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巻付防止部材及び耕耘爪軸アッセンブリ - ヤンマー株式会社
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発明の名称 巻付防止部材及び耕耘爪軸アッセンブリ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−97473(P2007−97473A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−291213(P2005−291213)
出願日 平成17年10月4日(2005.10.4)
代理人 【識別番号】100109427
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 活人
発明者 玉井 資郎
要約 課題
草等の不要物の巻き付き量を低減させ得る構造簡単な巻付防止部材を提供する。

解決手段
本発明に係る巻付防止部材は、車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪とを有する耕耘爪軸アッセンブリに、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘るように装着される。該巻付防止部材は、前記耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分と、前記第1及び第2部分の間に延びる移行部分とを有する。前記第1及び第2部分は、前記耕耘爪軸の軸線を基準にして互いに周方向に異なる位置で該軸線に略沿うように構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪とを有する耕耘爪軸アッセンブリに、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘るように装着される巻付防止部材であって、
前記耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分と、前記第1及び第2部分の間に延びる移行部分とを有し、
前記第1及び第2部分は、前記耕耘爪軸の軸線を基準にして互いに周方向に異なる位置で該軸線に略沿うように構成されていることを特徴とする巻付防止部材。
【請求項2】
前記移行部分は、前記第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の周方向に変位するような傾斜状とされていることを特徴とする請求項1に記載の巻付防止部材。
【請求項3】
車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪とを有する耕耘爪軸アッセンブリに、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘るように装着される巻付防止部材であって、
前記耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分と、前記第1及び第2部分の間に延びる移行部分とを有し、
前記第1及び第2部分は、前記耕耘爪軸の外周面からの離間距離が互いに異なるように構成されていることを特徴とする巻付防止部材。
【請求項4】
前記移行部分は、前記第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の外周面に近接するような傾斜状とされていることを特徴とする請求項3に記載の巻付防止部材。
【請求項5】
前記第1又は第2部分のうち前記耕耘爪軸の外周面からの離間距離が大きい高位部分は、他方の低位部分よりも前記耕耘爪軸の回転方向前方側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の巻付防止部材。
【請求項6】
前記移行部分が前記耕耘爪軸の軸線方向中央部に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の巻付防止部材。
【請求項7】
車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、
該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪と、
請求項1から4の何れかに記載の一の巻付防止部材と、
前記一の巻付防止部材とは別の他の巻付防止部材とを備えていることを特徴とする耕耘爪軸アッセンブリ。
【請求項8】
前記他の巻付防止部材は、前記一の巻付防止部材と同一構成を有していることを特徴とする請求項7に記載の耕耘爪軸アッセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータリー耕耘装置における耕耘爪軸アッセンブリ、及び該耕耘爪軸アッセンブリに適用される巻付防止部材に関する。
【背景技術】
【0002】
ロータリー耕耘装置における耕耘爪軸に巻付防止部材を取り付けることで、前記耕耘爪軸の外周面に草等の不要物が密着状態で絡み付くことを防止することは、従来から公知である(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
斯かる巻付防止部材を備えることにより、草等の不要物が該巻付防止部材及び前記耕耘爪軸を跨ぐように巻き付くことになるので、該不要物が前記耕耘爪軸の外周面回りに密着状態で巻き付く場合に比して、巻き付いた後の不要物の切断除去作業が容易になるという効果がある。
【0004】
しかしながら、従来の巻付防止部材は、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘って直線状となっている。
従って、巻き付いた後の不要物を鎌等で切断する除去作業の容易化は図れても、該不要物の巻き付き量を低減させることはできない。
【0005】
さらに、前記従来の直線状の巻付防止部材においては、前記不要物が前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘って略均一に巻き付くことになる。
従って、鎌等の切断部材を前記巻付防止部材及び前記耕耘爪軸の間に挿入させるのが困難な為、前記不要物の切断除去作業に手間がかかり、効率が悪いという問題があった。
また、巻き付いた前記不要物の除去作業を、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘って行わなければならず、該除去作業の効率性の点においても問題があった。
【特許文献1】実開平4−110402号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、草等の不要物の巻き付き量を低減させ得る構造簡単な巻付防止部材及び耕耘爪軸アッセンブリの提供を一の目的とする。
又、巻き付いた草等の不要物の除去作業の効率化を図り得る構造簡単な巻付防止部材及び耕耘爪軸アッセンブリの提供を他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記目的を達成するために、車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪とを有する耕耘爪軸アッセンブリに、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘るように装着される巻付防止部材であって、前記耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分と、前記第1及び第2部分の間に延びる移行部分とを有し、前記第1及び第2部分は、前記耕耘爪軸の軸線を基準にして互いに周方向に異なる位置で該軸線に略沿うように構成されている巻付防止部材を提供する。
好ましくは、前記移行部分は、前記第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の周方向に変位するような傾斜状とされる。
【0008】
又、本発明は、前記目的を達成する為に、車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪とを有する耕耘爪軸アッセンブリに、前記耕耘爪軸の軸線方向略全域に亘るように装着される巻付防止部材であって、前記耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分と、前記第1及び第2部分の間に延びる移行部分とを有し、前記第1及び第2部分は、前記耕耘爪軸の外周面からの離間距離が互いに異なるように構成された巻付防止部材を提供する。
好ましくは、前記移行部分は、前記第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の外周面に近接するような傾斜状とされる。
例えば、前記第1又は第2部分のうち前記耕耘爪軸の外周面からの離間距離が大きい高位部分は、他方の低位部分よりも前記耕耘爪軸の回転方向前方側に位置される。
【0009】
前記種々の態様において、好ましくは、前記移行部分が前記耕耘爪軸の軸線方向中央部に位置するように構成される。
【0010】
又、本発明は、前記目的を達成する為に、車輌幅方向に沿った軸線回りに回転駆動される耕耘爪軸と、該耕耘爪軸の外周面に径方向外方へ突出するように設けられた耕耘爪と、前記種々の態様のうちの何れか一の巻付防止部材と、前記一の巻付防止部材とは別の他の巻付防止部材とを備えた耕耘爪軸アッセンブリを提供する。
好ましくは、前記他の巻付防止部材は、前記一の巻付防止部材と同一構成を有し得る。
【発明の効果】
【0011】
本発明の一態様に係る巻付防止部材によれば、耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分とが、前記耕耘爪軸の軸線を基準にして互いに周方向に異なる位置で該軸線に略沿うように構成したので、該巻付防止部材及び前記耕耘爪軸への草等の不要物の巻付量を有効に低減化させることができる。
さらに、斯かる構成によれば、前記巻付防止部材及び前記耕耘爪軸を跨ぐように巻き付く前記不要物の巻付量を、前記耕耘爪軸の軸線方向に沿って不均一とすることができる。従って、鎌等の切断部材を前記巻付防止部材及び前記耕耘爪軸の間に容易に挿入させることができ、これにより、不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【0012】
前記第1部分と前記第2部分との間に位置する移行部分を、該第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の周方向に変位するような傾斜状とすれば、前記耕耘爪軸の回転に伴う慣性モーメントによって、前記移行部分への草等の不要物の巻き付きを防止又は低減できる。従って、該移行部分を介して、鎌等の切断部材を容易に前記巻付防止部材と前記耕耘爪軸との間に位置させることができ、前記不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
又、斯かる構成によれば、前記移行部分については、不要物の切断除去作業の不要化又は低減化を図ることができ、これによっても、前記不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【0013】
さらに、本発明の他態様に係る巻付防止部材によれば、耕耘爪軸の軸線方向第1領域に位置する第1部分の前記耕耘爪軸外周面からの離間距離と、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分の前記耕耘爪軸外周面からの離間距離とが互いに異なるように構成したので、該巻付防止部材及び前記耕耘爪軸への草等の不要物の巻付量を有効に低減化させることができる。
さらに、斯かる構成によれば、前記巻付防止部材及び前記耕耘爪軸を跨ぐように巻き付く前記不要物の巻付量を、前記耕耘爪軸の軸線方向に沿って不均一とすることができる。従って、鎌等の切断部材を前記巻付防止部材及び前記耕耘爪軸の間に容易に挿入させることができ、これにより、不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【0014】
又、前記第1部分と前記第2部分との間に位置する移行部分を、該第1又は第2部分の一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸の外周面に近接するような傾斜状とすれば、前記移行部分によるカム作用によって、該移行部分への草等の不要物の巻き付きを防止又は低減できる。従って、該移行部分を介して、鎌等の切断部材を容易に前記巻付防止部材と前記耕耘爪軸との間に位置させることができ、前記不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
又、斯かる構成によれば、前記移行部分については、不要物の切断除去作業の不要化又は低減化を図ることができ、これによっても、前記不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明に係る巻付防止部材の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3に、それぞれ、本実施の形態に係る巻付防止部材300a,300bが適用されたロータリー耕耘機100の側面図,平面図及び背面図を示す。
【0016】
図1及び図2に示すように、前記ロータリー耕耘機100は、トラクタ等の作業車輌1の後部に昇降リンク機構60を介して昇降可能に連結されている。
前記昇降リンク機構60は、前端部が車輌幅方向に沿った回動軸回り揺動自在に前記作業車輌に連結されたトップリンク61及び一対のロアーリンク62と、前記作業車輌1のミッションケース50上部に配設された油圧シリンダ(図示せず)と、該油圧シリンダによって車輌幅方向に沿った回動軸回りに揺動される一対のリフトアーム70と、前記一対のリフトアーム70及び前記一対のロアーリンク62をそれぞれ連結する一対のリフトロッド71とを有している。
【0017】
前記ロータリー耕耘機100は、前記トップリンク61及び前記一対のロアーリンク62の後端部に連結されている。
なお、図示の形態においては、前記トップリンク61及び前記一対のロアーリンク62の後端部には、ワンタッチ式装着機構65(所謂、クイックヒッチ機構)が装着されており、前記ロータリー耕耘機100は、該ワンタッチ式装着機構65を介して、前記トップリンク61及び前記一対のロアーリンク62に連結されている。
【0018】
図1〜図3に示すように、前記ロータリ耕耘機100は、車輌幅方向略中央に配置されたギヤケース110と、該ギヤケース110の両側に車輌幅方向に沿うように配設されたメインビーム120と、前記メインビーム120の左右側端部にそれぞれ上端側が連結されたチェーンケース130及び軸受板135と、車輌幅方向に沿った状態で前記チェーンケース130及び前記軸受板135の下端側に支持された耕耘爪軸アッセンブリ200とを備えている。
【0019】
前記耕耘爪軸アッセンブリ200は、前記チェーンケース130及び前記軸受板135の下端側に左右両端部が回転自在に軸支された耕耘爪軸210と、前記耕耘爪軸210の軸線を基準にして径方向外方へ延びるように該耕耘爪軸210の外周面に設けられた複数の耕耘爪220とを有している。
【0020】
さらに、前記ロータリー耕耘機100は、前記耕耘爪220の回転軌跡の上方を覆うように配置された耕耘上面カバー150と、前記耕耘爪220の回転軌跡の左右側方を覆うように配置された左右耕耘サイドカバー160と、前記耕耘爪220の回転軌跡の後方を覆うように配置された耕耘リヤカバー170とを備えている。
【0021】
斯かるロータリー耕耘機100においては、前記ミッションケース50から後方へ突設されたPTO軸51から、両端部に自在継ぎ手が設けられた連結軸55を介して、前記ギヤケース110の入力軸に動力が伝達されるようになっている。そして、該動力は、前記メインビーム120の一方に内挿された伝動軸及び前記チェーンケース130内の伝動機構を介して、前記耕耘爪軸210に伝達されるようになっている。
【0022】
図4及び図5に、それぞれ、前記耕耘爪軸アッセンブリ200の模式斜視図及び部分縦断背面図を示す。なお、図4においては、前記耕耘爪220を省略している。
又、図6(a)及び(b)に、それぞれ、前記耕耘爪軸アッセンブリ200の模式側面図及び模式展開図を示す。
【0023】
図4〜図6に示すように、前記耕耘爪軸アッセンブリ200は、前記耕耘爪軸210及び前記耕耘爪220に加えて、前記耕耘爪軸210の外周面から径方向外方に離間された状態で該耕耘爪軸210の軸線方向略全域に亘って延びる巻付防止部材300を有している。
図4及び図6に示すように、本実施の形態においては、前記巻付防止部材300は、前記耕耘爪軸210の軸線を基準にして周方向に離間配置された第1巻付防止部材300a及び第2巻付防止部材300bを含んでいる。
【0024】
図4及び図6に示すように、前記第1巻付防止部材300aは、前記耕耘爪軸210の軸線方向第1領域に位置する第1部分301aと、前記軸線方向に関し前記第1領域とは異なる第2領域に位置する第2部分302aと、前記第1及び第2部分301a,302aの間に延びる移行部分303aとを有している。
【0025】
前記第1及び第2部分301a,302aは、前記耕耘爪軸210の軸線Xを基準にして互いに周方向に変位されている。
即ち、本実施の形態においては、前記移行部分303aによって、前記第1及び第2部分301a,302aが前記耕耘爪軸210の軸線Xを基準にして周方向に異なる位置において該軸線Xに略沿うにようになっている。
【0026】
斯かる第1巻付防止部材300aを備えることにより、草等の不要物が該第1巻付防止部材300a及び前記耕耘爪軸210に巻き付く際の該不要物の姿勢を、前記第1部分301a及び前記第2部分301bにおいて異ならせることができる。
従って、単純な直線状とされた従来の巻付防止部材に比して、前記不要物の巻付量自体を低減させることができる。
また、前記第1巻付防止部材300aによれば、該第1巻付防止部材300a及び前記耕耘爪軸210に巻き付く前記不要物の巻付量を、該耕耘爪軸210の軸線方向に不均一とすることができ、これにより、鎌等の切断部材を前記第1巻付防止部材300a及び前記耕耘爪軸210の間に容易に挿入させることが可能となる。
【0027】
好ましくは、図4及び図6に示すように、前記移行部分303aを、前記第1又は第2部分301a,302aの一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸210の周方向に変位するような傾斜状とすることができる。
このように、前記移行部分303aを周方向に傾斜させることで、前記耕耘爪軸210の回転に伴う慣性モーメントによって、該移行部分303aへの草等の不要物の巻き付きを防止又は低減できる。
従って、前記第1巻付防止部材300a及び前記耕耘爪軸210に跨って巻き付いた前記不要物を鎌等の切断部材で切断除去する際に、前記移行部分303aを介して前記切断部材を容易に前記第1巻付防止部材300aと前記耕耘爪軸210との間に位置させることができ、これにより、前記不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【0028】
さらに、前記移行部分303aへの草等の不要物の巻き付きを防止又は低減させることにより、該移行部分303aにおける前記不要物の切断除去作業の不要化又は簡略化を図ることができる。
即ち、前記第1巻付防止部材300a及び前記耕耘爪軸210に跨るように巻き付いた前記不要物を切断除去する際に、前記移行部分303a以外の第1及び第2部分301a,302aのみについて除去作業を行えばよく、従って、これによっても該不要物の切断除去作業の効率化を図ることができる。
【0029】
好ましくは、図6に示すように、前記移行部分303aを、前記耕耘爪軸210の軸線方向略中央部分に配置させることができる。
斯かる構成を備えることにより、前記第1及び第2部分301a,302aを周方向に変位させた構成でありながら、耕耘爪軸アッセンブリ200全体の左右バランスを良好に維持することができる。
なお、本実施の形態においては、前記移行部分303aは、前記耕耘爪軸210の中央二等分線CL(軸線Xと直交する方向に延びる二等分線)と交差するような位置に配置されている(図6参照)。
【0030】
本実施の形態においては、図5に示すように、前記第1巻付防止部材300aは、前記耕耘爪220を前記耕耘爪軸210に取り付ける為の爪ホルダー225を利用して、該耕耘爪軸210に着脱可能に装着されている。
詳しくは、図5に示すように、前記耕耘爪軸210には、径方向外方へ開く装着孔が形成された前記爪ホルダー225が設けられている。
前記耕耘爪220は、対応する前記爪ホルダー225の装着孔に基端部が挿入された状態で、ボルト等の締結部材226によって着脱可能に固定されている。
【0031】
斯かる構成において、前記第1巻付防止部材300aは、前記爪ホルダー225に装着された取付金具310を介して、前記耕耘爪軸210に着脱可能に装着されるようになっている。
詳しくは、前記取付金具310は、前記爪ホルダー225のうち前記耕耘爪軸210の軸線方向両端部に位置する最外方爪ホルダー225Eに装着された主金具320と、前記最外方爪ホルダー225Eより前記耕耘爪軸210の軸線方向内方に位置する爪ホルダー225Mに装着された補助金具330とを有している。
【0032】
前記主金具320は、前記最外方爪ホルダー225Eの内側面に固着されるプレート部321と、該プレート部321から前記耕耘爪軸210の軸線方向内方に延びる支持部322とを有している。
前記プレート部321は、ボルト等の締結部材を介して、前記最外方爪ホルダー225Eの内側面に着脱可能に固定されるようになっている。
本実施の形態においては、図5に示すように、該プレート部321は、前記耕耘爪用の締結部材226によって、耕耘爪220と共に、共締めされている。
前記支持部322は、前記耕耘爪軸220の軸線方向内方に開く装着孔であって、前記第1巻付防止部材300aの端部が嵌入される支持孔を有している。
【0033】
前記補助金具330は、対応する前記爪軸ホルダー225Mの内側面にボルト等の締結部材によって着脱可能に固定されるプレート部331を有している。
該プレート部331には、前記第1巻付防止部材300aが挿通される軸受孔が設けられている。
なお、本実施の形態においては、該補助金具330も、前記耕耘爪用の締結部材226によって、前記耕耘爪軸220と共に、共締めされている。
【0034】
斯かる構成の前記主金具320及び前記補助金具330を介して前記第1巻付防止部材300aを前記耕耘爪軸210に装着させることにより、前記耕耘爪220を取り外すことなく、該第1巻付防止部材300aの脱着を行うことができる。
従って、該第1巻付防止部材300aの交換等のメンテナンス作業の容易化を図ることができる。
【0035】
図6に示すように、本実施の形態においては、前記第2巻付防止部材300bも、前記第1巻付防止部材300aと同様に、前記耕耘爪軸210の軸線方向に沿って、第1部分301b,移行部分303b及び第2部分302bを有している。
そして、前記移行部分303bは、前記第1部分301b及び前記第2部分302bが前記耕耘爪軸210の軸線を基準にして周方向に変位されるように、傾斜されている。
このように、前記第2巻付防止部材300bを、前記第1巻付防止部材300aと実質的に同一構成とすることにより、前記不要物の切断除去作業の効率化をより図ることができる。
【0036】
好ましくは、前記第2巻付防止部材300bの前記移行部分303bを、前記第1巻付防止部材300aの前記移行部分303aと前記耕耘爪軸210の軸線方向に関し略同一位置に設けることができる。
斯かる構成を備えることにより、前記耕耘爪軸アッセンブリ200の左右バランスを維持しつつ、前記不要物の巻付量を有効に低減させることができる。
【0037】
本実施の形態においては、図6に示すように、前記第1巻付防止部材300aにおいては、前記第1部分301aを前記第2部分302aよりも前記耕耘爪軸210の回転方向前方側に位置させ、且つ、前記第2巻付防止部材300bにおいては、前記第1部分301bを前記第2部分302bよりも前記耕耘爪軸210の回転方向後方側に位置させている。
このように、前記第1巻付防止部材300a及び前記第2巻付防止部材300bにおける第1部分301a,301b同士の周方向間隔と、第2部分302a,302b同士の周方向間隔とを異ならせることにより、前記移行部分303a,303bへの前記不要物の巻き付き量をより低減化させることができる。
【0038】
なお、本実施の形態においては、前述の通り、前記第2巻付防止部材300bを前記第1巻付防止部材300aと同様に、移行部分303bを有する構成としたが、当然ながら、該第2巻付防止部材300bとして略直線状の巻付防止部材を用いることも可能である(図7参照)。
又、仕様によっては前記第2巻付防止部材300bを削除することも可能である。
【0039】
さらに、本実施の形態においては、前述の通り、前記第1部分301a及び前記第2部分302aが前記耕耘爪軸210の軸線を基準にして周方向に変位するように、前記第1巻付防止部材300a(及び前記第2巻付防止部材300b)を構成したが、前記第1部分301a及び前記第2部分302aが前記耕耘爪軸210の軸線を基準にして径方向に変位するように構成することも可能である。
即ち、前記第1巻付防止部材300a(及び/又は前記第2巻付防止部材300b)を、前記第1及び第2部分301a,302aの前記耕耘爪軸210の外周面からの離間距離が互いに異なるように構成することも可能であり、これによっても、本実施の形態におけると同一の効果を得ることができる。
【0040】
このように、前記第1及び第2部分301a,302aの前記耕耘爪軸210の外周面からの離間距離が異なるように構成した態様においては、好ましくは、前記移行部分303aは、前記第1又は第2部分301a,302aの一方から他方へ向かうに従って前記耕耘爪軸210の外周面に近接するような傾斜状とされ得る。
【0041】
さらに、当然ながら、本実施の形態におけるように、前記第1及び第2部分301a,302aが前記耕耘爪軸210の軸線Xを基準にして周方向に変位された構成において、該第1及び第2部分301a,302aを前記耕耘爪軸210の軸線Xを基準にして径方向に変位させることも可能である。
斯かる構成においては、例えば、前記第1又は第2部分301a,302aのうち前記耕耘爪軸210の外周面からの離間距離が大きい高位部分を、他方の低位部分よりも前記耕耘爪軸210の回転方向前方側に位置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係る巻付防止部材が適用されたロータリー耕耘機の側面図である。
【図2】図2は、図1に示すロータリー耕耘機の平面図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示すロータリー耕耘機の背面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施の形態に係る巻付防止部材を備えた耕耘爪軸アッセンブリの斜視図である。
【図5】図5は、図4に示す耕耘爪軸アッセンブリの部分縦断背面図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、それぞれ、図4及び図5に示す耕耘爪軸アッセンブリの模式側面図及び模式展開図である。
【図7】図7(a)及び(b)は、それぞれ、前記耕耘爪軸アッセンブリの変形例の模式側面図及び模式展開図である。
【符号の説明】
【0043】
200 耕耘爪軸アッセンブリ
210 耕耘爪軸
220 耕耘爪
300a,300b 第1巻付防止部材,第2巻付防止部材
301a,301b 第1部分
302a,302b 第2部分
303a,303b 移行部分




 

 


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