Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
魚釣用リール - ダイワ精工株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> ダイワ精工株式会社

発明の名称 魚釣用リール
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−116912(P2007−116912A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−309637(P2005−309637)
出願日 平成17年10月25日(2005.10.25)
代理人 【識別番号】100097559
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 浩司
発明者 遠間 弘 / 宮崎 健夫 / 野口 雅司 / 岸本 崇史
要約 課題
キャップを回転操作し易くして、スプールに対する抵抗力を容易に調整できるスプール軸端圧接機構を備えた魚釣用リールを提供する。

解決手段
本発明に係る魚釣用リールは、スプールを有するスプール軸をリール本体に回転自在に支持すると共に、リール本体を構成する一方の側板3bに回転自在に支持されたキャップ30の回転操作により、スプール軸の端部を押圧して抵抗力を付与可能としている。そして、キャップ30は、大径筒部34と、この大径筒部34に連続形成される傾斜側部35とを有し、大径筒部34と傾斜側部35の夫々の周面に凹凸部36,37を形成したことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
スプールを有するスプール軸をリール本体に回転自在に支持すると共に、前記リール本体を構成する一方の側板に回転自在に支持されたキャップの回転操作により、前記スプール軸の端部を押圧して抵抗力を付与可能とした魚釣用リールにおいて、
前記キャップは、大径筒部と、この大径筒部に連続形成される傾斜側部とを有し、
前記大径筒部と傾斜側部の夫々の周面に凹凸部を形成したことを特徴とする魚釣用リール。
【請求項2】
前記大径筒部と傾斜側部に夫々形成される凹凸部の程度を、大径筒部よりも傾斜側部の方を大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項3】
前記傾斜側部は、傾斜角度の異なる複数の傾斜面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リール本体の側板間に釣糸が巻回されるスプールを回転自在に支持した魚釣用リールに関し、詳細には、前記スプールを支持するスプール軸の端部を圧接してスプール回転に抵抗力を付与するスプール軸端圧接機構を備えた魚釣用リールに関する。
【背景技術】
【0002】
両軸受型リールと称される魚釣用リールでは、例えば、特許文献1に開示されているように、リール本体の側板間に回転自在に支持したスプールに対し、釣糸繰出し時におけるスプール回転に抵抗力を付与して、任意にスプール回転状態を調整できるようにしたものが知られている。スプール回転に抵抗力を付与する手段として、前記特許文献1に開示されているように、スプール軸上の側板外側に、円筒状のキャップを回転可能に支持した筒部を突設しておき、前記キャップを回転操作することでスプール軸の端部を押圧し、スプール回転に抵抗力を付与する、いわゆるスプール軸端圧接機構が一般的に知られている。
【特許文献1】実開昭58−52967号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記したように回転操作するキャップの外周には、摩擦抵抗を大きくして良好な回転操作を得るために、例えば、ローレット加工で表面を粗面化することが行われている。ところが、実際に釣場で使用している間に魚のヌメリや砂、異物等が外周表面に付着してローレットが目詰まりしてしまい、指で摘んで操作する際に滑り易くて回転操作し難くなるという問題がある。
【0004】
また、円筒状のキャップ外周に親指を押し当てて回転操作する場合もあるが、このような押圧回転操作は滑り易いと共に、スペース上の制約もあり、押圧しながらの回転操作性については、改良すべき余地があると考えられる。
【0005】
本発明は、上記した問題に着目して成されたものであり、キャップを回転操作し易くして、スプールに対する抵抗力を容易に調整できるスプール軸端圧接機構を備えた魚釣用リールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用リールは、スプールを有するスプール軸をリール本体に回転自在に支持すると共に、前記リール本体を構成する一方の側板に回転自在に支持されたキャップの回転操作により、前記スプール軸の端部を押圧して抵抗力を付与可能とした構成において、前記キャップは、大径筒部と、この大径筒部に連続形成される傾斜側部とを有し、前記大径筒部と傾斜側部の夫々の周面に凹凸部を形成したことを特徴とする。
【0007】
上記した構成では、スプール軸に対する抵抗力の調整は、キャップの大径筒部を指で摘んで回転操作することで行なうことができ、更には、リール本体を保持している側の手の親指を、大径筒部と傾斜側部の両部分に押し当てながらキャップを回転操作することで行なうことも可能となる。すなわち、キャップに傾斜側部を形成したことによって、この部分を指で摘んだり、或いは指を押し付けながらの回転操作が可能となり、キャップの操作性の幅が広がる。この場合、傾斜側部は、大径筒部の表面端部から、キャップの軸心に向けて縮径するような表面によって構成されれば良く、これにより、指で操作する際のスペースを大きく確保することが可能となる。
【0008】
上記した構成において、前記大径筒部と傾斜側部に夫々形成される凹凸部の程度を、大径筒部よりも傾斜側部の方を大きくすることが好ましい。このような構成では、上記した回転操作方法の違いに応じて最適な操作感を得ることが可能となる。
【0009】
また、上記した構成において、前記傾斜側部を、傾斜角度の異なる複数の傾斜面で構成することが好ましい。このような構成では、指を抑え付けながらのキャップの回転操作がより行ない易くなる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キャップを回転操作し易くして、スプールに対する抵抗力を容易に調整できるスプール軸端圧接機構を備えた魚釣用リールが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に係る魚釣用リールの実施形態について、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1から図3は、本発明に係る魚釣用リールの一実施形態を示す図であり、図1は平面図、図2は図1に示す魚釣用リールのスプール軸端圧接機構を示す図、そして、図3は図2をA方向から見た図である。
【0012】
本実施形態の魚釣用リールのリール本体1は、左右フレーム2a,2bと、各フレームに対し、所定の空間をもって装着される左右側板3a,3bを備えている。左右フレーム2a,2b間には、釣糸が巻回されるスプール5がスプール軸5aによって回転可能に支持されており、前記スプール5は、一方の側板側(本実施形態では、右側板3b側)に回転可能に支持されたハンドル7を巻取り操作することで、巻取り駆動機構10を介して回転駆動されるように構成されている。
【0013】
前記巻取り駆動機構10は、ハンドルを回転可能に支持するハンドル軸7aにドラグ機構の摩擦板11を介して取り付けられるドライブギヤ12と、このドライブギヤ12に噛合するピニオンギヤ13とを備えている。この場合、ピニオンギヤ13は、前記スプール軸5aと同軸上に配設された支軸(作動軸)15を囲繞するように中空状に形成されており、支軸15に対して回転可能に支持されると共に、軸方向に沿って移動可能に支持されている。
【0014】
なお、前記ドラグ機構は、ハンドル軸7aに装着されるドラグ調節体16を回転操作することにより、摩擦板11に対する押圧力を調節して、ハンドル軸7aとドライブギヤ12との間で所望の滑り力を生じさせるようになっている。
【0015】
前記ピニオンギヤ13の端部には、断面非円形の係合凹所13aが形成されており、この係合凹所13aは、前記スプール軸5aの端部に形成された凸部5bに対して、軸方向に移動することで係脱可能となっている。すなわち、ピニオンギヤ13がスプール軸5aに係合することで、ハンドル7の巻取り駆動力がスプール軸5a(スプール5)に伝達され、ピニオンギヤ13がスプール軸5aから外れることで駆動力の伝達が解除される。なお、この駆動力の伝達のON/OFFの切換えは、ピニオンギヤ13に係合しているクラッチプレート17を備えた公知のクラッチ機構によって行われ、クラッチプレート17によってピニオンギヤ13が支軸15に沿って軸方向に駆動されることで成される。
【0016】
前記スプール5は、前記支軸15と、支軸15の端部(端面)を圧接するキャップ30とを備えたスプール軸端圧接機構20によって、その回転に抵抗力が付与されるようになっている。すなわち、スプール軸端圧接機構20は、キャップ30を回転操作することで支軸15をスプール軸5a側にスライドさせて、支軸15の端面をスプール軸5aの端面に圧接するよう構成されており、これによって回転するスプール軸5aに抵抗力を付与して、スプール5の回転に所望の制動を掛けるようになっている。
【0017】
前記支軸15は、先端部が右側板3bから突出するように支持されており、右側板3bには、支軸15の突出部分に、円筒状のキャップ装着部22が設けられている。このキャップ装着部22の内周には、前記ピニオンギヤ13を回転可能に支持する軸受24が配設されると共に、その外周の先端側には、雄ネジ部25が形成されている。なお、キャップ装着部22は、右側板3bに一体形成されていても良いし、図に示すように、右側板とは別体で、右側板3bに圧入固定されていても良い。
【0018】
前記キャップ30には、その内周側に前記雄ネジ部25と螺合する雌ネジ部31が形成されており、その底面には、支軸15の端面15aに圧接する圧接部32が設けられている。この場合、圧接部32は、例えば、端面15aに圧接する金属製の押圧体32aと、押圧体32aと底面との間に介在される、ゴム等の弾性変形可能な緩衝体32bとによって構成される。
なお、前記支軸15を省略して上述の特許文献1に開示されているように、スプール軸5aを右側板3bから突出するように一体的に突出形成し、このスプール軸5の端面を、スプール軸端圧接機構20のキャップ30内の押圧体32aに圧接するように構成しても良い。
【0019】
前記支軸15は、キャップ装着部22に対して回り止めされた状態で保持されている。すなわち、キャップ装着部22の先端側にすり割り溝22aを形成すると共に、支軸15の端部にすり割り溝22aに嵌合する嵌合片15bを形成し、両者を嵌合状態にすることで、支軸15は、キャップ装着部22に対して軸方向に移動可能で、かつ回り止めされた状態に保持される。
【0020】
上記したキャップ装着部22と、これに螺合装着されるキャップ30との間には、キャップ30の回転に節度を持たせるように、クリック機構40を装着しておくことが好ましい。クリック機構40は、キャップ30の開口側の内周面に沿って形成される円周凹凸部41と、この円周凹凸部41に弾発付勢される環状バネ42によって構成される。この場合、環状バネ42は、その中間領域がキャップ装着部22に形成された円周溝22bに装着されると共に、突出領域(円周凹凸部41に弾発付勢されるように突出される部分)がバネ保持体45によって保持された状態となっている。
【0021】
このバネ保持体45は、環状の部材で断面非円形の開口孔45aが形成されてキャップ装着部22に回り止め固定されると共に、圧入カラー46によって抜け止め固定された状態となっている。また、バネ保持体45の環状部には、環状バネ42の突出領域を突出させる開口45bが形成されると共に、その反対側に環状バネ42の基端部を保持する保持部45cが形成されている。
【0022】
上記したようなクリック機構40を設置しておくことにより、キャップ30を回転操作する際に、クリック音を発生させながら節度を持たせることが可能となる。
【0023】
前記キャップ30は、開口端側に形成され、軸方向に延出する外周面を備えた大径筒部34と、この大径筒部34に連続形成され、先端に向けて小径化する傾斜側部35とを有している。
【0024】
本実施形態における傾斜側部35は、図に示すように、大径筒部34の軸方向に延出する外周面に対して傾斜する2つの傾斜面35a,35bによって構成され、両傾斜面が交差する屈曲部35cの領域に指が当て付けできるように構成されている。この場合、両傾斜面35a,35bの傾斜角度については後述する図7に示すように、指を当て付けた際に、その腹部が沿うような角度(100°〜170°、好ましくは120°〜150°)で交差させることが好ましい。
【0025】
なお、両傾斜面35a,35bの傾斜角度については、特に限定されることはなく、例えば、傾斜面35a,35bの内、傾斜面35aについては軸方向に対して直交するように形成しても良いし、或いは、傾斜面35a,35bの内、傾斜面35bについては軸方向に沿うように形成しても良い。或いは、傾斜側部は、単一の傾斜面によって構成しても良い。
【0026】
前記大径筒部34と傾斜側部35の夫々の周面には、凹凸部が形成されている。この凹凸部は、キャップ30を指で摘んだり、指を抑え付けた際に、摩擦抵抗が大きくなるように構成されたものであれば良く、例えば、ローレット目を形成したり、粗面化処理したり、周方向に連続するようにして袋穴(凹所)や貫通孔を形成することで構成することが可能である。
【0027】
本実施形態においては、後述する図5及び図7に示すように、大径筒部34の外周面に形成される凹凸部は、網目状のローレット目36によって構成され、傾斜側部35に形成される凹凸部は、屈曲部35cを中心にして傾斜面35a,35bに亘って延びる凹所37を、周方向に沿って所定間隔毎(略60°間隔で6箇所)に形成することで構成されている。
【0028】
このため、本実施形態の構成では、大径筒部34と傾斜側部35に夫々形成される凹凸部の程度は、大径筒部よりも傾斜側部の方が大きく(凹凸部による摩擦抵抗の粗度が大きく)なっている。
【0029】
なお、上記したようなローレット目36については、図に示すような網目状以外にも、例えば、平目状、斜目状等にしても良く、凹所37については、例えば、図4に示すように、略30°間隔で12個形成する等、その数や大きさ等、適宜変形することが可能である。
【0030】
上記したような構成のスプール軸端圧接機構20を備えた魚釣用リールによれば、スプール軸5aの抵抗力を調整するに当たっては、大径筒部34を親指と人差し指で摘んでキャップ30を回転操作することで行なえる他、例えば、図5に示すように、傾斜側部35の部分を親指T1と人差し指T2で摘んでキャップ30を回転操作することで行なうことが可能となる。この場合、指で摘む部分に凹凸部が形成されていることから、滑りなど生じることなく、容易に回転操作することが可能となり、特に、後者の操作では、傾斜側部35を構成する2つの傾斜面35a,35bが交差する屈曲部35cに親指T1、人差し指T2の腹部が密着できることから、回転操作が容易に行なえるようになる。
【0031】
また、上記したような傾斜側部を形成したことで、キャップ形状を小型化してスペースを確保することができ、また、指の腹部を大径筒部34と傾斜側部35の両部分に押し当てて回転操作することが可能になることから、側板3bとハンドル7やドラグ調節体16等の限られたスペース内でキャップ30を容易化かつ確実に操作することができるようになる。
【0032】
また、図6に示すように、釣竿Rを握持した状態では、握持した手の親指T1をそのまま大径筒部34と傾斜側部35の両部分に押し当てながらキャップ30を、滑ることなく回転操作できるようになる。このように、釣竿Rを握持する手を持ち替えることなく、リール本体1を保持した片方の手の操作でキャップ30の回転操作が行なえるため、実用性が向上する。また、この際、図7に示すように、親指T1の腹部を傾斜側部35に沿って密着させることができ、かつ凹凸部(凹所37)によって指の腹部が引っ掛かるため、回転操作を容易に行なうことが可能となる。
【0033】
また、上記した実施形態では、大径筒部34と傾斜側部35に夫々形成される凹凸部の程度を、大径筒部34よりも傾斜側部35の方が大きくなるように構成しているため、大径筒部34を摘んで回転操作したり、或いは、大径筒部34と傾斜側部35の指で押し当てながら回転操作したり等、指による操作方法の違いや操作感に適応したキャップ30の良好な回転操作を行なうことが可能になる。
【0034】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることは無く種々変形することが可能である。例えば、上記した傾斜側部35は、図に示すように、大径筒部34の表面端部から、キャップ30の軸心に向けて縮径するような表面によって構成すべく、異なる角度の2つの傾斜面35a,35bによって構成されていたが、更に異なる角度の傾斜面を備えた構成であっても良い。また、キャップ30の先端に至るまで傾斜面35bが形成されていたが、部分的に大径筒部よりも小径となる円筒部が形成されていても良い。
【0035】
また、上記した凹凸部の内、傾斜側部35に形成される凹凸部(凹所37)については、内部が視認できるように貫通孔としても良い。この場合、内部に色彩が付与されたワッシャ等を設置しておき、そのワッシャを、貫通孔を介して視認できるようにすることで、キャップの位置(スプールに付与される抵抗力の度合い)を容易に把握できるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る魚釣用リールの一実施形態を示す平面図。
【図2】図1に示す魚釣用リールのスプール軸端圧接機構を示す図。
【図3】図2をA方向から見た図。
【図4】キャップの変形例を示す図。
【図5】キャップの回転操作方法の一例を示す図。
【図6】釣竿を保持した片方の手による操作方法例を示す図。
【図7】図6に示す操作方法におけるキャップ部分の拡大図。
【符号の説明】
【0037】
1 リール本体
3a,3b 側板
5 スプール
5a スプール軸
7 ハンドル
10 巻取り駆動機構
13 ピニオンギヤ
15 支軸
20 スプール軸端圧接機構
30 キャップ
34 大径筒部
35 傾斜側部
36 ローレット目(凹凸部)
37 凹所(凹凸部)




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013