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魚釣用バッテリ装置 - ダイワ精工株式会社
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発明の名称 魚釣用バッテリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−97425(P2007−97425A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−288206(P2005−288206)
出願日 平成17年9月30日(2005.9.30)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 田村 仁
要約 課題
魚釣用リールに対しての着脱操作を簡便にして容易かつ迅速に実現できるとともに信頼性の高い確実な接続を実現できるようにした魚釣用バッテリ装置を提供すること。

解決手段
魚釣用リール50の給電部52に接続するための給電コネクタ35を有したバッテリ本体3と、上記バッテリ本体3を収納すると共に、上記給電コネクタ35を外へ露出する上部開口33を有した収納ケース本体2と、上記収納ケース本体2に設けられ、該収納ケース本体2を操作して上記魚釣用リール50に取り付けられる取付部63を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
魚釣用リールの給電部に接続するための給電コネクタを有したバッテリ本体と、
上記バッテリ本体を収納すると共に、上記給電コネクタと上記魚釣用リールの給電部を接続するための開口部を有した収納体と、
上記収納体に設けられ、該収納体を操作して上記魚釣用リールのリール本体に取り付けられる取付部と、
を具備したことを特徴とする魚釣用バッテリ装置。
【請求項2】
上記取付部は、上記収納体の開口周辺に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用バッテリ装置。
【請求項3】
上記バッテリ本体の給電コネクタは、上記バッテリ本体を上記収納体に収納したときに上記収納体の開口から外へ突き出ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用バッテリ装置。
【請求項4】
上記収納体は、上記バッテリ本体の給電コネクタ周りに回動可能であると共に、上記取付部は、上記収納体の回転を利用して上記魚釣用リールに取り付けるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の魚釣用バッテリ装置。
【請求項5】
上記取付部は、上記電動リールに係止する弾性係合部材を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の魚釣用バッテリ装置。
【請求項6】
上記収納体は、上記給電コネクタ部を露出する開口の部位を避けて上記バッテリ本体を出し入れする入口と、上記入口を開閉する蓋を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の魚釣用バッテリ装置。
【請求項7】
上記収納体を上記魚釣用リールに取り付けたとき、上記バッテリ本体の給電コネクタと魚釣用リール側の給電部の接続部分を液密状態に保持するシール手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の魚釣用バッテリ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば釣糸が巻回されるスプールを回転駆動する駆動用モータを備えた魚釣用リールに電力を供給するために用いられる魚釣用バッテリ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、船釣等の深場或いは沖合での釣りでは、釣糸が巻回されるスプールを駆動用モータで駆動する、いわゆる電動リールが使用されている。このような電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段としては、バッテリ装置を釣り位置から離れた場所に設置し、長い給電コードを用いてスプール駆動用モータを内蔵するリール本体に設けた給電部に対して電力を供給する方式が知られている(特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0003】
ところが、このような長い給電コードを用いて、魚釣用リールと、これから遠く離れたバッテリ装置とを接続する場合にあっては、長い給電コード自体が邪魔になることに加え、魚の当たりを待ち或いは誘い操作や魚の取込み操作などの際にその長い給電コードで釣竿の動きが制約され、特に誘い操作や魚の取込み操作等を思い通りに行うことができず、操作性が劣る。
【0004】
そこで、電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段に電動リールと一対一の保持関係を有する専用の電池ボックスを用いて給電コードが不要な方式が提案されている(特許文献3参照)。この電池ボックス方式では、電池ボックスに接続端子を兼用する金属製ボルトを回転操作自在に装着する一方、他方の電動リールにはスプール駆動用モータに電気的に接続される接続端子を兼用する螺子穴を設け、この螺子穴に対して上記電池ボックス側のボルトを螺合することで、電池ボックス側の接続端子と電動リール側の給電端子との相互間の電気的な接続と共に電池ボックスと電動リールとの相互の固定がなされる。
【特許文献1】特開2000−27676号公報
【特許文献2】特開平10−215737号公報
【特許文献3】実開平3−76465号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献3のものでは、電池ボックスを、接続端子を兼用する金属製ボルトにより、電動リールの螺子穴に螺合させて電気的接続及び取付け固定の両方を行う構成であるため、電動リールや電池ボックスを乱暴に扱ったりすると、電気的接続部に応力が集中して電気的接続部の負担が大きく、接続強度及び安定した給電を損なう虞がある。
【0006】
また、電池ボックスを電動リールに装着したり取り外したりする作業は、水に濡れた手で行う場合が多く、また、寒い時には厚い手袋を装着して作業を行う場合が多い。さらに釣り作業中に電池切れを起こした場合の電池ボックスの交換にあたっては急いで行う必要があり、いずれにしても困難な環境や状況において不便なものであった。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、魚釣用リールに対しての着脱操作を簡便にして容易かつ迅速に実現できるとともに信頼性の高い確実な接続が実現できるようにした魚釣用バッテリ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、魚釣用リールの給電部に接続するための給電コネクタを有したバッテリ本体と、上記バッテリ本体を収納すると共に、上記給電コネクタと上記魚釣用リールの給電部を接続するための開口部を有した収納体と、上記収納体に設けられ、該収納体を操作して上記魚釣用リールのリール本体に取り付けられる取付部とを具備したことを特徴とする魚釣用バッテリである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、魚釣用リールへの魚釣用バッテリ装置の着脱操作が、厳しい釣環境においても、簡便にして容易であり、しかも、迅速に実現できるとともに、信頼性の高い確実な接続を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る魚釣用バッテリ装置ついて、図面を参照して説明する。
【0011】
図1乃至図5は本発明の一実施形態に係る魚釣用バッテリ装置を示すものである。本実施形態に係る魚釣用バッテリ装置1は、図1に示すように、収納体としての収納ケース本体2にバッテリ本体3を収納するようにしたものである。
【0012】
上記収納ケース本体2は合成樹脂や金属等で形成された収容ケース部11と、この収容ケース部11の下方部分に形成された開口(入口15)を開閉可能に閉塞する蓋部12とからなる。上記収容ケース部11の下方部分に形成された開口はその収容ケース部11に上記バッテリ本体3を出し入れするための入口15となっている。
【0013】
蓋部12は着脱自在な接続手段によって収容ケース部11の下端部分に対して着脱が可能であり、例えば収容ケース部11に入口15からバッテリ本体3を収容したり取り外したりする際に外せるようになっている(図2参照)。閉じた蓋部12は収容室16内に収納したバッテリ本体3を底から押さえる。これにより、収容室16内でのバッテリ本体3の位置を決め、そのバッテリ本体3の上下移動を抑制する。
【0014】
図2に示すように、蓋部12の接続手段としては互いに螺合する雌ねじ14aと雄ねじ14bを利用している。しかし、螺合方式の他にも例えば弾性係止部を用いたスナップ方式等の他の接続手段を利用してもよい。
【0015】
上記収納ケース本体2は収容ケース部11と蓋部12を密閉構造で組み立て入口15も水が侵入しないように閉塞されるが、バッテリ本体3はそれ自体密閉構造であるため、上記収納ケース本体2の収容ケース部11と蓋部12の部分は必ずしも密閉構造でなくともよい。使用中、給電接続部等に熱が発生する場合があっても、その場合には、例えば、孔や網目等の通気部を形成してその熱を放出する。また、収納ケース本体2の軽量化が図れる。したがって、本実施形態では収納ケース部11と蓋部12で収納ケース本体2を形成したが、バッテリ本体3が脱落しないように支持できればよく、例えば鳥かご状の骨組みのみからなる収納体を用いることができる。
【0016】
図1に示すように、上記バッテリ本体3は、例えばリチウムイオン電池等の電池21及び充放電制御用制御部22等を電池ケース23内に液密的に収容したものである。電池ケース23は合成樹脂等でそれぞれ形成された電池収容部26の部分と、この電池収容部26の上方部分に形成された開口を閉塞する蓋部27の部分との2体からなる。電池収容部26と蓋部27は、電池ケース23内に電池21及び充放電制御用制御部22を収納した後に密閉する状態に連結される。また、電池21及び充放電制御用制御部22は相互間が接着剤等を用いて封止状態で接合されて電池ケース23内に密封され、外気に暴露されないように収納されている。
【0017】
図1及び図2に示すように、電池ケース23の上部に位置する蓋部27には取付け穴部31が同軸的に設けられている。この取付け穴部31は上記バッテリ本体3の重心Gを通る上方端部に位置して上記重心Gを通る鉛直線に略同軸な筒状部32によって形成されている。筒状部32の上端部分は重心Gから遠ざかる上方に突出している。取付け穴部31の上端は開口して上部開口33を形成している。
【0018】
この取付け穴部31の内部には上記電池21及び上記制御部22に対し電気的に接続される給電コネクタ35の基端側部分が嵌め込まれている。上記給電コネクタ35の基端部には下方支持部を構成するリング部材36が装着され、このリング部材36が上記筒状部32の下端に当接して係止することで上記給電コネクタ35が取付け穴部31から外へ抜け出すことを防止する。また、上記給電コネクタ35の露出部途中にはつば34が形成され、つば34に筒状部32の上端が当たり給電コネクタ35を位置決めするようになっている。リング部材36は給電コネクタ35と取付け穴部31との間隙を閉塞し、上記バッテリ本体3の電池収納部への水等の侵入を防止するとともに、上記バッテリ本体3に給電コネクタ35を接着する際にその接着剤の侵入を阻止する。
【0019】
図1に示すように、取付け穴部31に嵌め込まれた給電コネクタ35の上端部は重心Gから遠ざかる上方へ向けて上記筒状部32の取付け穴部31から外へ突き出される状態に取り付けられ、この取り付け位置で給電コネクタ35は取付け穴部31との間に配した上記接着剤またはパッキン部材37を介して封止固定されている。上記筒状部32の取付け穴部31が円筒状であれば、給電コネクタ35も円柱状のものとするなど、給電コネクタ35の外形状は取付け穴部31の内孔形状に合致させた形状で差し込み嵌合させているため、給電コネクタ35の外周壁は筒状部32の取付け穴部31内に密着しており、給電コネクタ35は安定する状態で確実に支えられている。また、給電コネクタ35の外周壁とその外側に位置する筒状部32の内周壁とも接着剤による固定も確実になる。このように給電コネクタ35の基端側部分が上記バッテリ本体3に対して固定され、給電コネクタ35の先端側部分のみが上記バッテリ本体3の上部開口33から上方へ突き出す。
【0020】
上記給電コネクタ35の本体部材の材質は上記電池ケース23の特に収容ケース部11のものよりも可撓性が大きく、柔らかい材料で電気的絶縁性を有する材料、例えば合成樹脂で形成されている。
【0021】
上記給電コネクタ35の外端部分には後述する電動リール50側の接続ピン端子56を差し込める一対の接続孔41が形成されている。各接続孔41の内壁には導電性材料で形成された凹状の接続端子42を配設し、いわゆるソケット型コンセントを構成している。接続端子42は上記電池21及び制御部22に直接に接続されている。このため、配線系統の保護が図れ、後述する電動リール50の給電部52への繰り返し着脱操作が可能となる。給電コネクタ35の基端部分は電池ケース23の内側部分に嵌め込まれ、液密状態で接着固定した取付け状態にある。給電コネクタ35の先端側部分は電池ケース23の開口から外へ突き出している。
【0022】
一方、図3に示す釣用電動リール50の例えば前方下部には外部電源を接続するための給電部52が配設されている。この給電部52は例えば船の電力源や発電機または大型バッテリ等の外部電源から延びる周知の給電コードの接続コネクタ(図示せず)も接続が可能である。しかし、本実施形態ではその給電コードに代えて上述した魚釣用バッテリ装置1を接続して該電動リール50への給電を実行する。
【0023】
上記電動リール50には図示しないスプールの他、スプール駆動モータ及びマイクロコンピュータ等で構成される制御部が内装されている。給電部52に電力が給電された状態で、操作スイッチ60を操作すると、それに応じてスプール駆動モータが駆動し、上記スプールを回転して釣糸の巻取り等の動作がなされる。
【0024】
上記魚釣用バッテリ装置1は後で述べるような保持手段によって上記電動リール50に装着されて吊着される(図4参照)。図3に示すように、上記電動リール50のリール本体51の下面部分には上記給電部52が設けられ、この給電部52には上記魚釣用バッテリ装置1の給電コネクタ35が差し込まれる筒状の凹部として形成された接続口部55が設けられている。接続口部55の凹部内にはその底壁面から立設する複数本の接続ピン端子56が設けられている。上記接続ピン端子56は接続口部55内に上記バッテリ本体3の給電コネクタ35を差し込んだとき、その給電コネクタ35の接続孔41に差し込まれ、給電コネクタ35の接続端子42に接触して通電が可能な状態になる。
【0025】
また、電動リール50における給電部52の接続口部55の一部は、リール本体51の下面から下方へ突き出しており、この突出した筒状の口縁部57の外周にはねじ(雄ねじ)58が形成され、この雄ねじ58を利用して上記魚釣用バッテリ装置1の収納ケース本体2をリール本体51に取り付ける被装着部59を構成している。ここでの被装着部59は、給電部52の部材を利用しているが、収納ケース本体2をリール本体51の給電部52以外の部材を利用してリール本体51に直接、取り付けるようにした被装着部を構成するようにしてもよい。
【0026】
上記給電部52を使用しないとき、その筒状の口縁部57の外周には、電気的絶縁性材料からなる保護キャップ53を装着する。この保護キャップ53はリール本体51の口縁部57の周囲部に基端を取り付けた弾性変形自在な弾性腕部54の先端に取り付けられている。上記魚釣用バッテリ装置1の方にも、これを使用しないときに給電コネクタ35に被せる保護キャップ(図示せず)を設けてもよい。これにより、魚釣用バッテリ装置1が例えば携帯時等において給電コネクタ35の部分が露出されないので、給電コネクタ35を保護できる。
【0027】
一方、図2に示すように、上記収納ケース本体2の上端部にはこれに収納したバッテリ本体3の給電コネクタ35の上端部を外へ露出させる開口部61を形成する筒状部62が形成されている。開口部61からバッテリ本体3の給電コネクタ35を外へ露出させた状態で収納ケース本体2は電池ケース23の周りに回転自在であり、両者は同軸的な配置に組み付けられている。このため、給電コネクタ35を電動リール50の給電部52に接続する時の位置合わせが容易になる。
【0028】
上記筒状部62には上記電動リール50の被装着部59に取り付けて保持するための保持手段としての取付部63が設けられている。この取付部63は上記筒状部62の内周面にねじ(雌ねじ)64を形成してなるものである。この雌ねじ64を上記電動リール50の雄ねじ58にねじ込んで、収納ケース本体2を上記電動リール50に直接に装着する。取付部63は開口部61の周辺に形成され、開口部61のまわりに配されている。したがって、魚釣用バッテリ装置1を電動リール50に装着した時、給電コネクタ35と電動リール50の給電部52が接続された状態で、これらのまわりの部位で取り付けられる。このため、電気的接続状態を良好に維持する。
【0029】
上記筒状部62の上端にはシール部材65が周回して設けられている。そして、そのシール部材65は、魚釣用バッテリ装置1を電動リール50に装着したとき、リール本体51の下面に当たり、その被装着部59を外部からシールする手段となっている。
【0030】
次に、電動リール50にバッテリ装置1を取り付けて使用する場合の作用について説明する。
【0031】
まず、図3に示すように、釣竿71の握り部72の先端部分に装着した状態の電動リール50の給電部52から保護キャップ53を取り外し、その電動リール50に対し、バッテリ装置1を接続する。つまり、バッテリ本体3を装填した収納ケース本体2を手に持ち、そのバッテリ装置1の給電コネクタ35を上記電動リール50の接続口部55に差し込む。そして、上記電動リール50の被装着部59における雄ねじ58に収納ケース本体2の取付部63を当て、上記収納ケース本体2を操作対象として、これを給電コネクタ35の電動リール50の給電部52(接続口部55)への差し込み方向(図3の一点鎖線)に対してその周方向(図3の矢印方向)に回転し、その収納ケース本体2の取付部63を被装着部59にねじ込み装着する。これにより、バッテリ本体3はその底部に収納ケース本体2の底部に該当する蓋部12が当接して支持されながら電動リール50の給電部52の方向に押圧されるため、その装着の操作中に給電コネクタ35は電動リール50の給電部52への接続が維持され、または、より深く確実に差し込まれ、図4に示すように、バッテリ装置1は、電動リール50の被装着部59に吊着される。
【0032】
また、バッテリ本体3を装填しない空の収納ケース本体2を電動リール50の被装着部59に取り付け、その後にバッテリ本体3を収納ケース本体2に差し込んで接続するようにしてもよい。この場合は取り付ける収納ケース本体2が軽いので容易に取り付ける操作を行うことができる。取り付けた収納ケース本体2に対するバッテリ本体3の装填は入口15から収納ケース本体2に装填できるので簡単であり、その操作も容易である。
【0033】
このように収納ケース本体2を大きな操作体として、これに設けられた取付部63をリール本体51の被装着部59にねじ込み装着するので、水の侵入を阻止し易い装着構造であり、その取り付け操作がし易い。例えば、リール本体51に取り付け固定する取付部を、バッテリ本体3のみに設ける場合に比べて、持ち易い大きな操作体として上記収納ケース本体2を使用できるので、取り付け作業が容易であり、簡単且つ迅速に取り付けることができる。
【0034】
また、収納ケース本体2の電動リール50への装着における回動操作で、バッテリ本体3は回動されないため、給電コネクタ35と電動リール50の給電部52の接続状態についての不具合が生じにくい。上記収納ケース本体2はバッテリ本体3の外径及び長さ以上に大きく、最も外側に位置するので操作し易いことが分かる。
【0035】
また、収納ケース本体2の方に取付部63を設けるので、その取付部63を構成するスペースに余裕があり、その取付部63を容易に構成できる。しかも、バッテリ本体3に取付部を設けなくてもよく、電動リール50へのバッテリ本体3の取り付けにおいてバッテリ本体3の取り付け部を直接に利用しないので、バッテリ本体3の構成を簡易にでき、しかも、バッテリ本体3への負担をかけることなく、収納ケース本体2を堅牢に組付け得ることが可能となる。さらに、取付部63周辺の液密構造も容易に構成できるようになる。
【0036】
また、バッテリ装置1の装着状態において、筒状部62の上端が、リール本体51の下面に当たり、その間にはシール部材65が介在するので、その接続部は給電部52と給電コネクタ35の接続部分は外部から封止され、水や埃の浸入を阻止する。
【0037】
また、釣り途中で、バッテリ装置1の電池21が消耗した場合は、予め別に用意していた充電済みの新たなバッテリ本体3と容易に交換することができる。すなわち、収納ケース本体2ごと古いバッテリ本体3を取り外し、新たなバッテリ本体3を収納した収納ケース本体2を装着するか、収納ケース本体2を電動リール50に装着した図4の状態のまま、収納ケース本体2の蓋部12を取り外し、収納ケース本体2の入口15を開放し、この入口15から古いバッテリ本体3を収納室16から引き抜き、新たなバッテリ本体3を収納室16に差し込み、新たなバッテリ本体3の給電コネクタ35を電動リール50の給電コネクタ35に差し込み接続する。そして、蓋部12を装着し、入口15を閉塞する。
【0038】
なお、この場合、蓋部12が新たなバッテリ本体3の底部に当接し、蓋部12で入口15の閉塞操作中にバッテリ本体3を電動リール50の給電部52の方向へ押圧し、場合によっては移動させ、給電コネクタ35を給電部52に確実に差し込み、また、差し込み状態を維持する。
【0039】
したがって、収納ケース本体2を電動リール50に装着したまま、バッテリ本体3の交換ができる。また、収納ケース本体2はそのバッテリ本体3の交換の際のガイドになり、バッテリ本体3の交換作業が簡単で迅速かつ確実に行うことができる。また、バッテリ本体3を素早く交換できるので、長時間にわたり電動リール20の使用が略途切れることなく、釣りを続けることが可能になる。
【0040】
また、上記リール本体51に取り付け固定する取付部63を収納ケース本体2の方に設けるので、リール本体51に取り付け固定する取付部63をバッテリ本体3にのみ設ける場合に比べて、取付部63の構成が容易であり、しかも、バッテリ本体3を堅牢に組付け得ることが可能となる。また、取付部63の液密構造も容易に構成できる。また、バッテリ本体3は収納ケース本体2に収納されて電動リール50に装着されているため、釣りの最中に他の物に接触してもバッテリ本体3への影響は小さく、給電コネクタ35と給電部52の接続に不具合が生じにくい。
【0041】
ところで、バッテリ装置1において最も重くなる要因は電池21の重さであるが、この電池21を含むバッテリ本体3を、電動リール50に保持する収納ケース本体2に収納するようにしたので、その重いバッテリ本体3をその収納ケース本体2で支えることができる。このため、重いバッテリ本体3の部分を電動リール50に直接支える保持部や接続部を省略またはその構造の簡略化ができる。また、バッテリ装置1側の給電コネクタ35と電動リール50側の給電部52との電気的接続状態を損なわせることなく電気的接続状態を良好に維持することが可能である。
【0042】
また、給電コネクタ35の部材は電池ケース23に比べて可撓性が大きく、柔らかい材料で形成しているため、電池ケース23とそれに収納するものの慣性等で上記給電コネクタ35に負荷が加わってもその負荷を緩和する。また、電池ケース23は収納ケース本体2に略密に収納されているので、その収納ケース本体2により動きが抑制され、または電池ケース23に外部から直接に外力が加わらないので、バッテリ本体3及び給電接続部分を保護できる。したがって、激しくバッテリ装置1が動かされる状況であっても、その給電コネクタ35との電気的接続の安定を確保できる。
【0043】
図6は本発明の他の実施形態に係る魚釣用バッテリ装置を示すものである。本実施形態に係る魚釣用バッテリ装置1は、上記電動リール50の被装着部59に収納ケース本体2を取り付けて保持するための保持手段としての取付部63が上述した実施形態のものと以下に述べる点で相違する。
【0044】
すなわち、上記収納ケース本体2の筒状部62の上端に、上方へ突き出す複数の弾性係止片81からなる係合部材を所定の間隔で設け、一方、上記電動リール50の給電部52の口縁部57の外周には上記弾性係止片81にそれぞれ対応する複数の凹状係止凹部または周回する溝からなる係止受け部82を設ける。上記弾性係止片81の上方延出端には上記係止受け部82に嵌め込まれる係止用突起83と、操作部84が一体に形成されている。
【0045】
この場合は、収納ケース本体2の弾性係止片81の係止用突起83を上記電動リール50の係止受け部82に嵌め込むことで、上記収納ケース本体2を収納ケース本体2の取付部63を上記電動リール50の給電部52の口縁部57にワンタッチで装着することができる。上記収納ケース本体2を回転させることなく押し込んで簡単に装着できる。
【0046】
また、上記収納ケース本体2を取り外す場合は操作部84に指を掛けて弾性係止片81を引き上げ、係止受け部82から外しながら収納ケース本体2を引くことにより簡単に取り外せる。
【0047】
この実施形態における他の構成に関しては、上記実施形態と略同様に構成されることで、同一部分には同一符号を付して、それらの詳細な説明を省略する。
【0048】
なお、本発明の各実施形態では、バッテリ本体3の給電コネクタ35を凸状に形成したが、これは、凹状に形成された電動リール50の給電部52に接続可能に対応させるためであって、接続する電動リール50の給電部52の形態に応じて形成すればよく、例えば、凹状など他の形状に形成できる。
【0049】
したがって、本発明の各実施形態では、収納ケース本体2にバッテリ本体3を収納した時に給電コネクタ35が収納ケース本体2の開口部61から外方に突出するようにしたが、突出しないように形成してもよい。
【0050】
収納ケース本体2の開口部61はこれを通じてバッテリ本体3の給電コネクタ35と電動リール50の給電部52が通電可能に接続されるもので、魚釣用バッテリ装置1が電動リール50に装着された時に、その開口部61には、バッテリ本体3の給電コネクタ35か、電動リール50の給電部52か、又はその両方が挿通される。
【0051】
また、本発明の実施形態では、魚釣用バッテリ装置1を電動リール50の下方に吊着して装着したが、電動リール50の側方や斜めに突出するように装着したり、さらには収納ケース本体2が開口部61周辺の取付部63に加え収容ケース部11や蓋部12などの他の部分を電動リール50に装着できるようにしてもよい。
【0052】
さらに、上記各実施形態では、スプール駆動モータの電源として使用した場合について説明したが、これに限ることなく、その他、糸長計測装置等の給電を必要とする給電を必要とするものの電源として使用することも可能である。また、本発明は上記実施形態に限ることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一実施形態に係る魚釣用バッテリ装置の縦断面図である。
【図2】上記魚釣用バッテリ装置を各部分に分解して示す縦断面図である。
【図3】上記魚釣用バッテリ装置を電動リールに装着する直前の状態を示した一部断面して示す説明図である。
【図4】上記魚釣用バッテリ装置を電動リールに装着した状態を示した一部断面して示す説明図である。
【図5】上記魚釣用バッテリ装置を電動リールに装着した接続部を拡大して示す一部断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る魚釣用バッテリ装置を電動リールに装着した接続部を拡大して示す一部断面図である。
【符号の説明】
【0054】
1…魚釣用バッテリ装置、2…収納ケース本体、3…バッテリ本体
11…収容ケース部、12…蓋部、15…入口、16…収納室、
20…電動リール、21…電池、22…充放電制御用制御部
23…電池ケース、26…電池収容部、27…蓋部、35…給電コネクタ
50…釣用電動リール、51…リール本体、52…給電部、55…接続口部
56…接続ピン端子、57…口縁部、59…被装着部、61…開口部
62…筒状部、63…取付部




 

 


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