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発明の名称 スロットマシン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−6442(P2006−6442A)
公開日 平成18年1月12日(2006.1.12)
出願番号 特願2004−184665(P2004−184665)
出願日 平成16年6月23日(2004.6.23)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 近藤 真一
要約 課題
不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができるスロットマシンを提供すること。

解決手段
取込側流路302を流下するメダルを光学的に検出する第1投入センサ31a、第3投入センサ31cと、取込側流路302内のメダルの流下に応じて動作する可動片306の動作に基づいて取込側流路302を流下するメダルを機械的に検出する第2投入センサ31bと、を設け、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に第2投入センサ31bが検出されることでメダルの投入を判定する。
特許請求の範囲
【請求項1】
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
メダル投入口から投入されたメダルを前記賭数の設定に用いるために取り込むための取込経路と、
投光部と受光部を有し、受光部による投光部からの光の受光状態に基づいて前記取込経路を流下するメダルを光学的に検出する光学的検出手段と、前記取込経路内のメダルの流下に応じて動作する可動片を有し、該可動片の動作に基づいて前記取込経路を流下するメダルを検出する機械的検出手段と、を含む複数の投入メダル検出手段と、
前記複数の投入メダル検出手段の検出状態の関係が予め定められた条件を満たすか否かを判定する検出状態判定手段と、
前記検出状態判定手段により前記予め定められた条件を満たすと判定されたことに基づいてメダルの投入を判定する投入判定手段と、
を備えることを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
前記光学的検出手段及び前記機械的検出手段は、前記取込経路を流下するメダルを同時に検出可能な位置に配置されている請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
前記光学的検出手段は、第1の光学的検出手段及び該第1の光学的検出手段よりも下流側でかつ該第1の光学的検出手段と同時にメダルを検出可能な位置に配置された第2の光学的検出手段を含み、
前記機械的検出手段は、前記第1の光学的検出手段よりも下流側でメダルを検出可能でかつ前記第2の光学的検出手段よりも上流側でメダルを検出可能な位置に配置されており、
前記検出状態判定手段は、前記第1の光学的検出手段が検出状態となってから前記第2の光学的検出手段が非検出状態となるまでの間に前記機械的検出手段がメダルを検出したときに、前記予め定められた条件を満たすと判定する、
請求項1または2に記載のスロットマシン。
【請求項4】
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、メダルの流下時に押圧される押圧面がメダルに押圧された際に前記取込経路の内側面と面一となるように形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記可動片は、腐食しにくくかつ耐摩耗性の高い金属部材にて形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項6】
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路の下流側からのメダルの移動が規制される形状に形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項7】
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路を流下するメダルの中心が通る軌跡よりも外側で押圧される位置に配置されている請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項8】
前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が、1枚のメダルを検出する時間の2倍以上の最大検出時間を超えたときに異常と判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理を実行する異常時処理手段と、
を備える請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項9】
前記複数の投入メダル検出手段は、前記取込経路に沿って配置されており、
前記取込経路を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路に切り替える流路切替手段を備え、
前記流路切替手段は、メダルを1枚だけ投入可能な状態において前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段が検出したときにメダルの流下経路を前記返却経路に切り替える、
請求項1〜8のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項10】
前記取込経路を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路に切り替える流路切替手段と、
前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最大検出時間を超えたときに異常と判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理を実行する異常時処理手段と、
前記流路切替手段により前記メダルの流下経路が前記返却経路に切り替わったときから前記最大検出時間よりも長く定められた無効化時間が経過するまでの間、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの検出を無効化する無効化手段と、
を備える請求項1〜9のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項11】
前記複数の投入メダル検出手段は、前記取込経路に沿って配置されており、
前記異常判定手段は、前記複数の投入メダル検出手段の全てがメダルを検出していない状態で、前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段のみがメダルを検出したときに、該検出に基づいて異常と判定しない請求項10に記載のスロットマシン。
【請求項12】
前記異常判定手段は、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最小検出時間に満たないときにも異常と判定する請求項10または11に記載のスロットマシン。
【請求項13】
前記メダルの払出を行う払出装置を備え、
前記異常時処理手段は、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われていないときに前記異常判定手段が異常と判定した場合に即時に前異常時処理を実行し、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われているときに前記異常判定手段が異常と判定した場合に該払出動作の終了を待って前記異常時処理を実行する、
請求項8または10〜12のいずれかに記載のスロットマシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに関し、特には外部からのメダルの投入に基づいてゲームを行うスロットマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
この種のスロットマシンでは、外部から投入されたメダルをセンサで検出し、これら検出されたメダル数に基づいて賭数を設定したり、賭数を設定するためのクレジットとして記憶したりするが、例えば、一度投入された遊技媒体を外部から牽引して再度使用する不正行為、いわゆる逆戻し等の不正が行われることがあるため、これら投入メダルを検出するセンサをメダルの流下方向に沿って複数個配置し、これら複数のセンサによる検出順に基づいてメダルの流下方向についても検出できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、メダルを検出するセンサとしては、一般的に投受光型センサが用いられており、投光部からの光の遮断を検知することでメダルの通過を検出しているが、メダルの投入口から光の遮断部が形成された特殊器具を挿入し、投光部の光を遮断部にて遮断することでセンサを誤検出させる不正行為が行われることもあるので、メダルの流下経路内に出没自在とされた突出片を突出方向に付勢して設けるとともに、該突出片が押圧されている状態を検出する押圧検出部を設け、押圧検出部が所定時間よりも長い間検出された場合に異常を検出するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−325549号公報(第1頁、第11図)
【特許文献2】特開平8−24434号公報(第4−5頁、第3図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最近、LED等の発光素子を実装した不正器具をメダルの投入口から挿入して、発光素子の部分がセンサの受光部と対峙するように投光部と受光部の間に配置し、発光素子を点滅させることによりメダルが通過した際の投光部からの光の遮断を創出することで、メダルが投入されていないのにも関わらずメダルの投入を誤検出させる不正行為が問題となっている。
【0006】
この種の不正では、前述した特許文献1に記載のスロットマシンのようにセンサを複数設けてメダルの流下方向を監視しても、通常のメダル検出時と同一の発光パターンが創出されてしまうことで、センサの検出が正規のメダルによるものか、不正器具によるものか、を判別することは不可能であるので、不正器具の使用を防止することができない。
【0007】
また、前述した特許文献2に記載のスロットマシンのように押圧検出部が所定時間よりも長い間検出された場合に異常を検出する場合でも、当接片をさけて不正器具が挿入された場合には異常が検出されることがないので、不正器具の使用を防止することができない。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができるスロットマシンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスロットマシンは、1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
メダル投入口から投入されたメダルを前記賭数の設定に用いるために取り込むための取込経路と、
投光部と受光部を有し、受光部による投光部からの光の受光状態に基づいて前記取込経路を流下するメダルを光学的に検出する光学的検出手段と、前記取込経路内のメダルの流下に応じて動作する可動片を有し、該可動片の動作に基づいて前記取込経路を流下するメダルを検出する機械的検出手段と、を含む複数の投入メダル検出手段と、
前記複数の投入メダル検出手段の検出状態の関係が予め定められた条件を満たすか否かを判定する検出状態判定手段と、
前記検出状態判定手段により前記予め定められた条件を満たすと判定されたことに基づいてメダルの投入を判定する投入判定手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、不正器具を用いて光学的検出手段か機械的検出手段のいずれかを誤検出させることはできても、光学的検出手段と機械的検出手段の双方を誤検出させたうえにその検出状態の関係が予め定められた条件を満たさなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが非常に困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
尚、上記した所定数の賭数とは、少なくとも1以上の賭数であって、2以上の賭数が設定されることや最大賭数が設定されることでゲームが開始可能となるようにしても良い。
また、投入メダル検出手段は、少なくとも1つの光学的検出手段と1つの機械的検出手段を有するものであれば良く、光学的検出手段及び機械的検出手段の一方または双方を複数有するものであっても良い。
また、光学的検出手段とは、メダルの通過により投光部の光が遮断されて受光部が非受光となったときにメダルを検出するものや、投光部の光が通過するメダルに反射して受光部が受光したときにメダルを検出するもの、これらの構成を組合せたものである。
また、複数の投入メダル検出手段の検出状態の関係とは、複数の投入メダル検出手段の検出順や検出タイミング、検出時間等の関係である。
【0010】
本発明の請求項2に記載のスロットマシンは、請求項1に記載のスロットマシンであって、
前記光学的検出手段及び前記機械的検出手段は、前記取込経路を流下するメダルを同時に検出可能な位置に配置されていることを特徴とする。
この特徴によれば、不正器具を使用する場合には、光学的検出手段と機械的検出手段の双方を同時に誤検出させなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが一層困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
【0011】
本発明の請求項3に記載のスロットマシンは、請求項1または2に記載のスロットマシンであって、
前記光学的検出手段は、第1の光学的検出手段及び該第1の光学的検出手段よりも下流側でかつ該第1の光学的検出手段と同時にメダルを検出可能な位置に配置された第2の光学的検出手段を含み、
前記機械的検出手段は、前記第1の光学的検出手段よりも下流側でメダルを検出可能でかつ前記第2の光学的検出手段よりも上流側でメダルを検出可能な位置に配置されており、
前記検出状態判定手段は、前記第1の光学的検出手段が検出状態となってから前記第2の光学的検出手段が非検出状態となるまでの間に前記機械的検出手段がメダルを検出したときに、前記予め定められた条件を満たすと判定する、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、第1の光学的検出手段及び第2の光学的検出手段の検出順に基づいてメダルの流下方向も検出できるので、糸吊り(メダルの逆戻し)等の不正を検知できるうえに、不正器具を使用する場合には、第1の光学的検出手段及び第2の光学的検出手段を誤検出させている間に機械的検出手段を誤検出させなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが一層困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
【0012】
本発明の請求項4に記載のスロットマシンは、請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、メダルの流下時に押圧される押圧面がメダルに押圧された際に前記取込経路の内側面と面一となるように形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、メダルの流下時に押圧される箇所が特定の箇所に集中することがなく、押圧面が均一に押圧されるのでメダルの流下に伴う可動片の摩耗を軽減できるので、可動片の耐久性を高めることができる。
【0013】
本発明の請求項5に記載のスロットマシンは、請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記可動片は、腐食しにくくかつ耐摩耗性の高い金属部材にて形成されていることを特徴とする。
この特徴によれば、可動片の耐久性を高めることができる。
尚、腐食しにくくかつ耐摩耗性の高い金属部材とは、例えば、ステンレスやチタン等の金属や耐浸食性に優れ強度の高いアルミニウム合金等が該当する。
【0014】
本発明の請求項6に記載のスロットマシンは、請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路の下流側からのメダルの移動が規制される形状に形成されていることを特徴とする。
この特徴によれば、可動片が下流側から上流側へのメダルの移動を規制する逆止弁として機能するので、糸吊り(メダルの逆戻し)等の不正を防止できる。
【0015】
本発明の請求項7に記載のスロットマシンは、請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記可動片は、前記取込経路内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路を流下するメダルの中心が通る軌跡よりも外側で押圧される位置に配置されていることを特徴とする。
この特徴によれば、メダルが連続して流下してきた場合でも、メダルの中心が通る軌跡よりも外側には、メダル同士の間に隙間ができるので、連続するメダルを個々に検出することができる。
【0016】
本発明の請求項8に記載のスロットマシンは、請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が、1枚のメダルを検出する時間の2倍以上の最大検出時間を超えたときに異常と判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理を実行する異常時処理手段と、
を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、可動片がメダルの通過後一時的に可動片が非検出状態に戻らない場合や可動片を動作させる際にメダルの流下速度が一時的に低下する場合等、機械的な動作に起因して異常が頻繁に判定されてしまうことを軽減できる。
尚、所定の異常時処理とは、異常と判定された旨を報知したり、異常と判定された旨を、例えば、呼出ランプやホールコンピュータ等の周辺機器に出力したりすることで、異常の発生を遊技場の係員が認識できるようにする処理や、異常が発生したまま遊技が進行しないように遊技の進行を不能動化する処理が該当する。
また、上記では、異常判定手段が、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が、1枚のメダルを検出する時間の2倍以上の最大検出時間を超えたときに異常と判定する構成としているが、前記複数の投入メダル検出手段のうち前記機械的検出手段によるメダルの連続検出時間が、1枚のメダルを検出する時間の2倍以上の最大検出時間を超えたときに異常と判定するようにしても良く、この場合でも同様の効果が得られる。
【0017】
本発明の請求項9に記載のスロットマシンは、請求項1〜8のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記複数の投入メダル検出手段は、前記取込経路に沿って配置されており、
前記取込経路を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路に切り替える流路切替手段を備え、
前記流路切替手段は、メダルを1枚だけ投入可能な状態において前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段が検出したときにメダルの流下経路を前記返却経路に切り替える、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、メダルを1枚だけ投入可能な状態では、最後の1枚のメダルが投入されてから極力早い段階でメダルの流下経路が返却経路に切り替わるので、更にメダルが流下してきた場合でも当該メダルが検出もされず返却もされずに取り込まれてしまうこと(いわゆる飲み込み)を防止できる。
【0018】
本発明の請求項10に記載のスロットマシンは、請求項1〜9のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記取込経路を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路に切り替える流路切替手段と、
前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最大検出時間を超えたときに異常と判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理を実行する異常時処理手段と、
前記流路切替手段により前記メダルの流下経路が前記返却経路に切り替わったときから前記最大検出時間よりも長く定められた無効化時間が経過するまでの間、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの検出を無効化する無効化手段と、
を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、流路切替手段によりメダルの流下経路が返却経路に切り替わったにも関わらず、投入された勢いでメダルの飲み込みが生じることがあり、この場合にメダルが流下する時間は、正常にメダルが流下する時間に比較して長い時間を要することが多いが、流路切替手段によりメダルの流下経路が返却経路に切り替わったときから無効化時間が経過するまでの間、投入メダル検出手段による検出が無効化されるとともに、投入メダル検出手段による検出が無効化される無効化時間が、メダルが取込経路内に詰まったことを判定するための最大検出時間よりも長く設定されており、投入された勢いで生じるメダルの飲み込みにより取込経路を流下するメダルの検出が無効化される時間が十分に担保されるため、飲み込みが生じたときに流下時間が長くてもそれにより異常と判定されてしまうことを防止できる。
尚、所定の異常時処理とは、異常と判定された旨を報知したり、異常と判定された旨を、例えば、呼出ランプやホールコンピュータ等の周辺機器に出力したりすることで、異常の発生を遊技場の係員が認識できるようにする処理や、異常が発生したまま遊技が進行しないように遊技の進行を不能動化する処理が該当する。
【0019】
本発明の請求項11に記載のスロットマシンは、請求項10に記載のスロットマシンであって、
前記複数の投入メダル検出手段は、前記取込経路に沿って配置されており、
前記異常判定手段は、前記複数の投入メダル検出手段の全てがメダルを検出していない状態で、前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段のみがメダルを検出したときに、該検出に基づいて異常と判定しないことを特徴とする。
この特徴によれば、糸吊り(メダルの逆戻し)等の不正行為がなされた旨は確実に検知できるうえに、不必要に異常が判定されてしまうことを防止できる。
【0020】
本発明の請求項12に記載のスロットマシンは、請求項10または11に記載のスロットマシンであって、
前記異常判定手段は、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最小検出時間に満たないときにも異常と判定することを特徴とする。
この特徴によれば、複数の投入メダル検出手段の検出時間が、正常に流下するメダルの検出時間に満たない場合、例えば、電波を用いた不正が行われた場合にも、その不正行為を検知できる。
【0021】
本発明の請求項13に記載のスロットマシンは、請求項8または10〜12のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記メダルの払出を行う払出装置を備え、
前記異常時処理手段は、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われていないときに前記異常判定手段が異常と判定した場合に即時に前異常時処理を実行し、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われているときに前記異常判定手段が異常と判定した場合に該払出動作の終了を待って前記異常時処理を実行する、
ことを特徴とする。
この特徴によれば、払出装置によるメダルの払出動作が行われているときには、その終了を待って異常時処理が実行され、払出動作の制御と異常時処理の制御が重ならないので制御負荷を軽減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明の実施例を以下に説明する。
【0023】
本発明が適用されたスロットマシンの実施例を図面を用いて説明すると、図1に示すように、本実施例のスロットマシン1には、外周に複数種の図柄が配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リールともいう)が水平方向に並設されており、これらリール2L、2C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄がスロットマシン1の前面に設けられた透視窓3から見えるように配置されている。
【0024】
各リール2L、2C、2Rは、各々対応して設けられたリールモータ34L、34C、34R(図2参照)によって回転されることで、各リール2L、2C、2Rの図柄が透視窓3に連続的に変化しつつ表示されるとともに、各リール2L、2C、2Rの回転を停止させることで、透視窓3に3つの連続する図柄が表示結果として導出表示されるようになっている。
【0025】
また、本実施例のスロットマシン1には、ボーナス中の進行状況やエラー発生時にその内容を示すエラーコード等が表示される遊技補助表示器10、入賞の発生により付与されたメダル枚数が表示されるペイアウト表示器11、クレジット(遊技客所有の価値として内部に貯留されるメダル)として記憶されているメダル枚数が表示されるクレジット表示器12、メダルが投入可能なメダル投入口4、クレジットを用いて賭数を設定する際に操作される1枚BETスイッチ5及びMAXBETスイッチ6、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが設けられている。
【0026】
また、本実施例のスロットマシン1の内部には、メダル投入口4から投入されたメダルをホッパータンク(図示略)に導く取込側流路302(図3(a)参照)またはメダル払出穴9(図1参照)に導く排出側流路303(図3(a)参照)のいずれかに振り分けるメダルセレクタ300(図3参照)が設けられている。直径や厚みの異なる不正メダルは、このメダルセレクタ300により振り分けられてメダル払出穴9から返却される。
【0027】
また、メダルセレクタ300には、流下するメダルの流路を取込側流路302または排出側流路303のいずれか一方に選択的に切り替えるための流路切替ソレノイド36(図2参照)が設けられている。通常時において流路切替ソレノイド36は励磁されており、この状態において流下するメダルは取込側流路302を流下して後述する第1〜3投入センサ31a〜c(図2、図3(a)、図5(a)参照)により検出された後、ホッパータンクに貯留されるようになっている。また、メダル投入が不可能な場合には、流路切替ソレノイド36の励磁が解除されて流路が排出側流路303に切替わってメダル払出穴9から返却される。
【0028】
本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投入口4から投入するか、あるいはクレジットを使用して賭数を設定する。クレジットを使用するにはMAXBETスイッチ6、または1枚BETスイッチ5を操作すれば良い。所定数の賭数が設定されると、設定された賭数に応じて入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’(図1参照)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。尚、所定数の賭数とは、少なくとも1以上の賭数であれば良い。
【0029】
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転し、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動する。この状態でいずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rの回転が停止し、表示結果が導出表示される。
【0030】
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、賭数に応じて有効化されたいずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上に予め定められた図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技客に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出穴9(図1参照)から払い出されるようになっている。
【0031】
図2は、スロットマシン1の構成を示すブロック図である。スロットマシン1には、図2に示すように、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板40によって主に遊技状態が制御され、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出が制御される。
【0032】
遊技制御基板40には、前述した1枚BETスイッチ5、MAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8Rが接続されているとともに、メダル払出穴9から払い出されるメダルを検出する払出センサ33、リール2L、2C、2Rの基準位置を検出するリールセンサ35、後述する第1〜3投入センサ31a〜cが接続されており、これら接続されたスイッチ、センサの検出信号が入力されるようになっている。
【0033】
また、遊技制御基板40には、前述したリールモータ34L、34C、34Rが接続されているとともに、前述のホッパータンクに貯留されたメダルをメダル払出穴9より払い出すためのホッパーモータ32、前述した流路切替ソレノイド36、遊技補助表示器10、ペイアウト表示器11、クレジット表示器12が接続されており、これら電気部品は、遊技制御基板40に搭載された後述のメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0034】
遊技制御基板40には、所定の手順で演算を行うCPU、CPUの制御プログラムや各種データテーブル等を格納するROM、必要なデータの書き込み及び読み出しを行うRAMを備えるメイン制御部41、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサ等の検出信号が入力されるスイッチ回路42、リールモータ34L、34C、34Rの駆動制御を行うモータ回路43、各種表示器やLEDの駆動制御を行う表示駆動回路44等、が搭載されており、メイン制御部41は、遊技制御基板40に接続されたスイッチ、センサの検出信号を受けて、ゲームの進行に応じた各種の制御を行う。
【0035】
また、メイン制御部41は、第1〜3投入センサによりメダルの投入が検出されたことに応じて賭数を設定する処理を行う。また、最大賭数(本実施例では3)が設定されている状態で更にメダルの投入が検出された場合には、クレジットに加算する処理を行う。そして、クレジットが上限に到達した場合には、それ以上のメダルの投入を不可に設定する。
【0036】
演出制御基板90には、スロットマシン1の前面に配置された液晶表示器51(図1参照)、演出効果LED52、スピーカ53、54、リールランプ55が接続されており、これら電気部品は、演出制御基板90に搭載された後述のサブ制御部91による制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0037】
演出制御基板90には、メイン制御部41と同様のCPU、ROM、RAMを備えるサブ制御部91、演出制御基板90に接続された液晶表示器51の駆動制御を行う液晶駆動回路92、演出効果LED52の駆動制御を行うランプ駆動回路93、スピーカ53、54からの音声出力制御を行う音声出力回路94等、が搭載されており、サブ制御部91は、遊技制御基板40に搭載されたメイン制御部41から送信されるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御を行う。
【0038】
図3(a)及び図4(a)は、本実施例のスロットマシン1に設けられたメダルセレクタ300の構造を示す断面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図、図4(b)は図4(a)のC−C断面図、図5(a)(b)は図3(a)のB−B断面図、図5(c)は図4(a)のD−D断面図である。
【0039】
図3(a)に示すように、メダルセレクタ300には、メダル投入口4から投入されたメダルが流下する投入流路301及び投入流路301を流下したメダルをホッパータンクへ案内する取込側流路302が形成されている。また、図3(a)(b)に示すように、投入流路301の下方には、流路切替ソレノイド36の励磁により軸304aを支点として揺動する流路切替板304及び投入流路301から落下したメダルをメダル払出穴9に案内する排出側流路303が設けられている。
【0040】
流路切替板304は、流路切替ソレノイド36が励磁されていない状態において、図3(a)(b)に示すように、その上端部304bがメダルセレクタ本体に設けられた凹部305内に収容された状態とされ、投入流路301と排出側流路303と、が連通した状態となるため、投入流路301を流下するメダルは排出側流路303に落下してメダル払出穴9より排出される。また、流路切替板304は、流路切替ソレノイド36が励磁された状態において、図4(a)(b)に示すように、流路切替板304の上部が軸304aを支点として図中左方向(矢印方向)に揺動することで、流路切替板304の上端部304bが凹部305より突出した状態となるため、投入流路301を流下するメダルは流路切替板304の上端部304bに沿って取込側流路302内に流下し、ホッパータンクに案内される。
【0041】
また、取込側流路302には、図4(a)に示すように、取込側流路302を挟んで対向する位置に配置された投光部及び受光部からなり、投光部から受光部への光の遮断を検知することで取込側流路302を流下するメダルを検出する第1投入センサ31a、第3投入センサ31cが設けられている。これら第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cは、取込側流路302の上部に沿った位置、すなわち取込側流路302を流下する円盤状のメダルの上端部の通過を、各々上流側と下流側にて検出可能な位置に配置されている。
【0042】
また、取込側流路302には、図3(a)に示すように、取込側流路302内に出没自在な可動片306が設けられている。可動片306は、図5(a)(c)に示すように、軸部307を軸心に揺動することで取込側流路302内に出没自在とされているとともに、付勢部材308によって取込側流路302内に突出するように付勢されている。そして、図5(c)に示すように、メダルが流下する際に、付勢部材308の付勢に抗して可動片306が押圧されるようになっている。また、図5(a)(c)に示すように、可動片306がメダルの通過により押圧された際に、可動片306が第2投入センサ31bによって検出されるようになっている。すなわち第2投入センサ31bは、可動片306の押圧を検出することで取込側流路302を流下するメダルを検出できるようになっている。
【0043】
可動片306は、ステンレスやチタン等の腐食しにくくかつ摩耗に強い金属部材にて形成されていることが好ましく、これにより可動片306の耐久性を高めることができる。尚、耐浸食性に優れ強度の高いアルミニウム合金により可動片306を形成した場合でも同様の効果を得られる。
【0044】
また、図5(c)に示すように、可動片306は、メダルの通過により押圧された際に、メダルにより押圧される押圧面306aが取込側流路302の内壁302aと面一となるように形成されている。このため、メダルの流下時に押圧される箇所が特定の箇所に集中することがなく、押圧面306aが均一に押圧されるのでメダルの流下に伴う可動片306の摩耗を軽減できるので、可動片306の耐久性を更に高めることができる。
【0045】
また、可動片306は、図5(b)に示すように、メダルにより押圧されていない状態において押圧面306aの下流側(図中左側)が取込側流路302の内側に向かって垂直に張り出し、上流側(図中右側)に向けて傾斜する形状とされており、図5(c)に示すように、上流側からメダルが通過する際には、押圧面306aがメダルによって押圧され、可動片306が揺動するのに対して、図5(b)に示すように、下流側から力が加わっても、押圧面306aの先端が取込側流路302の内壁302bに当接して揺動が規制されるようになっている。すなわち、可動片306は、取込側流路302のの上流側からのメダルの移動を妨げないが取込側流路302の下流側からのメダルの移動が規制される形状に形成されている。これにより、可動片306が下流側から上流側へのメダルの移動を規制する逆止弁として機能するので、糸吊り(メダルの逆戻し)等の不正を防止できる。
【0046】
また、可動片306は、図4(a)に示すように、取込側流路302内を流下するメダルの中心が通る軌跡よりも外側で押圧される位置に配置されている。このため、メダルが連続して流下してきた場合でも、メダルの中心が通る軌跡よりも外側には、メダル同士の間に隙間ができるので、各メダルが通過する毎に可動片306が揺動するようになり、第2投入センサ31bが連続するメダルを個々に検出することができる。
【0047】
また、可動片306は、図4(a)に示すように、取込側流路302を流下するメダルの下端部の通過を検出可能な位置に配置されているとともに、メダルの上端部の通過を検出する第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cのうち、第1投入センサ31aがメダルを検出する位置よりも下流側、かつ第3投入センサ31cがメダルを検出する位置よりも上流側で、第2投入センサ31bがメダルを検出可能となる位置に配置されている。すなわち、第1〜3投入センサ31a〜cは、取込側流路302を正常に流下するメダルが第1投入センサ31a、第3投入センサ31cの順番で検出される位置に配置されているとともに、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に第2投入センサ31bが検出される位置に配置されている。
【0048】
図6(a)〜(f)は、取込側流路302を正常に流下するメダル、すなわち正常な方向(図中右方向)に流下するメダルの流下状況を示す図である。
【0049】
取込側流路302を正常に流下するメダルは、図6(a)〜(f)に示すように、図中右側に向かって流下するため、第1投入センサ31a、第3投入センサ31cの順番でその通過が検出されるとともに、第1投入センサ31aが検出状態となってから第3投入センサ31cが非検出状態となるまでの間に第2投入センサ31bによりメダルの通過が検出される。詳しくは、まず、取込側流路302の上流側上端の第1投入センサ31aによりメダルの上端が検出され、次いで、取込側流路302の下流側上端の第3投入センサ31cによりメダルの上端が検出されるとともに、その間に取込側流路302の下端の可動片306が押圧され、第2投入センサ31bによりメダルの下端が検出される。
【0050】
取込側流路302を正常に流下するメダルの第1〜3投入センサ31a〜cによる検出状態の遷移、すなわち第1〜3投入センサ31a〜cによる検出状態の変化の履歴は、図7に示すパターンとなる。
【0051】
具体的には、第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cのうち第1投入センサ31aのみ検出される状態(第1投入センサ31a:on、第3投入センサ31c:off)、第1投入センサ31a、第3投入センサ31cの双方が検出される状態(第1投入センサ31a:on、第3投入センサ31c:on)、第3投入センサ31cのみ検出される状態(第1投入センサ31a:off、第3投入センサ31c:on)の順番で第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cの検出状態が変化し、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に、第2投入センサ31bが検出されるようになっている。
【0052】
このように取込側流路302を正常に流下するメダルの第1〜3投入センサ31a〜cによる検出状態の遷移が予め定められた状態遷移となるため、第1〜3投入センサ31a〜cによる検出状態の遷移が異なった状態遷移となった時点で状態遷移の異常を判定することで、メダル投入に関連した不正を検出できる。
【0053】
例えば、本実施例のメダルセレクタ300では、第1投入センサ31a、第3投入センサ31cが、取込側流路302を流下するメダルの上端部の通過を、各々上流側と下流側にて検出可能な位置に配置されているため、図8(a)に示すように、流下方向が異なる場合、すなわち一度投入されたメダルを外部から牽引して再度使用する不正行為、いわゆる糸吊り(メダルの逆戻し)が行われた場合には、図8(b)に示すように、第3投入センサ31c、第2投入センサ31b、第1投入センサ31aの順番で検出される。すなわち第1投入センサ31aよりも下流側に設けられた第3投入センサ31cの方が先に検出されるので、第1投入センサ31aよりも第3投入センサ31cが先に検出されると遷移状態が正常なものと異なるので、その時点で投入検出異常と判定され、不正が行われた旨を検知できる。
【0054】
また、本実施例のメダルセレクタ300では、第2投入センサ31bが、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に、メダルの下端の通過を検出する位置に配置されており、図9(a)に示すように、半円盤形状の媒体を回転させることで誤った検出を行わせる不正行為、いわゆる半分メダル回しが行われた場合には、図9(b)に示すように、第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cが検出されていないにも関わらず第2投入センサ31が検出されることとなるので、その時点で投入検出異常と判定され、不正が行われた旨を検知できる。
【0055】
次に、メイン制御部41が実行する投入メダル判定処理の制御内容を、図10のフローチャートに基づいて以下に説明する。
【0056】
投入メダル判定処理は、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状況に基づき、メダルの投入を監視する処理であり、所定間隔(本実施例では、2.24ms)毎に実行されるタイマ割込処理の中で実行される処理である。
【0057】
まず、投入メダル判定処理では、メダルの受付が不可能な状態となったとき、すなわち流路切替ソレノイド36の励磁が解除され、メダルの流路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わったときから検出無効時間(500ms)が経過したか否かを確認し(Sa1)、検出無効時間(500ms)が経過していなければ、メダルの受付が不可能な状態となったときからの時間を計測するための受付不可時間カウンタの値を1加算した後(Sa2)、スタートスイッチ7の検出を無効化させるためのスタート禁止フラグがセットされているか否かを確認し(Sa3)、スタート禁止フラグがセットされていれば、Sa5のステップに移行する。また、Sa3のステップにおいてスタート禁止フラグがセットされていなければ処理を終了する。すなわち、メダルの受付が不可能な状態となってから検出無効時間が経過するまでは、第1〜3投入センサ31a〜cによりメダルが検出されている場合でも、その検出は無効とされる。尚、本実施例では、後述するように第1投入センサ31aがメダルを検出した後、第1〜3投入センサ31a〜cの全てがoffとなるまでの間スタート禁止フラグがセットされるので、スタート禁止フラグがセットされている間、すなわち第1〜3投入センサ31a〜cによりメダルが検出されている間に受付不可状態となったときには、当該メダルは無効とされることなく検出されるようになっている。
【0058】
また、Sa1のステップにおいてメダルの受付が不可能な状態となってから検出無効時間(500ms)が経過している場合には、メダルの受付が不可能な状態となったときからの時間を計時するための受付不可時間カウンタの値をクリアした後(Sa4)、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態を取得し(Sa5)、該取得した第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態及びその遷移に基づいて第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態からいずれかがonの状態に変化したか否かを確認する(Sa6)。
【0059】
そして第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態からいずれかがonの状態に変化した場合には、スタートスイッチ7の検出を無効化させるためのスタート禁止フラグをセットし(Sa7)、Sa5のステップにおいて取得した検出状態に基づいて第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移を更新する(Sa8)。また、Sa6のステップにおいて第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態からいずれかがonの状態に変化していなければ、Sa8のステップに移行し、Sa4のステップおいて取得した検出状態に基づいて第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移を更新する。
【0060】
次いで、メダルがあと1枚だけ投入可能な状態となったとき(例えば、最大賭数が設定され、かつ1枚のメダルが投入されることでクレジットの上限に到達する場合や、クレジットが上限に既に到達しており、かつ1枚のメダルが投入されることで最大賭数となる場合、メダル投入によるクレジットの加算が制限されている状態で1枚のメダルが投入されることで最大賭数となる場合、等)にセットされる最終メダルフラグがセットされているか否かを確認する(Sa9)。そして最終メダルフラグがセットされている場合には、Sa5のステップにおいて更新した第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態に基づいて第1投入センサ31aがonの状態か否か、すなわち第1投入センサ31aによりメダルが検出されているか否かを確認し(Sa10)、第1投入センサ31aがonの状態であれば更に連続検出時間、すなわちメダルの検出を開始してからの時間(図7参照)が2ms以上であるか否かを確認し(Sa11)、連続検出時間が2ms以上の場合には、受付不可フラグをセットする(Sa12)。
【0061】
受付不可フラグは、流路切替ソレノイドの励磁を解除させる旨を示すフラグであり、当該フラグがセットされることによりその後の処理で流路切替ソレノイドの励磁が解除され、メダルの流路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わるようになっている。尚、Sa10のステップにおいて第1投入センサ31aがonの状態の場合に、更に連続検出時間が2ms以上であるかを確認することは、ノイズ等による誤検出を防止できることから好ましいが、Sa10のステップにおいて第1投入センサ31aのonの状態が検出されていれば、その検出時間に関わらず受付不可フラグをセットするようにしても良い。
【0062】
Sa9〜12のステップの後、Sa5のステップにおいて更新した第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常か否かを確認する(Sa13)。具体的には、Sa5のステップにおいて更新した第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移に適合するものであれば正常と判定する。一方、図8(b)に示すように、第1投入センサ31aがonに変化する前に第3投入センサ31cがonに変化した場合や、図9(b)に示すように、第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cが検出されていないにも関わらず第2投入センサ31が検出された場合、すなわち第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cが検出されていないにも関わらず第2投入センサ31が検出の遷移が正常な状態遷移とは異なる場合には、異常と判定する。
【0063】
そしてSa13のステップにおいて第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常の場合には、メダルの投入が完了したか否か、すなわち第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常に完了したか否かを確認する(Sa14)。
【0064】
Sa14のステップにおいてメダルの投入が完了していれば、連続検出時間が、これら検出に要する最小限の時間である最小検出時間(10ms)以上であるか否かを確認し(Sa15)、連続検出時間が最小検出時間(10ms)以上の場合には、受付不可フラグがセットされているか否かに基づいてメダルの受付が可能な状態、すなわち流路切替ソレノイド36が励磁され、メダルの流路が取込側流路302とされ、賭数またはクレジットの加算が可能な状態であるか否かを確認する(Sa16)。
【0065】
Sa16のステップにおいてメダルの受付が可能な状態である場合には、メダルが正常に投入された旨を示すメダル投入フラグを設定し(Sa17)、連続検出時間を計測するための連続検出時間カウンタの値及び第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移をクリアした後(Sa18、Sa19)、スタート禁止フラグをクリアして処理を終了する(Sa20)。また、Sa17のステップにおいてメダル投入フラグが設定されることにより、後の処理において賭数が設定可能であれば、賭数が1加算される。また、賭数が最大賭数に到達している状態であればクレジットに1が加算されることとなる。
【0066】
また、Sa16のステップにおいてメダルの受付が可能な状態でない場合には、メダル投入フラグを設定せずに、連続検出時間カウンタの値及び第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移をクリアした後(Sa18、Sa19)、スタート禁止フラグをクリアして処理を終了する(Sa20)。すなわち第1〜3投入センサ31a〜cによるメダルの検出は無効とされる。
【0067】
また、Sa14のステップにおいてメダルの投入が完了していなければ、第1〜3投入センサ31a〜cの全てがoffの状態であるか、すなわちいずれの第1〜3投入センサ31a〜cにおいてもメダルを検出していない状態であるか否かを確認し(Sa21)、いずれかの第1〜3投入センサ31a〜cがonの状態であれば、連続検出時間以内であるか否か、すなわち第1投入センサ31aにてメダルを最初に検出した時点からの経過時間がこれら検出に要する最大限の時間として定められた最大検出時間(本実施例では200ms)以内であるかを確認し(Sa22)、連続検出時間が最大検出時間以内であれば、連続検出時間カウンタに1を加算し(Sa23)、処理を終了する。
【0068】
また、Sa21のステップにおいていずれの第1〜3投入センサ31a〜cにおいてもメダルを検出していない状態であれば、最終メダルフラグがセットされているか否かを確認し(Sa24)、最終メダルフラグセットされていれば更に受付不可フラグがセットされているか否かを確認し(Sa25)、受付不可フラグがセットされていれば、当該受付不可フラグをクリアした後(Sa26)、連続検出時間カウンタの値及び第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移をクリアし(Sa18、Sa19)、スタート禁止フラグをクリアして処理を終了する(Sa20)。すなわちメダルがあと1枚だけ投入可能な状態で第1投入センサ31aが検出されて受付不可フラグがセットされ、メダルの流下経路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わっても、当該メダルの投入が完了せずに第1〜3投入センサ31a〜cが検出していない状態となった場合には、受付不可フラグはクリアされてメダルの流下経路が再度排出側流路303から取込側流路302に切り替わるようになっている。尚、Sa24のステップにおいて最終メダルフラグがセットされていない場合やSa25のステップにおいて受付不可フラグがセットされていない場合には、連続検出時間カウンタの値及び第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移をクリアした後(Sa18、Sa19)、スタート禁止フラグをクリアして処理を終了する(Sa20)。
【0069】
また、Sa13のステップにおいて第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移とは異なる場合には、第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態から第1投入センサ31aのみonの状態に変化したか否かを確認し(Sa27)、第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態から第1投入センサ31aのみonの状態に変化した場合であれば、連続検出時間カウンタの値及び第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移をクリアした後(Sa18、Sa19)、スタート禁止フラグをクリアして処理を終了する(Sa20)。すなわち第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移とは異なる場合でも、第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態から第1投入センサ31aのみonの状態に変化した場合であれば、その検出は無効とされる。
【0070】
また、Sa15のステップにおいて連続検出時間が最小検出時間である10msに満たない場合、または、Sa21のステップにおいて連続検出時間が最大検出時間である200msを越えた場合、または、Sa26のステップにおいて全てoffの状態から第1投入センサ31aのみonの状態に変化していないと判定された場合には、投入検出異常と判定して、その旨を示す投入エラーフラグを設定し(Sa28)、処理を終了する。この投入エラーフラグが設定されることにより、後の処理において後述する投入エラー処理が実行され、ゲームの進行が不能動化されることとなる。
【0071】
また、上述のように第1〜3投入センサ31a〜cがoffの状態からいずれかのセンサがonに変化した時点から全てのセンサがoffの状態となるまでスタート禁止フラグがセットされ、スタートスイッチ7の検出が無効化されるようになっている。このため、第1〜3投入センサ31a〜cによるメダルの検出中において、スタートスイッチ7が有効に検出されてゲームが開始してしまうことがないので、当該メダルが正常に検出もされず返却もされずに内部に取り込まれてしまうこと(いわゆる飲み込み)を防止できる。
【0072】
本実施例のスロットマシン1では、メイン制御部41が以上のような制御に従うことによって、以下に説明する状況で投入検出異常が判定される。
【0073】
まず、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移と異なる場合、すなわち図8(b)に示すように、第1投入センサ31aがonに変化する前に第3投入センサ31cがonに変化した場合や、図9(b)に示すように、第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cが検出されていないにも関わらず第2投入センサ31が検出された場合、すなわち第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態が正常な状態遷移とは異なる場合に投入検出異常が判定される。これにより前述した糸吊り(メダルの逆戻し)や半分メダル回し等の不正行為が行われたことを確実に検知できる。
【0074】
尚、本実施例では、図11(a)(b)に示すように、あと1枚メダルを投入するとメダルの受付が不可能な状態となる場合に、第1投入センサ31aがメダルを検出したときに、他のセンサが当該メダルを検出する前に、メダルの流路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わるようになっている。これにより、メダルがあと1枚だけ投入可能な状態では、最後の1枚のメダルが投入されてから極力早い段階でメダルの流下経路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わるので、更にメダルが流下してきた場合でも当該メダルが内部に取り込まれてしまうことを防止できる。
【0075】
しかしながら、この場合には、図12(a)(b)に示すように、第1投入センサ31aには検出されたものの排出側流路303に落下してしまう場合があり、この場合には、第1投入センサ31aがoffに変化した際に第2投入センサ31bがonに変化していないので、その時点で第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移とは異なると判定され、エラー判定されてしまうこととなる。このため、本実施例では、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移と異なる場合でも、図12(a)(b)に示すように、第1〜3投入センサ31a〜cが全てoffの状態から第1投入センサ31aのみonの状態に変化した場合には、投入検出異常として判定されないようになっているので、必要のない投入検出異常の判定を防止できる。
【0076】
また、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移であっても、その検出に要した連続検出時間が、最大検出時間である200msを越えた場合には、投入検出異常が判定される。これにより、取込側流路302内にメダルが詰まっている可能性が高い旨を検知できる。
【0077】
尚、1枚のメダルが第1〜3投入センサ31a〜cの間を通過するのに要する時間が最大でも100ms程度であるが、第2投入センサ31bが可動片306の動作により、すなわち機械的にメダルの通過を検出しており、汚れの付着等により可動片306がスムーズに揺動しなかったり、可動片306が元の状態に戻りづらくなることで、メダルの流下速度が一時的に低下する場合や、メダルの通過後に可動片306が一時的に非検出状態の位置に戻らない場合があるので、本実施例では、投入検出異常が判定されることとなる最大検出時間を1枚のメダルが第1〜3投入センサ31a〜cの間を通過するのに要する時間の2倍に設定している。これにより、可動片306を押圧する際にメダルの流下速度が一時的に低下した場合や可動片306が一時的に非検出状態の位置に戻らない場合でも、これらに起因して投入検出異常が頻繁に判定されてしまうことを軽減できる。また、本実施例では、投入検出異常が判定されることとなる最大検出時間を1枚のメダルが第1〜3投入センサ31a〜cの間を通過するのに要する時間の2倍に設定しているが、最大検出時間を1枚のメダルが第1〜3投入センサ31a〜cの間を通過するのに要する時間の2倍を越える時間に設定した場合でも同様の効果が得られる。
【0078】
尚、本実施例では、第1〜3投入センサ31a〜cの検出に要した連続検出時間が、最大検出時間を越えた場合に、投入検出異常が判定されるようになっているが、機械的にメダルの通過を検出する第2投入センサ31bの検出に要した連続検出時間が、最大検出時間を超えた場合に、投入検出異常が判定されるようにしても良く、この場合には、投入検出異常が判定されることとなる最大検出時間を第2投入センサ31bが1枚のメダルを検出するのに要する時間の2倍以上の時間に設定することが好ましく、これにより、可動片306を押圧する際にメダルの流下速度が一時的に低下した場合や可動片306が一時的に非検出状態の位置に戻らない場合でも、これらに起因して投入検出異常が頻繁に判定されてしまうことを軽減できる。
【0079】
また、第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態の遷移が正常な状態遷移で投入の完了が検出された場合でも、その検出に要した連続検出時間が、最小検出時間である10msに満たない場合には、投入検出異常が判定される。これにより、例えば電波を用いて第1〜3投入センサ31a〜cに不正な検出をさせる不正行為が行われた場合でもその旨を検知できる。
【0080】
また、図13(a)に示すように、メダルの受付が不可能な状態となって、流路切替ソレノイド36の励磁が解除され、投入されたメダルの流下経路が取込側流路302から排出側流路303に切り替わったときから、検出無効時間として定められた500msが経過するまでの期間、第1〜3投入センサ31a〜cの検出が無視される。すなわち第1〜3投入センサ31a〜cの検出が無効化される。
【0081】
本実施例のスロットマシン1では、前述した逆戻し等の不正がいつ行われるとも限らないので常時第1〜3投入センサ31a〜cの検出状態を監視しているが、メダルの投入の受付が不可能な状態となって取込側流路302から排出側流路303に切り替わった際に、投入されたメダルが流下する勢いや後方から流下するメダルの勢いで取込側流路302側に流下してしまう場合がある。この場合には正常にメダルが流下する時間に比較して長い時間を要することが多く、連続検出時間が最大検出時間である200msを越えて投入検出異常と判定されてしまうが、メダルの受付が不可能な状態となってから検出無効時間として定められた500msが経過するまでの期間、第1〜3投入センサ31a〜cの検出が無効化されるので、メダルの投入の受付が不可能な状態となって取込側流路302から排出側流路303に切り替わった際に、投入されたメダルが流下する勢いや後方から流下するメダルの勢いで取込側流路302側に流下してしまった場合でも投入検出異常と判定されてしまうことを防止できる。
【0082】
また、このような場合には、前述したように正常にメダルが流下する時間に比較して長い時間を要することが多いが、本実施例では、検出無効時間がメダル詰まりを判定するための最大検出時間よりも長く設定されており、取込側流路302を流下するメダルの検出が無効化される時間が担保されるため、投入検出異常の発生を確実に防止できる。
【0083】
また、投入検出異常の発生を防止するためには検出無効時間を極力長い時間とることが好ましいが、検出無効時間をあまり長くとりすぎると、1ゲームに要した時間が短い場合に、次のゲームにて投入されたメダルの検出が無効化されてしまう可能性があることから、検出無効時間を、1ゲームに要する最短時間より短くする必要がある。
【0084】
本実施例の場合には、図13(b)に示すように、ゲームの開始から各リールの停止操作が有効となるまでの時間が最短で100ms、いずれかのリールの停止操作がされ、該当するリールが停止した後、再び残りのリールの停止操作が有効となるまでに要する時間が最短で200ms(図柄の引込を伴わない場合)とされており、これらの時間を考慮すると、1ゲームに要する理論上の最短時間は500msとなる。また、ゲームの開始から各リールの停止操作が有効となるまでの時間は通常100ms以上かかるうえに、リールが停止した後、再び残りのリールの停止操作が有効となるまでに要する時間も引込制御が行われることにより200ms以上かかることが多いため、1ゲームに要する実際の最短時間は500msを越える時間となる。
【0085】
このため本実施例では、500ms、すなわち1ゲームに要する最短時間の範囲で極力長い時間が検出無効時間として設定されており、取込側流路302を流下するメダルの検出が無効化される時間が十分に担保され、投入検出異常の発生を確実に防止できるうえに、次のゲームにて投入されたメダルの検出が無効化されてしまうといった不都合も回避できる。
【0086】
また、本実施例では、メダルの投入の受付が不可能な状態となってから検出無効時間が経過するまでの間、第1〜3投入センサ31a〜cの検出を無視することで、第1〜3投入センサ31a〜cの検出が無効化されるようになっており、第1〜3投入センサ31a〜cの検出を行うための回路構成を変更することなく、制御を変更するのみで検出を無効化することができる。
【0087】
また、メイン制御部41は、投入メダル判定処理において投入検出異常と判定した場合、すなわち投入エラーフラグを設定した場合に、リセット操作によりエラーが解除されるまでの間ゲームの進行を不能動化し、投入検出異常を示すエラーコードを遊技補助表示器10に表示させてその旨を報知する投入エラー処理を実行する。これにより外部から投入検出異常が判定された旨を把握できるので、前述した糸吊り(メダルの逆戻し)や半分メダル回し等の不正行為を効果的に防止できる。また、投入エラー処理に伴いゲームの進行が不能動化されるので、投入検出異常が判定された状態で遊技が進行してしまうことを防止することができる。
【0088】
尚、本実施例では、遊技補助表示器10に投入検出異常を示すエラーコードを表示することで投入検出異常を外部から特定できるようになっているが、エラーコードの表示に加えて、投入検出異常と判定されたときにその旨を示す信号を呼出ランプやホールコンピュータ等の周辺機器に出力することで投入検出異常を外部から特定できるようにしても良い。また、遊技補助表示器10に通過検出異常を示すエラーコードを表示せずに投入検出異常と判定された旨を示す信号をホールコンピュータ等、遊技者の目に触れることのない周辺機器に出力するようにしても良く、これにより、不正をしている人物に気付かれずに不正を検知できる。
【0089】
図14は、前述した投入エラー処理の実行契機を示すタイミングチャートである。
【0090】
これら投入エラー処理が実行される契機は、その時点でホッパーモータ32によるメダルの払出動作が行われているか否かによって異なる。
【0091】
詳しくは、投入検出異常を示す投入エラーフラグが設定された時点で、ホッパーモータ32によるメダルの払出動作が行われていない場合には、その時点で投入エラー処理を実行し、ゲームの進行が不可能な状態に制御する。すなわち異常の判定によりゲームの進行が不能動化される。
【0092】
また、投入検出異常を示す投入エラーフラグが設定された時点で、ホッパーモータ32によるメダルの払出動作が行われている場合には、その終了後、投入エラー処理を実行し、ゲームの進行が不可能な状態に制御する。
【0093】
このように本実施例では、投入検出異常を判定した場合に、ゲームの進行が不能動化されるようになっており、エラーが解消されるまでゲームの進行を停止させることができるため、不正がなされた状態やメダル詰まり等の不具合が生じた状態でゲームが進行してしまうことを防止できる。
【0094】
また、投入エラー処理では、ゲームの進行の不能動化に加えて投入検出異常を示すエラーコードが遊技補助表示器10に表示されてその旨が報知されるため、エラーの原因を外部にて把握できるうえに、係員等がエラーの発生に対して迅速に対応することができる。
【0095】
また、本実施例では、投入検出異常を判定した場合でも、ホッパーモータ32によるメダルの払出動作が行われている場合には、その終了を待って投入エラー処理が実行されるようになっており、投入検出異常の判定時点でホッパーモータ32によるメダルの払出動作を中断し、エラーの解除に伴い再びホッパーモータ32によるメダルの払出動作を再開する等の複雑な制御を行う必要がないため、メイン制御部41の制御負荷を軽減できる。
【0096】
以上説明したように、本実施例のスロットマシン1では、不正器具を用いて光学的にメダルの通過を検出する第1投入センサ31a、第3投入センサ31cか、機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する第2投入センサ31bのいずれかを誤検出させることはできても、これら光学的にメダルの通過を検出する第1投入センサ31a、第3投入センサ31c機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する第2投入センサ31bの双方を誤検出させたうえに、これら各投入センサの検出状態の関係が予め定められた条件を満たさなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが非常に困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
【0097】
尚、本実施例では、光学的にメダルの通過を検出する投入センサとして、取込側流路302を挟んで対向する位置に配置された投光部及び受光部を有し、メダルの通過により投光部の光が遮断されて受光部が非受光となったときにメダルを検出する投受光型センサを用いているが、例えば、取込側流路302における同じ側の側面に配置された投光部と受光部を有し、投光部の光が通過するメダルに反射して受光部が受光したときにメダルを検出する反射型センサを用いても良い。更には、これら双方の機能を持ち合わせたセンサ、すなわち取込側流路302を挟んで投光部と対向する位置に配置された第1の受光部と、投光部と同じ側に配置された第2の受光部を有し、投光部の光がメダルの通過により遮断されて第1の受光部が非受光となり、かつ投光部の光が通過するメダルに反射して第2の受光部が受光したときにメダルを検出するセンサを用いても良い。
【0098】
また、本実施例では、光学的にメダルの通過を検出する第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cと、機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する第2投入センサ31bと、が取込側流路302内を流下するメダルを同時に検出可能な位置に配置されており、不正器具を使用する場合には、光学的にメダルの通過を検出する第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cと、機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する第2投入センサ31bの双方を同時に誤検出させなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが一層困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
【0099】
また、本実施例では、第1〜3投入センサ31a〜cが、取込側流路302を正常に流下するメダルが第1投入センサ31a、第3投入センサ31cの順番で検出される位置に配置されているとともに、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に第2投入センサ31bが検出される位置に配置されており、光学的にメダルを検出する第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cの検出順に基づいてメダルの流下方向も検出できるので、糸吊り(メダルの逆戻し)等の不正を検知できるうえに、不正器具を使用する場合には、光学的にメダルを検出する第1投入センサ31a及び第3投入センサ31cを誤検出させている間に機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する第2投入センサ31bを誤検出させなければならず、不正器具を用いてメダルの投入を判定させることが一層困難となるので、不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる不正行為を効果的に防止することができる。
【0100】
尚、本実施例では、第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に第2投入センサ31bが検出されることでメダルの投入が判定されるようになっているが、少なくとも光学的にメダルの通過を検出する投入センサと機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する投入センサの検出状態の関係、光学的にメダルの通過を検出する投入センサと機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する投入センサの検出順や検出タイミング、検出時間等の関係が予め定められた条件を満たすことでメダルの投入が判定される構成であれば良く、例えば、第1〜3投入センサ31a〜cが予め定められた順番で検出されることでメダルの投入が判定されるようにしても良い。
【0101】
また、本実施例では、光学的にメダルの通過を検出する投入センサを2つ設け、機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する投入センサを1つ設けた構成としているが、光学的にメダルの通過を検出する投入センサの数及び機械的な動作に応じてメダルの通過を検出する投入センサの数は任意に変更可能である。
【0102】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0103】
例えば、前記実施例のスロットマシン1では、第1投入センサ31a、第2投入センサ31cの投光部及び受光部の向きが全て同一方向であるが、少なくとも上端または下端の一方に沿って配置されたセンサのうち、いずれか1つのセンサの投光部と受光部の向きが、他のセンサの投光部と受光部の向きと逆に配置されるようにしても良い。これにより、発光素子を搭載した不正器具を用いてメダルの投入を誤検出させる場合には、不正器具の両側に発光素子を搭載しなければならず、器具の厚みが増して不正器具をメダルの投入口4からセンサの位置まで挿入することが困難となるため、発光素子を搭載した不正器具を用いた不正行為を効果的に抑止することができる。更にこの場合には、メダル投入口4からセンサまでの少なくとも一部の経路幅がメダルの厚みよりもわずかに幅広に形成されていることが好ましく、このようにすれば、メダルの流下を妨げず、かつメダルの厚み以上の不正器具を投光部と受光部の間に配置することがほぼ不可能となるので、発光素子を搭載した不正器具を用いた不正行為をより効果的に抑止することができる。尚、メダルの厚みよりもわずかに幅広に形成されているとは、メダルの厚みを越える幅でメダルの厚みの2倍未満の幅に形成されているものであれば良い。また、投入センサの投光部と受光部の離間幅をメダルの厚みよりもわずかに幅広に形成した場合でも同様の効果が得られる。
【0104】
また、前記実施例における投入流路301に、投入流路301内に可動片306と同様の可動片、すなわちメダルが流下していない状態では流路内に突出した状態に付勢され、メダルの通過により揺動する可動片と、当該可動片の動作を検知することで投入流路301内の物体の通過を検出する物体検出手段と、を設け、物体検出手段が一定時間以上連続して物体を検出したときに異常を判定するようにしても良く、この場合には、不正器具が挿入されている可能性があるので、不正器具の使用を未然に防止することができる。
【0105】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0106】
本発明の請求項1は、1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置(リール2L、2C、2R)の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン1であって、メダル投入口(メダル投入口4)から投入されたメダルを前記賭数の設定に用いるために取り込むための取込経路(投入流路301、取込側流路302)と、投光部と受光部を有し、受光部による投光部の光の受光状態に基づいて前記取込経路を流下するメダルを光学的に検出する光学的検出手段(第1投入センサ31a、第3投入センサ31c)と、前記取込経路内のメダルの流下に応じて動作する可動片(可動片306)を有し、該可動片の動作に基づいて前記取込経路を流下するメダルを検出する機械的検出手段(第2投入センサ31b)と、を含む複数の投入メダル検出手段(第1〜3投入センサ31a〜c)と、前記複数の投入メダル検出手段の検出状態の関係が予め定められた条件(第1投入センサ31aが検出されてから第3投入センサ31cが検出されなくなるまでの間に第2投入センサ31bが検出されること)を満たすか否かを判定する検出状態判定手段(メイン制御部41)と、前記検出状態判定手段により前記予め定められた条件を満たすと判定されたことに基づいてメダルの投入を判定する投入判定手段(メイン制御部41)と、を備える。
【0107】
本発明の請求項2は、前記光学的検出手段(第1投入センサ31a、第3投入センサ31c)及び前記機械的検出手段(第2投入センサ31b)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)を流下するメダルを同時に検出可能な位置に配置されている。
【0108】
本発明の請求項3は、前記光学的検出手段(第1投入センサ31a、第3投入センサ31c)は、第1の光学的検出手段(第1投入センサ31a)及び該第1の光学的検出手段よりも下流側でかつ該第1の光学的検出手段と同時にメダルを検出可能な位置に配置された第2の光学的検出手段(第3投入センサ31c)を含み、前記機械的検出手段(第2投入センサ31b)は、前記第1の光学的検出手段よりも下流側でメダルを検出可能でかつ前記第2の光学的検出手段よりも上流側でメダルを検出可能な位置に配置されており、前記検出状態判定手段(メイン制御部41)は、前記第1の光学的検出手段が検出状態となってから前記第2の光学的検出手段が非検出状態となるまでの間に前記機械的検出手段がメダルを検出したときに、前記予め定められた条件を満たすと判定する。
【0109】
本発明の請求項4は、前記可動片(可動片306)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、メダルの流下時に押圧される押圧面(押圧面306a)がメダルに押圧された際に前記取込経路の内側面(内壁302a)と面一となるように形成されている。
【0110】
本発明の請求項5は、前記可動片(可動片306)は、腐食しにくくかつ耐摩耗性の高い金属部材(ステンレス、チタン等)にて形成されている。
【0111】
本発明の請求項6は、前記可動片(可動片306)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路の下流側からのメダルの移動が規制される形状に形成されている。
【0112】
本発明の請求項7は、前記可動片(可動片306)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)内に出没自在に設けられ、該取込経路内を流下するメダルに押圧されることで動作するとともに、前記取込経路を流下するメダルの中心が通る軌跡よりも外側で押圧される位置に配置されている。
【0113】
本発明の請求項8は、前記複数の投入メダル検出手段(第1〜3投入センサ31a〜c)によるメダルの連続検出時間が、1枚のメダルを検出する時間(100ms)の2倍以上の最大検出時間(200ms)を超えたときに異常(投入検出異常)と判定する異常判定手段(メイン制御部41)と、前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理(投入エラー処理)を実行する異常時処理手段(メイン制御部41)と、を備える。
【0114】
本発明の請求項9は、前記複数の投入メダル検出手段(第1〜3投入センサ31a〜c)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)に沿って配置されており、前記取込経路を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路(排出側流路303)に切り替える流路切替手段(流路切替板304、流路切替ソレノイド36、メイン制御部41)を備え、前記流路切替手段は、メダルを1枚だけ投入可能な状態において前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段(第1投入センサ31a)が検出したときにメダルの流下経路を前記返却経路に切り替える。
【0115】
本発明の請求項10は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)を流下するメダルを前記複数の投入メダル検出手段(第1〜3投入センサ31a〜c)の配置位置よりも上流側で遊技者に返却するための返却経路(排出側流路303)に切り替える流路切替手段(流路切替板304、流路切替ソレノイド36、メイン制御部41)と、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最大検出時間(200ms)を超えたときに異常(投入検出異常)と判定する異常判定手段(メイン制御部41)と、前記異常判定手段により異常と判定されたときに所定の異常時処理(投入エラー処理)を実行する異常時処理手段(メイン制御部41)と、前記流路切替手段により前記メダルの流下経路が前記返却経路に切り替わったときから前記最大検出時間よりも長く定められた無効化時間(500ms)が経過するまでの間、前記投入メダル検出手段によるメダルの検出を無効化する無効化手段(メイン制御部41)と、を備える。
【0116】
本発明の請求項11は、前記複数の投入メダル検出手段(第1〜3投入センサ31a〜c)は、前記取込経路(投入流路301、取込側流路302)に沿って配置されており、前記異常判定手段(メイン制御部41)は、前記複数の投入メダル検出手段の全てがメダルを検出していない状態で、前記複数の投入メダル検出手段のうち最も上流側の投入メダル検出手段(第1投入センサ31a)のみがメダルを検出したときに、該検出に基づいて異常と判定しない。
【0117】
本発明の請求項12は、前記異常判定手段(メイン制御部41)は、前記複数の投入メダル検出手段によるメダルの連続検出時間が所定の最小検出時間(10ms)に満たないときにも異常(投入検出異常)と判定することを特徴とする。
【0118】
本発明の請求項13は、前記メダルの払出を行う払出装置(ホッパーモータ32)を備え、前記異常時処理手段(メイン制御部41)は、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われていないときに前記異常判定手段(メイン制御部41)が異常と判定した場合に即時に前異常時処理(投入エラー処理)を実行し、前記払出装置によりメダルの払出動作が行われているときに前記異常判定手段が異常と判定した場合に該払出動作の終了を待って前記異常時処理を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0119】
【図1】本発明が適用された実施例のスロットマシンの正面図である。
【図2】スロットマシンの構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は、メダルセレクタの構造を示す断面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。
【図4】(a)は、メダルセレクタの構造を示す断面図であり、(b)は、(a)のC−C断面図である。
【図5】(a)(b)は、図3(a)のB−B断面図、(c)は、図4(a)のD−D断面図である。
【図6】(a)〜(f)は、メダルセレクタにおけるメダルの流下状況を示す図である。
【図7】メダルセレクタ内に設けられた投入センサがメダルを検出する際の正常な検出状態の遷移を示すタイミングチャートである。
【図8】(a)は、メダル投入に伴う不正の一例を示す図であり、(b)は、その際の投入センサの検出状態の遷移を示すタイミングチャートである。
【図9】(a)は、メダル投入に伴う不正の一例を示す図であり、(b)は、その際の投入センサの検出状態の遷移を示すタイミングチャートである。
【図10】メイン制御部が実行する投入メダル判定処理の制御内容を示すフローチャートである。
【図11】(a)は、あと1枚メダルを投入することでメダルの受付が不可能となる状態で投入センサが検出された際のメダル流路の切り替わり状況を示すタイミングチャートであり、(b)は、その際のメダルの流下状況を示す図である。
【図12】(a)は、投入センサの検出状態の遷移の一例を示すタイミングチャートであり、(b)は、その際のメダルの流下状況を示す図である。
【図13】(a)は、メダルセレクタによる流路の切替に伴う投入センサの有効/無効の制御を示すタイミングチャートである。(b)は、1ゲームに要する最短時間の構成を示すタイミングチャートである。
【図14】(a)(b)は、メイン制御部が実行する投入エラー処理の実行契機を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
【0120】
1 スロットマシン
2L、2C、2R リール
4 メダル投入部
31a〜c 投入センサ(第1〜3投入センサ31a〜c)
41 メイン制御部
302 取込側流路
303 排出側流路
306 可動片




 

 


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