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魚釣用電動リール - ダイワ精工株式会社
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発明の名称 魚釣用電動リール
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−60932(P2007−60932A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−248295(P2005−248295)
出願日 平成17年8月29日(2005.8.29)
代理人 【識別番号】100097559
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 浩司
発明者 寺内 孝
要約 課題
駆動モータからの出力を高速伝達状態、又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置を備えた魚釣用電動リールにおいて、電動駆動時のギヤの噛み合い音を少なくして快適な巻取りが行なえる魚釣用電動リールを提供する。

解決手段
本発明の魚釣用電動リールは、リール本体4に回転自在に支持された釣糸巻取り用のスプール12を回転駆動する駆動モータ14と、駆動モータ14とスプール12との間に設けられる動力伝達機構15に配設され、高速伝達状態又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置16とを備えている。そして、駆動モータ14の回転を、駆動用ベルトB1〜B4を介してスプール12に伝達可能としたことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
リール本体に回転自在に支持された釣糸巻取り用のスプールを回転駆動する駆動モータと、前記駆動モータとスプールとの間に設けられる動力伝達機構に配設され、高速伝達状態又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置と、を備えた魚釣用電動リールにおいて、
前記駆動モータの回転を、駆動用ベルトを介してスプールに伝達可能としたことを特徴とする魚釣用電動リール。
【請求項2】
前記駆動用ベルトは、少なくとも、前記機械式の変速装置の変速部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リール本体に回転自在に支持されたスプールを回転駆動する駆動モータを備えた魚釣用電動リールに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、魚釣用電動リールは、状況に応じた巻取り操作を行なうべく、変速装置を備えている。このような変速装置としては、駆動モータへ供給される電流量を制御して、モータ出力の増減調節を行ない、これによってスプールの回転速度を変化させる電気式の変速装置が一般的に知られている。
【0003】
また、スプールの回転速度を変化させる魚釣用電動リールとして、機械式の変速装置を組み込んだものも一般的に知られている。例えば特許文献1には、釣場の状況変化に対応した電動による巻上げ操作が行なえるように、モータ出力部とスプール動力伝達機構との間に、高速用減速歯車機構と低速用減速歯車機構とを連結し、モータの回転方向によっていずれか一方を選択して高低速の動力伝達の切換えを可能にした構成が開示されている。また、特許文献2には、遊星歯車伝達機構の動力伝達経路を規制制御して高低速に切換える機械式の変速装置を備えた構成が開示されている。
【特許文献1】特許第3537363号
【特許文献2】特許第3159637号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に開示されている魚釣用電動リールは、ギヤ比の異なる動力伝達歯車系統を、駆動モータの回転方向を変更することによって高速、又は低速の動力伝達経路に選択的に切換える構造であり、上記した特許文献2に開示されている魚釣用電動リールは、遊星歯車伝達機構を構成する内歯歯車の回転を規制制御して出力歯車(太陽歯車)の回転状態を高低速に切換える構造である。
【0005】
このように、複数の歯車からなる高速動力伝達経路と低速動力伝達経路の何れかが、駆動モータの回転方向により(特許文献1)、又は遊星歯車機構の伝達経路を規制制御することにより(特許文献)選択され、これにより、駆動モータの回転をスプールに伝達することから、複数の歯車同士の噛み合い音が多く発生する状態となる。この状態は、駆動モータの出力アップに伴って増幅される他、動力伝達経路が高速動力伝達経路に選択された場合においても、噛み合い音が増幅されることとなり、電動巻取り駆動時において不快なものとなる。
【0006】
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、駆動モータからの出力を高速伝達状態、又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置を備えた魚釣用電動リールにおいて、電動駆動時のギヤの噛み合い音を少なくして快適な巻取りが行なえる魚釣用電動リールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用電動リールは、リール本体に回転自在に支持された釣糸巻取り用のスプールを回転駆動する駆動モータと、前記駆動モータとスプールとの間に設けられる動力伝達機構に配設され、高速伝達状態又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置と、を備えており、前記駆動モータの回転を、駆動用ベルトを介してスプールに伝達可能としたことを特徴とする。
【0008】
上記した構成の魚釣用電動リールによれば、駆動モータの出力が、機械式の変速装置によって高速伝達状態又は低速伝達状態に切換えられる。このような変速装置を備えた魚釣用電動リールにおいて、駆動モータの回転を、駆動ベルトを介してスプールに伝達するよう構成したことで、複数のギヤの噛合による動力伝達が削減されるようになり、ギヤ同士の噛み合い音の発生が抑制されるようになる。特に、高速伝達状態に切換えられた際の静音化が充分に可能となる。
【0009】
なお、駆動用ベルトは、上記した動力伝達機構の一部に配設されていれば良く、特に、機械式の変速装置の変速部に配設することが好ましい。すなわち、このような部位では、高速伝達状態時において、ギヤ同士の噛み合い音が大きくなる傾向になるため、この部位をギヤ同士の噛み合いによる動力伝達ではなく、駆動用ベルトによる動力伝達とすることで、効果的に噛み合い音を抑制することが可能になる。また、駆動用ベルトは、動力伝達機構の複数の箇所に設置しても良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、駆動モータからの出力を高速伝達状態、又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置を備えた魚釣用電動リールにおいて、電動駆動時のギヤの噛み合い音が抑制され、快適な巻取りが行なえるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1から図3は、本発明に係る魚釣用電動リールの一実施形態を示しており、図1は、変速装置が配設される部分を示した部分断面平面図、図2は、変速装置部分の拡大図、そして、図3は、変速装置部分の動力伝達経路を説明する模式図である。
【0013】
本実施形態の魚釣用電動リール1は、手動ハンドル2が取り付けられたリール本体4を備えている。リール本体4を構成する左右のフレーム4a,4b間には、スプール軸10が軸受11を介して回転可能に支持されるとともに、このスプール軸10を囲繞するように、釣糸が巻回されるスプール12が配置されている。
【0014】
また、リール本体4の左右のフレーム間には、正逆回転可能な駆動モータ14が保持されており、この駆動モータ14の回転駆動軸(出力部)14aの回転力は、動力伝達機構15を介して、前記スプール12に伝達される。
【0015】
前記動力伝達機構15は、リール本体4の左フレーム4a側、及び右フレーム4b側に設置されており、左フレーム側4aには、駆動モータ14の出力を減速しつつ、高速伝達状態又は低速伝達状態に切換え可能な機械式の変速装置16と、この変速装置16によって変速された回転駆動力をスプール軸10に伝達するスプール軸動力伝達部17が設置されている。また、右フレーム4b側には、スプール軸10に伝達された回転駆動力を減速してスプール12に伝達する遊星歯車を備えた減速機構18が設置されている。すなわち、これら機械式の変速装置16、スプール軸動力伝達部17、及び減速機構18は、動力伝達機構15を構成する。
【0016】
前記機械式の変速装置16は、図2及び図3に示すように、駆動モータ14の回転駆動軸(出力部)14aと、スプール軸動力伝達部17との間に設置されており、駆動モータ14の回転駆動軸14aの回転を減速しつつ、スプール側に高速回転、又は低速回転で伝達すべく、駆動モータ14の回転駆動軸14aに回り止め嵌合されたピニオンギヤ(太陽歯車)20から動力伝達を受ける変速部21(高速用伝達機構21A及び低速用伝達機構21B)を具備している。本実施形態では、このように構成される変速部21に対して、以下に詳述するように、駆動用ベルトを配設している。
【0017】
前記高速用伝達機構21Aは、前記ピニオンギヤ20に噛合すると共に、内歯歯車22に噛合する複数の遊星歯車23と、各遊星歯車を支持するキャリア24と、キャリア24の中心軸に設けられる高速用入力プーリ25と、高速用入力プーリ25に駆動用ベルトB1を介して連結される高速用出力プーリ26とを備えている。そして、高速用出力プーリ26とその支軸27との間には、第1の一方向クラッチ28が介在されている。この第1の一方向クラッチ28は、高速用出力プーリ26が、図3のD方向から見て反時計回り方向(実線で示す)に回転駆動された際、その動力を支軸27に伝達するように設置されている。この支軸27には、大径の駆動力出力プーリ40が取り付けられている。
【0018】
また、前記低速用伝達機構21Bは、前記ピニオンギヤ20に噛合すると共に、内歯歯車22に噛合する複数の遊星歯車23と、各遊星歯車を支持するキャリア24と、キャリア24の中心軸に設けられる低速用入力プーリ30(前記高速用入力プーリ25と共に一体化されており、高速用入力プーリ25と並設されている)と、低速用入力プーリ30に駆動用ベルトB2を介して連結される低速用出力プーリ31とを備えている。そして、低速用出力プーリ31とその支軸32との間には、第2の一方向クラッチ33が介在されている。
【0019】
この第2の一方向クラッチ33と前記第1の一方向クラッチ28は、力を伝達するその回転方向が互いに逆向きに設定されており、低速用出力プーリ31が、図3のD方向から見て時計回り方向(点線で示す)に回転駆動された際、その動力を支軸32に伝達するように設置されている。この支軸32には、小径の駆動力出力プーリ37が取り付けられており、この小径の駆動力出力プーリ37は、駆動用ベルトB3を介して、前記大径の駆動力出力プーリ40に連結されている。すなわち、小径の駆動力出力プーリ37から大径の駆動力出力プーリ40を介して動力伝達する際、両プーリの径差によって減速されるようになる。
【0020】
なお、小径の駆動力出力プーリ37と大径の駆動力出力プーリ40とを連結する駆動用ベルトB3は、図3に示すように、両者の間でたすき掛けされており、両プーリ37と40との間で、駆動方向の向きが逆向きとなるように連結している。
【0021】
上記したように、高速用伝達機構21Aに設置される第1の一方向クラッチ28と、低速用伝達機構21Bに設置される第2の一方向クラッチ33は、力を伝達するその回転方向が互いに逆向きに設定されているため、後述するように、高速伝達状態において、その駆動力が低速用伝達機構21Bに影響を及ぼすことはなく、逆に低速伝達状態において、その駆動力が高速用伝達機構21Aに影響を及ぼすことはない。
【0022】
上記した高速状態と低速状態は、駆動モータ14の回転方向を切換えることにより、何れかが選択されるようになっている。この場合、駆動モータ14は、前記リール本体4に設けられている回転速度のモード切換えスイッチSを操作することで、反時計回り方向(高速モード;実線)、又は時計回り方向(低速モード;点線)に切換えられる。そして、各モードにおいて動作する高速用伝達機構21Aからの出力、及び低速用伝達機構21Bからの出力は、いずれも上記した支軸27に固定された大径の駆動力出力プーリ40を介して、上記した動力伝達機構15を構成するスプール軸動力伝達部17に伝達される。この場合、いずれのモードの駆動力が入力されても、大径の駆動力出力プーリ40は、図3に示す反時計回り方向に回転駆動されるようになっている。
【0023】
本実施形態の魚釣用電動リールでは、駆動力伝達機構15を構成するスプール軸動力伝達部17にも駆動用ベルトが設置されている。すなわち、スプール軸動力伝達部17は、前記大径の駆動力出力プーリ40と支軸27を介して同軸上に回り止め固定される入力プーリ42と、スプール軸10に固定される出力プーリ43と、これらの両プーリ間を連結する駆動用ベルトB4とを備えた構成となっている。出力プーリ43は、高速モード、低速モードのいずれの場合においても、駆動用ベルトB4を介して、反時計回り方向に回転駆動される。そして、スプール軸10に伝達された回転駆動力は、前記減速機構18を介して更に減速され、スプール12に伝達される。
【0024】
なお、スプール軸10と左フレーム4aとの間には、一方向クラッチ50が配設されており、ハンドル2によるスプールの巻取り操作時において、スプール軸10の時計回り方向の回転を阻止して、ハンドル2の回転駆動力が前記遊星歯車を有する減速機構18を介してスプール12に伝達されるよう構成されている。
【0025】
次に、上記した構成の魚釣用電動リール1の動作について説明する。
【0026】
[高速モード]
モード切換えスイッチSによって高速モードが選択されると、図3の矢印(実線)に示されるように、モータ14の回転駆動軸14aが反時計方向に回転駆動される(以下、反時計方向の回転を正転、時計方向の回転を逆転とする)。回転駆動軸14aが正転駆動すると、ピニオンギヤ20に噛み合う遊星歯車23は逆転され、これにより、各遊星歯車23を支持するキャリア24、及びキャリア24の中心軸に設けられる高速用入力プーリ25は正転駆動される。そして、この高速用入力プーリ25が正転駆動されると、駆動用ベルトB1を介して連結されている高速用出力プーリ26も矢印で示すように正転駆動され、高速用出力プーリ26の回転駆動は、前記第1の一方向クラッチ28によって支軸27に伝達される。
【0027】
第1の一方向クラッチ28を介して支軸27が正転駆動されると、大径の駆動力出力プーリ40も正転駆動され、その駆動力は、スプール軸動力伝達部17の入力プーリ42に出力される。なお、大径の駆動力出力プーリ40が正転駆動されることで、駆動用ベルトB3を介して小径の駆動力出力プーリ37、及び支軸32は逆転駆動されるが、前記第2の一方向クラッチ33によって、その逆転駆動力は、低速用出力プーリ31に伝達されることはない。また、低速用出力プーリ31は、前記キャリア24の中心軸に設けられる低速用入力プーリ30及び駆動用ベルトB2を介して正転駆動されるが、前記第2の一方向クラッチ33によって、低速用出力プーリ31の正転駆動力は支軸32に伝達されることはない。
【0028】
すなわち、高速モード時においては、高速用伝達機構21Aが動力伝達状態として機能し、低速用伝達機構21Bにおける低速用出力プーリ31及び支軸32は、互いに逆方向に空回りし、動力伝達状態として機能することはない。
【0029】
そして、上記したように、大径の駆動力出力プーリ40が正転駆動されることで、上述したスプール軸動力伝達部17(大径の駆動力出力プーリ40と同軸上に設置される入力プーリ42、スプール軸10に設けられる出力プーリ43、これらの両プーリ間を連結する駆動用ベルトB4)、及び減速機構18を介して、スプール12は釣糸巻取り方向に所定の速度(高速)で回転駆動される。
【0030】
[低速モード]
モード切換えスイッチSによって低速モードが選択されると、図3の矢印(点線)に示されるように、モータ14の回転駆動軸14aが時計方向に回転駆動(逆転駆動)される。回転駆動軸14aが逆転駆動すると、ピニオンギヤ20に噛み合う遊星歯車23は正転され、これにより、各遊星歯車23を支持するキャリア24、及びキャリア24の中心軸に設けられる低速用入力プーリ30は逆転駆動される。そして、この低速用入力プーリ30が逆転駆動されると、駆動用ベルトB2を介して連結されている低速用出力プーリ31も点線の矢印で示すように逆転駆動され、低速用出力プーリ31の回転駆動は、第2の一方向クラッチ33によって支軸32に伝達される。
【0031】
第2の一方向クラッチ33を介して支軸32が逆転駆動されると、小径の駆動力出力プーリ37も逆転駆動され、駆動用ベルトB3を介して、大径の駆動力出力プーリ40は、両プーリ37,40の径差によって、減速された状態で正転駆動されるようになる。そして、大径の駆動力出力プーリ40で減速された駆動力は、スプール軸動力伝達部17の入力プーリ42に出力される。なお、大径の駆動力出力プーリ40が正転駆動されることにより、支軸27は正転駆動されるが、前記第1の一方向クラッチ28によって、その正転駆動力は、高速用出力プーリ26に伝達されることはない。また、高速用出力プーリ26は、前記キャリア24の中心軸に設けられる高速用入力プーリ25及び駆動用ベルトB1を介して逆転駆動されるが、前記第1の一方向クラッチ28によって、高速用出力プーリ26の逆転駆動力は支軸27に伝達されることはない。
【0032】
すなわち、低速モード時においては、低速用伝達機構21Bが動力伝達状態として機能し、高速用伝達機構21Aにおける高速用出力プーリ26及び支軸27は、互いに逆方向に空回りし、動力伝達状態として機能することはない。
【0033】
そして、上記したように、大径の駆動力出力プーリ40が減速された状態で正転駆動されることにより、上述したスプール軸動力伝達部17(大径の駆動力出力プーリ40と同軸上に設置される入力プーリ42、スプール軸10に設けられる出力プーリ43、これらの両プーリ間を連結する駆動用ベルトB4)、及び減速機構18を介して、スプール12は釣糸巻取り方向に所定の速度(高速モードと比較して低速)で回転駆動される。
【0034】
以上のように、本実施形態の魚釣用電動リール1は、機械式の変速装置16によって、駆動モータ14の回転方向を切換制御するだけで、スプール12の回転速度(巻取り速度)を高速モードと低速モードとに切換えることができる。
【0035】
そして、上記した構成では、変速装置16における変速部21の動力伝達手段として、駆動用ベルトB1,B2,B3を設置しているため、従来のように、複数のギヤによる噛み合い音の発生を効果的に抑制することが可能となる。特に、高速伝達状態に切換えられての巻取り駆動時の静音化が充分可能となり、快適な変速及び電動巻取り操作が行なえるようになる。
【0036】
また、本実施形態においては、スプール軸動力伝達部17においても、通常のギヤトレインによる動力伝達ではなく、駆動用ベルトB4による動力伝達手段を用いているため、上記した変速部21での静音化と相俟ってより静音化することが可能となる。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、動力伝達機構に機械式の変速装置を組み込んだ魚釣用電動リールにおいて、駆動ベルトによる動力伝達手段を設置したものであれば、その動力伝達機構や変速装置の構成、及びその配置態様については適宜変形することが可能である。例えば、上記した実施形態では、変速装置は、駆動モータの正転/逆転により、高速モードと低速モードが切換えられるよう構成されていたが、変速装置として、遊星歯車伝達機構の動力伝達経路を規制制御することで、高速モードと低速モードを切換えするような構成であっても良い。また、動力伝達機構には、必要に応じて、別途、減速機構を配設する等、適宜、変形することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係る魚釣用電動リールの一実施形態を示す図であり、変速装置が配設される部分を示す部分断面平面図。
【図2】変速装置部分の拡大図。
【図3】変速装置部分の動力伝達経路を説明する模式図。
【符号の説明】
【0039】
1 魚釣用電動リール
4 リール本体
12 スプール
14 駆動モータ
14a 回転駆動軸(出力部)
15 動力伝達機構
16 変速装置
17 スプール軸動力伝達部
21 変速部
21A 高速用伝達機構
21B 低速用伝達機構
28 第1の一方向クラッチ
33 第2の一方向クラッチ
B1,B2,B3,B4 駆動用ベルト




 

 


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