米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> スポ−ツ;娯楽 -> 株式会社三共

発明の名称 遊技用システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−68333(P2006−68333A)
公開日 平成18年3月16日(2006.3.16)
出願番号 特願2004−256340(P2004−256340)
出願日 平成16年9月2日(2004.9.2)
代理人 【識別番号】100107951
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 勉
発明者 鵜川 詔八 / 鳥山 政歳
要約 課題
消費税が徴収された後の端数額がでる場合であっても、遊技者が不利益を被ることがないと共に、該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかからないような遊技用システムを提供する。

解決手段
入金精算装置30において、消費税が徴収された後の端数額を含むカード残額が記録された精算カードと、電子マネー残額が記録された電子マネーカードとが受け付けられ(D181)、返却額が指定されると(D183)、前記精算カードに記録されているカード残額のうちの該指定された返却額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさが前記電子マネーカードに記録されている電子マネー残額に対して加算更新される(D184)。
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技機に対応して設けられ、該遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定し、該特定された遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、
該遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを、前記遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段と、
電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
前記遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、
該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用システムであって、
前記電子貨幣価値変換処理手段により変換する遊技用価値の大きさ又は前記電子貨幣価値加算更新処理手段により加算更新する電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける変換価値指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記遊技用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項3】
電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報が記録された電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、
遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段と、
該端数額特定処理手段により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、
該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段と、
遊技機に対応して設けられ、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行う遊技用価値変換処理手段をさらに備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項5】
請求項4に記載した遊技用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体には、当該電子貨幣価値記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記遊技用価値変換処理手段は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項6】
請求項4又は5に記載した遊技用システムであって、
前記遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを、前記遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段をさらに備え、
前記遊技用価値変換処理手段は、前記遊技用価値の大きさが前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体には、当該電子貨幣価値記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値加算更新処理手段は、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項8】
遊技機に対応して設けられ、該遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報と、が記録された記録媒体を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、
該遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを、前記遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段と、
前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、
該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項9】
請求項8に記載した遊技用システムであって、
前記電子貨幣価値変換処理手段により変換する遊技用価値の大きさ又は前記電子貨幣価値加算更新処理手段により加算更新する電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける変換価値指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項10】
遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報と、が記録された記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、
遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段と、
該端数額特定処理手段により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、
該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段と、
前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行う遊技用価値加算更新処理手段と、
遊技機に対応して設けられ、前記記録媒体を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理を行う遊技使用処理手段と、
を備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項11】
請求項8〜10のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行う遊技用価値変換処理手段と、
該遊技用価値変換処理手段により変換された遊技用価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行う遊技用価値加算更新処理手段と、をさらに備えることを特徴とする遊技用システム。
【請求項12】
請求項11に記載した遊技用システムであって、
前記記録媒体には、当該記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記記録媒体受付手段により受け付けた当該記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記遊技用価値変換処理手段は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項13】
請求項11又は12に記載した遊技用システムであって、
前記遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とを、当該遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段をさらに備え、
前記遊技用価値変換処理手段は、前記遊技用価値の大きさが前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、前記遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさのうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
【請求項14】
請求項8〜13のいずれか1つに記載した遊技用システムであって、
前記記録媒体には、当該記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関の各々について前記電子貨幣価値特定情報が記録されており、
前記記録媒体受付手段により受け付けた当該記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値加算更新処理手段は、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ毎に使用させるための遊技用システムに係り、特に該使用された遊技用価値の大きさに対応する間接税(消費税)が徴収された後の前記一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額を遊技者に対して返却可能な遊技用システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、特許文献1に示すように、パチンコ機に対応して設けられる玉貸機において、有価価値データを特定可能な有価価値特定情報が記録されたカードを受け付けて、該受け付けたカードに記録されている有価価値特定情報から特定される有価価値データを使用してパチンコ玉を貸し出す際に、例えば500円分のパチンコ玉をパチンコ機から貸し出す一方で、該パチンコ玉の貸出に使用された500円と当該500円に対応する消費税である25円(消費税率が5%の場合)とを前記カードの有価価値データから減算する間接税徴収システムが知られている。ここで消費税は間接税の一例であって、遊技場において提供される遊技サービスに対して課税されるものである。
【0003】
【特許文献1】特開2002−123651号公報(第9〜10頁,図11〜図13)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の間接税徴収システムでは、100円単位でパチンコ玉の貸出が行われるため、前記消費税が徴収された後に該100円未満の端数額がカードに残ってしまい、該端数額については実質的にパチンコ玉の貸出に使用できず、遊技者が不利益を被ることとなってしまう。ここで該端数額分のパチンコ玉をパチンコ機から貸し出すこととすると、遊技場に既設のパチンコ機の改造や入替が必要となるが、改造であれば監督機関への改造申請に手間がかかり、入替であれば遊技場が継続して使用したいパチンコ機まで入れ替えなければならないという問題がある。また前記端数額分の貨幣を精算装置から払い出して遊技者に返却するにしても、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、間接税(前記消費税)が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさ(前記100円)と当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税(例えば5円)との合算額(即ち105円)未満の端数額がでる場合であっても、遊技者が不利益を被ることがないと共に、該端数額分の遊技媒体(パチンコ玉)を貸与する遊技機(パチンコ機)への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を精算装置に補充する手間がかからないような遊技用システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本発明の構成要素は該付記したものには限定されない。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技機(パチンコ機10)に対応して設けられ、該遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を特定し、該特定された遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行う遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)と、該遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)とを、前記遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録された電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段(入金精算装置30の電子マネーカードR/W36)と、前記遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段(入金精算装置30の制御部32)と、該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段(入金精算装置30の制御部32)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第1実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0008】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用システム(第1実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記電子貨幣価値変換処理手段(入金精算装置30の制御部32)により変換する遊技用価値の大きさ(カード残額)又は前記電子貨幣価値加算更新処理手段(入金精算装置30の制御部32)により加算更新する電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)の指定を受け付ける変換価値指定受付手段(入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記遊技用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0009】
また請求項3に係る発明は、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録された電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の電子マネーカードR/W26,入金精算装置30の電子マネーカードR/W36)と、貨幣(紙幣2,硬貨3)を受け付ける貨幣受付手段(玉貸ユニット20の紙幣識別機23及び硬貨識別機24,入金精算装置30の紙幣識別機33及び硬貨識別機34)と、遊技機(パチンコ機10)での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)である単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)との合算額(105円)を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、該端数額特定処理手段により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、遊技機に対応して設けられ、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行う遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第2実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の電子マネーカードR/W26,入金精算装置30の電子マネーカードR/W36)により受け付けた電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)に記録されている電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)に変換するための遊技用価値変換処理を行う遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)をさらに備えることを特徴とする遊技用システムである。
【0011】
また請求項5に係る発明は、請求項4に記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)には、当該電子貨幣価値記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の電子マネーカードR/W26,入金精算装置30の電子マネーカードR/W36)により受け付けた当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(玉貸ユニット20のディスプレイ27,入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を前記遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)に変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0012】
また請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)により遊技使用処理(玉貸処理)に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)とを、前記遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)から減算するための減算処理を行う減算処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)をさらに備え、前記遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)は、前記遊技用価値の大きさが前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の電子マネーカードR/W26)により受け付けた電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)に記録されている電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0013】
また請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載した遊技用システム(第1,第2実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)には、当該電子貨幣価値記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の電子マネーカードR/W26,入金精算装置30の電子マネーカードR/W36)により受け付けた当該電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(玉貸ユニット20のディスプレイ27,入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記電子貨幣価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)は、前記電子貨幣価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0014】
また請求項8に係る発明は、遊技機(パチンコ機10)に対応して設けられ、該遊技機での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)と、が記録された記録媒体(会員カード5’)を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行う遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)と、該遊技使用処理手段により遊技使用処理に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)とを、前記遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算するための減算処理を行う減算処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)と、前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段(入金精算装置30の会員カードR/W36’)と、該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさのうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段(入金精算装置30の制御部32)と、該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段(入金精算装置30の制御部32)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第3実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0015】
また請求項9に係る発明は、請求項8に記載した遊技用システム(第3実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記電子貨幣価値変換処理手段(入金精算装置30の制御部32)により変換する遊技用価値の大きさ(カード残額)又は前記電子貨幣価値加算更新処理手段(入金精算装置30の制御部32)により加算更新する電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)の指定を受け付ける変換価値指定受付手段(入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記記録媒体受付手段(入金精算装置30の会員カードR/W36’)により受け付けた記録媒体(会員カード5’)に記録されている遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)から特定される遊技用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0016】
また請求項10に係る発明は、遊技機(パチンコ機10)での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)と、電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を特定可能な電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)と、が記録された記録媒体(会員カード5’)を受け付ける記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の会員カードR/W26’,入金精算装置30の会員カードR/W36’)と、貨幣(紙幣2,硬貨3)を受け付ける貨幣受付手段(玉貸ユニット20の紙幣識別機23及び硬貨識別機24,入金精算装置30の紙幣識別機33及び硬貨識別機34)と、遊技機(パチンコ機10)での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(カード残額)である単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)との合算額(105円)を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための端数額特定処理を行う端数額特定処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、該端数額特定処理手段により特定された端数額を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う電子貨幣価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、該電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う電子貨幣価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行う遊技用価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、遊技機に対応して設けられ、前記記録媒体を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記遊技機での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行う遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)と、を備えることを特徴とする遊技用システム(第4実施形態に係る遊技用システム1)である。
【0017】
また請求項11に係る発明は、請求項8〜10のいずれか1つに記載した遊技用システム(第3,第4実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の会員カードR/W26’,入金精算装置30の会員カードR/W36’)により受け付けた記録媒体(会員カード5’)に記録されている電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさ(カード残額)に変換するための遊技用価値変換処理を行う遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、該遊技用価値変換処理手段により変換された遊技用価値の大きさを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行う遊技用価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)と、をさらに備えることを特徴とする遊技用システムである。
【0018】
また請求項12に係る発明は、請求項11に記載した遊技用システム(第3,第4実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記記録媒体(会員カード5’)には、当該記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の会員カードR/W26’,入金精算装置30の会員カードR/W36’)により受け付けた当該記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(玉貸ユニットのディスプレイ27,入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)は、該提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を前記遊技用価値の大きさ(カード残額)に変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0019】
また請求項13に係る発明は、請求項11又は12に記載した遊技用システム(第3,第4実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記遊技使用処理手段(玉貸ユニット20)により遊技使用処理(玉貸処理)に供される使用価値の大きさ(使用金額)と当該使用価値の大きさに対応する間接税(消費税)とを、当該遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体(会員カード5’)に記録されている遊技用価値特定情報(入金ID,カード残額)から特定される遊技用価値の大きさ(カード残額)から減算するための減算処理を行う減算処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)をさらに備え、前記遊技用価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22)は、前記遊技用価値の大きさが前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、前記遊技使用処理手段により受け付けた記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【0020】
さらに請求項14に係る発明は、請求項8〜13のいずれか1つに記載した遊技用システム(第3,第4実施形態に係る遊技用システム1)であって、前記記録媒体(会員カード5’)には、当該記録媒体を用いて電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)の各々について前記電子貨幣価値特定情報(電子マネーID,電子マネー残額)が記録されており、前記記録媒体受付手段(玉貸ユニット20の会員カードR/W26’,入金精算装置30の会員カードR/W36’)により受け付けた当該記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子貨幣サービス提供機関のうちのいずれかの指定を受け付ける提供機関指定受付手段(玉貸ユニットのディスプレイ27,入金精算装置30のディスプレイ37)をさらに備え、前記電子貨幣価値加算更新処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)は、前記電子貨幣価値変換処理手段(玉貸ユニット20の制御部22,入金精算装置30の制御部32)により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うことを特徴とする遊技用システムである。
【発明の効果】
【0021】
まず請求項1に係る遊技用システムによれば、減算処理手段により、遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とが遊技用価値の大きさから減算され、電子貨幣価値変換処理手段により、該減算後の遊技用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された電子貨幣価値の大きさが電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0022】
また請求項2に係る遊技用システムによれば、電子貨幣価値変換処理手段により、遊技者の指定に基づく遊技用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0023】
また請求項3に係る遊技用システムによれば、端数額特定手段により、遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定され、電子貨幣価値変換処理手段により、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0024】
また請求項4に係る遊技用システムによれば、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0025】
また請求項5に係る遊技用システムによれば、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0026】
また請求項6に係る遊技用システムによれば、遊技用価値の大きさが減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子貨幣価値記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技用価値の大きさが少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子貨幣価値の大きさで入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0027】
また請求項7に係る遊技用システムによれば、電子貨幣価値加算更新処理手段により、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさに対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0028】
また請求項8に係る遊技用システムによれば、減算処理手段により、遊技使用処理に供される使用価値の大きさと当該使用価値の大きさに対応する間接税とが記録媒体に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさから減算され、電子貨幣価値変換処理手段により、該減算後の遊技用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された電子貨幣価値の大きさが記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0029】
また請求項9に係る遊技用システムによれば、電子貨幣価値変換処理手段により、遊技者の指定に基づく遊技用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0030】
また請求項10に係る遊技用システムによれば、端数額特定手段により、遊技機での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさと当該単位使用価値の大きさに対応する間接税との合算額を減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定され、電子貨幣価値変換処理手段により、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新されることによって、間接税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分の遊技媒体を貸与する遊技機への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置に補充する手間もかからない。
【0031】
また請求項11に係る遊技用システムによれば、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0032】
また請求項12に係る遊技用システムによれば、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさで入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0033】
また請求項13に係る遊技用システムによれば、遊技用価値の大きさが減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する記録媒体に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさが遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技用価値の大きさが少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子貨幣価値の大きさで入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0034】
さらに請求項14に係る遊技用システムによれば、電子貨幣価値加算更新処理手段により、遊技者が指定した電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している場合であっても、希望する電子貨幣サービス提供機関の電子貨幣価値の大きさに対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技用システム1は、遊技機(パチンコ機10)での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(100円)毎に使用させるためのものであり、特に該使用された遊技用価値の大きさに対応する間接税(消費税)が徴収された後の前記一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する間接税(例えば5円)との合算額(即ち105円)未満の端数額を電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)に変換して遊技者に対して返却可能であることを特徴とする。
【0036】
この遊技用システム1には、図1に示すように、精算カード4及び電子マネーカード5が使用される第1実施形態及び第2実施形態と、図20に示すように、該精算カード4及び電子マネーカード5に代えて会員カード5’が使用される第3実施形態及び第4実施形態とが含まれる。なお第1及び第3実施形態に係る遊技用システム1は、遊技に使用された後の端数額を含む遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するもの、換言すれば端数額を事後的に電子貨幣価値の大きさに変換するものであり、第2及び第4実施形態に係る遊技用システム1は、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するもの、換言すれば端数額を事前に電子貨幣価値の大きさに変換するものである。
【0037】
以下においては、まず第1実施形態について説明し、次に第2〜第4実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、以下においては、リーダ/ライタを「R/W」,ステップSを「S」と略記する。また、以下においては、間接税が、既に導入されている消費税である例について説明するが、該間接税は、今後導入の可能性もあり得る遊技税等であっても良い。ここで消費税率は、この例では5%であり、カード会社7で設定されて、遊技場に設けられたシステムコントローラ50に対して配信され、さらに玉貸ユニット20及び入金精算装置30に対して配信されて記憶される。
【0038】
[1.第1実施形態に係る遊技用システム1]
まず、図1〜図7を参照して、第1実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。この遊技用システム1は、図1に示すように、遊技機であるパチンコ機10に対応して設けられる玉貸ユニット20と、入金精算装置30と、からなる。これら玉貸ユニット20及び入金精算装置30は、システムコントローラ50及び電子マネー端末60と共に、遊技場6に設けられる。
【0039】
システムコントローラ50は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、遊技場6における売上を管理する機関であるカード会社7に設けられた売上管理サーバ7aと通信可能なコンピュータである。このシステムコントローラ50は、玉貸ユニット20又は入金精算装置30から後述する受付金額が送信されてきたことに基づいて、遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報として入金IDを生成するものである。またシステムコントローラ50は、該生成された入金IDと対応付けて、遊技用価値の大きさであるユニット残額やカード残額を残額として記憶・管理するものである。またシステムコントローラ50は、該生成された入金IDを、受付金額の送信元である玉貸ユニット20又は入金精算装置30に対して送信するものである。さらにシステムコントローラ50は、遊技場6の営業終了後等の所定のタイミングにおいて、当該遊技場6における売上を売上管理サーバ7aに対して送信するものである。売上管理サーバ7aは、図示しないが、該送信されてきた売上を記憶・管理するものである。
【0040】
電子マネー端末60は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、電子マネーカード5(又は会員カード5’)を用いて電子貨幣サービス(例えばEdy(登録商標)やSuica(登録商標)等)を提供する電子貨幣サービス提供機関である電子マネー会社8(以下「キャリア」とも称する。)に設けられた電子マネー管理サーバ8aと通信可能なコンピュータである。この電子マネー端末60は、複数の電子マネー会社8(ここではX社及びY社の2社)の各々に対応して設けられ、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と、各電子マネー会社8に設けられた電子マネー管理サーバ8aとの間における通信を中継するものである。電子マネー管理サーバ8aは、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報である電子マネーIDと対応付けて、該電子貨幣価値の大きさである電子マネー残額を記憶・管理するものである。
【0041】
この遊技用システム1では、図1及び図2に示すように、紙幣2,硬貨3,精算カード4,及び電子マネーカード5が使用される。紙幣2は貨幣の一例であって、ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,及び10000円紙幣の4種類が使用される。硬貨3も貨幣の一例であって、ここでは500円硬貨,及び100円硬貨の2種類が使用される。
【0042】
精算カード4は、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報が記録されたものであり、ここでは該遊技用価値特定情報として、前記入金ID及び前記カード残額が記録されている。なお、既に入金ID及びカード残額が記録されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記録されている入金ID及びカード残額とは別に記録されることになる。この場合には、複数記録されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な遊技用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記録されているカード残額から優先して遊技に使用される。この精算カード4は、長方形状を呈するプラスチック製の薄板における所定の部位に、入金ID及びカード残額を含む各種の情報が記録される記録領域(図示外)が形成されてなるものであり、ここでは該記録領域として不揮発性のEEPROMを備える非接触式の集積回路を搭載したICカードである。
【0043】
この精算カード4は、後述する玉貸ユニット20において、入金ID及びカード残額が記録されていない状態で精算カードストッカ25bに複数枚(最大で10枚)が収納されており、制御部22のRAMで入金IDとユニット残額とが記憶されている状態で終了操作を受け付けたときに、該精算カードストッカ25bから精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カードR/W25により入金IDとユニット残額(=カード残額)とが記録されて、精算カード挿入口25aから排出される。
【0044】
電子マネーカード5は電子貨幣価値記録媒体の一例であって、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報が記録されたものであり、ここでは該電子貨幣価値特定情報として、前記電子マネーID及び前記電子マネー残額が、複数の電子マネー会社8(X社及びY社)の各々について記録されている。この電子マネーカード5も、長方形状を呈するプラスチック製の薄板における所定の部位に、電子マネーID及び電子マネー残額を含む各種の情報が記録される記録領域(図示外)が複数の電子マネー会社8の各々について形成されてなるものであり、ここでは該記録領域として不揮発性のEEPROMを備える非接触式の集積回路を搭載したICカードである。
【0045】
この電子マネーカード5は、遊技者が、ある電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合に、該電子マネーカード5の一の記憶領域に、当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が記録されて発行される。なお遊技者が、2社目以降の電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合には、既に発行されている電子マネーカード5の他の記憶領域に、当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記録される。
【0046】
玉貸ユニット20に対応して設けられるパチンコ機10は遊技機の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは対応する玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて玉貸処理が行われる、いわゆるCR式のパチンコ機である。このパチンコ機10は、遊技場6に配置された遊技島(図示外)において該パチンコ機10の機種等に従って設置されている。
【0047】
このパチンコ機10は、図2(a)に示すように、その前面に遊技領域,上皿,下皿,及び発射ハンドル等を備えると共に、残度数表示器14,及び玉貸ボタン15を備え、図1に示すように、その内部に遊技制御基板11,払出制御基板12,及び玉払出装置13等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。
【0048】
遊技制御基板11は、パチンコ機10における遊技状態を制御するものである。払出制御基板12は、玉貸ユニット20の後述する玉貸通信部22aと通信可能に接続され、後述する玉貸処理が行われる場合に、パチンコ機10と玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。また払出制御基板12は、玉払出装置13と接続され、該玉払出装置13を制御するものである。さらに払出制御基板12は、残度数表示器14及び玉貸ボタン15とも接続されている。玉払出装置13は、玉貸処理が行われて遊技者に貸し出されたパチンコ玉や、遊技の結果として遊技者に付与されるパチンコ玉(いわゆる賞球)を払い出すものである。ここで残度数表示器14及び玉貸ボタン15は、パチンコ機10の前面に配置されているものであるが、前記払出制御基板12を介して玉貸ユニット20と通信可能に接続されているため、玉貸ユニット20に属するものである。
【0049】
残度数表示器14は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に相当する度数,又は玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に相当する度数を、残度数として表示するための表示器である。ここで度数は、ユニット残額又はカード残額が所定の比率で変換されたものであり、この例ではパチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさ(ユニット残額又はカード残額)である単位有価価値の大きさ(100円)と当該単位有価価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額である105円が1度数である。玉貸ボタン15は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付けるボタンである。以下、遊技用システム1の構成要素である玉貸ユニット20及び入金精算装置30について説明する。
【0050】
玉貸ユニット20は遊技使用処理手段の一例であって、パチンコ機10に対応して設けられ、該パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定し、該特定された遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理を行うものである。ここで遊技用価値の大きさの特定,及び遊技使用処理は、制御部22により行われる。また玉貸ユニット20は、減算処理手段(制御部22),及び遊技用価値変換処理手段(制御部22)等を備えるものである。
【0051】
この玉貸ユニット20は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図2(a)に示すように、その前面に紙幣挿入口23a,硬貨挿入口24a,硬貨返却ボタン24b,ディスプレイ27,硬貨返却口24c,精算カード挿入口25a,及び電子マネーカード挿入口26a等を備え、図2(b)及び図2(c)に示すように、その内部に紙幣識別機23,制御部22,システムコントローラ用通信部21a,電子マネー端末用通信部21b,玉貸通信部22a,硬貨識別機24,精算カードR/W25,精算カードストッカ25b,及び電子マネーカードR/W26等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この玉貸ユニット20は、ユニットIDにより、各玉貸ユニット20を個々に識別可能とされている。
【0052】
システムコントローラ用通信部21aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部21bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部21a及び電子マネー端末通信部21bから送信される情報には前記ユニットIDが含まれるので、システムコントローラ50では、該情報と共に受信したユニットIDに基づいて、該情報の送信元である玉貸ユニット20を特定可能である。玉貸通信部22aは、前述の如く、パチンコ機10の払出制御基板12と通信可能に接続されている。これら各通信部は、制御部22に設けられている。
【0053】
制御部22は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、玉貸ユニット20に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部22のRAMは、システムコントローラ50から送信されてきた入金IDと対応付けて、後述する貨幣受付手段(紙幣識別機23又は硬貨識別機24)により受け付けた貨幣の金額に相当する遊技用価値の大きさであるユニット残額を記憶するものである。なお制御部22の他の機能については後述する。
【0054】
紙幣識別機23は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図2(b)に示すように、ユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、紙幣挿入口23aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機23により受け付けられた紙幣2は、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。
【0055】
硬貨識別機24も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図2(b)に示すように、ユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、硬貨挿入口24aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該硬貨挿入口24aから落下してきた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機24により受け付けられた硬貨3も、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。硬貨返却ボタン24bは、硬貨識別機24等において詰まった硬貨3の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン24bが押下されると、該詰まった硬貨3が硬貨返却口24cに戻る。
【0056】
精算カードR/W25は、精算カードストッカ25bから搬送されてきた精算カード4に対して、制御部22のRAMで記憶されている入金IDを記録し、かつ制御部22のRAMで記憶されているユニット残額をカード残額として記録して、精算カード挿入口25aから排出するものである。また精算カードR/W25は、精算カード挿入口25aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID及びカード残額を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して更新後のカード残額を記録するものである。精算カードストッカ25bは、精算カードR/W25の背後に設けられ、入金ID及びカード残額が記録されていない精算カード4を複数枚(最大で10枚)収納可能なものである。
【0057】
電子マネーカードR/W26は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード挿入口26aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を記録するものである。
【0058】
タッチパネル式のディスプレイ27は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ27は提供機関指定受付手段の一例であって、後述する図4のD121に示すように、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものである。なおディスプレイ27の表示内容については後述する。
【0059】
ここで前記制御部22は、前述の如く、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさの特定を行う。具体的には、前記貨幣受付手段(紙幣識別機23,硬貨識別機24)により貨幣(紙幣2,硬貨3)を受け付けた場合に、該受け付けた貨幣の金額である受付金額を、遊技用価値の大きさであるユニット残額と特定する。また前記精算カードR/W25により精算カード4を受け付けた場合に、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID及びカード残額のシステムコントローラ50に対する送信をシステムコントローラ用通信部21aに対して指示する処理を行い、該指示に応じてシステムコントローラ50から送信されてくる照合OK通知をシステムコントローラ用通信部21aにより受信したことに基づいて、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額を、遊技用価値の大きさであるカード残額と特定する。
【0060】
また前記制御部22は、前述の如く、前記特定された遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行う。具体的には、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けた場合に、前記特定された残額(ユニット残額,カード残額)と予め設定された玉貸設定金額(例えば消費税込みの5度数に相当する525円)とを比較して、残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば前記端数額を除く残額(即ち210円)に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行う。なお残額<消費税込みの1度数に相当する105円(即ち端数額)であれば、払出制御基板12に対してパチンコ玉の払出を指示する処理は行わない。
【0061】
また前記制御部22は減算処理手段の一例であって、前記遊技使用処理(玉貸処理)に供される使用価値の大きさである使用金額と当該使用金額に対応する消費税とを、前記遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)から減算するための減算処理を行うものである。具体的には、玉貸処理が行われた場合に、残額≧玉貸設定金額であれば、該玉貸設定金額を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は精算カード4に記録されているカード残額から減算する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば、前記端数額を除く残額(即ち210円)を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は精算カード4に記録されているカード残額から減算する処理を行う(即ち減算後のユニット残額又はカード残額が端数額になる)。そして、これらの処理の終了後に、入金ID及び使用金額のシステムコントローラ50に対する送信をシステムコントローラ用通信部21aに対して指示する処理を行う。
【0062】
さらに前記制御部22は遊技用価値変換処理手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであり、ここでは前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行う。具体的には、後述する図4のD121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D122で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0063】
また遊技用価値変換処理手段として機能する制御部22は、前記遊技用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)が前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)未満となったことを条件として、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理、即ち自動入金処理を行うものである。具体的には、後述する図4のD122に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、ユニット残額又はカード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同D126に示すように、同D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの、前記予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D122で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた遊技用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた遊技用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば1円に設定すれば、残額が該1円未満(即ち残額が0円)となったことを条件として自動入金処理が行われる。
【0064】
ここで図3及び図4を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明する。
【0065】
まず、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、前記遊技用価値の大きさの特定が行われ、D101で、該受け付けた貨幣の金額である受付金額(ここでは10000円)がユニット残額として表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD101の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D102で、該ユニット残額(ここでは9475円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D103で、該ユニット残額(ここでは25円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
【0066】
このD103の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記遊技用価値の大きさの特定が行われ、受付金額がユニット残額に加算更新されて、D101に戻る。またD103の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121に進む。なおD101〜D103の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、入金ID及びユニット残額(=カード残額)を記録した精算カード4が排出される。
【0067】
一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると、前記遊技用価値の大きさの特定が行われ、D111で、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額(ここでは1075円)が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD111の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D112で、該カード残額(ここでは550円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D113で、該カード残額(ここでは25円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
【0068】
このD113の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記遊技用価値の大きさの特定が行われ、受付金額がカード残額に加算更新されて、D111に戻る。またD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121に進む。なおD111〜D113の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、前記受け付けている精算カード4が排出される。
【0069】
D103又はD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D121で、前記ユニット残額又はカード残額,及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0070】
このD121の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D122で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0071】
このD122の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される一方、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D123で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0072】
このD123の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満になる状態(即ち残額が1000円以上1525円未満の状態)となる。このD124の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
【0073】
自動入金OFFの場合には、D125で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額又はカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121に戻る。
【0074】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がユニット残額又はカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122で選択された金額(ここでは3000円)が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D126で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0075】
なおD121〜D126の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、入金ID及びユニット残額(=カード残額)を記録した精算カード4が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が排出される。また、図示しないが、ディスプレイ27では、遊技データ,テレビ画像,インターネット画像等の閲覧も可能である。
【0076】
入金精算装置30は、遊技場6における所定の箇所(例えば遊技島の端部,景品カウンタの近傍等)に設けられ、電子貨幣価値変換処理手段(制御部32),電子貨幣価値加算更新処理手段(制御部32),及び遊技用価値変換処理手段(制御部32)等を備えるものである。
【0077】
この入金精算装置30は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図5に示すように、その前面に精算カード挿入口35a,電子マネーカード挿入口36a,ディスプレイ37,紙幣挿入口33a,紙幣払出口33d,硬貨挿入口34a,及び硬貨払出口34d等を備え、図5及び図1に示すように、その内部にシステムコントローラ用通信部31a,電子マネー端末用通信部31b,制御部32,紙幣識別機33,紙幣収納部33b,紙幣払出部33c,硬貨識別機34,硬貨収納部34b,硬貨払出部34c,精算カードR/W35,精算カード回収部35b,及び電子マネーカードR/W36等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この入金精算装置30は、装置IDにより、各入金精算装置30を個々に識別可能とされている。
【0078】
システムコントローラ用通信部31aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、入金精算装置30とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部31bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、入金精算装置30と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部31a及び電子マネー端末通信部31bから送信される情報には前記装置IDが含まれるので、システムコントローラ50では、該情報と共に受信した装置IDに基づいて、該情報の送信元である入金精算装置30を特定可能である。これら各通信部は、制御部32に設けられている。
【0079】
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、入金精算装置30に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。なお制御部32の機能については後述する。
【0080】
紙幣識別機33は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは紙幣挿入口33aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機33により受け付けられた紙幣2は、該紙幣識別機33の背後に設けられている紙幣収納部33bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、紙幣収納部33bに収納されている紙幣2が、該紙幣収納部33bの前方に設けられている紙幣払出部33cに搬送されて、該紙幣払出部33cの前方に設けられている紙幣払出口33dから払い出されて返却される。
【0081】
硬貨識別機34も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは硬貨挿入口34aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該受け付けた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機34により受け付けられた硬貨3も、該硬貨識別機34の背後に設けられている硬貨収納部34bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、硬貨収納部34bに収納されている硬貨3が、該硬貨収納部34bの前方に設けられている硬貨払出部34cに搬送されて、該硬貨払出部34cの前方に設けられている硬貨払出口34dから払い出されて返却される。従って、この入金精算装置30では、50円硬貨,10円硬貨,5円硬貨,及び1円硬貨といった小金種の貨幣の払い出しは行われない。
【0082】
精算カードR/W35は、精算カード挿入口35aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金ID及びカード残額を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して更新後のカード残額を記録するものである。精算カード回収部35bは、精算カードR/W35の背後に設けられ、更新後のカード残額が零となった精算カード4を回収して収納するものである。
【0083】
電子マネーカードR/W36は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード挿入口36aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を記録するものである。
【0084】
タッチパネル式のディスプレイ37は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ37は提供機関指定受付手段の一例であって、後述する図6のD162,及び図7のD182に示すように、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものである。
【0085】
またタッチパネル式のディスプレイ37は変換価値指定受付手段の一例であって、電子貨幣価値変換処理手段(制御部32)により変換する遊技用価値の大きさ又は電子貨幣価値加算更新処理手段(制御部32)により加算更新する電子貨幣価値の大きさの指定を受け付けるものである。具体的には、後述する図7のD183に示すように、加算更新する電子貨幣価値の大きさである電子マネーへの返却金額の指定を受け付ける。なおディスプレイ37の表示内容については後述する。
【0086】
ここで前記制御部32は遊技用価値変換処理手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであり、ここでは前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行う。具体的には、後述する図6のD162で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの、同D163で選択された金額を、遊技用価値の大きさに変換する。ここで変換された遊技用価値の大きさは、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される。
【0087】
また前記制御部32は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、前記遊技用価値の大きさ(カード残額)のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものであり、ここでは該遊技用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行う。具体的には、後述する図7のD183で指定された電子貨幣価値の大きさである電子マネーへの返却金額に相当するカード残額を、電子貨幣価値の大きさに変換する。
【0088】
さらに前記制御部32は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う。具体的には、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、後述する図7のD182で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新する。
【0089】
ここで図6及び図7を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明する。
【0090】
まず、ディスプレイ37では、D150に示すモード選択画面で、モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「貨幣で入金」ボタン,「電子マネーで入金」ボタン,「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0091】
このD150の状態で、「貨幣で入金」ボタンが押下されると、貨幣入金モードになり、D151で、精算カード4の挿入を促す旨が表示される。このD151の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額の照合の後、D152で、当該カード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、貨幣の挿入を促す旨が表示される。
【0092】
このD152の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されて該精算カード4が排出され、D153で、更新後のカード残額が表示されると共に、前記受け付けた金額(ここでは3000円)を入金した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D150に戻る。
【0093】
また前記D150の状態で、「電子マネーで入金」ボタンが押下されると、電子マネー入金モードになり、D161で、精算カード4と電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD161の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額と、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D162で、当該カード残額(ここでは3925円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0094】
このD162の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D163で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0095】
このD163の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD163で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新されて該精算カード4が排出される一方、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額からD163で選択された金額が減算更新されて電子マネーカード5が排出され、D164で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD163で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D150に戻る。
【0096】
また前記D150の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、貨幣返却モードになり、D171で、精算カード4の挿入を促す旨が表示される。このD171の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額の照合の後、D172で、当該カード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0097】
このD172の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて該精算カード4が排出され、D173で、更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された金額(ここでは3000円)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D150に戻る。
【0098】
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに精算カード回収部35bに回収され、D173’で、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D150に戻る。
【0099】
さらに前記D150の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されると、電子マネー返却モードになり、D181で、精算カード4と電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD181で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額と、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D182で、当該カード残額(ここでは3925円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD182の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0100】
このD182の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが選択されると、D183で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このD183の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
【0101】
このD183の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されて該精算カード4が排出される一方、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D182で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D184で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D182で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返却した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D150に戻る。
【0102】
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード4は排出されずに精算カード回収部35bに回収され、図示しないが、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記D182で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された金額(即ちカード残額の全額)を返却した旨,電子マネーカード5の取り出しを促す旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D150に戻る。
【0103】
なおD151〜D183の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、受け付けているカード(精算カード4及び/又は電子マネーカード5)が排出されて、D150に戻る。
【0104】
次に、図8〜図11を参照して、第1実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明する。
【0105】
まず図8及び図9は、第1実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。この玉貸ユニット20は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S101)、前記受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S102)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S103)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し(S104)、該生成した入金IDを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S105)。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し(S106)、該ユニット残額をディスプレイ27に表示して(S107)、玉貸可能状態となる(S108)。
【0106】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S109)、制御部22によりユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、減算処理手段である制御部22により前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をユニット残額から減算更新する減算処理を行い(S110)、制御部22のRAMに記憶されている入金IDと前記使用金額+消費税をシステムコントローラ50に対して送信する(S111)。該入金IDと使用金額+消費税を受信したシステムコントローラ50は、該受信した使用金額+消費税を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S112)、減算完了通知を前記入金IDと使用金額+消費税の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S113)。
【0107】
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S114)。このS114でユニット残額が105円以上であると判定された場合には、前記S107に戻る。一方、S114でユニット残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S115)。このS115で貨幣を受け付けた場合には、前記S102に戻る。またS115で電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS115で終了操作があった場合には、制御部22のRAMで記憶している入金IDとユニット残額を消去し、該入金IDとユニット残額(=カード残額)を精算カード4に記録して排出する(S116)。
【0108】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると(S121)、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S122)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S123)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S124)。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示して(S125)、玉貸可能状態となる(S126)。
【0109】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S127)、制御部22によりカード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、減算処理手段である制御部22により前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をカード残額から減算更新する減算処理を行い(S128)、前記受け付けた精算カード4に記録されている入金IDと前記使用金額+消費税をシステムコントローラ50に対して送信する(S129)。該入金IDと使用金額+消費税を受信したシステムコントローラ50は、該受信した使用金額+消費税を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S130)、減算完了通知を前記入金IDと使用金額+消費税の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S131)。
【0110】
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のカード残額が1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S132)。このS132でカード残額が105円以上であると判定された場合には、前記S125に戻る。一方、S132でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S133)。このS133で貨幣を受け付けた場合には、前記受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S134)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S135)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し(S136)、該生成した入金IDを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S137)。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として精算カード4に記録して(S138)、前記S125に戻る。またS133で電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS133で終了操作があった場合には、前記受け付けている精算カード4を排出する(S139)。
【0111】
また玉貸ユニット20は、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S152)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S153)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S154)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S155)。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S156)。
【0112】
ここで前記図4のD121に示すように入金に使用するキャリアの選択を受け付けると共に、前記図4のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると(S157)、該入金金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S158)。該入金金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S159)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し(S160)、該生成した入金IDを前記入金金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S161)。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録する(S162)。
【0113】
そして前記入金金額を前記図4のD121で選択されたキャリアの電子マネー残額から減算更新し(S163)、当該キャリアの電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S164)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S165)。該電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した減算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S166)、前記電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S167)。該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S168)。
【0114】
このように、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0115】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、前記S108〜S113の処理を行った後、また精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記S126〜S131の処理を行った後に、ユニット残額又はカード残額が予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満であるか否かを判定する(S169)。このS169で残額が1000円以上であると判定された場合には、前記S107又は前記S125に戻る。一方、S169で残額が1000円未満であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかの判定を行う(S170)。
【0116】
このS170で自動入金OFFである、即ち前記図4のD122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S114又はS132に戻る。一方、S170で自動入金ONである、即ち前記図4のD122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S158〜S168の処理(即ち自動入金処理)を行う。
【0117】
このように、ユニット残額又はカード残額が減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、該ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子マネー残額で入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0118】
次に図10及び図11は、第1実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。この入金精算装置30は、前記図6のD150で「貨幣で入金」ボタンが押下されると、貨幣入金モードになり(S201)、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると(S202)、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S203)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S204)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S205)。該照合OK通知を受信した入金精算装置30は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ37に表示する(S206)。
【0119】
そして貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S207)、前記受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S208)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S209)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し(S209)、該生成した入金IDを前記受付金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S210)。該入金IDを受信した入金精算装置30は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4のカード残額に記録して(S212)、該精算カード4を排出する(S213)。
【0120】
また入金精算装置30は、前記図6のD150で「電子マネーで入金」ボタンが押下されると、電子マネー入金モードになり(S221)、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付ける(S222)。そしてS222で精算カード4を受け付けたことに基づいて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S223)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S224)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S225)。
【0121】
またS222で電子マネーカード5を受け付けたことに基づいて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S226)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S227)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S228)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S229)。前記S225及び該S229の照合OK通知を受信した入金精算装置30は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額,及び前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S230)。
【0122】
ここで前記図6のD162に示すように入金に使用するキャリアの選択を受け付けると共に、前記図6のD163に示すように入金金額の選択を受け付けると(S231)、該入金金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S232)。該入金金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S233)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し(S234)、該生成した入金IDを前記入金金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S235)。該入金IDを受信した入金精算装置30は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録する(S236)。
【0123】
そして前記入金金額を前記図6のD162で選択されたキャリアの電子マネー残額から減算更新し(S237)、当該キャリアの電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S238)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S239)。該電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した減算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S240)、前記電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S241)。該更新完了通知を受信した入金精算装置30は、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示して(S242)、前記受け付けている精算カード4及び電子マネーカード5を排出する(S243)。
【0124】
このように、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0125】
また入金精算装置30は、前記図6のD150で「貨幣で返却」ボタンが押下されると、貨幣返却モードになり(S261)、前記S202〜S206の処理が行われた後に、前記図7のD172に示すように貨幣への返却金額の指定を受け付けると(S262)、前記受け付けた精算カード4に記録されている入金IDと前記返却金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S263)。該入金IDと返却金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した返却金額を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S264)、減算完了通知を前記入金IDと返却金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S265)。
【0126】
該減算完了通知を受信した入金精算装置30は、前記返却金額を前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新し(S266)、該減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S267)。このS267でカード残額が零でないと判定された場合には、更新後のカード残額を表示し、前記返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を排出する(S268)。一方、S267でカード残額が零であると判定された場合には、更新後のカード残額(即ち零)を表示し、前記返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収する(S269)。
【0127】
また入金精算装置30は、前記図6のD150で「電子マネーに返却」ボタンが押下されると、電子マネー返却モードになり(S271)、前記S222〜S230の処理が行われた後に、前記図7のD182に示すようにカード残額を返却するキャリアの選択を受け付けると共に、前記図7のD183に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると(S272)、前記受け付けた精算カード4に記録されている入金IDと前記返却金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S273)。該入金IDと返却金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した返却金額を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S274)、減算完了通知を前記入金IDと返却金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S275)。
【0128】
該減算完了通知を受信した入金精算装置30は、前記返却金額を前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新し(S276)、前記返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図7のD182で選択されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S277)、当該キャリアの電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S278)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S279)。該電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した加算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S280)、前記電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S281)。
【0129】
該更新完了通知を受信した入金精算装置30は、減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S282)。このS282でカード残額が零でないと判定された場合には、更新後のカード残額,及び電子マネー残額を表示し、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出する(S283)。一方、S282でカード残額が零であると判定された場合には、更新後のカード残額(即ち零),及び電子マネー残額を表示し、前記受け付けている電子マネーカード5を排出する一方、前記受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収する(S284)。
【0130】
以上に説明した第1実施形態に係る遊技用システム1によれば、減算処理手段により、遊技使用処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とがユニット残額又はカード残額から減算され、電子貨幣価値変換処理手段により、該減算後のカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された電子貨幣価値の大きさが電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0131】
また電子貨幣価値変換処理手段により、遊技者の指定に基づくカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者の利便性が向上する。さらに電子貨幣価値加算更新処理手段により、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額に対して端数額を返却することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0132】
[2.第2実施形態に係る遊技用システム1]
次に、図1,及び図12〜図15を参照して、第2実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。ここで前述した第1実施形態に係る遊技用システム1は、遊技に使用された後の端数額を含む遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するものであるのに対し、この第2実施形態に係る遊技用システム1は、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するものである。この第2実施形態に係る遊技用システム1は、第1実施形態と比較して、システムコントローラ50における記憶内容と、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の機能のみが異なり、その他の点は同様である。以下、第2実施形態に係る遊技用システム1の構成について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0133】
前述の如く、第2実施形態においては、入金に供される貨幣の金額のうちの端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されるので、第2実施形態における遊技用価値の大きさには、端数額が含まれず、換言すれば、第2実施形態における遊技用価値の大きさは、消費税込みの1度数に相当する105円の倍数に限られる。従って、第2実施形態に係るシステムコントローラ50において記憶されている残額も、図1に示すように、当該105円の倍数に限られる。
【0134】
第2実施形態に係る玉貸ユニット20の構成要素は、図1及び図3に示すように、第1実施形態と同様であるが、制御部22の機能,及びディスプレイ27の表示内容が、第1実施形態と異なる。
【0135】
ここで制御部22は端数額特定処理手段の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(ここでは100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(ここでは5円)との合算額(即ち105円)を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段(紙幣識別機23,硬貨識別機24)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から特定するための端数額特定処理を行うものである。具体的には、例えば紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けた場合には、該10000円から105円を順次減算していくと該105円未満の25円が余るので、該25円が端数額と特定される。なお端数額特定処理手段として機能する制御部22は、前記端数額を入金に供される電子マネー残額から特定するための端数額特定処理も行う。
【0136】
また制御部22は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、前記端数額特定処理手段により特定された端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものである。
【0137】
また制御部22は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさ(即ち前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさ)を、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う。具体的には、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさを、後述する図12のD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新する。
【0138】
なお制御部22は、第1実施形態と同様に、前記減算処理手段,及び前記遊技用価値変換処理手段として機能する。
【0139】
また玉貸ユニット20は遊技使用処理手段の一例であって、前記貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行うものであり、該遊技使用処理は、制御部22により行われる。なお制御部22は、入金に供された電子マネー残額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理も行う。
【0140】
ここで図12及び図13を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明する。
【0141】
まず、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D201で、当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD201の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。このD201の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが選択されると、D202で、該選択されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、貨幣又は精算カード4の挿入を促す旨が表示される。
【0142】
このD202の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がユニット残額として制御部22のRAMに記憶されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D203で、該ユニット残額,及び更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D201で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0143】
このD203の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が零でない場合には、D204で、該ユニット残額(ここでは9475円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が零である場合には、D205で、ユニット残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0144】
このD205の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がユニット残額として制御部22のRAMに記憶されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D203に戻る。またD205の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD221に進む。なおD201〜D205の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、ユニット残額が零でない場合には、受け付けている電子マネーカード5が排出されると共に、入金ID及びユニット残額(=カード残額)を記録した精算カード4が排出され、ユニット残額が零である場合には、受け付けている電子マネーカード5が排出される。
【0145】
一方、前記D202の状態で、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額の照合の後、D211で、当該カード残額(ここでは1050円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。
【0146】
このD211の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零でない場合には、D212で、該カード残額(ここでは525円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零である場合には、D213で、カード残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0147】
このD213の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D211に戻る。このD211では、前述した表示内容に加えて、D201で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨,及び受付金額から端数額を除く金額を入金した旨が表示される。またD213の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD221に進む。なおD211〜D213の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、カード残額が零でない場合には、受け付けている精算カード4と電子マネーカード5が排出され、カード残額が零である場合には、受け付けている電子マネーカード5が排出される一方、受け付けている精算カード4は精算カードストッカ25bに回収される。
【0148】
D205又はD213の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D221で、前記ユニット残額又はカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD221の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0149】
このD221の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D222で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0150】
このD222の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、ユニット残額として制御部22のRAMに記録されるか,又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録されると共に、D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新される。そしてD223で、ユニット残額又はカード残額,及び更新後の電子マネー残額が表示されると共に、当該キャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0151】
このD223の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D224に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満になる状態(即ち残額が1000円以上1525円未満の状態)となる。このD224の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D222で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD225に進み、前記D222で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD226に進む。
【0152】
自動入金OFFの場合には、D225で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額又はカード残額(ここでは840円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD225の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が零となった場合には、D221に戻る。
【0153】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がユニット残額又はカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD221で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD222で選択された金額(ここでは3000円)に基づいて、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われ、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が遊技用価値の大きさに変換されて、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に加算更新される一方(即ち1365円−525円+2940円=3780円)、D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から、D222で選択された金額から端数額を除く金額が減算更新され、D226で、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0154】
第2実施形態に係る入金精算装置30の構成要素は、図1及び図5に示すように、第1実施形態と同様であるが、制御部32の機能,ディスプレイ37の機能,及びディスプレイ37の表示内容が、第1実施形態と異なる。
【0155】
ここで制御部32は端数額特定処理手段の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(ここでは100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(ここでは5円)との合算額(即ち105円)を減算していったときに生じる該合算額未満の端数額を前記貨幣受付手段(紙幣識別機33,硬貨識別機34)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から特定するための端数額特定処理を行うものである。具体的には、例えば紙幣識別機33により10000円紙幣を受け付けた場合には、該10000円から105円を順次減算していくと該105円未満の25円が余るので、該25円が端数額と特定される。なお端数額特定処理手段として機能する制御部32は、前記端数額を入金に供される電子マネー残額から特定するための端数額特定処理も行う。
【0156】
また制御部32は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、前記端数額特定処理手段により特定された端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものである。
【0157】
また制御部32は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさ(即ち前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさ)を、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う。具体的には、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさを、後述する図14のD252で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新する。
【0158】
なお第2実施形態に係る制御部32は、第1実施形態と同様に、前記遊技用価値変換処理手段として機能する。
【0159】
ここで図14及び図15を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明する。なお第2実施形態に係るディスプレイ37は、第1実施形態と同様に、提供機関指定受付手段として機能するが、第1実施形態とは異なり、変換価値指定受付手段としては機能しない。
【0160】
まずディスプレイ37では、D250で、精算カード4と電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD250の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該受け付けた精算カード4に記録されているカード残額と、該受け付けた電子マネーカード5に記録されているX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D251で、当該カード残額(ここでは1050円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0161】
このD251の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D252で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD252の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0162】
このD252の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが選択されると、D253で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0163】
このD253の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額が前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に対して加算更新されて該精算カード4が排出されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD252で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D254で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D252で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D250に戻る。
【0164】
またD253の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D261で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD261の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0165】
このD261の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D262で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0166】
このD262の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額に対して加算更新されて該精算カード4が排出されると共に、D261で選択されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新されて、電子マネーカード5が排出される。そしてD263で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D261で選択されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D250に戻る。
【0167】
一方、前記D251の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D271で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための返却方法選択ボタンである「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0168】
このD271の状態で、「貨幣を返却」ボタンが操作されると、貨幣返却モードになり、D272で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0169】
このD272の状態で、カード残額に100円未満の金額が含まれず、かつ該カード残額の全額が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になって該精算カード4が精算カード回収部35bに回収され、D273で、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D250に戻る。またD272の状態で、カード残額の一部が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、D282に進む、
【0170】
一方、D271の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが操作されると、電子マネー返却モードになり、D282で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD282の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0171】
このD282の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが選択されると、前記D272で返却金額が指定されている場合には、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却され、カード残額の全額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になって該精算カード4が精算カード回収部35bに回収され、カード残額の全額(又は前記D272で返却金額が指定されている場合には、カード残額から該返却金額を除いた金額)が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D282で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて電子マネーカード5が排出され、D284で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D272で返却金額が指定されている場合には該指定された返却金額の貨幣を返却した旨,前記D282で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記変換された電子貨幣価値の大きさを返却した旨,電子マネーカード5の取り出しを促す旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D250に戻る。
【0172】
次に、図16〜図19を参照して、第2実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明する。
【0173】
まず図16及び図17は、第2実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。この玉貸ユニット20は、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S301)、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S302)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S303)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S304)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S305)。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S306)、前記図12のD201に示すように端数額を返却するキャリアの選択を受け付ける(S307)。
【0174】
この玉貸ユニット20は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S311)、前記受付金額に基づいて端数額を特定し(S312)、該受付金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S313)。該受付金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S314)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額−端数額を残額として記憶し(S315)、該生成した入金IDを前記受付金額−端数額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S316)。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額−端数額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶する(S317)。
【0175】
そして端数額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図12のD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S318)、当該キャリアの電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S319)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S320)。該電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した加算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S321)、前記電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S322)。該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、更新後のユニット残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示して(S323)、玉貸可能状態となる(S324)。
【0176】
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S325)、制御部22によりユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、減算処理手段である制御部22により前記使用金額と該使用金額に対応する消費税をユニット残額から減算更新する減算処理を行い(S326)、制御部22のRAMに記憶されている入金IDと前記使用金額+消費税をシステムコントローラ50に対して送信する(S327)。該入金IDと使用金額+消費税を受信したシステムコントローラ50は、該受信した使用金額+消費税を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し(S328)、減算完了通知を前記入金IDと使用金額+消費税の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S329)。
【0177】
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額が零であるか否かを判定する(S330)。このS330でユニット残額が零であると判定された場合には、前記S323に戻る。一方、S330でユニット残額が零であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する(S331)。このS331で貨幣を受け付けた場合には、前記S312に戻る。またS331で電子マネー入金操作があった場合には、後述するS351に進む。またS331で終了操作があった場合には、前記受け付けている電子マネーカード5を排出する(S332)。
【0178】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると(S341)、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S342)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S343)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S344)。該照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額をディスプレイ27に表示して(S345)、玉貸可能状態となる(S346)。そして前記S325〜S332の処理が行われる(ただしユニット残額はカード残額と読み替える)。
【0179】
また玉貸ユニット20は、電子マネー入金操作があり(S351)、前記図13のD221に示すように入金に使用するキャリアの選択を受け付けると共に、前記図13のD222に示すように入金金額の選択を受け付けると(S352)、該入金金額に基づいて端数額を特定し(S353)、該入金金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S354)。該入金金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S355)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額−端数額を残額として記憶し(S356)、該生成した入金IDを前記入金金額−端数額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S357)。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額−端数額を、ユニット残額として制御部22のRAMに記憶するか,又はカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録する(S358)。
【0180】
そして前記図13のD221で選択されたキャリアの電子マネー残額から、前記入金金額から端数額を除く金額を減算更新し(S359)、当該キャリアの電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S360)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S361)。該電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した減算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S362)、前記電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S363)。該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、更新後のユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S364)。
【0181】
このように、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0182】
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、前記S324〜S329の処理を行った後、また精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、前記S346,及びS325〜〜S329の処理を行った後に、ユニット残額又はカード残額が予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満であるか否かを判定する(S365)。このS365で残額が1000円以上であると判定された場合には、前記S323又は前記S345に戻る。一方、S365で残額が1000円未満であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかの判定を行う(S366)。
【0183】
このS366で自動入金OFFである、即ち前記図13のD222で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S330に戻る。一方、S366で自動入金ONである、即ち前記図13のD222で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S353〜S364の処理(即ち自動入金処理)を行う。
【0184】
このように、ユニット残額又はカード残額が減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ未満となったことを条件として、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、該ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者から入金操作を受け付けることなく自動的に電子マネー残額で入金されるので、遊技者の利便性が向上する。
【0185】
次に図18及び図19は、第2実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。この入金精算装置30は、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると共に、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付ける(S401)。そしてS401で精算カード4を受け付けたことに基づいて、該受け付けた精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S402)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S403)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S404)。
【0186】
またS401で電子マネーカード5を受け付けたことに基づいて、該受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S405)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S406)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S407)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S408)。前記S404及び該S408の照合OK通知を受信した入金精算装置30は、前記受け付けた精算カード4に記録されているカード残額,及び前記受け付けた電子マネーカード5に記録されている各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S409)、入金モード又は精算モードの選択を待機する(S410)。
【0187】
この入金精算装置30は、前記図14のD251で「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり(S411)、前記図14のD252に示すように端数額を返却するキャリアの選択を受け付けると(S412)、貨幣の受付,又は電子マネー入金操作を待機する(S413)。
【0188】
この入金精算装置30は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S421)、前記受付金額に基づいて端数額を特定し(S422)、該受付金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S423)。該受付金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S424)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額−端数額を残額として記憶し(S425)、該生成した入金IDを前記受付金額−端数額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S426)。該入金IDを受信した入金精算装置30は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額−端数額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録する(S427)。
【0189】
そして端数額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図14のD252で選択されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S428)、当該キャリアの電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S429)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S430)。該電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した加算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S431)、前記電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S432)。該更新完了通知を受信した入金精算装置30は、更新後のユニット残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出する(S433)。
【0190】
また入金精算装置30は、電子マネー入金操作があり(S441)、前記図14のD261に示すように入金に使用するキャリアの選択を受け付けると共に、前記図14のD262に示すように入金金額の選択を受け付けると(S442)、該入金金額に基づいて端数額を特定し(S443)、該入金金額−端数額をシステムコントローラ50に対して送信する(S444)。該入金金額−端数額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S445)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額−端数額を残額として記憶し(S446)、該生成した入金IDを前記入金金額−端数額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S447)。該入金IDを受信した入金精算装置30は、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額−端数額をカード残額として前記受け付けている精算カード4に記録する(S448)。
【0191】
そして前記図14のD261で選択されたキャリアの電子マネー残額から、前記入金金額から端数額を除く金額を減算更新し(S449)、当該キャリアの電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S450)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S451)。該電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した減算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S452)、前記電子マネーIDと減算更新後の電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S453)。該更新完了通知を受信した入金精算装置30は、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出する(S454)。
【0192】
このように、遊技用価値変換処理手段により、遊技者が所有する電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が貨幣を所有していない場合であっても、電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。しかも遊技用価値変換処理手段により、遊技者が指定したキャリアの電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額が遊技用価値の大きさに変換されることによって、遊技者が複数のキャリアと契約している場合であっても、希望するキャリアの電子マネー残額で入金することができるので、遊技者の利便性が向上する。
【0193】
また入金精算装置30は、前記図14のD251で「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり(S461)、貨幣返却モード,又は電子マネー返却モードの選択を待機する(S462)。
【0194】
ここで前記図15のD271で「貨幣を返却」ボタンが押下されると、貨幣返却モードになり(S471)、貨幣への返却金額の指定を受け付けると(S472)、該返却金額としてカード残額の全額が指定された場合には、カード残額(ここでは零)をディスプレイ37に表示し、該返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている電子マネーカード5を排出すると共に、前記受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収する一方(S473)、該返却金額としてカード残額の一部が指定された場合には、後述するS482に進む。
【0195】
一方、前記図15のD271で「電子マネーに返却」ボタンが押下されると、電子マネー返却モードになり(S481)、前記図15のD282に示すようにカード残額を返却するキャリアの選択を受け付けると(S482)、前記受け付けている精算カード4に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S483)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新して残額を零とし(S484)、減算完了通知を前記入金IDとカード残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S485)。
【0196】
該減算完了通知を受信した入金精算装置30は、前記受け付けている精算カード4に記録されているカード残額を零とし(S486)、カード残額−貨幣への返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、前記図15のD282で選択されたキャリアの電子マネー残額に加算更新し(S487)、当該キャリアの電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を当該キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S488)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S489)。該電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した加算更新後の電子マネー残額に基づいて、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額を更新し、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を受信して(S490)、前記電子マネーIDと加算更新後の電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S491)。該更新完了通知を受信した入金精算装置30は、更新後のカード残額(ここでは零)及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記S472で返却金額が指定されている場合には該返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている電子マネーカード5を排出すると共に、前記受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収する(S492)。
【0197】
以上に説明した第2実施形態に係る遊技用システム1によれば、端数額特定手段により、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額(105円)を減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定され、電子貨幣価値変換処理手段により、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが電子マネーカード5に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0198】
[3.第3実施形態に係る遊技用システム1]
次に、図20〜図26を参照して、第3実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。ここで前述した第1実施形態に係る遊技用システム1では、精算カード4及び電子マネーカード5が使用されるのに対し、この第3実施形態に係る遊技用システム1では、該精算カード4及び電子マネーカード5に代えて会員カード5’が使用される。この第3実施形態に係る遊技用システム1は、第1実施形態と比較して、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の構成及び機能のみが異なり、その他の点は第1実施形態と同様である。以下、第3実施形態に係る遊技用システム1の構成について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0199】
会員カード5’は記録媒体の一例であって、パチンコ機10での遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報と、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報と、が記録されたものであり、ここでは該遊技用価値特定情報として、前記入金ID及び前記カード残額が記録されていると共に、該電子貨幣価値特定情報として、前記電子マネーID及び前記電子マネー残額が、複数の電子マネー会社8(X社及びY社)の各々について記録されている。なお、既に入金ID及びカード残額が記録されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記録されている入金ID及びカード残額とは別に記録されることになる。この場合には、複数記録されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な遊技用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記録されているカード残額から優先して遊技に使用される。この会員カード5’は、長方形状を呈するプラスチック製の薄板における所定の部位に、入金ID及びカード残額を含む各種の情報が記録される記録領域(図示外)が形成されていると共に、電子マネーID及び電子マネー残額を含む各種の情報が記録される記録領域(図示外)が複数の電子マネー会社8の各々について形成されてなるものであり、ここでは該記録領域として不揮発性のEEPROMを備える非接触式の集積回路を搭載したICカードである。
【0200】
この会員カード5’は、会員登録を行った遊技者に対して発行されるものであり、該遊技者が、ある電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの利用契約を締結した場合には、該会員カード5’の記憶領域に当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記録される。
【0201】
なお前記残度数表示器14では、玉貸ユニット20の会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に相当する前記度数が、残度数として表示される。また前記玉貸ボタン15は、玉貸ユニット20の会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付ける。
【0202】
第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、図20及び図21に示すように、第1実施形態と比較して、精算カードR/W25,及び電子マネーカードR/W26を備えていない一方、会員カードR/W26’を備えている点が異なる。この会員カードR/W26’は記録媒体受付手段の一例であって、記録媒体である会員カード5’を受け付けるものであり、具体的には、会員カード挿入口26a’から会員カード5’を受け付けて、該受け付けた会員カード5’に記録されている入金ID,カード残額,電子マネーID,及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後のカード残額及び電子マネー残額を記録するものである。また第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、第1実施形態と比較して、制御部22の機能と、ディスプレイ27の表示内容が異なる。
【0203】
玉貸ユニット20は遊技使用処理手段の一例であって、パチンコ機10に対応して設けられ、会員カード5’を受け付けて、該受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさの範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理を行うものである。ここで会員カード5’の受付は、前記会員カードR/W26’により行われ、遊技使用処理は、制御部22により行われる。
【0204】
ここで制御部22は、前述の如く、前記会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさ(カード残額)の範囲内における所定の大きさの遊技用価値を前記パチンコ機10での遊技に使用させるための遊技使用処理(玉貸処理)を行うが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0205】
また制御部22は減算処理手段の一例であって、前記遊技使用処理(玉貸処理)に供される使用価値の大きさである使用金額と当該使用金額に対応する消費税とを、前記会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさ(カード残額)から減算するための減算処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0206】
さらに制御部22は遊技用価値変換処理手段の一例であって、前記会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであり、ここでは後述する提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0207】
また遊技用価値変換処理手段として機能する制御部22は、前記遊技用価値の大きさ(カード残額)が前記減算処理手段による減算処理の後に予め定められた遊技用価値の大きさ(例えば1000円)未満となったことを条件として、前記会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの予め定められた遊技用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ又は予め定められた電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理、即ち自動入金処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0208】
またタッチパネル式のディスプレイ27は提供機関指定受付手段の一例であって、前記会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0209】
ここで図22及び図23を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明するが、図3及び図4に示す第1実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。
【0210】
まず、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると、該受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額とX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D111で、当該カード残額(ここでは1075円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD111の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D112で、該カード残額(ここでは550円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D113で、該カード残額(ここでは25円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの操作を促す旨が表示される。
【0211】
このD113の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額がカード残額に加算更新されて、D111に戻る。またD113の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD121に進む。なおD111〜D113の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、前記受け付けている会員カード5’が排出される。
【0212】
D113の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D121で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0213】
このD121の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D122で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0214】
このD122の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に加算更新される一方、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D123で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0215】
このD123の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124に示すように、カード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満になる状態(即ち残額が1000円以上1525円未満の状態)となる。このD124の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
【0216】
自動入金OFFの場合には、D125で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121に戻る。
【0217】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122で選択された金額(ここでは3000円)が遊技用価値の大きさに変換されて、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に加算更新される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121で選択されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された金額が減算更新され、D126で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,D121で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0218】
なおD121〜D126の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’が排出される。また、図示しないが、ディスプレイ27では、遊技データ,テレビ画像,インターネット画像等の閲覧も可能である。
【0219】
第3実施形態に係る入金精算装置30は、図20及び図24に示すように、第1実施形態と比較して、精算カードR/W35,及び電子マネーカードR/W36を備えていない一方、会員カードR/W36’を備えている点が異なる。この会員カードR/W36’は記録媒体受付手段の一例であって、記録媒体である会員カード5’を受け付けるものであり、具体的には、会員カード挿入口36a’から会員カード5’を受け付けて、該受け付けた会員カード5’に記録されている入金ID,カード残額,電子マネーID,及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている会員カード5’に対して更新後のカード残額及び電子マネー残額を記録するものである。また第3実施形態に係る入金精算装置30は、第1実施形態と比較して、制御部32の機能とディスプレイ37の表示内容が異なる。
【0220】
ここで制御部32は遊技用価値変換処理手段の一例であって、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)のうちの少なくとも一部を前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであり、ここでは後述する提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさを前記遊技用価値の大きさに変換するための遊技用価値変換処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0221】
また制御部32は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさ(カード残額)のうちの少なくとも一部を前記電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものであり、ここでは該遊技用価値の大きさのうちの後述する変換価値指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた遊技用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0222】
さらに制御部32は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、後述する提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。
【0223】
またタッチパネル式のディスプレイ37は提供機関指定受付手段の一例であって、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定を受け付けるものであるが、その具体的な機能は、第1実施形態と同様である。なおタッチパネル式のディスプレイ37は、第1実施形態と同様に、変換価値指定受付手段として機能するものである。
【0224】
ここで図25及び図26を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明するが、図6及び図7に示す第1実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。
【0225】
まずディスプレイ37では、D150’で、会員カード5’の挿入を促す旨が表示される。このD150’の状態で、会員カードR/W36’により会員カード5’を受け付けると、該受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額とX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D151’で、当該カード残額(ここでは3925円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0226】
このD151’の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D152’で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。このD152’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に加算更新されて該会員カード5’が排出され、D153で、更新後のカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、前記受け付けた金額(ここでは3000円)を入金した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150’に戻る。
【0227】
またD152’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されると、D162で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0228】
このD162の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D163で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0229】
このD163の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD163で選択された金額が遊技用価値の大きさに変換されて、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に加算更新される一方、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額からD163で選択された金額が減算更新されて会員カード5’が排出され、D164で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D162で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちのD163で選択された金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150に戻る。
【0230】
また前記D151’の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D171’で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための返却方法選択ボタンである「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0231】
このD171’の状態で、「貨幣を返却」ボタンが操作されると、貨幣返却モードになり、D172で、前記カード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0232】
このD172の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額から減算更新されて該会員カード5’が排出され、D173で、更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された金額(ここでは3000円)の貨幣を返却した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150’に戻る。
【0233】
一方、D171’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが操作されると、電子マネー返却モードになり、D182で、前記カード残額(ここでは3925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD182の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0234】
このD182の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが選択されると、D183で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このD183の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
【0235】
このD183の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額から減算更新される一方、該返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D182で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード5’が排出され、D184で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D182で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された金額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返却した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150’に戻る。
【0236】
なおD151’〜D183の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、受け付けている会員カード5’が排出されて、D150’に戻る。
【0237】
次に、図27〜図30を参照して、第3実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明するが、図8〜図11に示す第1実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’)を付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
【0238】
まず図27及び図28は、第3実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。まず図27において、玉貸ユニット20では、前記S101〜S124の処理に代えて、S101’〜S109’の処理が行われる。具体的には、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると(S101’)、該受け付けた会員カード5’に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S102’)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S103’)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S104’)。
【0239】
また前記受け付けた会員カード5’に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S105’)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S106’)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S107’)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S108’)。前記S104’及び該S108’の照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S109’)。
【0240】
また玉貸ユニット20では、前記S133の処理に代えて、S132でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する、S133’の処理が行われる。また玉貸ユニット20では、前記S138の処理に代えて、受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として会員カード5’に記録する、S138’の処理が行われる。さらに玉貸ユニット20では、前記S139の処理に代えて、S133で終了操作があった場合には、前記受け付けている会員カード5’を排出する、S139’の処理が行われる。次に図28において、玉貸ユニット20では、前記S151の処理に代えて、電子マネー入金操作を受け付ける、S151’の処理が行われる。
【0241】
次に図29及び図30は、第3実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。まず図29において、入金精算装置30では、前記S201〜S230の処理に代えて、S201’〜S230’の処理が行われる。具体的には、会員カードR/W36’により会員カード5’を受け付けると(S201’)、該受け付けた会員カード5’に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S202’)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S203’)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S204’)。
【0242】
また前記受け付けた会員カード5’に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S205’)。該電子マネー端末60は、入金精算装置30から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S206’)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S207’)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S208’)。前記S204’及び該S208’の照合OK通知を受信した入金精算装置30は、前記受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S209’)、入金モード又は精算モードの選択を待機する(S210’)。
【0243】
この入金精算装置30は、前記図25のD151’で「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり(S211’)、貨幣の受付,又は電子マネー入金操作を待機する(S212’)。
【0244】
この入金精算装置30は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S221’)、前記受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S222’)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し(S223’)、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し(S224’)、該生成した入金IDを前記受付金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S225’)。該入金IDを受信した入金精算装置30は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として前記受け付けている会員カード5’に記録し(S226’)、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S227’)。
【0245】
また入金精算装置30では、電子マネー入金操作を受け付ける、S230’の処理が行われる。さらに入金精算装置30では、前記S243の処理に代えて、前記受け付けている会員カード5’を排出する、S243’の処理が行われる。次に図30において、入金精算装置30は、前記図25のD151’で「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり(S251’)、貨幣返却モード,又は電子マネー返却モードの選択を待機する(S252’)。
【0246】
以上に説明した第3実施形態に係る遊技用システム1によれば、減算処理手段により、遊技使用処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とが会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定されるカード残額から減算され、電子貨幣価値変換処理手段により、該減算後のカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された電子貨幣価値の大きさが会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0247】
[4.第4実施形態に係る遊技用システム1]
次に、図20,及び図31〜図34を参照して、第4実施形態に係る遊技用システム1の構成について説明する。ここで前述した第2実施形態に係る遊技用システム1では、精算カード4及び電子マネーカード5が使用されるのに対し、この第4実施形態に係る遊技用システム1では、該精算カード4及び電子マネーカード5に代えて会員カード5’が使用される。なお会員カード5’は、第3実施形態と同様である。この第4実施形態に係る遊技用システム1は、第2実施形態と比較して、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の構成及び機能のみが異なり、その他の点は第2実施形態と同様である。以下、第4実施形態に係る遊技用システム1の構成について、第2実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0248】
第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、図20及び図21に示すように、第2実施形態と比較して、精算カードR/W25,及び電子マネーカードR/W26を備えていない一方、会員カードR/W26’を備えている点が異なる。この会員カードR/W26’は、第3実施形態と同様である。また第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、第2実施形態と比較して、制御部22の機能と、ディスプレイ27の表示内容が異なる。
【0249】
ここで制御部22は、第2実施形態と同様に、前記端数額特定処理手段,及び前記電子貨幣価値変換処理手段として機能するものである。また制御部22は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさ(即ち前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさ)を、会員カードR/W26’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、後述する提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う。具体的には、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさを、後述する図31のD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新する。
【0250】
また制御部22は、第3実施形態と同様に、前記減算処理手段,及び前記遊技用価値変換処理手段として機能するものである。また玉貸ユニット20は、第3実施形態と同様に、前記遊技使用処理手段として機能するものである。さらにタッチパネル式のディスプレイ27は、第3実施形態と同様に、提供機関指定受付手段として機能するものである。
【0251】
ここで図31及び図32を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明するが、図12及び図13に示す第2実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。
【0252】
まず、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると、該受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額とX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D201で、当該カード残額,及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD201の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0253】
このD201の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが選択されると、カード残額が零である場合にはS202に進み、カード残額が零でない場合にはS211に進む。
【0254】
D202では、前記カード残額(ここでは0円),及び前記選択されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0255】
このD202の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている会員カード5’に記録されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D203で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D201で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0256】
このD203の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零でない場合には、D204で、該カード残額(ここでは9475円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零である場合には、D205で、カード残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0257】
このD205の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている会員カード5’に記録されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D203に戻る。またD205の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD221に進む。なおD201〜D205の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、受け付けている会員カード5’が排出される。
【0258】
D211では、前記カード残額(ここでは1050円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD211の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零でない場合には、D212で、該カード残額(ここでは525円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が零である場合には、D213で、カード残額(ここでは0円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0259】
このD213の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額がカード残額として前記受け付けている会員カード5’に記録されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD201で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新され、D211に戻る。このD211では、前述した表示内容に加えて、D201で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨,及び受付金額から端数額を除く金額を入金した旨が表示される。またD213の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD221に進む。なおD211〜D213の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、受け付けている会員カード5’が排出される。
【0260】
D205又はD213の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D221で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD221の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0261】
このD221の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D222で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
【0262】
このD222の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)がカード残額として前記受け付けている会員カード5’に記録されると共に、D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新される。そしてD223で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、当該キャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0263】
このD223の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D224に示すように、カード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた遊技用価値の大きさである1000円未満になる状態(即ち残額が1000円以上1525円未満の状態)となる。このD224の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D222で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D222で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
【0264】
自動入金OFFの場合には、D225で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額(ここでは840円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD225の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のカード残額が零となった場合には、D221に戻る。
【0265】
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がカード残額から減算更新され、前記加算更新処理によりD221で選択されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD222で選択された金額(ここでは3000円)に基づいて、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われ、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が遊技用価値の大きさに変換されて、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に加算更新される一方(即ち1365円−525円+2940円=3780円)、D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から、D222で選択された金額から端数額を除く金額が減算更新され、D226で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,D221で選択されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
【0266】
第4実施形態に係る入金精算装置30は、図20及び図24に示すように、第2実施形態と比較して、精算カードR/W35,及び電子マネーカードR/W36を備えていない一方、会員カードR/W36’を備えている点が異なる。この会員カードR/W36’は、第3実施形態と同様である。また第4実施形態に係る入金精算装置30は、第2実施形態と比較して、制御部32の機能と、ディスプレイ37の表示内容が異なる。
【0267】
ここで制御部32は、第2実施形態と同様に、前記端数額特定処理手段,及び前記電子貨幣価値変換処理手段として機能するものである。また制御部32は電子貨幣価値加算更新処理手段の一例であって、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさ(即ち前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさ)を、会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものであり、ここでは前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを、後述する提供機関指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネー会社8(キャリア)の電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行う。具体的には、前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された前記端数額に相当する電子貨幣価値の大きさを、後述する図33のD252で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新する。
【0268】
また制御部32は遊技用価値加算更新処理手段の一例であって、貨幣受付手段(紙幣識別機33,硬貨識別機34)により受け付けた貨幣(紙幣2,硬貨3)の金額から前記端数額特定処理手段により特定された端数額を除く金額に相当する遊技用価値の大きさ(カード残額)を、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行うものである。
【0269】
また制御部32は、第3実施形態と同様に、前記減算処理手段,及び前記遊技用価値変換処理手段として機能するものである。また前記遊技用価値加算更新処理手段として機能する制御部32は、前記遊技用価値変換処理手段により変換された遊技用価値の大きさを、前記会員カードR/W36’により受け付けた会員カード5’に記録されている遊技用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための遊技用価値加算更新処理を行うものである。さらにタッチパネル式のディスプレイ37は、第3実施形態と同様に、提供機関指定受付手段として機能するものである。
【0270】
ここで図33及び図34を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明するが、図14及び図15に示す第2実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。
【0271】
まずディスプレイ37では、D250で、会員カード5’の挿入を促す旨が表示される。このD250の状態で、会員カードR/W36’により会員カード5’を受け付けると、該受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額とX社電子マネー残額とY社電子マネー残額の照合の後、D251で、当該カード残額(ここでは1050円),及び当該X社電子マネー残額とY社電子マネー残額が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
【0272】
このD251の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D252で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、端数額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD252の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0273】
このD252の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて端数額を返却するキャリアが選択されると、D253で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
【0274】
このD253の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記端数額の特定が行われて、受付金額から該端数額を除く金額が前記受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、該特定された端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、該変換された電子貨幣価値の大きさがD252で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード5’が排出され、D254で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D252で選択されたキャリアの電子マネー残額に端数額を返却した旨(ここではX社電子マネー残額に25円を返却した旨),受付金額から端数額を除く金額を入金した旨(ここでは10000円から25円を除く9975円を入金した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D250に戻る。
【0275】
またD253の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、D261で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD261の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0276】
このD261の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリアが選択されると、D262で、前記カード残額,及び該選択されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
【0277】
このD262の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、前記端数額(ここでは60円)の特定が行われて、入金金額から該端数額を除く金額(ここでは2940円)が、前記受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額に対して加算更新されると共に、D261で選択されたキャリアの電子マネー残額から、入金金額から端数額を除く金額が減算更新されて、会員カード5’が排出される。そしてD263で、更新後のカード残額,及び電子マネー残額が表示されると共に、D261で選択されたキャリアの電子マネー残額から端数額を除く金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から端数額60円を除く2940円を入金した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D250に戻る。
【0278】
一方、前記D251の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D271で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための返却方法選択ボタンである「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
【0279】
このD271の状態で、「貨幣を返却」ボタンが操作されると、貨幣返却モードになり、D272で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
【0280】
このD272の状態で、カード残額に100円未満の金額が含まれず、かつ該カード残額の全額が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該返却金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になって該会員カード5’が排出され、D273で、更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D250に戻る。またD272の状態で、カード残額の一部が貨幣での返却金額として指定されて「決定」ボタンが押下されると、D282に進む。
【0281】
一方、D271の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが操作されると、電子マネー返却モードになり、D282で、前記カード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア(電子マネー会社8)の選択を促す旨,並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD282の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記提供機関指定受付手段として機能する。
【0282】
このD282の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返却するキャリアが選択されると、前記D272で返却金額が指定されている場合には、該返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却され、カード残額の全額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記録されているカード残額から減算更新されてカード残額が零になると共に、カード残額の全額(又は前記D272で返却金額が指定されている場合には、カード残額から該返却金額を除いた金額)が電子貨幣価値の大きさに変換されて、D282で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード5’が排出され、D284で、更新後のカード残額(即ち0円),及び電子マネー残額が表示されると共に、前記D272で返却金額が指定されている場合には該指定された返却金額の貨幣を返却した旨,前記D282で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記変換された電子貨幣価値の大きさを返却した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D250に戻る。
【0283】
次に、図35〜図38を参照して、第4実施形態に係る遊技用システム1の作用について説明するが、図16〜図19に示す第2実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’又は”)を付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
【0284】
まず図35及び図36は、第4実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。まず図35において、玉貸ユニット20では、前記S301〜S311の処理に代えて、S301’〜S312”の処理が行われる。具体的には、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると(S301’)、該受け付けた会員カード5’に記録されている入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する(S302’)。該入金IDとカード残額を受信したシステムコントローラ50は、該受信したカード残額と、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額との照合を行い(S303’)、照合OKならば、照合OK通知を前記入金IDとカード残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S304’)。
【0285】
また前記受け付けた会員カード5’に記録されている各キャリアの電子マネーIDと電子マネー残額を各キャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S305’)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー残額を受信して、当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信する(S306’)。該電子マネーIDと電子マネー残額を受信した電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネー残額と、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額との照合を行い、照合OKならば、照合OK通知を電子マネー端末60に対して送信する。該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた照合OK通知を受信して(S307’)、前記電子マネーIDと電子マネー残額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S308’)。前記S304’及び該S308’の照合OK通知を受信した玉貸ユニット20は、前記受け付けた会員カード5’に記録されているカード残額,及び各キャリアの電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S309’)、前記図31のD201に示すように端数額を返却するキャリアの選択を受け付け(S310’)、カード残額が零であるか否かを判定する(S311’)。
【0286】
このS311’でカード残額が零であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する(S312’)。このS312’で電子マネー入金操作があった場合には、後述するS351に進む。またS312’で終了操作があった場合には、前記受け付けている会員カード5’を排出する(S312”)。またS312’で貨幣を受け付けた場合には、前記S312〜S329の処理が行われた後、カード残額が零であるか否かを判定する(S330’)。このS330’で、カード残額が零でないと判定された場合には、前記S324に戻り、カード残額が零であると判定された場合には、前記S312’に戻る。一方、S311’でカード残額が零でないと判定された場合には、玉貸可能状態となり(S346’)、S325〜S330’の処理が行われる。なお図36は、前記図17と同様である。
【0287】
次に図37及び図38は、第4実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。まず図37において、入金精算装置30では、前記S401の処理に代えて、会員カード5’を受け付ける、S401’の処理が行われる。また入金精算装置30では、前記S433の処理に代えて、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記受け付けている会員カード5’を排出する、S433’の処理が行われる。さらに入金精算装置30では、前記S454の処理に代えて、更新後のカード残額,及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記受け付けている会員カード5’を排出する、S454’の処理が行われる。また図38において、入金精算装置30では、前記S492の処理に代えて、更新後のカード残額(ここでは零)及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し、前記S472で返却金額が指定されている場合には該返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている会員カード5’を排出する、S492’の処理が行われる。
【0288】
以上に説明した第4実施形態に係る遊技用システム1によれば、端数額特定手段により、パチンコ機10での遊技に使用される予め定められた一単位の遊技用価値の大きさである単位使用価値の大きさ(100円)と当該単位使用価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額(105円)を減算していったときに生ずる該合算額未満の端数額が貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定され、電子貨幣価値変換処理手段により、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換され、電子貨幣価値加算更新処理手段により、該変換された端数額に相当する電子貨幣価値の大きさが会員カード5’に記録されている電子貨幣価値特定情報から特定される電子マネー残額に対して加算更新されることによって、消費税が徴収された後の一単位の遊技用価値の大きさと当該一単位の遊技用価値の大きさに対応する消費税との合算額未満の端数額がでる場合であっても、該端数額が電子貨幣価値の大きさに変換されて遊技者に対して返却されるので、遊技者が不利益を被ることがない。また該端数額分のパチンコ玉を貸与するパチンコ機10への改造や入替が不要であり、遊技場の従業員が小金種の貨幣を入金精算装置30に補充する手間もかからない。
【0289】
[5.本発明の変形例]
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0290】
上記の実施形態では、貨幣として、紙幣2及び硬貨3の双方を使用可能である例について説明したが、これに限らず、紙幣2又は硬貨3のいずれか一方のみを使用可能としても良い。また使用可能な貨幣の種類は、上記のものには限定されない。
【0291】
上記の第1,第2実施形態では、貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額に相当する遊技用価値の大きさが、制御部22のRAMに記憶される例について説明したが、これに限らず、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、精算カードストッカ25bにてストックされている精算カード4が精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カード4に前記遊技用価値の大きさが記録されるようにしても良い。
【0292】
上記の実施形態では、遊技用価値の大きさが、ユニット残額やカード残額等の金額である例について説明したが、これに限らず、該遊技用価値の大きさは、度数や得点であっても良い。
【0293】
上記の実施形態では、精算カード4,電子マネーカード5,及び会員カード5’の各記録媒体が、非接触式のICカードである例について説明したが、これに限らず、各記録媒体は、接触式の集積回路,磁気,二次元コード(例えばバーコード),三次元コード,又は光干渉(例えばホログラム)等により情報を記録するものでも良い。また各記録媒体の形状はカード型には限られず、コイン型であっても良い。
【0294】
上記の第1,第2実施形態では、遊技用価値特定情報が記録された記録媒体が、玉貸ユニット20から排出される精算カード4である例について説明したが、これに限らず、該記録媒体は、例えばカード販売機で販売されるプリペイドカードであっても良い。また該記録媒体は、会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カードであっても良く、この場合には、会員遊技者のみが、電子マネー残額からのカード残額への入金や、カード残額の電子マネー残額への返却ができるようにすると共に、会員遊技者以外は精算のみしかできないようにして、会員遊技者を優遇するようにしても良い。
【0295】
上記の第1,第2実施形態では、精算カード4が使用される例について説明したが、これに限らず、該精算カード4に代えて、例えば遊技用価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける受付手段が設けられる。また上記の第1,第2実施形態では、電子貨幣価値記録媒体として電子マネーカード5が使用される例について説明したが、これに限らず、該電子マネーカード5に代えて、例えば電子貨幣価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該電子貨幣価値記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段が設けられる。
【0296】
上記の第3,第4実施形態では、記録媒体として会員カード5’が使用される例について説明したが、これに限らず、例えばカード残額用の非接触式のICチップと電子マネー用の非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける記録媒体受付手段が設けられる。
【0297】
上記の実施形態では、精算カード4や会員カード5’において、遊技用価値特定情報として入金ID及びカード残額が記録されている例について説明したが、これに限らず、該遊技用価値特定情報として、入金IDのみが記録されるものや、カード残額のみが記録されるものであっても良い。ここで遊技用価値特定情報として入金IDのみが記録される場合には、該入金IDをシステムコントローラ50に対して送信することにより、該入金IDと対応付けて記憶されているカード残額が特定される。なお遊技用価値特定情報は、入金IDには限られず、各カードを個々に識別可能なカードIDや、各会員遊技者を個々に特定可能な会員IDや、前記ユニットID等であっても良い。
【0298】
上記の実施形態では、電子マネーカード5や会員カード5’において、電子貨幣価値特定情報として電子マネーID及び電子マネー残額が記録されている例について説明したが、これに限らず、該電子貨幣価値特定情報として、電子マネーIDのみが記録されるものや、電子マネー残額のみが記録されるものであっても良い。ここで電子貨幣価値特定情報として電子マネーIDのみが記録される場合には、該電子マネーIDを電子マネー管理サーバ8aに対して送信することにより、該電子マネーIDと対応付けて記憶されている電子マネー残額が特定される。なお電子貨幣価値特定情報は、電子マネーIDには限られず、各カードを個々に識別可能なカードIDや、電子マネーカード5や会員カード5’の所有者を個々に特定可能な情報(例えば携帯電話番号等の属性情報や、指紋等の生体情報等)であっても良い。
【0299】
上記の実施形態では、電子マネー会社8がX社とY社の2社である例について説明したが、これに限らず、該電子マネー会社8の数は特に限定されない。
【0300】
上記の実施形態では、システムコントローラ50や電子マネー管理サーバ8aにおいて、IDと対応付けて単に残額が記憶・管理されている例について説明したが、これに限らず、該残額の使用履歴(例えば入金金額,使用金額,精算金額等)も併せて記憶・管理するようにしても良い。
【0301】
上記の実施形態では、遊技機がパチンコ機10である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシン,遊技媒体としてパチンコ玉を使用するスロットマシンであるパチロット,遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入された封入式のパチンコ機,パチンコ玉やメダルを用いることなく得点データを使用して遊技可能なパチンコ機やスロットマシン,遊技領域やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機,リールが画像にて表示される画像式のスロットマシン等であっても良い。
【0302】
上記の実施形態では、遊技使用処理が玉貸処理である例について説明したが、これに限らず、該遊技使用処理は、前記メダルを貸与するメダル貸出処理や、前記画像式のパチンコ機やスロットマシンにおいて遊技用価値の大きさを遊技媒体としての得点に変換して遊技に使用させる処理等でも良い。
【0303】
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合に、玉貸ユニット20とパチンコ機10との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて、該パチンコ機10に設けられた玉払出装置13からパチンコ玉が払い出されて貸与される例について説明したが、これに限らず、玉貸ユニット20に設けられた図示しない玉払出装置からパチンコ玉が払い出されて貸与されるようにしても良い。
【0304】
上記の実施形態では、例えば図4のD121に示すように、提供機関指定受付手段において、1つのキャリアを選択可能である例について説明したが、これに限らず、2以上のキャリアを選択可能としても良い。これによれば、例えば該キャリアとしてX社及びY社が選択された場合に、X社電子マネー残額から1000円を入金すると共にY社電子マネー残額から500円を入金するといった利用や、X社電子マネー残額1000円を返却すると共にY社電子マネー残額に500円を返却するといった利用が可能となり、遊技者の利便性が向上する。
【0305】
上記の実施形態では、例えば図4のD122に示すように、遊技用価値変換処理をする際に、入金金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の入金金額の中から入金金額の選択を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えばテンキーにより任意の入金金額の指定を受け付けるようにしても良い。
【0306】
上記の実施形態では、自動入金処理において、予め定められた遊技用価値の大きさ(上記の例では1000円)がシステムコントローラ50において設定される例について説明したが、これに限らず、該予め定められた遊技用価値の大きさを、玉貸ユニット20において遊技者が任意に設定変更できるようにしても良い。
【0307】
上記の実施形態では、自動入金処理において、入金金額選択ボタンの操作により遊技者により選択された金額が自動入金される例について説明したが、これに限らず、予め定められた一定の金額(例えば1000円)が自動入金されるようにしても良い。
【0308】
上記の実施形態において、電子マネー残額による入金には上限(例えば1日1万円)を設け、各遊技者毎又は各キャリア毎に該電子マネー残額による入金金額を管理し、該入金金額が上限を超えた場合には、貨幣による入金のみを許容することとして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。同様に、電子マネー残額による入金と貨幣による入金を合算した合算入金額に上限を設け、各遊技者毎に該合算入金額を管理し、該合算入金額が上限を超えた場合には、入金を許容しないこととして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。
【0309】
上記の実施形態では、減算処理において、使用金額+消費税が一度に遊技用価値の大きさから減算される例について説明したが、これに限らず、使用金額と消費税とを分けて遊技用価値の大きさから減算するようにしても良い。
【0310】
上記の実施形態では、例えば図7のD183に示すように、変換価値指定受付手段において、テンキーにより返却金額の指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば返却金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の返却金額の中から返却金額の選択を受け付けるようにしても良い。
【0311】
上記の実施形態では、例えば図9のS152〜S155に示すように、電子マネーカード5を受け付けたときに、該電子マネーカード5に記録されている電子マネー残額の照合を行う例について説明したが、これに限らず、該照合を行わずに、電子マネーカード5に記録されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ8aに送信するようにしても良い。同様に、例えば図27のS105’〜S108’に示すように、会員カード5’を受け付けたときに、該会員カード5’に記録されている電子マネー残額の照合を行う例について説明したが、これに限らず、該照合を行わずに、会員カード5’に記録されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ8aに送信するようにしても良い。
【0312】
上記の実施形態では、例えば図9に示すように、システムコントローラ50に対する応答(S158〜S161)が行われた後に、電子マネー端末60に対する応答(S164〜S167)が行われる例について説明したが、両応答の先後は特に限定されず、両応答が並列して行われるものであっても良い。
【0313】
上記の第1,第3実施形態では、図7及び図26のD183に示すように、変換価値指定手段(入金精算装置30のディスプレイ37)が、電子貨幣価値加算更新処理手段により加算更新する電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)の指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、該変換価値指定手段は、電子貨幣価値変換処理手段により変換する遊技用価値の大きさ(例えば前記度数等)の指定を受け付けるようにしても良く、この場合には、前記電子貨幣価値変換処理手段は、該指定を受け付けた遊技用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理手段を行う。
【0314】
上記の第2実施形態では、玉貸ユニット20において、図12に示すように、最初に電子マネーカード5を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば端数額を玉貸ユニット20に一時的に記憶するように構成した場合には、該端数額を返却するまでに電子マネーカード5を受け付けるようにすれば良い。
【0315】
上記の第2,第4実施形態では、端数額特定処理手段において、受付金額から端数額が特定される例について説明したが、これに限らず、受付金額と残額(ユニット残額又はカード残額)とを合算した合算残額から端数額が特定されるようにしても良く、具体的には、受付金額が1000円で、残額が1050円である場合には、合算残額である2050円から、端数額が55円と特定される。また受付金額を残額に一旦加算更新した後、該加算更新後の残額(上記合算残額)から端数額を減算更新し、該減算更新した端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するようにしても良い。即ち、端数額特定処理手段は、端数額を貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額から特定するための処理を行うものであれば良い。
【0316】
上記の第2,第4実施形態では、例えば図16に示すように、受付金額から端数額を除く金額の遊技用価値の大きさに対する加算更新(S317)が行われた後に、変換された端数額の電子貨幣価値の大きさに対する加算更新(S318)が行われる例について説明したが、両者の先後は特に限定されず、両者が並列して行われるものであっても良い。
【0317】
上記の実施形態では、図39(a)に示すように、遊技用価値の大きさ又は端数額の電子貨幣価値の大きさへの変換(以下単に「変換」という。)と、該変換された電子貨幣価値の大きさの電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対する加算更新(以下単に「加算更新」という。)とが、共に入金精算装置30において行われる例について説明したが、該変換及び加算更新は、図39(b)〜(d)に示す変形例のようにして行われるようにしても良い。
【0318】
まず図39(b)に示す変形例では、入金精算装置30において変換が行われた後に、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさが電子マネー管理サーバ8aに対して送信され、該電子マネー管理サーバ8aにおいて加算更新が行われる。従って、この例では、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさを電子マネー管理サーバ8aに対して送信する処理が、前記電子貨幣価値加算更新処理に相当する。
【0319】
また図39(c)に示す変形例では、入金精算装置30においてカード(精算カード4又は会員カード5’)が受け付けられ、該カードに記録されている入金IDとカード残額がシステムコントローラ50に対して送信され、該システムコントローラ50において残額の照合が行われた後に変換が行われる。従って、この例では、入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する処理が、前記電子貨幣価値変換処理に相当する。
【0320】
また図39(d)に示す変形例では、入金精算装置30においてカード(精算カード4又は会員カード5’)が受け付けられ、該カードに記録されている入金IDとカード残額がシステムコントローラ50に対して送信され、該システムコントローラ50において残額の照合が行われた後に変換が行われ、変換した電子貨幣価値の大きさが入金精算装置30に対して送信され、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさが電子マネー管理サーバ8aに対して送信され、該電子マネー管理サーバ8aにおいて加算更新が行われる。従って、この例では、入金IDとカード残額をシステムコントローラ50に対して送信する処理が、前記電子貨幣価値変換処理に相当し、電子マネーIDと該変換した電子貨幣価値の大きさを電子マネー管理サーバ8aに対して送信する処理が、前記電子貨幣価値加算更新処理に相当する。
【0321】
即ち、電子貨幣価値変換処理手段は、実際の変換が行われる箇所に応じて、遊技用価値の大きさ又は端数額を電子貨幣価値の大きさに変換するための電子貨幣価値変換処理を行うものであり、また電子貨幣価値加算更新処理手段も、実際の加算更新が行われる箇所に応じて、前記変換された電子貨幣価値の大きさを電子貨幣価値特定情報から特定される電子貨幣価値の大きさに対して加算更新するための電子貨幣価値加算更新処理を行うものである。
【0322】
上記の第1,第3実施形態では、電子貨幣価値変換処理手段及び電子貨幣価値加算更新処理手段が入金精算装置30に設けられ、該入金精算装置30において電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理が行われる例について説明したが、これに限らず、電子貨幣価値変換処理手段及び電子貨幣価値加算更新処理手段を玉貸ユニット20に設け、該玉貸ユニット20において電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理が行われるようにしても良く、これによれば、入金精算装置30を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0323】
【図1】図1は第1実施形態及び第2実施形態に係る遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図2】図2(a)は第1実施形態及び第2実施形態に係る玉貸ユニットとパチンコ機の一例を表す正面図であり、図2(b)は同玉貸ユニットの断面右側面図であり、図2(c)はX−X線断面図である。
【図3】図3は第1実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図4】図4は図3に続く図である。
【図5】図5は第1実施形態及び第2実施形態に係る入金精算装置の一例を表す斜視図である。
【図6】図6は第1実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図7】図7は図6に続く図である。
【図8】図8は第1実施形態に係る玉貸ユニットにおける処理の一例を表すフローチャートである。
【図9】図9は図8に続く図である。
【図10】図10は第1実施形態に係る入金精算装置における処理の一例を表すフローチャートである。
【図11】図11は図10に続く図である。
【図12】図12は第2実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図13】図13は図12に続く図である。
【図14】図14は第2実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図15】図15は図14に続く図である。
【図16】図16は第2実施形態に係る玉貸ユニットにおける処理の一例を表すフローチャートである。
【図17】図17は図16に続く図である。
【図18】図18は第2実施形態に係る入金精算装置における処理の一例を表すフローチャートである。
【図19】図19は図18に続く図である。
【図20】図20は第3実施形態及び第4実施形態に係る遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図21】図21(a)は第3実施形態及び第4実施形態に係る玉貸ユニットとパチンコ機の一例を表す正面図であり、図21(b)は同玉貸ユニットの断面右側面図である。
【図22】図22は第3実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図23】図23は図22に続く図である。
【図24】図24は第3実施形態及び第4実施形態に係る入金精算装置の一例を表す斜視図である。
【図25】図25は第3実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図26】図26は図25に続く図である。
【図27】図27は第3実施形態に係る玉貸ユニットにおける処理の一例を表すフローチャートである。
【図28】図28は図27に続く図である。
【図29】図29は第3実施形態に係る入金精算装置における処理の一例を表すフローチャートである。
【図30】図30は図29に続く図である。
【図31】図31は第4実施形態に係る玉貸ユニットのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図32】図32は図31に続く図である。
【図33】図33は第4実施形態に係る入金精算装置のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図34】図34は図33に続く図である。
【図35】図35は第4実施形態に係る玉貸ユニットにおける処理の一例を表すフローチャートである。
【図36】図36は図35に続く図である。
【図37】図37は第4実施形態に係る入金精算装置における処理の一例を表すフローチャートである。
【図38】図38は図37に続く図である。
【図39】図39(a)は上記実施形態に係る電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理を表す図であり、図39(b)〜(d)は変形例に係る電子貨幣価値変換処理及び電子貨幣価値加算更新処理を表す図である。
【符号の説明】
【0324】
1…遊技用システム
2…紙幣
3…硬貨
5…電子マネーカード
5’…会員カード
8…電子マネー会社
10…パチンコ機
20…玉貸ユニット
22…制御部
23…紙幣識別機
24…硬貨識別機
26…電子マネーカードR/W
26’…会員カードR/W
27…(タッチパネル式の)ディスプレイ
30…入金精算装置
32…制御部
33…紙幣識別機
34…硬貨識別機
36…電子マネーカードR/W
36’…会員カードR/W
37…(タッチパネル式の)ディスプレイ




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013