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魚釣用リール - ダイワ精工株式会社
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発明の名称 魚釣用リール
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−43991(P2007−43991A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233444(P2005−233444)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100097559
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 浩司
発明者 山口 信之 / 石川 雅敬 / 森田 慎一郎
要約 課題
ハンドルの着脱操作が安定して行なえるハンドルの取り付け構造を備えた魚釣用リールを提供する。

解決手段
本発明の魚釣用リールは、釣糸が巻回保持されるスプールを支持するリール本体1と、リール本体1に設けられ、スプールに釣糸を巻き取るべく構成された巻き取り駆動機構5に連結される駆動軸6と、駆動軸6に嵌合するハンドル軸12を備えたハンドル10と、駆動軸6の表面部と圧接してハンドル軸12を抜け止めする抜け止め係合部20と、ハンドル10に設けられ、抜け止め係合部20の圧接状態を解除する操作部材21とを有している。そして、操作部材21の移動操作で駆動軸6に対してハンドル10を取り外し可能としたことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
釣糸が巻回保持されるスプールを支持するリール本体と、
前記リール本体に設けられ、前記スプールに釣糸を巻き取るべく構成された巻き取り駆動機構に連結される駆動軸と、
前記駆動軸に嵌合するハンドル軸を備えたハンドルと、
前記駆動軸の表面部と圧接してハンドル軸を抜け止めする抜け止め係合部と、
前記ハンドルに設けられ、前記抜け止め係合部の圧接状態を解除する操作部材と、
を有しており、
前記操作部材の移動操作で前記駆動軸に対してハンドルを取り外し可能としたことを特徴とする魚釣用リール。
【請求項2】
前記抜け止め係合部は、付勢力によって前記ハンドル軸と係合して前記駆動軸の表面部に圧接しており、前記操作部材を付勢力に抗して移動操作することで、前記駆動軸との圧接状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項3】
前記抜け止め係合部、及び駆動軸は、断面多角形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用リールに関し、詳細には、釣糸を巻き取る際に回転操作されるハンドルの取り付け構造に特徴を有する魚釣用リールに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スピニングリールに代表される魚釣用リールは、リール本体と、リール本体に取り付けられ、かつ釣糸が巻回されるスプールとを備えている。前記リール本体には、前記スプールに釣糸を巻き取るために操作されるハンドルが回転可能に支持されている。そして、このハンドルは、通常、釣人が握持する摘み部と、リール本体の巻き取り駆動機構の一部である駆動歯車に連結されるハンドル軸と、このハンドル軸と摘み部を繋ぐハンドル本体とによって構成されている。
【0003】
従来、この種の魚釣用リールは、ハンドル軸の端部に軸心方向に延びる螺子孔を形成しておき、前記ハンドル軸をリール本体に設けられた駆動軸の一方側から挿入嵌合し、他方向から前記螺子孔に止めビスを螺着して、前記駆動軸にハンドルを取り付けるようにしている。そして、このような構成では、止めビスを外すことで、ハンドルを駆動軸の前記他方向側からも挿入嵌合することが可能となっており、前記駆動軸の一方側から止めビスを螺着することで、リール本体に対してハンドルを組み替えることが可能となっている。
【0004】
従来の魚釣用リールでは、ハンドルを組み替える際、上記したように螺着された止めビスを取り外してから組み替え作業を行なわなければならず、その取り外しが困難で手間を要し、かつ止めビスを落としたり紛失し易いという問題があった。
【0005】
そこで、止めビスを用いることなく、ハンドルをリール本体にワンタッチ操作で取り付け可能にしたハンドルの取り付け構造が特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示されているハンドルの取り付け構造は、ハンドルに装着したボタン(突出方向に付勢されている)を押し込むことで、そのボタンの筒部先端で駆動軸の端部外周に設けた係止片を径方向内方に押し込み、これによって、ハンドルの外周筒部の端部に形成した係合部(段部)と係止片との係止状態を解除し、ハンドルの取り外しを可能としている。
【特許文献1】実公昭57−10528号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記したような従来技術の構成では、径方向に弾性変形する係止片が劣化して破損し易く、更には、環境条件(熱)や外部の力(落下による衝撃等)によって変形し易いという問題がある。また、ハンドルの外周筒部の端部に形成した係合部にゴミ等が付着、侵入し易く、この結果、ハンドルの着脱操作が安定して確実に行なえなくなる、等の問題がある。
【0007】
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、ハンドルの着脱操作が安定して行なえるハンドルの取り付け構造を備えた魚釣用リールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用リールは、釣糸が巻回保持されるスプールを支持するリール本体と、前記リール本体に設けられ、前記スプールに釣糸を巻き取るべく構成された巻き取り駆動機構に連結される駆動軸と、前記駆動軸に嵌合するハンドル軸を備えたハンドルと、前記駆動軸の表面部と圧接してハンドル軸を抜け止めする抜け止め係合部と、前記ハンドルに設けられ、前記抜け止め係合部の圧接状態を解除する操作部材と、を有しており、前記操作部材の移動操作で前記駆動軸に対してハンドルを取り外し可能としたことを特徴とする。
【0009】
上記した構成の魚釣用リールでは、ハンドルを取り替える際、ハンドルに設けられた操作部材を移動操作する。この移動操作に伴って、駆動軸の表面部に対する抜け止め係合部の圧接状態が解除され、ハンドル軸は、駆動軸に対して取り外し可能な状態となる。この場合、ハンドル軸は、抜け止め係合部が駆動軸の表面部に対して圧接することで取り付け状態となり、従来のような弾性変形しながら係合状態を維持するような係合片を用いることは無いので、ハンドルの着脱操作が安定して行なえるようになる。なお、ここでの駆動軸の表面部には、駆動軸が円筒状の場合、その内周面部及び外周面部が含まれ、駆動軸が中実状の場合、その外周面部が該当する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ハンドルの着脱操作が安定して行なえるハンドルの取り付け構造を備えた魚釣用リールが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1から図5は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1は、スピニングリールの全体構成を示す図、図2は、図1のA−A線に沿った部分断面図、図3は、図2の要部拡大図、図4は、図3において、操作部材を押し込んだ状態を示す図、そして、図5(a)は、図3のB−B線に沿った断面図、図5(b)は、図3のC−C線に沿った断面図である。
【0012】
スピニングリールのリール本体1には、釣竿に装着されるリール脚1aが一体形成されており、その前方には回転可能に支持されたロータ2と、ロータ2の回転運動と同期して前後動可能に支持され、釣糸が巻回保持されるスプール3が配設されている。
【0013】
リール本体1内には、上記したロータ2を回転駆動すると共に、スプール3を前後往復動させるための公知の巻き取り駆動機構5が配設されている。この巻き取り駆動機構5には、スプール3の支軸に対して直交する方向に延出し、一対の軸受を介して回転可能に支持された駆動軸6が連結されており、その駆動軸6の一端側には、巻き取り駆動機構5の一部を構成する駆動歯車(フェースギヤ)7が装着されている。
【0014】
この場合、駆動歯車7は、駆動軸6と共に一体的に形成されていても良く、或いは別体として形成され、駆動軸6に対して一体回転可能に装着されていても良い。また、駆動軸6は、中空状(円筒状)に形成されており、その両端部は、開口した状態となっている。なお、駆動軸6の一方の端部側には、以下に説明するハンドル取り付け構造によってハンドル10が着脱可能に装着されており、ハンドル10が装着されない側の駆動軸6の端部は、リール本体1に対応して形成される開口部分にキャップ部材8を被着することで閉塞された状態になる。すなわち、ハンドル取り付け構造によって、リール本体1の左右いずれにもハンドル10が装着可能となっている。
【0015】
本実施形態におけるハンドル10は、巻き取り駆動機構5の一部である駆動歯車7を回転駆動すべく駆動軸6に連結されるハンドル軸12と、このハンドル軸12を有するハンドル本体13と、ハンドル本体13に取り付けられ、釣人が握持する摘み部15とを備えている。前記ハンドル本体13は、ハンドル軸12と一体回転するよう構成されており、リール本体1からハンドル軸方向に沿って外方に突出するハンドルスタンド13aと、このハンドルスタンド13aの突出端に径方向外方に向けて設けられるアーム13bとを備えており、前記摘み部15は、アーム13bの先端部分に回転可能に設けられている。
【0016】
なお、前記ハンドル軸12は、ハンドルスタンド13aに嵌合固定されると共に、円筒状に構成されている。また、アーム13bは、公知の折り畳み機構によって、ハンドルスタンド13aに対して折り畳みできるように構成されていても良い。
【0017】
前記ハンドル10は、ハンドル取り付け構造17によって、駆動軸6に対して着脱可能に構成されている。本実施形態では、上記した中空状の駆動軸6の内部に、ハンドル軸12が、軸方向から嵌合されるようになっており、ハンドル取り付け構造17は、駆動軸6の表面部(内周面部6a)に圧接してハンドル軸12の抜け止めを果たす抜け止め係合部20と、この抜け止め係合部20を駆動する操作部材21とを備えている。
【0018】
前記抜け止め係合部20は、摺動軸22の先端部に止め輪22aによってガタ付くことなく保持されると共に、前記ハンドル軸12の端縁12aと係合されている。この場合、摺動軸22は、図5(b)に示すように、前記中空状のハンドル軸12の内周12bとの間に隙間(遊度)を持たせてハンドル軸12の内部に挿通されており、その先端側は、ハンドルスタンド13aの端部から突出した状態となっている。そして、その突出端には、ハンドルスタンド13aの内部に形成された凹所13dの底部との間に付勢バネ25を介在させて、前記操作部材21が取着されており、これにより、操作部材21を付勢バネ25の付勢力に抗して軸方向に押圧操作することで、摺動軸22はそのまま押し込まれ、抜け止め係合部20は、ハンドル軸12の端部12aから離反するようになっている。
【0019】
上記した抜け止め係合部20とハンドル軸12とは、その係合面同士(ハンドル軸12の端縁12a及び抜け止め係合部20の端面20a)が、図3及び図4に示すように、軸方向に対して傾斜する状態で面接している。すなわち、このような両者の係合関係によれば、抜け止め係合部20が付勢バネ25の付勢力によって、ハンドル軸12の端縁12aに当て付けられると、その傾斜面によって径方向に強制的にシフトされ、駆動軸12の内周面部6a(表面部)に圧接されるようになる。
【0020】
本実施形態では、抜け止め係合部20及び駆動軸6の断面形状は、共に、図5(a)に示すように、多角形状(6角形状)に形成されており、抜け止め係合部20が多少の遊度を持って駆動軸6の内部に位置した状態にある。そして、抜け止め係合部20及び駆動軸6の上記した傾斜面の係合関係によって、抜け止め係合部20の下側の面20b,20cが駆動軸6の内周面部6aに圧接することで、ハンドル軸12は駆動軸6に対して抜け止め保持された状態となっている。
【0021】
上記したハンドルの取り付け構造17では、抜け止め係合部20は、摺動軸22に作用する付勢バネ25の付勢力によって、軸方向外方に、常時付勢力が作用した状態となっている。この状態では、抜け止め係合部20及び駆動軸6の傾斜面の係合関係によって、抜け止め係合部20は径方向外方に移動して、その下側の面(外面)20b,20cが駆動軸6の内周面部6aに圧接し、ハンドル軸12は駆動軸6に対して抜け止め保持された状態となっている。
【0022】
そして、ハンドル10を取り外す場合、図4に示すように、操作部材21を付勢バネ25の付勢力に抗して軸方向に押圧操作することで、摺動軸22はそのまま押し込まれ、抜け止め係合部20はハンドル軸12の端部12aから離反する。このとき、抜け止め係合部20と駆動軸6の傾斜面による係合状態が解除され、抜け止め係合部20の外面20b,20cと駆動軸6の内周面部6aとの圧接係合状態が解除され、ハンドル軸12は駆動軸6から容易に取り外すことが可能となる。
【0023】
以上のような抜け止め係合部20の構成によれば、ハンドル軸12の内周面部に圧接してハンドル10の抜け止めを果たすことから、上述した特許文献1に見られるような弾性変形する係合片のように、劣化したり破損等することがなく、ハンドルの着脱操作が安定して行なえるようになる。また、筒状部の内側に段部を設けて係合させる構成でもないので、ハンドル軸の内部に異物が侵入したり付着することが防止され、ハンドルの組み替え作業を安定して確実に、かつ迅速に行なうことができるようになる。
【0024】
また、抜け止め係合部20は、付勢バネ25の付勢力によってハンドル軸12と係合して駆動軸6の内周面部6aに圧接しており、単に、操作部材21を軸方向に沿って押圧操作することで圧接状態が解除されるようになっていることから、簡単な部品構成でハンドルの着脱作業を容易に行なうことができる。特に、抜け止め係合部20や操作部材21は、ハンドル軸12と同軸上に配設されていることから、ハンドル取り付け構造の構成がより簡略化される。
【0025】
さらに、抜け止め係合部20と駆動軸6とは、断面多角形状に構成されており、多角面同士で両者の圧接状態が維持されることから、回転方向の抵抗が大きくなり、ハンドル10の巻き取り駆動力を、効率良く駆動軸6に伝達することが可能になる。
【0026】
上述したようなハンドルの取り付け構造17は、図6に示すように、両軸受型リールのハンドル10Aの部分にも適用することが可能である。すなわち、このような構成では、釣糸が巻回保持されるスプール3Aを回転駆動する巻き取り駆動機構5Aに連結される円筒状の駆動軸6Aの内部にハンドル軸12Aを嵌合させ、かつこのハンドル軸12Aの端部に、抜け止め係合部20Aを装着しておけば良い。
【0027】
抜け止め係合部20Aは、摺動軸22Aの突出端に装着される操作部材21Aを、付勢バネ25Aの付勢力に抗して押し込み操作することで、駆動軸6Aとの圧接状態が解除され、ハンドル10Aは、駆動軸6Aから取り外すことが可能となっている。
【0028】
このように、本発明は、両軸受型リールにも適用でき、それ以外にも、片軸受リールや覆面リールにも適用することが可能である。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態の構成に限定されることはなく、種々変形することが可能である。例えば、抜け止め係合部20と駆動軸6の断面形状は、多角形状でなく、円形状や非円形状にする等、適宜変形することが可能である。また、抜け止め係合部20と駆動軸6を圧接させる方法、及びその圧接を解除する操作部材21の構成や設置位置についても適宜変形することが可能である。さらに、抜け止め係合部20は、駆動軸の外周面部(表面部)に圧接するような構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図であり、スピニングリールの全体構成を示す図。
【図2】図1のA−A線に沿った部分断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図3において、操作部材を押し込んだ状態を示す図。
【図5】(a)は、図3のB−B線に沿った断面図、(b)は、図3のC−C線に沿った断面図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図であり、両軸受型リールの全体構成を示す図。
【符号の説明】
【0031】
1 リール本体
3,3A スプール
5,5A 巻き取り駆動機構
6,6A 駆動軸
10,10A ハンドル
12,12A ハンドル軸
17 ハンドル取り付け構造
20,20A 抜け止め係合部
21,21A 操作部材




 

 


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