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発明の名称 切花の保持材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−215422(P2007−215422A)
公開日 平成19年8月30日(2007.8.30)
出願番号 特願2006−36951(P2006−36951)
出願日 平成18年2月14日(2006.2.14)
代理人 【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二
発明者 木村 一夫 / 長谷川 浩 / 深田 和代
要約 課題
輸送や展示に際して、切花を容易に挿し込んで湿らした状態で保持でき、廃棄も容易な保持材を提供する。

解決手段
保持材1は、ライナ3に中しん4を接着した段ボール2を積層して形成し、切花Pの茎Sをライナ3と中しん4の隙間に挿し込むようにする。段ボール2の積層物の特性として、ライナ3と中しん4の隙間が多数形成され、この隙間に切花Pの茎Sを挿し込む際、中しん4が潰れてライナ3が撓み、隙間が押し広げられるので、茎Sを容易に挿し込むことができる。また、保水容量が大きいので、長期にわたって切花Pを湿らした状態で保持できる。さらに、使用後の廃棄も容易で、材料の再利用も可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ライナと中しんとを接着した段ボールを積層し、切花の茎を段ボール層の隙間に挿し込むようにした切花の保持材。
【請求項2】
前記段ボールの素材として、パルプと合成繊維とを組み合わせた熱融着性を有するシート材を用いた請求項1に切花の保持材。
【請求項3】
前記段ボールを巻いて積層した請求項1又は2に記載の切花の保持材。
【請求項4】
前記段ボールの素材として、抗菌性を付与したものを用いた請求項1乃至3のいずれかに記載の切花の保持材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、切花の輸送や展示に際して使用する段ボールを材料とした保持材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に記載されたように、ポリウレタンフォーム等の気泡状物から成り、この気泡状物に吸水させ、突き刺すように切花の茎を挿し込んで、切花を湿らせつつ起立状態に保持するようにした切花の保持材が知られている。
【0003】
【特許文献1】特開2001−120064号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような保持材では、切花の茎を挿し込みにくく、また、保水性が十分でないという問題があるほか、廃棄も困難であるという問題がある。
【0005】
そこで、この発明は、切花を容易に挿し込んで湿らした状態で保持でき、廃棄も容易な保持材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、この発明に係る切花の保持材は、ライナと中しんとを接着した段ボールを積層し、切花の茎を段ボール層の隙間に挿し込むようにしたのである。
【0007】
ここで、前記段ボールの素材として、パルプと合成繊維とを組み合わせた熱融着性を有するシート材を用いると、ライナと中しんとを接着剤を用いることなく接着して、水中への接着剤の溶出による悪影響を防止できる。
【0008】
また、前記段ボールを巻いて積層すると、簡単な作業で製造でき、大きさの調整も容易となる。
【0009】
さらに、前記段ボールの素材として、抗菌性を付与したものを用いると、切花の鮮度が長期間維持される。
【発明の効果】
【0010】
この切花の保持材では、段ボールの積層物の特性として、ライナと中しんの隙間が多数形成され、この隙間に切花の茎を挿し込む際、中しんが潰れてライナが撓み、隙間が押し広げられるので、茎を容易に挿し込むことができる。また、保水容量が大きいので、長期にわたって切花を湿らした状態で保持できる。さらに、使用後の廃棄も容易で、材料の再利用も可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に示す第1実施形態のように、この保持材1は、帯状の片面段ボール2を巻いて積層したものとされ、使用に際しては、例えば、カップ状の容器Cに収納し、水を入れて、切花Pの茎Sを水中に浸した状態で、切花を起立した状態に保持する。また、切花の輸送時には、水がこぼれないように堰板等を設けた鉢状の容器に収納してもよい。
【0013】
この保持材1を使用すると、段ボール2の積層物の特性として、ライナ3と中しん4の隙間が多数形成され、この隙間に切花Pの茎Sを挿し込む際、中しん4が潰れてライナ3が撓み、隙間が押し広げられるので、茎Sを容易に挿し込むことができる。また、保水容量が大きいので、長期にわたって切花Pを湿らした状態で保持できる。さらに、使用後の廃棄も容易で、材料の再利用も可能となる。
【0014】
保持材1の段ボール2は、図2に示すように、ライナ3の片面に中しん4を接着したものである。この段ボール2を使用して保持材1を形成するには、図3に示すように、段ボール2を円柱状に巻くのが一般的であるが、図4に示す第2実施形態のように、円環状に巻いた後、中空部が塞がるように押し潰して、一方向へ長い形状としてもよい。
【0015】
このように構成すると、保持材1の大きさは、段ボール2の段の高さ、巻きの長さ、幅の切断寸法により、任意に変化させることができる。
【0016】
段ボール2としては、保持しようとする切花の茎の太さに応じて、A段やB段、E段等の各種規格のものを使用でき、これらを組み合わせて使用することもできる。また、中しん4は、波状に段付けするだけでなく、ライナ3への接着状態で矩形やハニカム状となるように屈曲させて段付けしてもよい。
【0017】
ライナ3及び中しん4をなすシート材としては、紙、合成繊維、無機繊維やこれらを組み合わせた不織布等を用いることができる。例えば、パルプと合成繊維とを組み合わせた熱融着性を有するものを使用すると、ライナ3と中しん4とを接着剤を用いることなく接着して、水中への接着剤の溶出による悪影響を防止できる。
【0018】
また、シート材の耐水性が向上し、保水力を高める吸水性や水の流動性を確保する透水性も得ることができる。
【0019】
さらに、素材に伸縮性があるため、切花の茎を挿し込む際、ライナ3及び中しん4が破れにくくなる。
【0020】
また、このシート材として、例えば、ゼオライトを担持したものや、銅、銀、亜鉛等の金属により抗菌性を付与したものを用いると、水のぬめりが防止され、切花の鮮度が長期にわたって維持される。また、栄養剤を含ませれば、このような効果が向上する。
【0021】
なお、上記実施形態では、段ボール2を巻いて積層したものを例示したが、図5に示す第3実施形態のように、段ボール2を平板状に積層して保持材1を形成してもよい。
【0022】
また、図6に示す第4実施形態のように、段ボール2を蛇腹状に折り曲げて積層し、保持材1を形成してもよい。
【0023】
また、上記のように平板状又は蛇腹状に段ボール2を積層する際、段ボール2同士の間に隙間が生じるように、段ボール2を端部で接着し、その隙間に切花の茎を挿し込むようにしてもよい。
【0024】
また、保持材1をタイトな容器に収納すれば、段ボール2を接着する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】この発明の第1実施形態に係る切花の保持材の使用状態を示す斜視図
【図2】片面段ボールの断面図
【図3】同上の段ボールを巻いた保持材の一実施形態の斜視図
【図4】保持材の第2実施形態の斜視図
【図5】保持材の第3実施形態の断面図
【図6】保持材の第4実施形態の断面図
【符号の説明】
【0026】
1 保持材
2 段ボール
3 ライナ
4 中しん
P 切花
S 茎
C 容器




 

 


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