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発明の名称 播種機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−117058(P2007−117058A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−317221(P2005−317221)
出願日 平成17年10月31日(2005.10.31)
代理人 【識別番号】100080621
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 寿一郎
発明者 中村 宏志 / 山田 久也 / 丹生 勝義
要約 課題
ネギなどの野菜の種子を育苗ポットに播いて育苗する播種機において、潅水装置で散水された余剰分の水滴が、任意の個所で滴下されるのを防ぎ、且つ、効率的に水受け皿に回収可能な、技術を提供する。

解決手段
トレイ11上に戴置した育苗ポット10を搬送する自動搬送装置2と、該自動搬送装置2により搬送される育苗ポット10に養土を充填する養土充填装置3と、養土が充填された後に播種を行う播種装置6と、該播種装置6により播種された育苗ポット10に覆土を充填する覆土充填装置7と、養土及び覆土の充填後の育苗ポット10に水を散水する潅水装置4・8と、を備える播種機1において、雫落し板37を育苗ポット搬送用レール35の下方部より、進行方向に対して直角に垂下し、且つ、水受け用皿33の上方に配置する。
特許請求の範囲
【請求項1】
トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、雫落し板を育苗ポット搬送用レールの下方部より、進行方向に対して直角に垂下し、且つ、水受け用皿の上方に配置したことを特徴とする、播種機。
【請求項2】
トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、前記自動搬送装置の搬送チェンの、リターン側の覆土充填装置下方に、搬送チェンを収納する水受けレールと、上部カバーを、該チェンの進行方向に沿って設けたことを特徴とする、播種機。
【請求項3】
前記自動搬送装置の搬送チェンのテンションスプロケットを、平面視において水受け皿内に配設したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の播種機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネギなどの野菜の種子を育苗ポットに播いて育苗する播種機において、より詳しくは、潅水装置から散水された、余剰の水の雫を、効率的に水受け皿に回収する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、自動搬送装置によって育苗ポットに戴置したトレイを搬送し、育苗ポットの各セルに養土充填装置で養土を充填し、該養土充填装置により養土が充填された育苗ポットの各セルに養土鎮圧装置で播種用穴を穿ち、該播種用穴に播種装置で播種を行い、覆土充填装置で覆土を行うように構成した播種機は公知となっている。
【0003】
又、該播種機の自動搬送装置に関する改善については、従来から進められ、例えば、搬送チェンに付着した養土が潅水装置まで運搬され、該潅水装置の下方に配設される水受け皿に養土が堆積し、該水受け皿から排水中の水に養土が混入するのを防止する為、養土充填部と潅水部との間でコンベアを分割して設置する技術等が公知となっている。(特許文献1を参照。)
【特許文献1】特開2002−291306号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、潅水装置で散水された、水の水滴対策に関しては、未だ有効的な対策が施されていない。即ち、覆土を育苗ポットに充填する際は、その上面域まで完全に堆積させる必要から、余剰分の覆土を常に該育苗ポットに放出し、その後、弾性体からなるスクレーパにより、その余剰分を取り除いたり、トレイの枠上に堆積した養土を取り除いたりする作業が行われる。そして、溢れた覆土は、覆土充填装置の下方に配設した覆土受け皿にて回収し、その後、該覆土充填装置のホッパに投入され、再利用される。しかし、潅水装置で散水された余剰分の水滴は、搬送チェン及び搬送レールを伝い、装置上の任意の場所で滴下し、覆土充填装置の下方に配設される、該覆土受け皿に回収された覆土への水滴の混入をもたらすこととなる。その結果、水分を含んだ覆土は、覆土充填装置のホッパに投入された際、該ホッパーの内壁や繰出部や前記スクレーパ等に付着して適正量の覆土の排出を妨げたり、覆土自体が大きな塊となって詰まりの原因となり、育苗ポットに充填出来ない問題が発生していた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
よって、本発明においては、以上の問題を解決するべく、潅水装置から散水された、余剰の水の雫を、効率的に水受け皿に回収し、覆土受け内に水が混入しないようにする為の手段を提供するものである。
【0006】
即ち、請求項1においては、トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、雫落し板を育苗ポット搬送用レールの下方部より、進行方向に対して直角に垂下し、且つ、水受け用皿の上方に配置したものである。
【0007】
請求項2においては、トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、前記自動搬送装置の搬送チェンの、リターン側の覆土充填装置下方に、搬送チェンを収納する水受けレールと、上部カバーを、該チェンの進行方向に沿って設けたものである。
【0008】
請求項3においては、請求項1または請求項2に記載の播種機において、前記自動搬送装置の搬送チェンのテンションスプロケットを、平面視において水受け皿内に配設したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0010】
請求項1においては、トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、雫落し板を育苗ポット搬送用レールの下方部より、進行方向に対して直角に垂下したことにより、潅水装置で散水された水の雫が、該搬送用レールを伝い、任意の個所で滴下するのを防ぎ、強制的に雫落し板の配設個所で滴下することができる。又、同時に該雫落し板を水受け用皿の上方に配置したことにより、滴下後の水の処理を、周辺に放散することなく、効果的に行うことができる。
【0011】
請求項2においては、トレイ上に戴置した育苗ポットを搬送する自動搬送装置と、該自動搬送装置により搬送される育苗ポットに養土を充填する養土充填装置と、養土が充填された後に播種を行う播種装置と、該播種装置により播種された育苗ポットに覆土を充填する覆土充填装置と、養土及び覆土の充填後の育苗ポットに水を散水する潅水装置と、を備える播種機において、前記自動搬送装置の搬送チェンの、リターン側の覆土充填装置下方に、搬送チェンを収納する水受けレールと、上部カバーを、該チェンの進行方向に沿って設けたことにより、該搬送チェンの任意位置から滴下する水を、効果的に水受け皿へ回収することができ、且つ、覆土充填装置から零れ落ちた覆土が、該水受けレールに堆積するのを防止することができる。
【0012】
請求項3においては、請求項1または請求項2に記載の播種機において、前記自動搬送装置の搬送チェンのテンションスプロケットを、平面視において水受け皿内に配設したことにより、上述したリターン側チェンの配置が、水受け皿に向かって下方傾斜することとなり、該搬送チェンに付着する水の雫が、傾斜に沿って水受け皿に滴下され、且つ、テンションスプロケットが搬送チェンと噛合う際、該搬送チェンの間隙部に溜まった水を圧出する為、有効的に滴下後の水の回収を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る播種機の全体的な構成を示した側面図、図2は播種装置の側面断面図、図3は図1において、覆土充填装置及び潅水装置近傍の構成を示した側面図である。図4は雫落し板の配置を示す、育苗ポット進行方向後側右斜め上より見た斜視図、図5はリターン側搬送チェンの水受けレール及び上部カバーの配置を示す、チェン進行方向後側左斜め上より見た斜視図である。
【実施例1】
【0014】
まず、播種機1の全体構成について説明する。
【0015】
図1および図2において、播種機1には、自動搬送装置2と、養土充填装置3と、潅水装置4と、養土鎮圧装置5と、播種装置6と、覆土充填装置7と、潅水装置8とが備えられ、これらの装置が自動搬送装置2上に順次配設されている。播種装置6は一つまたは複数直列に設けられている。本実施例では、播種装置6は第一播種装置6Aと第二播種装置6Bとからなり、自動搬送装置2上の第一播種装置6Aの搬送方向下流側に第二播種装置6Bが配置されている。
【0016】
また、前記養土充填装置3前方の自動搬送装置2の搬送方向始端(搬送方向上流側端。)にはトレイ供給部9が設けられ、該トレイ供給部9において格子状のセル10aを有する育苗ポット10を戴置したトレイ11が支柱形のガイド14の間に積重されている。自動搬送装置2の終端(搬送方向下流側端。)には駆動モータ13が設けられ、該駆動モータ13の出力軸から駆動スプロケット44(図3)に動力が伝達され、該駆動スプロケット44とテンションスプロケット40と従動スプロケット45の間に搬送チェン41が巻回されて、自動搬送装置2が駆動されるように構成されている。
【0017】
前記トレイ11が、トレイ供給部9から自動搬送装置2によって養土充填装置3へと搬送されると、該養土充填装置3のホッパ16内の養土が供給コンベア17により下方の育苗ポット10の各セル10a内に充填され、鎮圧ローラ18により均平される。そして、前記トレイ11が潅水装置4に搬送されて、該潅水装置4にて育苗ポット10の各セル10a内の養土に潅水が施される。
【0018】
前記潅水装置4を経た後、トレイ11は養土鎮圧装置5へと搬送され、該養土鎮圧装置5にて突起(図示せず。)を放射状に有する鎮圧ローラ20により、各セル10a内の養土に播種用穴22が穿たれる。続いて、播種装置6にて、各播種用穴22にホッパ23の種子が播種ロール25によって繰り出されて、下方の育苗ポット10の各セル10a内の養土上に播種が行われる。
【0019】
播種後、トレイ11は覆土充填装置7に搬送され、該覆土充填装置7にてホッパ26の覆土が繰出ロール27から育苗ポット10に送出される。覆土充填装置7は、覆土を蓄積するホッパ26と、その下方に配設される排出装置とで構成される。排出装置には、覆土を排出する為の繰出ロール27が設置され、クラッチ機構(図示せず。)を介して、自動搬送装置2に係る搬送チェン41の駆動系より、任意に駆動力を伝達することが可能となっている。また、トレイ11の搬送部近傍には、搬送方向下流側にスクレーパ31が、排出装置のフレームを利用して、配設される。そして、トレイ11が潅水装置8に搬送されて、該潅水装置8にて育苗ポット10の覆土に潅水が施され、播種機1における播種作業が完了する。
【0020】
養土充填装置3及び覆土充填装置7の直後には、潅水装置4・8が設置され、該潅水装置4・8の下方には、それぞれ水滴回収対策が施されている。即ち、該潅水装置4の下方には、該覆土充填装置7の手前斜下方へ緩やかに延出する水受け皿12が配設され、また、該潅水装置8の下方には、独立した水受け皿33が自動搬送装置2のフレーム下方を利用して垂設されている。ここで、該水受け皿12及び該水受け皿33の上方には、本発明に係る雫落し板37(尚、構造の詳細については後述する。)がそれぞれ同形状、及び同配置にて、配設されている。よって、該潅水装置4近傍における説明は省略し、以下、覆土充填装置7及び潅水装置8近傍における、水滴対策の詳細について説明する。
【0021】
図3に示すように、播種装置6(図示せず。)において播種された育苗ポット10は、覆土充填装置7にて覆土が落下されて種子上に被せられる。この時、上述のとおり、スクレーパ31によって余剰分の覆土は掻き出され、該覆土充填装置7の下方に配設される、覆土受け皿32に堆積する。(ここで、図示する矢印A方向を搬送方向下流側、反対方向を搬送方向上流側とし、又、矢印Bは搬送チェン41の進行方向を示す。)
【0022】
覆土充填装置7を通過した育苗ポット10は、次工程の潅水装置8に搬送され散水されるが、その際の余剰分の水は、該潅水装置8の下方に配設した、水受け皿33に回収される。又、該水受け皿33の搬送方向上流側には、水受け皿33側に向かって緩やかに下方に傾斜して配設する上部カバー42及び水受けレール43の下端が水受け皿33内に挿入され、その下流側には水受けレール46の下端が水受け皿33内に挿入されて、いずれも搬送チェン41に付着した水滴の回収に利用される。
【0023】
潅水装置8の上流側には、雫落し板37が配設され、搬送レール35及び搬送チェン41等に付着した水滴を強制的に水受け皿33へ滴下させる。
【0024】
次に、潅水装置8下方に配設する、水受け皿33近傍に関しての構成を詳細に説明する。
【0025】
図4に示すとおり、潅水装置8(図示せず。)の下方には、搬送レール35・35と、チェンレール36と、搬送チェン41等から構成される搬送部が配置され、その下方に水受け皿33が配設される。(ここで、図中に示す矢印Aの方向を搬送方向下流側、反対方向を搬送方向上流側とし、矢印Bにて搬送チェン41の進行方向を示す。)即ち、搬送方向に向かって左右に並行して搬送レール35・35が配設され、該搬送レール35・35の間に、該搬送レール35・35と並行、且つ略同一平面にチェンレール36が配置される。該搬送レール35・35とチェンレール36の下部であって直交方向に垂下して雫落し板37が懸架されている。該雫落し板37は平面視において水受け皿33内であって、該水受け皿33の上方、且つ上流側に配設している。尚、雫落し板37の断面形状は、本実施例では矩形に構成しているが限定するものではなく、逆三角形等、雫が下方へ伝う際の妨げにならない形状であればよい。
【0026】
水受け皿33は、潅水装置8の下方に位置し、テンションスプロケット40が平面視において水受け皿33内に位置するように配置される。即ち、該テンションスプロケット40は駆動スプロケット44と従動スプロケット45の間に位置して、側面視において略三角形状に配置される。該テンションスプロケット40は側面視で一部または前部が水受け皿33と重複するように配置することにより、搬送チェン41を回転駆動したときに、テンションスプロケット40で方向が変換される時に水受け皿33内に水滴が放出されるとともに、テンションスプロケット40の歯がチェンの隙間に入った水を掻きだすようにしている。そして、水受け皿33は自動搬送装置2の搬送方向左右両側に位置する搬送枠(潅水装置8の灌水幅)と略同じ幅を有して、その下面に固定され、上面を完全に開放した略立方体構造を有し、その下面は、一端よりその対峙側に向かって緩やかに斜下方へ傾斜する斜面からなる。但し、漏斗状に構成することも可能である。また、該斜面の最下端近傍には貫通孔47が設けられ、排水管と連通され、水を集めて排水できるようにしている。
【0027】
雫落し板37は、搬送方向において潅水装置8(図示せず。)と、その上流側に並設される覆土充填装置7(図示せず。)との間に配設され、且つ、補修等による上部カバー42の取外し作業を妨げない程度に、下方向へ伸びた形状を有する。これにより、潅水装置8以後の下流部と、縁切りすることができ、該潅水装置8において放散した水が該覆土充填装置7まで伝い、覆土受け皿32に滴下するのを防ぐ効果を発揮する。
【0028】
次に、リターン側搬送チェン41に付着した水滴の回収を行なう水受けレール46、上部カバー42及び水受けレール43に関しての構成を詳細に説明する。
水受けレール46は樋状に構成して、図3、図4に示すように、駆動スプロケット44とテンションスプロケット40の下方に配置され、搬送方向上流側が下がるように搬送チェン41の傾斜に合わせて(平行に)搬送チェン41の下方に配置され、下端が水受け皿33内に臨むように配置されている。即ち、水受け皿33より搬送方向下流側に位置するリターン側の搬送チェン41の下方に水受けレール46が配置されて、搬送チェン41の回動時に搬送チェン41から落下した水を水受けレール46で受けて下方へ流し、水受け皿33内に回収するようにしている。但し、水受けレール46は省く構成であってもよい。
図5に示すように、上部カバー42及び水受けレール43は覆土充填装置7の下方に配置され、且つ、搬送チェン41の進行方向に沿って略平行に配設される。該搬送チェン41の上側には上部カバー42が配置され、下側には水受けレール43が配設されて、搬送チェン41が上部カバー42と水受けレール43で構成する空間内を通過するように構成している。(尚、図5における矢印Aはリターン側搬送チェン41の進行方向を示し、矢印B、Cは、それぞれ覆土48及び水滴の軌跡を示す。)
【0029】
上部カバー42は、逆凹型の上方中央を突出させた、屋根形状の断面を有し、その両下端部にて、水受けレール43と固着される。そして該屋根形状を有することにより、覆土充填装置7から落下した覆土48は、上部カバー42の上面に堆積することなく、更に下へと落ちていく。但し、上部カバー42は断面視において進行方向左右両側または左右一側が下がる傾斜を有する構成であれば、上記構成に限定するものではなく、台形や半円形等の構成であってもよい。
【0030】
水受けレール43は、凹型断面形状を有しており、進行方向両側は上部カバー42の内側に位置して、上部カバー42と固着される。こうして搬送チェン41が上部カバー42と水受けレール43とで作る空間内を通過するように構成している。なお、上部カバー42と水受けレール43の進行方向の長さは同じとし、その両者によって形成する断面の空間は搬送チェン41が所定の間隙を有して通過できる大きさであればよい。
【0031】
以上のごとく、箱型構造を形成した、該上部カバー42及び該水受けレール43は、搬送チェン41を内方略中心位置に配設し、進行方向に沿って従動スプロケット45(図示せず。)近傍まで延出される。
以上のように構成することにより、覆土充填装置7より落下し、トレイに覆土されない養土や覆土後の余分な養土は覆土受け皿32内に落下する。その養土48の一部は落下途中に位置する上部カバー42上に落下するが、上面の傾斜に沿ってそのまま下方に滑り落ち、覆土受け皿32内に回収される。一方、潅水装置8から散水された水がトレイに散水された以外の水は水受け皿33内に落下し、落下途中に位置する搬送チェン41に付着した水は、搬送チェン41の回転とともに、リターン側へ搬送されるが、この搬送途中で落下した水の雫は、水受け皿33と水受けレール46及び水受けレール43に落ちる。そのうち水受けレール46及び水受けレール43内に落ちた水は、その傾斜に沿って下方に流れ水受け皿33内に流れ落ちる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施例に係る播種機の全体的な構成を示した側面図。
【図2】播種装置の側面断面図。
【図3】図1において、覆土充填装置及び潅水装置近傍の構成を示した側面図。
【図4】雫落し板の配置を示す、育苗ポット進行方向後側右斜め上より見た斜視図。
【図5】リターン側搬送チェンの水受けレール及び上部カバーの配置を示す、チェン進行方向後側左斜め上より見た斜視図。
【符号の説明】
【0033】
7 覆土充填装置
8 潅水装置
10 育苗ポット
11 トレイ
26 ホッパ
31 スクレーパ
32 覆土受け皿
33 水受け皿
35 搬送レール
36 チェンレール
37 雫落し板
41 搬送チェン
42 上部カバー
43 水受けレール
44 駆動スプロケット
45 従動スプロケット
46 水受けレール




 

 


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