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発明の名称 脱穀装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−69(P2007−69A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183478(P2005−183478)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人
発明者 大崎 正美
要約 課題
本発明の課題は、排ワラ搬送装置への動力伝達経路をシンプルなものとし、安価に実施できる動力伝達装置を具現することにある。

解決手段
本発明は、扱胴7を内装軸架した扱室8の後方に脱穀処理後の排ワラを後方に向けて搬出処理する排ワラ搬送装置16を配設し、扱胴軸25後端から扱胴軸と直交する横向きの第1伝動機構30と排ワラ搬送方向に沿う前後向きの第2伝動機構34と排ワラ搬送方向と直交する横向きの第3伝動機構37を経て前記排ワラ搬送装置16を後部側から回転駆動すべく連動構成してあることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
扱胴(7)を内装軸架した扱室(8)の後方に脱穀処理後の排ワラを後方に向けて搬出処理する排ワラ搬送装置(16)を配設し、扱胴軸(25)後端から扱胴軸と直交する横向きの第1伝動機構(30)と排ワラ搬送方向に沿う前後向きの第2伝動機構(34)と排ワラ搬送方向と直交する横向きの第3伝動機構(37)を経て前記排ワラ搬送装置(16)を後部側から回転駆動すべく連動構成してあることを特徴とする脱穀装置。
【請求項2】
扱胴軸(25)から排ワラ搬送装置(16)への動力伝動経路中には少なくとも複数以上のベベルギヤボックス(26),(29)を介して連動連結してあることを特徴とする請求項1記載の脱穀装置。
【請求項3】
前記第2伝動機構(34)は、ベルト(33)伝動方式とし、排ワラ搬送装置(16)の穂先側寄り位置で排ワラ搬送方向に平行する状態に配置構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱穀装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱穀装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
従来、扱胴駆動用の伝動軸を扱室の反フィードチエン側で扱胴軸と平行に配備すると共に扱室後方にまで延出して、扱室後方に配設した排ワラ搬送装置を後部側から回転駆動すべく連動連結した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平9−154396号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来の構成によれば、排ワラ搬送装置への動力伝達経路が非常に長く構成されることになり、大幅にコスト高となる問題があった。
本発明は、排ワラ搬送装置への動力伝達経路をシンプルなものとし、安価に実施できる動力伝達装置を具現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講じた。すなわち、請求項1記載の本発明は、扱胴(7)を内装軸架した扱室(8)の後方に脱穀処理後の排ワラを後方に向けて搬出処理する排ワラ搬送装置(16)を配設し、扱胴軸(25)後端から扱胴軸と直交する横向きの第1伝動機構(30)と排ワラ搬送方向に沿う前後向きの第2伝動機構(34)と排ワラ搬送方向と直交する横向きの第3伝動機構(37)を経て前記排ワラ搬送装置(16)を後部側から回転駆動すべく連動構成してあることを特徴とする。
【0005】
排ワラ搬送装置(16)への動力伝達は、扱胴軸(25)後端から回転動力を取り出すものであるため、短い伝達経路で足り、シンプルな構成によって安価に実施することができる。
【0006】
請求項2記載の本発明は、請求項1において、扱胴軸(25)から排ワラ搬送装置(16)への動力伝動経路中には少なくとも複数以上のベベルギヤボックス(26),(29)を介して連動連結してあることを特徴とする。
【0007】
少なくとも扱室(8)の後側板(21)に沿う横向きの第1伝動機構(30)は、ベベルギヤボックス(26),(29)と伝動軸(27)及びこの伝動軸を覆う伝動パイプ(28)等によって構成することができ、扱胴後部のベルト伝動方式のようなベルトへのワラの巻き付きを防止することができる。
【0008】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記第2伝動機構(34)は、ベルト(33)伝動方式とし、排ワラ搬送装置(16)の穂先側寄り位置で排ワラ搬送方向に平行する状態に配置構成してあることを特徴とする。
【0009】
第2伝動機構(34)は、ベルト伝動であるため、コスト的に安くでき、しかも、排ワラ搬送装置(16)の穂先側寄り位置で排ワラ搬送方向に平行するため、排ワラ搬送が支障なく円滑に行われ、ワラの巻き付き等のトラブルをひきおこすことがない。
【発明の効果】
【0010】
要するに、請求項1の本発明によれば、排ワラ搬送装置(16)への動力伝達構成が短経路でシンプルに構成でき、従来のもに比し安価に実施することができる。
また、請求項2の本発明によれば、請求項1の発明による効果を奏するものでありながら、第1伝動機構(30)は、ベベルギヤボックス(26)、伝動軸(27)、これを覆う伝動パイプ(28)等で構成でき、ワラの巻き付きなどを確実に防止することができる。
【0011】
更に、請求項3の本発明によれば、請求項1又は請求項2の発明効果を奏するものでありながら、第2伝動機構(37)は、ベルト伝動であるため、コスト的に安くでき、しかも、排ワラ搬送装置の穂先側寄り位置で排ワラ搬送方向に平行するため、排ワラ搬送を支障なく円滑に整然と行うことができ、ワラの巻き付き等を回避することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に示すコンバインの構成について述べる。
走行クロ−ラ1を具備する車体2上には、前部に昇降可能な刈取部3を、後部に脱穀装置(脱穀機)4を搭載している。刈取部3の横側部には運転部を備えたキャビン5が設置され、その後方にはグレンタンクGが装備されている。また、脱穀装置4の後部には脱穀後の排ワラを切断処理する排ワラカッター6が装備されている。
【0013】
つぎに、脱穀装置4の構成につき説明する。扱胴7を内装軸架した扱室8の下半周部に沿って受網9を張設している。10は扱室8の上方部を覆う扱胴カバ−であって、扱胴軸方向に平行な軸芯回りに揺動開閉可能に構成している。
【0014】
扱室8の扱口側には穀稈を挟持搬送するフイ−ドチエン11とこの上側に対設する挟持レ−ル11aを配設している。この挟持レ−ル11aは扱胴カバ−10側に装着して該カバ−と共に揺動開閉する構成である。扱室8の反フィードチエン側には、2番処理胴12及びその後方に排塵処理胴13が軸架されている。
【0015】
また、扱室8の後方には、排ワラの株元側を挟持搬送する株元搬送機構14と穂先側を係止搬送する穂先搬送機構15とからなる排ワラ搬送装置16が配設され、前記フィードチエン11から送られてくる排ワラを受け取って排ワラカッター6まで搬出処理するようになっている。
【0016】
扱室8の前側板20の前側には、原動部より駆動される入力プーリ23を備えた入力軸24が横架され、ベベルギヤケース19を介して扱胴7を回転駆動すべく扱胴軸25に連動連結されている。
【0017】
扱室8の後側板21の後側には、第1ベベルギヤボックス(ベベル交差角90度)26、第1伝動軸27、該軸27を覆う伝動パイプ28、第2ベベルギヤボックス(ベベル交差角90度未満)29等からなる第1伝動機構30が前記扱胴軸25と直交する横方向に架設され、前記扱胴軸25から回転駆動されるようになっている。また、この第1伝動機構30からは、前記第2ベベルギヤボックス29に架設された伝動プーリ31とこれより後方に架設された伝動プーリ32とにわたって券回する第2伝動ベルト33からなる第2伝動機構34が回転駆動されるようになっており、平面視で排ワラ搬送装置16の穂先側寄りに位置し、且つ排ワラ搬送方向に対し平行状態に配置されている。そして、更に、この第2伝動機構34から排ワラ搬送装置16へは、一端に前記伝動プーリ32を軸着し軸受パイプ35に内装軸架した第3伝動軸36からなる第3伝動機構37が平面視で排ワラ搬送方向に直交する横方向に架設され、株元搬送機構14の駆動スプロケット38と、これより連動軸39を介して穂先搬送機構15の駆動スプロケット40を駆動するように連動構成されている。
【0018】
扱室後側板21に取り付けた第1ベベルギヤボックス26及び第2ベベルギヤボックス29は、伝動パイプ28を介して互いに連結固着され、伝動パイプ28内の第1伝動軸27は、扱胴軸25側より第2ベベルギヤボックス29側が上方に高くなるよう配置することによって排ワラ搬送に支障をきたさない構成としている。また、前記伝動軸27は排塵処理胴13の上方位置に横架し、第2ベベルギヤボックス29は扱室右側板18の外側で排塵処理胴13の上方に設置することで、排塵処理胴からの濾過物の妨げにならない伝動配置構成とすることができ、排塵処理胴の上方空間を有効利用することが可能となり、しかも、排ワラ案内カバー42の前方に設けることによっても、あき空間を有効利用することができる。
【0019】
グレンタンクGを支持するタンクフレーム41は、脱穀装置の右側部まで延出して脱穀機枠22及び扱室後側板21と連結させることにより、脱穀部機枠構成の剛性アップを図るようにしている。
【0020】
扱胴後部の第1ベベルギヤボックス26には、扱胴軸25側ベベルギヤ26aと第1伝動軸27側ベベルギヤ26bを内蔵してあり、両ベベルギヤ26a,26bの交差角は90度としている。また、このベベルギヤボックス26内には、扱胴軸25後端部でベベルギヤ26aを挟む前後にベアリング26c,26dを設けて扱胴軸を強固に軸受保持する構成としている。なお、扱胴軸25の後端部は、スプライン軸25aとすることで、ベベルギヤ等の組み付け容易化を図るようにしている。また、後部のベアリング26dはカラー25bを介して支承するようにし、扱胴軸25はこの外端に設けた螺子部25cに締付ナット25dを螺送してベベルギヤボックス26の外側から締付固定する構成としている。
【0021】
また、前記第1ベベルギヤボックス26は、この前側部分を扱室後側板21より前方の扱室内まで入り込ませて扱胴7とオーバーラップする状態に設けることで、ベベルギヤボックスの扱室後部への出代を最小にし、排ワラの妨げにならない構成とすることができる。
【0022】
第2伝動機構34は、ベルト33による伝動構成であり、ベベルボックス29の伝動下手側に配置することで、排ワラの詰り等による過負荷が発生した場合にベルトが安全装置の役目を果たし、ベベルの破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】コンバインの側面図
【図2】脱穀装置の要部の平面図
【図3】同上要部の切断背面図
【図4】ベベルギヤボックスの切断平面図
【符号の説明】
【0024】
4 脱穀装置(脱穀機) 7 扱胴
8 扱室 16 排ワラ搬送装置
20 前側板 21 後側板
25 扱胴軸 26 第1ベベルボックス
27 第1伝動軸 28 伝動パイプ
29 第2ベベルギヤボックス 30 第1伝動機構
33 第2伝動ベルト 34 第2伝動機構
36 第3伝動軸 37 第3伝動機構




 

 


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