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炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋 - 有限会社 AURA YOKOHAMA
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発明の名称 炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−61049(P2007−61049A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−253840(P2005−253840)
出願日 平成17年9月1日(2005.9.1)
代理人 【識別番号】100081710
【弁理士】
【氏名又は名称】福山 正博
発明者 矢部 信司 / 勝俣 敦祐 / 小林 多喜男
要約 課題
震災や水害等の非常等に、簡単に適量の炊飯を可能にする炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋を提供する。

解決手段
炊飯袋10は、ポリエチレン等の耐熱性且つ薄い透明の材料で形成され、下端が閉端11であり上端が開放端12とされた略定型封筒状の袋である。この炊飯袋10の表面には、使用説明13と共に洗米21および水22の適量を示す1対以上の適量ライン(マーク)14A−14B又は15A−15Bが設けられている。炊飯時には、この炊飯袋10に適量の洗米21および水22を入れ、更に炊飯装置30で加熱された沸騰水32、36内に炊飯袋10を所定時間浸す。炊飯後、炊飯袋10の上端部から空気を抜き取り且つ折り曲げライン14C、15Cで折り曲げ、ツイストタイ等の止め具24で閉じる。
特許請求の範囲
【請求項1】
一端が閉じた縦長の炊飯袋を用意するステップと、前記炊飯袋に適量の米および水を入れるステップと、前記適量の米および水が入れられた前記炊飯袋を沸騰水に所定時間浸すステップとを備えることを特徴とする炊飯方法。
【請求項2】
前記炊飯袋に入れられる米および該米の量に対応して形成されたマークに基づいて水を注入するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の炊飯方法。
【請求項3】
内部の米が炊き上げられた後、前記炊飯袋の上端を閉じるステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の炊飯方法。
【請求項4】
前記炊飯袋の上端を閉じるステップは、前記炊飯袋の上部の空気を抜き、上端部を折り曲げて締め付けることを特徴とする請求項3に記載の炊飯方法。
【請求項5】
一端が閉じ他端が開放した耐熱性材料で縦長の略封筒状に形成され、内部に入れられる米および該米の量に対応する水のレベルを示す少なくとも1対のマークが形成された炊飯袋。
【請求項6】
前記適量の米および水が入れられた炊飯袋は、前記閉端を下にして沸騰水内に浸して炊飯することを特徴とする請求項5に記載の炊飯袋。
【請求項7】
ポリエチレンを含む耐熱性の透明材料で形成され、内部の米および水量が外部から確認可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載の炊飯袋。
【請求項8】
前記炊飯袋の長さは、炊飯後の飯の高さよりも十分長く選定され、炊き上げ後に上端が閉じられるようにすることを特徴とする請求項5、6又は7に記載の炊飯袋。
【請求項9】
前記炊飯袋の表面には炊飯手順が印刷されていることを特徴とする請求項5乃至8の何れかに記載の炊飯袋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋に関し、特に震災、水害その他の緊急時等に米飯を炊くのに好適な炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋に関する。
【背景技術】
【0002】
震災や水害は、一般に広域に及び比較的多数が比較的長期間に渡り被害を蒙ることになる。斯かる被害者を救済するには、被災地やその他の地域の公共団体やボランティアの支援を受ける必要がある。しかし、斯かる他の機関、組織又は個人の支援活動は、質、量およびタイミング等において被災者の希望を十分に満足させることは困難である場合が多い。斯かる他からの支援や救済にのみ依存することなく、被災者自身が少なくとも数日の短期間は、被災者自身で最低限の食料を調達して自活できるようにすることが必須である。
【0003】
斯かる緊急時の食料として、乾燥食料が開発され、家庭や公共施設に備蓄されている。乾燥食料には、カンパンや一度炊飯された米を乾燥させたもの(乾燥米飯という)が一般的である。カンパンは、一食程度であればよいが三食(朝食、昼食および夕食)全ての要求を満足させるのは困難である。その点、米飯を常食にしている者には、水を加えることにより食べられる乾燥米飯は実用的であり、多くの被災者の好みに適合する食料である。しかし、夏場はよいとして、冬場、特に厳冬期等にはおにぎりや暖かい米飯が好まれることは当然である。
【0004】
清潔な水や人手の限られた被災地等で、被災者の数に見合う暖かいおにぎりを用意するのは至難の業である。清潔な水が十分に得られない状態でおにぎりの炊き出し等をすると、不純物の混入や病原菌による汚染等により被災者の健康を害する恐れがある。
【0005】
そこで、加熱調理前又は半調理物を内袋と外袋の二重袋である万能調理袋に入れて保存し、必要時に鍋、電子レンジ、電磁調理器等で調理する万能調理袋とその袋を使用した調理方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】特開2000−232938号公報(第3頁、第3図、第6図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の如き従来技術には、幾つかの課題を有する。先ず、レトルト食品のように調理済み又は半調理食品を調理袋に密封した場合には、予め決められた賞味期限があり、この期限の到来前に定期的に処理して新しいものと交換する必要がある。また、予め調理袋に所定量の食品が密封されているので、人数に応じて必要とする適量を効率的に調理することが困難である。更に、密封された調理袋の開封には、鋏やナイフ等が必要であり、斯かる道具が緊急又は非常時に必ずしも容易に利用できる保証はない。また、密封した調理袋を加熱調理する際には、内部圧力が異常に高くならないようにする何らかの手段乃至工夫が必要である。更にまた、調理された食品を、最終利用者である被災者が簡単に受け取りそのまま食べるのが困難である。
【0008】
本発明は、従来技術の上述の如き課題に鑑みなされたものであり、緊急時に簡単且つ適量の米飯を自由に得ることを可能にする炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の炊飯方法は、一端が閉じた縦長の炊飯袋を用意するステップと、この炊飯袋に適量の米および水を入れるステップと、適量の米および水が入れられた炊飯袋を沸騰水に所定時間浸すステップとを備える。
【0010】
本発明の炊飯方法の好適実施例によると、炊飯袋に入れられる米およびこの米の量に対応して形成されたマークに基づいて水を注入するステップを備えている。内部の米が炊き上げられた後、炊飯袋の上端を閉じるステップを備えている。この炊飯袋の上端の閉じは、炊飯袋の上部の空気を抜き、炊飯袋の上部を折り曲げてゴムバンド等により締め付ける。
【0011】
また、本発明の炊飯袋は、一端が閉じ他端が開放した耐熱性材料で縦長の略封筒状に形成され、内部に入れられる米およびこの米の量に対応する水のレベルを示す少なくとも1対のマークが形成されている。
【0012】
本発明の炊飯袋の好適実施例によると、ポリエチレンを含む耐熱性の透明材料で形成され、内部の米および水の量が外部から確認可能である。炊飯袋の長さは、炊飯後の飯の高さより十分長く選定され、炊き上げ後に上端が閉じられる。炊飯袋の表面には、炊飯手順の説明が印刷されている。
【発明の効果】
【0013】
本発明の炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋によると、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。即ち、必要時に洗米(又は無洗米)と水を炊飯袋に入れ沸騰水に浸すのみで、適用の飯が簡単に炊飯でき、また、賞味(又は使用)期限切れ等の問題を生じる心配がない。必要量に応じて、適量の飯を炊飯可能である。炊飯方法の説明と共に適量の米および水を示す目安ラインが設けられているので、失敗なく炊飯可能である。更に、横幅が狭く縦長の炊飯袋を使用するので、全体的に均質に炊飯でき、炊きムラが生じる恐れがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明による炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋の好適実施例の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
先ず、図1は、本発明による炊飯袋の好適実施例の構成を示す平面図である。この炊飯袋10は、好ましくはポリエチレン(PE)の如き耐熱性、即ち水の沸騰温度(100℃)に耐える透明な材料で形成されている。この炊飯袋10は、一端(又は下端)が閉端11であり、他端(又は上端)が開放端12である細長い袋である。この炊飯袋10は、例えば幅が約10cmおよび長さが約30cmの縦長の略定型の郵便封筒状であるのが好ましい。
【0016】
好ましくは、この炊飯袋10の表面に、閉端11の近傍に使用方法の説明、即ち「使用説明」13が文字および/又は図形により印刷されている。この使用説明13は、例えば、「開放端から適量の米と水を入れ、開放端を上にして沸騰したお湯に約25分間浸せばご飯が出来上がります。」である。尚、炊飯時には、炊飯袋10の開放端12は開放状態のままとする。
【0017】
更に、この炊飯袋10の表面には、この炊飯袋10に入れて炊飯する適量の洗米と水(即ち、洗米の量とその米に対応する水量)を示す少なくとも1組のマーク、例えばライン14A−14Bが設けられている。この炊飯袋10で炊飯される米の量は、必要に応じて適量が選定可能である。具体例では、洗米の量を140グラム(約1合)又は200グラム(約1.4合)の何れかに選択可能にするために2対の適量ラインを設けている。ライン14Aに合わせて洗米を入れると、洗米の量は140グラム(約1合)となり、ライン14Bに合わせて水を入れると、この洗米量に対応する適量の水となる。一方、ライン15Aに合わせて洗米を入れると、洗米量は200グラム(約1.4合)となり、ライン15Bに合わせて水を入れると、その洗米に対応する適量の水となる。
【0018】
後述する如く、炊飯袋10に適量の洗米と水を入れ、沸騰水中に約25分間浸すことにより、洗米が適切に炊飯される。炊飯袋10は、炊飯後に例えば手で押圧して炊飯袋10の上端部の空気を抜き、開放端12の近傍をそれぞれ洗米140グラムおよび200グラムに対応する折り曲げライン14C、15Cの位置で折り曲げ、止め具(例えば、ツイストクリップ)等で締め付けて異物の混入を防止する。このようにすることにより、炊き上げられた飯に手で直接触れることなく、炊飯袋10と共に被災者に手渡すことが可能である。
【0019】
このように、炊飯袋10にて炊飯される米は、炊飯時に、必要量の米を米びつ等から米を取り出して炊飯袋10に入れる。換言すると、炊飯袋10に予め米を入れていないので、賞味期限切れ等の問題が生じることもない。尚、米は、洗米でも無洗米の何れでもよい。また、炊飯袋10内に沸騰水が入ることはないので、沸騰水自体は特別清潔な水である必要はない。
【0020】
次に、図2は、炊飯袋10を使用する炊飯前(図2(A)参照)および炊飯後(図2(B)参照)の状態を示す斜視図である。図2(A)は、目安ライン(洗米ライン14A、14Bおよび水ライン14B、15B)を参考にして炊飯袋10に適量の洗米21および水22を入れた状態を示している。一方、図2(B)は、炊飯袋10を使用して炊飯した炊飯後の状態を示している。炊飯後には、炊飯袋10の内の少なくとも下部は、炊き上げられた米(又は飯)23で満たされる。その後に、炊飯袋10は、その上端近傍の折り曲げライン14C、15Cを目安にして折り曲げ、更にツイストクリップ(又はモール)、クリップ、ゴムバンド等の留め具24で閉じられる。
【0021】
次に、図3を参照して炊飯袋10を使用する炊飯装置を説明する。図3(A)は、図1に示す炊飯袋10に好適な炊飯装置30Aによる炊飯状態を示す斜視図である。この炊飯装置30Aは、筒状容器31およびこの筒状容器31の下部に配置され、筒状容器31内の水32を沸騰させる加熱部(ヒータ)33により構成される。加熱部33は、適当な燃料34により筒状容器31内の水32を効率的に沸騰させる。燃料34は、例えばカセット型のガスボンベであってもよいが、その他の固形燃料等が使用可能である。また、筒状容器31内の水は、円筒容器31の底面のみの加熱のみならず、側面からも加熱して熱効率を高めてもよい。
【0022】
一方、図3(B)に示す炊飯装置30Bは、それぞれ適量の洗米21および水22が入れられた複数個の炊飯袋10A〜10Cを使用して同時に炊飯するのに好適である。そのために、この炊飯装置30Bは、比較的大容量の容器35を加熱テーブル37上に載置して構成される。容器35内に入れられた水36は、加熱テーブル37下の燃料38の火力で沸騰される。この沸騰する水36内に、適量の洗米21および水22が入れられた複数の炊飯袋10A〜10Cを約25分間浸して炊飯する。
【0023】
各炊飯袋10A〜10Cは、必ずしも同時に沸騰水36に浸す必要はなく、時間差を持って順次浸してもよい。沸騰水36に所定時間(例えば25分間)浸した後、各炊飯袋10A〜10Cを取り出し、図2(B)を参照して上述した如く炊飯袋10の上端部を折り曲げて、上述したツイストタイ(又はモール)等の止め具24により締め付け処理する。
【0024】
次に、図4を参照して、本発明による炊飯方法を説明する。図4は、本発明の炊飯方法による炊飯手順を示すフローチャートである。先ず、図1に示す炊飯袋10を用意する(ステップS1)。次に、図2(A)に示す如く、炊飯袋10内に適量の洗米21および水22を入れる(ステップS2およびステップS3)。洗米21および水22の適量は、炊飯袋10に設けられた適量ライン14A、14Bおよび14B、15Bを目安とする。
【0025】
次に、図3に示す如き炊飯装置30を使用して沸騰水を用意し、洗米21および水22を入れた1個又は複数個の炊飯袋10を沸騰水32又は36中に所定時間(例えば、25分間)浸す(ステップS4)。所定時間の経過後に、炊飯袋10を取り出す(ステップS5)。炊飯された米がある程度の低温になった後、炊飯袋10の上部の空気を押し出して、開放端(上端)12部を折り曲げライン14C又は15Cを目安に折り曲げる(ステップS6)。最後に、折り曲げられた炊飯袋10の上端部近傍をツイストタイ(又はモール)等の止め具24で閉じる(ステップS7)。
【0026】
以上、本発明による炊飯方法およびそれに使用する炊飯袋の好適実施例について詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更および応用が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
【0027】
本発明の炊飯方法および炊飯袋は、必ずしも震災や水害等の非常時における炊き出しのみならず登山、ハイキングその他のレジャー用、運動会やお祭り等の地域イベントで多人数に食料を提供する際にも好適である。また、炊飯袋は、必ずしもプラスチック製で全体が透明である必要はなく、部分的に透明とされた他の材料製であってもよい。更に、米および水の適量を示すマーカは、図示した実施形態の如く実線と点線のラインに限定されず、異なるカラー(色)で印刷したライン(例えば、米は赤、水は青)であってもよい。また、1個又は複数個の炊飯袋を吊り下げて一括して沸騰水中に浸し、取り出すようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明による炊飯袋の好適実施形態の平面図である。
【図2】図1に示す炊飯袋に適量の洗米および水を入れた状態(A)および炊飯後の炊飯袋の状態(B)を示す斜視図である。
【図3】図1に示す炊飯袋を使用する炊飯装置を示す図であって、(A)は1個の炊飯袋用、(B)は複数の炊飯袋用である。
【図4】本発明による炊飯方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0029】
10 炊飯袋
11 閉端(下端)
12 開放端(上端)
13 使用説明
14、15 適量ライン(マーカ)
21 洗米
22 水
24 止め具
30 炊飯装置
31、35 容器
32、36 沸騰水
34、38 燃料




 

 


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