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発明の名称 遊技用システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−187344(P2006−187344A)
公開日 平成18年7月20日(2006.7.20)
出願番号 特願2004−382024(P2004−382024)
出願日 平成16年12月28日(2004.12.28)
代理人 【識別番号】100093687
【弁理士】
【氏名又は名称】富崎 元成
発明者 戸崎 智弘 / 鳥山 政歳
要約 課題
消費税が徴収された後の端数額がでる場合であっても、遊技者が不利益を被ることがないと共に、該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかからないような遊技用システムを提供する。

解決手段
玉貸ユニット20において、消費税が徴収された後の端数額を含むカード残額が記録された精算カードと、電子マネー残額が記録された電子マネーカードとが受け付けられた状態で、返却額が指定されると(D136)、前記精算カードに記録されているカード残額のうちの該指定された返却額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさが前記電子マネーカードに記録されている電子マネー残額に対して加算更新される(D137)。
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技機に対応して設けられ、会員登録を行った会員遊技者に対して発行された記録媒体であって、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な第1の遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報とが記録された会員用記録媒体に記録されている当該第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための処理を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを当該第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための処理を行う会員用使用処理と、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な第2の遊技用価値特定情報が記録された遊技用記録媒体に記録されている当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための処理を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための処理を行うビジタ用使用処理と、を行う使用処理手段と、
電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを前記会員用記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行う会員用変換加算処理手段と、
前記遊技用記録媒体に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うビジタ用変換加算処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項2】
会員登録を行った会員遊技者に対して発行された記録媒体であって、遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な第1の遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報とが記録された会員用記録媒体を受け付ける会員用記録媒体受付手段と、
前記電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、
遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段と、
前記会員用記録媒体受付手段により会員用記録媒体を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行い、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員用記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを当該会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行う会員用変換加算処理手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により電子貨幣価値記録媒体を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行い、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な第2の遊技用価値特定情報が記録された遊技用記録媒体に記録されている当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うビジタ用変換加算処理手段と、
遊技機に対応して設けられ、前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための会員用使用処理と、前記遊技用記録媒体に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるためのビジタ用使用処理と、を行う使用処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した遊技用システムであって、
前記会員用記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行う会員用遊技用価値変換加算処理手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記遊技用記録媒体に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うビジタ用遊技用価値変換加算処理手段と、をさらに備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項4】
請求項3に記載した遊技用システムであって、
前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体には、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記会員用遊技用価値変換加算処理手段及び/又は前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体には、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記会員用変換加算処理手段及び/又は前記ビジタ用変換加算処理手段は、前記会員用電子貨幣価値変換処理及び/又は前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項6】
請求項4に記載した遊技用システムであって、
前記会員用遊技用価値変換加算処理手段及び/又は前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子貨幣サービス提供機関を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行う電子貨幣サービス提供機関特定処理手段をさらに備え、
前記会員用変換加算処理手段及び/又は前記ビジタ用変換加算処理手段は、前記電子貨幣価値の大きさから変換された遊技用価値の大きさを再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子貨幣サービス提供機関に対応する電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ毎に使用させるための遊技用システムに係り、特に該使用された遊技用価値の大きさに対応する間接税(消費税)が徴収された後の前記一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額を遊技者に対して返却可能な遊技用システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、特許文献1に示すように、パチンコ機に対応して設けられる玉貸機において、有価価値データを特定可能な有価価値特定情報が記録されたカードを受け付けて、該受け付けたカードに記録されている有価価値特定情報から特定される有価価値データを使用してパチンコ玉を貸し出す際に、例えば500円分のパチンコ玉をパチンコ機から貸し出す一方で、該パチンコ玉の貸出に使用された500円と当該500円に対応する消費税である25円(消費税率が5%の場合)とを前記カードの有価価値データから減算する間接税徴収システムが知られている。ここで消費税は間接税の一例であって、遊技場において提供される遊技サービスに対して課税されるものである。
【0003】
【特許文献1】特開2002−123651号公報(第9〜10頁,図11〜図13)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の間接税徴収システムでは、100円単位でパチンコ玉の貸出が行われるため、前記消費税が徴収された後に該100円未満の端数額がカードに残ってしまい、該端数額については実質的にパチンコ玉の貸出に使用できず、遊技者が不利益を被ることとなってしまう。ここで該端数額分のパチンコ玉をパチンコ機から貸し出すこととすると、遊技場に既設のパチンコ機の改造や入替が必要となるが、改造であれば監督機関への改造申請に手間がかかり、入替であれば遊技場が継続して使用したいパチンコ機まで入れ替えなければならないという問題がある。また前記端数額分の貨幣を精算装置から払い出して遊技者に返却するにしても、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、間接税(前記消費税)が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさ(前記100円)と当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税(例えば5円)との合算額(即ち105円)未満の端数額がでる場合であっても、遊技者が不利益を被ることがないと共に、該端数額分の遊技媒体(パチンコ玉)を貸与する遊技機(パチンコ機)への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかからないような遊技用システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本発明の構成要素は該付記したものには限定されない。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技機(パチンコ機10)に対応して設けられ、会員登録を行った会員遊技者に対して発行された記録媒体であって、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な第1の遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)とが記録された会員用記録媒体(会員カード6)に記録されている当該第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための処理を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)とを当該第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための処理を行う会員用使用処理(会員玉貸処理)と、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を特定可能な第2の遊技用価値特定情報(入金ID,ユニット残額,カード残額)が記録された遊技用記録媒体(玉貸ユニット20の制御部22のRAM,精算カード4)に記録されている当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための処理を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための処理を行うビジタ用使用処理(ビジタ玉貸処理)と、を行う使用処理手段(制御部22)と、電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段(電子マネーカード・会員カードR/W26,36)と、前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを前記会員用記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行う会員用変換加算処理手段(制御部22,32)と、前記遊技用記録媒体に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うビジタ用変換加算処理手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第1実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0008】
また請求項2に係る発明は、会員登録を行った会員遊技者に対して発行された記録媒体であって、遊技機で(パチンコ機10)の遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な第1の遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)とが記録された会員用記録媒体(会員カード6)を受け付ける会員用記録媒体受付手段(電子マネーカード・会員カードR/W26,36)と、前記電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段(電子マネーカード・会員カードR/W26,36)と、貨幣(紙幣2,硬貨3)を受け付ける貨幣受付手段(紙幣識別機23,33,及び硬貨識別機24,34)と、遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)との合算額(105円)を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段(制御部22,32)と、前記会員用記録媒体受付手段により会員用記録媒体を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行い、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員用記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを当該会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行う会員用変換加算処理手段(制御部22,32)と、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により電子貨幣価値記録媒体を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行い、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを、前記遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を特定可能な第2の遊技用価値特定情報(入金ID,ユニット残額,カード残額)が記録された遊技用記録媒体(玉貸ユニット20の制御部22のRAM,精算カード4)に記録されている当該第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うビジタ用変換加算処理手段(制御部22,32)と、遊技機に対応して設けられ、前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための会員用使用処理(会員玉貸処理)と、前記遊技用記録媒体に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるためのビジタ用使用処理(ビジタ玉貸処理)と、を行う使用処理手段(制御部22)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第2実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記会員用記録媒体(会員カード6)に記録されている電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員用記録媒体に記録されている第1の遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)から特定される遊技用価値の大きさ(カード残額)に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行う会員用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)と、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段(電子マネーカード・会員カードR/W26,36)により受け付けた電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記遊技用記録媒体(玉貸ユニット20の制御部22のRAM,精算カード4)に記録されている第2の遊技用価値特定情報(入金ID,ユニット残額,カード残額)から特定される遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うビジタ用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)と、をさらに備えることを特徴とする遊技用システムである。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項3に記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記会員用記録媒体(会員カード6)及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)には、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社9)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)をさらに備え、前記会員用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)及び/又は前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0011】
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記会員用記録媒体(会員カード6)及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)には、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社9)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記会員用記録媒体及び/又は前記電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)をさらに備え、前記会員用変換加算処理手段(制御部22,32)及び/又は前記ビジタ用変換加算処理手段(制御部22,32)は、前記会員用電子貨幣価値変換処理及び/又は前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)に対して加算更新するための加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0012】
さらに請求項6に係る発明は、請求項4に記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記会員用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)及び/又は前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段(制御部22,32)による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社9)を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行う電子貨幣サービス提供機関特定処理手段(制御部22,32)をさらに備え、前記会員用変換加算処理手段及び/又は前記ビジタ用変換加算処理手段は、前記電子貨幣価値の大きさから変換された遊技用価値の大きさを再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子貨幣サービス提供機関に対応する電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【発明の効果】
【0013】
まず請求項1に係る遊技用システムによれば、会員用遊技使用処理及びビジタ用遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とが遊技用価値の大きさから減算され、該減算後の遊技用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換され、該変換された電子貨幣価値の大きさが会員用記録媒体又は電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0014】
また請求項2に係る遊技用システムによれば、遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が特定され、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが会員用記録媒体又は電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0015】
また請求項3に係る遊技用システムによれば、遊技者が所有する会員用記録媒体及び電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0016】
また請求項4に係る遊技用システムによれば、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0017】
また請求項5に係る遊技用システムによれば、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさに対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0018】
さらに請求項6に係る遊技用システムによれば、電子貨幣価値の大きさから変換された遊技用価値の大きさを再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、遊技用価値の大きさへの変換に使用された当初の電子貨幣価値の大きさに対して該変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、当初の電子貨幣価値の大きさに対応する電子貨幣サービス提供機関とは別の電子貨幣サービス提供機関に対する電子貨幣価値の大きさの移し替えに利用されるのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技用システム1は、図1に示すように、遊技機(パチンコ機10)での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(100円)毎に使用させるためのものであり、特に該使用された遊技用価値の大きさに対応する間接税(消費税)が徴収された後の前記一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税(例えば5円)との合算額(即ち105円)未満の端数額を電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)に変換して遊技者に対して返却可能であることを特徴とする。
【0020】
この遊技用システム1には、遊技に使用された後の端数額を含む遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するもの、換言すれば端数額を事後的に電子貨幣価値の大きさに変換する第1実施形態に係る遊技用システム1と、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するもの、換言すれば端数額を事前に電子貨幣価値の大きさに変換する第2実施形態に係る遊技用システム1とが含まれる。以下においては、まず第1実施形態について説明し、次に第2実施形態について第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0021】
なお、以下においては、リーダ/ライタを「R/W」,ステップSを「S」と略記する。また、以下においては、間接税が、既に導入されている消費税である例について説明するが、該間接税は、今後導入の可能性もあり得る遊技税等であっても良い。ここで消費税率は、この例では5%であり、カード会社8で設定されて、遊技場7に設けられたシステムコントローラ50に対して配信され、玉貸ユニット20及び入金精算装置30に対して配信されて記憶される。
【0022】
[1.第1実施形態に係る遊技用システム1]
まず、図1〜図14を参照して、第1実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。この遊技用システム1は、図1に示すように、遊技機であるパチンコ機10に対応して設けられる玉貸ユニット20と、入金精算装置30と、からなる。これら玉貸ユニット20及び入金精算装置30は、システムコントローラ50及び電子マネー端末60と共に、遊技場7に設けられる。
【0023】
システムコントローラ50は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、遊技場7における売上を管理する機関であるカード会社8に設けられた売上管理サーバ8aと通信可能なコンピュータである。このシステムコントローラ50は、玉貸ユニット20又は入金精算装置30から後述する受付金額が送信されてきたことに基づいて、遊技用価値の大きさを特定可能な第1の遊技用価値特定情報又は第2の遊技用価値特定情報として入金IDを生成するものである。またシステムコントローラ50は、該生成された入金IDと対応付けて、遊技用価値の大きさであるユニット残額やカード残額を残額として記憶・管理すると共に、該遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子マネーに対応する電子マネー会社9を示す入金元情報(後述するキャリアID)を記憶・管理するものである。なお遊技用価値の大きさへの変換に貨幣が使用された場合には、入金元情報として「現金」と記憶される。またシステムコントローラ50は、前記生成された入金IDを、受付金額の送信元である玉貸ユニット20又は入金精算装置30に対して送信するものである。さらにシステムコントローラ50は、遊技場7の営業終了後等の所定のタイミングにおいて、当該遊技場7における売上を売上管理サーバ8aに対して送信するものである。売上管理サーバ8aは、図示しないが、該送信されてきた売上を記憶・管理するものである。
【0024】
電子マネー端末60は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、電子貨幣サービス(例えばEdy(登録商標)やSuica(登録商標)等)を提供する電子貨幣サービス提供機関である電子マネー会社9(以下「キャリア」とも称する。)に設けられた電子マネー管理サーバ9aと通信可能なコンピュータである。この電子マネー端末60は、複数の電子マネー会社9(ここではX社及びY社の2社)の各々に対応して設けられ、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と、各電子マネー会社9に設けられた電子マネー管理サーバ9aとの間における通信を中継するものである。この電子マネー会社9は、キャリアIDにより、各電子マネー会社9を個々に識別可能とされている。電子マネー管理サーバ9aは、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報である電子マネーIDと対応付けて、該電子貨幣価値の大きさである電子マネー残額を記憶・管理するものである。
【0025】
この遊技用システム1では、図1〜図3に示すように、紙幣2,硬貨3,精算カード4,電子マネーカード5,及び会員カード6が使用される。紙幣2は貨幣の一例であって、図3(b)に示すように、ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,及び10000円紙幣の4種類が使用される。硬貨3も貨幣の一例であって、図3(b)に示すように、ここでは500円硬貨,及び100円硬貨の2種類が使用される。
【0026】
精算カード4は遊技用記録媒体の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な第2の遊技用価値特定情報が記録されたものであり、ここでは該第2の遊技用価値特定情報として、前記入金ID及び前記カード残額が記録(記憶)されている。なお、既に入金ID及びカード残額が記録されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記録されている入金ID及びカード残額とは別に記録されることになる。この場合には、複数記録されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な遊技用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記録されているカード残額から優先して遊技に使用される。
【0027】
この精算カード4は、図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体4aにICチップ4bとアンテナコイル4cを備えており、後述する精算カードR/W25,35との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ4bは、後述する図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち精算カード4は、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
【0028】
アンテナコイル4cは、基体4aの内周に沿うように設けられ、後述する精算カードR/W25,35から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この精算カード4においては、精算カードR/W25,35からアンテナコイル4cに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル4cに誘導起電力が生じてICチップ4bが起動し、精算カードR/W25,35とアンテナコイル4cとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルDES暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り,及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
【0029】
この精算カード4は、後述する玉貸ユニット20において、入金ID及びカード残額が記録されていない状態で精算カードストッカ25bに複数枚(最大で10枚)が収納されており、制御部22のRAMで入金IDとユニット残額とが記憶されている状態で終了操作を受け付け、精算カード排出操作を受け付けたときに、該精算カードストッカ25bから精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カードR/W25により入金IDとユニット残額(=カード残額)とが記録されて、精算カード挿入口25aから排出される。
【0030】
電子マネーカード5は電子貨幣価値記録媒体の一例であって、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報が記録されたものであり、ここでは該電子貨幣価値特定情報として、前記電子マネーID及び前記電子マネー残額が、複数の電子マネー会社9(X社及びY社)の各々について記録されている。
【0031】
この電子マネーカード5も、図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体5aにICチップ5bとアンテナコイル5cを備えており、後述する電子マネーカード・会員カードR/W26,36との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ5bも、後述する図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち電子マネーカード5も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
【0032】
アンテナコイル5cは、基体5aの内周に沿うように設けられ、後述する電子マネーカード・会員カードR/W26,36から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この電子マネーカード5においては、電子マネーカード・会員カードR/W26,36からアンテナコイル5cに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル5cに誘導起電力が生じてICチップ5bが起動し、電子マネーカード・会員カードR/W26,36とアンテナコイル5cとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルDES暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り,及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
【0033】
この電子マネーカード5は、遊技者が、ある電子マネー会社9との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合に、該電子マネーカード5の一の記録領域に、当該電子マネー会社9の電子マネーID及び電子マネー残額が記録されて発行される。なお遊技者が、2社目以降の電子マネー会社9との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合には、既に発行されている電子マネーカード5の他の記録領域に、当該電子マネー会社9の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記録される。
【0034】
会員カード6は会員用記録媒体の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な第1の遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報とが記録されたものであり、ここでは該第1の遊技用価値特定情報として、前記入金ID及び前記カード残額が記録されていると共に、該電子貨幣価値特定情報として、前記電子マネーID及び前記電子マネー残額が、複数の電子マネー会社9(X社及びY社)の各々について記録されている。なお、既に入金ID及びカード残額が記録されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記録されている入金ID及びカード残額とは別に記録されることになる。この場合には、複数記録されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な遊技用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記録されているカード残額から優先して遊技に使用される。
【0035】
この会員カード6も、図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体6aにICチップ6bとアンテナコイル6cを備えており、後述する電子マネーカード・会員カードR/W26,36との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ6bも、後述する図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち会員カード6も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
【0036】
この会員カード6は、会員登録を行った遊技者に対して発行されるものであり、該遊技者が、ある電子マネー会社9との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合には、該会員カード6の一の記録領域に、当該電子マネー会社9の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記録される。なお遊技者が、2社目以降の電子マネー会社9との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合には、既に発行されている電子マネーカード5の他の記録領域に、当該電子マネー会社9の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記録される。また、以下において、「ビジタ」とは、会員カード6を所持していない遊技者,あるいは会員カード6を所持していても使用しない遊技者を意味する。従って、会員カード6の発行を受けた会員遊技者であっても、会員カード6を所持していない(会員カード6を忘れてきた等)場合や、会員カード6を所持していても使用しない場合には、ビジタとなる。
【0037】
ここで図2(b)に示すICチップ4b,5b,6bの内部構造について説明する。CPUは処理部の一例であって、後述する記憶部であるフラッシュメモリに記憶(記録)されている情報から特定される価値の大きさ(遊技用価値の大きさ,電子貨幣価値の大きさ)に基づいた処理を行うものであり、ROMに記録されている処理プログラムをRAMを作業領域として実行すると共に、図2(c)に示すようにフラッシュメモリに記録されているファームウェアやアプリケーションソフトをRAMを作業領域として実行することにより、フラッシュメモリに記録されている情報の読み取りや書き込みを認めて良いか等の、フラッシュメモリに対するアクセス制御を行うものである。このCPUによりフラッシュメモリに対するアクセス制御が行われるので、フラッシュメモリに記録されている情報の不正な読取や改竄は困難であり、精算カード4,電子マネーカード5,会員カード6のセキュリティを高くできる。なおRAMはデータの読出及び記憶が可能な半導体メモリであり、電源を切るとデータが消える揮発性のデータ処理用メモリである。またROMは読出専用の半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のプログラム用メモリである。
【0038】
フラッシュメモリは記憶部の一例であって、価値の大きさ(遊技用価値の大きさ,電子貨幣価値の大きさ)を特定可能な情報を記憶(記録)するものであり、データの読出及び記録が可能な半導体メモリであって、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のデータ記憶用メモリである。このフラッシュメモリは、図2(c)に示すような階層的なソフトウェアとして、OSに相当するファームウェアの上に、複数のアプリケーションソフトを記録している。またフラッシュメモリは、図2(d)に示すような複数の記録領域を有している。なお各々の記録領域は独立しており、各記録領域にアクセスするためのアクセス鍵は異なっている。
【0039】
ここで精算カード4は、該精算カード4が発行された遊技場7(例えば遊技場A)のみで使用可能な、いわゆるハウスカードであるため、当該遊技場について第2の遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)を記録する記録領域を有しており、ここでは記録領域1に遊技場Aの入金IDとカード残額(前記入金元情報を含む)とを記録している。また図示しないが、該記録領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記録している。
【0040】
また電子マネーカード5は、複数の電子マネー会社9(例えばX社,Y社)の各々について電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)を記録する記録領域を有すると共に、複数の遊技場7(例えば遊技場A,遊技場B)の各々について各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報(ここでは該ポイント自体)を記録する記録領域を有しており、ここでは記録領域1に遊技場Aのポイントを記録し、記録領域2に遊技場Bのポイントを記録し、記録領域3にX社の電子マネーIDと電子マネー残額を記録し、記録領域4にY社の電子マネーIDと電子マネー残額を記録している。また図示しないが、各記録領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記録している。ここで各遊技場7のポイントは、当該遊技場7において、所定の賞品やサービス等と交換可能な得点であり、電子マネーカード5を受け付けている状態で後述する玉貸処理が行われると、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与される。
【0041】
さらに会員カード6は、複数の電子マネー会社9(例えばX社,Y社)の各々について電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)を記録する記録領域を有すると共に、複数の遊技場7(例えば遊技場A,遊技場B)の各々について第1の遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)及び各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報(ここでは該ポイント自体)を記録する記録領域を有しており、ここでは記録領域1に遊技場Aの入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),及びポイントを記録し、記録領域2に遊技場Bの入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),及びポイントを記録し、記録領域3にX社の電子マネーIDと電子マネー残額を記録し、記録領域4にY社の電子マネーIDと電子マネー残額を記録している。また図示しないが、各記録領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記録している。ここで前記ポイントは、会員カード6を受け付けている状態で後述する玉貸処理が行われると、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与される。
【0042】
玉貸ユニット20に対応して設けられるパチンコ機10は遊技機の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは対応する玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて玉貸処理が行われる、いわゆるCR式のパチンコ機である。このパチンコ機10は、遊技場7に配置された遊技島(図示外)において該パチンコ機10の機種等に従って設置されている。
【0043】
このパチンコ機10は、図3(a)に示すように、その前面に遊技領域,上皿,下皿,及び発射ハンドル等を備えると共に、残度数表示器14,及び玉貸ボタン15を備え、図1に示すように、その内部に遊技制御基板11,払出制御基板12,及び玉払出装置13等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。
【0044】
遊技制御基板11は、パチンコ機10における遊技状態を制御するものである。払出制御基板12は、玉貸ユニット20の後述する玉貸通信部22aと通信可能に接続され、後述する玉貸処理が行われる場合に、パチンコ機10と玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。また払出制御基板12は、玉払出装置13と接続され、該玉払出装置13を制御するものである。さらに払出制御基板12は、残度数表示器14及び玉貸ボタン15とも接続されている。玉払出装置13は、玉貸処理が行われて遊技者に貸し出されたパチンコ玉や、遊技の結果として遊技者に付与されるパチンコ玉(いわゆる賞球)を払い出すものである。ここで残度数表示器14及び玉貸ボタン15は、パチンコ機10の前面に配置されているものであるが、前記払出制御基板12を介して玉貸ユニット20と通信可能に接続されているため、玉貸ユニット20に属するものである。
【0045】
残度数表示器14は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に相当する度数,玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に相当する度数,又は玉貸ユニット20の電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に相当する度数を、残度数として表示するための表示器である。ここで度数は、ユニット残額又はカード残額が所定の比率で変換されたものであり、この例ではパチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(ユニット残額又はカード残額)である単位有価価値の大きさ(100円)と当該単位有価価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額である105円が1度数である。玉貸ボタン15は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額,又は玉貸ユニット20の電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付けるボタンである。以下、遊技用システム1の構成要素である玉貸ユニット20及び入金精算装置30について説明する。
【0046】
玉貸ユニット20は、パチンコ機10に対応して設けられ、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図3(a)に示すように、その前面に紙幣挿入口23a,硬貨挿入口24a,硬貨返却ボタン24b,ディスプレイ27,硬貨返却口24c,精算カード挿入口25a,及び電子マネーカード・会員カード挿入口26a等を備え、図3(b)及び図3(c)に示すように、その内部に紙幣識別機23,制御部22,システムコントローラ用通信部21a,電子マネー端末用通信部21b,玉貸通信部22a,硬貨識別機24,精算カードR/W25,精算カードストッカ25b,及び電子マネーカード・会員カードR/W26等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この玉貸ユニット20は、ユニットIDにより、各玉貸ユニット20を個々に識別可能とされている。
【0047】
システムコントローラ用通信部21aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部21bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部21a及び電子マネー端末通信部21bから送信される情報には前記ユニットIDが含まれるので、システムコントローラ50では、該情報と共に受信したユニットIDに基づいて、該情報の送信元である玉貸ユニット20を特定可能である。玉貸通信部22aは、前述の如く、パチンコ機10の払出制御基板12と通信可能に接続されている。これら各通信部は、制御部22に設けられている。
【0048】
制御部22は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、玉貸ユニット20に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部22のRAMは記録媒体の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な第2の遊技用価値特定情報が記録されたものであり、ここでは該第2の遊技用価値特定情報として、システムコントローラ50から送信されてきた入金IDと対応付けて、後述する貨幣受付手段(紙幣識別機23又は硬貨識別機24)により受け付けた貨幣の金額に相当する遊技用価値の大きさであるユニット残額(前記入金元情報を含む)を記録、即ち一時的に記憶するものである。なお、既に入金ID及びユニット残額が記録されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するユニット残額が、先に記録されている入金ID及びユニット残額とは別に記録されることになる。この場合には、複数記録されているユニット残額の合算額が遊技に使用可能な遊技用価値の大きさであるユニット残額となり、該合算額のうちの先に記録されているユニット残額から優先して遊技に使用される。この制御部22の他の機能については後述する。
【0049】
紙幣識別機23は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、図3(b)に示すように、紙幣挿入口23aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機23により受け付けられた紙幣2は、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。
【0050】
硬貨識別機24も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、図3(b)に示すように、硬貨挿入口24aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該硬貨挿入口24aから落下してきた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機24により受け付けられた硬貨3も、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。硬貨返却ボタン24bは、硬貨識別機24等において詰まった硬貨3の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン24bが押下されると、該詰まった硬貨3が硬貨返却口24cに戻る。
【0051】
精算カードR/W25は、精算カードストッカ25bから搬送されてきた精算カード4に対して、制御部22のRAMで記憶されている入金IDを記録し、かつ制御部22のRAMで記憶されているユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として記録して、精算カード挿入口25aから排出するものである。また精算カードR/W25は、精算カード挿入口25aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を記録するものである。精算カードストッカ25bは、精算カードR/W25の背後に設けられ、入金ID及びカード残額が記録されていない精算カード4を複数枚(最大で10枚)収納可能なものである。
【0052】
電子マネーカード・会員カードR/W26は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード・会員カード挿入口26aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を記録するものである。
【0053】
また電子マネーカード・会員カードR/W26は会員用記録媒体受付手段の一例であって、会員用記録媒体である会員カード6を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード・会員カード挿入口26aから会員カード6を受け付けて、該受け付けた会員カード6に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額並びに入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を読み取ると共に、該受け付けている会員カード6に対して更新後の電子マネー残額並びに入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を記録するものである。
【0054】
タッチパネル式のディスプレイ27は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ27は提供機関指定受付手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた電子マネーカード5又は会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社9(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものである。なおディスプレイ27の表示内容については後述する。
【0055】
ここで前記制御部22は使用処理手段の一例であって、会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額の範囲内における所定の大きさの遊技用価値をパチンコ機10での遊技に使用させるための処理(玉貸処理)を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用金額に対応する間接税(消費税)とを当該第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額から減算するための処理(減算処理)を行う会員使用処理と、制御部22のRAM又は精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるユニット残額又はカード残額の範囲内における所定の大きさの遊技用価値をパチンコ機10での遊技に使用させるための処理(玉貸処理)を行うと共に、該使用に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用金額に対応する間接税(消費税)とを当該第2の遊技用価値特定情報から特定されるユニット残額又はカード残額から減算するための処理(減算処理)を行うビジタ用使用処理と、を行うものである。
【0056】
具体的には、前記玉貸処理としては、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けた場合に、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,精算カード4に記録されているカード残額,又は会員カード6に記録されているカード残額と予め設定された玉貸設定金額(例えば消費税込みの5度数に相当する525円)とを比較して、残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば前記端数額を除く残額(即ち210円)に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行う。なお残額<消費税込みの1度数に相当する105円(即ち端数額)であれば、払出制御基板12に対してパチンコ玉の払出を指示する処理は行わない。
【0057】
また前記減算処理としては、前記玉貸処理が行われた場合に、残額≧玉貸設定金額であれば、該玉貸設定金額を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,精算カード4に記録されているカード残額,又は会員カード6に記録されているカード残額から減算する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば、前記端数額を除く残額(即ち210円)を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,精算カード4に記録されているカード残額,又は会員カード6に記録されているカード残額から減算する処理を行う(即ち減算後のユニット残額又はカード残額が端数額になる)。そして、これらの処理の終了後に、入金ID及び使用金額のシステムコントローラ50に対する送信をシステムコントローラ用通信部21aに対して指示する処理を行う。
【0058】
また制御部22はビジタ用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記制御部22のRAM又は前記精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0059】
ここでビジタ用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図5のD121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D122で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に加算更新され、該精算カード4を受け付けている場合には、該精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0060】
またビジタ用遊技用価値変換処理では、ユニット残額又はカード残額が前記減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)以下となったことを条件として、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子マネー残額又は予め定められた電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理、即ち自動入金処理を行うものである。具体的には、後述する図5のD122に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、ユニット残額又はカード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同D126に示すように、同D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、前記予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D122で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた遊技用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた遊技用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば0円に設定すれば、残額が0円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
【0061】
また制御部22は電子貨幣サービス提供機関特定処理手段の一例であって、前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子マネー会社9(キャリア)を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行うものであり、具体的には、前記ビジタ用遊技用価値変換処理が行われたときに、後述する図5のD121で指定されたキャリアのキャリアIDを入金元情報として、システムコントローラ50に対して送信する処理を行うと共に、前記変換された遊技用価値の大きさと対応付けて制御部22のRAMに記憶又は精算カード4に記録する処理を行う。
【0062】
また制御部22はビジタ用変換加算処理手段の一例であって、制御部22のRAM又は精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるユニット残額又はカード残額のうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0063】
ここでビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金であるユニット残額又はカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図6のD135で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、同D136で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0064】
またビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は該キャリアIDと対応付けて精算カード4に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、後述する図6のD136で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0065】
また制御部22は会員用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0066】
ここで会員用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図8のD121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D122’で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される。
【0067】
また会員用遊技用価値変換処理では、カード残額が前記減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)以下となったことを条件として、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子マネー残額又は予め定められた電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理、即ち自動入金処理を行うものである。具体的には、後述する図8のD122’に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、カード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同D126’に示すように、同D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、前記予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D122’で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた遊技用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた遊技用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば0円に設定すれば、残額が0円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
【0068】
また制御部22は電子貨幣サービス提供機関特定処理手段の一例であって、前記会員用遊技用価値変換加算処理手段による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子マネー会社9(キャリア)を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行うものであり、具体的には、前記会員用遊技用価値変換処理が行われたときに、後述する図8のD121’で指定されたキャリアのキャリアIDを入金元情報として、システムコントローラ50に対して送信する処理を行うと共に、前記変換された遊技用価値の大きさと対応付けて会員カード6に記録する処理を行う。
【0069】
また制御部22は会員用変換加算処理手段の一例であって、会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額のうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0070】
ここで会員用電子貨幣価値加算更新処理では、前記会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図9のD135’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、同D136’で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0071】
また会員用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて会員カード6に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、後述する図9のD136’で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0072】
さらに制御部22はポイント加算更新処理手段の一例であって、当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場7において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場7の前記記録領域(図2(d)を参照)に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うものである。具体的には、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5又は会員カード6を受け付けている状態で玉貸処理が行われると、例えば使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5又は会員カード6のCPUの制御により、該電子マネーカード5又は会員カード6のフラッシュメモリに記録されている当該遊技場7のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
【0073】
ここで図4〜図9を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明する。まず初期状態として、D100で、ビジタ遊技者に対して貨幣,精算カード4,又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示されると共に、会員遊技者に対して会員カード6の挿入を促す旨が表示される。
【0074】
このD100の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、該受け付けた貨幣の金額である受付金額(ここでは10000円)がユニット残額として制御部22のRAMに記憶されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額の入金元が現金である旨が記憶されて、D101で、該ユニット残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD101の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D102で、該ユニット残額(ここでは9475円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D103で、該ユニット残額(ここでは25円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
【0075】
このD103の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額の入金元が現金である旨が記憶されて、D101に戻る。またD103の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121に進む。なおD101〜D103の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131に進む。
【0076】
一方、前記D100の状態で、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む)の照合の後、D111で、該カード残額(ここでは1075円)が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD111の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D112で、該カード残額(ここでは550円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D113で、該カード残額(ここでは25円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
【0077】
このD113の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額の入金元が現金である旨が記憶されて、D111に戻る。またD113の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121に進む。なおD111〜D113の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131に進む。
【0078】
前記D100,D103,又はD113の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D121で、前記ユニット残額又はカード残額と、当該X社電子マネー残額及びY社電子マネー残額とが表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0079】
このD121の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D122で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択をするための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0080】
このD122の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額又はカード残額の入金元がD121で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記憶される一方、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D123で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0081】
このD123の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD124の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
【0082】
自動入金OFFの場合には、D125で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額又はカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121に戻る。
【0083】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がユニット残額又はカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122で選択された金額(ここでは3000円)が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額又はカード残額の入金元がD121で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D126で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0084】
前記D101〜D103,D111〜D113,又はD121〜D126の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D131で、精算カード排出操作又は電子マネー返却操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「精算カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0085】
このD131の状態で、「精算カードを排出」ボタンが押下されて精算カード排出操作を受け付けると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID,ユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、該入金ID及びユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として書き込んだ新規の精算カード4が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が排出されて、D132で、該排出される精算カード4に記録されているカード残額が表示されると共に、精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D100に戻る。
【0086】
前記D131の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されて電子マネー返却操作を受け付けると、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けている場合には、D134に進み、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けていない場合には、D133で、電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示され、該D133の状態で電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けた場合には、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D134に進む。
【0087】
D134では、前記ユニット残額又はカード残額の合計金額(ここでは3025円)と入金元別の内訳(即ち制御部22のRAMに記憶又は精算カード4に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のユニット残額又はカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0088】
このD134の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたユニット残額又はカード残額を返却する旨が指定されると、D135で、入金元が現金であるユニット残額又はカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD135の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0089】
このD135の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてユニット残額又はカード残額を返却するキャリアが指定されると、D136で、入金元が現金であるユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0090】
このD136の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が前記記憶又は記録しているユニット残額又はカード残額から減算更新されると共に、該指定された返却金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されてD135で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かの判定が行われる。
【0091】
ここで減算更新後のユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、該入金ID及び該ユニット残額(前記入金元情報を含む)をカード残額として記憶した新規の精算カード4と、前記受け付けている電子マネーカード5が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4と、前記受け付けている電子マネーカード5が排出されて、D137で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D135で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D136で指定された電子マネー返却金額を返却した旨,及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4及び電子マネーカード5が取り出されると、D100に戻る。
【0092】
一方、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、前記受け付けている電子マネーカード5が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該精算カード4が回収されると共に、前記受け付けている電子マネーカード5が排出されて、D137で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D135で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D136で指定された電子マネー返却金額(即ち前記ユニット残額又はカード残額の全額)を返却した旨,及び電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。なお精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該精算カード4を回収した旨も表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D100に戻る。
【0093】
なお前記D134の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を返却する旨が指定されると、D136で、該指定されたキャリアの電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0094】
このD136の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が前記記憶又は記録しているユニット残額又はカード残額から減算更新されると共に、該指定された返却金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されてD134で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新され、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かの判定が行われ、以後「現金」ボタンが押下された場合と同様の処理が行われる。
【0095】
さらに、前記D100の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けると、該受け付けた会員カード6に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),並びにX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D101’で、当該遊技場7(ここでは遊技場A)のカード残額(ここでは1075円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD101’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード6を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード6のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D102’で、該カード残額(ここでは550円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D103’で、該カード残額(ここでは25円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び残額不足なので、貨幣の挿入又は「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。
【0096】
このD103’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、該受け付けた貨幣の金額である受付金額がカード残額として電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記憶されて、D101’に戻る。またD103’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD121’に進む。なおD101’〜D103’の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131’に進む。
【0097】
前記D113’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて、電子マネー入金操作を受け付けると、D121’で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0098】
このD121’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D122’で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択をするための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0099】
このD122’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122’で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD121’で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記憶される一方、D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122’で選択された金額が減算更新され、D123’で、更新後カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122’で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0100】
このD123’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード6を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード6のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124’に示すように、カード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD124’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122’で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125’に進み、前記D122’で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126’に進む。
【0101】
自動入金OFFの場合には、D125’で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121’に戻る。
【0102】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122’で選択された金額(ここでは3000円)が遊技用価値の大きさに変換されて、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122’で選択された金額が減算更新され、D126’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,D121’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122’で選択された金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0103】
前記D101’〜D103’,又はD121’〜D126’の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D131’で、会員カード排出操作又は電子マネー返却操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「会員カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0104】
このD131’の状態で、「会員カードを排出」ボタンが押下されて会員カード排出操作を受け付けると、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6が排出されて、D132’で、該排出される会員カード6に記録されているカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D100に戻る。
【0105】
前記D131’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されて電子マネー返却操作を受け付けると、D134’で、前記カード残額の合計金額(ここでは3025円)と入金元別の内訳(即ち会員カード6に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0106】
このD134’の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D135’で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD135’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0107】
このD135’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、D136’で、入金元が現金であるカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0108】
このD136’の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D135’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード6が排出され、D137’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D135’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D136’で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2000円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D100に戻る。
【0109】
なお前記D134’の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D136’で、該指定されたキャリアの電子マネー残額から変換されたカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0110】
このD136’の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D134’で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード6が排出され、D137’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D134’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D136’で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2000円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D100に戻る。
【0111】
なお図示しないが、ディスプレイ27では、遊技データ,テレビ画像,インターネット画像等の閲覧も可能である。
【0112】
入金精算装置30は、遊技場7における所定の箇所(例えば遊技島の端部,景品カウンタの近傍等)に設けられ、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図10に示すように、その前面に精算カード挿入口35a,電子マネーカード・会員カード挿入口36a,ディスプレイ37,紙幣挿入口33a,紙幣払出口33d,硬貨挿入口34a,及び硬貨払出口34d等を備え、図10及び図1に示すように、その内部にシステムコントローラ用通信部31a,電子マネー端末用通信部31b,制御部32,紙幣識別機33,紙幣収納部33b,紙幣払出部33c,硬貨識別機34,硬貨収納部34b,硬貨払出部34c,精算カードR/W35,精算カード回収部35b,及び電子マネーカード・会員カードR/W36等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この入金精算装置30は、装置IDにより、各入金精算装置30を個々に識別可能とされている。
【0113】
システムコントローラ用通信部31aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、入金精算装置30とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部31bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、入金精算装置30と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部31a及び電子マネー端末通信部31bから送信される情報には前記装置IDが含まれるので、システムコントローラ50では、該情報と共に受信した装置IDに基づいて、該情報の送信元である入金精算装置30を特定可能である。これら各通信部は、制御部32に設けられている。
【0114】
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、入金精算装置30に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。なお制御部32の機能については後述する。
【0115】
紙幣識別機33は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは紙幣挿入口33aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機33により受け付けられた紙幣2は、該紙幣識別機33の背後に設けられている紙幣収納部33bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、紙幣収納部33bに収納されている紙幣2が、該紙幣収納部33bの前方に設けられている紙幣払出部33cに搬送されて、該紙幣払出部33cの前方に設けられている紙幣払出口33dから払い出されて返却される。
【0116】
硬貨識別機34も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは硬貨挿入口34aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該受け付けた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機34により受け付けられた硬貨3も、該硬貨識別機34の背後に設けられている硬貨収納部34bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、硬貨収納部34bに収納されている硬貨3が、該硬貨収納部34bの前方に設けられている硬貨払出部34cに搬送されて、該硬貨払出部34cの前方に設けられている硬貨払出口34dから払い出されて返却される。従って、この入金精算装置30では、50円硬貨,10円硬貨,5円硬貨,及び1円硬貨といった小金種の貨幣の払い出しは行われない。
【0117】
精算カードR/W35は、精算カード挿入口35aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を記録するものである。精算カード回収部35bは、精算カードR/W35の背後に設けられ、更新後のカード残額が零となった精算カード4を回収して収納するものである。
【0118】
電子マネーカード・会員カードR/W36は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード・会員カード挿入口36aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を記録するものである。
【0119】
また電子マネーカード・会員カードR/W36は会員用記録媒体受付手段の一例であって、会員用記録媒体である会員カード6を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード・会員カード挿入口36aから会員カード6を受け付けて、該受け付けた会員カード6に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額並びに入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を読み取ると共に、該受け付けている会員カード6に対して更新後の電子マネー残額並びに入金ID及びカード残額(前記入金元情報を含む)を記録するものである。
【0120】
タッチパネル式のディスプレイ37は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ37は提供機関指定受付手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けた電子マネーカード5又は会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社9(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものである。なおディスプレイ37の表示内容については後述する。
【0121】
ここで制御部32はビジタ用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0122】
ここでビジタ用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図11のD204で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D205で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0123】
また制御部32は電子貨幣サービス提供機関特定処理手段の一例であって、前記ビジタ用遊技用価値変換加算処理手段による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子マネー会社9(キャリア)を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行うものであり、具体的には、前記ビジタ用遊技用価値変換処理が行われたときに、後述する図11のD204で指定されたキャリアのキャリアIDを入金元情報として、システムコントローラ50に対して送信する処理を行うと共に、前記変換された遊技用価値の大きさと対応付けて精算カード4に記録する処理を行う。
【0124】
また制御部32はビジタ用変換加算処理手段の一例であって、精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額のうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0125】
ここでビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図12のD215で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、同D216で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0126】
またビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて精算カード4に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、後述する図11のD216で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0127】
また制御部32は会員用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0128】
ここで会員用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図13のD204’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D205’で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される。
【0129】
また制御部32は電子貨幣サービス提供機関特定処理手段の一例であって、前記会員用遊技用価値変換加算処理手段による遊技用価値の大きさへの変換に使用された電子貨幣価値に対応する電子マネー会社9(キャリア)を特定可能にするための電子貨幣サービス提供機関特定処理を行うものであり、具体的には、前記会員用遊技用価値変換処理が行われたときに、後述する図13のD204’で指定されたキャリアのキャリアIDを入金元情報として、システムコントローラ50に対して送信する処理を行うと共に、前記変換された遊技用価値の大きさと対応付けて会員カード6に記録する処理を行う。
【0130】
また制御部32は会員用変換加算処理手段の一例であって、会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額のうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行うと共に、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0131】
ここで会員用電子貨幣価値加算更新処理では、前記会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図14のD215’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、同D216’で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0132】
また会員用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて会員カード6に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、後述する図14のD216’で指定された返却金額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0133】
ここで図11〜図14を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明する。まず初期状態として、D200で、ビジタ遊技者に対して精算カード4の挿入を促す旨が表示されると共に、会員遊技者に対して会員カード6の挿入を促す旨が表示される。
【0134】
D200の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む)の照合の後、D201で、該カード残額(ここでは3025円)が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0135】
このD201の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D202で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD202の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録されて、該精算カード4が排出され、D203で、更新後のカード残額が表示されると共に、受付金額を入金した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D200に戻る。
【0136】
前記D202の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D204で、前記カード残額と、当該X社電子マネー残額及びY社電子マネー残額とが表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD204の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0137】
このD204の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D205で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0138】
このD205の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、D204で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD205で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD204で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録されて、該精算カード4が排出される一方、D204で指定されたキャリアの電子マネー残額からD205で選択された金額が減算更新されて電子マネーカード5が排出され、D206で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D204で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD205で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D200に戻る。
【0139】
前記D201の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D211で、前記カード残額が表示されると共に、「貨幣を返却」ボタンの操作又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD211の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、D212で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0140】
このD212の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて該精算カード4が排出され、D213で、更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された金額の貨幣を返却した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D200に戻る。
【0141】
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに回収され、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D200に戻る。
【0142】
また前記D211の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D214で、前記カード残額の合計金額(ここでは3025円)と入金元別の内訳(即ち精算カード4に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0143】
このD214の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D215で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD215の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0144】
このD215の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、D216で、入金元が現金であるカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0145】
このD216の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて該精算カード4が排出される一方、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D215で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D217で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D215で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D216で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返却した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D200に戻る。
【0146】
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに精算カード回収部35bに回収され、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記D215で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D216で指定された金額(即ちカード残額の全額)を返却した旨,電子マネーカード5の取り出しを促す旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D200に戻る。
【0147】
なお前記D214の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D216で、該指定されたキャリアの電子マネー残額から変換されたカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0148】
このD216の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて該精算カード4が排出される一方、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D214で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D217で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D214で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D216で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返却した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D200に戻る。
【0149】
前記D200の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W36により会員カード6を受け付けると、該受け付けた会員カード6に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),並びにX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D201’で、当該遊技場7(ここでは遊技場A)のカード残額(ここでは3025円)が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0150】
このD201’の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D202’で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。このD202’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録されて、該会員カード6が排出され、D203’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、受付金額を入金した旨,及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D200に戻る。
【0151】
前記D202’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されると、D204’で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD204’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0152】
このD204’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D205’で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0153】
このD205’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、D204’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD205’で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD204’で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録されると共に、D204’で指定されたキャリアの電子マネー残額からD205’で選択された金額が減算更新されて会員カード6が排出され、D206’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D204’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD205’で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D200に戻る。
【0154】
前記D201’の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D211’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネー返却ボタン」が表示される。このD211’の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、D212’で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0155】
このD212’の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されて該会員カード6が排出され、D213’で、更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された金額の貨幣を返却した旨,及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D200に戻る。
【0156】
また前記D211’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンの操作を受け付けると、D214’で、前記カード残額の合計金額(ここでは3025円)と入金元別の内訳(即ち会員カード6に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0157】
このD214’の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D215’で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD215’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0158】
このD215’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、D216’で、入金元が現金であるカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0159】
このD216’の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D215’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード6が排出され、D217’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D215’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D216’で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2000円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D200に戻る。
【0160】
なお前記D214’の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D216’で、該指定されたキャリアの電子マネー残額から変換されたカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
【0161】
このD216’の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された返却金額が電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D214’で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード6が排出され、D217’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D214’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D216’で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2000円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D200に戻る。
【0162】
次に、図15〜図24を参照して、第1実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明する。以下においては、まずビジタ処理の説明を行い、次に会員処理の説明を行うが、両処理で異なるステップについては図中においてダッシュ(’)を付し、会員処理では該異なるステップについてのみ説明を行う。
【0163】
まず図15〜図17は、第1実施形態に係る玉貸ユニット20におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。この玉貸ユニット20は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S101)、前記受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S102)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S103)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶すると共に、入金元として「現金」と記憶し(S104)、前記生成した入金IDを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S105)。以下においては、S102〜S105と同等の処理を「受付金額加算処理」と称する。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶すると共に、入金元として「現金」と記憶し(S106)、該ユニット残額をディスプレイ27に表示して(S107)、玉貸可能状態となる(S108)。
【0164】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S109)、ユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をユニット残額から減算更新する減算処理を行い(S110)、制御部22のRAMに記憶されている入金IDと前記使用金額+消費税をシステムコントローラ50に対して送信する(S111)。該入金IDと使用金額+消費税を受信したシステムコントローラ50は、該受信した使用金額+消費税を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S112)、減算完了通知を前記入金IDと使用金額+消費税の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S113)。以下においては、S111〜S113と同等の処理を「カード残額使用減算処理」と称する。
【0165】
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S114)。このS114でユニット残額が105円以上であると判定された場合には、前記S107に戻る。一方、S114でユニット残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S115)。このS115で貨幣を受け付けた場合には、前記S102に戻る。またS115で電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS115で終了操作を受け付けた場合には、後述するS171に進む。
【0166】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると(S121)、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額(前記入金元情報を含む)をシステムコントローラ50に対して送信する(S122)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額(及び入金元情報)との照合を行い(S123)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S124)。以下においては、S122〜S124と同等の処理を「カード残額照合処理」と称する。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示して(S125)、玉貸可能状態となる(S126)。
【0167】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S127)、カード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をカード残額から減算更新する減算処理を行い(S128)、S129〜S131で前記カード残額使用減算処理を行って、減算更新後のカード残額が1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S132)。このS132でカード残額が105円以上であると判定された場合には、前記S125に戻る。一方、S132でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S133)。このS133で貨幣を受け付けた場合には、S134〜S137で前記受付金額加算処理を行って、S137で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として「現金」と記録して(S138)、前記S125に戻る。またS133で電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS133で終了操作を受け付けた場合には、後述するS171に進む。
【0168】
また玉貸ユニット20は、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S152)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ9aに対して送信する(S153)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ9aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ9aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S154)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S155)。以下においては、S152〜S155と同等の処理を「電子マネー残額照合処理」と称する。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S156)。
【0169】
ここで前記図5のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図5のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると(S157)、該指定されたキャリアのキャリアIDと該選択された入金金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S158)。該キャリアIDと入金金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S159)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶すると共に、入金元として前記受信したキャリアIDのキャリアを記憶し(S160)、前記生成した入金IDを前記キャリアIDと入金金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S161)。以下においては、S158〜S161と同等の処理を「入金金額加算処理」と称する。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記憶又は記録する(S162)。
【0170】
そして前記入金金額を前記図5のD121で指定されたキャリアの電子マネー残額から減算更新し(S163)、当該キャリアの電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S164)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ9aに対して送信する(S165)。該電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ9aは、該受信した減算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ9aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S166)、前記電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S167)。以下においては、S164〜S167と同等の処理を「電子マネー残額減算処理」と称する。該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S168)。
【0171】
このように、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0172】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、前記S108〜S113の処理を行った後、また精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記S126〜S131の処理を行った後に、ユニット残額又はカード残額が予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下であるか否かを判定する(S169)。このS169で残額が1000円を超えていると判定された場合には、前記S108又は前記S126に戻る。一方、S169で残額が1000円以下であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかの判定を行う(S170)。
【0173】
このS170で自動入金OFFである、即ち前記図5のD122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S114又はS132に戻る。一方、S170で自動入金ONである、即ち前記図5のD122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S158に進んで、該S158〜S168の処理(即ち自動入金処理)を行う。
【0174】
このように、ユニット残額又はカード残額が減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ以下となったことを条件として、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、該ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子マネー残額で入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0175】
また玉貸ユニット20は、終了操作を受け付けると、精算カード排出操作,又は電子マネー返却操作を待機する(S171)。
【0176】
このS171で精算カード排出操作を受け付けると(S172)、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、該入金ID及び該ユニット残額(入金元情報を含む)をカード残額として新規の精算カード4に書き込み、該精算カード4を排出して、該排出される精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示し(S173)、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4を排出して、該排出される精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示する(S174)。
【0177】
また前記S171で電子マネー返却操作を受け付けると(S181)、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けていない場合には、前記S151〜S156の処理を行った後に、S182に進み、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けている場合には、前記図6のD134に示すように入金元の内訳を表示して、返却する残額の入金元の指定を待機する(S182)。
【0178】
このS182で入金元が現金である残額の返却の指定を受け付け、前記図6のD135に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図6のD136に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると(S183)、制御部22のRAMに記憶されている入金ID又は精算カード4に記録されている入金IDと該指定された返却金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S184)。該入金IDと返却金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した返却金額を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S185)、減算完了通知を前記入金IDと返却金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S186)。以下においては、S184〜S186と同等の処理を「カード残額返却減算処理」と称する。
【0179】
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、前記返却金額をユニット残額又はカード残額から減算更新すると共に(S187)、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図6のD135で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新し(S188)、当該キャリアの電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S189)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ9aに対して送信する(S190)。該電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ9aは、該受信した加算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ9aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S191)、前記電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S192)。以下においては、S189〜S192と同等の処理を「電子マネー残額加算処理」と称する。
【0180】
このように、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額に対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0181】
前記更新完了を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かを判定する(S193)。このS193でユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、該入金ID及び該ユニット残額(入金元情報を含む)をカード残額として新規の精算カード4に書き込んで、該精算カード4と受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S194)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S195)。
【0182】
またS193でユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S196)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、受け付けている精算カード4を回収すると共に、受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S197)。
【0183】
前記S182で入金元がキャリアである残額の返却の指定を受け付け、前記図6のD136に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると(S198)、前記S184に進み、該S184〜S197の処理が行われる。ただし前記S188では、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図6のD134で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新する。
【0184】
このように、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、遊技用価値の大きさへの変換に使用された当初の電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、当初の電子マネー残額に対応するキャリアとは別のキャリアに対する電子貨幣価値の大きさの移し替えに利用されるのを防止できる。即ち、電子マネー残額が一旦遊技用価値の大きさに変換されることによって、カード会社8に対して遊技場7が支払う手数料が発生するが、いたずらに前記移し替えが行われるのを防止することにより、遊技場7に無用な手数料の支払いが発生するのを防止できる。
【0185】
次に図18〜図20は、第1実施形態に係る玉貸ユニット20における会員処理の一例を表すフローチャートである。まず図18において、玉貸ユニット20では、前記S101〜S124の処理に代えて、S101’〜S109’の処理が行われる。具体的には、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けると(S101’)、S102’〜S104’で前記カード残額照合処理を行うと共に、S105’〜S108’で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記受け付けた会員カード6に記録されている当該遊技場7のカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S109’)。
【0186】
また玉貸ユニット20では、前記S133の処理に代えて、S132でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する、S133’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、前記S138の処理に代えて、受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額(入金元情報を含む)として会員カード6に記録する、S138’の処理が行われる。さらに玉貸ユニット20では、S133’で電子マネー入金操作を受け付けた場合には、S151’に進み、S133’で終了操作を受け付けた場合には、S171’に進む。
【0187】
次に図19において、玉貸ユニット20では、前記S151〜S156の処理に代えて、電子マネー入金操作を受け付ける、S151’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、前記S162の処理に代えて、S161で受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記録する、S162’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、S169でカード残額が1000円を超えていると判定された場合には、S109’に進む。
【0188】
次に図20において、玉貸ユニット20では、前記S171の処理に代えて、終了操作を受け付けたときに、会員カード排出操作,又は電子マネー返却操作を待機する、S171’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、前記S172〜S174の処理に代えて、S172’〜S173’の処理が行われる。具体的には、S171’の状態で、会員カード排出操作を受け付けると(S172’)、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6を排出して、該排出される会員カード6に記録されているカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S173’)。また前記S193〜S197の処理に代えて、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する、S195’の処理が行われる。
【0189】
次に図21〜図22は、第1実施形態に係る入金精算装置30におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。この入金精算装置30は、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると(S201)、S202〜S204で前記カード残額照合処理を行って、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ37に表示し、入金モード,又は精算モードの選択を待機する(S205)。このS205で入金モードの選択を受け付けると(S211)、貨幣の受付,又は電子マネーカード5の受付を待機する(S212)。
【0190】
このS212で貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S221)、S222〜S225で前記受付金額加算処理を行って、S225で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として「現金」と記録して(S226)、該精算カード4を排出し、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S227)。
【0191】
また前記S212で電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S231)、S232〜S235で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記カード残額,及び前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S236)。
【0192】
ここで前記図11のD204に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図11のD205に示すように入金金額の選択を受け付けると(S237)、S238〜S241で前記入金金額加算処理を行って、S241で受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記録する(S242)。そして前記入金金額を前記図11のD204で指定されたキャリアの電子マネー残額から減算更新し(S243)、S244〜S247で前記電子マネー残額減算処理を行って、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S248)。
【0193】
このように、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0194】
また前記S205で精算モードの選択を受け付けると(S261)、貨幣返却操作,又は電子マネーカード5の受付を待機する(S262)。
【0195】
このS262で貨幣返却操作を受け付け(S271)、前記図12のD212に示すように貨幣への返却金額の指定を受け付けると(S272)、S273〜S275で前記カード残額減算処理を行って、前記返却金額をカード残額から減算更新し(S276)、減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S277)。このS277でカード残額が零でないと判定されると、前記返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を排出して、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S278)。一方、S277でカード残額が零であると判定されると、前記返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を回収して、更新後のカード残額(即ち零)をディスプレイ37に表示する(S279)。
【0196】
前記S262で電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S281)、S282〜S285で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記図12のD214に示すように入金元の内訳を表示して、返却する残額の入金元の指定を待機する(S286)。
【0197】
このS286で入金元が現金である残額の返却の指定を受け付け、前記図12のD215に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図12のD216に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると(S287)、S288〜S290で前記カード残額返却減算処理を行って、前記返却金額をカード残額から減算更新すると共に(S291)、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図12のD215で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新し(S292)、S293〜S296で前記電子マネー残額加算処理を行う。
【0198】
このように、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額に対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0199】
S296の更新完了を受信した入金精算装置30は、減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S297)。このS297でカード残額が零でないと判定されると、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S298)。またS297でカード残額が零であると判定されると、前記受け付けている精算カード4を回収すると共に、前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち零),及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S299)。
【0200】
前記S286で入金元がキャリアである残額の返却の指定を受け付け、前記図12のD216に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると(S300)、前記S288に進み、該S288〜S299の処理が行われる。ただし前記S292では、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図12のD214で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新する。
【0201】
このように、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、遊技用価値の大きさへの変換に使用された当初の電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、当初の電子マネー残額に対応するキャリアとは別のキャリアに対する電子貨幣価値の大きさの移し替えに利用されるのを防止できる。即ち、電子マネー残額が一旦遊技用価値の大きさに変換されることによって、カード会社8に対して遊技場7が支払う手数料が発生するが、いたずらに前記移し替えが行われるのを防止することにより、遊技場7に無用な手数料の支払いが発生するのを防止できる。
【0202】
次に図23〜図24は、第1実施形態に係る入金精算装置30における会員処理の一例を表すフローチャートである。まず図23において、入金精算装置30では、前記S201〜S205の処理に代えて、S201’〜S210’の処理が行われる。具体的には、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けると(S201’)、S202’〜S204で前記カード残額照合処理を行うと共に、S205’〜S208’で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記受け付けた会員カード6に記録されている当該遊技場7のカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S209’)、入金モード,又は精算モードの選択を待機する(S210’)。
【0203】
また入金精算装置30では、前記S212の処理に代えて、貨幣の受付,又は電子マネー入金操作を待機する、S212’の処理が行われ、前記S226の処理に代えて、S225で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として前記受け付けている会員カード6に記録すると共に、入金元として「現金」と記録する、S226’の処理が行われ、前記S227の処理に代えて、会員カード6を排出し、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する、S227’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S231〜S236の処理に代えて、電子マネー入金操作を受け付ける、S231’の処理が行われ、S242の処理に代えて、S241で受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として前記受け付けている会員カード6に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記録する、S242’の処理が行われ、前記S248の処理に代えて、前記受け付けている会員カード6を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する、S248’の処理が行われる。
【0204】
次に図24において、入金精算装置30では、前記S262の処理に代えて、貨幣返却操作,又は電子マネー返却操作を待機する、S262’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S278の処理に代えて、前記返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている会員カード6を排出して、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する、S278の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S281〜S285の処理に代えて、電子マネー返却操作を受け付ける、S281’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S297〜S299の処理に代えて、前記受け付けている会員カード6を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する、S298’の処理が行われる。
【0205】
以上に説明した第1実施形態に係る遊技用システム1によれば、会員用遊技使用処理及びビジタ用遊技使用処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とがユニット残額又はカード残額から減算され、該減算後のユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、該変換された電子貨幣価値の大きさが電子マネーカード5又は会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0206】
[2.第2実施形態に係る遊技用システム1]
次に、図1,及び図25〜図34を参照して、第2実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。ここで前述した第1実施形態に係る遊技用システム1は、遊技に使用された後の端数額を含む遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するものであるのに対し、この第2実施形態に係る遊技用システム1は、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するものである。この第2実施形態に係る遊技用システム1は、第1実施形態と比較して、システムコントローラ50における記憶内容と、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の機能のみが異なり、その他の点は同様である。以下、第2実施形態に係る遊技用システム1の構成について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0207】
前述の如く、第2実施形態においては、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されるので、第2実施形態における遊技用価値の大きさには、端数額が含まれず、換言すれば、第2実施形態における遊技用価値の大きさは、消費税込みの1度数に相当する105円の倍数に限られる。従って、第2実施形態に係るシステムコントローラ50において記憶されている残額も、図1に示すように、当該105円の倍数に限られる。
【0208】
第2実施形態に係る玉貸ユニット20の構成要素は、図1及び図3に示すように、第1実施形態と同様であるが、制御部22の機能,及びディスプレイ27の表示内容が、第1実施形態と異なる。
【0209】
ここで制御部22は端数額特定処理手段の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(ここでは100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(ここでは5円)との合算額(即ち105円)を前記貨幣受付手段(紙幣識別機23,硬貨識別機24)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を特定するための端数額特定処理を行うものである。具体的には、例えば紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けた場合には、該10000円から105円を順次減算していくと該105円未満の25円が余るので、該25円が端数額と特定される。なお端数額特定処理手段として機能する制御部22は、前記入金に供される電子マネー残額から端数額を特定するための端数額特定処理も行う。
【0210】
また制御部22はビジタ用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、第1実施形態と同様に、電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記制御部22のRAM又は前記精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるユニット残額又はカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0211】
ここでビジタ用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図26のD321で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D322で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に加算更新され、該精算カード4を受け付けている場合には、該精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0212】
またビジタ用遊技用価値変換処理では、ユニット残額又はカード残額が前記減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)以下となったことを条件として、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子マネー残額又は予め定められた電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理、即ち自動入金処理を行うものである。具体的には、後述する図26のD322に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、ユニット残額又はカード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同D326に示すように、同D321で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、前記予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D322で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた遊技用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた遊技用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば0円に設定すれば、残額が0円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
【0213】
また制御部22はビジタ用変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行い、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段(紙幣識別機23,硬貨識別機24)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを制御部22のRAM又は精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるユニット残額又はカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0214】
ここでビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金である端数額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図25のD301で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該端数額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。また入金元が現金であるユニット残額又はカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図27のD335で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該ユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0215】
またビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は該キャリアIDと対応付けて精算カード4に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、該ユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0216】
また制御部22は会員用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、第1実施形態と同様に、会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0217】
ここで会員用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図29のD321’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D322’で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される。
【0218】
また会員用遊技用価値変換処理では、カード残額が前記減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)以下となったことを条件として、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けた会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子マネー残額又は予め定められた電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理、即ち自動入金処理を行うものである。具体的には、後述する図29のD322’に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、カード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同D326’に示すように、同D321’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、前記予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D322’で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた遊技用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた遊技用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば0円に設定すれば、残額が0円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
【0219】
また制御部22は会員用変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行い、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段(紙幣識別機23,硬貨識別機24)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを当該会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0220】
ここで会員用電子貨幣価値加算更新処理では、前記会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金である端数額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図28のD301’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該端数額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。また入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図30のD335’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0221】
また会員用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて会員カード6に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0222】
なお制御部22は、第1実施形態と同様に、前記記録媒体,前記遊技使用処理手段,前記電子貨幣サービス提供機関特定処理手段,及び前記ポイント加算更新処理手段として機能する。
【0223】
ここで図25〜図30を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明する。まず初期状態として、D300で、ビジタ遊技者に対して電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示されると共に、会員遊技者に対して会員カード6の挿入を促す旨が表示される。
【0224】
このD300の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D301で、当該電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定をしてから、貨幣又は精算カード4の挿入を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD301の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。このD301の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが指定されると、貨幣の受付,又は精算カード4の受付が待機される。
【0225】
このD301の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がユニット残額として制御部22のRAMに記憶されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額の入金元が現金である旨が記憶され、かつ該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD301で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D302で、該ユニット残額,及び更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D302で指定されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0226】
このD302の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が零でない場合には、D303で、該ユニット残額(ここでは9475円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が零である場合には、D304で、該ユニット残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額がない旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。
【0227】
このD304の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がユニット残額として制御部22のRAMに記憶されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額の入金元が現金である旨が記憶され、かつ該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD301で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D302に戻る。またD304の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD321に進む。なおD301〜D304の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD331に進む。
【0228】
一方、前記D301の状態で、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む)の照合の後、D311で、該カード残額(ここでは1050円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD311の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零でない場合には、D312で、該カード残額(ここでは525円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零である場合には、D313で、該カード残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額がない旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。
【0229】
このD313の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録され、かつ該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD301で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D311に戻る。またD313の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD321に進む。なおD311〜D313の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD331に進む。
【0230】
前記D304,又はD313の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D321で、前記ユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD321の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0231】
このD321の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D322で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択をするための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0232】
このD322の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、ユニット残額として制御部22のRAMに記憶されるか,又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録されると共に、前記入金元情報として該ユニット残額又はカード残額の入金元がD321で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録される一方、D321で指定されたキャリアの電子マネー残額から、D322で選択された入金金額から端数額を除く金額が減算更新される。そしてD323で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、当該キャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0233】
このD323の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D324に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD324の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D322で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD325に進み、前記D322で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD326に進む。
【0234】
自動入金OFFの場合には、D325で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額又はカード残額(ここでは840円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD325の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が零となった場合には、D321に戻る。
【0235】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がユニット残額又はカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD321で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD322で選択された金額(ここでは3000円)に基づいて、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われ、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される(即ち1365円−525円+2940円=3780円)と共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD321で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録される一方、D321で指定されたキャリアの電子マネー残額から、D322で選択された入金金額から端数額を除く金額が減算更新され、D326で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,D321で指定されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0236】
前記D301〜D304,D311〜D313,又はD321〜D326の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D331で、精算カード排出操作又は電子マネー返却操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「精算カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0237】
このD331の状態で、「精算カードを排出」ボタンが押下されて精算カード排出操作を受け付けると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID,ユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、該入金ID及びユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として書き込んだ新規の精算カード4が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が排出されると共に、前記受け付けている電子マネーカード5が排出されて、D332で、該排出される精算カード4に記録されているカード残額,及び該排出される電子マネーカード5に記録されている電子マネー残額が表示されると共に、精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D300に戻る。
【0238】
前記D331の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されて電子マネー返却操作を受け付けると、D334で、前記ユニット残額又はカード残額の合計金額(ここでは3150円)と入金元別の内訳(即ち制御部22のRAMに記憶又は精算カード4に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のユニット残額又はカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0239】
このD334の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたユニット残額又はカード残額を返却する旨が指定されると、D335で、入金元が現金であるユニット残額又はカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、該ユニット残額又はカード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD335の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0240】
このD335の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてユニット残額又はカード残額を返却するキャリアが指定されると、該返却されるユニット残額又はカード残額が前記記憶又は記録しているユニット残額又はカード残額から減算更新されると共に、該返却されるユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D335で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かの判定が行われる。
【0241】
ここで減算更新後のユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、該入金ID及び該ユニット残額(前記入金元情報を含む)をカード残額として記憶した新規の精算カード4と、前記受け付けている電子マネーカード5が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4と、前記受け付けている電子マネーカード5が排出されて、D337で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D335で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D336で指定された電子マネー返却金額を返却した旨,及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4及び電子マネーカード5が取り出されると、D300に戻る。
【0242】
一方、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(前記入金元情報を含む)が消去されて、前記受け付けている電子マネーカード5が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が回収されると共に、前記受け付けている電子マネーカード5が排出されて、D337で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D335で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記D336で指定された電子マネー返却金額(即ち前記ユニット残額又はカード残額の全額)を返却した旨,及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。なお精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該精算カード4を回収した旨も表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D300に戻る。
【0243】
なお前記D334の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を返却する旨が指定されると、該返却されるユニット残額又はカード残額が前記記憶又は記録しているユニット残額又はカード残額から減算更新されると共に、該返却されるユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D334で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新され、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かの判定が行われ、以後「現金」ボタンが押下された場合と同様の処理が行われる。
【0244】
さらに、前記D300の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けると、該受け付けた会員カード6に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),並びにX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D301’で、当該カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD301’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。このD301’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが指定されると、D302’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。
【0245】
このD302’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード6を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード6のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零でない場合には、D303’で、該カード残額(ここでは525円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零である場合には、D304’で、該カード残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額がない旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。
【0246】
このD304’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている会員カード6に記録されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録され、かつ該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD301’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D305’で、該カード残額,及び更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D301’で指定されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。またD304’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD321’に進む。なおD301’〜D305’の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD331’に進む。
【0247】
一方、前記D304’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D321’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD321’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0248】
このD321’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D322’で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択をするための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択をするための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0249】
このD322’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)がカード残額として前記受け付けている会員カード6に記録されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD321’で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録される一方、D321’で指定されたキャリアの電子マネー残額から、D322’で選択された入金金額から端数額を除く金額が減算更新される。そしてD323’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、当該キャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0250】
このD323’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード6を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード6のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場7(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D324’に示すように、カード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD324’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D322’で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD325’に進み、前記D322’で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD326’に進む。
【0251】
自動入金OFFの場合には、D325’で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額(ここでは840円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD325’の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のカード残額が零となった場合には、D321’に戻る。
【0252】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD321’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD322’で選択された金額(ここでは3000円)に基づいて、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われ、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が遊技用価値の大きさに変換されて、前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される(即ち1365円−525円+2940円=3780円)と共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元がD321’で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録される一方、前記D321’で指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記D322’で選択された入金金額から端数額を除く金額が減算更新され、D326’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,前記D321’で指定されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0253】
前記D301’〜D305’,又はD321’〜D326’の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D331’で、会員カード排出操作又は電子マネー返却操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「会員カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0254】
このD331’の状態で、「会員カードを排出」ボタンが押下されて会員カード排出操作を受け付けると、前記受け付けている会員カード6が排出されて、D332’で、該排出される会員カード6に記録されているカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D300に戻る。
【0255】
前記D331’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されて電子マネー返却操作を受け付けると、D334’で、前記カード残額の合計金額(ここでは3150円)と入金元別の内訳(即ち会員カード6に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0256】
このD334’の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D335’で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD335’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0257】
このD335’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、該返却されるカード残額が前記記録しているカード残額から減算更新されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D335’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、前記受け付けている会員カード6が排出されて、D337’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D335’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨,及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D300に戻る。
【0258】
なお前記D334’の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、該返却されるカード残額が前記記録しているカード残額から減算更新されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、前記D334’で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新され、前記受け付けている会員カード6が排出されて、D337’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D334’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨,及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D300に戻る。
【0259】
第2実施形態に係る入金精算装置30の構成要素は、図1及び図10に示すように、第1実施形態と同様であるが、制御部32の機能,及びディスプレイ37の表示内容が、第1実施形態と異なる。
【0260】
ここで制御部32は端数額特定処理手段の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(ここでは100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(ここでは5円)との合算額(即ち105円)を前記貨幣受付手段(紙幣識別機33,硬貨識別機34)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を特定するための端数額特定処理を行うものである。具体的には、例えば紙幣識別機33により10000円紙幣を受け付けた場合には、該10000円から105円を順次減算していくと該105円未満の25円が余るので、該25円が端数額と特定される。なお端数額特定処理手段として機能する制御部32は、前記入金に供される電子マネー残額から端数額を特定するための端数額特定処理も行う。
【0261】
また制御部32はビジタ用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、第1実施形態と同様に、電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するためのビジタ用遊技用価値変換処理を行うと共に、該ビジタ用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0262】
ここでビジタ用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図31のD405で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D406で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0263】
また制御部32はビジタ用変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するためのビジタ用電子貨幣価値変換処理を行い、該ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するためのビジタ用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段(紙幣識別機33,硬貨識別機34)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを精算カード4に記録されている第2の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するためのビジタ用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0264】
ここでビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、前記ビジタ用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金である端数額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図31のD402で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該端数額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。また入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図32のD415で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0265】
またビジタ用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて精算カード4に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0266】
また制御部32は会員用遊技用価値変換加算処理手段の一例であって、第1実施形態と同様に、会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための会員用遊技用価値変換処理を行うと共に、該会員用遊技用価値変換処理により変換された遊技用価値の大きさを前記会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0267】
ここで会員用遊技用価値変換処理では、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額を前記遊技用価値の大きさに変換するための変換処理を行う。具体的には、後述する図33のD405’で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D406’で選択された入金金額から前記端数額を除く金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、電子マネーカード・会員カードR/W36により受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に加算更新される。
【0268】
また制御部32は会員用変換加算処理手段の一例であって、電子マネーカード・会員カードR/W36により会員カード6を受け付けたことを条件として、前記端数額特定処理により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための会員用電子貨幣価値変換処理を行い、該会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを当該会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための会員用電子貨幣価値加算更新処理を行うと共に、前記貨幣受付手段(紙幣識別機33,硬貨識別機34)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から前記端数額特定処理により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを当該会員カード6に記録されている第1の遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための会員用遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0269】
ここで会員用電子貨幣価値加算更新処理では、前記会員用電子貨幣価値変換処理により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社9(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元が現金である端数額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図33のD402’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該端数額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。また入金元が現金であるカード残額を電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、後述する図34のD415’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0270】
また会員用電子貨幣価値加算更新処理では、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、該変換した電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理から特定される電子マネー会社9(キャリア)に対応する電子マネー残額に対して加算更新するための加算更新処理を行う。具体的には、入金元を示すキャリアIDと対応付けて会員カード6に記録されているカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換する場合に、当該キャリアIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に対して、該カード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する。
【0271】
なお制御部32は、第1実施形態と同様に、前記電子貨幣サービス提供機関特定処理手段として機能する。
【0272】
ここで図31〜図34を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明する。まず初期状態として、D400で、ビジタ遊技者に対して精算カード4と電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示されると共に、会員遊技者に対して会員カード6の挿入を促す旨が表示される。
【0273】
D400の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む)と、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D401で、当該カード残額(ここでは3150円),及び電子マネー残額が表示されると共に、入金モード又は精算モードの指定を促す旨,並びに該指定をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0274】
このD401の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D402で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD402の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0275】
このD402の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが指定されると、D403で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0276】
このD403の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により10000円紙幣を受け付けると)、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録されて、該精算カード4が排出されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさが、前記D402で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D404で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D402で指定されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D400に戻る。
【0277】
また前記D403の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D405で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD405の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0278】
このD405の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D406で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、入金する金額の指定を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0279】
このD406の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が前記D405で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録されて、該精算カード4が排出されると共に、前記D405で指定されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新されて、電子マネーカード5が排出される。そしてD407で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D405で指定されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D400に戻る。
【0280】
前記D401の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D411で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネー返却ボタン」が表示される。このD411の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、D412で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0281】
このD412の状態で、カード残額に100円未満の金額が含まれず、かつ該カード残額の全額が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になり、該精算カード4が回収されて、D413で、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D400に戻る。またD412の状態で、カード残額の一部が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、D415に進む。
【0282】
このD415の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、前記D412で指定された返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却され、カード残額の全額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になり、該精算カード4が回収され、カード残額から前記D412で指定された返却金額を除いた金額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D415で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて、電子マネーカード5が排出され、D417で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D412で指定された返却金額の貨幣を返却した旨(○○円の貨幣を返却しました),前記D415で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記変換された電子貨幣価値の大きさを返却した旨,電子マネーカード5の取り出しを促す旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D400に戻る。
【0283】
また前記D411の状態で、「電子マネーに返却」ボタンの操作を受け付けると、D414で、前記カード残額の合計金額(ここでは3150円)と入金元別の内訳(即ち精算カード4に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0284】
このD414の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D415で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD415の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0285】
このD415の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、返却されるカード残額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて、該精算カード4が排出されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D415で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて、電子マネーカード5が排出され、D417で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D415で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2100円を返却した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D400に戻る。なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに回収され、精算カード4を回収した旨が表示される。
【0286】
なお前記D414の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、返却されるカード残額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D414で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新されて、電子マネーカード5が排出され、D417で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D414で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に1050円を返却した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D400に戻る。なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに回収され、精算カード4を回収した旨が表示される。
【0287】
前記D400の状態で、電子マネーカード・会員カードR/W36により会員カード6を受け付けると、該受け付けた会員カード6に記録されている入金ID,カード残額(前記入金元情報を含む),並びにX社電子マネー残額及びY社電子マネー残額の照合の後、D401’で、当該遊技場7(ここでは遊技場A)のカード残額(ここでは3150円)が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0288】
このD401’の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D402’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD402’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0289】
このD402’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが指定されると、D403’で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0290】
このD403’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により10000円紙幣を受け付けると)、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額が前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が現金である旨が記録され、かつ該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさが、前記D402’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて、会員カード6が排出され、D404’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D402’で指定されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。
【0291】
また前記D403’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D405’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD405’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0292】
このD405’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、D406’で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、入金する金額の指定を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0293】
このD406’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、前記入金元情報として該カード残額の入金元が前記D405で指定されたキャリアである旨を示す当該キャリアのキャリアIDが記録され、かつ前記D405’で指定されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新されて、会員カード6が排出される。そしてD407’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D405’で指定されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。
【0294】
前記D401’の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D411’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネー返却ボタン」が表示される。このD411’の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、D412’で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0295】
このD412’の状態で、カード残額に100円未満の金額が含まれず、かつ該カード残額の全額が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になり、該会員カード6が排出されて、D413’で、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。またD412’の状態で、カード残額の一部が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、D415’に進む。
【0296】
このD415’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、前記D412’で指定された返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却され、カード残額の全額が前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になり、カード残額から前記D412’で指定された返却金額を除いた金額が電子貨幣価値の大きさに変換され、D415’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて、会員カード6が排出され、D417’で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D412’で指定された返却金額の貨幣を返却した旨(○○円の貨幣を返却しました),前記D415’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記変換された電子貨幣価値の大きさを返却した旨,会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。
【0297】
また前記D411’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンの操作を受け付けると、D414’で、前記カード残額の合計金額(ここでは3150円)と入金元別の内訳(即ち会員カード6に記録されている入金元情報に基づいて、各入金元のカード残額が合算された金額)が表示されると共に、返却する残額の入金元の指定を促す旨,並びに該指定をするための入金元指定ボタンである「現金」ボタン,「X社」ボタン,及び「Y社」ボタンが表示される。
【0298】
このD414’の状態で、「現金」ボタンが押下されて、貨幣から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、D415’で、入金元が現金であるカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社9)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD415’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0299】
このD415’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、返却されるカード残額が前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、D415’で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて、会員カード6が排出され、D417’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D415’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に2100円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。
【0300】
なお前記D414’の状態で、「X社」ボタン又は「Y社」ボタンが押下されて、電子マネー残額から変換されたカード残額を返却する旨が指定されると、返却されるカード残額が前記受け付けている会員カード6に記録されているカード残額から減算更新されると共に、該返却されるカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、D414’で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新されて、会員カード6が排出され、D417’で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D414’で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記カード残額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に1050円を返却した旨),及び会員カード6の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード6が取り出されると、D400に戻る。
【0301】
次に、図35〜図44を参照して、第2実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明する。以下においては、まずビジタ処理の説明を行い、次に会員処理の説明を行うが、両処理で異なるステップについては図中においてダッシュ(’)を付し、会員処理では該異なるステップについてのみ説明を行う。
【0302】
まず図35〜図37は、第2実施形態に係る玉貸ユニット20におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。この玉貸ユニット20は、電子マネーカード・会員カードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S301)、S302〜S305で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S306)、前記図25のD301に示すように端数額を返却するキャリアの指定を受け付け、貨幣の受付,又は精算カード4の受付を待機する(S307)。
【0303】
この玉貸ユニット20は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S311)、前記受付金額に基づいて端数額を特定し(S312)、該受付金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S313)。該受付金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S314)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額−端数額を残額として記憶し(S315)、該生成した入金IDを前記受付金額−端数額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S316)。以下においては、S313〜S316と同等の処理を「端数額を除く受付金額加算処理」と称する。
【0304】
該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額−端数額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶すると共に、入金元として「現金」と記憶し(S317)、前記端数額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図25のD301で指定されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S318)、S319〜S322で前記電子マネー残額加算処理を行って、更新後のユニット残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S323)、玉貸可能状態となる(S324)。
【0305】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S325)、ユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をユニット残額から減算更新する減算処理を行い(S326)、S327〜S329で前記カード残額使用減算処理を行って、減算更新後のユニット残額が零であるか否かを判定する(S330)。このS330でユニット残額が零でないと判定された場合には、前記S323に戻る。一方、S330でユニット残額が零であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する(S331)。このS331で貨幣を受け付けた場合には、前記S312に戻る。またS331で電子マネー入金操作を受け付けた場合には、後述するS351に進む。またS331で終了操作を受け付けた場合には、後述するS371に進む。
【0306】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると(S341)、S342〜S344で前記カード残額照会処理を行って、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示し(S345)、玉貸可能状態となる(S346)。そして前記S325〜S332の処理が行われる(ただしユニット残額はカード残額と読み替える)。
【0307】
また玉貸ユニット20は、電子マネー入金操作を受け付け(S351)、前記図26のD321に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図26のD322に示すように入金金額の選択を受け付けると(S352)、該入金金額に基づいて端数額を特定し(S353)、該指定されたキャリアのキャリアIDと該入金金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S354)。該キャリアIDと入金金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S355)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額−端数額を残額として記憶すると共に、入金元として前記受信したキャリアIDのキャリアを記憶し(S356)、前記生成した入金IDを前記キャリアIDと入金金額−端数額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S357)。以下においては、S354〜S357と同等の処理を「端数額を除く入金金額加算処理」と称する。
【0308】
該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額−端数額を、ユニット残額として制御部22のRAMに記憶するか,又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記憶又は記録し(S358)、前記図26のD321で指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記入金金額から端数額を除く金額を減算更新し(S359)、S360〜S363で前記電子マネー残額減算処理を行って、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S364)。
【0309】
このように、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0310】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、前記S324〜S329の処理を行った後、また精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記S346,及びS325〜〜S329の処理を行った後に、ユニット残額又はカード残額が予め定められた遊技用価値の大きさである1000円以下であるか否かを判定する(S365)。このS365で残額が1000円を超えていると判定された場合には、前記S324又は前記S346に戻る。一方、S365で残額が1000円以下であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかの判定を行う(S366)。
【0311】
このS366で自動入金OFFである、即ち前記図26のD322で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S330に戻る。一方、S366で自動入金ONである、即ち前記図26のD322で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S353に進んで、該S353〜S364の処理(即ち自動入金処理)を行う。
【0312】
このように、ユニット残額又はカード残額が減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ以下となったことを条件として、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、該ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子マネー残額で入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0313】
また玉貸ユニット20は、終了操作を受け付けると、精算カード排出操作,又は電子マネー返却操作を待機する(S371)。
【0314】
このS371で精算カード排出操作を受け付けると(S372)、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、該入金ID及び該ユニット残額(入金元情報を含む)をカード残額として新規の精算カード4に書き込み、該精算カード4と前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、該排出される精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示し(S373)、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4と前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、該排出される精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示する(S374)。
【0315】
また前記S371で電子マネー返却操作を受け付けると(S381)、前記図27のD334に示すように入金元の内訳を表示して、返却する残額の入金元の指定を待機する(S382)。
【0316】
このS382で入金元が現金である残額の返却の指定を受け付け、前記図27のD335に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると、該現金からの入金額を電子マネーへの返却金額として特定し(S383)、S384〜S386で前記カード残額返却減算処理を行って、前記返却金額をユニット残額又はカード残額から減算更新し(S387)、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図27のD335で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新し(S388)、S389〜S392で前記電子マネー残額加算処理を行う。
【0317】
このように、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額に対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0318】
前記更新完了を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かを判定する(S393)。このS393でユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、該入金ID及び該ユニット残額(入金元情報を含む)をカード残額として新規の精算カード4に書き込んで、該精算カード4と前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S394)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S395)。
【0319】
またS393でユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額(入金元情報を含む)を消去し、前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S396)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記受け付けている精算カード4を回収すると共に、前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S397)。
【0320】
前記S382で入金元がキャリアである残額の返却の指定を受け付けると、該キャリアからの入金額を電子マネーへの返却金額として特定して(S398)、前記S384に進み、該S384〜S397の処理が行われる。ただし前記S388では、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図27のD334で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新する。
【0321】
このように、電子マネー残額から変換されたユニット残額又はカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、遊技用価値の大きさへの変換に使用された当初の電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、当初の電子マネー残額に対応するキャリアとは別のキャリアに対する電子貨幣価値の大きさの移し替えに利用されるのを防止できる。即ち、電子マネー残額が一旦遊技用価値の大きさに変換されることによって、カード会社8に対して遊技場7が支払う手数料が発生するが、いたずらに前記移し替えが行われるのを防止することにより、遊技場7に無用な手数料の支払いが発生するのを防止できる。
【0322】
次に図38〜図40は、第2実施形態に係る玉貸ユニット20における会員処理の一例を表すフローチャートである。まず図38において、玉貸ユニット20では、前記S301〜S307の処理に代えて、S301’〜S311’の処理が行われる。具体的には、電子マネーカード・会員カードR/W26により会員カード6を受け付けると(S301’)、S302’〜S304’で前記カード残額照合処理を行うと共に、S305’〜S308’で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記受け付けた会員カード6に記録されている当該遊技場7のカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S309’)、前記図28のD301’に示すように端数額を返却するキャリアの指定を受け付けて、当該遊技場7のカード残額が零であるか否かを判定する(S311’)。
【0323】
このS311’でカード残額が零でないと判定された場合には、玉貸可能状態となり(S346’)、後述するS325〜S330’の処理が行われる。一方、S311’でカード残額が零であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する(S312’)。このS312’で貨幣を受け付けた場合には、前記S312に進む。またS312’で電子マネー入金操作を受け付けた場合には、後述するS351に進む。またS312’で終了操作を受け付けた場合には、後述するS371’に進む。また玉貸ユニット20では、前記S330〜S331の処理に代えて、減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する、S330’の処理が行われる。このS330’でカード残額が零でないと判定された場合には、前記S323に戻る。一方、S330’でカード残額が零であると判定された場合には、前記S312’に戻る。
【0324】
次に図39の処理は、前記図19の処理と同様である。次に図40において、玉貸ユニット20では、前記S371の処理に代えて、終了操作を受け付けたときに、会員カード排出操作,又は電子マネー返却操作を待機する、S371’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、前記S372〜S374の処理に代えて、S372’〜S373’の処理が行われる。具体的には、S371’の状態で、会員カード排出操作を受け付けると(S372’)、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6を排出して、該排出される会員カード6に記録されているカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S373’)。また前記S387の処理に代えて、前記返却金額をカード残額から減算更新する、S387’の処理を行う。また前記S393〜S397の処理に代えて、電子マネーカード・会員カードR/W26により受け付けている会員カード6を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する、S295’の処理が行われる。
【0325】
次に図41〜図42は、第2実施形態に係る入金精算装置30におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。この入金精算装置30は、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカード・会員カードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S401)、S402〜S404で前記カード残額照合処理を行うと共に、S405〜S408で前記電子マネー残額照合処理を行って、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額,及び前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S409)、入金モード,又は精算モードの選択を待機する(S410)。
【0326】
このS410で入金モードの選択を受け付けると(S411)、前記図31のD402に示すように端数額を返却するキャリアの指定を受け付け(S412)、貨幣の受付,又は電子マネー入金操作を待機する(S413)。
【0327】
この入金精算装置30は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S421)、前記受付金額に基づいて端数額を特定し(S422)、S423〜S426で前記端数額を除く受付金額加算処理を行って、該S426で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額−端数額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として「現金」と記憶し(S427)、前記端数額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図31のD402で指定されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S428)、S429〜S432で前記電子マネー残額加算処理を行って、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S433)。
【0328】
また入金精算装置30は、電子マネー入金操作を受け付け(S441)、前記図31のD405に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図31のD406に示すように入金金額の選択を受け付けると(S442)、該入金金額に基づいて端数額を特定し(S443)、S444〜S447で前記端数額を除く入金金額加算処理を行って、該S447で受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額−端数額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録すると共に、入金元として前記指定されたキャリアを記録し(S448)、前記図31のD402で指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記入金金額から端数額を除く金額を減算更新し(S449)、S450〜S453で前記電子マネー残額減算処理を行って、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S454)。
【0329】
このように、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0330】
また前記S410で精算モードの選択を受け付けると(S461)、貨幣返却操作,又は電子マネー返却操作を待機する(S462)。
【0331】
この入金精算装置30は、貨幣返却操作を受け付けると(S471)、前記図32のD412に示すように入金金額の選択を受け付ける(S472)。このS472で、該返却金額としてカード残額の全額が指定された場合には、S473〜S475で前記カード残額返却減算処理を行って、該返却金額をカード残額から減算更新し、該返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を回収し、前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち零)をディスプレイ37に表示する(S476)。一方、S472で、前記返却金額としてカード残額の一部が指定された場合には、後述するS484に進む。
【0332】
また入金精算装置30は、電子マネー返却操作を受け付けると(S481)、前記図32のD414に示すように入金元の内訳を表示して、返却する残額の入金元の指定を待機する(S482)。
【0333】
このS482で入金元が現金である残額の返却の指定を受け付け、前記図32のD415に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると、該現金からの入金額を電子マネーへの返却金額として特定し(S483)、S484〜S486で前記カード残額返却減算処理を行って、前記返却金額をカード残額から減算更新し(S487)、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図32のD415で指定されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新し(S488)、S489〜S492で前記電子マネー残額加算処理を行う。
【0334】
このように、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額に対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0335】
前記更新完了を受信した入金精算装置30は、減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S493)。このS493でカード残額が零でないと判定されると、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S494)。またS493でカード残額が零であると判定されると、前記受け付けている精算カード4を回収すると共に、前記受け付けている電子マネーカード5を排出して、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S495)。
【0336】
前記S482で入金元がキャリアである残額の返却の指定を受け付けると、該キャリアからの入金額を電子マネーへの返却金額として特定して(S498)、前記S484に進み、該S484〜S495の処理が行われる。ただし前記S488では、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図32のD414で指定されたキャリア(即ち入金元のキャリア)の電子マネー残額に対して加算更新する。
【0337】
このように、電子マネー残額から変換されたカード残額を再び電子貨幣価値の大きさに変換するときに、遊技用価値の大きさへの変換に使用された当初の電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、当初の電子マネー残額に対応するキャリアとは別のキャリアに対する電子貨幣価値の大きさの移し替えに利用されるのを防止できる。即ち、電子マネー残額が一旦遊技用価値の大きさに変換されることによって、カード会社8に対して遊技場7が支払う手数料が発生するが、いたずらに前記移し替えが行われるのを防止することにより、遊技場7に無用な手数料の支払いが発生するのを防止できる。
【0338】
次に図43〜図44は、第2実施形態に係る入金精算装置30における会員処理の一例を表すフローチャートである。まず図43において、入金精算装置30では、前記S401の処理に代えて、電子マネーカード・会員カードR/W36により会員カード6を受け付ける、S401’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S433の処理に代えて、前記受け付けている会員カード6を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する、S433’の処理が行われる。さらに入金精算装置30では、前記S454の処理に代えて、前記受け付けている会員カード6を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する、S454’の処理が行われる。
【0339】
次に図44において、入金精算装置30では、前記S476の処理に代えて、前記返却金額をカード残額から減算更新し、該返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている会員カード6を排出して、更新後のカード残額(即ち零)をディスプレイ37に表示する、S476’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S494の処理に代えて、前記受け付けている会員カード6を排出し、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示する、S494’の処理が行われる。
【0340】
以上に説明した第2実施形態に係る遊技用システム1によれば、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額(105円)を貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が特定され、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが電子マネーカード5又は会員カード6に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0341】
[3.本発明の変形例]
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0342】
上記の実施形態では、消費税率が5%である例について説明したが、これに限らず、該消費税率は設定変更可能である。また上記の実施形態では、消費税率がカード会社8で設定される例について説明したが、遊技場7において、システムコントローラ50で設定されて各玉貸ユニット20及び入金精算装置30に配信されて記憶されるようにしても良く、また各玉貸ユニット20及び入金精算装置30で設定されて記憶されるようにしても良い。
【0343】
上記の実施形態では、入金精算装置30が、入金及び精算の両方の処理を行う装置である例について説明したが、入金と精算を各々別個に行う2種類の装置を設けるようにしても良く、この場合には、入金を行う装置に会員用遊技用価値変換加算処理手段及びビジタ用遊技用価値変換加算処理手段が設けられ、精算を行う装置に会員用変換加算処理手段及びビジタ用変換加算処理手段が設けられる。また上記の実施形態では、玉貸ユニット20においても、電子マネー残額への返却が可能である例について説明したが、玉貸ユニット20においては、該機能を設けないようにしても良い。
【0344】
上記の実施形態では、貨幣として、紙幣2及び硬貨3の双方を使用可能である例について説明したが、これに限らず、紙幣2又は硬貨3のいずれか一方のみを使用可能としても良い。また使用可能な貨幣の種類は、上記のものには限定されない。
【0345】
上記の実施形態では、貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額に相当する遊技用価値の大きさが、制御部22のRAMに記憶される例について説明したが、これに限らず、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、精算カードストッカ25bにてストックされている精算カード4が精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カード4に前記遊技用価値の大きさが記録されるようにしても良く、また精算カード4のカード残額が零となったときに該精算カード4が精算カードR/W25に留保されるようにしておき、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、該留保されている精算カード4に前記遊技用価値の大きさが記録されるようにしても良い。
【0346】
上記の実施形態では、遊技用価値の大きさが、ユニット残額やカード残額等の金額である例について説明したが、これに限らず、該遊技用価値の大きさは、度数や得点であっても良い。
【0347】
上記の実施形態では、精算カード4,電子マネーカード5,及び会員カード6の各記録媒体が、非接触式のICカードである例について説明したが、これに限らず、各記録媒体は、接触式の集積回路,磁気,二次元コード(例えばバーコード),三次元コード,又は光干渉(例えばホログラム)等により情報を記録するものでも良い。また各記録媒体の形状はカード型には限られず、コイン型であっても良い。
【0348】
上記の実施形態では、第2の遊技用価値特定情報が記録された遊技用記録媒体が、玉貸ユニット20から排出される精算カード4である例について説明したが、これに限らず、該遊技用記録媒体は、例えばカード販売機で販売されるプリペイドカードであっても良い。
【0349】
上記の実施形態では、遊技用記録媒体として精算カード4が使用される例について説明したが、これに限らず、該精算カード4に代えて、例えば第2の遊技用価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける受付手段が設けられる。
【0350】
上記の実施形態では、電子貨幣価値記録媒体として電子マネーカード5が使用される例について説明したが、これに限らず、該電子マネーカード5に代えて、例えば電子貨幣価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該電子貨幣価値記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段が設けられる。
【0351】
上記の実施形態では、会員用記録媒体として会員カード6が使用される例について説明したが、これに限らず、例えばカード残額用の非接触式のICチップと電子マネー用の非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該会員用記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける記録媒体受付手段が設けられる。
【0352】
上記の実施形態では、精算カード4や会員カード6において、第1又は第2の遊技用価値特定情報として入金ID及びカード残額が記録されている例について説明したが、これに限らず、該第1又は第2の遊技用価値特定情報として、入金IDのみが記録されるものや、カード残額のみが記録されるものであっても良い。ここで第1又は第2の遊技用価値特定情報として入金IDのみが記録される場合には、該入金IDをシステムコントローラ50に対して送信することにより、該入金IDと対応付けて記憶されているカード残額が特定される。なお第1又は第2の遊技用価値特定情報は、入金IDには限られず、各カードを個々に識別可能なカードIDや、各会員遊技者を個々に特定可能な会員IDや、前記ユニットID等であっても良い。
【0353】
上記の実施形態では、電子マネーカード5や会員カード6において、電子貨幣価値特定情報として電子マネーID及び電子マネー残額が記録されている例について説明したが、これに限らず、該電子貨幣価値特定情報として、電子マネーIDのみが記録されるものや、電子マネー残額のみが記録されるものであっても良い。ここで電子貨幣価値特定情報として電子マネーIDのみが記録される場合には、該電子マネーIDを電子マネー管理サーバ9aに対して送信することにより、該電子マネーIDと対応付けて記憶されている電子マネー残額が特定される。なお電子貨幣価値特定情報は、電子マネーIDには限られず、各カードを個々に識別可能なカードIDや、電子マネーカード5や会員カード6の所有者を個々に特定可能な情報(例えば携帯電話番号等の属性情報や、指紋等の生体情報等)であっても良い。
【0354】
上記の実施形態では、会員用記録媒体受付手段と電子貨幣価値記録媒体受付手段が同一の電子マネーカード・会員カードR/W26,36である例について説明したが、これに限らず、該会員用記録媒体受付手段と電子貨幣価値記録媒体受付手段とは各々別個のものであっても良い。
【0355】
上記の実施形態では、電子マネー会社9がX社とY社の2社である例について説明したが、これに限らず、該電子マネー会社9の数は特に限定されない。
【0356】
上記の実施形態では、システムコントローラ50や電子マネー管理サーバ9aにおいて、IDと対応付けて単に残額が記憶・管理されている例について説明したが、これに限らず、該残額の使用履歴(例えば入金金額,使用金額,精算金額等)も併せて記憶・管理するようにしても良い。
【0357】
上記の実施形態では、遊技機がパチンコ機10である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシン,遊技媒体としてパチンコ玉を使用するスロットマシンであるパチロット,遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入された封入式のパチンコ機,パチンコ玉やメダルを用いることなく得点データを使用して遊技可能なパチンコ機やスロットマシン,遊技領域やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機,リールが画像にて表示される画像式のスロットマシン等であっても良い。
【0358】
上記の実施形態では、遊技使用処理が玉貸処理である例について説明したが、これに限らず、該遊技使用処理は、前記メダルを貸与するメダル貸出処理や、前記画像式のパチンコ機やスロットマシンにおいて遊技用価値の大きさを遊技媒体としての得点に変換して遊技に使用させる処理等でも良い。
【0359】
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合に、玉貸ユニット20とパチンコ機10との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて、該パチンコ機10に設けられた玉払出装置13からパチンコ玉が払い出されて貸与される例について説明したが、これに限らず、玉貸ユニット20に設けられた図示しない玉払出装置からパチンコ玉が払い出されて貸与されるようにしても良い。
【0360】
上記の実施形態では、例えば図5のD121に示すように、提供機関指定受付手段において、1つのキャリアを指定可能である例について説明したが、これに限らず、2以上のキャリアを指定可能としても良い。これによれば、例えば該キャリアとしてX社及びY社が指定された場合に、X社電子マネー残額から1000円を入金すると共にY社電子マネー残額から500円を入金するといった利用や、X社電子マネー残額に1000円を返却すると共にY社電子マネー残額に500円を返却するといった利用が可能となり、遊技者の利便性が向上する。またキャリアが1つである場合には、キャリアの指定を受け付ける工程を省くようにしても良く、これによれば遊技者が余計な操作を行う必要が無くなるため、遊技者の利便性が向上する。
【0361】
上記の実施形態では、例えば図5のD122に示すように、遊技用価値変換処理をする際に、入金金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の入金金額の中から入金金額の選択を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えばテンキーにより任意の入金金額の指定を受け付けるようにしても良い。また入金金額の選択や指定を受け付けることなく、予め定められた金額が入金に供されるようにしても良い。
【0362】
上記の実施形態では、自動入金処理において、予め定められた遊技用価値の大きさ(上記の例では1000円)がシステムコントローラ50において設定される例について説明したが、これに限らず、該予め定められた遊技用価値の大きさを、玉貸ユニット20において遊技者が任意に設定変更できるようにしても良い。
【0363】
上記の実施形態では、自動入金処理において、入金金額選択ボタンの操作により遊技者により選択された金額が自動入金される例について説明したが、これに限らず、予め定められた一定の金額(例えば1000円)が自動入金されるようにしても良い。
【0364】
上記の実施形態において、電子マネー残額による入金には上限(例えば1日1万円)を設け、各遊技者毎又は各キャリア毎に該電子マネー残額による入金金額を管理し、該入金金額が上限を超えた場合には、貨幣による入金のみを許容することとして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。同様に、電子マネー残額による入金と貨幣による入金を合算した合算入金額に上限を設け、各遊技者毎に該合算入金額を管理し、該合算入金額が上限を超えた場合には、入金を許容しないこととして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。
【0365】
上記の実施形態では、減算処理において、使用金額+消費税が一度に遊技用価値の大きさから減算される例について説明したが、これに限らず、使用金額と消費税とを分けて遊技用価値の大きさから減算するようにしても良い。
【0366】
上記の実施形態では、例えば図6のD134に示すように、入金元であるキャリアが1つ選択されると、該選択されたキャリアに対応する残額が当該キャリアの電子マネー残額に対して返却される例について説明したが、これに限らず、例えば1つのボタンが操作されると、入金元である各キャリアに対応する残額のすべてが当該各キャリアの電子マネー残額に対して返却されるようにしても良い。
【0367】
上記の実施形態では、例えば図6のD136に示すように、テンキーにより返却金額の指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば返却金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の返却金額の中から返却金額の選択を受け付けるようにしても良い。
【0368】
上記の実施形態では、例えば図16のS152〜S155に示すように、電子マネーカード5を受け付けたときに、前記電子マネー残額照合処理が行われる例について説明したが、これに限らず、該電子マネー残額照合処理を行わずに、電子マネーカード5に記録されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ9aに送信するようにしても良い。同様に、例えば図18のS105’〜S108’に示すように、会員カード6を受け付けたときに、前記電子マネー残額照合処理が行われる例について説明したが、これに限らず、該電子マネー残額照合処理を行わずに、会員カード6に記録されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ9aに送信するようにしても良い。
【0369】
上記の実施形態では、例えば図16に示すように、システムコントローラ50に対する応答(S158〜S161)が行われた後に、電子マネー端末60に対する応答(S164〜S167)が行われる例について説明したが、両応答の先後は特に限定されず、両応答が並列して行われるものであっても良い。
【0370】
上記の第2実施形態では、玉貸ユニット20において、図25に示すように、最初に電子マネーカード5を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば端数額を玉貸ユニット20に一時的に記憶するように構成した場合には、該端数額を返却するまでに電子マネーカード5を受け付けるようにすれば良い。
【0371】
上記の第2実施形態では、端数額特定処理手段において、受付金額から端数額が特定される例について説明したが、これに限らず、受付金額と残額(ユニット残額又はカード残額)とを合算した合算残額から端数額が特定されるようにしても良く、具体的には、受付金額が1000円で、残額が1050円である場合には、合算残額である2050円から、端数額が55円と特定される。また受付金額を残額に一旦加算更新した後、該加算更新後の残額(上記合算残額)から端数額を減算更新し、該減算更新した端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するようにしても良い。即ち、端数額特定処理手段は、端数額を貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための処理を行うものであれば良い。
【0372】
上記の第2実施形態では、例えば図35に示すように、受付金額から端数額を除く金額の遊技用価値の大きさに対する加算更新(S317)が行われた後に、変換された端数額の電子貨幣価値の大きさに対する加算更新(S318)が行われる例について説明したが、両者の先後は特に限定されず、両者が並列して行われるものであっても良い。
【0373】
上記の実施形態では、図45(a)に示すように、遊技用価値の大きさ又は端数額の電子貨幣価値の大きさへの変換(以下単に「変換」という。)と、該変換された電子貨幣価値の大きさの電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対する加算更新(以下単に「加算更新」という。)とが、共に玉貸ユニット20や入金精算装置30において行われる例について説明したが、該変換及び加算更新は、図45(b)〜(d)に示す変形例のようにして行われるようにしても良い。
【0374】
まず図45(b)に示す変形例では、玉貸ユニット20又は入金精算装置30において変換が行われた後に、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさが電子マネー管理サーバ9aに対して送信され、該電子マネー管理サーバ9aにおいて加算更新が行われる。従って、この例では、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさを電子マネー管理サーバ9aに対して送信する処理が、前記電子貨幣価値加算更新処理に相当する。
【0375】
また図45(c)に示す変形例では、玉貸ユニット20又は入金精算装置30においてカード(精算カード4又は会員カード6)が受け付けられ、該カードに記録されている入金IDとカード残額がシステムコントローラ50に対して送信され、該システムコントローラ50において残額の照合が行われた後に変換が行われる。従って、この例では、入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する処理が、前記電子貨幣価値変換処理に相当する。
【0376】
また図45(d)に示す変形例では、玉貸ユニット20又は入金精算装置30においてカード(精算カード4又は会員カード6)が受け付けられ、該カードに記録されている入金IDとカード残額がシステムコントローラ50に対して送信され、該システムコントローラ50において残額の照合が行われた後に変換が行われ、変換した電子貨幣価値の大きさが入金精算装置30に対して送信され、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさが電子マネー管理サーバ9aに対して送信され、該電子マネー管理サーバ9aにおいて加算更新が行われる。従って、この例では、入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する処理が、前記電子貨幣価値変換処理に相当し、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさを電子マネー管理サーバ9aに対して送信する処理が、前記電子貨幣価値加算更新処理に相当する。
【0377】
即ち、電子貨幣価値変換処理手段は、実際の変換が行われる箇所に応じて、遊技用価値の大きさ又は端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものであり、また電子貨幣価値加算更新処理手段も、実際の加算更新が行われる箇所に応じて、前記変換された電子貨幣価値の大きさを電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0378】
上記の実施形態では、電子マネー残額から変換された遊技用価値の大きさが当該電子マネー残額に対して再び返却される例について説明したが、これに限らず、該遊技用価値の大きさが指定されたキャリアの電子マネー残額に対して返却されるようにしても良い。
【0379】
上記の第2実施形態において、例えば図27のS334,図30のS334’,図32のD415,及び図34のD415の後に、電子マネーへの返却金額として、単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額(ここでは105円)の倍数である返却金額の指定又は選択を受け付け、該指定又は選択された返却金額が電子マネー残額に対して返却されるようにしても良い。
【0380】
上記の第2実施形態では、電子マネー残額を使用して入金する場合において、入金金額が選択されると、単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を前記入金金額から減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が特定される例について説明したが、入金金額(例えば1000円)が選択されると、該入金金額に対応する間接税(ここでは50円)を特定し、入金金額+間接税(即ち1050円)を電子マネー残額から減算すると共に遊技用価値の大きさに対して加算更新するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0381】
【図1】図1は遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図2】図2(a)は精算カード,電子マネーカード,及び会員カードの一例を表す正面図であり、図2(b)は各カードにおけるICチップの内部構造の一例を表す模式図であり、図2(c)は各カードにおけるソフトウェアの階層構造の一例を表す図であり、図2(d)は各カードにおけるフラッシュメモリの記録領域に記憶されている内容の一例を表す図である。
【図3】図3(a)は玉貸ユニットとパチンコ機の一例を表す正面図であり、図3(b)は玉貸ユニットの断面右側面図であり、図3(c)はX−X線断面図である。
【図4】図4は第1実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図5】図5は図4に続く図である。
【図6】図6は図4又は図5に続く図である。
【図7】図7は図4に続く図である。
【図8】図8は図7に続く図である。
【図9】図9は図7又は図8に続く図である。
【図10】図10は入金精算装置の一例を表す斜視図である。
【図11】図11は第1実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図12】図12は図11に続く図である。
【図13】図13は図11に続く図である。
【図14】図14は図13に続く図である。
【図15】図15は第1実施形態に係る玉貸ユニットにおけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。
【図16】図16は図15に続く図である。
【図17】図17は図15に続く図である。
【図18】図18は第1実施形態に係る玉貸ユニットにおける会員処理の一例を表すフローチャートである。
【図19】図19は図18に続く図である。
【図20】図20は図18に続く図である。
【図21】図21は第1実施形態に係る入金精算装置におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。
【図22】図22は図21に続く図である。
【図23】図23は第1実施形態に係る入金精算装置における会員処理の一例を表すフローチャートである。
【図24】図24は図23に続く図である。
【図25】図25は第2実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図26】図26は図25に続く図である。
【図27】図27は図25又は図26に続く図である。
【図28】図28は図25に続く図である。
【図29】図29は図28に続く図である。
【図30】図30は図28又は図29に続く図である。
【図31】図31は第2実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図32】図32は図31に続く図である。
【図33】図33は図31に続く図である。
【図34】図34は図33に続く図である。
【図35】図35は第2実施形態に係る玉貸ユニットにおけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。
【図36】図36は図35に続く図である。
【図37】図37は図35に続く図である。
【図38】図38は第2実施形態に係る玉貸ユニットにおける会員処理の一例を表すフローチャートである。
【図39】図39は図38に続く図である。
【図40】図40は図38に続く図である。
【図41】図41は第2実施形態に係る入金精算装置におけるビジタ処理の一例を表すフローチャートである。
【図42】図42は図41に続く図である。
【図43】図43は第2実施形態に係る入金精算装置における会員処理の一例を表すフローチャートである。
【図44】図44は図43に続く図である。
【図45】図45(a)は上記実施形態に係る電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理を表す図であり、図45(b)〜(d)は変形例に係る電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理を表す図である。
【符号の説明】
【0382】
1…遊技用システム
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