米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 井関農機株式会社

発明の名称 コンバイン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−29005(P2007−29005A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−217620(P2005−217620)
出願日 平成17年7月27日(2005.7.27)
代理人
発明者 里路 久幸 / 岩本 浩 / 五島 一実 / 上本 壹章 / 土居原 純二
要約 課題
走行用のミッションケースの走行車速を変速する油圧式無段装置を、ミッションケースの上側へ設けていることにより、ミッションケースの取付け位置の回動により、取付け位置がずれることがあり、この取付位置のずれを防止しようとするものである。

解決手段
走行用のミッションケースはは、このミッションケースの装着ボルト孔3dが長孔であることにより、過負荷が発生すると前方、又は後方へ回動による位置ずれをすることがある。この位置ずれをを防止する隙間調整装置7を、ミッションケース3と後側へ設けている脱穀機6との間へ設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車台(2)の前端部に装架した走行用のミッションケース(3)と、前方部に穀稈を刈取移送する刈取機(5)と、上側面へ穀稈を受けて脱穀する脱穀機(6)とを設けると共に、ミッションケース(3)へ油圧式無段変速装置(4)等とを設けた構成において、前記ミッションケース(3)の装着位置の回動による位置ずれを防止する隙間調整装置(7)をミッションケース(3)と脱穀機(6)との間へ設けたことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
前記隙間調整装置(7)を走行車台(2)とミッションケース(3)との間へ設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記走行車台(2)とミッションケース(3)との連結部近傍に隙間調整装置(7)を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
走行車台の前端部へ設けた走行用のミッションケースの装着位置の回動による位置ずれを防止する隙間調整装置を設けた構成であり、コンバインのミッションケース取付装置として利用できる。
【背景技術】
【0002】
コンバインで立毛穀稈を収穫作業するときには、圃場の乾湿状態、又は穀稈の倒伏状態、及び作柄等により、走行車速を変更操作するものである。
収穫作業中に走行車速を変更制御するために、特開2002−315422号公報で示すように、走行車台上へ載置したエンジンより前方に、走行ミッション装置を内装したミッションケースに設けている。このミッションケースの上部には、エンジンに近い側に油圧式無段変速装置を設け、エンジンから遠い側へ刈取懸架台を設けている。この油圧式無段変速装置の操作により、走行車速を変更制御しているが、ミッションケースの取付位置の回動により、取付位置がずれることがあり、この取付位置のずれを防止する装置等は設けていない構成である。
【特許文献1】特開2002−315422号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ミッションケースの取付けを容易にするために、取付部の取付用孔を余裕のある大きな孔にするか、又は、長孔にして、ボルト等によって装着していることにより、走行に過負荷が掛ると、この締付ボルト部が、走行車軸を回動中心として、ずれることが発生し、このずれにより、ミッションケースの上側へ設けた油圧式無段変速装置と、この油圧式無段変速装置に設けたトラニオンアームとが同時にずれが発生し、このトラニオンアームへ装着する主変速レバーのニュートラル位置が変ることが発生していたが、この発明により、この問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述のような課題を解決するために、この発明は、次のような技術手段を講じる。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の前端部に装架した走行用のミッションケース(3)と、前方部に穀稈を刈取移送する刈取機(5)と、上側面へ穀稈を受けて脱穀する脱穀機(6)とを設けると共に、ミッションケース(3)へ油圧式無段変速装置(4)等とを設けた構成において、前記ミッションケース(3)の装着位置の回動による位置ずれを防止する隙間調整装置(7)をミッションケース(3)と脱穀機(6)との間へ設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
【0005】
コンバインで立毛穀稈を収穫作業するときには、圃場の乾湿状態、又は穀稈の倒伏状態、及び作柄等により、走行車速を変更操作する。
前記コンバインの走行車台(2)には、前端部に装架して走行用のミッションケース(3)を設け、又、前方部に穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取機(5)を設け、更に上側面に刈取り穀稈を引継ぎして、挟持移送しながら脱穀する脱穀機(6)を載置していると共に、ミッションケース(3)には、油圧式無段変速装置(4)を設けている。
【0006】
前記ミッションケース(3)へ軸支して左右両側へ突出させて設けた走行車軸へ設けた走行装置へ過負荷が掛ると、このミッションケース(3)の装着位置の回動により、位置ずれが発生することがあったが、これを防止するために、該ミッションケース(3)と脱穀機(6)との間へ隙間調整装置(7)を設けて、位置ずれを防止している。
【0007】
請求項2に記載の発明においては、前記隙間調整装置(7)を走行車台(2)とミッションケース(3)との間へ設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインとしたものである。
【0008】
前記ミッションケース(3)へ走行時に過負荷が掛ると、このミッションケース(3)の装着位置の回動により、位置ずれが発生することがあったが、これを防止するために、走行車台(2)とミッションケース(3)との間へ隙間調整装置(7)を設けて、位置ずれを防止している。
【0009】
請求項3に記載の発明においては、前記走行車台(2)とミッションケース(3)との連結部近傍に隙間調整装置(7)を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインとしたものである。
【0010】
前記ミッションケース(3)へ走行時に過負荷が掛ると、このミッションケース(3)の装着位置の回動により、位置ずれが発生することがあったが、これを防止するために、走行車台(2)とミッションケース(3)との連結部近傍に隙間調整装置(7)を設けて、位置ずれを防止している。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の前端部へ走行用のミッションケース(3)と、前方部へ刈取機(5)と、上側面へ脱穀機(6)を設けている。又、ミッションケース(3)へ油圧式無段変速装置(4)を設けている。更に、ミッションケース(3)の装置位置の回動による位置ずれを防止する隙間調整装置(7)を、ミッションケース(3)と脱穀機(6)との間へ設けたことにより、この隙間調整装置(7)の調整ボルト(ジャッキボルト)の調整より、取付け用のボルトとミッションケース(3)の取付用の孔との隙間をなくすべく調整することができ、このミッションケース(3)の回動が防止できる。又、このミッションケース(3)の取付用の孔を、取付用のボルト径より、大きくすることができ、このために、走行車台(2)の加工精度のばらつきを吸収することができて、組立性の向上を図ることができる。
【0012】
請求項2に記載の発明においては、前記隙間調整装置(7)を、走行車台(2)と、ミッションケース(3)との間へ設けたことにより、この隙間調整装置(7)の調整ボルト(ジャッキボルト)の調整により、取付用のボルトとミッションケース(3)の取付用の孔との隙間をなくすべく調整することで、このミッションケース(3)の回動が防止できる。又、このミッションケース(3)の取付用孔を、締付用ボルト径より大きくすることができ、このために、走行車台(2)の加工精度のばらつきを吸収することができて、組立性の向上を図ることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明においては、前記走行車台(2)とミッションケース(3)との連結部近傍に隙間調整装置(7)を設けたことにより、走行車台(2)とミッションケース(3)との連結作業時に、隙間調整装置(7)の調整を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前端部には、走行用のミッションケース3と、前方部に穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取機5と、上側面に刈取り穀稈を受けて脱穀する脱穀機6を設けている。又、ミッションケース3の上側に走行車速を変更する油圧式無段変速装置4を設けている。更に、ミッションケース3の取付部に長孔を設け、この長孔部をボルト、及びナット等により、装着した構成であり、このミッションケース3の装着位置の回動により、位置ずれが発生することがあるが、この位置ずれを防止する隙間調整装置7を、ミッションケース3と脱穀機6との間に設けた構成である。これらミッションケース3と、油圧無断変速装置4と、隙間調整装置7等を主に図示して説明する。
【0015】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図2で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ8aを張設した走行装置8を配設し、走行車台2の上側面に脱穀機6を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機5で立毛穀稈を刈取りして、後方上部へ移送し、脱穀機6のフィードチェン9aと、挟持杆9bとで引継いで挟持移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、脱穀機6の右横側に配設した穀粒貯留タンク9c内へ供給され、一時貯留される。
【0016】
前記走行車台2の前方部には、図2で示すように、立毛穀稈を分離するナローガイド10a、及び各分草体10bと、立毛穀稈を引起す各引起装置10cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置11の各掻込装置11aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置10dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機6のフィードチェン9aと、挟持杆9bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置11の根元・穂先移送装置11b・11c等からなる刈取機5を設けている。該刈取機5は、油圧駆動による伸縮シリンダ12により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0017】
前記刈取機5の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆13aの上端部に設ける支持パイプ杆13bをミッションケース3の上側面に設けた支持受台5bで回動自在に支持させている。伸縮シリンダ12を作動させると支持杆13aと共に、刈取機5が上下に回動する構成である。
【0018】
前記穀稈掻込移送装置11によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機6へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ5aを設けた構成である。
【0019】
前記穀粒貯留タンク8d側の前部には、図2で示すように、コンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置12bと操縦席12cとを設け、この操縦席12cの下側にエンジン12aを載置すると共に、後方部に穀粒貯留タンク9cを配設する。
【0020】
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース3内の伝動機構3aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ3bを設けた構成である。
【0021】
前記ミッションケース3の後方上部には、このミッションケース3の伝動機構3aを無段変速して走行車速を無段変速する油圧式無段変速装置4を図1、及び図7で示すように、設けている。この油圧式無段変速装置4は油圧ポンプ4aとトラニオン軸4bと、トラニオンアーム4cと油圧モータ4d等とよりなる構成である。
【0022】
又、前記ミッションケース3を装着する装着部3cの取付用孔は長孔3dを設け、この装着部3cを、図1で示すように、走行車台2前端部の前フレーム2aに左右方向に所定間隔で設けた取付板2b、2b間へ挿入し、この各取付板2bとミッションケース3の装着部3cの長孔3d部とを、ボルト、及びナット等で装着した構成である。
【0023】
前記ミッションケース3へ左右両側へ突出させて、各ホイルパイプ14bへ軸支して設けた走行車軸14には、前駆動スプロケット14aを設けると共に、後端部の後軸15に後スプロケット15aを軸支して設け、これら前・後スプロケット14a、15a間に複数の転輪15bを軸支し、これに走行装置8の走行クローラ8aを張設した構成である。
【0024】
前記走行装置8の走行クローラ8aへ走行中に過負荷が発生すると、ミッションケース3の装着位置が装着部3cの長孔3dにより、前方、又は後方へ回動移動されて、ミッションケース3が前後へ回動移動し、このミッションケース3の前後移動により、このミッションケース3へ装着した油圧式無段変速装置4も同時に、前方、又は後方へ回動移動する。これらミッションケース3と油圧無段変速装置4との装着位置の前後回動移動による位置ずれを防止する隙間調整装置7を、図1で示すように、ミッションケース3と脱穀機6との間へ設けた構成である。
【0025】
前記隙間調整装置7は、図1で示すように、脱穀機6の前側板6aの外側面に調整用受具7aを固着して設けると共に、この調整用受具7aに調整ボルト(ジャッキボルト)7bを挿入し、又、この調整ボルト7bを挿入した調整用受具7aの前後両側へ各ロックナット7cを螺合させている。この調整ボルト7bの頭部をミッションケース3へ当接させ、更に、このミッションケース3の長孔3dの一方側端の半円形部が、締付用のボルトの外径部へ当接状態になるように、調整ボルト7bへ螺合した各ロックナット7c、7cの調整用受具7aへ締付けする位置を調整して、調整ボルト7bの長さを調整し、ミッションケース3が前後への回動移動を停止させて、このミッションケース3の装着位置の回動による位置ずれを、隙間調整装置7の調整ボルト7bで防止する構成である。
【0026】
前記走行車台2の前端部へ走行用のミッションケース3と、前方部へ刈取機5と、上側面へ脱穀機6とを設けている。又、ミッションケース3へ油圧式無段変速装置4を設けている。更に、ミッションケース3の装置位置の回動による位置ずれを防止する隙間調整装置7を、ミッションケース3と脱穀機6との間へ設けた構成において、隙間調整装置7の調整ボルト(ジャッキボルト)7bの長さ調整により、取付用のボルトとミッションケース3の取付用の長孔3dの一方側端部の半円形状部との隙間をなくするように調整することができ、これにより、このミッションケース3の回動移動を防止できる。又、このミッションケース3の取付用の長孔3dの径を、締付用のボルト径より、大きくすることができるので、ミッションケース3の取付けに自由度ができて、走行車台2の加工精度のばらつきを吸収することができ、組立性の向上を図ることができる。
【0027】
前記隙間調整装置7は、図3〜図6で示すように、走行車台2とミッションケース3との間に設けた構成である。
前記隙間調整装置7は、図3〜図6で示すように、走行車台2の前フレーム2aへ固着して設けた取付板2cには、調整用受具7aを固着して設けると共に、この調整用受具7aに調整ボルト(ジャッキボルト)7bを挿入し、又、この調整ボルト7bを挿入した調整用受具7aの上下両側へロックナット7cを螺合している。この調整ボルト7bの頭部をミッションケース3へ当接させ、更に、このミッションケース3の長孔3dの一方側端の半円形部が、締付用のボルトの外形部へ当接状態になるように、調整ボルト7bへ螺合した各ナット7c、7cを調整用受具7aへ締付けする位置を調整して、調整ボルト7bの長さを調整し、ミッションケース3が前後への回動移動を停止させて、このミッションケース3の調整位置の回動による位置ずれを、隙間調整装置7の調整ボルト7bで防止する構成である。
【0028】
前記隙間調整装置7を、走行車台2とミッションケース3との間に設けたことにより、この隙間調整装置7の調整ボルト(ジャッキボルト)7bの長さ調整により、取付用のボルトとミッションケース3の取付用の長孔3dとの隙間をなくするように調整することで、これにより、このミッションケース3の回動が防止できる。又、このミッションケース3の取付用の長孔3dの径を、締付用のボルト径より、所定径大きくすることができるので、ミッションケース3の取付けに自由度ができて、走行車台2の加工精度のばらつきを吸収することができ、組立性の向上を図ることができる。
【0029】
前記走行車台2とミッションケース3との連結部近傍に隙間調整装置7を、図3及び図4で示すように設けた構成である。
前記走行車台2とミッションケース3との連結部近傍に隙間調整装置7を設けたことにより、走行車台2とミッションケース3との連結作業時に、隙間調整装置7の調整を容易に簡単に行うことができる。
【0030】
前記ミッションケース3の前部上側には、図4で示すように、刈取機5の昇降回動を支持する支持受台5bを設けた構成である。
これにより、前記刈取機5を装着するフレーム等が不用となるが、ミッションケース3に刈取機5の上下回動中心となる支持受台5bを装着したことで、刈取機5を上下移動時、又はこの刈取機5が圃場へ突込んだ時等は、ミッションケース3へ大きな力が作用し、このミッションケース3を前後に回動させる力が働くが、この力による前後移動を隙間調整装置7を設けたことで防止できる。
【0031】
前記走行車台2とミッションケース3の連結部と隙間調整装置7とは、図5及び図6で示すように、トラックローラフレーム2dと走行車台2とを連結するフレームフット2cの上部へ設けた前フレーム2aへ設けている。隙間調整装置7は、前フレーム2aへ設けた取付板2cへ隙間調整装置7の調整用受具7aを設け、この調整用受具7aへ調整ボルト7bを各ロックナット7cを介して、調整自在に装着した構成である。
【0032】
又、前記ミッションケース3の左右両側にホイルパイプ14bを設け、この各ホイルパイプ14bへ走行車軸14を軸支内装し、この各走行車軸14の外軸端部に各前駆動スプロケット14aを軸支している。又、各ホイルパイプ14bは、走行車台2のトラックローラフレーム2dで支持した構成である。
【0033】
更に、図5〜図7で示すように、前記隙間調整装置7は、ミッションケース3の横側へ設けた伝動機構16aを内装した迂回伝動ケース16の後方部と、走行車台2の前フレーム2aとの間で、刈取機5の下方部でミッションケース3の左側へ設けた構成である。
【0034】
これら上記の記載の構成により、前記走行車台2とミッションケース3との隙間調整装置7の調整を容易に行うことができる。又、、機体の左側からの調整が容易である。
前記ミッションケース3へ軸支内装したブレーキ装置(図示せず)を作動操作するブレーキペタル17を、図8で示すように設けると共に、このブレーキペタル17の後端部にブレーキ操作により、回動するブレーキペタル軸17aを設けている。このブレーキペタル軸17aに爪部を有するブレーキアーム17bを固着して設け、ブレーキペタル軸17aの回動と同時に回動すべく設けると共に、このブレーキアーム17bの爪部に噛合、及び離脱する爪部を有するロックアーム17cを、ステップフレーム18へ設けた支持板18aへ回動自在に軸支している。
【0035】
前記ロックアーム17cの左右両側には、図8で示すように、このロックアーム17cの左右の振れによる芯ずれにより、このロックアーム17cの爪部と、ブレーキアーム17bの爪部との外れを防止する各外れ防止ガイド17eを設けて、外れを防止した構成である。
【0036】
これにより、上記構成によって、ブレーキアーム17bとロックアーム17cとの芯ずれを確実に防止することができる。又、爪部の半掛りによる、爪部のへたり、及び欠けることを確実に防止することができる。
【0037】
前記ブレーキペタル軸17aと主変速カウンタ軸17dとは、図8、及び図9で示すように、直行状態に設けている。又、ブレーキペタル軸17aの後方部にクロスメンバーフレーム19を設けると共に、このクロスメンバーフレーム19に主変速カウンタ軸17dを支持する支持メタル19aを設けた構成である。
【0038】
これにより、上記構成によって、前記主変速カウンタ軸17dをブレーキペタル軸17aへ直行するように構成したことにより、クロスメンバーフレーム19がブレーキペタル軸17aの後方部へ配設されるために、ブレーキペタル17の動きを規制することなく構成することができる。又、クロスメンバーフレーム19へ支持メタル19aを設けたことにより、構成が簡単であり、コスト低減が可能である。
【0039】
図9、図10、及び図11で示すように、前記ブレーキペタル17と主変速カウンタ軸17dとの作用方向を略平行状態に位置させて設けると共、ブレーキペタル17の作用範囲角度(θ1)内へ主変速カウンタ軸17dを設けている。又、ブレーキペタル軸17aは、主変速カウンタ軸17dの上側へ位置させると共に、交差させて設け、ブレーキペタル軸17aの外径の下側と、走行クローラ8aの前方上側面とには、所定の間隔(L1)を設けている。
【0040】
これにより、上記構成によって、前記ブレーキペタル17の作用範囲内に主変速カウンタ軸17dを配設することができ、ステップ20内へコンパクトに構成可能である。又、主変速カウンタ軸17dは、前後方向に配設していることにより、泥の影響を受けることが少ない。
【0041】
前記ブレーキメタル軸17a、及び主変速カウンタ軸17d等の上側へ、図12、及び図13で示すように、ステップ20を設けてカバーした構成である。
これにより、上記構成によって、前記ステップフレーム18をステップ20で接続することにより、剛性のアップを図ることができる。
【0042】
前記ブレーキペタル軸17aの左側端部は、図14、及び図15で示すように、左側のステップフレーム18より、突出させて設け、この突出部にブレーキアーム17bを設け、ステップ20の外側へ位置させて設けた構成である。又、図5で示すように、左右両側のフレームフット2e、2e間の略中央部にエンジン12aのマフラー12dのテイルパイプ12eを位置させて設けている。更に、略中央部にミッションケース3を設けた構成である。
【0043】
これにより、上記構成によって、サイドパネル(図示せず)を取り外しすることにより、ブレーキアーム17bの調整ができる。又、テイルパイプ12eがフレームフット2e、2e、及び走行車台2により、ガードされていることにより、泥、藁屑等で押されて変形することを防止できる。
【0044】
前記ロックアーム17cの回動支点(イ)は、図14で示すように、走行車台2の前部に設けた支持ボス2fへロックアーム17cへ設けた支持軸17fを挿入し、回動自在に軸支すると共に、抜け止めを施した構成である。
【0045】
これにより、上記構成によって、前記回動支点(イ)部を走行車台2へ設けたことにより、構成が簡単であり、又、剛性のある支持構成になった。
前記走行車台2の前部に、図16、及び図17で示すように、継ぎフレーム2hを設け、この継ぎフレーム2hの上側面に、全長の長いナット21aを固着し、このナット21aへストッパ用のボルト21へ通常のナット21bを螺合した、このボルト21を螺合して、このボルト21の長さをナット21bで調節し、ストッパ位置を調整する構成である。ストッパ用のこのボルト21の頭へブレーキペタル17が当接すると、それ以上ブレーキペタル17を踏込みできない構成とし、このブレーキペタル17の踏込み量を規制した構成である。
【0046】
これにより、上記構成によって、前記ブレーキペタル17の踏込み過ぎを規制することで、各種部品の破損を防止する。又、右端部に設けることで調整が容易である。
前記ロックアーム17cと主変速レバー22との間には、図18で示すように、ワイヤ22aを設けて接続した構成である。このワイヤ22aの一方側の端部に取付板22bを設け、この取付板22bとロックアーム17cとの間には、スプリング22cを設けて、接続した構成である。ロックアーム17cの爪部をブレーキアーム17bの爪部へ押し付けると共に、主変速レバー22のオーバーシフトを防止する構成である。
【0047】
前記方向制御レバー22の横方向へ操作荷重は、図18、及び図19で示すように、(A)点から(B)点の移動荷重は0とし、(B)点の荷重は前進側(F)点への操作荷重と同じとし、(B)点から(C)点の移動荷重は順次増加する構成であり、(C)点位置で最高荷重に達する構成である。
【0048】
これにより、上記構成によって、前記スプリング22cにより、ロックアーム17cをブレーキアーム17bへ押し付けると共に、方向制御レバー22のブレーキ解除へのシフト規制を行える。シフト規制のための部品が不用である。
【0049】
前記コンバイン1の走行方向を左側、又は右側へ方向修正と、ブレーキ制御とを単一のスプール操作によって行う機械式油圧バルブと、油圧シリンダーとを一体的に構成したメカ式のプッシュシリンダ23を、図20〜図22で示すように、ミッションケース3の前方外側面へ装着した構成である。このプッシュシリンダ23の下側に左・右サイドクラッチアーム24a、24bを設け、これら左・右サイドクラッチアーム24a、24bをプッシュシリンダ23のプッシュロット24c、24cの作動により、回動操作する構成である。このプッシュシリンダ23に7箇所位置へ切換する切換バルブ26を内装している。
【0050】
前記プッシュシリンダ23にプッシュ軸23aを設けている。回動自在に軸支した支持軸23dに前・後アーム23e、23cを設け、この後アーム23cとプッシュ軸23aとは、下ロット23bを設けて接続した構成である。又、方向制御レバー22を回動自在に軸支し、この方向制御レバー25の操作アーム25aを設け、この操作アーム25aと前アーム23eとは、上ロット25bを設けて接続している。又、方向制御レバー25と下ロット23bとは、同じ左右方向に移動する構成である。
【0051】
前記方向制御レバー25の左右の切換操作により、上・下ロット25b、23b等を介してプッシュ軸23aが作動制御され、走行方向を左側、又は右側へ方向切換修正すると共に、ブレーキ荷重が負荷される構成である。
【0052】
これにより、上記構成によって、前記ミッションケース3へ内装したサイドクラッチ(図示せず)を「入」−「切」する左・右サイドクラッチアーム24a、24bを作動させるリンク、及びロット等が不要である。方向制御操作時に、フロントパネル部が動かない。剛性の高いミッションケース3へプッシュシリンダ23を直接装着したことにより、構成が単純であり、歪みがなく剛性が確保できる。
【0053】
前記切換バルブ26は、図23、及び図24で示すように、7つの位置切換え弁とし、(0)直進(1)サイドクラッチ(左・右)切り、(2)半ブレーキ(左・右)、(3)ブレーキ(左・右)とした構成である。又、半ブレーキ位置ではスプールの移動により、ブレーキを作用させる油圧力を調圧できる構成である。
【0054】
これにより、上記構成によって、旋回半径を順次小さくすることができる。最後にブレーキ旋回に至るショックのない旋回ができる。
前方へ突出させた支持軸23d、及び前アーム23eは、図25、及び図26で示すように、走行車台2の下面部より、上部へ位置させて設けた構成である。
【0055】
これにより、上記構成によって、畦などの突起物へ干渉することを防止できる。
図26で示すように、前記支持軸23dへ設けた前アーム23eは、方向制御レバー25の下方部へ位置させて設けると共に、後アーム23cはプッシュシリンダ23の前方部でステップ22の下側へ位置させて設けた構成である。
【0056】
これにより、上記構成によって、前記方向制御レバー22の操作の抵抗がなくスムーズに操作ができる。
前記プッシュシリンダ23のプッシュ軸23aと、方向制御レバー25へ設けた操作アーム25aとの間には、図27〜図30で示すように、ワイヤ取付ステー27aとワイヤ27とを設けて接続している。又、ワイヤ取付ステー27aは、刈取機5を上下操作する上下レバー(図示せず)を軸支する回動軸28へ装着している。又、ワイヤ27の取付けは、正面視逆L字形状に配策した構成である。
【0057】
これにより、上記構成によって、前記刈取機5を上下移動操作しても、ワイヤ27が作動することがない。又、正面視このワイヤ27を逆L字に配策したことにより、融通部を設けることがきて、軽い操作で刈取機5の上下操作ができる。
【0058】
前記穀粒貯留タンク9c内に貯留した穀粒を機外へ排出する。この穀粒貯留タンク9cの後側には、図2で示すように、縦移送螺旋29aを内装した排出支持筒29を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒29の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋30aを伸縮自在に内装した排出オーガ30を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】ミッションケース部と隙間調整装置部との拡大側面図
【図2】コンバインの左側全体側面図
【図3】ミッションケース部と隙間調整装置部との拡大側面図
【図4】ミッションケース部と隙間調整装置部との拡大側面図
【図5】ミッションケース部と隙間調整装置部との一部断面した拡大正面図
【図6】ミッションケース部と隙間調整装置部との一部断面した拡大正面図
【図7】ミッションケース部と油圧式無段変速装置部との拡大正断面図
【図8】ミッションケース部とブレーキペタル部との拡大側面図
【図9】ブレーキペタル部と油圧式無段変速装置部の拡大平面図
【図10】ブレーキメタル部の作用拡大側面図
【図11】ブレーキメタル部と走行クローラ部との拡大正面図
【図12】ステップ部の拡大平面図
【図13】ステップ部の拡大側面図
【図14】ブレーキアーム部とロックアーム部との拡大平面図
【図15】ブレーキペタル部とブレーキペタル軸部との拡大正面図
【図16】ブレーキペタルのストッパー部の拡大側面図
【図17】ブレーキペタルのストッパー部の拡大正面図
【図18】主変速レバー部とロックアーム部との拡大側面図
【図19】主変速レバーの操作時のレバー荷重図
【図20】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダ部の拡大正面図
【図21】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダ部の拡大平面図
【図22】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダ部の拡大側面図
【図23】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダの切換バルブ部の拡大平面図
【図24】他の実施例を示す図で、ブレーキ荷重とバルブポジションとの関係図
【図25】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダ取付部の拡大正面図
【図26】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダ取付部の拡大側面図
【図27】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダをワイヤで取付時の拡大正面図
【図28】他の実施例を示す図で、プッシュシリンダをワイヤで取付時の拡大側面図
【図29】他の実施例を示す図で、ワイヤ取付部の拡大側面図
【図30】他の実施例を示す図で、ワイヤ取付部の拡大正面図
【符号の説明】
【0060】
(2) 走行車台
(3) ミッションケース
(4) 油圧式無段変速装置
(5) 刈取機
(6) 脱穀機
(7) 隙間調整装置




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013