米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 井関農機株式会社

発明の名称 野菜苗移植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−29060(P2007−29060A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−221126(P2005−221126)
出願日 平成17年7月29日(2005.7.29)
代理人 【識別番号】100077779
【弁理士】
【氏名又は名称】牧 哲郎
発明者 木下 栄一郎 / 勝野 志郎 / 村並 昌実 / 大久保 嘉彦 / 黒瀬 英明 / 土井 宏貴 / 山根 暢宏 / 安田 賢治
要約 課題
オペレータの負担増加を招くことなく、簡易な構成で安定して畝溝内植付けが可能となる苗移植機を提供することにある。

解決手段
野菜苗移植機1は、圃場に形成された畝溝B,B内を走行する左右の走行部2,3により畝Tを跨いで支持された機体1fと、この機体に搭載されて野菜苗を圃場に植付ける植付装置5とから構成され、上記植付装置5には、圃場の植付面に対して上下動作することにより野菜苗を圃場に植付ける植付口15を設け、この植付口15を上記走行部2,3の後方に配置したものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
圃場に形成された畝溝内を走行する左右の走行部により畝を跨いで支持された機体と、この機体に搭載されて野菜苗を圃場に植付ける植付装置とからなる野菜苗移植機において、上記植付装置には、圃場の植付面に対して上下動作することにより野菜苗を圃場に植付ける植付口を設け、この植付口を上記走行部の後方に配置したことを特徴とする野菜苗移植機。
【請求項2】
前記機体の後部には、オペレータが機体を操作するためのレバーハンドルを延設し、このレバーハンドルは、平面視で左右の走行部の中央線上に配置したことを特徴とする請求項1記載の野菜苗移植機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オペレータが供給する野菜苗を圃場に植付ける植付装置を備えた野菜苗移植機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
圃場に形成された畝の頂部に野菜苗を植付ける場合は、左右の走行部が畝溝内を走行する機体に上下動作可能に取付けた植付装置により、畝に沿って安定して野菜苗を植付けすることができる。
その逆に、畝溝内に植付けを要するラッキョウ種等を植付けする場合にあっては、植付装置を低位保持可能に設けた特許文献1に示す苗移植機により、走行部が畝の頂部を走行することにより、畝溝内に野菜苗を植えつけすることができる。
【特許文献1】特開平7−284307号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記苗移植機は、走行部が畝の頂部を走行することから、畝溝内走行の場合より進行方向が不安定となり、オペレータの操作負荷の増加を招くこととなり、この操作負荷の軽減のために走行部の方向修正制御をするためには、走行駆動部の複雑化を余儀なくされるという問題を内包している。
【0004】
本発明の目的は、オペレータの負担増加を招くことなく、簡易な構成で安定して畝溝内植付けが可能となる苗移植機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、圃場に形成された畝溝内を走行する左右の走行部により畝を跨いで支持された機体と、この機体に搭載されて野菜苗を圃場に植付ける植付装置とからなる野菜苗移植機において、上記植付装置には、圃場の植付面に対して上下動作することにより野菜苗を圃場に植付ける植付口を設け、この植付口を上記走行部の後方に配置したことを特徴とする。上記植付装置の植付口により、走行部の後方に野菜苗が植付けられる。
【0006】
請求項2に係る発明は、前記機体の後部には、オペレータが機体を操作するためのレバーハンドルを延設し、このレバーハンドルは、平面視で左右の走行部の中央線上に配置したことを特徴とする。上記野菜苗移植機の機体は、中央配置のレバーハンドルによって左右がバランス配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の野菜苗移植機は、以下の効果を奏する。
請求項1の構成の植付装置の植付口により、走行部の後方に野菜苗が植付けられることから、簡易な構成の野菜苗移植機は、オペレータの操作負荷の増加を要することなく、左右の走行部により畝を跨いで畝溝内を安定して走行しつつ、畝溝内に野菜苗を植付けすることができる。
【0008】
請求項2の構成により、上記野菜苗移植機の機体は、中央配置のレバーハンドルによって左右がバランス配置される。したがって、左右の植付け位置の中央位置でオペレータの安定歩行が可能となるとともに、中央配置のレバーハンドルにより機体の安定操作が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、以下に図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明の野菜苗移植機の構成例の側面図及び平面図である。
野菜苗移植機1は、トレッド調節可能な左右の走行部である前輪2、2,後輪3、3によって機体フレーム1fを支持して走行可能な機体を構成し、その機体フレーム1fに苗供給装置4と植付装置5とからなる植付部を搭載して構成される。
【0010】
詳細には、機体フレーム1fは、エンジン6と一体のミッションケース7からその後方に次第に立上がるように設けた1本のセンタービームによって構成し、その後端部には左右のレバーハンドル8,8を設ける。左右の後輪3、3は、ミッションケース7の外側方に延びる左右の後輪伝動軸11,11からチェーン伝動機構等による伝動部12,12を介して駆動力を受けるとともに、それぞれ後輪伝動軸11,11について回動可能に取付けた伝動部12,12の伝動ケース12c、12cにより機体フレーム1fに対して高さ位置を調節可能に軸支する。
【0011】
植付部の苗供給装置4は、受けた苗を排出するための開閉可能な底蓋を備えた多数の苗カップ13…と、この苗カップ13…を保持しつつ順次周回移送する周回機構14とによって構成する。この周回機構14は、歩行オペレータが苗を苗カップ13…に苗を投入するために平面視で機体幅方向に長く、左右の後輪3、3の外側に隣接する畝溝Bに及ぶ長円形状に形成する。植付装置5は、苗供給装置4の周回機構14の下方で苗カップ13から受けた苗を土壌中に植付ける植付口15を嘴状の植付爪15a,15aによって開閉可能に構成し、この植付口15を土壌中に突き刺しつつ前後に開くように同期して上下動作可能にリンク機構16によって支持する。
【0012】
植付口15の位置は、左右の後輪3、3の後方近傍に配置し、そのリンク機構16は、前輪2,2および後輪3,3が転動走行する走行面に植付けする上下ストロークを設定する。また、機体フレーム1fには、後輪3,3が転動走行する走行面の高さ位置を検出するロッド状の高さセンサ17を後輪3の内側位置に畝Tののり面と接する位置に取付ける。この高さセンサ17により、前輪2,2および後輪3,3が畝溝B,B内を走行する際に、畝Tを跨ぐ機体フレーム1fの高さを一定に維持するべく調節して植付口15による植付け深さを一定に確保する。
【0013】
上記構成の野菜苗移植機1は、左右の後輪3、3の後方近傍に配置した植付装置5の植付口15によって畝溝B内に野菜苗が植付けられる。したがって、野菜苗移植機1は、図3の背面図に示すように、左右の前輪2,2および後輪3、3により畝Tを跨いで左右の畝溝B,B内を安定して走行しつつ、同畝溝B,B内に野菜苗Sを植付けすることができる。
【0014】
次に、2条の畝を跨いで植付け走行する場合について説明する。以下において、前記同様の部材はその符号を付すことにより説明を省略する。
野菜苗移植機21は、その平面図および背面図を図4、図5にそれぞれ示すように、2条の畝T,Tを跨いで植付け走行する場合において、高さセンサ22を平面視で機体中央線C上に配置し、跨いだ2条の畝T,T間の畝溝Bについて高さを検出する。この高さセンサ22は、畝溝Bの左右ののり面と当接するとともに、中央に切欠22aを形成して左右対称の門型に構成する。切欠22aの切欠き幅は、ラッキョウ種等の植付け物Sの幅寸法より大きく形成する。このように高さセンサ22を構成することにより、畝溝B内の植付け物Sを踏むことなく、高さ検出が可能となる。
【0015】
この場合において、機体後部のレバーハンドル8,8は、平面視で左右の前後輪2,3による走行部の中央線C上に配置する。このようにレバーハンドル8,8を中央配置に構成することにより、左右の植付口15,15による植付け位置の中央位置でオペレータWの安定歩行が可能となるとともに、中央配置のレバーハンドル8,8により機体の安定操作が可能となる。
【0016】
植付け物Sを傾斜姿勢で植付けする場合には、図6の背面図および図7の拡大斜視図に示すように、植付口23の下端側が横方向(機体幅方向)に曲がるように傾斜し、嘴状の植付爪23a,23aが前後方向(走行方向)に開閉可能に構成する。このように横向きの植付口23によって植付けすることにより、ラッキョウ種等の植付け物Sを傾斜姿勢で植付けすることが可能なる。
【0017】
次に、隣接の二つの畝溝について同時に植付けする構成の野菜苗移植機について説明する。
野菜苗移植機31は、畝断面によって位置関係を表わした平面図を図8に示すように、左右それぞれに苗供給装置32と植付装置33を左右対称に設け、植付装置33,33のそれぞれの植付口33a,33aを、後輪3,3に近接してその後方位置に配置する。
上記構成の野菜苗移植機31は、左右の歩行オペレータW,Wが両サイドの畝T,Tの位置から苗供給装置32,32に対して苗を投入することにより、サトウキビ等の側枝苗の2列同時の安定植付けが可能となる。
【0018】
また、機体前部には、畝Tの両側ののり面のを転動可能に左右のガイドローラ34,34を傾斜して取付け、後輪3,3の上方には幅広の苗枠35を設け、エンジン6、機体フレーム1f等を含め、機体の左右をバランスよく対称形に構成することにより、機体の安定走行とともに、より安定した機体操作が可能となる。
【0019】
なお、上述の野菜苗移植機における左右の走行部は、機体を走行支持するクローラによっても同様の作用効果を奏することが明らかであることからその説明を省略する。同様にして、上述の野菜苗移植機は、前輪を省略して簡易に構成し、さらに、オペレータの座席を備える乗用型に構成した場合にも適用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】野菜苗移植機の構成例を示す側面図である。
【図2】図1の野菜苗移植機の平面図である。
【図3】図1の野菜苗移植機の植付状態を示す背面図である。
【図4】2条跨ぎの野菜苗移植機の平面図である。
【図5】図4の野菜苗移植機の背面図である。
【図6】傾斜植付口を有する野菜苗移植機の背面図である。
【図7】図6の傾斜植付口の拡大斜視図である。
【図8】畝断面によって位置関係を表わした野菜苗移植機の平面図である。
【符号の説明】
【0021】
1 野菜苗移植機
1f 機体フレーム
2 前輪(走行部)
3 後輪(走行部)
4 苗供給装置(植付部)
5 植付装置(植付部)
7 ミッションケース
8 レバーハンドル
11 後輪伝動軸
12c 伝動ケース
15 植付口
15a 植付爪
21 野菜苗移植機
B 畝溝
S 野菜苗
T 畝
W オペレータ




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013