Warning: fopen(.htaccess): failed to open stream: No such file or directory in /home/jp321/public_html/header.php on line 47

Warning: filesize(): stat failed for .htaccess in /home/jp321/public_html/header.php on line 48

Warning: fread() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 48

Warning: fclose() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 49

Warning: fopen(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 54

Warning: flock() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 56

Warning: fclose() expects parameter 1 to be resource, boolean given in /home/jp321/public_html/header.php on line 63
コンバイン - ヤンマー株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> ヤンマー株式会社

発明の名称 コンバイン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75008(P2007−75008A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−267488(P2005−267488)
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
代理人 【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎
発明者 山中 俊雄 / 上久保 宏治
要約 課題

スクレーパーによるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めたコンバインを提供すること。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
脱穀・選別時に発生する塵等を吸引して機外に排出する排塵ファンを具備すると共に、
排塵ファンは、一対の支持壁間にファン軸を横架し、同ファン軸に一対の円板状のフィン支持体を同軸的に対向させて取り付け、両フィン支持体の周縁部間に帯状のフィンを円周方向に間隔を開けて多数架設して構成したコンバインにおいて、
一対の支持壁に、外側方へ段付き凸状に膨出する膨出部を形成し、両膨出部間にファン軸を横架すると共に、各フィンの両側端部の外側部に形成した段付き凹部を、両膨出部の内側周縁部に形成した段付き凸部に符合させて近接配置して、各フィンの両側端を両膨出部の内側空間内に配置したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
フィン支持体の周縁端面は、膨出部の内周面に近接状態にて対面させたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
フィン支持体の外側面周縁部は、膨出部の周縁に位置する支持壁の内側面に近接状態にて対面させたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関し、特に、排塵効率を高めた排塵ファンを備えたコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
コンバインは、脱穀等を行う際に発生する塵、藁等を機外に排出するための排塵ファンを備えている。従来の排塵ファンは、一般に、回転駆動されるファン軸と、このファン軸に平行に延設されファン軸の回転によりファン軸周りに回転し、塵、藁等を機外に排出する気流を発生する、ファン軸から等距離に複数配設されたフィンと、ファン軸の端部を回転自在に支持すると共にフィンを両側から挟むようにして対向配置され、かかる気流の経路を形成する一対の側壁とを有しているとともに、フィンの端部と側壁の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸に巻き付いてその回転を阻害することを防止するために、側壁の内側において、側壁の内面とフィンの端部とのギャップを塞ぐように配設された、スクレーパーを有している(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平10−14384号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、スクレーパーを設けると、これがデッドスペースとなって、排塵ファンの出力が低下し、十分な風力が引き出せなくなることがあるという不具合がある。排塵ファンによる塵、藁等の機外への排出が不十分であると、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じたり、コンバインの作業機能が低下したりするため、ユーザーによる使用感や信頼を低下させるという問題もある。
本発明は、スクレーパーによるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めたコンバインを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明では、脱穀・選別時に発生する塵等を吸引して機外に排出する排塵ファンを具備すると共に、排塵ファンは、一対の支持壁間にファン軸を横架し、同ファン軸に一対の円板状のフィン支持体を同軸的に対向させて取り付け、両フィン支持体の周縁部間に帯状のフィンを円周方向に間隔を開けて多数架設して構成したコンバインにおいて、一対の支持壁に、外側方へ段付き凸状に膨出する膨出部を形成し、両膨出部間にファン軸を横架すると共に、各フィンの両側端部の外側部に形成した段付き凹部を、両膨出部の内側周縁部に形成した段付き凸部に符合させて近接配置して、各フィンの両側端を両膨出部の内側空間内に配置した構成とした。
【0006】
また、フィン支持体の周縁端面は、膨出部の内周面に近接状態にて対面させた構成とした。
【0007】
また、フィン支持体の外側面周縁部は、膨出部の周縁に位置する支持壁の内側面に近接状態にて対面させた構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フィンの段付き凹部と、支持壁における両膨出部の段付き凹部との作用により、スクレーパーを配設することなく、フィンの端部と側壁の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸に巻き付いてその回転を阻害することを防止でき、したがってスクレーパーが不要となり、スクレーパーによるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めるとともに、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じず、コンバインの作業機能が低下することもなく、ユーザーによる使用感や信頼の高いコンバインを提供することができる。
【0009】
また、フィンの段付き凹部と、支持壁における両膨出部の段付き凹部との作用に加え、フィン支持体の周縁端面と膨出部の内周面との作用、または、フィン支持体の外側面周縁部と支持壁における膨出部の周縁に位置する支持壁の内側面との作用により、スクレーパーを配設することなく、フィンの端部と側壁の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸に巻き付いてその回転を阻害することをさらに良好に防止でき、スクレーパーによるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めるとともに、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じず、コンバインの作業機能が低下することもなく、ユーザーによる使用感や信頼のさらに高いコンバインを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1に本発明を適用したコンバインを示す。図1に示したコンバインの全体構成について説明すると、クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を載置し、機体フレーム2前端に引起し・刈取装置Aを昇降可能に配設し、引起し・刈取装置Aは前端に分草板3を突出して穀稈を分草し、その後部に引起しケース4を立設して引起しケース4より突出したタインの回転により穀稈を引き起こして、分草板3後部に配設した刈刃5にて株元を刈り取り、上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置6にて後部へ搬送し、この縦搬送装置6の上端から株元がフィードチェーン7に受け継がれて脱穀装置B内に穀稈を搬送し、フィードチェーン7後端には排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16後部下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送されてきた排藁を切断して圃場に放出している。
【0011】
脱穀装置Bの側部には選別後の精粒を貯留するグレンタンク12が配設され、グレンタンク12前部には運転部19が配設されている。
脱穀装置B下方には揺動選別装置Cが配設され、また脱穀装置Bの後部には排塵ファンとしての排風ファン30が配設されている。
【0012】
図2に示すように、脱穀装置Bは、扱胴20と送塵口処理胴21が前後方向に横架され、扱胴20周囲に扱刃20a・20a・・・が植設され、扱胴20下部周囲にはクリンプ網31を設けて籾や小さな藁くず等のみが漏下するようにしている。送塵口処理胴21は、扱胴20後部のグレンタンク12側に扱胴20と平行に横架しており、扱胴20で処理できなかった枝梗付着粒等を処理して未処理物を後方に搬送して機外へ排出している。
【0013】
図3に示すスケルトン図を用いて駆動構成を説明する。エンジンEの左右方向に出力軸260を突出し、出力軸260の一端をギアケース259に入力して、ギアケース259よりプーリー、ベルトを介してミッションケースに動力を伝えて走行装置を駆動し、また、ギアケース259内の作業クラッチを介して、機体前部に配設した引起し、刈取装置Aに動力を伝達すると同時に、脱穀装置Bや揺動選別装置Cや排藁処理装置等を駆動する。ギアケース259から後方へ突出した出力軸よりプーリー、ベルトを介して送塵口処理胴21、及び扱胴20を駆動している。
【0014】
ギアケース259より側方に駆動軸261を突出し、駆動軸261の端部を機体の左側部に配する動力伝達部に入力して、プーリー、ベルトを介して後方に伝達している唐箕35、一番コンベア22に動力を伝達するようにしている。一番コンベア22のコンベア軸273には、プーリー269とは別に第二プーリー274を嵌合しており、第二プーリー274にベルトを巻回して、二番コンベア23、揺動選別装置Cの揺動本体51や排出用の排風ファン30や排藁カッター装置17を駆動し、更に後方の機体後部に配設する結束装置に動力を伝達することもできる。一番コンベア22の他側にベベルギアを介して揚穀コンベア13を駆動しており、一番コンベア22によって搬送された籾は揚穀コンベア13を介してグレンタンク12に搬送している。二番コンベア23の他端部に、ベベルギアを介して還元コンベア69を駆動し、還元コンベア69の他端の排出口は揺動選別装置Cのクリンプ網31の前部に臨ませて配置し、二番物を還元して、再度選別を行うようにしている。
【0015】
一方、エンジンEの右側に突出する出力軸260より、プーリーやベルトや連動軸やベベルギアを介して排出コンベア263に動力を伝達し、更に、縦コンベア264、排出オーガ265を駆動できる構成として、グレンタンク12内に貯留した籾を排出可能としている。
【0016】
図4、図5を用いて扱胴20の支持構成について説明する。扱胴20の前部には、扱胴20の駆動軸136に動力を伝達する駆動ケース133を配設している。扱胴20の前部には傾斜部20bを形設して、穀稈を半径方向外側に案内している。駆動ケース133の後面には正面視中空状のガイド板134を固設し、ガイド板134を駆動軸136と同一軸芯上に配設しており、フィードチェーン7により搬送されてくる穀稈を駆動ケース133の下部に案内して、ガイド板134より扱胴20の傾斜部20bに沿って搬送し、扱胴20と支持枠に固定されているクリンプ網31との間を通過するように案内し、扱刃20a・20a・・・を用いて脱穀を行っている。ガイド板134の下部には補強板137を固設して、扱胴20に案内される穀稈の当接により磨耗されるガイド板134を保護して、補強板137が磨耗するようにして、補強板137を交換すればよいようにしている。
【0017】
図2に示した揺動選別装置Cは揺動本体51による比重選別と唐箕35による風選別により一番物と二番物と藁くず等に選別を行うものであり、揺動本体51を合成樹脂により構成して軽量化を図り、短時間で容易に製作できるようにしている。揺動本体51の前端部を扱胴20の前端下方に配置し、揺動本体51の後端を送塵口処理胴21の後部下方まで延出している。揺動本体51の前下部に枢支軸52を設けて後部をクランク軸53に枢支して、クランク軸53の回動により揺動するように構成されている。合成樹脂を用いて一体成形した前記揺動本体51は、前部にはグレンパン58を形設し、その後下部を一段下げて底部59を成形し、底部59の前部に選別風導入口60を開口し、底部59の後部より後方を下方に膨出して膨出部61を成形し、膨出部61には落下口67・68を前後に開口して、射出成形時に型を抜くことができるようにしている。
【0018】
グレンパン58の上面にラック56を載置し、選別風導入口60から導入されるプレファン41からの風をラック56と底部59との間を通り、チャフ部55上に搬送される籾を風で選別するようにしている。ラック56の後部にフルイ線70を後方へ突出して配置し、その後下部に複数のチャフフィン54・54・・・を横設するチャフ部55を配設し、チャフ部55下部位置においてグレンシーブ57を配設している。
【0019】
揺動選別装置Cの風選別を行う唐箕35は、揺動本体51の前部下方すなわち選別風導入口60とグレンシーブ57始端部の間位置下方に配設し、唐箕35の後方に順に、精粒を搬送する一番コンベア22、二番物を搬送する二番コンベア23とを配設している。唐箕35の前部には揺動本体51の選別風導入口60に送風するプレファン41を配設している。
【0020】
揺動選別装置Cにて選別された後の一番物は一番コンベア22の流穀板28上に落ちて、揚穀コンベア13を介して脱穀装置B側方に配置したグレンタンク12に貯留され、二番物は二番コンベア23の流穀板29上に落ちて、図示せぬ二番還元コンベアによって揺動選別装置Cの上方に配設するクリンプ網31の前部へ還元されて再度選別され、塵埃等は排風ファン30によって吸引されて後方より排出される。
【0021】
排風ファン30はカバー403に被装され、揺動本体51の後部上方位置に横設するフレーム402に支持され、藁屑を吸引した排風を後方に送風し、ガイドプレート401に沿って排藁カッター装置17を配設する排藁処理室内に排藁を搬送している。よって排風ファン30は、脱穀・選別時に発生する塵等を吸引して機外に排出する機能を有する。
【0022】
図6、図7を用いて排風ファン30について説明する。排風ファン30を構成するそれぞれの部品は合成樹脂によって構成され軽量化を図っており、図に示すように、複数のフィン436・436・・・と、フィン436・436・・・の左右両端及び中央部を支持する円板状の支持板438・438・438、438’・438’と、支持板438の間隔を保持しファン軸437に嵌合するガイド筒439・439と、一側の支持板438の側部に配設して各フィン436を係合して固定する固定板440とを有している。
【0023】
支持板438,438’は円板状に形設し、その周縁部の同一半径上にフィン436の断面形状に合わせたフィン孔438a・438a・・・(図7において支持板438に形成したフィン孔438aのみを図示。支持板438’に形成した図示しないフィン孔もフィン孔438aと同様に開口している。)を略半径方向に延在するよう、かつ円周方向に間隔を開けて多数開口している。支持板438・438・438はファン軸437に同軸的に取り付けられている。一対のフィン支持体としての支持板438’はファン軸437に同軸的に対向させて取り付けられている。よってフィン436・436・・・は、支持板438’の円周部間において、円周方向に間隔を開けて多数架設されている。
【0024】
支持板438の中央部にはファン軸437を嵌合するボス部438bを形設し、断面形状を多角形状(本実施例においては六角形)にしてファン軸437を挿入している。支持板438’の中央部にはファン軸437を遊嵌する不図示の孔を形設し、ファン軸437を挿入している。ボス部438bの端部にはガイド筒439を嵌合する嵌合部438cを形設している。左側に配設する支持板438の側面には後述する固定板440を所定の角度位置に固定する為の孔438e・438eを開口し、中央に配設する支持板438のボス部438bには両側に嵌合部438cを形設している。
【0025】
支持板438のボス部438bにファン軸437が挿入され、排風ファン30の左右側面を被装する一対の支持壁としてのガイド体442、442に、ファン軸437の両端部を回転自在に支持する軸受443、443が固設されている。ファン軸437は、軸受443、443介して、ガイド体442に横架した状態で回動自在に枢支されている。各ガイド体442は、互いに離れる向きすなわち外側方に、段付き凸状に膨出する膨出部442aを有している。各支持板438’は、各ガイド体442の膨出部442a以外の部分とほぼ面一になるように配設されており、各軸受443は、両膨出部442aの内側空間444内に位置している。これによりファン軸437は、両膨出部442a間に横架されている。
【0026】
フィン436・436・・・は側面断面視略三日月状に形設した帯状の板体であり、フィン436の長手方向の一端に抜け止め用の頭部436aを形設し、フィン436の他側の中心側には溝部436bを形設しており、固定板440の凸部440bと係合可能としている。固定板440は側面視歯車状に構成しており、外周上にフィン436・436・・・と位置を合わせて同数個の凸部440b・440b・・・を形設し溝部436bに係合するようにし、側面に螺合孔440a・440aを開口し、中央部にボス部438bの外周面に遊嵌する孔を開口している。また、ガイド筒439は筒状に形設し、その両端が左右のボス部438bの嵌合部438cに嵌合可能に形設している。
【0027】
フィン436・436・・・は、両側端部の外側部に段付き凹部436cを形成されている。段付き凹部436cは、両膨出部442aの内側周縁部に形成された段付き凸部442bに符合させて近接配置されている。支持板438’は、フィン436・436・・・の、段付き凹部436cの先端側位置を支持している。よってフィン436・436・・・の、支持板438’によって支持された位置よりも先端側の部分すなわち両側端は、両膨出部442aの内側空間444内に配置されるようになっている。
【0028】
これにより、フィン436・436・・・の各段付き凹部436cと、ガイド体442における両膨出部442aの段付き凸部442bとの作用により、従来設けられていたスクレーパーのような部材を配設することなく、フィン436・436・・・の端部とガイド体442の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸437に巻き付いてその回転を阻害することを防止でき、スクレーパー等の部材によるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めるとともに、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じず、コンバインの作業機能が低下することもなく、ユーザーによる使用感や信頼の高いコンバインが提供される。
【0029】
図8に示すように、各支持板438’の周縁端面は、各膨出部442aの内周面に近接状態にて対面するように配設される。これにより、フィン436・436・・・の各段付き凹部436cと、ガイド体442における両膨出部442aの段付き凸部442bとの作用に加え、各支持板438’の周縁端面と、各膨出部442aの内周面との作用により、従来設けられていたスクレーパーのような部材を配設することなく、フィン436・436・・・の端部とガイド体442の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸437に巻き付いてその回転を阻害することをさらに良好に防止でき、スクレーパー等の部材によるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めるとともに、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じず、コンバインの作業機能が低下することもなく、ユーザーによる使用感や信頼のさらに高いコンバインが提供される。
【0030】
図9に示すように、図8に示した構成に代えて、各支持板438’の外側面周縁部を、各膨出部442aの周縁に位置するガイド体442の内側面に近接状態にて対面するように配設してもよい。これにより、フィン436・436・・・の各段付き凹部436cと、ガイド体442における両膨出部442aの段付き凸部442bとの作用に加え、各支持板438’の外側面周縁部と、各膨出部442aの周縁に位置するガイド体442の内側面との作用により、従来設けられていたスクレーパーのような部材を配設することなく、フィン436・436・・・の端部とガイド体442の内面との間から藁等が進入し、これがファン軸437に巻き付いてその回転を阻害することをさらに良好に防止でき、スクレーパー等の部材によるデッドスペースを解消し、排塵効率を高めるとともに、コンバインのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じず、コンバインの作業機能が低下することもなく、ユーザーによる使用感や信頼のさらに高いコンバインが提供される。
【0031】
このように構成して、合成樹脂にて成形した各部材を組み立てるには、支持板438・438・438のボス部438b・438bの間にガイド筒439を挟装し、一側(本実施例においては右側)の支持板438の各フィン孔438aより各フィン436を挿入し、中央及び左側の支持板438・438のフィン孔438a、さらに左側の支持体438’のフィン孔へと順に挿入し嵌合する。このとき図7にて実線で示す如く、左側の支持板438の内側のボス部438bに嵌合した固定板440の凸部440bと凸部440bの間の凹部がフィン孔438aに位置し、フィン436は支持板438のフィン孔438aに挿入可能としている。
【0032】
フィン436の頭部436aを右支持板438の側面に当接する位置まで挿入すると、フィン436の溝部436bが固定板440の外周位置と一致し、ここで、固定板440を回動して、図7にて二点鎖線で示す如く、凸部440bが溝部436bに係合してフィン436が左右方向に抜けないようにして、固定板440の螺合孔440aと支持板438の孔438eの軸芯を合わせてボルト・ナットを用いて螺合固定するとともに、右側の支持体438’を嵌合して、排風ファン30を簡単に組み立てられるのである。
【0033】
以上本発明を説明したが、本発明にかかるコンバインを構成する、排塵ファン、コンバイン本体等については前述した形態の各要素に限らず任意に変更可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明を適用したコンバインの全体側面図である。
【図2】脱穀・選別装置側断面図である。
【図3】脱穀、搖動選別装置への動力伝達構成を示すスケルトン図である。
【図4】脱穀装置の前部を示す正面図である。
【図5】唐蓑の支持機構を示す部分側面図である。
【図6】排塵ファンの正断面図である。
【図7】排塵ファンの側断面図である。
【図8】排塵ファンの要部の拡大図を示す側断面図である。
【図9】排塵ファンの別の構成例の要部の拡大図を示す側断面図である。
【符号の説明】
【0035】
30 排塵ファン
436 フィン
436c 段付き凹部
437 ファン軸
438’ フィン支持体
442 支持壁
442a 膨出部
442c 段付き凸部
444 膨出部の内側空間




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013