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浴槽取付構造 - 松下電工株式会社
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発明の名称 浴槽取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−230460(P2006−230460A)
公開日 平成18年9月7日(2006.9.7)
出願番号 特願2005−45345(P2005−45345)
出願日 平成17年2月22日(2005.2.22)
代理人 【識別番号】100087664
【弁理士】
【氏名又は名称】中井 宏行
発明者 馬越 朝康
要約 課題
施工が容易でありながら、浴槽と壁面パネルとの隙間に侵入する水に対して、排水対策がなされた浴槽取付構造を提供する。

解決手段
浴室の壁面パネル4に取付けられた固定具3に、浴槽2のフランジ部2aを掛止固定して、浴槽2を取付ける構造とした浴槽取付構造において、上記固定具3は、主枠部Aと、該主枠部Aの左右両側に延設される折返枠部Bとが平面視してコの字状の枠体3aに形成されており、上記枠体3aの上端には、排水勾配を形成した樋部3bと、上記フランジ部2aを掛け止めする掛止部3cとが連なって形成されていることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
浴室の壁面パネルに取付けられた固定具に、浴槽のフランジ部を掛止固定して、浴槽を取付ける構造とした浴槽取付構造において、
上記固定具は、主枠部と、該主枠部の左右両側に延設される折返枠部とが平面視してコの字状の枠体に形成されており、上記枠体の上端には、排水勾配を形成した樋部と、上記フランジ部を掛け止めする掛止部とが連なって形成されていることを特徴とする浴槽取付構造。
【請求項2】
請求項1において、
上記主枠部の樋部は、その中央部を頂点として左右に向かって下り傾斜する排水勾配が形成され、かつ上記折返枠部の樋部は、上記主枠部との連結部を基端とする基端部から終端部に向かって下り傾斜する排水勾配が形成されていることを特徴とする浴槽取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽取付構造に係り、詳しくは浴槽と浴室の壁面パネルとの隙間から侵入する水を排水可能な浴槽取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、浴室内のカビ汚れ等を防ぐため、排水性を良くする構造が種々提案されており、その中でも特に手入れの行き届かない場所として、浴槽下の周辺は、簡易な構造でありながら、排水性のよいものが望まれる。
下記特許文献1には、浴槽の外側を外観よく覆い隠すための浴槽のエプロン取付構造において、簡易な構造でありながら、浴槽下周辺への水の侵入を防ぐために、該エプロンを浴槽と隙間なく密接に取付可能な構造が開示されている。
【0003】
ところで、上述のような従来の浴槽取付構造は、壁面パネルの数箇所に取り付けられた固定具によって、浴槽を固定支持する取り付け構造となっている。
下記特許文献2は、そのような浴槽の取り付け構造に関し、支持具(固定具)における起立状の引掛け部に対して、浴槽のリム部を所定厚みの弾性材を介して接触させるとともに、リム部外面と壁パネル内面との間に所定の隙間を生ぜしめ、その隙間に弾性を有するシール部材を介挿してシールするようになしたものが開示されている。
【特許文献1】特開平11−76085号公報
【特許文献2】特開平9−206236号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図4は、従来の浴槽取付構造を示す斜視図である。また、図5は、従来の固定具に浴槽が取付固定された状態を示す要部の部分破断斜視図である。
図中、100は床パン、200は浴槽、200aは浴槽200のフランジ部、300は固定具、300aはフランジ部200a周縁の下向きリム部200bを掛止固定する掛止部、400は壁面パネル、500は目地、600は床セキを夫々示している。
この従来の浴槽取付構造によれば、床パン100の四方に壁面パネル400を立設し建て込みをした後、壁面パネル400の適所に複数の固定具300をビス止めして取り付け、該固定具300とフランジ部200aとを掛止嵌合させることにより、浴槽200を固定し取付ける構造としている。浴槽200を据え付ける際には、浴槽200のフランジ部200aをリム部200bをして掛止部300aに掛止固定されるように床パン100の上に浴槽200を載置し、浴槽200が固定されたことを確認した後に、目地500で浴槽200と壁面パネル400との間に生じる隙間を塞いで水等の浸入を防ぎ、浴槽下周辺のカビ等の発生を防止せんとしている。
【0005】
しかしながら、従来の構造においては、浴槽200と壁面パネル400との隙間に目地500を装填させても、防ぎきれず侵入してしまう水に対しては、何ら排水対策がなされていなかった。また、上記隙間から侵入してくる水を防ぐ役目は、目地500のみが担っているため、目地500を取り付け施工を必要とし、これにより施工時間が長くなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、施工が容易でありながら、浴槽と壁面パネルとの隙間に侵入する水に対して、排水対策がなされた浴槽取付構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、提案される請求項1は、浴室の壁面パネルに取付けられた固定具に、浴槽のフランジ部を掛止固定して、浴槽を取付ける構造とした浴槽取付構造において、上記固定具は、主枠部と、該主枠部の左右両側に延設される折返枠部とが平面視してコの字状の枠体に形成されており、上記枠体の上端には、排水勾配を形成した樋部と、上記フランジ部を掛け止めする掛止部とが連なって形成されていることを特徴とする。
ここで上記固定具は、主枠部と左右の折返枠部とが一体成型されるものに限定されず、これらが夫々別体に成型されたものを組み合わせて形成されるものでもよい。
【0008】
請求項2は、請求項1において、上記主枠部の樋部は、その中央部を頂点として左右に向かって下り傾斜する排水勾配が形成され、かつ上記折返枠部の樋部は、主枠部との連結部を基端とする基端部から終端部に向かって下り傾斜する排水勾配が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1によれば、固定具は、主枠部と、該主枠部の左右両側に延設される折返枠部とが平面視してコの字状の枠体に形成されているので、該枠体により浴槽をしっかりと強固に固定することができるので、浴槽の転倒や位置ずれを防止できる。
また枠体の上端には、排水勾配を形成した樋部と、上記フランジ部を掛け止めする掛止部とが連なって形成されているので、浴槽と壁面パネルとの隙間から水が浸入しても、樋部が水受けとなり、排水勾配が形成されているので、これをつたって侵入した水をスムーズに排水することができる。
よって、浴槽と壁面パネルから侵入する水が浴槽下に流下し滞留してしまう心配がないので、目地或いはパッキン等の止水材を用いない構成としてもよい。
上記止水材を用いない構成とした場合は、施工工数を減らすことができる一方、上記止水材を用いる場合は、本発明の排水構造との相乗効果でより一層、浴槽下を清潔に保つことができる。
【0010】
請求項2によれば、主枠部の樋部は、その中央部を頂点として左右に向かって下り傾斜する排水勾配が形成され、かつ上記折返枠部の樋部は、主枠部との連結部を基端とする基端部から終端部(洗い場側)に向かって下り傾斜する排水勾配が形成されているので、浴槽と壁面パネルとの隙間のどこから水が浸入しても、樋部をつたってその水を排水することができ、また上記終端部に到達した水を浴室の排水口へ導く構成としてやれば、手入れの行き届きにくい浴槽下周辺のカビ等の汚れを防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図とともに本発明の実施の形態について説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は本発明の浴槽取付構造が採用された浴室内を示した斜視図であり、浴槽を設置する前の状態を示している。図2は本発明の浴槽設置状態の横断平面図、図3は本発明の浴槽取付構造おける固定具の縦断面図であり、(a)は図1のX−X部の縦断面図、(b)は図1のY−Y部の縦断面図、(c)は図1のZ−Z部の縦断面図を夫々示している。
【0013】
図において、1は床パン、2は浴槽、2aは浴槽のフランジ部、2bはフランジ部2aの周縁に下向きに形成されたリム部、3は浴槽2を固定するための固定具、3aは固定具3の支持部となりビス止め用のビス孔3dが形成されている枠体、3bは枠体3aの上端に連成され、浸水の排水経路となる樋部、3cは前記樋部3bの上端に連成され、フランジ部2aのリム部2bを掛け止め固定する掛止部、4は床パンの四方に立設される壁面パネル、Pは、壁面パネル4と固定具3との間をシールする弾性材製のパッキン部材、5は排水口、6は洗い場側から水等が浴槽下へ流入しないように堰き止める床セキ、7は浴槽下の排水を排水口5へ導く水導き溝、8は浴槽2を外観よく覆い隠すために浴槽2の洗い場側前面に取り付けられるエプロンである。
【0014】
本発明の浴槽2の取り付け構造は、床パン1の四方に壁面パネル4を立設し、建て込みをした後、壁面パネル4の適所に固定具3を取り付け、浴槽2を床パン1上の支持台(不図示)に載置させ、該固定具3とリム部2bとを嵌合させることにより、浴槽2を位置決め固定し取付ける構造としている。ここで浴槽2と壁面パネル4との間にできる隙間に目地或いはパッキン等の止水材(不図示)を用いる構成としてもよいが、本発明の浴槽取付構造によれば、上記隙間から侵入する水の排水性がよいため、該止水材を用いなくてもよい。
ここで固定具3は、浴槽2の転倒防止、位置ずれを防止するために用いられ、浴槽2が設置されたときに、当接する壁面パネル4の三方に、浴槽2の大きさ(深さ等)に応じて浴槽2をセットする前に、適所に設けられたビス孔3dを介してビス止めされて取付けられるものである。
【0015】
本発明の浴槽取付構造に採用される固定具3は、図1に示すように、主枠部Aと、該主枠部Aの左右両側に延設される折返枠部Bとからなり、平面視してコの字状の枠体3aに形成されることを特徴とし、且つ該枠体3aの上端には、排水勾配を形成した樋部3bと、フランジ部2aを掛け止めする掛止部3cとが連なって形成されていることを特徴とする。
固定具3はコの字状に一体成型されるものでもよいし、主枠部Aと折返枠部Bとを別体に成型されるものであってもよい。
【0016】
また本発明の浴槽取付構造に採用される主枠部Aの樋部3bは、その中央部C1を頂点として左右に向かって下り傾斜する排水勾配が形成され、かつ折返枠部Bの樋部3bは、主枠部Aとの連結部C2を基端とする基端部から終端部C3に向かって下り傾斜する排水勾配が形成されていることを特徴とする。
【0017】
図2は浴槽2が設置された状態を示した浴室の横断平面図である。
上述のように、樋部3bには、排水勾配が形成されているため、浴槽2と壁面パネル4の間から侵入した水は、樋部3bをつたって終端部C3へと流れ込むよう形成されている。よって、終端部C3へ流れてきた排水は、終端部C3から床パン1に形成される水導き溝7に流下し、排水口5に誘導されるので、床パン1上に拡がることなく、また洗い場側へ流れ込むことなく、排水口5より排水される。
【0018】
図3の(a)〜(c)には、主枠部Aの中央部C1付近に位置する図1のX−X部の縦断面図、中央部C1と連結部C2との中間に位置する図1のY−Y部の縦断面図、折返枠部Bと連結される連結部C2付近に位置する図1のZ−Z部の縦断面図を夫々を図2(a)の枠体3aの上端を基準Sに並べて示している。
この図より、主枠部Aの樋部3bは、中央部C1を頂点として、折返枠部Bとの連結部C2へ向かって下り傾斜していることがわかる。
図2に示されていない、図1に示す他方(正面右方向)の主枠部Aも、中央部C1を中心として図2とは対称方向に連結部C2に向かって下り傾斜しているので、浴槽2と壁面パネル4との間から侵入してきた水は、樋部3bをつたって連結部C2方向へ排水される。
【0019】
そして連結部C2に流れてきた排水は、折返枠部Bへと流れていく。該折返枠部Bにも主枠部Aと同様に樋部3bが形成されており、この折返枠部Bの樋部3bは、主枠部Aとの連結部C2を基端部として、終端部C3に向かって下り傾斜して形成されている。よって、折返枠部Bへ流れてきた排水は次に終端部C3に向かって排水されることになる。
なお終端部C3に向かって排水される水は、上記の主枠部Aから流れてきた排水に限られず、浴槽2と壁面パネル4との間から侵入してきた水も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の浴槽取付構造が採用された浴室内の一部を示した要部の部分破断斜視図である。
【図2】本発明の浴槽設置状態の横断平面図である。
【図3】本発明の浴槽取付構造おける固定具の縦断面図であり、(a)は図1のX−X部の縦断面図、(b)は図1のY−Y部の縦断面図、(c)は図1のZ−Z部の縦断面図図である。
【図4】従来の浴槽取付構造を示す斜視図である。
【図5】従来の固定具に浴槽が取付固定された状態を示す断面斜視図である。
【符号の説明】
【0021】
1 床パン
2 浴槽
2a フランジ部
3 固定具
3a 枠体
3b 樋部
3c 掛止部
4 壁面パネル




 

 


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