釣り針安全保護具によれば、蓋部を回動させて、開口した収納溝に釣り針を挿通し、再び蓋部を回動することにより釣り針を確実に収納保護することができる。しかも、釣り針に直接力を加えることなく装着することができるため、装着が簡単であり、力を要することがなく、夜間でも安全に装着できる。また底面に貫通孔を設けることにより、水抜きも良好なものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、この発明の釣り針安全保護具の一実施形態について、図1〜図4を基にして説明する。この実施形態の釣り針安全保護具10は、ルアー用などの釣り針12に装着して使用される。この実施形態の釣り針安全保護具10は、図1に示すように、可撓性樹脂などで形成された収納部14の上面開口部に、同じく可撓性樹脂などで形成された略円形の蓋部16が嵌合して構成されている。
【0012】
収納部14は、図1、図2に示すように、釣り針12の突出に対応して中心から放射状に形成された収納溝18が設けられている。収納溝18は、釣り針の針先までを収納可能な深さを有しており、底面には、図2に示すように、略長円に形成された底面貫通孔20が設けられている。また、放射状に形成された収納溝18の底面中央には、円形貫通孔22が設けられ、各収納溝18下端部及び外側垂直方向角は、角が丸められ形成されている。各収納溝18の上部側は、図1、図2に示すように、放射状に形成された各収納溝18間で、外側へ曲面を描きながら延出し、円状の外周が形成されている。外周は、環状に形成され、収納溝18の深さ方向に適宜な幅を持った環状縁24が設けられ、その環状縁24には、蓋部16を係止可能な係止突起26が適宜な位置に複数設けられている。係止突起26の両側には、スリットが形成され、係止突起26も弾性変形を容易にしている。そして、環状縁24の内側は、開口した中空状に形成され、収納溝18に連通している。
【0013】
蓋部16は、図1に示すように、上面が凸状に湾曲して形成され、また、図3に示すように、釣り針12の突出方向に対応して、蓋部16上面中心から放射状に貫通溝28が設けられている。貫通溝28の幅は、外周近傍端部から中心に向かうにしたがい僅かに狭くなるように形成されている。蓋部16外周には、図1に示すように、収納部14の環状縁24と垂直方向にほぼ同じ幅に形成された蓋部縁30が設けられている。蓋部縁30の外側側面には、図3に示すように、外周に沿って凸状に形成された短い把持凸部32と円周方向に長い把持凸部34がそれぞれ複数設けられている。把持凸部34の内面は、蓋部縁30に沿って溝状の凹部34aが設けられている。凹部34aには、収納部14の係止突起26が係止され、蓋部が凹部34aの範囲で回動可能に形成されている。この凹部34aの一方の端部近傍には、その端部より、収納部14に設けられた係止突起26の外周方向の幅にほぼ同じくした間隔を開けて、突起34bがそれぞれ突設されている。また、突起34bは、それぞれ蓋部縁30の回転方向に等角度の位置に設けられている。
【0014】
次に、この発明の釣り針安全保護具10の使用方法について説明する。まず、釣り針12に釣り針安全保護具10を装着するには、図4(a)に示すように、収納部14を保持して、指で蓋部16を貫通溝28と収納溝18が一致する開位置まで回転させる。この際、凹部34aの端部に係止突起26が当接している。次に、指で釣り針12の軸を保持し、蓋部16の貫通溝28に釣り針12の突出方向を合わせて、釣り針12の鉤が収納溝18内部に収納されるまで挿通させる。そして、図4(b)に示すように、指で蓋部16を先ほどとは逆に、蓋部16に設けられた突起34bが収納部14の掛止突起26を適度な節度感を伴って越えて、凹部34aの隙間まで回転させ閉位置にする。この状態で、蓋部16により収納溝18が塞がれるため、釣り針12は収納部14に収納され、抜けなくなる。
【0015】
次に、釣り針12から釣り針安全保護具10を外すには、図4(b)に示すように、釣り針12に装着された釣り針安全保護具10の収納部14を指で保持して、装着時とは逆方向であって、収納溝18と貫通溝28が一致する開位置まで蓋部16を回転させる。そして、釣り針12の軸を指で保持し、図4(a)に示すように、釣り針を、収納溝18及び貫通溝28から引き抜く。これにより、釣り針12を、釣り針安全保護具10から外すことができる。
【0016】
この実施形態の釣り針安全保護具10によれば、釣り針12の突出方向に対応して放射状に形成された収納溝18に釣り針12を収納し、蓋部16を回転させて装着するため、釣り針12に直接力を加えることなく、簡単に収納及び取り出しができるものである。また、簡単な装着方法により、夜間等の手元が暗い場合でも安全に収納できるものである。さらに、収納部14に放射状に形成された収納溝18の底面及び中心に設けられた底面貫通孔20及び円形貫通孔22により、収納部14の水分が排出され、水抜きも良好なため、錆などの腐食の恐れが低減され、装着したままで水などにより洗浄可能なものである。
【0017】
なお、この発明の釣り針安全保護具は上記実施形態に限定されるものではなく、収納溝及び貫通溝の数は、釣り針の突出に対応して放射状に形成されるため、適宜設定可能なものである。また、収納部及び蓋部の大きさは、釣り針の大きさに合わせて適宜設定可能なものである。
【0018】
さらに、収納部及び蓋部など各部材の素材は適宜変更可能である。この場合、反射性を備えた蛍光塗料や反射材を素材に混入して形成することにより、持ち運びの際でも、認識し易くなり良い。また、自発光性を備えた畜光塗料による着色等を素材に施し形成する発光処理を施すことにより、夜釣りなどの暗闇でも、形状が認識でき安全性が向上し、なお良い。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】この発明の一実施形態の釣り針安全保護具を示す部分破断正面図である。
【図2】この実施形態の釣り針安全保護具の収納部の底面図である。
【図3】この実施形態の釣り針安全保護具の蓋部の上面図である。
【図4】この実施形態の釣り針安全保護具の装着方法を示す斜視図(a)と、釣り針を収納した状態を示す斜視図(b)である。
【符号の説明】
【0020】
10 釣り針安全保護具
14 収納部
16 蓋部
18 収納溝
20 底面貫通孔
22 円形貫通孔
24 環状縁
26 係止突起
28 貫通溝
34 長尺把持部
34a 凹部
34b 突起




 

 


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