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発明の名称 電気柵における電撃方法及び電気柵器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−60922(P2007−60922A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−247752(P2005−247752)
出願日 平成17年8月29日(2005.8.29)
代理人 【識別番号】100059281
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 正次
発明者 清水 俊介 / 数谷 ▲吉▼一
要約 課題
この発明は、電気柵における高電圧発生回路において、0.1sの間に複数ショットを発振することを目的としたものである。

解決手段
この発明は、0.1s以下の時間と500mA以下の電流の放電電撃を、0.75s以上の間隔で放電圧を生成する電気柵における電撃方法において、0.1s以下の時間内に複数回の電撃放電を行うことを特徴とした電気柵における電撃方法により、目的を達成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
0.1s以下の時間と500mA以下の電流の放電電撃を、0.75s以上の間隔で放電圧を生成する電気柵における電撃方法において、0.1s以下の時間内に複数回の電撃を発生することを特徴とした電気柵における電撃方法。
【請求項2】
電池等を電源とした発振回路より得た直流電圧を、充電用コンデンサーに充電し、この充電された充電電圧をサイリスター等のスイッチ素子を介して出力トランスの1次側に急激に電圧を発生させ、これにより出力トランスの2次側に電撃高電圧を得るようにした電気柵器において、前記高電圧発生回路の入力に、主タイマーを接続すると共に、複数の電圧発生回路を並列に接続し、夫々の電圧発生回路に、前記電圧を短秒時宛ずらして発生すべく副タイマーを介装したことを特徴とする電気柵器。
【請求項3】
各電圧発生回路の1次側の出力トランス全部に、1つの2次側トランスを対応させたことを特徴とする請求項2記載の電気柵器。
【請求項4】
各電圧発生回路の充電用コンデンサーは同一容量としたことを特徴とする請求項2記載の電気柵器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、牛、豚、その他の家畜及び野生動物の行動を阻止する為に、高圧通電用電線(裸線)を張設し、この電線に接触した動物に電圧電撃を与え、その移動を制限することを目的とした電気柵における電撃方法及び電気柵器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来使用されている電気柵における電圧電撃は、0.1s(sは秒)以下の時間、500mA以下の電流で、0.75s以上の間隔で行なわれるように規定されている。例えば、図3のように、1次側出力トランスと、スイッチ素子を直列に接続した直流回路に、電圧発生時間を規制するタイマーと、充電用コンデンサーの並列回路を設けて、1次側回路を構成し、前記1次側出力トランスと、2次側出力トランスとをトランス結合させている。従って、充電用コンデンサーで蓄積された電圧は、高電圧に変換されて高電圧による電撃を与えることになる。
【特許文献1】特開昭62−22398
【特許文献2】特公昭64−7480
【特許文献3】実開昭60−118898
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来の電気柵器においては、安全の為に、電圧発生時間0.1s以下、電流500mA以下、電圧発生間隔は0.75s以上(電流が流れない時間)と法規で定められている。一方動物が大型になった場合(例えば熊、猪など)には、前記法規に定められた範囲では、電撃力が小さく、動物を撃退するのに必要なショックを与えることができない問題点があった。即ち電圧と電流及び電圧生成間隔の三つの規制によって、電撃力を大きくできないので、大型動物に有効なショックを与えることができない問題点があった。
【0004】
林間の田畑に警戒なく走り出る野生動物が、高速で走っている間に電気柵の電線に触れることになる場合が多いので、短時間に有効な電撃を与えることは至難とされていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、電圧発生時間0.1sの間に複数回(例えば4回〜10回)放電させることにより、0.1s間の総合電流500mA以下で電撃力を2倍以上に増加させ、かつ電流を500mA以下としても、電撃電気量総和を増大させ、前記従来の問題点を解決したのである。
【0006】
即ち方法の発明は、0.1s以下の時間と500mA以下の電流の放電電撃を、0.75s以上の間隔で放電圧を生成する電気柵における電撃方法において、0.1s以下の時間内に複数回の電撃を付与することを特徴とした電気柵における電撃方法である。
【0007】
また電気柵器の発明は、電池等(電池及び一般電源)を電源とした発振回路より得た直流電圧を、充電用コンデンサーに充電し、この充電された充電電圧をサイリスター等のスイッチ素子を介して出力トランスの1次側に急激に電圧を発生させ、これにより出力トランスの2次側に電撃高電圧を得るようにした電気柵器において、前記高電圧発生回路の入力に、主タイマーを直列に接続すると共に、複数の電圧発生回路を並列に接続し、夫々の電圧発生回路に、前記電圧を短秒時宛ずらして発生すべく副タイマーを介装したことを特徴とする電気柵器であり、各電圧発生回路の1次側の出力トランス全部に、1つの2次側トランスを対応させたものである。
【0008】
次に、各電圧発生回路の充電用コンデンサーは同一容量としたものであり、複数の電圧発生回路の電圧発生の総計時間は最大0.1s以下で、その繰り返し時間は0.75s以上としたものである。
【0009】
前記における0.1s間の電圧発生回数は4〜10回とし、1回の高電圧発生時間は0.5ms〜5msとする。
【0010】
前記のように、基本回路へ主タイマーを接続し、電流の流れない時間を0.75s以上とする。また各1次側トランスの回路には、副タイマーを夫々接続し、各高電圧発生時間を0.5ms〜5.0msに規制する。
【0011】
前記各0.1s間における高電圧発生回数は、対象動物により異なるが、熊などの大型動物用には、5、6回以上高電圧を発生させ、電撃力を向上させることが有効である。
【0012】
前記各0.1s間の高電圧発生回数が増加しても、夫々の放電圧発生時間はきわめて短く(全部加えても0.1s以下)、その電流を500mA以下に押えることができる。
【0013】
前記の反面、1回の高電圧の電撃力の大きさは、電気量の総和によって定まるので、同一高電圧では1回より複数回(例えば5回)の方が大きい。然して生体には0.5ms〜5ms程度の間隔は明確に把握されることなく、電撃力のみ増大して受け止められる結果、電気柵の電撃力の大きさとしては、電撃電圧回数だけプラスして伝播され、結果的に動物に対し大きな電撃力としての効果を奏し、目的を達成することができる。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、0.1s間における電撃回数(電撃回数)を増加(2回以上、好ましくは5回以上)することにより、電流最高値を増大することなく、電撃力を著しく向上し得る効果がある。
【0015】
従って同一電気柵器を使用し、対象動物毎に最適な電撃力を選択し得る効果がある。また電流・電圧を増大しないので、安全基準の法規内であり、かつ実際上も対象動物に危害を与えるおそれがないなどの諸効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
この発明は、直流電源の発振回路より得た直流電圧を、複数の充電コンデンサーに充電し、タイマーで決めた電撃電圧発生順位に沿って、0.5ms〜5msの間1次側回路へ順次電撃電圧を発生させ、これを2次側回路で変圧(高電圧化)して送電させ、規定時間内(0.1s内)に、複数回(例えば4〜10回)電撃高電圧を発生させる。
【0017】
前記により、短時間内(0.1s内)に、規定電流(500mA)内で、高い電撃力(従来の2倍以上)を発生させることができる。従ってこの電気柵の電線に接触した動物に危害を与えることなく、有効に撃退させることができる。
【実施例1】
【0018】
この発明の実施例を図1に基づいて説明すると、DC電源、ダイオードD、抵抗器R、1次側トランスL、スイッチS、及び1s繰り返しタイマーTよりなる回路aにコンデンサーCの回路aを並列して、第1ショット回路Aを構成する。
【0019】
またDC電源、ダイオードD、抵抗器R、1次側トランスL、スイッチS、1ショットタイマーT及び1s繰り返しタイマーTよりなる回路bに、コンデンサーCの回路bを並列接続して、第2ショット回路Bを構成する。前記のように、逐次1次側トランスを構成し、最終的に、DC電源、ダイオードD、抵抗器R、1次側トランスL、スイッチS、1ショットタイマーT及び0.75s繰り返しタイマーTよりなる回路dにコンデンサーCの回路dを並列接続して、第nショット回路Nを構成する。前記各1次側トランスL、L、Lに、2次側トランスLを対向設置すれば、この発明のショット用変圧回路が構成される。
【0020】
前記実施例において、繰り返しタイマーTがONになっている間に、コンデンサーC、C、Cに蓄積された電圧は、繰り返しタイマーT、1ショットタイマーT、Tによって一定間隔で各1次側トランスL、L、Lに電圧を入力し、繰り返しタイマーT、1ショットタイマーT、Tにより一定間隔毎に入力し、2次側トランスLから高電圧が発振させられる。
【0021】
然して、繰り返しタイマーTがOFFになると(0.1sの間隔になっている)、発振を終了する。ついで0.75s後繰り返しタイマーTがONになれば、前記のように、0.1sの間に0.5ms〜5.0msの電撃を複数ショット発振し、電線に接触した動物にショックを付与することになる。
【0022】
前記のように、0.1sの間に複数ショット(例えば4回〜10回)発振することにより、1ショットよりも2倍乃数倍の強いショックを与えることができるが、電流は500mA以内へ押えられているため、動物に危害を与えるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】この発明の実施例の一部を省略した高電圧発振回路図。
【図2】(a)同じく高電圧発振を示す模式図、(b)同じく1ショット(0.1sの間)を示す図、(c)同じく4ショット(0.1sの間)を示す図。
【図3】現に使用されている高電圧発振回路図。
【符号の説明】
【0024】
、D、D ダイオード
、R、R 抵抗器
、T、T タイマー
、L、L 1次側トランス
L 2次側トランス
、C、C コンデンサー
、a、b、b、d、d 回路




 

 


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