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発明の名称 スロットマシン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−198265(P2006−198265A)
公開日 平成18年8月3日(2006.8.3)
出願番号 特願2005−14859(P2005−14859)
出願日 平成17年1月21日(2005.1.21)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 平田 征也
要約 課題
識別情報の視認性が変化しているか否かを、試験装置により容易に確認することができるスロットマシンを提供すること。

解決手段
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、可変表示装置としてのリールに配列された図柄を照射可能に配置されたリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を示すリールランプ信号を、試験装置200に対して出力するための出力回路81が形成された基板80を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段と、
所定の基板上に形成され、前記発光駆動信号出力制御手段により出力された発光駆動信号が伝達される駆動信号用配線と、該駆動信号用配線から分岐され、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された分岐駆動信号用配線と、を含む発光用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
前記表示帯を複数備えるとともに、
前記発光手段は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数配置されており、
前記発光用配線パターンは、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光駆動信号を前記接続可能部位まで伝達させる論理積回路を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段と、
前記発光駆動信号出力制御手段による前記発光駆動信号の出力制御状態を示す発光状態信号を、前記発光駆動信号とは別個に生成する発光状態信号生成手段と、
前記発光状態信号を出力する制御を行う発光状態信号出力制御手段と、
所定の基板上に形成され、前記発光状態信号出力制御手段から出力された発光状態信号が伝達される配線であって、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された発光状態信号用配線を含む発光用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とするスロットマシン。
【請求項4】
前記表示帯を複数備えるとともに、
前記発光手段は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数配置されており、
前記発光状態信号生成手段は、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光状態信号を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記発光駆動信号出力制御手段は、前記表示帯の移動が開始されたときの前記発光駆動信号の出力状態を、少なくとも当該移動が停止するまでの間一定に維持する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項6】
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段を備え、
該試験信号出力制御手段は、前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態のうち第1の種類の制御状態が変化し、該第1の種類の制御状態の変化に関連して第2の種類の制御状態が変化するときに、前記第1の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態を変化させるタイミングと、前記第2の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態を変化させるタイミングと、が重複しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項7】
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段と、
前記試験装置から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記試験用入力信号の検出に応答して即時変化する制御状態を示す試験信号の出力状態を、前記即時変化する制御状態の契機となる試験用入力信号の検出と同時に変化させる、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項8】
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段と、
ゲームの結果に応じて入賞を発生させる入賞発生手段と、
前記ゲームの開始後、当該遊技の結果が出る前に前記入賞の発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記事前決定手段の決定状況を示す試験信号を出力するための制御を行う事前決定信号出力制御手段を含み、
該事前決定信号出力制御手段は、少なくとも前記事前決定手段により前記入賞の発生を許容するか否かが決定されたときから前記遊技の結果が出るまでの期間にわたり該事前決定手段の決定状況を示す試験信号の出力状態に継続して制御する、
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項9】
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯の前面側に配置され、所定の画像を表示可能な表示領域の少なくとも一部に形成される透明表示領域を透して前記識別情報を視認可能に構成された透明表示手段と、
前記透明表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、
前記表示制御手段による少なくとも前記透明表示領域の表示制御状態を示す表示制御状態信号を生成する表示制御状態信号生成手段と、
前記表示制御状態信号生成手段により生成された表示制御状態信号が伝達される配線であって、一端が所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された表示用配線を含む表示用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とするスロットマシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備えるスロットマシンに関わる。
【背景技術】
【0002】
従来、複数種類の図柄を変動表示可能な可変表示装置としてのリールが備えられたスロットマシンにおいて、該リールに配列された図柄を背面側から照射可能に配置されたバックライトの点灯態様を、例えばリールの停止操作に応じて変化させることにより、内部抽選により入賞の発生を許容する入賞フラグが当選した可能性を示す予告演出等を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−135306号公報(第9−10頁、第18図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載のスロットマシンにあっては、図柄の変動表示中においてバックライトの点灯態様を変化させる予告演出が行われると、バックライトの点灯態様に応じて図柄の視認性が変化し、図柄を目押しするという遊技行為が妨げられる虞があった。つまり、バックライトの点灯態様によっては図柄が遊技者から見えにくくなり、これにより内部抽選にて当選した入賞に対応する図柄の組合せを揃えることができないことがあると、実際の遊技結果が予め定められた内部当選確率に基づく結果通りにならず、適正な遊技が遊技者に提供されなくなるといった問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、識別情報の視認性が変化することにより遊技行為を妨げられる虞があるか否かを、外部装置等により容易に確認することができるスロットマシンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段と、
所定の基板上に形成され、前記発光駆動信号出力制御手段により出力された発光駆動信号が伝達される駆動信号用配線と、該駆動信号用配線から分岐され、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された分岐駆動信号用配線と、を含む発光用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発光駆動信号出力制御手段から発光手段を発光させるための発光駆動信号が出力された場合、該発光駆動信号が分岐駆動信号用配線に伝達されるため、所定の基板上における接続可能部位に、発光駆動信号の出力状況を確認可能な外部装置の配線を接続し、外部装置側で発光駆動信号の入力状況を確認することで、発光手段の発光状態が変化すること、すなわち、識別情報の視認性が変化することにより遊技行為を妨げられる虞があるか否かを外部装置側で容易に確認することができるばかりか、発光手段を発光させるために出力される発光駆動信号を利用して外部に出力するだけで済み、複雑な制御が不要であるため、制御負荷が軽減される。
また、外部配線を接続可能な接続可能部位とは、基板上において外部配線の接続端子やコネクタ等を接続可能な部位であれば、例えば基板の周縁部等に限定されるものではなく、基板上の任意の位置でもよい。
また、発光手段とは、識別情報を照らすことができるものであれば、識別情報に向けて照射光を照射可能に配置されたものだけでなく、例えば識別情報自体が発光するように表示帯に組み込まれたもの等も含まれる。
また、発光状態の変化とは、単に発光状態から非発光状態または非発光状態から発光状態への変化のみを示すものではなく、発光駆動信号の出力状況から確認可能であれば、例えば通常発光から点滅発光または点滅発光から通常発光への変化や、発光色、発光輝度等の変化等も含まれる。
【0007】
本発明の請求項2に記載のスロットマシンは、請求項1に記載のスロットマシンであって、
前記表示帯を複数備えるとともに、
前記発光手段は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数配置されており、
前記発光用配線パターンは、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光駆動信号を前記接続可能部位まで伝達させる論理積回路を含む、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発光駆動信号を伝達するための分岐駆動信号用配線が1本で済むため、製造コストを低減できるばかりか、外部装置側での発光手段の発光状態の確認が容易になる。
【0008】
本発明の請求項3に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段と、
前記発光駆動信号出力制御手段による前記発光駆動信号の出力制御状態を示す発光状態信号を、前記発光駆動信号とは別個に生成する発光状態信号生成手段と、
前記発光状態信号を出力する制御を行う発光状態信号出力制御手段と、
所定の基板上に形成され、前記発光状態信号出力制御手段から出力された発光状態信号が伝達される配線であって、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された発光状態信号用配線を含む発光用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、発光駆動信号出力制御手段から発光手段を発光させるための発光駆動信号が出力された場合、該発光駆動信号の出力制御状態を示す発光状態信号が生成され、該生成された発光状態信号が発光状態信号用配線に伝達されるため、所定の基板上における接続可能部位に、発光状態信号の出力状況を確認可能な外部装置の配線を接続し、外部装置側で発光状態信号の入力状況を確認することで、発光手段の発光状態が変化すること、すなわち、識別情報の視認性が変化することにより遊技行為を妨げられる虞があるか否かを外部装置側で容易に確認することができるばかりか、発光駆動信号の出力制御状態に応じた適正な発光状態信号を出力できるため、外部装置側において発光状態を容易に把握することができる。
また、外部配線を接続可能な接続可能部位とは、基板上において外部配線の接続端子やコネクタ等を接続可能な部位であれば、例えば基板の周縁部等に限定されるものではなく、基板上の任意の位置でもよい。
また、発光手段とは、識別情報を照らすことができるものであれば、識別情報に向けて照射光を照射可能に配置されたものだけでなく、例えば識別情報自体が発光するように表示帯に組み込まれたもの等も含まれる。
また、発光状態の変化とは、単に発光状態から非発光状態または非発光状態から発光状態への変化のみを示すものではなく、発光駆動信号の出力状況から確認可能であれば、例えば通常発光から点滅発光または点滅発光から通常発光への変化や、発光色、発光輝度等の変化等も含まれる。
【0009】
本発明の請求項4に記載のスロットマシンは、請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記表示帯を複数備えるとともに、
前記発光手段は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数配置されており、
前記発光状態信号生成手段は、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光状態信号を生成する、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、発光状態信号を伝達するための発光状態信号用配線が1本で済むため、製造コストを低減できるばかりか、外部装置側での発光手段の発光状態の確認が容易になる。
【0010】
本発明の請求項5に記載のスロットマシンは、請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記発光駆動信号出力制御手段は、前記表示帯の移動が開始されたときの前記発光駆動信号の出力状態を、少なくとも当該移動が停止するまでの間一定に維持する制御を行う、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、識別情報の変動表示中において、発光手段の発光状態が変化、すなわち識別情報の視認性が変化することがないため、遊技行為が妨げられることを防止できる。
【0011】
本発明の請求項6に記載のスロットマシンは、請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段を備え、
該試験信号出力制御手段は、前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態のうち第1の種類の制御状態が変化し、該第1の種類の制御状態の変化に関連して第2の種類の制御状態が変化するときに、前記第1の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態を変化させるタイミングと、前記第2の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態を変化させるタイミングと、が重複しないように制御する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1の種類の制御状態が変化し、該第1の種類の制御状態の変化に関連して第2の種類の制御状態が変化したときに、第1の種類の制御状態を示す制御状態試験信号の出力状態と第2の種類の制御状態を示す制御状態試験信号の出力状態とが重複しないタイミングで変化するので、制御状態試験信号が示す制御状態に基づくスロットマシンの制御状態を試験装置側で誤認してしまうことがなく、試験装置側でスロットマシンの制御状態を正確に把握することが可能となるため、正確な制御状態の遷移に基づいて試験を行うことができる。
尚、スロットマシンが行う制御状態を示す試験信号とは、例えば、遊技者による操作が可能か否かの状態や抽選結果等の内部的な決定状態、遊技状態等、遊技を行う過程で変化する制御状態を示す試験信号であり、センサやスイッチの検出状況やこれらセンサやスイッチの検出等に伴う計数状況を示す試験信号を含むものではない。
【0012】
本発明の請求項7に記載のスロットマシンは、請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段と、
前記試験装置から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記試験用入力信号の検出に応答して即時変化する制御状態を示す試験信号の出力状態を、前記即時変化する制御状態の契機となる試験用入力信号の検出と同時に変化させる、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、試験用入力信号の検出に応答して即時変化する制御状態を示す試験信号の出力状態が、試験用入力信号の検出と同時に変化するので、試験装置側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0013】
本発明の請求項8に記載のスロットマシンは、請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段と、
ゲームの結果に応じて入賞を発生させる入賞発生手段と、
前記ゲームの開始後、当該遊技の結果が出る前に前記入賞の発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記事前決定手段の決定状況を示す試験信号を出力するための制御を行う事前決定信号出力制御手段を含み、
該事前決定信号出力制御手段は、少なくとも前記事前決定手段により前記入賞の発生を許容するか否かが決定されたときから前記遊技の結果が出るまでの期間にわたり該事前決定手段の決定状況を示す試験信号の出力状態に継続して制御する、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、試験装置側で事前決定手段の決定状況を当該決定状況に基づく遊技の結果が出るまでの期間にわたり常に把握できるので、当該期間であればどのタイミングでも事前決定手段の決定状況に関連する試験を正確に行うことができる。
【0014】
本発明の請求項9に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報が配列された表示帯と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
前記表示帯の前面側に配置され、所定の画像を表示可能な表示領域の少なくとも一部に形成される透明表示領域を透して前記識別情報を視認可能に構成された透明表示手段と、
前記透明表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、
前記表示制御手段による少なくとも前記透明表示領域の表示制御状態を示す表示制御状態信号を生成する表示制御状態信号生成手段と、
前記表示制御状態信号生成手段により生成された表示制御状態信号が伝達される配線であって、一端が所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位まで延設された表示用配線を含む表示用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、表示制御手段が識別情報の視認性を変化させる虞のある透明表示領域の表示制御を行った場合に、透明表示領域の表示状態を示す表示制御状態信号が生成されて表示用配線に伝達されるため、所定の基板上における接続可能部位に、表示制御状態信号の出力状況を確認可能な外部装置の配線を接続し、外部装置側で表示制御状態信号の入力状況を確認することで、透明表示領域における表示制御状態が変化すること、すなわち、識別情報の視認性が変化することにより遊技行為を妨げられる虞があるか否かを外部装置側で容易に確認することができる。
また、外部配線を接続可能な接続可能部位とは、基板上において外部配線の接続端子やコネクタ等を接続可能な部位であれば、例えば基板の周縁部等に限定されるものではなく、基板上の任意の位置でもよい。
また、透明表示手段とは、例えば透明な表示パネルにて表示画面が構成されたEL(エレクトロルミネセンス)表示器や液晶表示器等が含まれる。
【0015】
本発明の手段1のスロットマシンは、請求項6〜9のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記試験装置から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段を備え、
前記試験信号出力制御手段は、遊技に使用される遊技媒体を投入可能な状態か否かを示す投入可否信号を前記試験信号として出力するための投入可否信号出力制御手段を含み、
該投入可否信号出力制御手段は、前記遊技媒体を1つだけ投入可能な状態において前記遊技媒体の投入を示す試験用入力信号が検出状態となった後、該試験用入力信号が非検出状態となる前に、前記投入可否信号の出力状態を前記遊技媒体を投入可能な状態ではない旨を示す出力状態に変化させる、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、試験装置側で遊技媒体を投入可能な状態ではない旨を遊技媒体の投入を示す試験用入力信号の出力を停止する前に把握できるので、遊技媒体を投入可能な状態ではない状態に切り替わったにも関わらず試験装置側から遊技媒体の投入を示す試験用入力信号が入力されてしまうことを防止できる。
【0016】
本発明の手段2のスロットマシンは、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記遊技媒体を投入可能な状態である旨を点灯により報知する投入可否報知手段を備え、
前記投入可否信号出力制御手段は、前記投入可否報知手段の駆動信号を出力するための制御を行うとともに、
前記投入可否報知手段の駆動信号が前記投入可否信号として出力される、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、投入可否信号を別個に生成せずに、投入可否報知手段の駆動信号を投入可否信号として利用できる。
尚、前記投入可否報知手段が前記遊技媒体を投入可能な状態である旨を点滅により報知する場合には、前記投入可否報知手段の駆動信号を前記投入可否信号として出力すると、試験装置側で該投入可否信号に基づき前記遊技媒体を投入可能な状態である旨を正確に把握できなくなる可能性があるので、前記投入可否信号出力制御手段は、前記投入可否報知手段の駆動信号とは別個に前記投入可否信号を出力するための制御を行うことが好ましい。
【0017】
本発明の手段3のスロットマシンは、請求項8または手段1または2に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定信号出力制御手段は、次の遊技に持ち越すことが可能な決定結果を含む特定の決定状況を示す試験信号と、次の遊技に持ち越されない決定結果であり、前記次の遊技に持ち越すことが可能な決定結果が持ち越されている状態において前記事前決定手段により決定され得る決定結果からなる所定の決定状況を示す試験信号と、を別個のパラレル信号にて同時に出力するための制御を行う、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、複数のパターンからなる事前決定手段の決定状況を示す試験信号を少ない信号線にて出力できるとともに、例えば、ボーナスフラグ等、次の遊技に持ち越すことが可能な決定結果が前の遊技から持ち越されている状態で、次の遊技に持ち越されない入賞の発生を許容する決定がなされたときにも、試験装置側で事前決定手段の決定状況を正確に把握することができる。
【0018】
本発明の手段4のスロットマシンは、請求項6〜9または手段1〜3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記試験装置から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態を示す試験信号の出力状態を、前記所定の処理を経てから変化する制御状態の契機となる試験用入力信号の検出後、前記所定の処理を経た後に変化させる、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、試験装置側で、試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態に変化したタイミングを正確に把握することができる。
【0019】
本発明の手段5のスロットマシンは、請求項6〜9または手段1〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
複数の遊技状態に制御する遊技状態制御手段を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記遊技状態を示す試験信号を出力するための制御を行う遊技状態信号出力制御手段を含み、
該遊技状態信号出力制御手段は、遊技の結果に応じて現在の遊技状態とは異なる遊技状態に制御される場合において該遊技の結果に関連する制御が全て終了した後に前記遊技状態を示す試験信号の出力状態を変化させる、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、遊技の結果に関連する制御が全て終了するまで遊技状態を示す試験信号の出力状態は変化しないので、試験装置側で遊技状態に関連する試験を各遊技単位で正確に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例1】
【0021】
本発明が適用されたスロットマシンの実施例1を図面を用いて説明すると、図1に示すように、本実施例の遊技機であるスロットマシン1には、外周に複数種の図柄が配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リールともいう)が水平方向に並設されており、これらリール2L、2C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄がスロットマシン1の前面に設けられた透視窓3から見えるように配置されている。
【0022】
各リール2L、2C、2Rは、各々対応して設けられたリールモータ34L、34C、34R(図2参照)によって回転されることで、各リール2L、2C、2Rの図柄が透視窓3に連続的に変化しつつ表示されるとともに、各リール2L、2C、2Rの回転を停止させることで、各リール2L、2C、2Rに形成される可変表示部に停止表示された3つの連続する図柄が、透視窓3を透して表示結果として導出表示されるようになっている。
【0023】
尚、可変表示部とは、透視窓3から視認できる各リールの領域であり、各リールに対応させて左可変表示部、中可変表示部、右可変表示部(領域)と呼ぶ。この各可変表示部には、各リールに配列された複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が上段、中段、下段の位置に表示される。
【0024】
各リール2L、2C、2Rは、詳しくは、縦方向に回転可能に設けられた環状のリール枠(図示略)の外周面に、図3に示されるように複数種類の図柄が配列された帯状のリールテープが巻回された複数の回転体と、該回転体を縦方向(リールテープの長手方向)に向けて回転させるリールモータ34L、34C、34Rと、各リール2L、2C、2Rの基準位置を検出するリールセンサ35L、35C、35Rと、前記リールテープに配列された図柄を背面側から照射可能に配置されたリールランプ55L、55C、55Rと、からなる。
【0025】
リールテープは、透光性を有する合成樹脂テープにて形成されているとともに、各図柄も透光性を有するインクにて印刷されているため、各リール2L、2C、2Rの内部に配置されたリールランプ55L、55C、55Rが点灯することにより、図柄が明るく見えるようになっている。すなわち、リールランプ55L、55C、55Rの点灯状態に応じて図柄の視認性が変化するようになっている。
【0026】
また、本実施例のスロットマシン1には、メダルが投入可能なメダル投入口4、クレジットを用いて賭数を1設定する際に操作される1枚BETスイッチ5及びクレジットを用いて最大賭数を設定する際に操作されるMAXBETスイッチ6、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが設けられている。
【0027】
また、本実施例のスロットマシン1には、メダルを投入可能な状態を点灯により報知する投入要求LED10、スタートスイッチ7の操作によりゲームをスタートさせることが可能な状態を点灯により報知するスタート可能LED11、賭数が1設定されたときに有効となる入賞ラインが有効となった旨を点灯により報知する第1入賞ラインLED12、賭数が2設定されたときに有効となる入賞ラインが有効となった旨を点灯により報知する第2入賞ラインLED13、賭数が3設定されたときに有効となる入賞ラインが有効となった旨を点灯により報知する第3入賞ラインLED14が設けられている。
【0028】
本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投入口4から投入するか、あるいはクレジットを使用して賭数を設定する。クレジットを使用するにはMAXBETスイッチ6、または1枚BETスイッチ5を操作すれば良い。所定数の賭数が設定されると、設定された賭数に応じて入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’(図1参照)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。本実施例では賭数として3が設定された時点でゲームが開始可能な状態となる。尚、所定数の賭数とは、少なくとも1以上の賭数であれば良く、2以上の賭数や最大賭数であっても良い。
【0029】
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転し、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動する。この状態でいずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rの回転が停止し、表示結果が導出表示される。
【0030】
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、有効化されたいずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上に予め定められた入賞図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技者に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出穴9(図1参照)から払い出されるようになっている。
【0031】
図2は、スロットマシン1の構成を示すブロック図である。スロットマシン1には、図2に示すように、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板40によって主に遊技状態が制御され、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出が制御される。
【0032】
遊技制御基板40には、前述した1枚BETスイッチ5、MAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8Rが接続されているとともに、メダル投入口4から投入されたメダルを検出する投入センサ31、メダル払出穴9から払い出されるメダルを検出する払出センサ33、リール2L、2C、2Rの基準位置を検出するリールセンサ35L、35C、35R、設定変更モードに切り替えるための設定キースイッチ21、後述するビッグボーナスの終了時に打止状態に設定するための打止スイッチ22、前述の設定変更モードにおいて出玉率の設定値を変更するための設定変更スイッチ23、エラー状態や前述した打止状態を解除するためのリセットスイッチ24が接続されており、これら接続されたスイッチ、センサの検出信号が入力されるようになっている。
【0033】
また、遊技制御基板40には、前述した投入要求LED10、スタート可能LED11、第1〜3入賞ラインLED12〜14、リールモータ34L、34C、34Rが接続されているとともに、メダル払出穴9よりメダルを払い出すためのホッパーモータ32、前述した設定変更モードにおいて設定値を7つのセグメントa〜gからなるLEDにて表示させる設定値表示器20、ストップスイッチ8L、8C、8Rに各々内蔵され、点灯によりストップスイッチ8L、8C、8Rによるリールの停止操作が有効である旨を報知する第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rが接続されており、これら電気部品は、遊技制御基板40に搭載された後述の遊技制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。また、リールモータ34L、34C、34R及びリールセンサ35L、35C、35Rは、リール中継基板80を介して遊技制御基板40に接続されている。
【0034】
遊技制御基板40には、所定の手順で演算を行うCPU、CPUの制御プログラムや各種データテーブル等を格納するROM、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備える遊技制御部41、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサから入力された検出信号が入力されるスイッチ回路42、リールモータ34L、34C、34Rの駆動制御を行うモータ回路43、各種LEDの駆動制御を行うLED駆動回路44等、が搭載されており、遊技制御部41は、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサの検出信号を受けて、ゲームの進行に応じた各種の制御を行う。
【0035】
また、遊技制御基板40は、インターフェイス基板100を介して試験装置200と接続可能とされており、試験用信号が試験装置200から遊技制御基板40に対して入力されるとともに、遊技の結果に関連して発生する試験信号が遊技制御基板40から試験装置200に対して出力されるようになっている。
【0036】
演出制御基板90には、スロットマシン1の前面に配置された液晶表示器51(図1参照)、演出効果LED52、スピーカ53、54、リールランプ55L、55C、55Rが接続されており、これら電気部品は、演出制御基板90に搭載された後述の演出制御部91による制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0037】
また、リールランプ55L、55C、55Rは、リール中継基板80を介して演出制御基板90に接続されている。さらに、このリール中継基板80は、インターフェイス基板100にも接続されており、後述するようにリールランプ55L、55C、55Rの駆動信号がリール中継基板80を介してインターフェイス基板100に出力されるようになっている。
【0038】
演出制御基板90には、遊技制御部41と同様のCPU、ROM、RAMを備える演出制御部91、演出制御基板90に接続された液晶表示器51の駆動制御を行う液晶駆動回路92、リールランプ55L、55C、55Rや演出効果LED52の駆動制御を行うランプ駆動回路93、スピーカ53、54からの音声出力制御を行う音声出力回路94等、が搭載されており、演出制御部91は、遊技制御基板40に搭載された遊技制御部41から送信されるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御を行う。
【0039】
図3は、各リール2L、2C、2Rの図柄配列を示す図であり、各リール2L、2C、2Rには「1」〜「21」の各図柄番号に対応して、「赤7」、「白7」、「青7」、「BAR」、「チェリー」、「スイカ」、「ベル」、「JAC」の図柄が21個配列されている。
【0040】
本実施例のスロットマシン1は、全てのリール2L、2C、2Rが停止した際に、賭数に応じて設定された有効ライン上に役図柄が揃うと、入賞となる。入賞となる役の種類は、遊技状態に応じて定められているが、大きく分けて、遊技状態の移行を伴う特別役と、賞球の払い出しを伴う小役と、賭数の設定を必要とせずに次のゲームを開始可能となる再遊技(リプレイ)役とがある。遊技状態に応じて定められた各役の入賞が発生するためには、後述する内部抽選に当選して、当該役の当選フラグが設定されている必要がある。
【0041】
図4は、遊技状態別当選役テーブルを示す図である。遊技状態別当選役テーブルは、遊技制御部41にROMに予め格納され、内部抽選において当選と判定される役を判断するために用いられるものであるが、遊技状態別当選役テーブルの登録内容は、遊技状態に応じて定められた役を示すものとなる。このスロットマシン1における役としては、特別役としてレギュラーボーナス(1)、レギュラーボーナス(2)、ビッグボーナス(1)、ビッグボーナス(2)、ビッグボーナス(3)、JACIN、小役としてJAC、スイカ、ベル、チェリーが、再遊技役としてリプレイが定められている。
【0042】
レギュラーボーナスの遊技状態では、小役であるJAC、スイカ、ベル及びチェリーが、入賞となる役として定められており、レギュラーボーナスにおける内部抽選で抽選の対象とされる。ビッグボーナスの後述する小役ゲームでは、特別役であるレギュラーボーナス(2)及びJACIN、小役であるスイカ、ベル及びチェリーが入賞となる役として定められており、小役ゲームにおける内部抽選で抽選の対象とされる。通常遊技状態では、特別役であるレギュラーボーナス(1)、ビッグボーナス(1)、ビッグボーナス(2)、ビッグボーナス(3)、小役であるスイカ、ベル及びチェリー、再遊技役であるリプレイが入賞となる役として定められており、通常遊技状態における内部抽選で抽選の対象とされる。
【0043】
尚、本実施例では、レギュラーボーナスの遊技状態において、スイカ、ベル及びチェリーに加えてJACが入賞となる小役として定められているが、レギュラーボーナスの遊技状態においても、小役ゲームや通常遊技状態と同様に、スイカ、ベル及びチェリーのみを入賞となる小役として定めるようにしても良い。
【0044】
ビッグボーナスは、通常遊技状態において有効ライン(入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「赤7−赤7−赤7」の組み合わせ、「白7−白7−白7」の組み合わせ、または「青7−青7−青7」の組み合わせが揃ったときに入賞となる。ビッグボーナス入賞すると、遊技状態がビッグボーナスに移行する。ビッグボーナスにおいては、小役ゲームと称されるゲームを行うことができる。遊技状態がビッグボーナスにある間は、ビッグボーナス中フラグが遊技制御部41に設けられたRAMに設定される。ビッグボーナスは、当該ビッグボーナス中において遊技者に払い出したメダル枚数が465枚に達したときに終了する。
【0045】
尚、「赤7−赤7−赤7」によるビッグボーナス、「白7−白7−白7」によるビッグボーナス、及び「青7−青7−青7」を区別する必要がある場合には、それぞれビッグボーナス(1)、ビッグボーナス(2)、ビッグボーナス(3)と呼ぶものとする。
【0046】
レギュラーボーナスは、小役ゲーム及び通常遊技状態において有効ライン(入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「BAR−BAR−BAR」の組み合わせが揃ったときに入賞となる。レギュラーボーナス入賞すると、遊技状態が小役ゲームまたは通常遊技状態からレギュラーボーナスに移行する。レギュラーボーナスは、12ゲームを消化したとき、または8ゲーム入賞(役の種類は、いずれでも可)したとき、のいずれか早いほうで終了する。遊技状態がレギュラーボーナスにある間は、レギュラーボーナス中フラグがRAMに設定される。特に、小役ゲームにおいてレギュラーボーナス入賞すると、ビッグボーナスの中でレギュラーボーナスが提供されることとなり、ビッグボーナス中フラグに併せてレギュラーボーナス中フラグもRAMに設定される。ビッグボーナス中のレギュラーボーナスで当該ビッグボーナス中において遊技者に払い出したメダル枚数が465枚に達したときは、ビッグボーナスとともに当該レギュラーボーナスも終了する。
【0047】
尚、通常遊技状態の「BAR−BAR−BAR」によるレギュラーボーナス、ビッグボーナスにおける小役ゲームの「BAR−BAR−BAR」によるレギュラーボーナスを区別する必要がある場合には、それぞれレギュラーボーナス(1)、レギュラーボーナス(2)と呼ぶものとする。また、前述したビッグボーナス(1)、ビッグボーナス(2)及びビッグボーナス(3)、レギュラーボーナス(1)及びレギュラーボーナス(2)をまとめて、単に「ボーナス」と呼ぶ場合があるものとする。
【0048】
JACINは、小役ゲームにおいて有効ライン(入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「スイカ−JAC−JAC」の組み合わせが揃ったときに入賞となるが、小役ゲーム以外の遊技状態では、この組み合わせが揃ったとしてもJACIN入賞とならない。JACIN入賞すると、ビッグボーナスの中で前述したレギュラーボーナスが提供されることとなり、ビッグボーナス中フラグに併せてレギュラーボーナス中フラグも遊技制御部41に設けられたRAMに設定される。ビッグボーナス中のレギュラーボーナスで当該ビッグボーナス中において遊技者に払い出したメダル枚数が465枚に達したときは、ビッグボーナスとともに当該レギュラーボーナスも終了する。
【0049】
JACは、レギュラーボーナスにおいて有効ライン(入賞ラインL1の1本)に「ベル−JAC−JAC」の組み合わせが揃ったときに入賞となるが、レギュラーボーナス以外の遊技状態では、この組み合わせが揃ったとしてもJAC入賞とならない。スイカは、いずれの遊技状態においても有効ライン(入賞ラインL1の1本または入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「スイカ−スイカ−スイカ」の組み合わせが揃ったときに入賞となる。ベルは、いずれの遊技状態においても有効ライン(入賞ラインL1の1本または入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「ベル−ベル−ベル」の組み合わせが揃ったときに入賞となる。チェリーは、いずれの遊技状態においても左のリール3Lについて有効ライン(入賞ラインL1の1本または入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「チェリー」の図柄が導出されたときに入賞となる。これらの小役が入賞したときのメダルの払い出しについては、後述する。
【0050】
リプレイは、通常遊技状態において有効ライン(入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’の5本)のいずれかに「JAC−JAC−JAC」の組み合わせが揃ったときに入賞となるが、レギュラーボーナスやビッグボーナス(小役ゲーム及びレギュラーボーナス)では、この組み合わせが揃ったとしてもリプレイ入賞とならない。リプレイ入賞したときには、メダルの払い出しはないが次のゲームを改めて賭数を設定することなく開始できるので、次のゲームで設定不要となった賭数(レギュラーボーナスではリプレイ入賞しないので必ず3)に対応した3枚のメダルが払い出されるのと実質的には同じこととなる。
【0051】
以下、内部抽選について説明する。内部抽選は、上記した各役への入賞を許容するかどうかを、全てのリール2L、2C、2Rの表示結果が導出表示される以前に(実際には、スタートスイッチ7の検出時)決定するものである。内部抽選では、まず内部抽選用の乱数(例えば0〜16383の整数)が取得される。そして、遊技状態に応じて定められた各役について、取得した内部抽選用の乱数と、遊技者が設定した賭数と、設定変更スイッチ23により設定された設定値に応じて定められた各役の判定値数に応じて行われる。本実施例において内部抽選における当選は、排他的なものであり、1ゲームにおいて複数が同時に当選することはない。
【0052】
遊技状態に応じた役の参照は、図4に示した遊技状態別当選役テーブルに応じて行われる。すなわち、遊技状態がレギュラーボーナス(ビッグボーナス中に提供された場合を含む)にあるときには、JAC、スイカ、ベル、チェリーが内部抽選の対象役として順に読み出され、遊技状態がビッグボーナス中の小役ゲームにあるときには、レギュラーボーナス(2)、JACIN、スイカ、ベル、チェリーが内部抽選の対象役として順に読み出される。
【0053】
通常遊技状態にあるときには、レギュラーボーナス(1)、ビッグボーナス(1)、ビッグボーナス(2)、ビッグボーナス(3)、スイカ、ベル、チェリー、リプレイが内部抽選の対象役として順に読み出される。もっとも、前回以前のゲームでレギュラーボーナス当選フラグ(1)、レギュラー当選フラグ(2)、ビッグボーナス当選フラグ(1)、ビッグボーナス当選フラグ(2)またはビッグボーナス当選フラグ(3)が設定され、当該フラグに基づく入賞が発生しないで持ち越されているときには、レギュラーボーナス(1)及びビッグボーナス(1)〜(3)は、内部抽選の対象役とならない。また、小役ゲームのときには、レギュラーボーナス(2)、JACIN、スイカ、ベル、チェリー、リプレイが内部抽選の対象役として順に読み出されるが、前回以前のゲームでレギュラーボーナス当選フラグ(2)が設定され、当該フラグに基づく入賞が発生しないで持ち越されているときには、レギュラーボーナス(2)及びJACINは、内部抽選の対象役とならない。
【0054】
つまり、この内部抽選処理においていずれかの入賞が許容されたときに、その旨を示す内部当選フラグを設定する(以下フラグの当選ともいう)。
【0055】
内部当選フラグは、図4に示すように、各役に対応して定められており、内部抽選処理により各々対応する内部当選フラグが当選したことを条件に対応する入賞図柄の組合せが揃うことを許容する。すなわち内部当選フラグが当選したことを条件に対応する入賞が許容されることとなる。
【0056】
図4に示すように、チェリー入賞、スイカ入賞、ベル入賞、リプレイ入賞、JacIn入賞、Jac入賞の組合せは、内部抽選処理により該当する入賞を許容する内部当選フラグ(チェリーフラグ、スイカフラグ、ベルフラグ、リプレイフラグ、JacInフラグ、Jacフラグ)が当選し、かつ各リール2L、2C、2Rの停止条件(ストップスイッチ8L、8C、8Rの検出、自動停止時間の経過)が成立したタイミングが入賞図柄の組合せを構成する図柄の引込範囲内(停止条件が成立したタイミングで表示されている図柄を除き最大4図柄)であれば有効化された入賞ラインに揃う。
【0057】
また、BB(1)入賞、BB(2)入賞、BB(3)入賞、RB入賞(1)、RB入賞(2)の組合せは、内部抽選処理により該当する入賞を許容する内部当選フラグ(BB(1)フラグ、BB(2)フラグ、BB(3)フラグ、RB(1)フラグ、RB(2)フラグ)が当選し、かつ他の内部当選フラグが当選していないことを条件に、各リール2L、2C、2Rの停止条件が成立したタイミングが入賞図柄の組合せを構成する図柄の引込範囲内であれば有効化された入賞ラインに揃う。
【0058】
また、これら内部当選フラグのうち、チェリーフラグ、スイカフラグ、ベルフラグ、リプレイフラグ、JacInフラグ、Jacフラグは、当該内部当選フラグが当選したゲームにおいてのみ有効とされており、当該内部当選フラグにより許容された入賞が発生したか否かに関わらずそのゲームの終了後にクリアされる。すなわちチェリーフラグ、スイカフラグ、ベルフラグ、リプレイフラグ、JacInフラグ、Jacフラグは、これら内部当選フラグにより許容される入賞が発生したか否かに関わらず、当該内部当選フラグが当選したゲームの終了時に無効とされる。
【0059】
これに対してBB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグは、これら内部当選フラグにより許容されたBB(1)〜(3)入賞、RB入賞(1)、(2)が発生しないとき(取りこぼしたとき)に次ゲーム以降に持ち越すことが可能とされており、それ以降のゲームにおいてBB(1)〜(3)入賞、RB入賞(1)、(2)が発生することでクリアされる。また、BB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグが持ち越されている状態においては、内部抽選処理よるBB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグの抽選を行わないようになっている。尚、BB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグが当選したゲームをBB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグの成立ゲームとも呼び、BB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグが当選した後、これらBB(1)〜(3)フラグ、RB(1)、(2)フラグが持ち越されている状態をBBフラグ、RBフラグの成立状態とも呼ぶ。
【0060】
図5は、リール2L、2C、2Rに設けられたリールモータ34L、34C、34R、リールセンサ34L、34C、34R、リールランプ55L、55C、55Rと、各種基板との配線接続状況を示すブロック図である。
【0061】
本実施例におけるリール中継基板80には、遊技制御基板40からの配線、及びリールモータ34L、34C、34R及びリールセンサ34L、34C、34Rからの配線を接続可能な接続端子が設けられているともに、遊技制御部41及びモータ駆動回路43から出力された駆動信号をリールモータ34L、34C、34Rに伝達するための配線パターン及びリールセンサ34L、34C、34Rからのスイッチ信号をスイッチ回路42に伝達するための配線パターンが形成されており、遊技制御部41及びモータ駆動回路43から出力された駆動信号がこれら配線パターン及び接続端子を介して出力されるとともに、接続端子及び配線パターンを介して入力されたスイッチ信号がスイッチ回路42に入力されるようになっている。
【0062】
また、リール中継基板80には、演出制御基板90からの配線、及びリールランプ55L、55C、55Rからの配線を接続可能な接続端子が設けられているともに、演出制御部91及びランプ駆動回路93から出力された駆動信号をリールランプ55L、55C、55Rに伝達するための駆動信号線からなる配線パターンが形成されており、演出制御部91及びランプ駆動回路93から出力された駆動信号がこれら配線パターン及び接続端子を介して出力されるようになっている。
【0063】
また、リール中継基板80には、前述したように演出制御部91及びランプ駆動回路93から出力されるリールランプ55L、55C、55Rの駆動信号を分岐して、インターフェイス基板100に出力するための分岐回路81と、が形成されている。
【0064】
詳しくはこの分岐回路81は、図5に示されるように、リールランプ55L、55C、55Rそれぞれに対応する信号線から分岐される3本の分岐信号線と、該3本全ての分岐信号線からリールランプ55L、55C、55Rの駆動信号が入力されたときのみ、リールランプ55L、55C、55Rが点灯している旨を示すリールランプ信号を試験信号として出力する論理積回路(AND回路)と、該論理積回路から出力された試験信号を、インターフェイス基板100からの配線を接続可能な接続端子に伝達するための配線パターンと、が含まれる。
【0065】
つまり、本実施例においては、演出制御部91及びランプ駆動回路93から全てのリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるための駆動信号が出力されている間、該駆動信号が分岐して分岐回路81に入力されるとともに、該分岐回路81を介してリールランプ信号として出力される。この分岐回路81から出力されたリールランプ信号は、後述するようにインターフェイス基板100に対して試験信号として出力され、試験装置200に入力されるようになっている。
【0066】
また、分岐回路81は、前述したように論理積回路(AND回路)にて構成されているため、3つのリールランプ55L、55C、55Rのうち、少なくともいずれか1つのリールランプに対応する駆動信号がランプ駆動回路93から出力されていないときは、分岐回路81からインターフェイス基板100に対してリールランプ信号が出力されることがない。
【0067】
つまり、試験装置200においては、全てのリールランプ55L、55C、55Rが点灯しているときのみ、リールランプ55L、55C、55Rが点灯していることを把握でき、いずれのリールランプ55L、55C、55Rも点灯していないときはもちろん、1つ、または2つのリールランプのみ点灯しているときは、リールランプ55L、55C、55Rが消灯しており、点灯していないと把握できる。
【0068】
また、これらリール中継基板80に設けられた接続端子は、例えば、遊技制御基板40、演出制御基板90、インターフェイス基板100からのプローブを接続可能な信号ピンや遊技制御基板40、演出制御基板90、インターフェイス基板100からのケーブルを接続可能なコネクタにて構成されているため、これら接続端子を介して遊技制御基板40、演出制御基板90、インターフェイス基板100からの配線を簡単に接続することが可能となる。
【0069】
また、特にインターフェイス基板100に対応する接続端子は、インターフェイス基板100を接続するために便宜的に設けられたものであり、これらの試験信号及び試験用信号の入出力が行われる接続端子は、遊技店に出荷されるスロットマシン1のリール中継基板80には必要のないものである。このため、本実施例のリール中継基板80には、特に図示はしないが、接続端子が設けられた部分を切断するための複数の切断孔が形成され、これら切断孔に沿って切断できるようになっており、遊技店への出荷時には、接続端子が設けられた部分を切断して不用な信号の入出力ができない状態とすることができる。これにより、例えば、ホール機器にてリールランプ信号を検出し、リールランプ信号からリールランプの点灯状況を特定してその旨を報知する等、試験信号が試験以外の目的で容易に利用できてしまうことを防止できる。また、リール中継基板80を介して遊技制御基板40や演出制御基板90に対して不要な信号が容易に入力されてしまうことを防止できる。
【0070】
尚、第3者機関が試験を行うために提供する遊技機は通常数台程度であり、その他、遊技店に出荷される量産用の遊技機は、これら試験信号や試験用信号の入出力を行う必要性が低いことから、これら量産用の遊技機には、配線パターンは形成されているものの前述した接続端子を設けないリール中継基板80を搭載するようにしても良く、これにより量産用の遊技機の製造コストを軽減することができる。更にこの場合には、リール中継基板80に試験信号や試験用信号を伝達するための配線パターンは形成されているため、接続端子を実装するのみでインターフェイス基板100や試験装置200を簡単に接続することが可能となる。また、試験用の遊技機のみ試験信号や試験用信号を伝達するための配線パターン及びインターフェイス基板100や試験装置200と接続するための接続端子を設け、量産用の遊技機には、これら配線パターンや接続端子を設けない構成としても良い。すなわち演出制御部91がリールランプ信号の出力制御を行うが、実際に試験信号が出力されない構成としても良い。これにより量産用の遊技機の製造コストを更に軽減できる。
【0071】
図6には、リールランプ55L、55C、55Rの点灯状態に応じたリールランプ信号の出力状況を示すタイミングチャートが示されている。
【0072】
まず、図6(a)に示すように、例えばスロットマシン1の電源が投入されたとき等において、演出制御部91及びランプ駆動回路93が左、中、右全てのリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるための駆動信号を出力して全てのリールランプが点灯すると(t1)、その時点でリールランプ信号がOFFからONに変化する。すなわち、リールランプ信号がインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力される。
【0073】
また、全てのリールランプが点灯している状態で、例えば演出制御部91及びランプ駆動回路93が何らかの要因により右リールランプ55Rを消灯させると(t2)、その時点でリールランプ信号がONからOFFに変化する。
【0074】
図6(b)に示すように、例えばスロットマシン1の電源が投入されたとき等において、演出制御部91及びランプ駆動回路93が左、中のリールランプ55L、55Cのみを点灯させるための駆動信号を出力して左、中のリールランプ55L、55Cのみが点灯すると(t3)、リールランプ信号はOFFのままとなる。
【0075】
また、左、中のリールランプ55L、55Cのみが点灯している状態で、例えば演出制御部91及びランプ駆動回路93が右リールランプ55Rを点灯させると(t4)、その時点でリールランプ信号がOFFからONに変化する。すなわち、リールランプ信号がインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力される。
【0076】
このように本実施例におけるスロットマシン1にあっては、演出制御部91及びランプ駆動回路93が、図柄を照射可能に配置された全てのリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるための駆動信号を出力して点灯させた場合、該駆動信号がリールランプ55L、55C、55Rの点灯を示すリールランプ信号としてインターフェイス基板100を介して試験装置に出力されることで、リールランプ信号の入力状況を試験装置200にて確認すれば、リールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を確認することができるため、リールランプ55L、55C、55Rの点灯態様が変化、すなわち点滅あるいは消灯して図柄の視認性が変化することにより、リールの停止操作(ストップスイッチ8L、8C、8Rによるリール2L、2C、2Rの停止操作)が妨げられる虞があるか否かを容易に確認することができる。
【0077】
また、本実施例においては、リールランプ55L、55C、55Rの点灯制御を行う演出制御部91及び該演出制御部91からの指令に基づいて駆動信号を出力するランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるために出力する駆動信号を分岐して、該分岐した駆動信号を試験信号であるリールランプ信号として試験装置200に出力するための分岐回路81が、リール中継基板80に形成されていることで、リールランプ55L、55C、55Rを点灯させるために出力される駆動信号を利用して試験信号として出力することができ、演出制御部91等がリールランプ信号を新たに生成して出力する等の複雑な制御を行わずに済むため、制御負荷が軽減される。
【0078】
また、本実施例においては、複数のリール2L、2C、2Rに対応して配置されたリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を示すリールランプ信号は、それぞれのランプに対応して別個に試験装置200に出力されることなく、論理積回路にて構成される分岐回路81を介して出力されるようになっているため、各リール2L、2C、2Rそれぞれに対応する全てのリールランプ55L、55C、55Rが点灯、すなわち全てのリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態が全て同一であるときにのみ、リールランプ信号が試験装置200に出力されるようになっていることで、リールランプ信号を伝達するための信号線が1本で済むため、製造コストを効果的に低減できるばかりか、試験装置200側でのリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態の確認が容易になる。
【0079】
なお、本実施例においては、リールランプ55L、55C、55Rの点灯制御を行う演出制御部91及び該演出制御部91からの指令に基づいて駆動信号を出力するランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるために出力する駆動信号を、分岐回路81にて分岐し、該分岐した駆動信号を試験信号であるリールランプ信号として試験装置200に出力するようになっていたが、例えば、ランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるための駆動信号を出力している期間中、演出制御部91が駆動信号とは別個にリールランプ信号を生成し、該生成したリールランプ信号を、ランプ駆動回路93による駆動信号の出力と並行して試験装置200に出力する制御を行うようにしてもよい。
【0080】
さらに、前述のようにリールランプ信号としてリールランプ55L、55C、55Rの駆動信号を利用する場合において、例えばリールランプ55L、55C、55Rが点滅状態にあるときは、リールランプ信号は、ランプの点滅、すなわち、駆動信号のON/OFFに応じてON/OFFを繰り返すことになるが、このようにリールランプ信号がON/OFFを繰り返す、特にはランプが高速点滅したときにはON/OFFの周期が極めて短くなることで、試験装置200側でリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を確認することが困難となる虞があるため、例えば試験装置200に対して出力する試験信号としてのリールランプ信号を、リールランプ55L、55C、55Rが点灯状態であるときにはリールランプ点灯信号を出力し、リールランプ55L、55C、55Rが点滅状態であるときには、該点滅期間中においてリールランプ点滅信号を出力するようにしてもよい。
【0081】
このような変形例としてのスロットマシンの構成を、図7、図8に基づいて以下に説明する。
【0082】
図7には、変形例としてのスロットマシン1の要部の構成を示すブロック図が示されている。
【0083】
本変形例としてのスロットマシン1のリール中継基板80には、演出制御部91及びランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを点灯させるための駆動信号を伝達するための配線パターン及び接続端子と、演出制御部91及びランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを点灯または点滅させる駆動信号を出力している期間中、駆動信号とは別個にリールランプ点灯信号及びリールランプ点滅信号を生成し、該生成したリールランプ点灯信号をインターフェイス基板100に出力するための配線パターン82及び接続端子と、リールランプ点滅信号をインターフェイス基板100に出力するための配線パターン83及び接続端子と、がそれぞれリール中継基板80に形成されており、配線パターン82からはリールランプ点灯信号が、配線パターン83からはリールランプ点滅信号が、それぞれ出力される。
【0084】
図8には、本変形例としてのスロットマシン1において、リールランプ55L、55C、55Rの点灯状態に応じたリールランプ点灯信号及びリールランプ点滅信号の出力状況を示すタイミングチャートが示されている。
【0085】
図8に示すように、演出制御部91及びランプ駆動回路93は、例えばリールランプ55L、55C、55Rが全て点灯させている状態において、リールランプ点灯信号をONとするとともに、リールランプ点滅信号をOFFとする。
【0086】
この状態で、演出制御部91及びランプ駆動回路93が、リールランプ55L、55C、55Rを所定期間(t5〜t6)にわたり点滅させる制御を開始すると、t5の時点でリールランプ点灯信号をONからOFFに変化させるとともに、リールランプ点滅信号をOFFからONに変化させる。そして、前記所定期間が経過した時点(t6)で、再びリールランプ点灯信号をOFFからONに変化させるとともに、リールランプ点滅信号をONからOFFに変化させる。
【0087】
また、演出制御部91及びランプ駆動回路93は、点灯させている全てのリールランプ55L、55C、55Rを消灯させると(t7)、t7の時点でリールランプ点灯信号及びリールランプ点滅信号をONからOFFに変化させる。
【0088】
このように、演出制御部91及びランプ駆動回路93がリールランプ55L、55C、55Rを所定期間(t5〜t6)にわたり点滅させる制御を行っている場合、ランプ駆動回路93から出力される駆動信号はON/OFFを繰り返すことになるが、リールランプ点滅信号は、駆動信号とは別個に生成するため、駆動信号が出力、すなわちONのときだけでなく、ON/OFFを繰り返して点滅させている期間にわたって出力するため、リールランプ55L、55C、55Rが点滅している旨を示す信号を、試験装置200に対して安定した状態で出力することができ、これにより試験装置200側では、高速点滅等が行われても点灯状態を誤認することなく、正確な点灯制御状態を把握することができる。
【0089】
また、本実施例における演出制御部91は、遊技制御部41から出力されるコマンドに基づいて、リール2L、2C、2Rが回転中であるか否かを判定し、リール2L、2C、2Rの回転中においては、リールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を変化、例えば点灯状態のリールランプ55L、55C、55Rを消灯あるいは点滅させることなく、リールランプ55L、55C、55Rの点灯制御状態を一定に維持するようになっている。
【0090】
詳しくは、演出制御部91は、遊技制御部41からリールの回転が開始した旨を示すリール回転開始コマンドを受信したときに行っているリールランプ55L、55C、55Rの点灯制御状態を、リール回転開始コマンドを受信したときから、該リールの回転が停止した旨を示すリール停止コマンドを受信するまでの間、一定に維持する。つまり、リールランプ信号の出力状態も一定に維持されることになる。
【0091】
これにより、リール2L、2C、2Rの回転中、すなわち図柄の変動表示中において図柄の視認性が変化することが防止されるため、遊技者によるいわゆる目押しが妨げられることがない。
【0092】
また、本実施例では、演出制御部91は、リールランプ55L、55C、55Rは、電源の投入に応じて点灯状態とし、ゲーム中であるか否かに関わらず、点灯状態に維持しているため、リールの回転が開始したときは点灯状態であり、かつ該リールの回転が停止するまで点灯状態を維持するようになっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、リール2L、2C、2Rの回転が開始したときのリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態が、当該回転中のリール2L、2C、2Rが停止するまでの間変化しなければ、例えば演出制御部91が、リール2L、2C、2Rの回転が開始したときにリールランプ55L、55C、55Rを消灯あるいは点滅させる制御を行っていた場合、該リール2L、2C、2Rの回転が停止するまでリールランプ55L、55C、55Rを消灯あるいは点滅させる制御を一定に維持するようにしても、図柄の変動表示中において図柄の視認性が変化することが防止される。
【0093】
また、リールランプ55L、55C、55Rは、少なくともリール2L、2C、2Rの回転中において点灯状態が変化しなければ、遊技者による目押しが妨げられる虞がないため、リール2L、2C、2Rの回転が停止している状態、例えば所定期間にわたりゲームの進行に関するゲーム進行操作(メダル投入、MAXBETスイッチ6等による賭数の設定操作や、スタートスイッチ7によるゲーム開始操作)が行われない遊技待機状態となった場合や、入賞の発生時において入賞ラインを演出する場合等において、リールランプ55L、55C、55Rを点灯、点滅させることは、遊技者による目押しが妨げられる虞がないばかりか、遊技待機状態においてリールランプ55L、55C、55Rを消灯することは、省電力化を図ることができるとともに、ランプの寿命も長くなるため、経済的である。
【0094】
次に、図9は、遊技制御基板40からインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力される試験信号及び試験装置200からインターフェイス基板100を介して遊技制御基板40に対して入力される試験用信号を示す図である。
【0095】
図9に示すように、投入要求ランプ信号、スタート可能ランプ信号、BB中信号、RBゲーム中信号、リプレイゲーム中信号、ラインランプ1〜3信号、第1〜3リールストップ可能ランプ信号、第1〜3リールインデックス信号、払出要求信号、払出カウント信号、打止信号、設定値表示用7セグメント表示a〜g信号、内部当選フラグ1〜4信号、内部当選フラグ5〜8信号、第1リールモータ励磁信号、第2リールモータ励磁信号、第3リールモータ励磁信号、前述したリールランプ信号が試験信号として遊技制御基板40から試験装置200に対して出力される。
【0096】
これら遊技制御基板40から試験装置200に対して出力される試験信号は、遊技制御部41の制御によって出力されるようになっている。すなわち遊技制御部41は、遊技機が行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段として機能する。
【0097】
投入要求ランプ信号は、投入要求LED10の駆動信号、すなわち投入要求LED10が点灯しているか否かを示す信号であり、メダルを投入可能な状態か否かを特定可能とされている。
【0098】
スタート可能ランプ信号は、スタート可能LED11の駆動信号、すなわちスタート可能LED11が点灯しているか否かを示す信号であり、ゲームが開始可能な状態か否かを特定可能とされている。
【0099】
このように本実施例では、投入要求ランプ信号として投入要求LED10の駆動信号が利用され、スタート可能ランプ信号としてスタート可能LED11の駆動信号が利用されるようになっており、投入要求ランプ信号やスタート可能ランプ信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できる。
【0100】
尚、本実施例では、投入要求LED10は、点灯によりメダルを投入可能な状態を報知し、スタート可能LED11は、点灯によりゲームが開始可能な状態を報知しているが、これらの状態を投入要求LED10、スタート可能LED11の点滅により報知するようにしても良い。しかしながら、この場合に各LEDの駆動信号を投入要求ランプ信号やスタート可能ランプ信号として出力すると、試験装置200側でメダルを投入可能な状態やゲームが開始可能な状態を正確に把握できなくなる可能性があるので、インターフェイス基板100で、メダルを投入可能な状態の間は常に投入要求ランプ信号がONの状態となり、ゲームの開始が可能な状態の間は常にスタート可能ランプ信号がONの状態となるように信号を補正することが好ましい。また、この場合でも、試験装置200側でメダルを投入可能な状態やゲームが開始可能な状態が切り替わるタイミングを正確に把握できなくなる可能性があるので、遊技制御部41が、投入要求LED10やスタート可能LED11の駆動信号とは別個に投入要求ランプ信号やスタート可能信号を生成して出力することが、更に好ましい。
【0101】
BB中信号、RBゲーム中信号、リプレイゲーム中信号は、各々遊技状態がBB中、RB中、リプレイゲーム中を示す信号であり、その時点の遊技状態を特定可能とされている。
【0102】
ラインランプ1〜3信号は、第1〜3入賞ラインLED12〜14の駆動信号、すなわち第1〜3入賞ラインLED12〜14が点灯しているか否かを示す信号であり、有効化されている入賞ラインを特定可能とされている。
【0103】
第1〜3リールストップ可能ランプ信号は、第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rの駆動信号、すなわち第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rが点灯しているか否かを示す信号であり、左リール、中リール、右リールの停止操作が可能か否かを特定可能とされている。
【0104】
このように本実施例では、ラインランプ1〜3信号として第1〜3入賞ラインLED12〜14の駆動信号が利用され、第1〜3リールストップ可能ランプ信号として第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rの駆動信号が利用されるようになっており、ラインランプ1〜3信号や、第1〜3リールストップ可能ランプ信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できる。
【0105】
尚、有効化されている入賞ラインや左リール、中リール、右リールの停止操作が可能か否かを第1〜3入賞ラインLED12〜14、第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rの点滅により報知するようにしても良いが、投入要求ランプ信号やスタート可能ランプ信号と同様の問題を有することから、インターフェイス基板100で、報知している間はラインランプ1〜3信号、第1〜3リールストップ可能ランプ信号が常にONの状態となるように信号を補正したり、遊技制御部41が、第1〜3入賞ラインLED12〜14や第1〜3停止有効LED15L、15C、15Rの駆動信号とは別個にラインランプ1〜3信号や第1〜3リールストップ可能ランプ信号を生成して出力することが好ましい。
【0106】
第1〜3リールインデックス信号は、リールセンサ35L、35C、35Rの検出信号であり、左リール、中リール、右リールの基準位置の通過を特定可能とされている。
【0107】
払出要求信号は、ホッパーモータ32の駆動信号、すなわちホッパーモータ32が駆動しているか否かを示す信号であり、メダルの払出動作が行われている旨を特定可能とされている。
【0108】
このように本実施例では、第1〜3リールインデックス信号としてリールセンサ35L、35C、35Rの検出信号が利用され、払出要求信号としてホッパーモータ32の駆動信号が利用されるようになっており、第1〜3リールインデックス信号や、払出要求信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できる。
【0109】
払出カウント信号は、入賞の発生に伴うメダルの払出を検出する毎に出力される信号であり、試験装置200側でメダルの払出をカウントさせるための信号である。
【0110】
打止信号は、打止状態に制御されている旨を示す信号である。
【0111】
設定値表示用7セグメント表示a〜g信号は、設定値表示器20の各セグメントを構成するLEDの駆動信号であり、設定値表示器20に表示されている設定値を特定可能とされている。
【0112】
このように本実施例では、設定値表示用7セグメント表示a〜g信号として設定値表示器20の各セグメントを構成するLEDの駆動信号が利用されるようになっており、設定値表示用7セグメント表示a〜g信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できる。
【0113】
内部当選フラグ1〜4信号は、各信号を4ビットのパラレル信号とし、内部抽選における小役の当選及びリプレイの当選状況を特定可能とされている。本実施例では、0(H)=ハズレ、1(H)=リプレイ、2(H)=チェリー、3(H)=スイカ、4(H)=ベル、を示す。
【0114】
内部当選フラグ5〜8信号は、各信号を4ビットのパラレル信号とし、内部抽選におけるRB(1)、RB(2)、BB(1)、BB(2)、BB(3)、JACIN、JACの当選状況を特定可能とされている。本実施例では、0(H)=ハズレ、1(H)=RB(1)、2(H)=RB(2)、3(H)=BB(1)、4(H)=BB(2)、5(H)=BB(3)、6(H)=JACIN、7(H)=JACを示す。
【0115】
このように本実施例では、次にゲームに持ち越すことが可能なBBやRBを含む内部抽選の当選状況を示す試験信号と、次のゲームに持ち越されない当選であって、BBやRBが当選している状態であっても、内部抽選にて当選し得る小役やリプレイの当選状況を示す試験信号と、が別個のパラレル信号にて同時に出力する制御がなされるようになっており、複数のパターンからなる当選状況を示す試験信号を少ない信号線にて出力できるとともに、例えば、BBやRB等、次のゲームに持ち越すことが可能な当選が前のゲームから持ち越されている状態で、小役やリプレイが当選したときにも、試験装置200側で内部抽選の当選状況を正確に把握することができる。
【0116】
第1〜3リールモータ励磁信号は、リールモータ34L、34C、34R、すなわち左リール、中リール、右リールを駆動するリールモータの駆動信号であり、各リールの駆動状況を特定可能とされている。
【0117】
このように本実施例では、第1〜3リールモータ励磁信号としてリールモータ34L、34C、34Rを駆動するリールモータの駆動信号が利用されるようになっており、第1〜3リールモータ励磁信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できるうえに、リールモータ34L、34C、34Rの駆動が停止したタイミング等を試験装置200側で正確に把握することができる。
【0118】
リールランプ信号は、前述したようにリールランプ55L、55C、55R、すなわち左リール、中リール、右リールに配列された図柄を照射するためのリールランプ55L、55C、55Rの駆動信号であり、各リールランプの点灯状況を特定可能とされている。
【0119】
このように本実施例では、リールランプ信号としてリールランプ55L、55C、55Rを駆動するリールランプの駆動信号が利用されるようになっており、リールランプ信号を別個に生成せずに済むため、遊技制御部41の制御負荷を軽減できるうえに、リールランプ55L、55C、55Rが点灯または消灯したタイミング等を試験装置200側で正確に把握することができる。
【0120】
尚、本実施例では、遊技制御基板40からインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力される試験信号の一部に、遊技制御基板40に接続された各種電気部品の駆動信号を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの駆動信号とは別個に、試験信号を生成して出力するようにしても良い。
【0121】
図9に示すように、投入スイッチ信号、リールスタートスイッチ信号、第1〜3リールストップスイッチ信号、払出スイッチ信号、打止解除スイッチ信号、設定キースイッチ信号、設定スイッチ信号が、試験用信号として試験装置200から遊技制御基板40に対して入力される。これら試験用信号は、スロットマシン1が備える各種スイッチやセンサの検出信号と同様に機能する信号であり、これら試験用信号は、遊技制御基板40が備えるスイッチ回路42により検出され、遊技制御部41により各試験用信号に対応したスイッチやセンサの検出が判定されるようになっている。すなわちスイッチ回路42は、試験装置から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段として機能する。
【0122】
投入スイッチ信号は、投入センサ31に対応する信号であり、リールスタートスイッチ信号は、スタートスイッチ7に対応する信号である。第1〜3リールストップスイッチ信号は、ストップスイッチ8L、8C、8Rに各々対応する信号である。払出スイッチ信号は、払出センサ33に対応する信号である。打止解除スイッチ信号は、リセットスイッチ24に対応する信号である。設定キースイッチ信号は、設定キースイッチ21に対応する信号である。設定スイッチ信号は、設定変更スイッチ23に対応する信号である。
【0123】
また、本実施例において遊技制御基板40には、インターフェイス基板100からの配線を接続可能な接続端子が設けられているともに、遊技制御部41及び各種駆動回路から出力された試験信号を接続端子に伝達するための配線パターン、及び接続端子からスイッチ回路42へ試験用信号を伝達するための配線パターンが形成されており、遊技制御部41及び各種駆動回路から出力された試験信号がこれら配線パターン及び接続端子を介して出力されるとともに、接続端子及び配線パターンを介して入力された試験用信号がスイッチ回路42に入力されるようになっている。
【0124】
また、接続端子は、例えば、インターフェイス基板100からのプローブを接続可能な信号ピンやインターフェイス基板100からのケーブルを接続可能なコネクタにて構成されているため、これら接続端子を介してインターフェイス基板100からの配線を簡単に接続することが可能となる。
【0125】
また、接続端子は、インターフェイス基板100を接続するために便宜的に設けられたものであり、これらの試験信号及び試験用信号の入出力が行われる接続端子は、遊技店に出荷されるスロットマシン1の遊技制御基板40には必要のないものである。このため、本実施例の遊技制御基板40には、接続端子が設けられた部分を切断するための複数の切断孔が形成され、これら切断孔に沿って切断できるようになっており、遊技店への出荷時には、接続端子が設けられた部分を切断して不用な信号の入出力ができない状態とすることができる。これにより、例えば、ホール機器にて内部当選フラグ信号を検出し、内部当選フラグ信号から内部当選フラグの当選状況を特定してその旨を報知する等、試験信号が試験以外の目的で容易に利用できてしまうことを防止できる。また、遊技制御基板40に対して不要な信号が容易に入力されてしまうことを防止できる。
【0126】
尚、第3者機関が試験を行うために提供する遊技機は通常数台程度であり、その他、遊技店に出荷される量産用の遊技機は、これら試験信号や試験用信号の入出力を行う必要性が低いことから、これら量産用の遊技機には、配線パターンは形成されているものの前述した接続端子を設けない遊技制御基板40を搭載するようにしても良く、これにより量産用の遊技機の製造コストを軽減することができる。更にこの場合には、遊技制御基板40に試験信号や試験用信号を伝達するための配線パターンは形成されているため、接続端子を実装するのみでインターフェイス基板100や試験装置200を簡単に接続することが可能となる。また、試験用の遊技機のみ試験信号や試験用信号を伝達するための配線パターン及びインターフェイス基板100や試験装置200と接続するための接続端子を設け、量産用の遊技機には、これら配線パターンや接続端子を設けない構成としても良い。すなわち遊技制御部41が試験信号の出力制御を行うが、実際に試験信号が出力されない構成としても良い。これにより量産用の遊技機の製造コストを更に軽減できる。
【0127】
次に、図10〜23に示すタイミングチャートを用いて試験時における遊技制御基板40と試験装置との試験信号及び試験用信号の入出力状況について説明する。
【0128】
図10は、試験信号及び試験用信号の全体的な入出力状況を示す図である。
【0129】
図10に示すように、まず、メダルが投入可能な状態になると、投入要求LED10を点灯状態とし、投入要求ランプ信号をONとする。これに基づき試験装置200から投入スイッチ信号が入力され、少なくとも投入スイッチ信号を1回以上検出することでゲームが開始可能な状態となるので、スタート可能LED11を点灯状態として、スタート可能ランプ信号をOFFからONに変化させる。投入スイッチ信号の検出後、投入スイッチ信号を3回検出すると、メダルの投入が不可能な状態となるので、投入要求LED10を消灯し、投入要求ランプ信号をOFFにする。これに伴い投入スイッチ信号も停止するようになっている。
【0130】
スタート可能信号がONの状態においては、試験装置200からリールスタートスイッチ信号が入力されるようになっており、リールスタートスイッチ信号を検出すると、スタート可能LED11を消灯し、スタート可能ランプ信号をONからOFFに変化させる。そして、内部抽選処理を実行し、その結果に基づいて内部当選フラグ信号1〜4、5〜8の出力状態を更新する。
【0131】
その後、リールの回転が開始し、定速回転になると、第1〜3有効停止LED15L、15C、15Rを点灯状態とし、第1〜3リールストップ可能ランプをOFFからONに変化させる。これに基づき試験装置200から第1〜3リールストップスイッチ信号のいずれかが入力されるようになっており、第1〜3リールストップスイッチ信号のいずれかを検出すると、第1〜3有効停止LED15L、15C、15Rを消灯し、第1〜3リールストップ可能ランプをONからOFFに変化させる。そして、検出した第1〜3リールストップスイッチ信号に対応するリールを停止させる制御を行った後、回転中のリールに対応する有効停止LEDを再び点灯状態とし、対応するリールストップ可能ランプをOFFからONに変化させる。
【0132】
これらの処理を繰り返し実施して、全てのリールが停止した際に、入賞図柄の組合せが停止しているか否かを判定し、メダルの払出を伴う入賞図柄の組合せを判定した場合には、ホッパーモータ32の駆動信号を出力し、払出要求信号をOFFからONに変化させる。これに伴い、試験装置200から払出スイッチ信号が入力されるようになっており、払出スイッチ信号の検出により、メダルの払出枚数をカウントし、入賞図柄の組合せに応じた枚数分の払出スイッチ信号を検出した際に、ホッパーモータ32の駆動信号の出力を停止し、払出要求信号をONからOFFに変化させる。これに伴い払出スイッチ信号の入力も停止するようになっている。
【0133】
次いで、入賞図柄の組合せに応じて遊技状態が変化する場合には、ホッパーモータ32の駆動信号の停止後、すなわち払出要求信号をOFFにした後、遊技状態を示す試験信号の出力状態を変化させる。例えば、BB入賞の組合せが揃ってBBに移行する場合は、BB中信号をOFFからONに変化させる。その後、再びメダルを投入可能な状態になると、投入要求LED10を点灯状態とし、投入要求ランプ信号をONにする。
【0134】
図11は、投入要求ランプ信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0135】
投入要求ランプ信号は、メダルを投入可能な状態となった時点でONにする。ただし、図11(a)に示すように、前のゲームでメダルの払出を伴う場合には、払出要求信号をONからOFFに変化させた時点(t8)から所定時間経過した時点(t9)で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。また、遊技状態が変化する場合には、遊技状態を示す試験信号が変化した時点(t8)から所定時間経過した時点(t9)で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。例えば、前のゲームがリプレイゲームの場合には、リプレイゲーム中信号がONからOFFに変化した時点(t8)から所定時間経過した時点(t9)で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。
【0136】
投入要求ランプ信号は、メダルを投入可能な状態において常時ONの状態とされており、図11(b)に示すように、投入スイッチ信号の検出により投入数が上限数に到達してメダルを投入不可能な状態となったときに、上限数に到達する契機となった投入スイッチ信号がONからOFFに変化する前(t10)に投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させる。また、リールスタートスイッチ信号のONの検出によりメダルを投入不可能な状態となったときに、リールスタートスイッチ信号のONを検出した時点(t11)で投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させる。
【0137】
本実施例では、メダルの払出動作が終了して遊技状態が変化するときに、メダルの払出動作を示す払出要求信号の出力状態と、遊技状態を示す試験信号(BB中信号、RB中信号、リプレイゲーム中信号)の出力状態とが重複しないタイミングで変化するので、試験信号が示す制御状態に基づくスロットマシン1の制御状態を試験装置200側で誤認してしまうことがない。
【0138】
また、メダルの払出動作が終了してメダルを投入可能な状態に変化するときに、メダルの払出動作を示す払出要求信号の出力状態と、メダルを投入可能な状態か否かを示す投入要求ランプ信号の出力状態とが重複しないタイミングで変化するので、試験信号が示す制御状態に基づくスロットマシン1の制御状態を試験装置200側で誤認してしまうことがない。
【0139】
また、遊技状態が変化してメダルを投入可能な状態に変化するときに、遊技状態を示す試験信号の出力状態とメダルを投入可能な状態か否かを示す投入要求ランプ信号の出力状態とが重複しないタイミングで変化するので、試験信号が示す制御状態に基づくスロットマシン1の制御状態を試験装置200側で誤認してしまうことがない。
【0140】
また、本実施例では、リールスタートスイッチ信号の検出に応答して即時にメダルを投入不可能な状態に変化するとともに、メダルを投入可能な状態か否かを示す投入要求ランプ信号の出力状態が、リールスタートスイッチ信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0141】
図12は、スタート可能ランプ信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0142】
スタート可能ランプ信号は、ゲームのスタートが可能な状態となった時点でOFFからONに変化させる。本実施例では、メダルが1枚以上投入された時点でゲームのスタートが可能な状態となるので、図12(a)に示すように、メダルを投入可能な状態となった後、最初に検出した投入スイッチ信号がOFFになった時点(t12)でスタート可能ランプ信号をOFFからONに変化させる。
【0143】
スタート可能ランプ信号は、ゲームのスタートが可能な状態において常時ONの状態とされており、図12(b)に示すように、リールスタートスイッチ信号のONが検出された時点(t13)でONからOFFに変化させる。
【0144】
このように本実施例では、リールスタートスイッチ信号の検出に応答して即時にゲームの開始が不可能な状態に変化するとともに、ゲームの開始が可能な状態か否かを示すスタート可能ランプ信号の出力状態が、リールスタートスイッチ信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0145】
図13は、BB中(RB中)信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0146】
図13(a)に示すように、BB中(RB中)信号は、全てのリールの停止後、BB入賞(RB入賞またはJACIN)の組合せが揃ったときに、最後のリールが停止した時点(t14)から所定時間経過した時点(t15)であって、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t16)よりも前にOFFからONに変化させる
【0147】
BB中(RB中)信号は、BB(RB)に制御されている状態おいて常時ONの状態とされており、図13(b)に示すように、BB(RB)が終了となったゲームにおけるメダルの払出の終了、すなわち払出要求信号をONからOFFに変化させた時点(t17)から所定時間経過した時点(t18)であって、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t19)よりも前にONからOFFに変化させる。尚、BB(RB)が終了となったゲームにおいてメダルの払出を伴わなかった場合には、全てのリールが停止した時点から所定時間経過した時点であって、取込要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点よりも前にONからOFFに変化させる。
【0148】
図14は、リプレイゲーム中信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0149】
図14(a)に示すように、リプレイゲーム中信号は、全てのリールの停止後、リプレイ入賞の組合せが揃ったときに、最後のリールが停止した時点(t20)から所定時間経過した時点(t21)であって、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t22)よりも前にOFFからONに変化させる
【0150】
リプレイゲーム中信号は、リプレイゲームに制御されている状態おいて常時ONの状態とし、図14(b)に示すように、リプレイゲームにおけるメダルの払出の終了、すなわち払出要求信号をONからOFFに変化させる時点(t23)から所定時間経過した時点(t24)であって、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t25)よりも前にONからOFFに変化させる。尚、リプレイゲームにおいてメダルの払出を伴わなかった場合には、全てのリールが停止した時点から所定時間経過した時点であって、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点よりも前にONからOFFに変化させる。
【0151】
図15は、ラインランプ1〜3信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0152】
ラインランプ1〜3信号は、投入スイッチ信号が検出される毎に対応するラインランプ1〜3信号をOFFからONに変化させる。詳しくは、メダルを投入可能な状態となった後、最初に投入スイッチ信号のONを検出した時点(t26)でラインランプ1信号をOFFからONに変化させ、2番目に投入スイッチ信号のONを検出した時点(t27)でラインランプ2信号をOFFからONに変化させ、3番目に投入スイッチ信号のONを検出した時点(t28)でラインランプ3信号をOFFからONに変化させる。尚、前回のゲームの状態が残っている場合には、メダルを投入可能な状態となった後、最初に投入スイッチ信号のONを検出した時点でラインランプ1〜3信号を最新の状態に更新する。すなわちメダルを投入可能な状態となった後、最初に投入スイッチ信号のONを検出した時点でラインランプ1、2、3信号をONからOFFに変化させる。
【0153】
このように本実施例では、投入スイッチ信号の検出に応答して即時に有効な入賞ラインが変化するとともに、有効な入賞ラインを示すラインランプ1〜3信号の出力状態が、投入スイッチ信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0154】
図16は、第1〜3リールストップ可能ランプ信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0155】
第1〜3リールストップ可能ランプ信号は、リールスタートスイッチ信号を検出した後、リールの回転を開始し、定速回転となった時点(t29)でOFFからONに変化させる。そして、第1〜3リールストップスイッチ信号のONを検出した時点(t30、t32、t34)でONからOFFに変化させ、該当するリールが停止した時点(t31、t33)で、未だ回転中のリールがあれば、回転中のリールに対応するリールストップ可能ランプ信号をOFFからONに変化させる。すなわちリールの停止操作が可能な状態において対応するリールストップ可能ランプ信号をOFFからONに変化させ、リールの停止操作が不可能な状態において第1〜3リールストップ可能ランプ信号の全てをONからOFFに変化させる。
【0156】
このように本実施例では、第1〜3リールストップスイッチ信号の検出に応答して即時にリールの停止が不可能な状態に変化するとともに、リールの停止操作が有効な旨を示す第1〜3リールストップ可能ランプ信号の出力状態が、第1〜3リールストップスイッチ信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0157】
また、本実施例では、リールスタートスイッチ信号の検出後、リールを回転させる処理を経てからリールの停止操作が有効な状態に変化するとともに、リールの停止操作が有効か否かを示す第1〜3リールストップ可能信号の出力状態を、リールの停止操作が有効な状態の契機となるリールスタートスイッチ信号の検出後、リールを回転させる処理を経た後に変化させるようになっているため、試験装置200側で、試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態に変化したタイミングを正確に把握することができる。
【0158】
また、本実施例では、第1〜3リールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理を経てからリールの停止操作が有効な状態に変化するとともに、リールの停止操作が有効か否かを示す第1〜3リールストップ可能信号の出力状態を、リールの停止操作が有効な状態の契機となる第1〜3リールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理を経た後に変化させるようになっているため、試験装置200側で、試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態に変化したタイミングを正確に把握することができる。
【0159】
図17は、払出要求信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0160】
払出要求信号は、全てのリールの停止後、メダルの払出を伴う入賞図柄の組合せが揃ったときに、最後のリールが停止した時点(t35)から所定時間経過した時点(t36)でOFFからONに変化させる。
【0161】
払出要求信号は、メダルの払出動作中において常時ONの状態とされており、入賞図柄の組合せに応じた枚数分の払出スイッチ信号を検出したときに、入賞図柄の組合せに応じた枚数に到達する契機となった払出スイッチ信号をONからOFFに変化させる前(t37)であって、かつ投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t38)でONからOFFに変化させる。
【0162】
このように本実施例では、第1〜3リールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理及び入賞判定処理を経てからメダルの払出動作を行う状態に変化するとともに、メダルの払出動作を示す払出要求信号の出力状態を、メダルの払出動作を行う状態の契機となる第1〜3リールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理及び入賞判定処理を経た後に変化させるようになっているため、試験装置200側で、試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態に変化したタイミングを正確に把握することができる。
【0163】
図18は、払出カウント信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0164】
払出カウント信号は、払出要求信号のONに基づきメダルの払出が検出される毎(或いはクレジットに加算される毎)にON/OFFする。尚、試験用信号として試験装置200から入力される払出スイッチ信号を検出した場合には、払出スイッチ信号を検出する毎に払出カウント信号をON/OFFする。
【0165】
図19は、第1〜3リールインデックス信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0166】
第1〜3リールインデックス信号は、対応するリールセンサ35L、35C、35Rが各リールの基準位置の通過を検出するのと同時にON/OFFする。
【0167】
図20は、打止信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0168】
打止信号は、打止状態の契機となる遊技状態(本実施例ではBB)が終了した後(t39)、全ての信号をONからOFFに変化させた時点(t40)でOFFからONに変化させる。打止信号がOFFからONに変化したことに基づいて試験装置200から打止解除スイッチ信号が入力されるようになっており、打止解除スイッチ信号のONを検出した時点(t41)で打止信号をONからOFFに変化させる。そして、打止信号をOFFに変化させた後、所定時間経過した時点(t42)で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。
【0169】
このように本実施例では、打止解除スイッチ信号の検出に応答して即時に打止状態を解除するとともに、打止状態を示す打止信号の出力状態が、打止解除信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0170】
図21は、設定値表示用7セグメント表示a〜g信号のON/OFFタイミングを示す図である。
【0171】
設定値表示用7セグメント表示a〜g信号は、設定キースイッチ信号のONが検出され、OFFが検出されるまでの間、すなわち設定値表示器20に設定値が表示されている期間にわたり点灯しているセグメントに対応する信号がONからOFFに変化する。
【0172】
また、本実施例では、設定キースイッチ信号の検出に応答して即時に設定値表示器20に設定値を表示させるとともに、設定値表示器20を構成する各セグメントの点灯状態を示す設定値表示用7セグメント表示a〜g信号の出力状態が、設定キースイッチ信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0173】
図22は、内部当選フラグ1〜4、5〜8信号の切替タイミングを示す図である。
【0174】
内部当選フラグ1〜4、5〜8信号は、リールスタートスイッチ信号のONを検出した時点(t43)から所定時間経過した時点(t44)で、第1〜3リールストップ可能ランプ信号をOFFからONに変化させる時点(t45)よりも前に、リールスタートスイッチ信号の検出に基づく内部抽選処理の結果を示す出力状態に切り替える。ゲームの終了後もデフォルト(0(H))にすることなく、次のゲームの開始に伴うタイミングで切り替える。
【0175】
図23及び図24は、内部当選フラグ信号の切替タイミングの一例を示す図である。
【0176】
図23は、BBフラグが当選し、対応するBB入賞が判定されなかった場合の内部当選フラグ信号の切替タイミングを示す図である。
【0177】
まず、リールスタートスイッチ信号の検出に基づく内部抽選処理の結果、BBフラグが当選したときに、第1〜3リールストップ可能ランプ信号をOFFからONに変化させる前に、内部当選フラグ5〜8信号の出力状態をハズレを示す0(H)からBBフラグを示す3〜5(H)に切り替える。そして、全てのリールが停止した時点で、BB入賞の組合せが揃っていない場合には、BB中信号はOFFの状態を維持する。そして、この場合には、BBフラグの当選状態は保持されるので、次のゲームにおける内部抽選処理に伴い内部当選フラグ5〜8信号が切り替わっても再びBBフラグを示す3〜5(H)となる。
【0178】
図24は、BBフラグが当選し、BB入賞が発生した場合の内部当選フラグ信号の切替タイミングを示す図である。
【0179】
まず、リールスタートスイッチ信号の検出に基づく内部抽選処理の結果、BBフラグが当選したときに、第1〜3リールストップ可能ランプ信号をOFFからONに変化させる前に、内部当選フラグ5〜8信号の出力状態をハズレを示す0(H)からBBフラグを示す3〜5(H)に切り替える。そして、全てのリールが停止した時点で、BB入賞の組合せが揃った場合には、投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる前に、BB中信号をOFFからONに変化させる。そして、この場合には、次のゲームにおける内部抽選処理に伴い内部当選フラグ5〜8信号をBBフラグを示す3〜5(H)から当該ゲームの内部抽選処理の結果に基づく出力状態に切り替える。
【0180】
以上説明したように、本実施例のスロットマシン1では、第1の種類の制御状態が変化し、該第1の種類の制御状態の変化に関連して第2の種類の制御状態が変化したとき、例えば、メダルの払出動作が終了して遊技状態が変化したときやメダルを投入可能な状態となったとき、遊技状態が変化してメダルを投入可能な状態となったときに、第1の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態と第2の種類の制御状態を示す試験信号の出力状態とが重複しないタイミングで変化するので、試験信号が示す制御状態に基づくスロットマシン1の制御状態を試験装置200側で誤認してしまうことがなく、試験装置200側でスロットマシン1の制御状態を正確に把握することが可能となるため、正確な制御状態の遷移に基づいて試験を行うことができる。
【0181】
また、本実施例では、試験用入力信号の検出に応答して即時変化する制御状態(例えば、リールスタートスイッチ信号の検出に応答して変化するメダルを投入可能か否かの状態やゲームを開始可能か否かの状態、投入スイッチ信号の検出に応答して変化するゲームを開始可能か否かの状態や有効となる入賞ライン等)を示す試験信号(例えば、投入要求ランプ信号やスタート可能ランプ信号、ラインランプ1〜3信号等)の出力状態が、試験用入力信号の検出と同時に変化するので、試験装置200側で当該試験用入力信号を入力したタイミングと同時に制御状態が変化しているか否かを把握できる。
【0182】
また、本実施例では、メダルを1枚だけ投入可能な状態(例えば、クレジットを使用しない状態でメダルをあと1枚投入することで最大賭数が設定される状態や、最大賭数が設定されている状態でメダルをあと1枚投入することでクレジットが上限数に到達する状態、クレジットが上限数に到達している状態であと1枚投入することで最大賭数が設定される状態)においてメダルの投入を示す投入スイッチ信号のONが検出された後、OFFとなる前に、メダルを投入可能な状態を示す投入要求ランプ信号をOFFに変化させるようになっているので、試験装置200側でメダルを投入可能な状態ではない旨を投入スイッチ信号をOFFにする前に把握できるので、メダルを投入可能な状態ではない状態に切り替わったにも関わらず試験装置200側から投入スイッチ信号が入力されてしまうことを防止できる。
【0183】
また、本実施例では、あと1枚でメダルの払出が終了する状態においてメダルの払出の検出を示す払出スイッチ信号のONが検出された後、OFFとなる前に、メダルの払出動作中を示す払出要求信号をOFFに変化させるようになっているので、試験装置200側でメダルの払出動作中ではない旨を払出スイッチ信号をOFFにする前に把握できるので、メダルの払出動作中ではない状態に切り替わったにも関わらず試験装置200側から払出スイッチ信号が入力されてしまうことを防止できる。
【0184】
また、本実施例では、内部当選フラグの当選状況を示す内部当選フラグ1〜4、5〜8信号が、内部抽選処理による抽選結果が決定されてから、次のゲームの内部抽選処理による抽選結果が決定されるまでの期間にわたり、当該ゲームの内部当選フラグの当選状況を示す出力状態に継続して制御されるので、試験装置200側で内部当選フラグの当選状況を当該当選状況に基づくゲームの結果が出るまでの期間にわたり常に把握できるので、当該期間であればどのタイミングでも内部当選フラグの当選状況に関連する試験を正確に行うことができる。
【0185】
尚、本発明はこれに限定されるものではなく、内部当選フラグの当選状況を示す内部当選フラグ1〜4、5〜8信号が、少なくとも内部抽選処理による抽選結果が決定されてから、当該抽選結果に基づくゲームが終了するまでの期間にわたり、当該ゲームの内部当選フラグの当選状況を示す出力状態に制御されていれば、その後、出力状態を変化させても上述と同様の効果が得られる。
【0186】
また、本実施例では、試験用信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態(例えば、リールスタートスイッチ信号の検出後、リールを回転させる処理を経てから変化するリールの停止操作が有効か否かの状態や、リールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理を経てから変化するリールの停止操作が有効か否かの状態、最終リールのリールストップスイッチ信号の検出後、リールを停止させる処理及び入賞判定処理を経てから変化するメダルの払出動作等)を示す試験信号(例えば、第1〜3リールストップ可能信号や、払出要求信号)の出力状態を、これら制御状態の契機となる試験用入力信号の検出後、前述した所定の処理を経た後に変化させるようになっているため、試験装置200側で、試験用入力信号の検出に応答して所定の処理を経てから変化する制御状態に変化したタイミングを正確に把握することができる。
【0187】
また、本実施例では、ゲームの結果に応じて現在の遊技状態とは異なる遊技状態に制御される場合(例えば、BBやRB、リプレイゲームに制御される場合や、これらの遊技状態から元の遊技状態に戻る場合)において該ゲームの結果に関連する制御(リールの停止や入賞判定、メダルの払出動作等)が全て終了した後に遊技状態を示す試験信号(BB中信号やRBゲーム中信号、リプレイゲーム中信号)の出力状態を変化させるようになっており、ゲームの結果に関連する制御が全て終了するまで遊技状態を示す試験信号の出力状態は変化しないので、試験装置200側で遊技状態に関連する試験を各ゲーム単位で正確に行うことができる。
【実施例2】
【0188】
図25〜図27には、本発明の実施例2としてのスロットマシン1’が示されており、以下において、本実施例2におけるスロットマシン1’を説明する。なお、本実施例2におけるスロットマシン1’は、前記実施例1のスロットマシン1とほぼ同様に構成されているため、ここでは構成が異なる点のみを説明し、同様の構成部位に関しては、同様の符号を付すことにより、ここでの詳細な説明は省略することとする。
【0189】
本実施例2におけるスロットマシン1’は、リール2L、2C、2Rに配列された図柄を透視可能な透視窓3’が形成される前面パネル300の背面、すなわち、リール2L、2C、2Rの前方位置に、図25に示されるように、例えばビッグボーナス入賞が発生した旨を示す「BIGBONUS!」といった文字情報や図示しない画像等を表示可能な液晶表示パネル301が配設されている(図26参照)。
【0190】
液晶表示パネル301は、全体が透明なガラス基板等により構成され、ガラス基板の全域が表示画面として構成されてなるとともに、少なくとも各リール2L、2C、2Rの前方に形成される左、中、右透視窓3’に対応するリール透視領域は透明に構成されており、少なくとも非表示状態において、その後方に配置される各リール2L、2C、2Rの図柄を前方から透視可能となるように構成されている。
【0191】
また、液晶表示パネル301は、演出制御基板90に接続されるとともに、演出制御部91及び液晶駆動回路92からの駆動信号に応じて、左、中、右透視窓3’に対応するリール透視領域を含む全域に、図25に示されるような文字情報や画像等の演出情報を、各透視窓3’にかかるように表示することができる。
【0192】
このような液晶表示パネル301が配設された本実施例2のスロットマシン1’では、液晶表示パネル301にて所定の情報や演出画像を表示することにより、その後方に配置されるリール2L、2C、2Rの図柄の視認性が妨げられる虞があるため、演出制御部91及び液晶駆動回路92からの駆動信号に応じて、演出制御部91が、前述した実施例1におけるリールランプ信号に相当する試験信号として、各透視窓3’に対応するリール透視領域に所定の情報や画像を表示している旨を示す演出表示信号を出力するための演出表示用信号線を含む配線パターンを演出制御基板90上に形成し、該演出制御基板90に接続されるインターフェイス基板100を介して試験装置200に出力することができるようになっている。
【0193】
図27には、各透視窓3’に対応する左、中、右リール透視領域における表示状態に応じた演出表示信号の出力状況を示すタイミングチャートが示されている。
【0194】
図27に示すように、演出制御部91及び液晶駆動回路92が、各リール透視領域に所定の演出情報を表示させる駆動信号を出力すると(t46)、t46の時点で演出表示信号をONからOFFに変化させる。すなわち、演出表示信号がインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力される。
【0195】
また、各リール透視領域に所定の演出情報を表示させている状態で、例えば演出制御部91及びランプ駆動回路93が右リール透視領域のみを非表示状態とすると(t47)、t47の時点で演出表示信号をONからOFFに変化させる。すなわち、演出表示信号がインターフェイス基板100を介して試験装置200に対して出力されない状態となる。
【0196】
このような本実施例2のスロットマシン1’のように、リール2L、2C、2Rの前面側に、図柄の視認性を変化させ得る液晶表示パネル301等が配設された場合においても、演出制御部91及びランプ駆動回路93が、各透視窓3’に対応するリール透視領域に所定の情報や画像を表示している旨を示す演出表示信号を、インターフェイス基板100を介して試験装置200に出力するようになっていることで、演出制御部91及びランプ駆動回路93が、図柄の視認性を妨げ得る状態に配置された液晶表示パネル301の表示画面における各リール透視領域に対する駆動信号を出力して表示させた場合、液晶表示パネル301の表示状態を示す演出表示信号が、インターフェイス基板100を介して試験装置に出力されることで、演出表示信号の入力状況を試験装置200にて確認すれば、液晶表示パネル301の表示状態を確認することができるため、液晶表示パネル301の表示態様が変化して図柄の視認性が変化することにより、図柄の停止操作(ストップスイッチ8L、8C、8Rによるリール2L、2C、2Rの停止操作)が妨げられる虞があるか否かを容易に確認することができる。
【0197】
以上、本発明の実施例1、2を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0198】
例えば、前記実施例1では、リールランプ55L、55C、55Rは、リールランプ中継基板80を介して演出制御基板90に接続されていたが、遊技制御基板40に接続し、遊技制御部41により点灯制御されるようにしてもよい。
【0199】
また、前記実施例1では、試験信号としてのリールランプ信号は、演出制御基板90に接続されたリールランプ中継基板80に形成された分岐回路81や配線パターン82、83からインターフェイス基板100に出力されるようになっていたが、これらリールランプ信号を試験装置200に対して出力するための出力回路は、演出制御基板90に形成されていてもよいし、演出制御基板90に接続される他の基板等に形成されていてもよい。
【0200】
また、前記実施例1では、リールランプ信号を試験装置200に対して出力するための出力回路は、複数のリールランプ55L、55C、55R全てが同一の点灯状態(例えば全て点灯あるいは全て消灯等)であるときにのみ、リールランプ信号を出力する論理積回路(AND回路)にて構成されていたが、各リールランプ55L、55C、55Rそれぞれに対応するリールランプ信号をそれぞれ出力するようにしてもよい。
【0201】
また、前記実施例1では、リール2L、2C、2Rに配列された図柄を照らす発光手段の一例として、リールの裏面側から図柄を照射可能に配置されたリールランプが適用されていたが、図柄を照らす位置はリールの裏面側に限定されるものではなく、例えばリールの表面側から図柄を照らすように配置されていてもよい。
【0202】
さらに、リールランプ55L、55C、55Rは、図柄とは別の位置から図柄を照射するものであったが、例えばリールテープにおける図柄領域にシート状のEL表示器を貼着したり、リールテープ自体をシート状のEL表示器にて構成することで、図柄自体を発光(点灯)可能に配置されていてもよい。
【0203】
また、発光手段は、言うまでもなくランプに限定されるものではなく、図柄を照らすことができるものであれば、発光ダイオードやEL表示器等であってもよい。
【0204】
また、前記実施例では、試験装置として出力されるリールランプ信号は、リールランプ55L、55C、55Rが点灯状態である旨を示す信号とされていたが、例えばリールランプ55L、55C、55Rが消灯している旨を示す信号を出力する(消灯時に出力)ようにしてもよいし、前述したようにリールランプ55L、55C、55Rが点滅している状態を示す信号を出力する(点滅時に出力)ようにしてもよいし、あるいは、リールランプ55L、55C、55Rの点灯色や点灯輝度示す信号等を試験装置200にて出力するようにしてもよい。つまり、これら信号はリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を示す試験信号と言える。
さらに前記実施例では、リールランプ55L、55C、55Rが点灯状態を示すリールランプ信号が試験装置200に出力されるようになっていたが、本発明にあっては、リールランプ信号は試験装置200に出力するものに限定されるものではなく、試験装置200以外の外部装置に出力し、該装置にてリールランプ信号の出力状況を確認するようにしてもよい。
また、本発明においては、これらリールランプ55L、55C、55Rの点灯状態を示すリールランプ信号が伝達される配線パターンが、リール中継基板80等の所定の基板上における試験装置200の外部装置と接続可能な接続可能部位まで延設されていれば、該接続可能部位に接続端子やコネクタ等が設けられていなくてもよい。
【0205】
また、前記実施例1、2では、可変表示装置として、図柄が配列されたリールテープが外周に巻回された環状のリール枠を回転させることにより、図柄を変動表示させるリール2L、2C、2Rが適用されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図柄が配列された表示帯を移動させることにより図柄を変動表示させることが可能なものであれば、該無端状の表示帯を複数のガイドローラにて回転させるいわゆるベルト式の可変表示装置にも適用可能である。
【0206】
また、前記実施例1、2では、スロットマシンとしてメダルを用いて遊技を行うスロットマシンが適用されていたが、本発明は、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンについても適用可能である。
【0207】
このようなパチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンにおいてゲームを行う場合には、特に詳細な図示はしないが、まず、メダル投入口4に替えて設けられた載置皿に載置されたパチンコ球を使用して賭数を設定する。賭数を設定するには、1枚BETスイッチ5やMAXBETスイッチ6に替えて、載置皿に載置されたパチンコ球から賭数の設定に用いる規定数(本実施例では5球、尚、規定数を、最大賭数を設定するための15球としても良い)のパチンコ球を投入する際に操作される投入開始スイッチを操作すれば良い。投入開始スイッチが操作されると、載置皿に載置されたパチンコ球を取り込む取込モータが駆動して、載置皿に載置されたパチンコ球から賭数を1設定するのに必要な球数(5球)のパチンコ球が取り込まれる。
【0208】
次いで、所定数の賭数が設定されると、設定された賭数に応じて入賞ラインが有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。本実施例では少なくとも賭数として1が設定された時点でゲームが開始可能な状態となる。尚、所定数の賭数とは、少なくとも1以上の賭数であれば良く、2以上の賭数や最大賭数であっても良い。
【0209】
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転し、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動する。この状態でいずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rの回転が停止し、表示結果が導出表示される。
【0210】
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、賭数に応じて有効化されたいずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上に予め定められた図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた数のパチンコ球が遊技者に対して付与され、払出モータ32に相当する払出モータの駆動により払出穴9から払い出されるようになっている。
【0211】
また、実施例1と同様に、投入要求ランプ信号、スタート可能ランプ信号、BB中信号、RBゲーム中信号、リプレイゲーム中信号、ラインランプ1〜3信号、第1〜3リールストップ可能ランプ信号、第1〜3リールインデックス信号、払出要求信号、払出カウント信号、打止信号、設定値表示用7セグメント表示a〜g信号、内部当選フラグ1〜4信号、内部当選フラグ5〜8信号、第1リールモータ励磁信号、第2リールモータ励磁信号、第3リールモータ励磁信号が試験信号として遊技制御基板40から試験装置200に対して出力される。
【0212】
これら試験信号のうち、投入要求ランプ信号は、投入要求LED10の駆動信号、すなわち投入要求LED10が点灯しているか否かを示す信号であり、パチンコ球を投入可能な状態か否かを特定可能とされている。また、払出要求信号は、払出モータの駆動信号、すなわち払出モータが駆動しているか否かを示す信号であり、パチンコ球の払出動作が行われている旨を特定可能とされている。また、払出カウント信号は、入賞の発生に伴うパチンコ球の払出を検出する毎に出力される信号であり、試験装置200側でパチンコ球の払出をカウントさせるための信号である。
【0213】
また、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンでは、図9に示すように、実施例1における投入スイッチ信号、リールスタートスイッチ信号、第1〜3リールストップスイッチ信号、払出スイッチ信号、打止解除スイッチ信号、設定キースイッチ信号、設定スイッチ信号に加えて投入開始信号が、試験用信号として試験装置200から遊技制御基板40に対して入力される。これら試験用信号は、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンが備える各種スイッチやセンサの検出信号と同様に機能する信号であり、遊技制御基板40が備えるスイッチ回路42により検出され、遊技制御部41により各試験用信号に対応したスイッチやセンサの検出が判定されるようになっている。これら試験用信号のうち投入開始信号は、投入開始スイッチに対応する信号である。
【0214】
図28は、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンにおける投入要求ランプ信号のOFFタイミングを示す図である。
【0215】
投入要求ランプ信号は、パチンコ球を投入可能な状態となった時点でOFFからONに変化させる。ただし、前のゲームでメダルの払出を伴う場合には、払出要求信号をONからOFFに変化させた時点から所定時間経過した時点で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。また、遊技状態が変化する場合には、遊技状態を示す試験信号が変化した時点から所定時間経過した時点で投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。例えば、前のゲームがリプレイゲームの場合には、リプレイゲーム中信号がOFFとなった時点から所定時間経過した時点で投入要求ランプ信号をONにする。
【0216】
投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させると、試験装置200から投入開始信号が入力された後、投入スイッチ信号が入力されるようになっており、投入スイッチ信号の検出により投入数が賭数を1設定するのに必要な球数(5球)に到達したときに、賭数を1設定するのに必要な球数に到達する契機となった投入スイッチ信号をONからOFFに変化させる前(t48)に投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させる。また、投入要求ランプ信号を再びOFFからONに変化させる場合には、投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させる時点(t48)から所定時間経過した時点(t49)で再び投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させる。
【0217】
このようにパチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンでは、投入スイッチ信号の検出により投入数が賭数を1設定するのに必要な球数(5球)、すなわち規定数に到達したときに、投入要求ランプ信号をOFFにするので、試験装置200から投入開始スイッチ信号の入力に伴い要求された規定数分の投入スイッチ信号を入力させることができる。
【0218】
また、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンでは、投入スイッチ信号の検出により投入数が賭数を1設定するのに必要な球数(5球)、すなわち規定数に到達したときに、規定数に到達する契機となった投入スイッチ信号をONからOFFに変化させる前に投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させるので、試験装置200側でパチンコ球を投入可能な状態ではない旨を投入スイッチ信号をONからOFFに変化させる前に把握できるので、投入スイッチ信号の検出により投入数が規定数に到達して、パチンコ球を投入可能な状態ではない状態に切り替わったにも関わらず試験装置200側から投入スイッチ信号が入力されてしまうことを防止できる。
【0219】
また、投入要求ランプ信号を再びOFFからONに変化させる場合には、投入要求ランプ信号をONからOFFに変化させた時点から所定時間経過した時点で再び投入要求ランプ信号をOFFからONに変化させるので、試験装置200側で、投入要求ランプ信号のOFFが検出されずに投入スイッチ信号が連続して出力されてしまう等、試験装置200側でパチンコ球を投入可能な状態か否かが誤って判定されてしまうことを防止できる。
【0220】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0221】
本発明の請求項1に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報(図柄)が配列された表示帯(リールテープ)と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置(リール2L、2C、2R)を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数(3)を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン(1)であって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段(リールランプ55L、55C、55R)と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段{演出制御部91(ランプ駆動回路93)}と、
所定の基板(リール中継基板80)上に形成され、前記発光駆動信号出力制御手段により出力された発光駆動信号が伝達される駆動信号用配線(駆動信号線)と、該駆動信号用配線から分岐され、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位(リール中継基板80の周縁部)まで延設された分岐駆動信号用配線(分岐信号線(分岐回路81))と、を含む発光用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴としている。
【0222】
本発明の請求項2に記載のスロットマシンは、請求項1に記載のスロットマシンであって、
前記表示帯(リールテープ)を複数(3本)備えるとともに、
前記発光手段(リールランプ55L、55C、55R)は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数(3個)配置されており、
前記発光用配線パターンは、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号(発光手段を発光させるための駆動信号)の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光駆動信号を前記接続可能部位(リール中継基板80の周縁部)まで伝達させる論理積回路(AND回路(分岐回路81))を含む、
ことを特徴としている。
【0223】
本発明の請求項3に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報(図柄)が配列された表示帯(リールテープ)と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置(リール2L、2C、2R)を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数(3)を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン(1)であって、
前記表示帯に配列された識別情報を照らす発光手段(リールランプ55L、55C、55R)と、
前記発光手段を発光させるための発光駆動信号を前記発光手段に対して出力する制御を行う発光駆動信号出力制御手段{演出制御部91(ランプ駆動回路93)}と、
前記発光駆動信号出力制御手段による前記発光駆動信号の出力制御状態を示す発光状態信号{リールランプ信号(リールランプ点灯信号、リールランプ点滅信号)}を、前記発光駆動信号とは別個に生成する発光状態信号生成手段(演出制御部91)と、
前記発光状態信号を出力する制御を行う発光状態信号出力制御手段(演出制御部91)と、
所定の基板(リール中継基板80)上に形成され、前記発光状態信号出力制御手段から出力された発光状態信号が伝達される配線であって、一端が前記所定の基板上における外部配線を接続可能な接続可能部位(リール中継基板80の周縁部)まで延設された発光状態信号用配線(配線パターン82、83)を含む発光用配線パターン(配線パターン82、83)と、
を備える、
ことを特徴とする。
【0224】
本発明の請求項4に記載のスロットマシンは、請求項2に記載のスロットマシンであって、
前記表示帯(リールテープ)を複数(3本)備えるとともに、
前記発光手段(リールランプ55L、55C、55R)は、前記複数の表示帯それぞれに対応して複数(3個)配置されており、
前記発光状態信号生成手段(演出制御部91)は、前記発光手段それぞれに対応する前記発光駆動信号の出力状態が全て同一であるときにのみ、前記発光状態信号{リールランプ信号(リールランプ点灯信号、リールランプ点滅信号)}を生成する、
ことを特徴とする。
【0225】
本発明の請求項5に記載のスロットマシンは、請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記発光駆動信号出力制御手段{演出制御部91(ランプ駆動回路93)}は、前記表示帯(リールテープ)の移動(リール2L、2C、2Rの回転)が開始されたときの前記発光駆動信号の出力状態を、少なくとも当該移動が停止するまでの間一定に維持する制御を行う、
ことを特徴とする。
【0226】
本発明の請求項6に記載のスロットマシンは、請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置(試験装置200)に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段(遊技制御部41)を備え、
該試験信号出力制御手段は、前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態のうち第1の種類の制御状態(例えば、遊技状態)が変化し、該第1の種類の制御状態の変化に関連して第2の種類の制御状態(例えば、メダルを投入可能か否かの状態)が変化するときに、前記第1の種類の制御状態を示す試験信号(例えば、BB中信号)の出力状態を変化させるタイミングと、前記第2の種類の制御状態を示す試験信号(投入要求ランプ信号)の出力状態を変化させるタイミングと、が重複しないように制御する、
ことを特徴としている。
【0227】
本発明の請求項7に記載のスロットマシンは、請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置(試験装置200)に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段(遊技制御部41)と、
前記試験装置から入力される試験用入力信号(試験用信号)を検出する信号検出手段(スイッチ回路42)と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記試験用入力信号(例えば、リールスタートスイッチ信号)の検出に応答して即時変化する制御状態(例えば、ゲームを開始可能か否かの状態)を示す試験信号の出力状態(例えば、スタート可能ランプ信号)を、前記即時変化する制御状態の契機となる試験用入力信号の検出と同時に変化させる、
ことを特徴とする。
【0228】
本発明の請求項8に記載のスロットマシンは、請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシンであって、
試験装置(試験装置200)に対して前記スロットマシンが行う複数種類の制御状態を示す試験信号を出力するための制御を行う試験信号出力制御手段(遊技制御部41)と、
ゲームの結果に応じて入賞を発生させる入賞発生手段(遊技制御部41)と、
前記ゲームの開始後、当該遊技の結果が出る前に前記入賞の発生を許容するか否かを決定する事前決定手段{遊技制御部41(内部抽選処理)}と、
を備え、
前記試験信号出力制御手段は、前記事前決定手段の決定状況(内部当選フラグの当選状況)を示す試験信号を出力するための制御を行う事前決定信号出力制御手段を含み、
該事前決定信号出力制御手段は、少なくとも前記事前決定手段により前記入賞の発生を許容するか否かが決定されたときから前記遊技の結果が出るまでの期間にわたり該事前決定手段の決定状況を示す試験信号(内部当選フラグ1〜4、5〜8信号)の出力状態に継続して制御する、
ことを特徴とする。
【0229】
本発明の請求項9に記載のスロットマシンは、
複数種類の識別情報(図柄)が配列された表示帯(リールテープ)と、該表示帯の少なくとも一部を表示可能な可変表示部と、を有し、前記表示帯を移動させることにより前記可変表示部の表示態様を変動させるとともに、該表示帯の移動を停止させることにより前記可変表示部に表示結果を導出表示させる可変表示装置(リール2L、2C、2R)を備え、
1ゲームに対して所定数の賭数(3)を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記可変表示装置の表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン(1)であって、
前記表示帯の前面側に配置され、所定の画像を表示可能な表示領域の少なくとも一部に形成される透明表示領域(左、中、右透視窓3’に対応するリール透視領域)を透して前記識別情報を視認可能に構成された透明表示手段(液晶表示パネル301)と、
前記透明表示手段の表示制御を行う表示制御手段{演出制御部91(液晶駆動回路92)}と、
前記表示制御手段による少なくとも前記透明表示領域の表示制御状態を示す表示制御状態信号(演出表示信号)を生成する表示制御状態信号生成手段(演出制御部91)と、
前記表示制御状態信号生成手段により生成された表示制御状態信号が伝達される配線であって、一端が所定の基板(演出制御基板90)上における外部配線を接続可能な接続可能部位(演出制御基板90の周縁部)まで延設された表示用配線(演出表示用信号線)を含む表示用配線パターンと、
を備える、
ことを特徴とする。
【0230】
本発明の手段1のスロットマシンは、請求項6〜9のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記試験装置(試験装置200)から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段(スイッチ回路42)を備え、
前記試験信号出力制御手段(遊技制御部41)は、遊技に使用される遊技媒体(メダル)を投入可能な状態か否かを示す投入可否信号(投入要求ランプ信号)を前記試験信号として出力するための投入可否信号出力制御手段を含み、
該投入可否信号出力制御手段は、前記遊技媒体を1つだけ投入可能な状態において前記遊技媒体の投入を示す試験用入力信号(投入スイッチ信号)が検出状態(ON)となった後、該試験用入力信号が非検出状態(OFF)となる前に、前記投入可否信号の出力状態を前記遊技媒体を投入可能な状態ではない旨を示す出力状態(OFF)に変化させる、
ことを特徴とする。
【0231】
本発明の手段2のスロットマシンは、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記遊技媒体を投入可能な状態である旨を点灯により報知する投入可否報知手段(投入要求LED10)を備え、
前記投入可否信号出力制御手段(遊技制御部41)は、前記投入可否報知手段の駆動信号を出力するための制御を行うとともに、
前記投入可否報知手段の駆動信号が前記投入可否信号(投入要求ランプ信号)として出力される、
ことを特徴とする。
【0232】
本発明の手段3のスロットマシンは、請求項8または手段1または2に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定信号出力制御手段は、次の遊技に持ち越すことが可能な決定結果(BB(1)〜(3)フラグ、RB(1)(2)フラグ)を含む特定の決定状況を示す試験信号(内部当選フラグ5〜8信号)と、次の遊技に持ち越されない決定結果であり、前記次の遊技に持ち越すことが可能な決定結果が持ち越されている状態において前記事前決定手段により決定され得る決定結果(小役入賞、リプレイ入賞の発生を許容する内部当選フラグ)からなる所定の決定状況を示す試験信号(内部当選フラグ1〜4信号)と、を別個のパラレル信号にて同時に出力するための制御を行う、
ことを特徴とする。
【0233】
本発明の手段4のスロットマシンは、請求項6〜9または手段1〜3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記試験装置(試験装置200)から入力される試験用入力信号を検出する信号検出手段(スイッチ回路42)を備え、前記試験信号出力制御手段(遊技制御部41)は、前記試験用入力信号(例えば、第1〜3リールストップスイッチ信号)の検出に応答して所定の処理(例えば、リールを停止させる処理)を経てから変化する制御状態(例えば、リールを有効に停止させることが可能か否かの状態)を示す試験信号(例えば、第1〜3リールストップ可能ランプ信号)の出力状態を、前記所定の処理を経てから変化する制御状態の契機となる試験用入力信号の検出後、前記所定の処理を経た後に変化させる、
ことを特徴とする。
【0234】
本発明の手段5のスロットマシンは、請求項6〜9または手段1〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
複数の遊技状態(例えば、BB、RBゲーム等)に制御する遊技状態制御手段(遊技制御部41)を備え、前記試験信号出力制御手段(遊技制御部41)は、前記遊技状態を示す試験信号(例えば、BB中信号、RBゲーム中信号等)を出力するための制御を行う遊技状態信号出力制御手段を含み、該遊技状態信号出力制御手段は、遊技の結果に応じて現在の遊技状態とは異なる遊技状態に制御される場合において該遊技の結果に関連する制御(リールを停止させる制御、入賞判定、メダルの払出動作等)が全て終了した後に前記遊技状態を示す試験信号の出力状態を変化させる、
ことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0235】
【図1】本発明が適用された実施例1のスロットマシンの正面図である。
【図2】スロットマシンの構成を示すブロック図である。
【図3】リールの図柄配列を示す図である。
【図4】入賞図柄の組合せ等を示す図である。
【図5】リールランプ信号の出力回路を示すブロック図である。
【図6】(a)、(b)はリールランプの点灯状態に応じたリールランプ信号の出力状況を示すタイミングチャートである。
【図7】変形例としてのリールランプ信号の出力回路を示すブロック図である。
【図8】図7の変形例としてのリールランプ信号の出力回路による、リールランプの点灯状態に応じたリールランプ信号の出力状況を示すタイミングチャートである。
【図9】遊技制御基板と試験装置との接続状況とその間で入出力される試験信号及び試験用信号を示す図である。
【図10】試験信号及び試験用信号の全体的な入出力状況を示すタイミングチャートである。
【図11】投入要求ランプ信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】スタート可能ランプ信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】BB中信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】リプレイゲーム中信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図15】ラインランプ1〜3信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図16】第1〜3リールストップ可能ランプ信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図17】払出要求信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図18】払出カウント信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図19】第1〜3リールインデックス信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図20】打止信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図21】設定値表示用7セグメント表示a〜g信号のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図22】内部当選フラグ1〜4、5〜8信号の切替タイミングを示すタイミングチャートである。
【図23】内部当選フラグ信号の切替タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図24】内部当選フラグ信号の切替タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
【図25】本発明が適用された実施例2のスロットマシンを示す正面図である。
【図26】図1のスロットマシンの要部を示す概略断面図である。
【図27】演出表示信号の出力状況を示すタイミングチャートである。
【図28】変形例としてのパチンコ球を用いたスロットマシンにおける投入要求ランプ信号のOFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
【0236】
1 スロットマシン
2L、2C、2R リール
40 遊技制御基板
41 遊技制御部
90 演出制御基板
91 演出制御部
100 インターフェイス基板
200 試験装置




 

 


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