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発明の名称 魚釣用電動リールのバッテリ支持用コネクタ装置とバッテリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−135517(P2007−135517A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−336154(P2005−336154)
出願日 平成17年11月21日(2005.11.21)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 田村 仁
要約 課題
魚釣用バッテリと電動リールの接続部の形式が適合しない場合でも接続して使用できるようにするバッテリ支持用コネクタ装置と魚釣用バッテリを提供することを目的とする。

解決手段
一端側で釣り用電動リール1bの受電部21に接続する端子を支持し、他端側でバッテリ2aの給電部20に接続する端子を支持したコネクタ本体42に、上記釣り用電動リール1bへの着脱が自在なナット部材46と、上記バッテリ2aへの着脱が自在な螺子部221aを設けたバッテリ支持用コネクタ装置である。
特許請求の範囲
【請求項1】
一端側で釣り用電動リールの受電部に接続する端子を支持し、他端側でバッテリの給電部に接続する端子を支持した基体に、上記釣り用電動リールへの着脱が自在な取り付け手段と、上記バッテリへの着脱が自在な取り付け手段を設けたことを特徴とするバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項2】
釣り用電動リールへの取り付け手段とバッテリへの取り付け手段の少なくとも一方が、基体に回動可能に支持され、上記釣り用電動リールまたは上記バッテリに設けられた螺子部に螺合して取り付けられるナット部材を含むことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項3】
釣り用電動リールへの取り付け手段とバッテリへの取り付け手段の少なくとも一方が、基体に取り付けられ、上記釣り用電動リールまたは上記バッテリに設けられた螺子部に螺合する螺子部を有した筒状部材を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項4】
釣り用電動リールへの取り付け手段とバッテリへの取り付け手段の何れか一方がナット部材であり、他方のものが螺子部を有する筒状部材であり、上記ナット部材は、上記筒状部材と、上記端子を支持する基体に形成した突起係合部との間に抜け止めされる突縁部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項5】
釣り用電動リールに接続する端子とバッテリに接続する端子は一体の部材により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項6】
釣り用電動リールに接続する端子の部材と、バッテリに接続する端子の部材は、導通する部材同士が基体内で互いに接続され、かつ基体に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のバッテリ支持用コネクタ装置。
【請求項7】
釣り用電動リールの受電部に対し着脱自在に接続する端子を基体の一端側に設け、上記基体の他端側にバッテリの給電部に対して接続する端子を設けた接続コネクタが、着脱可能に取り付けられたことを特徴とする魚釣用バッテリ。
【請求項8】
接続コネクタを嵌め込み装着する凹部を有していることを特徴とする請求項7に記載の魚釣用バッテリ。
【請求項9】
凹部に接続コネクタの一端側部分を嵌合したときに上記接続コネクタの他端側部分が、上記凹部から突き出すことを特徴とする請求項8に記載の魚釣用バッテリ。
【請求項10】
一端側に釣り用電動リールの受電部に接続する端子を設け、他端側にバッテリの給電部に接続する端子を設けた基体を、釣り用電動リールに対しバッテリを着脱自在に取り付けるバッテリ支持装置内に嵌め込み配置することを特徴とするバッテリ支持用コネクタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば釣糸が巻回されるスプールを回転駆動する駆動用モータを備えた魚釣用電動リールに給電するために用いられる魚釣用バッテリを魚釣用電動リールに接続するバッテリ支持用コネクタ装置と魚釣用バッテリに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、船釣等の深場あるいは沖合での釣りにおいては、釣糸が巻回されるスプールを駆動用モータで駆動する、いわゆる電動リールが多く使用されている。このような電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段としてはバッテリ装置を釣り位置から離れた場所に設置し、スプール駆動用モータが内蔵されたリール本体に設けた給電接続部に対して長い給電コードを接続して給電する方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところが、このような長い給電コードを用いて、魚釣用リールと、これから遠く離れたバッテリ装置を接続する場合は、長い給電コード自体が邪魔になる存在であることに加え、魚の当たりを待ち、あるいは誘い操作や魚の取込み操作の際、その長い給電コードで釣竿の動きが制約され、魚の誘い操作や魚の取込み操作等を思い通りに行うことができず、操作性が劣るという不都合があった。
【0004】
そこで、電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段として、電動リールと一対一の関係を有する専用のバッテリボックスを釣竿に装着し、長い給電コードを用いない方式としたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この給電手段は、そのバッテリボックスに接続端子を兼用する金属製ボルトを回転操作自在に設け、他方の電動リールにはその竿尻側に位置して、スプール駆動用モータに電気的に接続される接続端子を兼用する螺子孔を設け、この螺子孔に対して上記バッテリボックスのボルトを螺合させることで、相互間の電気的な接続と共に相互間の取付け固定を行うように構成される。
【特許文献1】特開平10−215737号公報
【特許文献2】実願平1−138356号(実開平3−76465号)のマイクロフィルム
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記電動リールへの給電手段では、バッテリボックスを、接続端子を兼用する金属製ボルトにより、電動リールの螺子孔に螺合させて取付け固定すると同時に電気的接続を行う構成であるため、バッテリボックスを釣竿に取付け固定する形式や電動リールの螺子孔にボルトを螺合させるバッテリボックスと電動リールの接続形式が異なると、電動リールとバッテリボックスを接続することが出来なかった。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、魚釣用バッテリと電動リールの接続部の形式が適合しない場合でも接続して使用できるようにするバッテリ支持用コネクタ装置と魚釣用バッテリを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、一端側で釣り用電動リールの受電部に接続する端子を支持し、他端側でバッテリの給電部に接続する端子を支持した基体に、上記釣り用電動リールへの着脱が自在な取り付け手段と、上記バッテリへの着脱が自在な取り付け手段を設けたことを特徴とするバッテリ支持用コネクタ装置である。
【0008】
他の発明は、釣り用電動リールの受電部に対し着脱自在に接続する端子を基体の一端側に設け、上記基体の他端側にバッテリの給電部に対して接続する端子を設けた接続コネクタが、着脱可能に取り付けられたことを特徴とする魚釣用バッテリである。
【0009】
さらに他の発明は、一端側に釣り用電動リールの受電部に接続する端子を設け、他端側にバッテリの給電部に接続する端子を設けた基体を、釣り用電動リールに対しバッテリを着脱自在に取り付けるバッテリ支持装置内に嵌め込み配置することを特徴とするバッテリ支持用コネクタ装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、魚釣用バッテリと魚釣用電動リールの接続部の形式が適合しない場合でも魚釣用電動リールへの魚釣用バッテリを取り付けて使用できる。また、給電コネクタや取り付け手段の形式が異なる電動リールでも魚釣用バッテリを取り付けて使用することが可能となる。
【0011】
また、組み付け手段により、魚釣用リールに対してバッテリを支持することにより、バッテリを魚釣用リールへの確実な電気的接続を確保した上で、電動リールに対してバッテリを堅牢に組み付けて保持することが可能となる。従って、厳しい釣環境においても、簡便にして容易な着脱操作が実現され、しかも、比較的、乱暴な竿操作にも耐えることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、各実施の形態における説明では、略同様に構成されることがあるので、便宜上、その構成に関して同一符号を付して、その詳細な説明を省略することがある。
【0013】
図1乃至図5は第1の実施の形態に係る魚釣用リールのバッテリ支持用コネクタ装置と魚釣用バッテリを示す。
図1は、魚釣用電動リール1aと、この魚釣用電動リール1aに接続されるべき魚釣用バッテリ2aを、両者を切り離した状態で示している。魚釣用バッテリ2aはケース本体10を備え、このケース本体10は合成樹脂等で形成されて後述する電池本体を収容する収容部11と、この収容部11の上方に形成されてその収容部11の開口を閉塞する蓋部12とからなる。上記収容部11は例えばリチウムイオン電池等の電池本体13及び充放電用制御部14を収容する。また、蓋部12は収容部11の上方端に被せられ、収容部11の上方端縁に接着剤等により接合されて収容部11に一体化している。
【0014】
この魚釣用バッテリ2aは、例えば、図1に示す電動リール1aの例えば前方の下部に配される外部電源接続用の受電部21に対して、例えば船の電力源、発電機または大型バッテリ等の外部電源から延びる周知の給電コードに代えて装着され、該電動リール1aへの給電を実行し、該電動リール1aに内蔵されたスプール駆動モータ等を駆動する。
【0015】
上記蓋部12には、図5に拡大して示すように、上下に貫通する取付け穴部121が設けられ、この取付け穴部121は上記魚釣用バッテリ2aの重心Gから遠ざかる上方へ突き出す筒状部123の内面によって形成されている。この取付け穴部121の上端には開口124が開口している。
【0016】
また、この取付け穴部121の内部には上記制御部14及び電池本体13に対して電気的に接続される給電部用コネクタ部材15の基端側部分が密に差し込まれている。給電用コネクタ部材15はパッキン部材17を介して上記取付け穴部121に封止されると共に接着剤で筒状部123に固定されている。筒状部123の基端部にはこれと一体的に形成されると共にその中心向きに突き出した突起部16が設けられている。突起部16は筒状部123を切り欠くことによって形成した溝125によって弾性を付与された複数の弾性変形部127の先端に一体に形成されている。各弾性変形部127は側方に向けて弾性的に変形できるため、突起部16を給電用コネクタ部材15の内方下端部外周に形成された凹状部153に嵌め込み係着し、両者の離脱を防止することができる。給電用コネクタ部材15が取付け穴部121の開口124から外へ抜け出すことを阻止している。給電用コネクタ部材15の上端側部分は上記重心Gから遠ざかる上方へ向けて、取付け穴部121の開口124から外へ突き出している。
【0017】
上記給電用コネクタ部材15は、ケース本体10より柔らかい可撓性を有した電気的絶縁性の樹脂材料で形成される。コネクタ部材15は上端部内に一対の凹状接続端子151を配設することにより、いわゆるソケット型コンセントを構成した給電部20が構成されている。この給電部20の凹状接続端子151は上記電池本体13及び充放電用制御部14に電気的に接続されている。
【0018】
給電用コネクタ部材15の下端側部分はケース本体10の内側面に液密状態で接着により固定的に取り付けられるとともに、給電用コネクタ部材15の先端側部分はケース本体10の開口124から直接ケース本体10の外へ突き出し、上記給電部20の凹状接続端子151を露出させる。このため、上記電動リール1bの受電部21への給電部20の着脱操作を行うことが可能である。
【0019】
図1に示すように、上記蓋部12の筒状部123の外周部には例えば電気的絶縁性を有する樹脂材料で形成される弾性腕部18の一端が取り付けられ、この弾性腕部18の他端には上記給電用コネクタ部材15の先端部分に被嵌して覆うことができる電気的絶縁性の保護キャップ181が取り付けられている。そして、ケース本体10の給電用コネクタ部材15を電動リール1aの受電部21から離脱させた状態ではこの保護キャップ181を上記給電用コネクタ部材15の先端部分に被せることができる。これにより、例えば携帯時等において露出された給電用コネクタ部材15の凹状接続端子151の周囲部との電気的接続が防止できる。
【0020】
さらに、図1及び図5に示すように、ケース本体10には電動リール1aに魚釣用バッテリ2aを装着した時、この魚釣用バッテリ2aが電動リール1aから簡単に外れないように保持するための保持手段としてナット部材19が設けられている。このナット部材19は給電用コネクタ部材15とは別体に構成され、図5に示すように、給電用コネクタ部材15を取り囲むように配置される。上記筒状部123の取付け穴部121における上端部分は、ナット部材19の下端部を嵌め込むために太めに形成してなるナット装着穴121aを形成しており、このナット装着穴121aの部分に対して上記ナット部材19の下端部の少なくとも一部(下端部側壁194)が差し込まれ、この状態でナット部材19は上記筒状部123及び給電用コネクタ部材15の中心軸まわりに回転可能に嵌合されている。
【0021】
上記ナット部材19の最下端縁部には内方へ突き出して周回した内周突縁部191が形成されている。一方、給電用コネクタ部材15の中途部外周にはその全周にわたり周回する突起係合部152が形成されている。突起係合部152に対して上記ナット部材19の突縁部191がその下側から当たって係止し、給電用コネクタ部材15からナット部材19が抜け出ないように阻止する。ナット部材19の上方外端部には太めに鍔状の操作部192が設けられていて、この操作部192を用いてナット部材19を回転操作できるようになっている。
【0022】
一方、図1に示すように、上記電動リール1aの受電部21にはこの電動リール1aが釣竿30の握り部301に取り付けられた状態で垂直かつ下方に向けて開口した金属製の口金部22が設けられている。この受電部21はその口金部22の部分を含み、防水構造のものであり、これら受電部21及び口金部22の部分から電動リール1a内に水等の流体が浸入することが防止されている。口金部22の内側には例えば一対のピン形の凸状接続端子24が突設けられ、この凸状接続端子24は上記魚釣用バッテリ2aにおける給電部20の一対の凹状接続端子151に接続形式が適合するように設けられている。このため、図2に示すように、口金部22に給電用コネクタ部材15を差し込むと、凹状接続端子151に凸状接続端子24が差し込み嵌合して導通する接続状態になる。
【0023】
図1に示すように、上記電動リール1aの受電部21における口金部22には下方に向けて突き出した下端縁が形成されている。この下端縁外周には上記魚釣用バッテリ2aのナット部材19の螺子部195が螺合可能である螺子部221が形成されている。上記ナット部材19の螺子部195を口金部22の螺子部221に螺合して締め付けることにより、電動リール1aの口金部22に対して魚釣用バッテリ2a及び給電用コネクタ部材15をしっかりと保持することができる。したがって、この保持手段によれば、電動リール1aに魚釣用バッテリ2aを装着したとき、この魚釣用バッテリ2aが電動リール1aから簡単に外れない。
【0024】
また、操作部192により回転操作して口金部22の螺子部23に螺合してナット部材19を締め付けると、給電用コネクタ部材15が上記電動リール1aの受電部21に装着された状態で、ナット部材19の内周突縁部191が給電用コネクタ部材15の突起係合部152に内側から突き当たって係止し、給電用コネクタ部材15を直接に保持するために、給電用コネクタ部材15を確実に安定して保持し、電動リール1aから魚釣用バッテリ2aの離脱を防止する。ここで、ケース本体10はナット部材19を介して電動リール1aに保持されるとともに、該ナット部材19を介して電動リール1aに吊着される如く取り付けられる。また、この状態で、給電用コネクタ部材15はナット部材19や上記蓋部12の筒状部123により保護される。
【0025】
一方、上記電動リール1aには、図示しないスプール、スプール駆動モータ及びマイクロコンピュータ等で構成される制御部が内装されている。受電部21に電力が給電されると、スプール駆動モータ等を駆動させることができるとともに、上記制御部が上記スプール駆動モータを駆動制御して上記スプールの回転速度等を制御し、釣糸の巻取り動作を制御する。
【0026】
図1に示すように、上記電動リール1aの受電部21における口金部22の基部外周部には例えば電気的絶縁性を有する樹脂材料で形成された弾性腕部26の一端が取り付けられている。この弾性腕部26の他端には上記受電部21を覆い、その受電部21の凸状接続端子24を覆うことができる電気的絶縁性の保護キャップ27が取り付けられている。そして、電動リール1aの受電部21から魚釣用バッテリ2aを離脱した状態のとき、上記給電用コネクタ部材15に保護キャップ27を被せる。これにより、例えば携帯時等において露出された受電部21の凸状接続端子24の周囲部との電気的接続を防止できる。
【0027】
そして、上記魚釣用バッテリ2aの給電部20の形式が上記電動リール1aの受電部21の形式に適合する正規の関係にあるときは、図2に示すように、上記電動リール1aの受電部21に対して直接に上記魚釣用バッテリ2aの給電部20を接続して上記魚釣用バッテリ2aを使用することができる。
【0028】
しかし、上記魚釣用バッテリ2aの給電部20の形式が上記電動リール1aの受電部21の形式に適合しない、位置、数、太さなどがいわゆる対応関係がないときは、上記電動リール1aに上記魚釣用バッテリ2aを直接に接続して使用することができない。例えば、図3乃至図5に示すように、受電部21の接続形式が異なる電動リール1bの場合には上記魚釣用バッテリ2aを直接に接続することができない。
【0029】
図3乃至図5に示す電動リール1bはその受電部21が上記魚釣用バッテリ2aの給電部20の給電用コネクタ部材15と同様な一対の凹状接続端子155を有する形式のものであり、このときは上記魚釣用バッテリ2aの給電部20には適合せず、魚釣用バッテリ2aを接続できない。
【0030】
このような別形式の電動リール1bに上記魚釣用バッテリ2aを使用する場合には、図3乃至図5に示すような接続用アダプタとしての接続コネクタ40を用いて上記魚釣用バッテリ2aを電動リール1bに接続する。
【0031】
次に、その接続コネクタ40について説明する。図5に示すように、接続コネクタ40は、非導電性の合成樹脂からなる円柱状のコネクタ本体42と、このコネクタ本体42に埋設された状態で挿通され、コネクタ本体42で保持された端子(凸状接続端子24,44)を有し、この端子は、コネクタ本体42に埋設された部分で固定され、折れ曲りが規制されている。また、接続コネクタ40は、筒状体によって形成し、金属等コネクタ本体よりも硬い材料で形成されたコネクタカバー(筒状部材)41を有し、このコネクタカバー41の内部には、その一端側が差し込まれて固定され、コネクタカバー41と共にバッテリ支持用コネクタ装置の基体となるコネクタ本体42が設けられている。コネクタカバー41及びコネクタ本体42の下端部分には上記魚釣用電動リール1aの受電部21と同様な形式の一対の凸状接続端子24を備えた凹状の形式のコネクタ受け部43が形成されている。コネクタカバー41の下端部外周には上記電動リール1aの受電部21における口金部22の螺子部221と形式を合わせた取り付け手段の螺子部221aが形成されている。この螺子部221aは上記魚釣用バッテリ2aのナット部材19の螺子部195に螺合によって係止可能である。したがって、コネクタ受け部43は上記電動リール1aの受電部21と同様な形式のものとなり、コネクタ受け部43には上記魚釣用バッテリ2aの給電部20が接続可能である。
【0032】
また、コネクタカバー41は、その螺子部221aを上記魚釣用バッテリ2aのナット部材19の螺子部195に螺合してコネクタ本体42を上記魚釣用バッテリ2aに取り付ける着脱自在な手段を有している。そして、この取り付け手段は、上記魚釣用電動リール1aに上記魚釣用バッテリ2aを支持するとともに、コネクタ受け部43の一対の凸状接続端子24が上記魚釣用バッテリ2aの給電部20の凹状端子151に嵌合して直接に接触して接続し、通電可能な状態を維持する。
【0033】
コネクタカバー41やコネクタ本体42は、従来のコードのように折れ曲ることがなく、電動リール1bに魚釣用バッテリ2aが取り付けられた状態が維持されるような大きな曲げ剛性を有し、電動リール1bに安定して取り付いて安定した給電ができるようになっている。
【0034】
また、図5に示すように、コネクタカバー41及びコネクタ本体43の上端部には上記別形式の電動リール1bにおける受電部21の凹状接続端子155の形式に適合する一対の凸状接続端子44を有する凹状のコネクタ接続部45が設けられている。コネクタ本体42の上端部には上記電動リール1bにおける受電部21の口金部22の螺子部221に螺合するナット部材46が装着されている。ナット部材46はコネクタ本体42の軸周り(周方向)に回転自在に装着され、かつコネクタ本体42の上端外周に設けられた突起係合部47に対して下から突き当たって係止する突縁部48が設けられていて、これによりナット部材46がコネクタ本体42のコネクタ接続部分45側から抜け出ないようになっている。また、ナット部材46の下端側はコネクタ本体42に取り付けたコネクタカバー41の端部(上端部)に当たることで、コネクタ受け部43側からの抜け止めがなされている。ナット部材46には鍔状の操作部49が設けられている。
【0035】
ナット部材46には電動リール1bにおける受電部21の口金部22の螺子部221と形式を合わせた螺子部195aが形成されていて取り付け手段となっており、この螺子部195aを上記電動リール1aにおける口金部22の螺子部221に螺合して装着できる規格に形成している。そして、上記電動リール1aにおける口金部22にナット部材46を螺合することにより、コネクタ接続部45の一対の凸状接続端子44を電動リール1bにおける受電部21の一対の凹状接続端子155に接続した状態で上記電動リール1bに接続コネクタ40を係止して装着する取り付け手段を構成している。コネクタ本体42は、凸状接続端子24,44がぐらつかないように支持しているが、コネクタカバー41がその周囲に嵌合することでコネクタ本体42の撓みがより規制され、バッテリ2aを電動リール1bにぐらつきを防止して装着できる。なお、凸状接続端子24,44は一体に形成されており、その中間部がコネクタ本体42に支持され、その両端がコネクタ本体42の対向する上方と下方に露呈している。
【0036】
そこで、上記魚釣用バッテリ2aを図3乃至図5に示す別形式の電動リール1bに使用しようとする場合、上述したような接続用アダプタとしての接続コネクタ40を用いれば、上記魚釣用バッテリ2aを、別形式の電動リール1bに接続することができる。
【0037】
この場合、接続コネクタ40を魚釣用バッテリ2aの給電部20に装着した後、その接続コネクタ40を電動リール1bの受電部21に接続しても、または、接続コネクタ40を電動リール1bの受電部21に接続した後、その接続コネクタ40を魚釣用バッテリ2aに装着するようにしてもよい。この取り付ける手順は電動リール1bと魚釣用バッテリ2aの使用状況に応じて簡便な方を選ぶ。
【0038】
したがって、接続コネクタ40を使用すれば、電動リールの受電部と魚釣用バッテリの給電部の形式や規格が合致しなくても、その電動リールと魚釣用バッテリを接続して使用可能である。また、図1及び図2で示す電動リール1aに魚釣用バッテリ2aを使用したい場合には接続用アダプタとしての接続コネクタ40を取り外して魚釣用バッテリ2aを電動リール1aに直接に接続するようにする。
【0039】
接続コネクタ40を介して魚釣用バッテリ2aを電動リール1bに取り付けると、魚釣用バッテリ2aを電動リール1bから離すことができて電動リール1bの握持や操作がしやすく、接続コネクタ40は魚釣用バッテリ2aよりも細径に形成され、電動リール1bの握持を邪魔しないようになっている。
【0040】
以上の如く、接続用アダプタとしての接続コネクタ40を用意することにより、魚釣用バッテリと電動リールとの関係で釣り具の使用が制限されず、種々の電動リールまたは魚釣用バッテリを選んで最適かつ多様な釣りが容易である。したがって、比較的少ない種類の電動リールまたは魚釣用バッテリを有効に生かして使用できる。また、多くの釣り具が不要であるので、釣り具の管理が容易である。さらに、比較的少ない種類の釣り具を用意しておけばよいので、釣り人にとっても釣り具にかかる費用が少なくて済む。
【0041】
そして、電動リール1に対して魚釣用バッテリ2を直接的に取り付けて常に使用できるようになるので、通常の手動式魚釣リール1と略同様に制限されることなく、いわゆる手持ち感覚での上下誘い操作や巻取り操作等で電動リール1と一体的に取扱い操作することができる。釣り人は所望の魚釣操作を快適に行うことができる。また、釣り途中において、魚釣用バッテリ2の電気エネルギが消耗した場合には上記装着動作と略逆の操作を行って電動リール1から魚釣用バッテリ2を取り外し、その後、予め用意して置いた充電済みの新たなものと交換して使用することができ、形式の異なる魚釣用バッテリ2の場合は接続コネクタ40を利用し、または取り外して新たな魚釣用バッテリ2を装着し、長時間にわたる電動リール1の継続的な使用が可能である。
【0042】
また、魚釣用バッテリ2と電動リール1の接続部の形式が適合しない場合でも、魚釣用リール1の受電部21にバッテリ2の給電部20を接続した給電可能な状態で、バッテリ2を魚釣用リール1に組み付けて支持することにより、魚釣用リール1に対してバッテリ2を支持できる。これにより、バッテリ2を魚釣用リール1への確実な電気的接続を確保した上で、魚釣用電動リール1に対してバッテリ2を堅牢に組み付けて保持することが可能となる。従って、厳しい釣環境においても、簡便にして容易な着脱操作が実現され、しかも、比較的、乱暴な竿操作にも耐えることが可能となる。
【0043】
次に、図6及び図7を参照して、受電部21の形式がさらに別の電動リール1cに上記同様の魚釣用バッテリ2aを使用する場合に用いる形態の接続コネクタ50について説明する。
【0044】
図7に示すように、電動リール1cの受電部21はその口金部22の内側領域に、細目のピン形の一対の凸状接続端子61と、情報等を伝達する多数の信号伝達用端子62を併設した形式である。一対の凸状接続端子61は、電動リール1cのスプールを駆動するモータに電力を供給する端子であり、上述した電動リール1a,1bの場合の凸状接続端子24と凹状接続端子155と同様の機能をもつ。信号伝達用端子62はスプールを駆動する以外の用途、例えば、船に備えられた魚影探知機からの信号を電動リール1cに受け取る場合に用いられる。この電動リール1cの受電部21における口金部22には上述した電動リール1a,1bの場合と同様の螺子部221が設けられ、この螺子部221により後述する接続コネクタ50を接続できる。
【0045】
上記接続コネクタ50は上述した接続コネクタ40と同様、筒状体によって形成したコネクタカバー51を有しており、このコネクタカバー51内にはそのコネクタカバー51とともに基体となるコネクタ本体52が固定的に設けられている。
【0046】
上記コネクタカバー51の下端部分には上記電動リール1aの受電部21の形式と同様、一対の凸状接続端子53を備えた凹状の形式のコネクタ受け部54が形成されている。このコネクタ受け部54の一対の凸状接続端子53は上記魚釣用バッテリ2aにおける給電部20の一対の凹状端子151に嵌合してそれに直接に接続できるように構成される。一対の凸状接続端子53はいずれもピン状の部材によって形成され、その基端部はコネクタ本体52に取り付けられている。
【0047】
また、コネクタカバー51の下端部外周には例えば上記電動リール1aの受電部21における口金部22の螺子部221と形式が一致する螺子部221aが形成され、この螺子部221aには上記魚釣用バッテリ2aにおける給電部20のナット部材19の螺子部195が螺合可能な形式の規格となっている。これにより上記魚釣用バッテリ2aに接続コネクタ50を取り付ける手段を構成する。また、コネクタ受け部54は上記電動リール1aの受電部21と同様な形式となり、上記魚釣用バッテリ2aの給電部20を接続可能である。
【0048】
この接続コネクタ50におけるコネクタカバー51及びコネクタ本体52の上端部には上記別形式の電動リール1cの受電部21における口金部22の凸状接続端子61に適合し、信号伝達用端子62からは逃げるように、これらが収容される凹状空洞部621を有したコネクタ接続部55となっている。つまり、凸状接続端子61が差し込まれて接続する凹状端子611と、通電不要な信号伝達用端子62が差し込まれて遊ぶ凹状空洞部621とが設けられている。凹状空洞部621は電気的接続用端子ではなく、電気的機能のない単なる空洞であり、接続コネクタ50を上記電動リール1cの受電部21に接続しても信号伝達用端子62と接続コネクタ50側との電気的接続は行われず、電気的接続が無視される。
【0049】
図7に示すように、一対の凸状接続端子53と一対の凹状端子611は基体としてのコネクタ本体52内において互いに対応するもの同士が互いに接触して係合し接続する。凹状端子611は筒状の導電性部材によって形成され、凸状接続端子53の基端部はその凹状端子611内に差し込まれ、この係合した接続部分が基体としてのコネクタ本体52内に埋設されて固定されている。なお、凸状接続端子53と凹状端子611はコネクタ本体52に埋設されて係合が維持されているが、両者を溶接等で接続してもよい。
【0050】
さらに、図7に示すように、接続コネクタ50におけるコネクタ本体52の上端部には上記電動リール1cにおける受電部21の口金部22の螺子部221に螺合するナット部材56がコネクタ本体52の軸周りに回転自在に装着されている。コネクタ本体52の中間部外周には突起係合部57が設けられ、この突起係合部57にナット部材56の内端に形成した突縁部58が下側から突き当たって係止し、また、ナット部材56の下端はコネクタカバー51に当接することにより、ナット部材56はコネクタ本体52から抜け出さないように接続コネクタ50に取り付けられている。ナット部材56の外周には鍔状の操作部59が設けられている。また、ナット部材56には電動リール1cにおける受電部21の口金部22の螺子部221と形式を合わせた螺子部195aが形成されていて、上記ナット部材56の螺子部195aを上記電動リール1cにおける口金部22の螺子部221に螺合して装着できる。これにより、電動リール1cに接続コネクタ50を取り付ける手段を構成する。
【0051】
上記接続コネクタ50の下端に位置するコネクタ受け部54は上記魚釣用バッテリ2aの給電部20に接続できるとともに、上記接続コネクタ40の上端に位置するコネクタ接続部55は上記別形式の電動リール1cにおける受電部21に接続できる。
【0052】
上記魚釣用バッテリ2aを受電部21の形式が異なる上記電動リール1cに使用する場合、その電動リール1cに魚釣用バッテリ2aを直接に接続して使用することができないが、上述した接続コネクタ50を用いれば、電動リール1cに魚釣用バッテリ2aを装着できる。すなわち、魚釣用バッテリ2aの給電部20に接続コネクタ50を装着し、あるいは電動リール1cの受電部21に接続コネクタ50を装着した後、他方のものに接続コネクタ50を接続する。これにより電動リール1cの受電部21に魚釣用バッテリ2aを接続できる。したがって、電動リール1cの受電部21と魚釣用バッテリ2aの給電部20の形式や規格が合致しなくてもその電動リール1cと魚釣用バッテリ2aを接続して使用することが可能である。
【0053】
ただし、この接続コネクタ50には信号伝達用端子62との接続がなされないので、上記電動リール1cの受電部21に接続コネクタ50が接続したとしても信号伝達用端子62との電気的接続は無視される。
【0054】
次に、図8乃至図10を参照して、上記同様の電動リール1aと、給電部20の形式が異なる別の魚釣用バッテリ2bを接続する場合に使用する形態の接続コネクタ70について説明する。
【0055】
図10に示すように、魚釣用バッテリ2bの給電部20はピン形の一対の凸状接続端子71をケース本体10の給電用コネクタ部材15における筒状部123の内側に配置して形成したものである。この他のナット部材19等の構成は上述した魚釣用バッテリ2aの給電部20の構成と同様なものである。
【0056】
取り付け手段のナット部材19を用いて使用する場合、電動リール1aの受電部21における口金部22の螺子部221にナット部材19を螺合して締め付けることにより、電動リール1aの口金部22に対して魚釣用バッテリ2bを支持できる。したがって、電動リール1aに魚釣用バッテリ2bを装着したとき、この魚釣用バッテリ2bが電動リール1aから簡単に外れない。
【0057】
しかし、魚釣用バッテリ2bの給電部20と電動リール1aの受電部21の接続端子が
いずれも凸状接続端子24,71の形式である。このため、直接に両者を電気的に接続することができず、その適合関係がないので、このままでは魚釣用バッテリ2aを電動リール1aに装着して給電できない。そこで、この形態では、図10に示すようなアダプタとしての接続コネクタ70を使用し、魚釣用バッテリ2aを電動リール1aに装着するようにする。
【0058】
この接続コネクタ70は、非導電性を有する合成樹脂によって形成した基体としてのコネクタ本体73が形成されている。コネクタ本体73は図9に示すように上記電動リール1aの受電部21に魚釣用バッテリ2bの給電部20を接続したとき、上記電動リール1aの受電部21における口金部22の内側と、魚釣用バッテリ2bの給電部20における筒状部123の内側とのいづれの領域にも入り込んで着脱自在に装着して配置され得るようになっており、受電部21と給電部20に差し込むにあたって形状が合致する円筒形に形成されている。
【0059】
コネクタ本体73の上端部分には一対の凹状接続端子75を有する凹状のコネクタ接続部76が形成されている。このコネクタ接続部76の凹状接続端子75は上記電動リール1aの受電部21における口金部22の一対の凸状接続端子24に適合し、その一対の凹状接続端子75に凸状接続端子24が嵌まり込んで接続される。また、コネクタ本体73の下端部分には一対の凹状接続端子77を有する凹状のコネクタ接続部78が形成されている。このコネクタ接続部78の凹状接続端子77は上記魚釣用バッテリ2bの給電部20における一対の凸状接続端子71に適合し、その一対の凸状接続端子71が嵌まり込んで接続される。
【0060】
そして、一対の凹状接続端子75と一対の凹状接続端子77との互いに対応する部材同士はそれぞれ連なる一本の金属製パイプ部材79によってそれぞれ一体に形成され、接続コネクタ70の途中で別部材を接続する関係にない。したがって、一対の凹状接続端子75と一対の凹状接続端子77の電気的接続が確保できるとともに、接続コネクタ70をコンパクトに構成できる。
【0061】
一方、上記魚釣用バッテリ2bのナット部材19は電動リール1aの口金部22にねじ込んで着脱自在に係着し得るようになっている。つまり、このナット部材19により電動リール1aに魚釣用バッテリ2bを取り付ける手段を構成している。
【0062】
上記魚釣用バッテリ2bの給電部20と電動リール1aの受電部21を接続する際、図9に示すように、その接続コネクタ70を受電部20と給電部21の間に介在させれば、上記電動リール1aの受電部21と魚釣用バッテリ2bの給電部20とを電気的に接続することができる。したがって、簡便な使用が可能である。なお、接続コネクタ70を装着する際、上記魚釣用バッテリ2bの給電部20に先に取り付けておいても電動リール1bの受電部21に先に取り付けておいてもよく、取付け手順に制限はない。
【0063】
また、上記魚釣用バッテリ2bのナット部材19を電動リール1aの口金部22にねじ込んで、そのナット部材19により電動リール1aに魚釣用バッテリ2bを直接に取り付けるので、接続コネクタ70は、コネクタ本体73が電動リール1aの受電部21や魚釣用バッテリ2bの給電部20に差し込み可能であること、また、両者に差し込むと内部に収納されること、コネクタ本体73が差し込まれることで受電部21、給電部20に保持されるので、電動リール1aや魚釣用バッテリ2bから脱落を防止するための取り付け手段を有しないために、電動リール1aに魚釣用バッテリ2bを取り付ける支持部がコンパクトになる。接続コネクタ70がその取り付ける支持部内に収納され、外から見えないシンプルでコンパクトな構造の接続コネクタ装置を構築できる。
【0064】
図11は更に他の実施の形態を示すものである。魚釣用バッテリ2cはその給電部20の形式が上記魚釣用バッテリ2aと同様のものであり、電動リール1dはその受電部21の形式が上記電動リール1bと同様のものであり、この形式の両者に使用できる接続コネクタ80の例である。
【0065】
これは、魚釣用バッテリ2cの給電部20には一対の凹状接続端子151を有したコネクタ部材15を保持する筒状部91の上端部外周に螺子部92を形成してなり、その他は魚釣用バッテリ2aの給電部20と同様な構造である。また、電動リール1dの受電部21の構造は上記電動リール1bの受電部21の構造と同じく一対の凹状接続端子155を有したものであり、その他の口金部22や螺子部221等も同様に構成されている。したがって、電動リール1dには魚釣用バッテリ2cを直接に装着して使用することができない。
【0066】
そこで、この形態では、図11に示すようなアダプタとしての接続コネクタ80を使用する。この接続コネクタ80は、筒状体によって形成したコネクタカバー81と、このコネクタカバー81内に固定的に設置したコネクタ本体82によってコネクタ基体を形成している。コネクタ本体82における上端部分には上記魚釣用電動リール1dの受電部21に接続可能な形式の一対の凸状接続端子84を備えた凹状の形式のコネクタ受け部85が形成されている。コネクタ本体82における下端部外周には上記魚釣用バッテリ2cの給電部20に接続可能な一対の凸状接続端子86を備えた凹状の形式の形式のコネクタ受け部87が形成されている。
【0067】
上側のコネクタ受け部85の一対の凸状接続端子84と下側のコネクタ受け部87の一対の凸状接続端子86とはその対応するものが一本の導電性ピン部材によって形成され、その導電性ピン部材がコネクタ本体82を貫通するとともに、ピン部材の中間部がコネクタ本体82に埋め込み固定されている。
【0068】
また、コネクタ本体82の外周に差し込んで取り付けたコネクタカバー81の下端部外周にはバッテリ側取り付け手段としてのナット部材98が回転自在に装着され、かつナット部材98の上端縁にはコネクタカバー81の下端外周に設けられた突起係合部811に対して上から突き当たって係止する突縁部981が設けられていて、これによりナット部材98がコネクタカバー81から抜け出ないようになっている。また、ナット部材98は上記魚釣用バッテリ2cの給電部20における筒状部91の螺子部92に螺合して取り付けられるようになっている。
【0069】
上端部にはリール側取り付け手段としてのナット部材88が回転自在に装着され、かつナット部材88の下端縁にはコネクタ本体82の上端外周に設けられた突起係合部821に対して下から突き当たって係止する突縁部881が設けられていて、これによりナット部材88がコネクタ本体82から抜け出ないようになっている。また、この取り付け手段としてのナット部材88は上記魚釣用バッテリ2cの給電部20における筒状部91の螺子部92に螺合して取り付けられ、支持するようになっている。
【0070】
したがって、電動リール1dには魚釣用バッテリ2cを直接に装着して使用することができないが、アダプタとしての接続コネクタ80を用いることにより、魚釣用バッテリ2cを電動リール1dに装着すれば、給電できるようになる。
【0071】
なお、上記実施の形態では、給電した電力を用いて電動リール1のスプール駆動モータを駆動制御する場合を中心に説明したが、これに限ることなく、その他、電動リール内に内装される給電を必要とする全ての給電部品に対して給電することが可能である。
【0072】
さらに、上記各実施の形態では、電動リールの電源として使用した場合について説明したが、これに限ることなく、その他、糸長計測装置等の給電を必要とする給電部品の電源として使用することも可能である。
【0073】
また、上記各実施の形態で説明した釣り用電動リールへの取り付け手段とバッテリへの取り付け手段は、ナット部材や螺子部を利用して係合する構成であったが、その方式に限定されるものではない。その他の取り付け手段を用いるものでもよい。たとえば、フックを用いる方式またはバヨネット方式で被装着部に対して着脱自在に取り付けるようにしたものでもよい。上記実施形態での筒状部材とナット部材を設ける上下位置関係はその逆でもよく、それに応じて釣り用電動リールへの取り付け手段とバッテリへの取り付け手段を構成してよい。
【0074】
また、本発明は、上記実施の形態の個々の形態に限ることなく、上記実施の形態に含まれるものを組み合わせて種々の発明が抽出され得るものであり、その他、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】一つの実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置と魚釣用電動リールを分離した状態で一部を断面して示す説明図である。
【図2】同じくその実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置を魚釣用電動リールに装着した状態で一部を断面して示す説明図である。
【図3】同じくその実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置を他の形式の魚釣用電動リールに装着して使用する場合において使用する接続コネクタの例を説明するためのものであって、(a)は魚釣用電動リールの一部を断面して示す側面図、(b)は魚釣用バッテリ装置と接続コネクタを分離した状態で一部を断面して示す説明図、(c)は魚釣用バッテリ装置と接続コネクタを接続した状態で一部を断面して示す説明図である。
【図4】図3に示した接続コネクタを用いて魚釣用バッテリ装置と魚釣用電動リールを接続した状態を一部断面して示す側面図である。
【図5】図3に示した接続コネクタと、これを用いる魚釣用バッテリ装置の給電部と、魚釣用電動リールの受電部の分離した状態で拡大して示す断面図である。
【図6】(a)は他の実施の形態に係る接続コネクタを魚釣用バッテリ装置の給電部に接続した状態の一部断面して示す側面図、(b)はその接続コネクタを魚釣用バッテリ装置の給電部から分離した状態の一部断面して示す側面図である。
【図7】同じく図6に示した他の実施の形態に係る接続コネクタと、これを用いる魚釣用バッテリ装置の給電部と、魚釣用電動リールの受電部の分離した状態で拡大して示す断面図である。
【図8】(a)は更に他の実施の形態に係る魚釣用電動リールと、接続コネクタを魚釣用バッテリ装置の給電部に接続した状態の一部断面して示す側面図、(b)はその接続コネクタを魚釣用バッテリ装置の給電部から分離した状態の一部断面して示す側面図である。
【図9】図8に示した接続コネクタを用いて魚釣用電動リールと魚釣用バッテリ装置を接続した状態の一部断面して示す側面図である。
【図10】図8に示した接続コネクタと、これを用いる魚釣用バッテリ装置の給電部と、魚釣用電動リールの受電部の分離した状態で拡大して示す断面図である。
【図11】更に異なる他の実施の形態に係る接続コネクタと、これを用いる魚釣用バッテリ装置の給電部と、魚釣用電動リールの受電部の分離した状態で拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
【0076】
1(1a,1b,1c,1d)…魚釣用電動リール、2(2a,2b,2c)…魚釣用バッテリ、10…ケース本体、11…収容部、12…蓋部、13…電池本体、14…充放電用制御部、15…コネクタ部材、20…給電部、21…受電部、22…口金部、23…螺子部、24…凸状接続端子、40…接続コネクタ、41…コネクタカバー、42…コネクタ本体、43…コネクタ本体、44…凸状接続端子、45…コネクタ接続部、46…ナット部材、47…突起係合部、48…突縁部。




 

 


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