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発明の名称 農作業機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−28936(P2007−28936A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214025(P2005−214025)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄
発明者 小出 盛人
要約 課題
夾雑物を適切に埋め込むことができる農作業機を提供する。

解決手段
農作業機1は、所定方向へ回転しながら耕耘作業をする耕耘体5と、耕耘体5の後方で整地作業をする整地体8とを備える。農作業機1は、耕耘体5と整地体8との間に左右方向に互いに間隔をおいて位置し、弾性変形可能な非金属材料からなり、夾雑物を圃場表面下に埋め込む略棒状の複数本の埋め込み体21を備える。埋め込み体21の先端部断面形状が、埋め込み体21の基端部断面形状に比べて細くなっている。
特許請求の範囲
【請求項1】
回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、
前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、
前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっている
ことを特徴とする農作業機。
【請求項2】
回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、
前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、
前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて太くなっている
ことを特徴とする農作業機。
【請求項3】
回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、
前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、
前記埋め込み体の中間部断面形状が、前記埋め込み体の先端部断面形状および基端部断面形状に比べて太くなっている
ことを特徴とする農作業機。
【請求項4】
埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材が配設されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機。
【請求項5】
埋め込み体は、非金属材料にて成型された成型物である
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる農作業機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、耕耘体と整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され夾雑物を圃場表面下に埋め込むバネ鋼からなる略棒状の複数本の埋め込み体(スプリングレーキ)とを備えた農作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平6−165605号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来の農作業機では、埋め込み体の断面形状がその埋め込み体の全長にわたって同じであるため、例えば圃場状態等によっては稲わら等の夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合が生じるおそれがある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の農作業機は、回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっているものである。
【0006】
請求項2記載の農作業機は、回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて太くなっているものである。
【0007】
請求項3記載の農作業機は、回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、前記埋め込み体の中間部断面形状が、前記埋め込み体の先端部断面形状および基端部断面形状に比べて太くなっているものである。
【0008】
請求項4記載の農作業機は、請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機において、埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材が配設されているものである。
【0009】
請求項5記載の農作業機は、請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機において、埋め込み体は、非金属材料にて成型された成型物であるものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によれば、埋め込み体の先端部断面形状が埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。
【0011】
請求項2に係る発明によれば、埋め込み体の先端部断面形状が埋め込み体の基端部断面形状に比べて太くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、埋め込み体の中間部断面形状が埋め込み体の先端部断面形状および基端部断面形状に比べて太くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材を配設することにより、埋め込み体の強度向上を図ることができる。
【0014】
請求項5に係る発明によれば、埋め込み体が非金属材料にて成型された成型物であるから、埋め込み体を簡単に製造できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の農作業機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1において、1は農作業機で、この農作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)に連結して使用する牽引式の代掻き機である。そして、農作業機1は、トラクタの後部に連結された状態で、トラクタの走行により圃場を進行方向前方に移動しながら代掻作業および土引作業を選択的に行うものである。
【0017】
農作業機1は、トラクタの後部の3点リンク部(作業機昇降装置)に連結される機体2を備えている。
【0018】
機体2の左右のチェーンケース部3およびブラケット部(図示せず)間には、入力軸4に接続されたギア、シャフトおよびチェーン等からなる伝動手段からの動力に基づいて所定方向に回転しながら耕耘作業をするロータリ式の耕耘体5が回転可能に設けられている。耕耘体5は、左右方向に長手状の耕耘軸およびこの耕耘軸に放射状に設けられた耕耘爪を有している。
【0019】
機体2の耕耘カバー部7の後端部には、耕耘体5の後方で整地作業をする整地体8が上下回動可能に設けられている。整地体8は、機体2の耕耘カバー部7の後端部にゴム板9を介して上下回動可能に設けられた左右方向長手状の第1整地板(均平板)11を有している。第1整地板11の下端部には、左右方向長手状の第2整地板(レーキ)12が左右方向の軸13を介して上下回動可能に設けられている。機体2と第1整地板11とが第1連結手段14にて連結され、機体2と第2整地板12とが第2連結手段15にて連結されている。
【0020】
また、農作業機1は、耕耘体5と整地体8との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され弾性変形可能な非金属材料からなり稲わら等の夾雑物を圃場表面下に埋め込む略棒状で断面略円形の複数本の埋め込み体21を備えている。
【0021】
ここで、図2および図3に示すように、各埋め込み体21は、その先端部断面形状がその基端部断面形状に比べて細くなっている。すなわち、埋め込み体21の下端側である先端側は、先端ほど細くなるように先細状に形成され、例えば断面略円形の先端部21aの直径が断面略円形の基端部21bの直径の略半分になっている。
【0022】
また、埋め込み体21の下端側である先端側は、進行方向後方に向って湾曲している。さらに、埋め込み体21の上端である基端には下方に向って開口した略U字状の取付部22が一体に設けられ、この取付部22が左右方向に延びる丸パイプからなる支軸部23にボルト24、ナット25および板状のカラー26を用いて固着されている。支軸部23の軸方向両端部は左右の支持板部27に固着され、両支持板部27が整地体8の第1整地板11の両側面部に固着されている。
【0023】
なお、埋め込み体21は、樹脂或いはゴム等の弾性変形可能な非金属材料にて一体に略棒状に成型された成型物としての大型のスプリングレーキであり、例えば埋め込み体21の長さ寸法が第1整地板11の幅寸法と略等しくなっている。
【0024】
次に、上記農作業機1の作用等を説明する。
【0025】
農作業機1をトラクタの後部に連結し、農作業機1をトラクタの走行により圃場上を移動させると、耕耘体5の耕耘爪にて耕耘作業が行われ、整地体8の第1整地板11および第2整地板12にて耕耘作業が行われる。
【0026】
この際、耕土中の稲わら等の夾雑物は、圃場表面に追従するように第1整地板11と一体となって上下回動する複数本の埋め込み体21によって圃場表面下に埋め込まれる。
【0027】
そして、この農作業機1によれば、埋め込み体21の先端部断面形状が埋め込み体21の基端部断面形状に比べて細くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。特に、埋め込み体21の先端側が先細状に形成されているため、埋め込み体21の先端側が弾性変形しやすく、埋め込み体21の先端側に夾雑物が引っ掛かるようなことがない。また、埋め込み体21の形状に対応した型を使用して埋め込み体21を樹脂或いはゴム等の非金属材料を使用して製造することにより、埋め込み体21を安価に製造できる。
【0028】
上記実施の形態では、ボルト24、ナット25およびカラー26を用いて、埋め込み体21を略U字状の取付部22を介して丸パイプからなる支軸部23に取り付けた構成について説明したが、例えば図4および図5に示すように、隣合う埋め込み体21間の間隙を調節できるように、脱着可能なカラー31を用いて、埋め込み体21を環状の取付部32を介して角パイプからなる支軸部33に取り付ける構成としてもよい。
【0029】
また、上記実施の形態では、埋め込み体21の先端部断面形状を埋め込み体21の基端部断面形状に比べて細くした構成について説明したが、例えば図6に示すように、埋め込み体21の先端部断面形状を埋め込み体21の基端部断面形状に比べて太くした構成でもよい。この図6に示す埋め込み体21の先端側は、先端ほど太くなるように先太状に形成され、例えば断面略円形の先端部21aの直径が断面略円形の基端部21bの直径の略2倍になっている。
【0030】
さらに、例えば図7に示すように、埋め込み体21の中間部断面形状を埋め込み体21の先端部断面形状および基端部断面形状に比べて太くした構成でもよい。この図7に示す埋め込み体21は、中間部に側面視縦長楕円状の拡大部である径大部21cを有し、この径大部21cのうち最も太い部分の直径がそれぞれ断面略円形の先端部21aの直径や基端部21bの直径の略2倍になっている。
【0031】
また、埋め込み体21の強度向上のために、例えば図8に示すように、埋め込み体21の内部にこの埋め込み体21の長手方向に沿ってこの埋め込み体21の略全長にわたって補強芯材40を配設するようにしてもよい。補強芯材40は、例えば鉄等の金属材料からなる線状部材にて構成されている。
【0032】
さらに、埋め込み体21は断面略円形のものには限定されず、三角、四角、六角等の断面角形のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の農作業機の一実施の形態の側面図である。
【図2】同上農作業機の埋め込み体の後面図である。
【図3】同上埋め込み体の側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る埋め込み体の後面図である。
【図5】同上埋め込み体の側面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態に係る埋め込み体の側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態に係る埋め込み体の側面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態に係る埋め込み体の側面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 農作業機
5 耕耘体
8 整地体
21 埋め込み体
40 補強芯材




 

 


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